JP7274980B2 - 溶接検査装置、溶接検査方法、溶接検査システム、溶接検査用プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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Description
3 転動機構
4 制御部
5 情報処理部
5A 取得部
5B 解析部
5C 判別部
21 移動体
22 レーザ計測部
22A レーザ出入力部
22B 鏡部
22C 回転機構
22D 軸方向移動機構
22E 交差方向移動機構
22F 位置検出部
23 レール
23A 車輪
23B クランプ機構
23C 目盛
41 判定部
58 記録媒体
63 交点
101 キャスク(円筒構造体)
121 胴本体(内筒)
125 外筒
126 伝熱フィン(フィン)
128 溶接部
129 狭隘部
L1,L2,L3 交点からの距離
S 軸線
Claims (22)
- 溶接部で接合された複数の板材あるいは構造物で囲まれて前記溶接部の延在方向に沿って形成された狭隘部の内部で前記溶接部を検査する溶接検査装置であって、
前記狭隘部の内部で前記溶接部の延在方向に沿って移動する移動体と、
前記移動体に搭載されて前記溶接部を含む周囲の表面形状を計測するレーザ計測部と、
を有し、
前記レーザ計測部は、前記移動体の移動方向に延在する軸線に沿ってレーザを出力する一方で前記軸線に沿って反射したレーザを入力するレーザ出入力部と、
前記レーザ出入力部から出力されたレーザを前記軸線の交差方向に屈折させて前記溶接部に照射する一方で前記溶接部に反射したレーザを前記レーザ出入力部に向けて屈折させる鏡部と、
を有しており、
前記レーザ出入力部と前記鏡部とを前記移動体の移動方向に延在する軸線に沿って相対移動させてレーザの測定レンジを調整できる軸方向移動機構を有する、溶接検査装置。 - 溶接部で接合された複数の板材あるいは構造物で囲まれて前記溶接部の延在方向に沿って形成された狭隘部の内部で前記溶接部を検査する溶接検査装置であって、
前記狭隘部の内部で前記溶接部の延在方向に沿って移動する移動体と、
前記移動体に搭載されて前記溶接部を含む周囲の表面形状を計測するレーザ計測部と、
前記移動体の移動方向に延在する軸線の交差方向に前記レーザ計測部を移動させてレーザの測定レンジを調整できる交差方向移動機構を有する、溶接検査装置。 - 前記移動体の移動方向に延在する軸線を中心に前記レーザ計測部を回転移動する回転機構を有する、請求項1または2に記載の溶接検査装置。
- 前記移動体の移動位置を検出する位置検出部を有する、請求項1から3のいずれか1つに記載の溶接検査装置。
- 前記レーザ計測部による計測範囲が前記溶接部を含む周囲の所定範囲であるか否かを判定する判定部を有する、請求項1から4のいずれか1つに記載の溶接検査装置。
- 前記移動体の移動を支持する支持部を有する、請求項1から5のいずれか1つに記載の溶接検査装置。
- 前記支持部は、前記溶接部の延在方向に沿って配置されるレールである、請求項6に記載の溶接検査装置。
- 前記レールは、前記板材あるいは前記構造物の面を転動する車輪を有する、請求項7に記載の溶接検査装置。
- 前記レールは、前記板材あるいは前記構造物に対して固定されるクランプ機構を有する、請求項7または8に記載の溶接検査装置。
- 前記狭隘部は、前記板材をなす内筒および外筒の間に前記板材をなすフィンを溶接部により周方向に複数接合した円筒構造体において、前記内筒および外筒の間で前記フィンに仕切られて周方向に複数設けられており、
前記円筒構造体を周方向に回転移動させる転動機構を有する、請求項1から9のいずれか1つに記載の溶接検査装置。 - 溶接部で接合された複数の板材あるいは構造物で囲まれて前記溶接部の延在方向に沿って形成された狭隘部の内部で前記溶接部を検査する溶接検査方法であって、
前記狭隘部の内部で前記溶接部の延在方向に沿ってレーザ計測部を移動させる工程と、
前記レーザ計測部により計測された前記溶接部を含む周囲の表面形状のデータを取得する工程と、
を含み、
前記レーザ計測部は、前記レーザ計測部の移動方向に延在する軸線に沿ってレーザを出力する一方で前記軸線に沿って反射したレーザを入力するレーザ出入力部と、
前記レーザ出入力部から出力されたレーザを前記軸線の交差方向に屈折させて前記溶接部に照射する一方で前記溶接部に反射したレーザを前記レーザ出入力部に向けて屈折させる鏡部と、
を有しており、
前記レーザ出入力部と前記鏡部とを前記レーザ計測部の移動方向に延在する軸線に沿って相対移動させてレーザの測定レンジを調整できる軸方向移動機構を有し、
レーザの測定レンジを調整し、レーザ計測部による計測範囲が前記溶接部を含む周囲の所定範囲となるように前記軸方向移動機構を作動する工程をさらに含む、溶接検査方法。 - 溶接部で接合された複数の板材あるいは構造物で囲まれて前記溶接部の延在方向に沿って形成された狭隘部の内部で前記溶接部を検査する溶接検査方法であって、
前記狭隘部の内部で前記溶接部の延在方向に沿ってレーザ計測部を移動させる工程と、
前記レーザ計測部により計測された前記溶接部を含む周囲の表面形状のデータを取得する工程と、
を含み、
前記レーザ計測部を前記レーザ計測部の移動方向に延在する軸線の交差方向に移動させてレーザの測定レンジを調整できる交差方向移動機構を有し、
レーザの測定レンジを調整し、レーザ計測部による計測範囲が前記溶接部を含む周囲の所定範囲となるように前記交差方向移動機構を作動する工程、をさらに含む、溶接検査方法。 - 前記レーザ計測部の移動方向に延在する軸線を中心に前記レーザ計測部を回転移動する回転機構を有し、
レーザ計測部による計測範囲が前記溶接部を含む周囲の所定範囲となるように前記回転機構を作動する工程、
をさらに含む、請求項11または12に記載の溶接検査方法。 - 前記溶接部の延在方向に沿って前記狭隘部の内部にレールを設置する工程と、
前記レールに沿って前記レーザ計測部を移動させる工程と、
をさらに含む、請求項11から13のいずれか1つに記載の溶接検査方法。 - 前記狭隘部は、前記板材をなす内筒および外筒の間に前記板材をなすフィンを溶接部により周方向に複数接合した円筒構造体において、前記内筒および外筒の間で前記フィンに仕切られて周方向に複数設けられており、
前記円筒構造体を周方向に回転移動可能に設け、検査対象となる前記狭隘部を最も下側に移動させて検査を行う、
請求項11から14のいずれか1つに記載の溶接検査方法。 - 溶接部で接合された複数の板材あるいは構造物で囲まれて前記溶接部の延在方向に沿って形成された狭隘部の内部で、前記溶接部の延在方向に沿って移動されたレーザ計測部により計測された前記溶接部を含む周囲の表面形状のデータを取得する取得部と、
前記表面形状のデータから前記溶接部で接合された2つの前記板材あるいは前記構造物の面を延長した交点を算出し、前記交点から前記溶接部までの距離を算出する解析部と、
を有する、溶接検査システム。 - 前記交点から前記溶接部までの距離が設計範囲を満たしているか否かを判別する判別部をさらに有する、請求項16に記載の溶接検査システム。
- 前記溶接部の表面形状が、設計基準の溶接部の表面形状の脚長およびのど厚からなる基準線以上であるか否かを判別する判別部をさらに有する、請求項16または17に記載の溶接検査システム。
- 溶接部で接合された複数の板材あるいは構造物で囲まれて前記溶接部の延在方向に沿って形成された狭隘部の内部で、前記溶接部の延在方向に沿って移動されたレーザ計測部により計測された前記溶接部を含む周囲の表面形状のデータを取得する取得処理と、
前記表面形状のデータから前記溶接部で接合された2つの前記板材あるいは前記構造物の面を延長した交点を算出し、前記交点から前記溶接部までの距離を算出する解析処理と、
をコンピュータに実行させる、溶接検査用プログラム。 - 前記交点から前記溶接部までの距離が設計範囲を満たしているか否かを判別する判別処理を前記コンピュータに実行させる、請求項19に記載の溶接検査用プログラム。
- 前記溶接部の表面形状が、設計基準の溶接部の表面形状の脚長およびのど厚からなる基準線以上であるか否かを判別する判別処理を前記コンピュータに実行させる、請求項19または20に記載の溶接検査用プログラム。
- 請求項19から21のいずれか1つに記載の溶接検査用プログラムを記録している、記録媒体。
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JP2019152481A JP7274980B2 (ja) | 2019-08-23 | 2019-08-23 | 溶接検査装置、溶接検査方法、溶接検査システム、溶接検査用プログラムおよび記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
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JP2019152481A JP7274980B2 (ja) | 2019-08-23 | 2019-08-23 | 溶接検査装置、溶接検査方法、溶接検査システム、溶接検査用プログラムおよび記録媒体 |
Publications (2)
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JP2021032669A JP2021032669A (ja) | 2021-03-01 |
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JP2011017615A (ja) | 2009-07-09 | 2011-01-27 | High Energy Accelerator Research Organization | 白色干渉法による管内面の形状測定装置及び方法 |
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JP2016010805A (ja) | 2014-06-30 | 2016-01-21 | 日立Geニュークリア・エナジー株式会社 | 金属キャスク用伝熱銅フィンの溶接方法及び伝熱銅フィン付き金属キャスク |
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2019
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