JP7274714B2 - 内視鏡用回収デバイス - Google Patents

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Description

この発明は、内視鏡用回収デバイスに関する。さらに詳しくは、錠剤の包装シートや義歯などの異物を誤飲してしまった場合や消化管で生体組織を除去する場合、内視鏡でその異物や組織を除去する処置が行われるが、その処置に際し使用される回収デバイスの技術に係るものである。
例えば、異物の誤飲に対する除去の処置では、内視鏡のワーキングチャンネルに挿通した鉗子などを用いて異物を把持して体外に引き出して除去するが、異物を引き出す際に異物の鋭利な部分で消化管を損傷させてしまうことがある。また、咽頭は湾曲した形状で部分的に狭くなる部分があるため、把持した異物が通過し難く、脱落してしまうこともある。
また、胃や大腸などの消化管に腫瘍等が存在する場合、内視鏡を使用して切除する術式が行われる。この術式では、切除された組織は鉗子で把持して体外に引き出されるが、肛門や噴門(胃と食道のつなぎ目部分)は絞り込まれた形状で、もともと生理的に狭いため、摘出した組織が通過し難い。そのためには分割して個々に取り出さなければならないが、分割すると正確な病理診断が困難となるため、できる限りそのままの状態での回収が必須となる。
これら難点を解決するため、従前から複数の花弁状フラップを設けた内視鏡アタッチメント(特許文献1)や、テーパ状に広がった異物保持チューブを設けた内視鏡(特許文献2)が知られている。これらの先行技術は、異物収納部を反転させた状態で内視鏡を挿入し患部まで到達させ、その後、内視鏡を排出方向に移動させ、環状臓器の壁面から受ける押圧を利用して異物収納部を展開させるようになっている。
そのため、消化管の内腔サイズによっては展開が上手くいかなかったり、部分的にしか展開されなかったりといった問題があった。また、内視鏡で処置する際に、内視鏡を前進または後進させると異物収納部が意図せずに展開してしまうために処置の邪魔となることもあった。
また、先端がラッパ状に広がる異物収容部を設けたオーバーチューブ(特許文献3)も知られている。この装置は、内視鏡を可撓性鞘体から突出させることで、異物収容部を展開させる。それゆえに内視鏡を突出させた状態では、異物収容部が展開された状態となってしまうため、異物収容部が消化管に突っかかり可撓性鞘体の位置調整ができないといった問題があった。
特開2020-18524号公報 実公昭61-36241号公報 実公平7-45202号公報
そこで、この発明は、前記のような従来の問題を解決し、異物等の収納部を確実に展開でき、しかも異物等の収納部が消化管に突っかかることもなく施術を可能にする内視鏡用回収デバイスを提供することを目的とする。
前記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、生体に適する柔軟な材質からなる内視鏡用回収デバイスであって、所定長さからなる本体チューブを具え、この本体チューブには軸方向に先後端開口の内視鏡挿通用ルーメンが形成されているとともに、先端部にバルーンが、基端側を固定、先端側を所定長さ延ばして袋状となるように取り付けられ、このバルーンは内部に円周方向に所定間隔をおいて複数本のバルーン用支柱を配置し、取付基端周辺で本体チューブ側にめくれた状態に反転可能、かつ流体を注入することによってラッパ状態に展開可能になっていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1において、バルーン用支柱は、先後端開口の中空パイプ状を呈し、開口した各後端が本体チューブの周壁に形成された閉じ糸ルーメンと連通して固着され、この閉じ糸ルーメンには閉じ糸が通され、この閉じ糸は円周方向に隣接するバルーン用支柱の先端貫通穴にも通されたうえ、両端が外部へ引き出されて操作部に連結されており、この操作部により閉じ糸を引くとバルーンの先端側を径方向内側に屈曲して窄められるようになっている。請求項3に記載の発明は、請求項2において、閉じ糸は、バルーン用支柱の先端側の一部が円周方向に隣接するバルーン用支柱の先端開口や先端貫通穴を円周方向に交差状に通されている。
請求項4に記載の発明は、請求項1又は2において、バルーンの外側の壁とバルーン用支柱との間にバルーン補強リングがバルーンの内側の壁に固定して設けられている。
請求項5に記載の発明は、請求項4において、バルーン補強リングは、バルーン用支柱の長さ方向中間位置に配置されている。
請求項6に記載の発明は、請求項1において、バルーン用支柱の中間位置より基端側であって、バルーンの外側の壁とバルーン用支柱との間にバルーン補強リングがバルーンの外側の壁に固定して設けられている。
請求項7に記載の発明は、請求項6において、バルーン補強リングは、バルーン用支柱の長さ方向中間位置より基端側の位置と、先端側の位置に複数配置されている。請求項8に記載の発明は、請求項6又は7において、バルーンの内部に中空筒状体からなる補強シートがバルーンの内側の壁とバルーン用支柱の間に挿入され、バルーンの内側の壁全体に固定して設けられている。
請求項9に記載の発明は、請求項1又は2において、本体チューブの前端内側に環状の段差によって内視鏡挿通用ルーメンに装着される内視鏡の先端を当接して位置決めするストッパ部が形成されている。
この発明は、前記のようであって、請求項1に記載の発明によれば、所定長さからなる本体チューブを具え、この本体チューブには軸方向に先後端開口の内視鏡挿通用ルーメンが形成されているとともに、先端部にバルーンが、基端側を固定、先端側を所定長さ延ばして袋状となるように取り付けられ、このバルーンは内部に円周方向に所定間隔をおいて複数本のバルーン用支柱を配置し、取付基端周辺で本体チューブ側にめくれた状態に反転可能、かつ流体を注入することによってラッパ状態に展開可能になっているので、従来のように消化管の内腔サイズによっては展開が上手くいかなかったり、部分的にしか展開されなかったりするということなく、異物等の収納部としてのバルーンを確実に展開することができる。そのため、異物等の収納がより良好に行うことができる。しかも、バルーンが異物等の収納部になるので、従来のように消化管に突っかかることもなくなり、施術を円滑かつ確実に行うこともできる。また、術者が使用したい時にのみ展開できるとともに、異物等の回収時に異物等が脱落してしまうことも低減できる。
請求項2に記載の発明によれば、バルーン用支柱は、先後端開口の中空パイプ状を呈し、開口した各後端が本体チューブの周壁に形成された閉じ糸ルーメンと連通して固着され、この閉じ糸ルーメンには閉じ糸が通され、この閉じ糸は円周方向に隣接するバルーン用支柱の先端貫通穴にも通されたうえ、両端が外部へ引き出されて操作部に連結されており、この操作部により閉じ糸を引くとバルーンの先端側を径方向内側に屈曲して窄められるようになっているので、異物等をラッパ状に展開したバルーン内に確実に収納することができる。請求項3に記載の発明によれば、閉じ糸は、バルーン用支柱の先端側の一部が円周方向に隣接するバルーン用支柱の先端開口や先端貫通穴を円周方向に交差状に通されているので、バルーンの先端側を絞り込んで窄ませ、回収する異物等の脱落を効果的に防止することができる。請求項4に記載の発明によれば、バルーンの外側の壁とバルーン用支柱との間にバルーン補強リングがバルーンの内側の壁に固定して設けられているので、バルーンの展開状態が保持され、異物等の収納を支障なく容易に行うことができる。請求項5に記載の発明によれば、さらにバルーン補強リングは、バルーン用支柱の長さ方向中間位置に配置されているので、バルーンの展開がより効果的になる。
請求項6に記載の発明によれば、バルーン用支柱の中間位置より基端側であって、バルーンの外側の壁とバルーン用支柱との間にバルーン補強リングがバルーンの外側の壁に固定して設けられているので、バルーンの弾性復元力を損なうことなくバルーン先端側の展開状態を保持する力が低下するのを防止できて、バルーンの展開力が向上できる。しかも、少ない通気量でバルーンを展開することができる。請求項7に記載の発明によれば、バルーン補強リングは、バルーン用支柱の長さ方向中間位置より基端側の位置と、先端側の位置に複数配置されているので、展開力をさらに強くできる。請求項8に記載の発明によれば、バルーンの内部に中空筒状体からなる補強シートがバルーンの内側の壁とバルーン用支柱の間に挿入され、バルーンの内側の壁全体に固定して設けられているので、錠剤包装シートなどを回収する際に、包装シートの角などの鋭利な部分がバルーンを穿通するのを防止して、組織損傷を引き起こす恐れがなくなる効果を期待できる。
請求項9に記載の発明は、本体チューブの前端内側に環状の段差によって内視鏡挿通用ルーメンに装着される内視鏡の先端を当接して位置決めするストッパ部が形成されているので、本体チューブの長さが短くても内視鏡を、その先端をストッパ部で位置決めして装着することができ、内視鏡の装着の安定化を図ることができる。
この発明の実施の形態1に係る内視鏡用回収デバイスを一部省略して示す正断面図である。 同上の右側面図である。 同上の左側面図である。 同上のデバイスの先端部を拡大して示す断面図である。 同上のデバイスに閉じ糸を通す経路を説明するための概要図である。 同上の閉じ糸の配置を示す外観図である。 (A)~(D)はバルーンの反転から展開までの段階を説明するための拡大断面図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 異なる対象に適用した作用説明図である。 同上の本体チューブの先端部の変形例1を一部省略して示す正断面図である。 同上の閉じ糸の配置を示す外観図である。 (A)~(D)は同上のバルーンの反転から展開までの段階を説明するための拡大断面図である。 本体チューブの先端部の変形例2を一部省略して示す正断面図である。 (A)~(D)は同上のバルーンの反転から展開までの段階を説明するための拡大断面図である。 本体チューブの先端部の変形例3を一部省略して示す正断面図である。 本体チューブの先端部の変形例4を一部省略して示す正断面図である。 実施の形態2のデバイスを一部省略して示す正断面図である。 図13の線A-Aに沿う拡大断面図である。
以下、図面を参照しながら、この発明の一実施の形態に係る内視鏡用回収デバイスについて説明する。
<実施の形態1>
図1~4において、1は内視鏡用回収デバイスであり、全体がシリコーンゴムなどの生体に適する柔軟な材質からなっている。内視鏡用回収デバイス1は、所定長さからなる本体チューブ2を具えている。この例では本体チューブ2の長さは約30cmである。本体チューブ2には軸方向に先後端開口の内視鏡挿通用ルーメン3が形成されている。また、本体チューブ2の先端部にはバルーン5が、基端側を固定、先端側を所定長さ延ばして袋状となるように取り付けられている。袋状のバルーン5は、外側の壁が肉薄、内側の壁が肉厚にそれぞれ形成され、柔軟性を有しており、本体チューブ2側に反転してめくったり、空気を注入すると外側の壁のみが膨張する一方、空気を排出すると本体チューブ2の前方に向かって展開して図1に示すようなラッパ状態にすることが可能になっている。ここでバルーン5の外側の壁とは図4に示すようにバルーン5が展開した状態で外側を向いた壁のことである。
バルーン5の内側の壁には円周方向に所定間隔をおいて配置された複数本のバルーン用支柱6が軸線方向を向き接着により固定されている。したがって、バルーン5はラッパ状態ではバルーン用支柱6によってその形態が保持される。バルーン用支柱6は先後端開口の中空パイプ状を呈し、かつ弾性力があり、バルーン5内に、開口した各後端が本体チューブ2の周壁に形成された閉じ糸ルーメン7と連通して固着されている。
閉じ糸ルーメン7は図5に示すように本体チューブ2の周壁に複数個、所定間隔で形成されており、その中の任意のルーメンに閉じ糸8が通されている。閉じ糸8は生体に適する繊維や金属ワイヤなどの糸状素材からなり、本体チューブ2とバルーン5に図6に示すように通されて配置されている。
すなわち、閉じ糸8は、一端が操作片10に取り付けられ、他端側が本体チューブ2の基端部に設けた開孔11から閉じ糸ルーメン7-1に入り、バルーン用支柱6-1を経てその先端開口から隣接する支柱6-2,6-3の先端周壁に穿設した貫通穴を経て支柱6-4に先端開口から入り、そこから同じようにして閉じ糸ルーメン7-2に入る。しかる後、折り返して反対側の閉じ糸ルーメン7-3に入り、支柱6-5を経てその先端開口から隣接する支柱6-6,6-7の先端周壁に穿設した貫通穴を経て支柱6-8に入り、そこから同じようにして閉じ糸ルーメン7-4に入る。このようにして本体チューブ2とバルーン5を2往復した後、開孔11から引き出されて操作片10に取り付けられる。これにより操作片10を矢印に示すように引くと支柱6-1~6-4及び6-5~6-8の先端側を径方向内側に屈曲してバルーン5を窄めることができるようになっている。この例では閉じ糸8が通される任意のルーメンとして、図5の中央端面図において左右の破線で示す計4個のルーメンを示しているが、これは任意であり、種々のバリエーションも可能である。
前記のように閉じ糸8は、例えば異物を体外に引き出す際にバルーン5の先端を閉じる際に使用するもので、1本の糸を本体チューブ2の端末とバルーン5内を往復させて配置している。そのため、糸を引くことでバルーン5の先端が絞り込まれ袋状となる。これにより、異物回収時の異物脱落を防止する。
図7はバルーン5の反転から展開までの段階を説明する図面である。(A)は体内への挿入時の状態であり、バルーン5がその基端部を支点にして軸方向へ折り返し反転した(めくられた)状態を示す。(B)は空気の注入によりバルーン5が膨張途中の状態を示す。(C)はバルーン5が軸方向前方に反転して膨張した状態を示す。(D)は脱気によりバルーン5がラッパ形状に展開した状態を示す。このバルーンの展開にはバルーン用支柱6の弾性復元力も作用する。そして、このように展開した状態のバルーン5内が異物等の収納部になる。
13はバルーン補強リングで、バルーン5の長さ方向中間部分におけるバルーン5の内側の壁に接着により固定して、バルーン5の外側の壁とバルーン用支柱6との間に設けられている。補強リング13は柔軟性を有しているため、常時潰れている消化管内であっても、ラッパ形状に展開した状態を保持することが可能となっている。そのため、展開状態のバルーン5内への異物の収納を支障なく容易に行うことが可能になる。補強リング13は弾性力があり、バルーン5を膨張すると、それに追随するように変形が可能である。また、バルーン補強リング13はバルーン5の内側の壁に固定して設けられているため、バルーン5が反転してめくれた状態で膨張しても支障となることがない。
図1において、15は本体チューブ2の後端開口部に装着されたシール弁であり、消化管内に送気した空気などが漏れるのを防止する。また、本体チューブ2の後端部にはバルーン5を膨縮するための空気注入用チューブ17が取り付けられている。空気注入用チューブ17の一端開口部は本体チューブ2の軸方向に形成されたバルーン用ルーメン18と連通して接続されているとともに、他端開口部には図8に示すように二方活栓20が接続して取り付けられている。二方活栓20にはシリンジ等の空気注入器具が取り付けられ、バルーンへの送気、脱気を行うようになっている。なお、バルーン膨張用には空気のほか液体などの流体でもよい。
前記においては、デバイスの挿入深度が分かるように、本体チューブ2の表面には図示しない深度マーキングが設けられている。
<作用説明>
次に、内視鏡用回収デバイス1の作用について説明する。
図8ないし図11を参照して前記デバイス1を使用して食道内にある異物を除去する施術を説明する。まず、バルーン5が反転してめくれた状態で食道内へ挿入する。そして図8に示すように本体チューブ2内に挿入された内視鏡のワーキングチャンネルに挿通した鉗子を用いて異物を把持する。そして把持した状態でデバイス近くまで移動させた後、図9に示すようにバルーン5を膨張させる。この膨張によりバルーン5は食道の内腔を広げながら前方に向けて反転して内腔に異物を包み込む。
次に、図10に示すようにバルーン5内を脱気する。この脱気によりバルーン5がラッパ状態になる。そして異物がバルーン内に位置していることを確認し、図11に示すように操作片10を持って閉じ糸8を引き出すと、ラッパ状になったバルーン5が支柱6の先端側が閉じ糸8で縮められ、しわを作りながら異物を包み込む状態となる。この状態でデバイス1を外部へ引き出すと異物の除去が終了することになる。前記の閉じ糸8による閉じ作用により包み込まれた異物は脱落することもないため、安心して除去することができる。また、その操作も容易である。
次に異物以外の、例えば大腸にある切除した生体組織を肛門から体外へ除去する施術を説明する。図8と対応する図12に示すように、この施術では内視鏡に挿通した鉗子によって組織を把持し、前記異物と同様にして組織をバルーン5内に包み込む。そしてこの状態でデバイス1を外部へ引き出して除去する。
前記のようであって、内視鏡用回収デバイス1を用いれば、異物や組織を包み込むバルーン5を確実にラッパ状に展開した状態にすることができ、バルーン5内に包み込みことが可能となる。そのため、異物や組織を確実に除去することができる。しかも、除去に際しては異物等の収納部であるバルーン5が消化管に突っかかることもないので、異物等によって粘膜を傷つけることもなく、また異物等を落とすこともなく、きわめて円滑な施術をおこなうことができる。また、除去に際しては、閉じ糸でバルーンの先端側を閉じることが可能なので、異物等の把持、包み込みが確実に行える。仮に異物がバルーン5より大きい場合でも、少なくとも抜去方向のみを覆うことにより包み込み保持することができるし、狭窄部を通過する際に、異物等が狭窄部で詰まることはない。
(変形例1)
図13は、本体チューブ2の先端部の変形例1を示す。この例では、バルーン補強リング13aがバルーン用支柱6の長さ方向中間位置より基端側であって、バルーン5の外側の壁と支柱6との間の外側の壁に接着により固定して設けられている。この補強リング13aは補強リング13より径が小さい。補強リング13aをバルーン5の外側の壁とバルーン用支柱6との間の外側の壁に設けると、バルーン5の展開状態を保持しなから弾性復元力を損なうことがなくなる。すなわち、バルーン5内の外側の壁(展開時)で、かつバルーン5が膨張した状態の肩部より端末側に補強リング13aがあることとなり、バルーン5を押し出す効果が期待でき、バルーン5の展開力が向上できる。また、補強リング13aの位置を基端側(図の右側方向)に位置させると、バルーン5の膨張空間を制限し、少ない注入量でバルーン5を展開することが可能となる。
また、この例では図14に示すように先端側の閉じ糸8を交差するように配置させている。閉じ糸8は、異物を体外に引き出す際にバルーン5の先端を閉じる際に使用するものであるが、1本の糸を本体チューブ2の端末とバルーン5内を往復させて配置し、かつ先端側を交差させているため、糸を引くことでバルーン先端側を絞り込んで窄めることが可能となる。これにより異物回収時の異物脱落防止の効果を高めることができる。
閉じ糸8は、先端側に交差部を形成させるため、図14に矢印で示すように、段落0021に記載したものとは異なるように閉じ糸ルーメンを通して(通し方向が左右周り逆に通して)配置される。すなわち、閉じ糸8は、一端が操作片10に取り付けられ、他端側が本体チューブ2の基端部に設けた開孔から閉じ糸ルーメン7-1に入り、バルーン用支柱6-1の先端開口から支柱6-8の外側、支柱6-7,6-6の先端周壁に穿設した貫通穴を経た後、さらに支柱6-5の外側からその先の隣接する支柱の先端開口から閉じ糸ルーメン7-2に入る。しかる後、折り返して反対側の閉じ糸ルーメン7-3に入り、バルーン用支柱6-5の先端開口から支柱6-4,6-3,6-2の先端周壁に穿設した貫通穴を経て支柱6-1の外側、バルーン用支柱6-8にその先端開口から入り、そこから同じようにして閉じ糸ルーメン7-4に入る。このようにして本体チューブ2とバルーン5を2往復した後、開孔から引き出されて操作片10に取り付けられる。
前記のように閉じ糸8の先端側の一部が円周方向に隣接するバルーン用支柱6-1と6-8との間、及びバルーン用支柱6-5と反時計方向に隣接する支柱との間の先端開口や先端貫通穴を円周方向で交差して通されているので、操作片10を矢印に示すように引くとバルーン用支柱6-1~6-4及び6-5~6-8の先端側を径方向内側に屈曲させてバルーン5を窄めることがより可能となる。
このようにバルーン5の先端側を窄めて閉じることが可能となるので、閉じ性を向上させることができる。また、バルーン5の先端開口が「口」状に開いて回収する異物等が脱落してしまう恐れもない。
図15は、変形例1のバルーン5の反転から展開までの段階を説明する、図7との対応図である。(A)は体内への挿入時の状態であり、バルーン5がその基端部を支点にして軸方向へ折り返し反転した(めくられた)状態を示す。(B)は空気の注入によりバルーン5が膨張途中の状態を示す。(C)はバルーン5が軸方向前方に膨張した状態を示す。(D)は脱気によりバルーン5がラッパ形状に展開した状態を示す。これらの図からバルーン用支柱の展開が直線状に戻りやすくなり、しかもバルーン5を展開するための送気量も少なく済む。
(変形例2)
図16は、本体チューブ2の先端部の変形例2を示す。この例では、変形例1で設けた補強リング13aのほかに、さらに補強リング13bが、バルーン用支柱6の中間位置より先端側であって、バルーン5の外側の壁とバルーン用支柱6との間の内側の壁に接着により固定して設けられている。補強リング13bは補強リング13aや補強リング13より径が大きい。このような2つの補強リング13a,13bを設けた構成にすると、バルーン5の先端側の形状維持力(展開状態を保持する力)が低下するのを防ぐ効果が期待できる。しかも、変形例1のように端末側に設けた補強リング13aのみの場合はバルーン先端側の展開状態を保持する力が低下しやすい面もあるが、このような恐れがない。
図17は、変形例2のバルーン5の反転から展開までの段階を説明する、図7との対応図である。(A)は体内への挿入時の状態であり、バルーン5がその基端部を支点にして軸方向へ折り返し反転した(めくられた)状態を示す。(B)は空気の注入によりバルーン5が膨張途中の状態を示す。(C)はバルーン5が軸方向前方に膨張した状態を示す。(D)は脱気によりバルーン5がラッパ形状に展開した状態を示す。これらの図から変形例2でも変形例1と同様な作用が期待できる。なお、変形例2における閉じ糸の配置、通し方法は同様であるので、説明は省略する。
(変形例3)
図18は、本体チューブ2の先端部の変形例3を示す。この例では、変形例1の補強リングが1つのタイプにおいて、基端側に補強リング13aのあるバルーン5内部に補強シート14を設置し、バルーン穿通防止可能な構造としたものである。補強シート14は、ポリウレタンなどの生体に適する柔軟で且つ引裂き強度が高い材質で中空筒状体からなり、バルーン5の内側の壁とバルーン用支柱6の間に挿入され、バルーン5の内側の壁全体に接着により固定されている。これにより錠剤包装シートなどを回収する際に、包装シートの角などの鋭利な部分がバルーン5を穿通するのを防止して、組織損傷を引き起こす恐れがなくなる。つまり、バルーン5はシリコーンゴムからなり非常に柔らかいため、錠剤包装シートなどを回収する際に、包装シートの角などで鋭利な部分がバルーン5を穿通し、組織を損傷させる恐れがあるが、この穿通を防止することができる。
変形例3のバルーン5の反転から展開までの段階は、ほぼ変形例1のそれと同じとなるため、その図面は省略する。また、変形例3における閉じ糸の配置、通し方法も同様であるので、詳しい説明は省略する。補強シート14があることにより変形例1,2に比べてバルーン5の反転が多少悪くなるが、反転性能はこれら変形例と同等以上である。
(変形例4)
図19は、本体チューブ2の先端部の変形例4を示す。この例では、変形例3のさらに変形した形を示す。すなわち、変形例4では補強シート14が、2つの補強リング13a,13bのあるところに設けられている。この例でも変形例3と同様なバルーン5の穿通防止効果が期待できる。変形例4のバルーン5の反転から展開までの段階は、ほぼ変形例2のそれと同じとなるため、その図面は省略する。
<実施の形態2>
図20及び図21は、内視鏡用回収デバイスの実施の形態2を示す。実施の形態1においては本体チューブ2の内視鏡挿入用ルーメン3に図示しない内視鏡を挿通させるオーバーチューブタイプを例示したが、ほかに内視鏡の先端に装着して使用する内視鏡装着タイプとしてもよく、図20はその例を示す。図20に示すように、このデバイス31では本体チューブ32の長さが短く形成され、この例では約5cmの長さになっている。また、バルーン35が接着する本体チューブ32の前端内側には環状の段差によってルーメン33に装着される内視鏡の先端と当接して位置決めするストッパ部60が形成されている。
閉じ糸38は本体チューブ32の基端開口部と連通して接続された閉じ糸兼送気用パイプ36の閉じ糸ルーメン37を通って外部へ引き出され、その端部に操作片40に接続されている。閉じ糸用パイプ36の周壁には閉じ糸ルーメン37のほか送気ルーメン39も設けられている。すなわち、図21に示すように送気ルーメン39の円周方向両側に位置するルーメン及びこれらと上下に対応するルーメンが閉じ糸ルーメンとなり、これらに閉じ糸38が通るようになっている。61は送気ルーメン39と連通して設けられた端末コネクタである。その他の構成は前記実施の形態と同様である。
この実施形態6のデバイスによれば、本体チューブ32の長さが前記実施の形態の本体チューブ2よりも短くなって小型化が可能なので、保管や運搬に便利になる。また、本体チューブ32に装着する内視鏡もその先端がストッパ部60に当接して位置決めされるので、装着状態を安定したものとすることができるという効果が期待できる。
なお、前記各実施の形態における閉じ糸8,38の本数や通るルートは一例であり、それ以外のものを排除するものではない。また、補強リング13,13a,13bや補強シート14の構成、バルーン5,35の構成も図示したもの以外のものとしてもよい等、その構成は同効のものであればほかのものと代替えしてもよく、この発明は特許請求の範囲に記載した範囲内であれば細部の設計等は任意に変更、修正が可能であることは言うまでもない。
1 内視鏡用回収デバイス
2 本体チューブ
3 内視鏡挿通用ルーメン
5 バルーン
6 バルーン用支柱
7 閉じ糸ルーメン
8 閉じ糸
10 操作片(操作部)
13,13a,13b バルーン補強リング
14 補強シート
15 シール弁
17 空気注入用チューブ
18 バルーン用ルーメン
20 二方活栓

Claims (9)

  1. 生体に適する柔軟な材質からなる内視鏡用回収デバイスであって、所定長さからなる本体チューブを具え、この本体チューブには軸方向に先後端開口の内視鏡挿通用ルーメンが形成されているとともに、先端部にバルーンが、基端側を固定、先端側を所定長さ延ばして袋状となるように取り付けられ、このバルーンは内部に円周方向に所定間隔をおいて複数本のバルーン用支柱を配置し、取付基端周辺で本体チューブ側にめくれた状態に反転可能、かつ流体を注入することによってラッパ状態に展開可能になっていることを特徴とする内視鏡用回収デバイス。
  2. バルーン用支柱は、先後端開口の中空パイプ状を呈し、開口した各後端が本体チューブの周壁に形成された閉じ糸ルーメンと連通して固着され、この閉じ糸ルーメンには閉じ糸が通され、この閉じ糸は円周方向に隣接するバルーン用支柱の先端貫通穴にも通されたうえ、両端が外部へ引き出されて操作部に連結されており、この操作部により閉じ糸を引くとバルーンの先端側を径方向内側に屈曲して窄められるようになっている請求項1に記載の内視鏡用回収デバイス。
  3. 閉じ糸は、先端側の一部が円周方向に隣接するバルーン用支柱の先端開口や先端貫通穴を円周方向に交差して通されている請求項2に記載の内視鏡用回収デバイス。
  4. バルーンの外側の壁とバルーン用支柱との間にバルーン補強リングがバルーンの内側の壁に固定して設けられている請求項1又は2に記載の内視鏡用回収デバイス。
  5. バルーン補強リングは、バルーン用支柱の長さ方向中間位置に配置されている請求項4に記載の内視鏡用回収デバイス。
  6. バルーン用支柱の中間位置より基端側であって、バルーンの外側の壁とバルーン用支柱との間にバルーン補強リングがバルーンの外側の壁に固定して設けられている請求項1に記載の内視鏡用回収デバイス。
  7. バルーン補強リングは、バルーン用支柱の長さ方向中間位置より基端側の位置と、先端側の位置に複数配置されている請求項6に記載の内視鏡用回収デバイス。
  8. バルーンの内部に中空筒状体からなる補強シートがバルーンの内側の壁とバルーン用支柱の間に挿入され、バルーンの内側の壁に固定して設けられている請求項6又は7に記載の内視鏡用回収デバイス。
  9. 本体チューブの前端内側に環状の段差によって内視鏡挿通用ルーメンに装着される内視鏡の先端を当接して位置決めするストッパ部が形成されている請求項1又は2に記載の内視鏡用回収デバイス。
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