JP7274894B2 - 自己注射用補助具 - Google Patents
自己注射用補助具 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7274894B2 JP7274894B2 JP2019051728A JP2019051728A JP7274894B2 JP 7274894 B2 JP7274894 B2 JP 7274894B2 JP 2019051728 A JP2019051728 A JP 2019051728A JP 2019051728 A JP2019051728 A JP 2019051728A JP 7274894 B2 JP7274894 B2 JP 7274894B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- main body
- state
- cap
- self
- syringe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 238000002347 injection Methods 0.000 title claims description 36
- 239000007924 injection Substances 0.000 title claims description 36
- 230000033001 locomotion Effects 0.000 claims description 6
- 230000001105 regulatory effect Effects 0.000 claims description 5
- 230000035515 penetration Effects 0.000 claims description 4
- 238000013459 approach Methods 0.000 claims description 2
- 229940071643 prefilled syringe Drugs 0.000 description 11
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 9
- 210000000078 claw Anatomy 0.000 description 7
- 239000003814 drug Substances 0.000 description 7
- 229940079593 drug Drugs 0.000 description 6
- 230000007246 mechanism Effects 0.000 description 4
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 4
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 4
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 4
- 239000000463 material Substances 0.000 description 3
- 238000000034 method Methods 0.000 description 3
- 230000008569 process Effects 0.000 description 3
- 230000008901 benefit Effects 0.000 description 2
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 2
- 238000000465 moulding Methods 0.000 description 2
- 210000001015 abdomen Anatomy 0.000 description 1
- MOVRNJGDXREIBM-UHFFFAOYSA-N aid-1 Chemical compound O=C1NC(=O)C(C)=CN1C1OC(COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C(NC(=O)C(C)=C2)=O)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C(NC(=O)C(C)=C2)=O)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C(NC(=O)C(C)=C2)=O)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)COP(O)(=O)OC2C(OC(C2)N2C3=C(C(NC(N)=N3)=O)N=C2)CO)C(O)C1 MOVRNJGDXREIBM-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 230000008859 change Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 238000001746 injection moulding Methods 0.000 description 1
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
- 239000000243 solution Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Infusion, Injection, And Reservoir Apparatuses (AREA)
Description
スライド部は筒部を有し、筒部の後側が本体の前部開口から本体内に進入している。
本体内には、チャック部材の動作を規定する動作規定部が設けられ、スライド部を本体に対して相対移動することにより、チャック部材を、把持部が接近し、キャップを把持可能な第一状態と、第一状態よりも把持部間の距離が長く、把持したキャップをリリース可能な第二状態とに配置可能に構成されている。
第二状態における筒部の本体内への進入量は、第一状態における進入量よりも少ない。
図1は、本実施形態に係る自己注射用補助具(以下、単に「補助具」と称する。)1を示す図である。補助具1は、薬剤があらかじめ充填された所定のプレフィルドシリンジと組み合わせて使用することにより、患者自身が行う自己注射を簡便にする。
本体10は前部および後部に開口を有する筒状の構造物であり、シリンジ100のシリンダ部101を収容可能な内部空間を有する。本体10の後部には、幅方向に突出したガイド11が設けられている。
スライド部20は、筒部(後述)と、筒部の前側に設けられたプレート22とを有し、筒部の後側が本体10の前部開口から本体10内に進入している。
本体10およびスライド部20の材質に特に制限はないが、樹脂成型により製造するのが好適である。
図4に、一対のチャック部材の一方であるチャック部材50Aを示す。チャック部材50Aは、第一腕部51と、第二腕部52と、把持部53とを有する。
図5に爪部材57を示す。爪部材57は、略半円状の切り欠き57aを有し、切り欠き57aの周縁から複数の把持突起57bが突出している。爪部材57は、切り欠き57aの向きと切り欠き53aとの向きが一致するように取り付けられている。
チャック部材50A、50Bは、樹脂や金属等で形成できるが、樹脂成型により形成するのが簡便である。
図6に第一部材31の内面を示す。内面には、前後方向に延びる仕切り41が形成されている。本体10の内部空間は、仕切り41により、幅方向中央部のシリンジ収容部42と、シリンジ収容部42を挟んで対向する一対のレール部43との3つの空間に分けられている。
各レール部43には、チャック部材50A、50Bの動きを規定するレール(動作規定部)と、係合凹部46とが形成されている。係合凹部46は、第二部材61との嵌合に使われる。
第一レール32は、前端部32aと、中間部32bと、後端部32cとを有する。中間部32bは本体10の前後方向に直線状に延びている。前端部32aおよび後端部32cは、それぞれ中間部32bと角度をなして、本体10の幅方向(左右方向)外側に延びている。
第二レール33は、前端部33aと、中間部33bと、後端部33cとを有する。中間部33bは本体10の前後方向に直線状に延びている。前端部33aおよび後端部33cは、それぞれ中間部33bと角度をなして、本体10の幅方向内側に延びている。
中間部32bと中間部33bとは、本体10の幅方向において同一の位置にある。
2つのレール部43にそれぞれ設けられた第一レール32および第二レール33は、本体10の筒状構造の中心軸線X1に対して線対称となっている。
本体10は、第一部材31の係合凹部46に第二部材61の係合突起を係合させることにより形成されている。本体10内において、第一部材31のレールと第二部材61のレールとは正対する位置関係にあり、本体10の前後方向における位置および左右方向における位置が一致している。
筒部21の上面21aおよび下面21b(不図示)には、それぞれ2つの軸孔23が貫通している。筒部21において、プレート22付近の外面には、本体10の第一舌片44と係合する突起24が形成されている。上面21aおよび下面21bの後側は、本体内の仕切り41と干渉しないように、一部切り欠かれている。
軸部材25および突起55は、それぞれ第一レール32内および第二レール33内を移動できる。これにより、本体内におけるチャック部材50A、50Bの挙動が規定される。
本体10およびスライド部20にチャック部材50A、50Bが取り付けられた状態において、本体10およびスライド部20の上下方向とチャック部材50A、50Bの直交方向とが一致している。
まず使用者は、スライド部20のプレート22を本体10に接近させ、補助具1を初期状態にする。初期状態では、スライド部20の突起24と本体10の第一舌片44とが係合し、スライド部20が本体10に対して容易に相対移動しないように仮止めされる。
シリンジ100は、本体10内のシリンジ収容部42に進入する。シリンジ100が所定量本体10内に進入すると、シリンダ部101と第二舌片45とが係合し、シリンジ100が本体10に対して一時的に固定される。
初期状態の補助具1にシリンジ100が一時的に固定された状態では、プレート22の貫通孔22aからキャップ103の一部が突出している。
把持部53は、初期状態において、キャップ103(不図示)と接触しない位置関係にあるため、上述したシリンジ100の進入操作を妨げない。
スライド部20が一定量前進すると、チャック部材50A、50Bの突起55は、第二レール33の中間部33bに到達し、軸部材25は、第一レール32の中間部32bに到達する。その結果、チャック部材50A、50Bの第一腕部51は、図9に示すように、本体10の中心軸線X1と平行(略平行を含む)状態となり、把持部53がキャップ103(不図示)に接触する(第一状態)。本実施形態の第一状態においては、爪部材57の把持突起57bが適度にキャップ103に食い込むことにより、把持部53がキャップ103を確実に把持する。
第二状態においては、シリンジ100の位置は変化していないが、スライド部20が本体10に対して前進しているため、シリンジ100の針先は、スライド部20の筒部21内に位置し、鋭利な針先が補助具1外に露出していない。
スライド部20が本体10内に収容されるに伴って、チャック部材50A、50Bは上述したのと逆の流れで動作しつつ本体10に対して後退するが、キャップ103が存在しないため、シリンジ100とは干渉せず、自己注射操作を妨げない。
使用者が補助具1ごとシリンジ100を注射部位から抜去すると、補助具1を使用したシリンジ100の自己注射が終了する。使用者は、シリンジ100を補助具1から抜去して廃棄する。プレフィルドシリンジとして、自己注射後に針がシリンダ部内に収容される構造のものを使用すると、使用後の廃棄も安全に行えるため、好ましい。
第一状態および第二状態における把持部間の距離、キャップを外す際のチャック部材の前進距離等は、第一レールおよび第二レールの各部の態様を適宜設定することにより、容易に調節できる。したがって、どのようなプレフィルドシリンジにも補助具1の構造を適用できる。
10 本体
20 スライド部
32 第一レール(動作規定部)
33 第二レール(動作規定部)
50A、50B チャック部材
53 把持部
100 プレフィルドシリンジ(シリンジ)
103 キャップ
105 針先
Claims (3)
- 針先がキャップに覆われたシリンジに取り付けて使用する自己注射用補助具であって、
前記シリンジの少なくとも一部を収容可能な筒状構造を有する本体と、
筒部を有し、前記筒部の後側が前記本体の前部開口から前記本体内に進入しており、前記本体に対して相対移動可能に取り付けられたスライド部と、
把持部を有し、前記スライド部に支持されて前記本体内に配置された一対のチャック部材と、
を備え、
前記本体内に、前記チャック部材の動作を規定する動作規定部が設けられ、
前記スライド部を前記本体に対して相対移動することにより、前記チャック部材を、
前記把持部が接近し、前記キャップを把持可能な第一状態と、
前記第一状態よりも前記把持部間の距離が長く、把持した前記キャップをリリース可能な第二状態と、
に配置可能に構成され、
前記第二状態における前記筒部の前記本体内への進入量は、前記第一状態における前記進入量よりも少ない、
自己注射用補助具。 - 前記スライド部の一部が前記本体の内部に位置することにより、前記スライド部が前記本体に対して相対移動可能に構成されている、
請求項1に記載の自己注射用補助具。 - 前記動作規定部は、前記本体内に形成されたレールであり、
前記チャック部材の一部が前記レール内に配置され、前記スライド部の前記相対移動に伴って前記レール内を移動することにより、前記チャック部材が前記第一状態および前記第二状態に配置される、
請求項1に記載の自己注射用補助具。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019051728A JP7274894B2 (ja) | 2019-03-19 | 2019-03-19 | 自己注射用補助具 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019051728A JP7274894B2 (ja) | 2019-03-19 | 2019-03-19 | 自己注射用補助具 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020151107A JP2020151107A (ja) | 2020-09-24 |
JP7274894B2 true JP7274894B2 (ja) | 2023-05-17 |
Family
ID=72556618
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019051728A Active JP7274894B2 (ja) | 2019-03-19 | 2019-03-19 | 自己注射用補助具 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7274894B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3143302U (ja) | 2008-05-02 | 2008-07-17 | ワイス株式会社 | 自己注射器補助具 |
JP2015208567A (ja) | 2014-04-28 | 2015-11-24 | 凸版印刷株式会社 | 注射器補助治具 |
JP2017189515A (ja) | 2016-04-15 | 2017-10-19 | 大成化工株式会社 | 注射器補助具 |
US20170361030A1 (en) | 2016-06-15 | 2017-12-21 | Carebay Europe Ltd. | Cap Assembly for Medicament Delivery Device |
JP2018196648A (ja) | 2017-05-24 | 2018-12-13 | タカハタプレシジョン株式会社 | 自己注射補助具 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5395623B2 (ja) * | 2009-11-09 | 2014-01-22 | アボットジャパン株式会社 | 自己注射補助具および自己注射システム |
-
2019
- 2019-03-19 JP JP2019051728A patent/JP7274894B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3143302U (ja) | 2008-05-02 | 2008-07-17 | ワイス株式会社 | 自己注射器補助具 |
JP2015208567A (ja) | 2014-04-28 | 2015-11-24 | 凸版印刷株式会社 | 注射器補助治具 |
JP2017189515A (ja) | 2016-04-15 | 2017-10-19 | 大成化工株式会社 | 注射器補助具 |
US20170361030A1 (en) | 2016-06-15 | 2017-12-21 | Carebay Europe Ltd. | Cap Assembly for Medicament Delivery Device |
JP2018196648A (ja) | 2017-05-24 | 2018-12-13 | タカハタプレシジョン株式会社 | 自己注射補助具 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020151107A (ja) | 2020-09-24 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US11633546B2 (en) | Palm activated drug delivery device | |
KR102328951B1 (ko) | 손바닥 작동식 약물 전달 장치 | |
EP1949929B1 (en) | Safety pen needle with passive safety shield system | |
US3890971A (en) | Safety syringe | |
JP6254714B2 (ja) | 薬剤カートリッジ保持ユニット、及びそれを備えた薬剤注入装置 | |
HU209906B (en) | Feeding device | |
US9950124B2 (en) | Liquid administration tool | |
KR20130131292A (ko) | 니들 차폐부를 갖는 주사 디바이스 | |
JP2014520627A (ja) | 注入装置で使用するためのフランジ拡張装置及びアセンブリの方法 | |
JP2008212631A (ja) | 自動注射器 | |
JP4195900B2 (ja) | 注射針カートリッジ及び注射器 | |
KR20170071576A (ko) | 약물 주사 장치 | |
EP3104913A1 (en) | Self-injection tool with movable needle shroud | |
US11413396B2 (en) | Assisted injection device for selectively injecting a composition contained in a medical container | |
JP7274894B2 (ja) | 自己注射用補助具 | |
JPWO2019203298A1 (ja) | 注射針と注射装置 | |
WO2013046867A1 (ja) | シリンジ | |
JPH0562255U (ja) | 薬剤定量分与器 | |
JP6129674B2 (ja) | 疑似体験デバイス | |
JP7246397B2 (ja) | ペンニードルアセンブリ装置 | |
JP4683285B2 (ja) | 留置針装置 | |
JP6353857B2 (ja) | 自己注射補助具および自己注射システム | |
KR20170083934A (ko) | 슬라이드 타입 주사바늘 찔림 방지 안전장치 | |
JP2019217178A (ja) | ペン型注射器の針ユニットの廃棄用容器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190419 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220218 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221108 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221109 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230110 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230404 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230502 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7274894 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S533 | Written request for registration of change of name |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |