JP7273990B2 - 倉庫ロボット - Google Patents

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Description

本願は、倉庫機器技術領域に関し、より具体的には、倉庫ロボットに関する。
倉庫保管技術の漸進的な発展に伴い、現在、倉庫ロボットによって貨物を棚から取り出したり、貨物を棚に置いたりして、労働者の仕事量を減らす。また、工場の利用空間を高めるために、棚の高さが一般的に大きく設定されているため、倉庫ロボットをどうやって棚に登るかが研究のホットスポットとなっている。
関連技術では、棚に2つの登り軌道が間隔配置され、登り軌道の中心線は水平面に垂直である。倉庫ロボットは、軌道とドッキングできる伸縮可能な登り機構を含む。使用中、走行機構によって倉庫ロボットを動かして2つの等軌道の間に移動させ、伸縮機構によって棚体一端の駆動輪を1つの登り軌道と合わせ、棚体他端の駆動輪を他の登り軌道と合わせ、駆動装置は、2つの駆動輪を回転させることで、倉庫ロボット全体を棚の高さ方向に移動させることができる。
しかし、走行機構が倉庫ロボットを動かして2つの登り軌道の間に移動させると、ロボット本体の中心と両側の棚の間の中心が一致することが保証できなくなり、また棚の間隔及び両側の棚の平行度の整合性も保証できなくなるため、車体が適応できなくなり、軌道との接続と登りに影響を与え、車体の耐用年数に影響を及ぼし、さらには車体が登れなくなり、入庫操作ができなくなる。
本願の目的は、倉庫ロボットを提供し、クライミングアセンブリとアンダーフレームをスライド可能に接続することにより、クライミングアセンブリ上の駆動輪の位置を調整し、駆動輪と軌道をドッキングさせることができ、また、クライミングアセンブリがアンダーフレームの上でスライドし、アンダーフレームを地面で引きずって移動せず、走行機構の損壊を避け、耐用年数を向上させることである。
本願の実施例は、倉庫ロボットを開示し、クライミングアセンブリ及びアンダーフレームを含み、前記クライミングアセンブリは、棚での軌道とドッキングして、ドッキングが完了したら前記倉庫ロボットを動かして前記棚に沿って登るために用いられ、前記クライミングアセンブリは、前記アンダーフレームとスライド可能に接続され、前記クライミングアセンブリが前記軌道とドッキングする間に、前記クライミングアセンブリを水平面で予め設定された方向にスライドさせることができる。
上記の技術的内容に基づいて、クライミングアセンブリとアンダーフレームをスライド可能に接続し、倉庫ロボットと第1の登り軌道及び第2の登り軌道との間の距離が異なる場合、クライミングアセンブリでの駆動輪の位置を調整して、駆動輪を軌道とドッキングさせることができ、また、クライミングアセンブリがアンダーフレームの上でスライドすることができ、アンダーフレームを地面で引きずって移動せず、走行機構の損壊を避け、耐用年数を向上させる。
1つの実現形態において、前記クライミングアセンブリは本体及びクライミングユニットを含み、前記クライミングユニットは前記本体に設置され、前記本体は、前記アンダーフレームとスライド可能に接続される。
1つの実現形態において、前記クライミングユニットには、伸縮機構及び、予め設定された方向に設置された第1の駆動輪と第2の駆動輪を有し、前記第1の駆動輪と前記第2の駆動輪は、前記伸縮機構の両端に設置され、前記伸縮機構の駆動作用によって前記軌道とドッキングする。
第1の駆動輪と第2の駆動輪を伸縮機構の両端に設置することにより、伸縮機構は、第1の駆動輪と第2の駆動輪との距離を調整することができ、異なる棚に適用し、倉庫ロボットの汎用性を向上させる。
1つの実現形態において、前記クライミングユニットは、第1のスライド部及び第2のスライド部を含み、前記第1の駆動輪は前記第1のスライド部に設置され、前記第2の駆動輪は前記第2のスライド部に設置され、前記伸縮機構は、前記第1のスライド部及び前記第2のスライド部に接続され、前記第1のスライド部及び前記第2のスライド部を駆動して予め設定された方向に移動させる。
伸縮機構を第1のスライド部及び第2のスライド部に接続することにより、伸縮機構が作動する際に、第1のスライド部及び第2のスライド部が共に移動し、第1の駆動輪と第2の駆動輪との間の距離の調整範囲を大きくすることができる。
1つの実現形態において、前記伸縮機構は、第1のスクリューロッド、第2のスクリューロッド及びは前記本体に設置される駆動装置を含み、前記第1のスクリューロッドの軸線は、前記予め設定された方向と平行であり、前記第1のスライド部には、前記第1のスクリューロッドと嵌合する第1のねじ穴が設置され、前記第1のスクリューロッドは前記本体に回転可能に接続され、前記第2のスクリューロッドの軸線は予め設定された方向と平行であり、前記第2のスライド部には、前記第2のスクリューロッドと嵌合する第2のねじ穴が設置され、前記第2のスクリューロッドは前記本体に回転可能に接続され、前記駆動装置は、前記第1のスクリューロッド及び前記第2のスクリューロッドと連動接続される。
1つの実現形態において、前記駆動装置は、回転装置及び駆動軸を含み、前記駆動軸の軸線、前記第1のスクリューロッドの軸線及び前記第2のスクリューロッドの軸線は同一直線上に設置され、前記駆動軸の一端は前記第1のスクリューロッドと連動接続され、前記駆動軸の他端は前記第2のスクリューロッドと連動接続され、且つ前記回転装置は前記駆動軸と連動接続される。
1つの実現形態において、前記回転装置は前記本体に設置される。
1つの実現形態において、前記クライミングアセンブリは、予め設定された方向の垂直方向に沿って間隔設置される2つのクライミングユニットを含む。
2つのクライミングユニットを設置することにより、2つのクライミングユニットは共に倉庫ロボットを動かして棚を登るようにすることができる。
1つの実現形態において、2つの前記クライミングユニットの前記第1の駆動輪は、ユニバーサルジョイントを介して接続される。
1つの実現形態において、2つの前記クライミングユニットの前記第2の駆動輪は、ユニバーサルジョイントを介して接続される。
1つの実現形態において、前記倉庫ロボットはさらに、前記伸縮機構の伸縮を制御するために、前記第1の駆動輪と前記第2の駆動輪が受ける前記軌道の圧力を検出するセンサを含む。
センサを設置することにより、第1の駆動輪が軌道とドッキングし、且つ第2の駆動輪が軌道とドッキングした後、第1の駆動輪及び第2の駆動輪に対する軌道の突き当て力が大きすぎないように、伸縮機構を制御して動作を停止させる。
1つの実現形態において、前記倉庫ロボットはさらに、トルク検出装置を含み、前記トルク検出装置は、前記回転装置のトルクを検出して、前記伸縮機構の伸縮を制御するために用いられる。
トルク検出装置を設置することにより、棚を登る過程で、回転装置のトルクが予め設定されたトルクより小さいことが検出された場合、伸縮機構により第1の駆動輪と第2の駆動輪との距離を適切に増大させ、第1の駆動輪及び第2の駆動輪が対応する軌道から逸れることを避ける。
1つの実現形態において、前記伸縮機構は非セルフロック機構である。
1つの実現形態において、前記伸縮機構の両端には、前記棚でのガイド部品を嵌合して、前記第1の駆動輪と第2の駆動輪の予め設定された方向の位置制限を実現するリミット部品が設置される。
リミット部品を設置することにより、リミット部品とガイド部品が嵌合し、倉庫ロボットが棚を登る過程で、軌道間の距離が短くなり、さらにリミット部品を押出すると、第1の駆動輪と第2の駆動輪の間の距離が適切に縮小し、軌道間の距離が大きくなり、さらにリミット部品を引き抜くと、第1の駆動輪と第2の駆動輪の間の距離が適切に増大し、第1の駆動輪と第2の駆動輪が軌道から逸れ、又は第1の駆動輪と第2の駆動輪が受ける圧力が大きすぎることを避けることができる。
1つの実現形態において、前記リミット部品は、予め設定された方向に沿って間隔設置される第1のガイドホイールと第2のガイドホイールを含み、前記ガイド部品は、前記第1のガイドホイールと前記第2のガイドホイールの間に挟まれて設置される。
1つの実現形態において、前記倉庫ロボットはさらに弾性部品を含み、前記弾性部品は、前記本体と前記アンダーフレームと接続され、前記弾性部品は、前記本体が予め設定された方向に沿って前記アンダーフレームに対してスライドするときに弾性変形する。
弾性部品を設置することにより、本体とアンダーフレームが相対的に移動すると、弾性部品が弾性変形し、倉庫ロボットが棚を登ってアンダーフレームを地面から逸れさせるとき、弾性部品の弾性力の作用によって、本体とアンダーフレームは初期位置に戻る。
1つの実現形態において、前記弾性部品はばねを含み、前記ばねは2つであり、前記本体には、予め設定された方向に沿って2つのばね接続部品が間隔設置され、各前記ばねの一端は、1つの前記ばね接続部品と接続され、各前記ばねの他端は、前記アンダーフレームと接続される。
上記の技術案によれば、本願の実施例の倉庫ロボットは、クライミングアセンブリとアンダーフレームがスライド可能に接続し、クライミングアセンブリが、棚での軌道とドッキングして、ドッキングが完了したら倉庫ロボットを動かして棚に沿って登るために用いられ、クライミングアセンブリとアンダーフレームが固定接続することに比べて、倉庫ロボットと第1の登り軌道及び第2の登り軌道との間の距離が異なる場合、クライミングアセンブリでの駆動輪の位置を調整して、駆動輪を軌道とドッキングさせることができ、また、クライミングアセンブリがアンダーフレームの上でスライドすることができ、アンダーフレームを地面で引きずって移動せず、走行機構の損壊を避け、耐用年数を向上させる。
本願の実施例で提供される倉庫ロボットの概略構造図である。 本願の実施例で提供される倉庫ロボットにおける第1のクライミングユニットの概略構造図である。 図2におけるB部分の拡大図である。 図1におけるA部分の拡大図である。 本願の実施例で提供される倉庫ロボットの第1のクライミングユニットと第2のクライミングユニットの概略接続図である。 本願の実施例で提供される倉庫ロボットのクライミングアセンブリとアンダーフレームの概略接続図である。 本願の実施例で提供される倉庫ロボットの分解図である。 本願の実施例で提供される倉庫ロボットと軌道の嵌合の概略図である。
1 第1の登り軌道
2 第2の登り軌道
3 第3の登り軌道
4 第4の登り軌道
10 第1のクライミングユニット
20 アンダーフレーム
30 ユニバーサルジョイント
40 第1の駆動モータ
50 第2の駆動モータ
60 第2のクライミングユニット
70 第1のガイドホイール
80 第2のガイドホイール
101 第1の駆動輪
102 第2の駆動輪
103 本体
104 第1のスライド部
105 第2のスライド部
106 第1のスクリューロッド
107 第2のスクリューロッド
108 駆動軸
109 ばね
201 スライド軌道
601 第3の駆動輪
602 第4の駆動輪
1031 軸受穴
1032 第1の転がり軸受
1033 第2の転がり軸受
1034 スナップリング
1035 柱体
1036 ブッシング
1061 止め部
本願の実施例の目の、技術案及び利点をより明確にするために、以下では、本願の実施例における図面を組み合わせて、本願の実施例における技術案を明確に完全に説明し、明らかに、説明した実施例は、全ての実施例ではなく、本願の一部の実施例である。本願における実施例に基づいて、当業者は、創造的な労働がない前提で取得される他のすべての実施例は、本願の保護の範囲に属する。
本願では、他に明確な規定がない限り、「取付」、「連接」、「接続」、「固定」などの用語は広義的に理解されべき、例えば、他に明確な規定がない限り、固定接続であっても良いし、着脱可能な接続、又は一体成形であっても良く、機械的接続であっても良いし、電気的接続又は互いに通信可能であっても良く、直接接続しても良いし、中間媒体を介して間接的に接続しても良く、2つの要素の内部接続又は2つの要素の相互作用関係であっても良い。当業者にとって、上記の用語の本願における具体的な意味は、具体的な状況に応じて理解され得る。
図1は、本願の実施例で提供される倉庫ロボットの概略構造図であり、図2は本願の実施例で提供される倉庫ロボットにおける第1のクライミングユニットの概略構造図であり、図3は図2におけるB部分の拡大図であり、図4は図1におけるA部分の拡大図であり、図5は本願の実施例で提供される倉庫ロボットの第1のクライミングユニットと第2のクライミングユニットの概略接続図であり、図6は本願の実施例で提供される倉庫ロボットのクライミングアセンブリとアンダーフレームの概略接続図であり、図7は本願の実施例で提供される倉庫ロボットの分解図であり、図8は本願の実施例で提供される倉庫ロボットと軌道の嵌合の概略図である。
図1~図7を参照してください。本実施例は倉庫ロボットを提供し、クライミングアセンブリ及びアンダーフレーム20を含み、クライミングアセンブリは、棚での軌道とドッキングして、ドッキングが完了したら倉庫ロボットを動かして棚に沿って登るために用いられ、クライミングアセンブリは、アンダーフレーム20とスライド可能に接続され、クライミングアセンブリが軌道とドッキングする間に、クライミングアセンブリをアンダーフレーム20に対して水平面で予め設定された方向にスライドさせることができる。
引き続き図8を参照して、本実施例において、クライミングアセンブリには、第1の駆動輪101、第2の駆動輪102、第3の駆動輪601及び第4の駆動輪602が設置され、クライミングアセンブリは、軌道とドッキングして、各駆動輪は棚での異なる軌道と嵌合し、例示的に、棚には、第1の登り軌道1、第2の登り軌道2、第3の登り軌道3及び第4の登り軌道4が設置され、倉庫ロボットが棚を登るとき、第1の駆動輪101は第1の登り軌道1と嵌合し、第2の駆動輪102は第2の登り軌道2と嵌合し、第3の駆動輪601は第3の登り軌道3と嵌合し、第4の駆動輪602は第4の登り軌道4と嵌合する。
さらに、倉庫ロボットはさらに動力装置を含み、動力装置は、第1の駆動輪101、第2の駆動輪102、第3の駆動輪601及び第4の駆動輪602と連動接続され、倉庫ロボットが棚を登るとき、動力装置は、第1の駆動輪101、第2の駆動輪102、第3の駆動輪601及び第4の駆動輪602を駆動して回転させ、倉庫ロボット全体を動かして縦方向に垂直に移動させる。
本実施例では、アンダーフレーム20には走行機構が設置され、走行機構は、倉庫ロボットを駆動して地上で移動させるために用いられる。
本実施例では、クライミングアセンブリがアンダーフレーム20にスライド可能に接続され、具体的に、アンダーフレーム20には、中心線が予め設定された方向に平行なスライド軌道201が設置されてもよく、クライミングアセンブリがスライド軌道201にスライド可能に接続され、もちろん、アンダーフレーム20には、中心線が予め設定された方向に平行なスライド柱が設置されてもよく、これに応じて、クライミングアセンブリには、スライド穴が設置され、スライド柱がスライド穴内に通すことで、アンダーフレーム20とクライミングアセンブリとのスライド可能な接続を実現することもできる。
本実施例では、クライミングアセンブリは、本体103及びクライミングユニットを含み、クライミングユニットが本体103に設置され、本体103は、アンダーフレーム20とスライド可能に接続される。クライミングユニットには、伸縮機構及び予め設定された方向に設置される第1の駆動輪101と第2の駆動輪102があり、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102は、伸縮機構の両端に設置され、伸縮機構の駆動作用によって軌道とドッキングする。
具体的に、クライミングアセンブリは第1のクライミングユニット10を含み、第1のクライミングユニット10には、伸縮機構、及び予め設定された方向に設置される第1の駆動輪101と第2の駆動輪102があり、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102は、軌道とドッキングするために用いられ、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102は、伸縮機構の両端に設置され、伸縮機構の駆動作用によって軌道とドッキングする。伸縮機構は、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102との予め設定された方向での距離を調整して、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102が対応する軌道にドッキングする。具体的に、本実施例におけるクライミングアセンブリはさらに第2のクライミングユニット60を含み、第2のクライミングユニット60と第1のクライミングユニット10は、予め設定された方向の垂直方向に沿って間隔設置され、第1のクライミングユニット10と第2のクライミングユニット60は同じ水平面に位置し、第2のクライミングユニット60は、第3の駆動輪601と第4の駆動輪602を含む。第1のクライミングユニット10と第2のクライミングユニット60は共に倉庫ロボットを動かして棚を登るようにする。さらに、第2のクライミングユニット60も伸縮機構を含み、伸縮機構は、第3の駆動輪601と第4の駆動輪602との間の距離を調整するために用いられる。伸縮機構により、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102との間の距離、及び第3の駆動輪601と第4の駆動輪602との間の距離を調整することができ、それにより、第1のクライミングユニット10は、第1の登り軌道1と第2の登り軌道2との間の距離が異なる棚に適用されるとともに、第2のクライミングユニット60は、第3の登り軌道3と第4の登り軌道4との間の距離が異なる棚に適用され、倉庫ロボットの汎用性を向上させる。
引き続き図8を参照して、本実施例では、予め設定された方向は、第1の登り軌道1と第2の登り軌道2の中心線がある平面内で、且つ第1の登り軌道1の中心線に垂直な方向である。
クライミングユニットは、第1のスライド部104及び第2のスライド部105を含み、第1の駆動輪101は第1のスライド部104に設置され、第2の駆動輪102は第2のスライド部105に設置され、伸縮機構は、第1のスライド部104及び第2のスライド部105と接続され、第1のスライド部104と第2のスライド部105を駆動して予め設定された方向に移動させる。
具体的に、第1のクライミングユニット10は、本体103、第1のスライド部104及び第2のスライド部105を含み、本体103は、アンダーフレーム20とスライド可能に接続され、第1の駆動輪101は第1のスライド部104に設置され、第2の駆動輪102は第2のスライド部105に設置され、伸縮機構は、本体103、第1のスライド部104及び第2のスライド部105に接続され、第1のスライド部104と第2のスライド部105を駆動して予め設定された方向に移動させる。
伸縮機構は、第1のスライド部104と第2のスライド部105を駆動して反対方向に移動させることができ、伸縮機構が第1のスライド部104のみを駆動して移動させることに比べて、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102との間の距離を迅速に調整することができる。なお、第1のスライド部104の移動に基ついて、第2のスライド部105も移動し、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102との間の距離の調整範囲を大きくすることができる。
具体的に、第1の駆動輪101が回転するときに倉庫ロボットを動かして移動させることができることを保証するために、第1の駆動輪101はスプロケットであってもよく、これに応じて、第1の登り軌道1には、リンクチェーンが設置され、スプロケットとリンクチェーンが協力して、スプロケットが回転するときに倉庫ロボットを動かして移動させ、又は第1の駆動輪101がギアであり、このとき、第1の登り軌道1には、ギアラックが設置されてもよく、ギアとギアラックが協力して、ギアが回転するときに倉庫ロボットを動かして移動させる。同様に、第2の駆動輪102は、第1の駆動輪101の構造とおなじであってもよく、第1の駆動輪101の説明を参照して、ここでは繰り返さない。
本実施例で提供される倉庫ロボットの作業プロセスは以下の通りである。アンダーフレーム20での走行機構により、第1のクライミングユニット10が第1の登り軌道1と第2の登り軌道2の間に位置し、且つ第2のクライミングユニット60が第3の登り軌道3と第4の登り軌道4の間に位置するように倉庫ロボットを動かして移動させ、その後、伸縮機構により、第1のスライド部104と第2のスライド部105を駆動して予め設定された方向に移動させ、それにより、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102との間の距離を調整して、第1の駆動輪101を第1の登り軌道1と嵌合させ、且つ第2の駆動輪102を第2の登り軌道2と嵌合させる。上記のプロセスでは、第2のクライミングユニット60での伸縮機構を介して第3の駆動輪601と第4の駆動輪602との間の距離を調整し、第3の駆動輪601を第3の登り軌道3と嵌合させ、第4の駆動輪602を第4の登り軌道4と嵌合させ、その後、動力装置により、第1の駆動輪101、第2の駆動輪102、第3の駆動輪601及び第4の駆動輪602を駆動して回転させ、さらに倉庫ロボットを動かして水平面に垂直な方向に移動させる。倉庫ロボットと第1の登り軌道1との間の距離が、倉庫ロボットと第2の登り軌道2との間の距離より小さい場合、第1の駆動輪101が第1の登り軌道1に接触した後、第2の駆動輪102が第2の登り軌道2に接触するまで、本体103を第2の登り軌道2に移動させ、逆に、倉庫ロボットと第1の登り軌道1との間の距離が、倉庫ロボットと第2の登り軌道2との間の距離より大きい場合、第2の駆動輪が第2の登り軌道2に接触した後、第1の駆動輪101が第1の登り軌道1に接触するまで、本体103を第1の登り軌道1に移動させる。
本実施例で提供される倉庫ロボットは、クライミングアセンブリとアンダーフレーム20がスライド可能に接続され、クライミングアセンブリが、棚での軌道とドッキングし、ドッキングが完了したら倉庫ロボットを動かして棚に沿って登るようにするために用いられ、クライミングアセンブリとアンダーフレーム20が固定接続することに比べて、倉庫ロボットと第1の登り軌道1及び第2の登り軌道2との間の距離が異なる場合、クライミングアセンブリでの駆動輪の位置を調整して、駆動輪を軌道とドッキングさせることができ、且つクライミングアセンブリがアンダーフレーム20でスライドし、アンダーフレーム20を地面で引きずって移動せず、走行機構の損壊を避け、耐用年数を向上させる。
引き続き図1~図4を参照する。本実施例では、第1のスライド部104と第2のスライド部105も、スライド軌道201にスライド可能に接続される。第1のスライド部104と第2のスライド部105をさらに固定して、第1のスライド部104と第2のスライド部105の移動の安定性を向上させることができる。
本実施例では、伸縮機構は、伸縮シリンダ及び/又はスクリューロッドを含むことができる。伸縮機構が伸縮シリンダを含む場合、伸縮機構は第1の伸縮シリンダを含むことができ、第1の伸縮シリンダのピストンロッドは、第1のスライド部104に接続され、第1の伸縮シリンダのシリンダは、本体103に接続され、且つ第1の伸縮シリンダの中心線は、予め設定された方向に平行であり、ピストンロッドがシリンダ内に伸ばしたり、ピストンロッドがシリンダ内に収縮したりすると、第1のスライド部104を動かして予め設定された方向に移動させることができる。伸縮機構はさらに、第2の伸縮シリンダを含むことができ、第2の伸縮シリンダのシリンダボディーは本体103に接続され、第2の伸縮シリンダのピストンロッドは第2のスライド部105に接続され、第2の伸縮シリンダの中心線は、予め設定された方向に平行であり、ピストンロッドがシリンダ内に伸ばしたり、縮んだりすると、第2のスライド部105を動かして移動させ、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102との間の距離を調整することができる。ここで、第1の伸縮シリンダ及び第2の伸縮シリンダは、油圧シリンダ又はエアシリンダであってもよい。
本実施例では、伸縮機構がスクリューロッドを含む場合、伸縮機構は、第1のスクリューロッド106、及び本体103に設置される駆動装置を含むことができ、第1のスクリューロッド106の軸線は、予め設定された方向に平行であり、第1のスライド部104には、第1のスクリューロッド106と嵌合する第1のねじ穴が設置され、第1のスクリューロッド106は本体103と回転可能に接続され、且つ駆動装置は、第1のスクリューロッド106と連動接続され、第1のスクリューロッド106を駆動して回転させる。
引き続き図2及び図3を参照して、本体103に軸受穴1031が設置され、軸受穴1031は、第1のスライド部104に向けられる第1の穴部及び第2のスライド部105に向けられる第2の穴部を含み、第2の穴部の直径は第1の穴部の直径よりも小さく、第1の穴部内には第1の転がり軸受1032が設置され、第2の穴部内には第2の転がり軸受1033が設置され、第1のスクリューロッド106の本体103に向かう端にはシャフトネックがあり、シャフトネックは、第1の転がり軸受1032と第2の転がり軸受1033の内輪に通して設置され、第1のスクリューロッド106と本体103との間の回転可能な接続を実現する。図2に示す方位を例にとると、第2の穴部の直径は第1の穴部の直径より小さいので、第2の穴部の左端は第1の転がり軸受1032の右への移動を阻み、さらに第1のスクリューロッド106の右への移動を阻むことができる。第1のスクリューロッド106の左への移動を阻むために、第1の穴部の内壁にはスナップリング1034が設置され、スナップリング1034は第1の転がり軸受1032の左側に位置し、スナップリング1034は、第1の転がり軸受1032の左への移動を阻むことができる。シャフトネックの右端には止め部1061が設置され、止め部1061は第2の転がり軸受1033の内輪に突き当たるとともに、第1の転がり軸受1032と第2の転がり軸受1033との間にはブッシング1036が設置され、ブッシング1036は、第1の転がり軸受1032の内輪と第2の転がり軸受1033の内輪に突き当た、止め部1061は、第2の転がり軸受1033、ブッシング1036及第1の転がり軸受1032を介してスナップリング1034に突き当たって、第1のスクリューロッド106の左への移動を阻むことができる。
引き続き図2を参照して、伸縮機構がスクリューロッドを含む場合、伸縮機構はさらに第2のスクリューロッド107を含み、第2のスクリューロッド107の軸線は、予め設定された方向に平行であり、第2のスライド部105には、第2のスクリューロッド107と嵌合する第2のねじ穴が設置され、第2のスクリューロッド107は本体103に回転可能に接続され、且つ駆動装置は第2のスクリューロッド107と連動接続され、第2のスクリューロッド107を駆動して回転させる。
本実施例では、第2のスクリューロッド107と本体103との接続方式は、第1のスクリューロッド106と本体103との接続方式とほぼ同じであり、第1のスクリューロッド106と本体103との接続方式の説明を参照して、ここでは繰り返さない。
もちろん、本実施では、第1のスライド部104は伸縮シリンダを介して本体103に接続されるとともに、第2のスライド部105はスクリューロッドを介して本体103に接続されることができ、もちろん、第1のスライド部104はスクリューロッドを介して本体103に接続されるとともに、第2のスライド部105は伸縮シリンダを介して本体103に接続されることもできる。
本実施例で好ましくは、第1のスライド部104と本体103との接続強度を高めるために、中心線が予め設定された方向に平行な第1のスライド穴を第1のスライド部104に設置してもよく、これに応じて本体103に第1のスライドブロックを設置し、第1のスライドブロックが第1のスライド穴内にスライド可能に設置される。同様に、中心線が予め設定された方向に平行な第2のスライド穴を第2のスライド部105に設置し、本体103に第2のスライドブロックを設置し、第2のスライドブロックが第2のスライド穴内にスライド可能に設置されてもよい。
一実現可能な形態では、駆動装置は、第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107に単独で連動接続され、第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107の個別制御を実現することができ、例えば、駆動装置は、第1のスクリューロッド106に連動接続される第1のモータ、及び第2のスクリューロッド107に連動接続される2のモータを含み、作業とき、第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107の回転方向と回転速度は同じでも異なってもよく、即ち、第1のスライド部104と第2のスライド部105の移動方向と移動速度は、同じでも異なってもよい。
他の実現形態では、駆動装置は、回転装置及び駆動軸108を含み、駆動軸108の軸線、第1のスクリューロッド106の軸線及び第2のスクリューロッド107の軸線は、同一直線上に設置され、駆動軸108の一端は、第1のスクリューロッド106に連動接続され、駆動軸108の他端は、第2のスクリューロッド107に連動接続され、回転装置は本体103に設置され、且つ回転装置は、駆動軸108に連動接続され、駆動軸108を回って回転する。駆動軸108により、第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107を駆動して同期回転させることができ、即ち、第1のスライド部104と第2のスライド部105を駆動して同時に本体103に移動させ、又は同時に本体103から離れる方向に移動させ、且つ移動速度が同じであり、このように設置すれば、第1のスライド部104と本体103との間の距離が、第2のスライド部105と本体103との間の距離に等しくなることを保証することができ、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102との間の距離を調整するとき、倉庫ロボットの重心安定を維持することができる。
具体的には、駆動軸108は、ユニバーサルジョイントを介して第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107に接続されることができる。
引き続き図8を参照して、本実施例では、伸縮機構は非セルフロック機構であり、伸縮機構の両端には、リミット部品が設置され、棚でのガイド部品と嵌合して、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102の予め設定された方向の位置制限を実現するために用いられる。リミット部品とガイド部品の嵌合で、倉庫ロボットが棚を登る過程で、第1の登り軌道1と第2の登り軌道2との間の距離が短くなり、さらにリミット部品を押出すると、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102との間の距離が適切に縮小され、第1の登り軌道1と第2の登り軌道2との間の距離が大きくなり、それにより、リミット部品を引き抜くと、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102との間の距離が適切に増大し、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102が、軌道から逸れ、又は第1の駆動輪101と第2の駆動輪102が受ける圧力が大きすぎることを避けることができる。
具体的には、リミット部品は、予め設定された方向に沿って間隔設置される第1のガイドホイール70と第2のガイドホイール80を含み、ガイド部品は、第1のガイドホイール70と第2のガイドホイール80の間に挟まれて設置される。第1のガイドホイール70と第2のガイドホイール80は回転することができるので、第1のガイドホイール70と第2のガイドホイール80とガイド部品との間の摩擦力が小さくなり、登るときの抵抗は低減される。
好ましくは、第1のガイドホイール70と第2のガイドホイール80は第1のスライド部104に間隔設置され、これに応じて、第2のスライド部105にも第1のガイドホイール70と第2のガイドホイール80が設置され、ガイド部品は、軌道に設置される止め板であり、第1のガイドホイール70と第2のガイドホイール80は、止め板の両側に挟まれて設置される。
具体的には、第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107は、非セルフロックスクリューロッドであってもよく、第1のスライド部104が予め設定された方向の力を受けると、第1のスクリューロッド106が回転し、第1のスライド部104は力の方向に移動し、同様に、第2のスライド部105が予め設定された方向の力を受けると、第2のスクリューロッド107が回転し、第2のスライド部105が作用力の方向に移動する。このように設置すれば、倉庫ロボットが棚を登る過程で、第1の登り軌道1と第2の登り軌道2との間の距離が短くなるとき、第1のスライド部104と第2のスライド部105でのリミット部品が押され、第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107の回転により、第1のスライド部104と第2のスライド部105との間の距離が適切に短縮され、過度の圧力を避ける。倉庫ロボットが棚を登る過程で、第1の登り軌道1と第2の登り軌道2との間の距離が大きくなるとき、第1のスライド部104と第2のスライド部105でのリミット部品が引き抜かれ、第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107の回転により、第1のスライド部104と第2のスライド部105との間の距離が適切に増大し、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102が対応する登り軌道から逸れることを避ける。例示的に、第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107は、ボールねじ、又はねじれ角よりも小さい摩擦角を有する他のスクリューロッドであってもよい。注意すべきものとして、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102が軌道とドッキングした後、第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107に連動接続される回転装置も非セルフロック装置であり、即ち、第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107が自由に回転することができる。
本実施例は、回転装置に対して制限を設けず、回転装置が駆動軸108を駆動して回転させることができればよく、例えば、回転装置が回転モータを含み、回転モータの主軸が駆動軸108に連動接続されてもよい。具体的には、駆動軸108には、第1のベルトプーリが設置され、回転モータの主軸には、第2のベルトプーリが設置され、伝動ベルトは第1のベルトプーリと第2のベルトプーリと嵌合して、回転モータと駆動軸108との間の連動接続を実現する。伝動ベルトと第1のベルトプーリと第2のベルトプーリの間にスライドしないように、伝動ベルトは同期ベルトであってもよく、これに応じて、第1のベルトプーリと第2のベルトプーリは歯形ベルトプーリである。
一実現可能な形態では、倉庫ロボットはさらにセンサを含み、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102が軌道から受ける圧力を検出して、伸縮機構の伸縮を制御するために用いられる。第1の駆動輪101と第2の駆動輪102が軌道から受ける圧力が予め設定された値に達すると、伸縮機構を制御して動作を停止させる。第1の駆動輪101と第1の登り軌道1がドッキングし、且つ第2の駆動輪102と第2の登り軌道2がドッキングした後、伸縮機構を制御して動作を停止させ、第1の駆動輪101に対する第1の登り軌道1の突き当て力、及び第2の駆動輪102に対する第2の登り軌道2の突き当て力が大きすぎることを避ける。
注意すべきものとして、予め設定された値は、第1の駆動輪101が第1の登り軌道1とドッキングし、且つ第2の駆動輪102が第2の登り軌道2とドッキングすることを確保するときの第1の駆動輪101が受ける最小の圧力である。
具体的には、センサは、第1の駆動輪101及び/又は第2の駆動輪102に設置される圧力センサであってもよい。
他の実施例では、倉庫ロボットはさらにトルク検出装置を含み、トルク検出装置は、回転装置のトルクを検出して、伸縮機構の伸縮を制御するために用いられる。例示的に、第1の駆動輪101が受ける圧力が予め設定された値に達するときに回転装置に対応するトルクはプリセットトルクであるので、回転装置のトルクがプリセットトルクに達したことが検出されたとき、回転モータを制御して回転を停止させる。棚を登る過程で、回転装置のトルクが予め設定されたトルクより小さいことが検出された場合、伸縮機構によって第1の駆動輪101と第2の駆動輪102との間の距離を適切に増大し、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102が対応する登り軌道から逸れることを避ける。
本実施例で提供される倉庫ロボットはコントローラを含むことができ、コントローラは、センサ又はトルク検出装置に接続され、センサ又はトルク検出装置から提供されるデータに基づいて、伸縮機構の動作を制御する。
本実施例では、回転装置は回転モータであってもよく、対応するトルク検出装置は、回転モータのトルクを検出するために用いられる。
本実施例で提供される倉庫ロボットと登り軌道がドッキングする過程は、以下の通りである。倉庫ロボットは、第1のクライミングユニット10が第1の登り軌道1と第2の登り軌道2の間に位置し、且つ第2のクライミングユニット60が第3の登り軌道3と第4の登り軌道4の間に位置するまで移動し、その後、回転モータにより、第1のスクリューロッド106と第2のスクリューロッド107を駆動して回転させ、それにより、第1のスライド部104と第2のスライド部105を動かして本体103から離れる方向に移動させ、第1の駆動輪101を第1の登り軌道1に接触させ、第2の駆動輪102を第2の登り軌道2に接触させ、回転モータのトルクが予め設定された値に達したことが検出された場合、回転モータを制御して動作を停止させ、このとき、第1の駆動輪101が第1の登り軌道1とドッキングし、第2の駆動輪102が第2の登り軌道2とドッキングする。上記の過程では、第2のクライミングユニット60での伸縮機構により、第3の駆動輪601と第4の駆動輪602との間の距離を調整し、第3の駆動輪601を第3の登り軌道3とドッキングさせ、第4の駆動輪602を第4の登り軌道4とドッキングさせる。
本実施例では、倉庫ロボットはさらに弾性部品を含み、弾性部品は、本体103とアンダーフレーム20に接続され、弾性部品は、本体103が予め設定された方向にスライドするときに弾性変形する。本体103とアンダーフレーム20が相対的に移動するとき、弾性部品が弾性変形し、倉庫ロボットが棚を登ってアンダーフレーム20を地面から逸れる場合、弾性部品の弾力の作用により、本体103とアンダーフレーム20は初期位置に戻る。ここで、初期位置は、弾性部品が弾性変形していないときのアンダーフレーム20と本体103との相対位置である。
具体的に、弾性部品は様々な種類があり、例えば、弾性部品は、本体103とアンダーフレーム20に接続されるゴムブロックを含み、又は弾性部品は、本体103とアンダーフレーム20に接続される弾性片を含むことができる。本実施例で好ましくは、弾性部品はばね109を含み、ばね109の中心線は予め設定された方向に平行であり、ばね109の一端は本体103に接続され、ばね109の他端はアンダーフレーム20に接続され、ゴムブロックに比べて、ばね109の耐用年数はより長い。
さらに、ばね109は2つであり、本体103には、予め設定された方向に沿って2つのばね接続部品が間隔設置され、各ばね109の一端は1つのばね接続部品に接続され、各ばね109の他端はアンダーフレーム20に接続される。本体103がアンダーフレーム20に対して移動すると、2つのばね109がいずれも弾性変形し、1つのばね109だけが設置されるのに対して、弾性力が増大し、本体103とアンダーフレーム20が初期位置に戻る時間が短縮される。
引き続き図4を参照して、本実施例では、ばね接続部品は、中心線が予め設定された方向に平行な柱体1035を含み、ばね109の一部は柱体1035に套設される。ばね109が圧縮されると、柱体1035は、ばね109が力を受けるとき傾斜しないようにガイドの役割を果たすことができる。
引き続き図5~図8を参照する。本実施例では、クライミングアセンブリは、予め設定された方向の垂直方向に沿って間隔設置される2つのクライミングユニットを含む。且つ前記2つのクライミングユニットの第1の駆動輪101は、ユニバーサルジョイント30によって接続され、2つのクライミングユニットの第2の駆動輪102は、ユニバーサルジョイント30によって接続される。
具体的には、クライミングアセンブリは、予め設定された方向の垂直方向に沿って間隔設置される第1のクライミングユニット10と第2のクライミングユニット60を含み、第1のクライミングユニット10には、第1の駆動輪101と第2の駆動輪102が設置され、第2のクライミングユニット60には、第3の駆動輪601と第4の駆動輪602が設置され、第1の駆動輪101と第3の駆動輪601は、ユニバーサルジョイント30を介して接続され、第2の駆動輪102と第4の駆動輪602は、ユニバーサルジョイント30を介して接続される。このように設置すれば、第1のクライミングユニット10が第1の駆動輪101と第2の駆動輪102との距離を調整するとき、第2のクライミングユニット60での第3の駆動輪601と第4の駆動輪602に影響を与えることを避けることができ、即ち、異なるクライミングユニットでの2つの駆動輪間の距離は、個別に調整されることができる。
引き続き図5と図8を参照して、棚には、4つの登り軌道が設置され、第1のクライミングユニット10と第2のクライミングユニット60での各駆動輪は、1の登り軌道とドッキングしている。動力装置は、第1のクライミングユニット10での第1の駆動輪101に連動接続される第1の駆動モータ40、及び第1のクライミングユニット10での第2の駆動輪102に連動接続される第2の駆動モータ50を含んでもない。
本実施例では、第1のクライミングユニット10は、第2のクライミングユニット60とほぼ同じ構造であり、第1のクライミングユニット10の説明を参照して、ここでは繰り返さない。
最後に説明すべきものとして、以上の各実施例は、本願の技術案を説明するためにのみ使用され、それらに限定されるものではない。上記の各実施例を参照して本願を詳細に説明したが、当業者は、依然として上述の各実施例に記載された技術案を修正したり、一部又は全部の技術的特徴を均等に置換したりすることができ、これらの修正又は置換は、本願の各実施例の技術案の範囲から対応する技術案の本質を逸脱させないことを理解すべきである。
本願は、2019年04月30日に中国特許局に提出した、出願番号が201910360794.5であり、出願名称が「倉庫ロボット」である中国特許出願の優先権を主張し、その内容の全ては援用により本発明に組み合わせられる。

Claims (15)

  1. 倉庫ロボットであって、クライミングアセンブリ及びアンダーフレームを含み、前記クライミングアセンブリは、棚での軌道とドッキングし、ドッキングが完了したら前記倉庫ロボットを動かして前記棚に沿って登るために用いられ、
    前記クライミングアセンブリは、前記アンダーフレームとスライド可能に接続され、前記クライミングアセンブリが前記軌道とドッキングする間に、前記クライミングアセンブリを水平面で予め設定された方向にスライドさせることができ、
    前記クライミングアセンブリは、本体及びクライミングユニットを含み、前記クライミングユニットは前記本体に設置され、前記本体は、前記アンダーフレームとスライド可能に接続され、
    前記クライミングユニットには、伸縮機構及び、予め設定された方向に設置された第1の駆動輪と第2の駆動輪を有し、前記第1の駆動輪と前記第2の駆動輪は、前記伸縮機構の両端に設置され、前記伸縮機構の駆動作用によって前記軌道とドッキングする、
    ことを特徴とする倉庫ロボット。
  2. 前記クライミングユニットは、第1のスライド部及び第2のスライド部を含み、前記第1の駆動輪は前記第1のスライド部に設置され、前記第2の駆動輪は前記第2のスライド部に設置され、前記伸縮機構は、前記第1のスライド部及び前記第2のスライド部に接続され、前記第1のスライド部及び前記第2のスライド部を駆動して予め設定された方向に移動させる、
    ことを特徴とする請求項に記載の倉庫ロボット。
  3. 前記伸縮機構は、第1のスクリューロッド、第2のスクリューロッド及び前記本体に設置され駆動装置を含み、前記第1のスクリューロッドの軸線は前記予め設定された方向に平行であり、前記第1のスライド部には、前記第1のスクリューロッドと嵌合する第1のねじ穴が設置され、前記第1のスクリューロッドは前記本体に回転可能に接続され、
    前記第2のスクリューロッドの軸線は予め設定された方向に平行であり、前記第2のスライド部には、前記第2のスクリューロッドと嵌合する第2のねじ穴が設置され、前記第2のスクリューロッドは前記本体に回転可能に接続され、
    前記駆動装置は、前記第1のスクリューロッド及び前記第2のスクリューロッドと連動接続される、
    ことを特徴とする請求項に記載の倉庫ロボット。
  4. 前記駆動装置は、回転装置及び駆動軸を含み、前記駆動軸の軸線、前記第1のスクリューロッドの軸線及び前記第2のスクリューロッドの軸線は、同一直線上に設置され、前記駆動軸の一端は前記第1のスクリューロッドと連動接続され、前記駆動軸の他端は前記第2のスクリューロッドと連動接続され、且つ前記回転装置は前記駆動軸と連動接続される、
    ことを特徴とする請求項に記載の倉庫ロボット。
  5. 前記回転装置は前記本体に設置される、
    ことを特徴とする請求項に記載の倉庫ロボット。
  6. 前記クライミングアセンブリは、予め設定された方向の垂直方向に沿って間隔設置される2つのクライミングユニットを含む、
    ことを特徴とする請求項~請求項のいずれか1項に記載の倉庫ロボット。
  7. 2つの前記クライミングユニットの前記第1の駆動輪は、ユニバーサルジョイントを介して接続される、
    ことを特徴とする請求項に記載の倉庫ロボット。
  8. 2つの前記クライミングユニットの前記第2の駆動輪は、ユニバーサルジョイントを介して接続される、
    ことを特徴とする請求項に記載の倉庫ロボット。
  9. 前記倉庫ロボットはさらに、前記伸縮機構の伸縮を制御するために、前記第1の駆動輪と前記第2の駆動輪が受ける前記軌道の圧力を検出するセンサを含む、
    ことを特徴とする請求項~請求項のいずれか1項に記載の倉庫ロボット。
  10. 前記倉庫ロボットはさらにトルク検出装置を含み、前記トルク検出装置は、前記伸縮機構の伸縮を制御するように、前記回転装置のトルクを検出するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項4または請求項5に記載の倉庫ロボット。
  11. 前記伸縮機構は非セルフロック機構である、
    ことを特徴とする請求項~請求項10のいずれか1項に記載の倉庫ロボット。
  12. 前記伸縮機構の両端には、リミット部品が設置され、前記棚でのガイド部品を嵌合して、前記第1の駆動輪と第2の駆動輪の予め設定された方向の位置制限を実現するために用いられる、
    ことを特徴とする請求項11に記載の倉庫ロボット。
  13. 前記リミット部品は、予め設定された方向に沿って間隔設置される第1のガイドホイールと第2のガイドホイールを含み、前記ガイド部品は、前記第1のガイドホイールと前記第2のガイドホイールの間に挟まれて設置される、
    ことを特徴とする請求項12に記載の倉庫ロボット。
  14. 前記倉庫ロボットはさらに弾性部品を含み、前記弾性部品は、前記本体と前記アンダーフレームに接続され、前記弾性部品は、前記本体が予め設定された方向に沿って前記アンダーフレームに対してスライドするときに弾性変形する、
    ことを特徴とする請求項~請求項13のいずれか1項に記載の倉庫ロボット。
  15. 前記弾性部品はばねを含み、前記ばねは2つであり、前記本体には、予め設定された方向に沿って2つのばね接続部品が間隔設置され、各前記ばねの一端は1つの前記ばね接続部品に接続され、各前記ばねの他端は前記アンダーフレームに接続される、
    ことを特徴とする請求項14に記載の倉庫ロボット。
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