JP7273878B2 - 情報処理装置、及び、情報処理方法 - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、及び、情報処理方法に関する。
従来、駐車場を必要とするユーザが駐車場を探すための手法が提案されている。例えば、特許文献1は、駐車場の満空データをデータベースに蓄積し、データベースのデータをユーザが検索し、閲覧可能とする仲介サーバを開示する。
特開2018-156197号公報
特許文献1の構成では、ユーザが利用できる駐車場の情報がデータベースに登録されていることを前提とする。言い換えれば、データベースに登録されていない駐車場をユーザが探すことは、従来の手法ではできなかった。さらに、事業に利用する駐車場が必要な場合は、必要とする駐車場の数や駐車する車両の数が多いことから、駐車場を探すために大きな労力を必要としていた。
本発明はかかる背景に鑑みてなされたものであり、事業に利用する目的で駐車場を探す場合の労力を軽減することを目的とする。
上記目的を達成するための第1態様として、駐車場の少なくとも一部を含む範囲を撮影した撮影画像と、前記撮影画像に写っている前記駐車場の位置に関する駐車場位置情報とを取得する取得部と、前記撮影画像、及び、前記駐車場位置情報をもとに、サービス事業における前記駐車場の適性を判定する判定部と、を備え、前記サービス事業は車両を提供するサービスを行う事業であり、前記取得部は、情報提供者が使用する情報提供装置から前記撮影画像を取得可能であり、前記判定部は、前記駐車場の稼働率、及び、前記駐車場の立地の特徴の少なくともいずれかについて前記サービス事業に適しているか否かを判定することにより、前記サービス事業における前記駐車場の適性を判定するよう構成され前記サービス事業における前記駐車場の利用開始後の稼働状況、及び、前記駐車場位置情報の少なくともいずれかに基づいて、前記情報提供者の報酬を決定する報酬処理部を備える、情報処理装置が挙げられる。
上記情報処理装置において、前記取得部は、前記撮影画像が撮影された時刻又は時間帯に関する撮影時刻情報を取得し、前記判定部は、前記撮影画像に写っている車両の数と、前記撮影時刻情報とに基づいて、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適しているか否かを判定する構成としてもよい。
上記情報処理装置において、前記判定部は、前記駐車場位置情報をもとに前記駐車場が属する地域の特性を推定し、前記撮影画像に写っている車両の数、前記撮影時刻情報、及び、前記駐車場が属する地域の特性に基づいて、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適しているか否かを判定する構成としてもよい。
上記情報処理装置において、前記判定部は、前記駐車場が属する地域の特性を住宅地と推定した場合であって、前記撮影画像が夜間又は早朝に撮影された画像であり、前記撮影画像に写っている車両の数が第1基準を下回る場合に、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適していると判定する構成としてもよい。
上記情報処理装置において、前記判定部は、前記駐車場が属する地域の特性をオフィス街と推定した場合であって、前記撮影画像が昼間に撮影された画像であり、前記撮影画像に写っている車両の数が第2基準を下回る場合に、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適していると判定する構成としてもよい。
上記情報処理装置において、前記判定部は、前記駐車場の稼働率、及び、前記駐車場の立地の特徴のうちいずれか1以上が前記サービス事業に適していると判定した場合に、前記駐車場が前記サービス事業における適性を有すると判定する構成としてもよい。
上記情報処理装置において、前記判定部は、前記サービス事業と競合する事業で前記駐車場が利用されることを示す被写体が前記撮影画像に写っているか否かと、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適しているか否か及び前記駐車場の立地の特徴が前記サービス事業に適しているか否かの少なくともいずれかと、に基づいて、前記サービス事業における前記駐車場の適性を判定する構成としてもよい。
上記情報処理装置において、前記取得部は、前記駐車場の利用者を募集する広告に含まれる前記撮影画像を取得する構成としてもよい。
上記情報処理装置において、前記取得部は、画像提供者が提供する前記撮影画像を取得し、前記取得部は、情報提供者が使用する情報提供装置から前記撮影画像を取得可能であり、前記サービス事業における前記駐車場の利用開始後の稼働状況、及び、前記駐車場位置情報の少なくともいずれかに基づいて、前記情報提供者の報酬を決定する報酬処理部を備える構成としてもよい。
上記情報処理装置において、前記取得部は、前記撮影画像を取得する前に、前記情報提供装置から前記駐車場位置情報を取得し、前記駐車場位置情報をもとに前記撮影画像の提供に対する報酬を予測し、予測した報酬を前記情報提供装置に通知する構成としてもよい。
上記目的を達成するための第2態様として、情報提供者が使用する情報提供装置と通信するコンピュータによって、駐車場の少なくとも一部を含む範囲を撮影した撮影画像を前記情報提供装置から取得し、前記撮影画像に写っている前記駐車場の位置に関する駐車場位置情報取得し、車両を提供するサービス事業における前記駐車場の適性を、前記撮影画像及び前記駐車場位置情報をもとに判定する判定処理を行い、前記判定処理で、前記駐車場の稼働率、及び、前記駐車場の立地の特徴の少なくともいずれかについて前記サービス事業に適しているか否かを判定することにより、前記サービス事業における前記駐車場の適性を判定し、前記サービス事業における前記駐車場の利用開始後の稼働状況、及び、前記駐車場位置情報の少なくともいずれかに基づいて、前記情報提供者の報酬を決定する、情報処理方法が挙げられる。
上記構成によれば、事業に利用する目的で駐車場を探す場合の労力を軽減できる。
情報処理システムのブロック図。 情報処理装置が記憶するデータの例を示す模式図。 情報処理装置の動作を示すフローチャート。 情報処理装置の動作を示すフローチャート。 情報処理装置の動作を示すフローチャート。 情報処理装置の動作を示すフローチャート。 情報処理装置及び提供者端末の動作を示すシーケンス図。 情報処理装置の動作を示すフローチャート。
[1.情報処理システムの概要]
図1は、本実施形態の情報処理システムの概要を示す説明図である。この情報処理システムは、情報処理装置100によって、サービス事業に利用する目的で駐車場を探索するために利用可能な情報を処理する。駐車場を利用するサービス事業の例として、車両を提供する車両貸出サービス事業が挙げられる。車両貸出サービスとは、カーシェアリング、レンタカー、カーリースを含み、特に典型的な例としてカーシェアリングサービスが挙げられる。以下の説明では、車両の一例として四輪自動車を提供するカーシェアリングサービスを想定して説明するが、車両の種類は特に制限されない。
カーシェアリングサービスでは、サービス利用者に対して提供する車両を駐車しておく場所が必要である。カーシェアリングサービスを行う事業者は、法人や個人が所有する駐車場を利用してサービス事業を行うことがあるが、カーシェアリングサービスに適する駐車場を見つけることは容易ではない。カーシェアリングサービスに適する駐車場とは、多くのサービス利用者にとって便利な場所に位置していることや、駐車場の近隣の住民がサービス利用者となる可能性を有すること等の条件を満たす駐車場である。既に高い稼働率で利用されている駐車場には、カーシェアリングサービスのために駐車スペースを確保できない可能性が高い。また、競合する他の事業者が利用している駐車場は、駐車場の管理者または所有者が事業利用に寛容であることが推測されるため、サービス事業の適性を有するといえる。情報処理装置100は、これらの条件を満たす駐車場を、比較的少ない労力で探すことを可能とする。
情報処理装置100は、通信ネットワーク500に接続されたコンピュータであり、例えばサーバ装置である。情報処理装置100は、通信ネットワーク500を通じて、広告サーバ210、及び、提供者端末220とデータ通信可能に接続される。情報処理装置100、及び後述する広告サーバ210は、クラウド型のサーバであってもよい。
通信ネットワーク500は、データ通信ネットワークであればよく、公衆回線網を含む広域通信ネットワーク、LAN(Local Area Network)等が挙げられる。通信ネットワーク500は、インターネット等のオープンネットワークであってもよい。
情報処理装置100は、駐車場に関する提供データD1を、通信ネットワーク500を通じて取得する。提供データD1は、提供者端末220等の装置から情報処理装置100に提供されるデータであり、後述するように、駐車場を撮影した撮影画像等を含む。
広告サーバ210は、広告を配信するサーバである。本実施形態では、広告サーバ210が不動産物件の広告を配信する例を挙げる。広告サーバ210は、通信ネットワーク500を含む各種の通信ネットワークに接続される。広告サーバ210は、情報処理装置100、或いは他の装置のアクセスに応じて、不動産物件の画像を含む広告のデータを送信する。本実施形態では、広告サーバ210は、賃貸用の駐車場の広告のデータとして、駐車場を撮影した撮影画像を含む広告を送信する。この撮影画像に、撮影場所の位置情報、及び、撮影日時を示すデータが付加されている場合、広告サーバ210が送信するデータは提供データD1を構成する。
提供者端末220は、駐車場に関する情報を提供する提供者が使用する端末装置である。提供者は、例えば、カーシェアリングサービスを実行する事業者が雇用するスタッフ、或いは、上記事業者の依頼を受けた人物である。例えば、提供者端末220は、駐車場に関する提供データD1を情報処理装置100に提供する装置として、予め登録される。提供者端末220は、据え置き型或いは可搬型のコンピュータであり、例えば、モバイルデバイス、或いは、ハンドヘルドコンピュータと呼ばれる携帯型のコンピュータである。
提供者端末220は、提供者の操作に従って、後述するように提供データD1を生成し、情報処理装置100に送信する。
図1には2つの提供者端末220を図示するが、情報処理装置100と通信する提供者端末220の数に制限はない。例えば、3以上の提供者端末220が情報処理装置100と通信する構成も可能である。
[2.情報処理装置の構成]
情報処理装置100は、プロセッサ10、記憶部20、及び、通信部30を備える。プロセッサ10は、CPU(Central Processing Unit)やマイクロコントローラ等の情報処理デバイスである。記憶部20は、プロセッサ10によって実行されるプログラムや、プロセッサ10が処理するデータを記憶する。記憶部20は、フラッシュメモリ等の半導体メモリデバイス、磁気的記憶デバイス、光学的記憶デバイス等を用いて構成される不揮発性の記憶装置が挙げられる。また、記憶部20は、半導体メモリデバイスで構成される揮発性の記憶領域を備え、この揮発性の記憶領域によってプロセッサ10のワークエリアを形成してもよい。また、プロセッサ10が揮発性メモリを統合した統合型のデバイスで構成される場合、記憶部20は不揮発性の記憶装置で構成される。
記憶部20は、制御用プログラム21、駐車場データ23、基準データ24、参照データ25、判定結果データ26、及び、稼働データ27を記憶する。制御用プログラム21は、プロセッサ10が情報処理装置100を制御するために実行するプログラムである。また、記憶部20は、情報処理装置100が受信した提供データD1を記憶する。
記憶部20が記憶する各データについては後述する。
プロセッサ10は、制御用プログラム21を実行することによって、情報処理装置100の機能を実現する。プロセッサ10が構成する機能部として、取得部11、判定部12、及び、報酬処理部13を示す。これらの各機能部は、プロセッサ10が制御用プログラム21を実行することによってソフトウェアとハードウェアの協働により実現される。
取得部11は、駐車場を撮影した撮影画像を含む各種のデータを取得する。具体的には、取得部11は、通信部30によって提供データD1を受信し、提供データD1から駐車場に関するデータを取得する。
判定部12は、取得部11が取得したデータ、及び、記憶部20に予め記憶されているデータに基づいて、サービス事業における駐車場の適性を判定する。詳細には、判定部12は、提供データD1により特定される駐車場の稼働率、及び、駐車場の立地の特徴のそれぞれについて、サービス事業に適しているか否かを判定する。また、判定部12は、提供データD1に関する駐車場を利用する場合に、他の事業者によるサービス事業との競合が発生するか否かを判定する。これらの判定結果に基づき、判定部12は、サービス事業における駐車場の適性を判定する。
本実施形態では、判定部12は、駐車場がサービス事業における適性を有しているか否かを判定する。これは一例であり、判定部12は、サービス事業における駐車場の適性を示す数値や、適性を有する確率を算出してもよい。
報酬処理部13は、提供データD1を提供する提供者、すなわち提供者端末220を使用する提供者に対する報酬の提示、及び、報酬の算出を行う。
通信部30は、通信ネットワーク500に接続される通信装置である。通信部30は、例えば、Ethernet(登録商標)ケーブルが接続されるコネクタ、及び、ケーブルを通じて信号を送受信する通信インターフェース回路を備える。通信部30は、アンテナやRF回路を備え、無線データ通信を実行する通信装置であってもよい。
通信部30は、プロセッサ10の制御に従って、通信ネットワーク500を通じて広告サーバ210、及び、提供者端末220との間でデータ通信を実行する。
[3.情報処理装置に接続される装置の構成]
広告サーバ210及び提供者端末220の構成を説明する。
広告サーバ210は、プロセッサ211、記憶部212、及び、通信部213を有する。記憶部212は、プロセッサ211によって実行されるプログラムや、プロセッサ211が処理するデータを記憶する。プロセッサ211は、記憶部212に記憶されたプログラムを実行し、広告サーバ210を制御する。
プロセッサ211は、CPUやマイクロコントローラ等の情報処理デバイスである。
記憶部212は、フラッシュメモリ等の半導体メモリデバイス、磁気的記憶デバイス、光学的記憶デバイス等を用いて構成される不揮発性の記憶装置が挙げられる。
通信部213は、通信ネットワーク500に接続される通信装置である。通信部213は、例えば、通信部30と同様に構成される。通信部30は、プロセッサ10の制御に従って、通信ネットワーク500を通じて情報処理装置100との間でデータ通信を実行する。
提供者端末220は、プロセッサ221、記憶部222、通信部223、タッチパネル224、カメラ225、及び、GNSS226を有する。
プロセッサ221は、CPUやマイクロコントローラ等の情報処理デバイスである。記憶部222は、フラッシュメモリ等の半導体メモリデバイスを用いて構成される不揮発性の記憶装置が挙げられる。記憶部222は、揮発性の記憶領域を有し、プロセッサ221のワークエリアを形成する構成であってもよい。記憶部222は、プロセッサ221によって実行されるプログラムや、プロセッサ221が処理するデータを記憶する。
プロセッサ221は、記憶部222に記憶されたプログラムを実行し、提供者端末220を制御する。
通信部223は、アンテナ、RF回路等を備え、モバイル通信回線を通じて無線データ通信を実行する通信装置である。通信部223は、通信ネットワーク500に接続し、プロセッサ221の制御に従って、情報処理装置100との間でデータ通信を実行する。
タッチパネル224は、プロセッサ221の制御に従って各種の画像を表示する。タッチパネル224は、タッチパネル224に対するタッチ操作を検出し、検出した操作を示す操作データをプロセッサ221に出力する。
カメラ225は、プロセッサ221の制御に従って撮影を行い、撮影画像をプロセッサ221に出力する。
GNSS(Global Navigation Satellite System)226は、プロセッサ221の制御に従って提供者端末220の位置を検出する。
提供者端末220は、提供者の操作に従って、カメラ225によって撮影を実行する。提供者端末220は、カメラ225の撮影画像データに、撮影時点における提供者端末220の位置情報、および、撮影日時を示す情報を付加することにより、提供データD1を生成する。提供者端末220は、提供者の操作に従って提供データD1を情報処理装置100に送信する。
[4.情報処理装置が処理するデータ]
図2は、記憶部20が記憶するデータの例を示す模式図である。図2において、制御用プログラム21の図示を省略する。図2は一例であり、記憶部20が記憶する各データが図2に示す情報の全てを含むとは限らない。
提供データD1は、撮影画像D11、撮影位置情報D12、及び、撮影日時情報D13を含み、これらの情報は互いに対応付けられる。撮影画像D11は、駐車場の少なくとも一部を含む範囲を撮影した撮影画像データである。撮影位置情報D12は、撮影画像D11を撮影したときの撮影装置の位置情報である。撮影日時情報D13は、撮影画像D11が撮影された日付および/又は時刻を示す。プロセッサ10は、広告サーバ210が配信する広告データに含まれる提供データD1、及び、提供者端末220が送信する提供データD1を受信して、記憶部20に記憶する。
駐車場データ23は、駐車場ID231、駐車場位置情報232、駐車場画像233、撮影時刻情報234、及び、撮影日情報235を含む。
駐車場ID231は、情報処理装置100が駐車場に付与する固有の識別情報である。駐車場ID231によって1つの駐車場が特定される。ここで、1つの駐車場は、1又は複数の駐車スペースを有し、一体として運営される単位を指す。駐車スペースは1台の車両を駐車する場所をいう。駐車場ID231は、後述する駐車場ID261、及び、駐車場ID271と共通の情報である。例えば、情報処理装置100は、提供データD1を受信したときに、撮影画像D11に写っている駐車場が、過去に受信した提供データD1に関係しない駐車場であると判定した場合、新たな駐車場ID231を発行する。
駐車場位置情報232は、駐車場ID231で特定される駐車場の位置を示す情報である。駐車場位置情報232は、駐車場それ自体の位置情報であってもよいし、駐車場を撮影した撮影画像の撮影位置の位置情報であってもよい。また、撮影画像の撮影位置から推定される駐車場の位置であってもよい。
駐車場画像233は、撮影画像D11、或いは、情報処理装置100が撮影画像D11を加工した画像である。例えば、駐車場画像233は、撮影画像D11から駐車場の画像を抽出することによって生成された画像である。
撮影時刻情報234は、駐車場画像233の撮影時刻を示す情報である。撮影日情報235は、駐車場画像233の撮影日を示す情報である。撮影時刻情報234及び撮影日情報235は、情報処理装置100によって、撮影日時情報D13から生成される。
記憶部20は、1つの撮影画像D11に対応する1つの駐車場データ23を記憶する。記憶部20が記憶可能な駐車場データ23の数は制限されない。記憶部20は、1つの駐車場に対応する複数の駐車場データ23を記憶することも可能である。
基準データ24は、第1基準241、第2基準242、需要判定基準243、及び、報酬基準244を含む。基準データ24は、プロセッサ10が実行する処理に関係する基準値や閾値のデータである。基準データ24は、予め設定され、記憶部20に記憶される。
参照データ25は、地域区分DB(データベース)251、商圏DB252、及び、カレンダー253を含む。地域区分DB251は、位置情報と、地域の特性とを対応付けたデータを含むデータベースである。地域区分DB251は、情報処理装置100による処理の対象となっている国、地方、市町村などの領域における位置と、その位置が属する地域の特性とを対応付ける。地域の特性とは、例えば、一般消費者を対象とする事業のマーケティングに影響する土地の属性である。具体的には、土地の利用形態を示す属性であり、住宅地、オフィス街、商業地、工業地域、農漁業地域等が挙げられる。また、地域の特性は、地方自治体等が定める土地の利用目的であってもよく、例えば、工業地域、商業地域、住宅地域等の区分であってもよい。プロセッサ10は、参照データ25を参照することによって、駐車場の位置から、駐車場が属する地域の特性を取得できる。また、地域区分DB251は、鉄道の駅、バス路線、大規模施設の位置や種類に関するデータを含む。
商圏DB252は、駐車場を利用するサービス事業の商圏に関するデータを含むデータベースである。商圏DB252は、情報処理装置100による処理の対象となっている国、地方、市町村などの領域について、例えば行政区分ごとの人口、世帯数、人口の年齢比、人口の性比等の統計値や推計値を含む。
カレンダー253は、年号、日付、曜日を対応付けるデータを含み、祝日や休日の日付を特定するデータを含んでもよい。
判定結果データ26は、駐車場ID261、地域特性262、稼働率適性263、立地適性264、競合情報265、及び、事業適性266を含む。判定結果データ26は、駐車場ID261により特定される駐車場について、判定部12によって判定された判定結果を含む。地域特性262は、駐車場ID261で特定される駐車場が属する地域の特性である。稼働率適性263、立地適性264、競合情報265、及び、事業適性266は、それぞれ、後述するステップSA13、SA14、SA15、SA16で判定される判定結果を含む。
稼働データ27は、駐車場ID271、契約情報272、稼働情報273、提供者情報274、及び、報酬情報275を含む。稼働データ27は、駐車場ID271で特定される駐車場をサービス事業で利用する場合の稼働状況に関するデータである。契約情報272は、駐車場の契約状態を示し、例えば、サービス事業で利用する契約がされているか否かを示す。稼働情報273は、駐車場の稼働実績の情報であり、稼働数、売上金額、利益等を含む。提供者情報274は、駐車場ID271で特定される駐車場について提供データD1を提供した提供者を示す情報である。報酬情報275は、駐車場ID271で特定される駐車場に関して提供者に与えられる報酬額等を示す。
[5.情報処理装置の動作]
図3、図4、図5、図6、及び図8は、情報処理装置100の動作を示すフローチャートである。図7は、情報処理装置100と提供者端末220の動作を示すシーケンス図である。これらの図を参照して、情報処理装置100の動作を説明する。
図3のステップSA11、SA12は取得部11が実行する。ステップSA13~SA16及びこれらに対応する図4~図6の動作は、判定部12が実行する。図7に示す動作は、情報処理装置100の報酬処理部13と提供者端末220のプロセッサ221が実行する。図8の動作は報酬処理部13が実行する。
情報処理装置100は、広告サーバ210又は提供者端末220から提供データD1を取得する(ステップSA11)。ステップSA11で、情報処理装置100は、例えば通信ネットワーク500に接続するウェブサーバを巡回し、広告データを配信するウェブサーバから提供データD1を取得する。また、情報処理装置100は、提供者端末220から提供データD1を送信することの要求を受診した場合に、提供者端末220から提供データD1を受信し、取得する。ステップSA11で、情報処理装置100は、取得した提供データD1を記憶部20に記憶する。
情報処理装置100は、提供データD1から撮影画像D11、撮影位置情報D12及び撮影日時情報D13を抽出することによって、駐車場データ23を取得する(ステップSA12)。ステップSA12で、情報処理装置100は、駐車場データ23を記憶部20に記憶する。
ステップSA12より後の処理では、ステップSA12で取得した駐車場ID231で特定される駐車場を、処理対象の駐車場とする。図4~図6においても同様とする。
情報処理装置100は、駐車場データ23に基づいて、稼働率適性判定処理を実行する(ステップSA13)。稼働率適性判定処理は、処理対象の駐車場の稼働率が、サービス事業で利用することに適するか否かを判定する処理である。
図4に、稼働率適性判定処理の詳細を示す。
情報処理装置100は、駐車場画像233をもとに、処理対象の駐車場の駐車可能台数および実駐車台数を推定する(ステップSA21)。駐車可能台数は、処理対象の駐車場の駐車スペースの数であり、実駐車台数は、駐車場画像233の撮影時に駐車されていた車両の数である。
情報処理装置100は、ステップSA21で推定した実駐車台数を駐車可能台数で除算することによって、処理対象の駐車場の稼働率を算出する(ステップSA22)。
情報処理装置100は、地域区分DB251を参照することによって、駐車場位置情報232に該当する地域の特性を推定する(ステップSA23)。例えば、ステップSA23で、情報処理装置100は、処理対象の駐車場が属する地域の特性が、住宅地、オフィス街、商業地、工業地域、及び農漁業地域のいずれに該当するかを推定する。
情報処理装置100は、推定した地域の特性が住宅地であるか否かを判定する(ステップSA24)。地域の特性が住宅街である場合(ステップSA24;YES)、情報処理装置100は、撮影時刻情報234が示す時刻が、夜間又は早朝に該当するか否かを判定する(ステップSA25)。夜間及び早朝の時間帯、及び後述する昼間の時間帯は、具体的に予め設定され、例えば基準データ24に含まれて記憶されている。例えば、夜間とは18:00~4:00の間であり、早朝とは4:00~6:00の間であり、昼間とは6:00~18:00の間である。情報処理装置100は、撮影時刻情報234が示す時刻が夜間又は早朝に該当すると判定した場合(ステップSA25;YES)、ステップSA22で算出した稼働率が、第1基準241以上であるか否かを判定する(ステップSA26)。ここで、稼働率が第1基準241以上でないと判定した場合(ステップSA26;NO)、情報処理装置100は、処理対象の駐車場の稼働率がサービス事業に適していると判定し、判定結果に基づき稼働率適性263を生成又は更新する(ステップSA27)。
情報処理装置100は、撮影時刻情報234が示す時刻が夜間又は早朝に該当しないと判定した場合(ステップSA25;NO)、後述するステップSA32に移行する。
情報処理装置100は、稼働率が第1基準241以上であると判定した場合(ステップSA26;YES)、処理対象の駐車場の稼働率がサービス事業に適していないと判定し、判定結果に基づき稼働率適性263を生成又は更新する(ステップSA28)。
情報処理装置100は、推定した地域の特性が住宅街でないと判定した場合(ステップSA24;NO)、地域の特性がオフィス街であるか否かを判定する(ステップSA29)。地域の特性がオフィス街である場合(ステップSA29;YES)、情報処理装置100は、撮影時刻情報234が示す時刻が昼間に該当するか否かを判定する(ステップSA30)。情報処理装置100は、撮影時刻情報234が示す時刻が昼間に該当すると判定した場合(ステップSA30;YES)、ステップSA22で算出した稼働率が、第2基準242以上であるか否かを判定する(ステップSA31)。ここで、稼働率が第2基準242以上でないと判定した場合(ステップSA31;NO)、情報処理装置100は、ステップSA27に移行する。
情報処理装置100は、地域の特性がオフィス街でないと判定した場合(ステップSA29;NO)、及び、稼働率が第2基準242以上であると判定した場合(ステップSA31;YES)、ステップSA28に移行する。
情報処理装置100は、地域の特性がオフィス街であって撮影時刻情報234が示す時刻が昼間に該当しないと判定した場合(ステップSA30;NO)、処理対象の駐車場の稼働率がサービス事業に適しているか否かを判定せず(ステップSA32)、本処理を終了する。同様に、情報処理装置100は、地域の特性が住宅街であって、撮影時刻情報234が示す時刻が夜間又は早朝に該当しないと判定した場合(ステップSA25;NO)、処理対象の駐車場の稼働率がサービス事業に適しているか否かを判定せず(ステップSA32)、本処理を終了する。
このように、稼働率適性判定処理では、処理対象の駐車場の稼働率が第1基準241又は第2基準242より低い場合に、稼働率適性ありと判定する。稼働率が低い駐車場は、サービス事業の車両を駐車することが可能な余地を有するため、事業の適性を有する。また、稼働率が高い駐車場は、サービス事業の車両を駐車するだけの駐車スペースを確保できない可能性があるため、事業の適性がないといえる。また、稼働率適性判定処理では、駐車場の地域の特性に応じて、異なる時間帯を設定し、設定された時間帯に撮影された撮影画像について第1基準241又は第2基準242による判定を行う。具体的には、住宅街では、撮影画像が夜間又は早朝に撮影された画像である場合に判定の対象とし、オフィス街では、撮影画像が昼間に撮影された画像である場合に判定の対象とする。住宅街の駐車場は、夜間又は早朝に駐車台数が多い傾向があり、オフィス街では昼間に駐車台数が多い傾向がある。つまり、図4の動作では、処理対象の駐車場の駐車台数、すなわち稼働率が高いと推定される時間帯に撮影された撮影画像をもとに、駐車場の稼働率を推定し、判定を行う。これにより、駐車場の稼働率が、サービス事業での利用に適しているか否かを、精度よく判定できる。
図4の処理で用いる第1基準241及び第2基準242は、ステップSA22で算出される稼働率と比較可能な閾値である。第1基準241と第2基準242とは、同じ値であってもよいし、異なる値であってもよい。これらを異なる値とすることによって、例えば、住宅街の駐車場については、稼働率が適していると判定する基準を厳しく、オフィス街の駐車場については、稼働率が適していると判定する基準を厳しくするなど、サービス事業上の重要度に応じて、判定の基準を変えることができる。このため、サービス事業により好適な駐車場を探すことが容易になる。
図3に戻り、情報処理装置100は、駐車場データ23に基づいて、立地適性判定処理を実行する(ステップSA14)。立地適性判定処理は、処理対象の駐車場の位置が、サービス事業で利用することに適するか否かを判定する処理である。
図5に、立地適性判定処理の詳細を示す。
立地適性判定処理において、情報処理装置100は、駐車場位置情報232に基づいて商圏DB252を参照する(ステップSA41)。情報処理装置100は、商圏DB252をもとに、処理対象の駐車場の商圏内の人口が閾値以上であるか否かを判定する(ステップSA42)。処理対象の駐車場の商圏の広さ、及び、ステップSA42で用いる閾値は、予め設定され、例えば基準データ24に含まれて記憶部20に記憶される。後述するステップSA44で用いる閾値、及びステップSA45で用いる所定距離の値も同様である。
処理対象の駐車場の商圏内の人口が閾値以上であると判定した場合(ステップSA42;YES)、情報処理装置100は、処理対象の駐車場の立地がサービス事業に適していると判定し、判定結果に基づき立地適性264を生成又は更新する(ステップSA43)。
処理対象の駐車場の商圏内の人口が閾値以上でないと判定した場合(ステップSA42;NO)、情報処理装置100は、最寄り駅から処理対象の駐車場までの距離が閾値以下であるか否かを判定する(ステップSA44)。最寄り駅から処理対象の駐車場までの距離が閾値以下であると判定した場合(ステップSA44;YES)、情報処理装置100は、ステップSA43に移行する。
最寄り駅から処理対象の駐車場までの距離が閾値以下でないと判定した場合(ステップSA44;NO)、情報処理装置100は、処理対象の駐車場から所定距離以内に大規模住宅があるか否かを判定する(ステップSA45)。大規模住宅とは、例えば、商圏DB252において大規模住宅と定義されている、大規模な集合住宅や住宅密集地域である。処理対象の駐車場から所定距離以内に大規模住宅があると判定した場合(ステップSA45;YES)、情報処理装置100は、ステップSA43に移行する。
処理対象の駐車場から所定距離以内に大規模住宅がないと判定した場合(ステップSA45;NO)、情報処理装置100は、処理対象の駐車場の立地がサービス事業に適していないと判定し、判定結果に基づき立地適性264を生成又は更新する(ステップSA46)。
このように、立地適性判定処理では、処理対象の駐車場の立地の特徴である商圏内の人口、最寄り駅からの距離、及び、周辺の住宅状況に基づき、処理対象の駐車場がサービス事業に適しているか否かを判定する。これにより、集客効果の観点から、処理対象の駐車場がサービス事業における適性を有しているか否かを精度よく判定できる。なお、処理対象の駐車場の立地の特徴は、商圏内の人口、最寄り駅からの距離、及び、周辺の住宅状況に限らない。例えば、幹線道路から駐車場までの距離、大型商業施設から駐車場までの距離、同じサービス事業で利用されている他の駐車場からの距離を、処理対象の駐車場の立地の特徴として、判定を行ってもよい。
図3に戻り、情報処理装置100は、駐車場データ23に基づいて、競合判定処理を実行する(ステップSA15)。競合判定処理は、処理対象の駐車場の位置が、他の事業者によるサービス事業との競合が発生するか否かを判定する処理である。
図6に、競合判定処理の詳細を示す。
競合判定処理において、情報処理装置100は、駐車場画像233を取得し(ステップSA61)、駐車場画像233からロゴ、会社名、商品名、サービス名等に該当する画像を抽出する(ステップSA62)。ステップSA62で、会社名や商品名を問わず、事業に関係する画像を抽出する。つまり、ステップSA62で、情報処理装置100は、処理対象の駐車場が何らかの事業に関与している可能性を示す画像を抽出する。
情報処理装置100は、ステップSA62で抽出した画像の中に、情報処理装置100による判定を利用するサービス事業と競合する事業に関連する画像があるか否かを判定する(ステップSA63)。競合する事業とは、例えば、上記サービス事業の事業体と競争関係にある他の事業体が行う事業、上記サービス事業と直接的に競争関係にある事業、及び、上記サービス事業に類似する事業であって他の事業体が行う事業である。
ステップSA63で、情報処理装置100は、例えば、競合する事業に関連する画像として予め記憶部20に記憶される見本画像と、ステップSA62で抽出した画像とのパターンマッチング処理によって、該当する画像の有無を判定する。また、例えば、ステップSA62で抽出した画像に含まれる文字を、文字認識処理によって認識し、認識した文字又は文字列が競合する事業に関連するか否かを判定してもよい。
情報処理装置100は、ステップSA62で抽出した画像に、競合する事業に関連する画像があると判定した場合(ステップSA63;YES)、処理対象の駐車場が競合ありと判定し、判定結果に基づき競合情報265を生成又は更新する(ステップSA64)。情報処理装置100は、ステップSA62で抽出した画像に、競合する事業に関連する画像がないと判定した場合(ステップSA63;NO)、処理対象の駐車場の競合なしと判定し、判定結果に基づき競合情報265を生成又は更新する(ステップSA65)。
図3に戻り、情報処理装置100は、ステップSA13、SA14、SA15の判定処理の結果を総合して、サービス事業における駐車場の適性を判定し、判定結果を示す事業適性266を記憶部20に記憶する(ステップSA16)。例えば、情報処理装置100は、事業適性266を、「適性あり」または「適性なし」として更新する。
ステップSA16における判定は、種々の方法で実行できる。
ステップSA16で、情報処理装置100は、例えば、稼働率適性263及び立地適性264の両方が、サービス事業に適していることを示す場合に、サービス事業における駐車場の適性ありと判定する。一方、稼働率適性263及び立地適性264のいずれかが、サービス事業に適していないことを示す場合、情報処理装置100は、サービス事業における駐車場の適性なしと判定する。
この場合、稼働率及び立地の両方においてサービス事業に適している駐車場が、事業の適性ありと判定される。この方法は、駐車場がサービス事業に適しているか否かを、厳しい基準で判定する場合、すなわちサービス事業における適性が高い駐車場を探す場合に適している。
また、例えば、ステップSA16で、情報処理装置100は、稼働率適性263及び立地適性264のいずれかが、サービス事業に適していることを示す場合に、サービス事業における駐車場の適性ありと判定する。これに対し、稼働率適性263及び立地適性264の両方が、サービス事業に適していないことを示す場合、情報処理装置100は、サービス事業における駐車場の適性なしと判定する。この場合、稼働率又は立地の少なくともいずれかがサービス事業に適していると判定された駐車場が、サービス事業における適性を有すると判定される。この方法は、駐車場がサービス事業における適性を有するか否かを、比較的緩い基準で判定する場合、すなわちサービス事業に適性を有する可能性のある、多くの駐車場を探す目的に適している。
情報処理装置100は、競合情報265が「競合あり」を示すことを、駐車場の適性の判定に加えてもよい。詳細には、情報処理装置100は、対象の駐車場が競合するサービス事業に利用されていることを、肯定的に評価する観点で判定を行うことができる。例えば、競合する事業で使用されている可能性のある駐車場は、駐車場を管理または所有する個人または法人が、駐車場の事業利用を受け入れる可能性が高い。このため、新たにサービス事業で利用するための契約を速やかに進められる可能性があるためである。
この場合、ステップSA16において、情報処理装置100は、競合情報265が「競合あり」を示す場合は、稼働率適性263及び立地適性264のいずれかが、サービス事業に適していないことを示す判定結果であっても、事業の適性ありと判定する。
或いは、情報処理装置100は、競合情報265が「競合あり」を示す場合であっても、稼働率適性263及び立地適性264の両方が、サービス事業に適していないことを示す判定結果である場合、事業の適性がないと判定する構成であってもよい。
これらの例では、情報処理装置100は、稼働率適性263及び立地適性264のいずれか一方と、競合情報265とに基づき、事業の適性を判定してもよい。この場合、稼働率適性263及び立地適性264のいずれかの判定結果が得られていない場合であっても事業の適性を判定できる。また、情報処理装置100は、稼働率適性263及び立地適性264のいずれかを選択し、選択した適性と競合情報265とに基づいて事業の適性を判定してもよい。
また、情報処理装置100は、稼働率適性263、立地適性264、及び、競合情報265の判定結果に基づき、サービス事業における駐車場の適性を総合的に判定してもよい。例えば、稼働率適性263、立地適性264、及び、競合情報265の各々の判定結果を数値化する。この場合、情報処理装置100は、サービス事業に適していないことを示す場合と、サービス事業に適していることを示す場合とで、各項目の判定結果に異なる数値を与える。情報処理装置100は、各項目の判定結果の数値を合計することによって、対象の駐車場の判定結果を示す数値を算出する。この場合、情報処理装置100は、算出した数値を、対象の駐車場の適性を示す指標として出力してもよい。或いは、情報処理装置100は、対象の駐車場の判定結果を示す数値が、予め設定された基準値以上の場合に、事業の適性ありと判定し、基準値に達しない場合に事業の適性なしと判定してもよい。
また、情報処理装置100は、対象の駐車場が競合するサービス事業に利用されていることを、否定的に評価する観点で判定を行うことができる。例えば、競合する事業で使用されている可能性のある駐車場は、新たにサービス事業で利用するための契約を行う段階や、その後の段階で多くの労力を必要とする可能性があるためである。この場合、ステップSA16において、情報処理装置100は、競合情報265が「競合あり」を示す場合は、稼働率適性263及び立地適性264が示す判定結果に関わらず、事業の適性なしと判定してもよい。
情報処理装置100は、提供データD1を提供することに対し、提供者端末220を使用する提供者に対して、報酬を与えることが可能である。
図7は、情報処理装置100が提供者端末220から提供データD1を取得する場合に、報酬を提示する動作を示す。
提供者端末220は、撮影位置と、撮影画像を提供することを求める撮影画像提供通知を送信する(ステップSB11)。
情報処理装置100は、提供者端末220が送信する撮影画像提供通知を受信して、提供者端末220が送信した撮影位置から駐車場の位置を推定する(ステップSA71)。情報処理装置100は、推定した駐車場の位置に基づき、提供者に支払う報酬の予測額を算出する(ステップSA72)。ステップSA72で、情報処理装置100は、例えば、報酬基準244を用いて予測額を算出する。報酬基準244は、例えば、駐車場の位置や駐車場が属する地域と、提供者に支払う報酬とを対応付ける情報である。報酬基準244が定める報酬額は、例えば、駐車場の位置や駐車場が属する地域と、駐車場から得られる売り上げの見込額との相関を考慮して決定される。報酬基準244は、報酬を算出する根拠となる数値やパラメータであってもよい。
情報処理装置100は、ステップSA72で算出した予測額を提供者端末220に対して通知する(ステップSA73)。提供者端末220は、情報処理装置100が送信する予測額を受信してタッチパネル224に表示する(ステップSB12)。
提供者端末220は、提供者による入力を受け付ける(ステップSB13)。具体的には、提供者は、提供者端末220に対して提供データD1を送信するか否かの指示を入力する。提供者は、ステップSB12で表示した報酬額を見てから、提供データD1を送信するか否かを判断できる。提供者端末220は、提供者の入力に従って、提供データD1を情報処理装置100に送信する(ステップSB14)。ここで、提供者が提供者端末220に、提供データD1を送信しないことの指示を入力した場合、提供者端末220はステップSB14の動作を実行せずに本処理を終了する。
図8は、情報処理装置100が提供者に対する報酬を決定する動作を示す。
情報処理装置100は、稼働データ27に基づき、報酬を算出する対象の提供者に対応する駐車場を特定する(ステップSA81)。ステップSA81で、情報処理装置100は、契約情報272及び稼働情報273を参照し、サービス事業に利用するための契約が完了し、サービス事業における稼働が開始している駐車場を対象とする。
情報処理装置100は、特定した駐車場について駐車場データ23及び稼働データ27を参照し、駐車場の地域特性、立地、及び、稼働情報273に基づき、報酬額を算出する(ステップSA82)。ステップSA82で、情報処理装置100は、例えば、稼働情報273が示す売上金額に、駐車場の地域特性および立地に応じて定められる料率を乗じることによって、報酬額を算出する。これにより、例えば、売上金額が高く、駐車場の地域特性および立地が好適な駐車場であるほど、提供者に与えられる報酬額を高くすることができる。
情報処理装置100は、ステップSA82で算出した報酬額に基づいて報酬情報275を生成又は更新する(ステップSA83)。
ここで、ステップSA81で特定した駐車場が複数ある場合、情報処理装置100は、特定した各々の駐車場についてステップSA82~SA83の処理を実行する。
[6.他の実施形態]
上記実施形態は本発明を適用した一具体例を示すものであり、発明が適用される形態を限定するものではない。
上記実施形態では、情報処理装置100が、1つの提供データD1に対応する1つの駐車場データ23を利用して、図3に示す処理を実行する例を説明した。これは一例であり、例えば、情報処理装置100は、複数の駐車場データ23に含まれる駐車場画像233を利用して、図3の処理を実行してもよい。この場合、例えば、1つの駐車場を異なる撮影位置から撮影した画像を利用することができ、ステップSA21で稼働率を推定する処理など各種の処理の精度を高めることができる。
図1は、本願発明の理解を容易にするために、情報処理装置100、広告サーバ210及び提供者端末220の機能構成を、主な処理内容により区分して示した概略図であり、装置の構成を限定するものではない。例えば、情報処理装置100において、プロセッサ10が備える構成要素の処理を、1つのハードウェアユニットにより実行してもよいし、複数のハードウェアユニットにより実行してもよい。広告サーバ210、及び、提供者端末220についても同様である。また、図3~図8に示した各処理は、1つのプログラムにより実行されてもよいし、複数のプログラムにより実行されてもよい。
制御用プログラム21は、可搬型の情報記録媒体に制御用プログラム21を記録させた状態で実現することも可能である。情報記録媒体は、ハードディスク等の磁気的記録媒体、CD等の光学的記録媒体、USB(Universal Serial Bus)メモリやSSD(Solid State Drive)等の半導体記憶デバイスが挙げられるが、その他の記録媒体を用いることも可能である。プロセッサ10は、情報記録媒体から制御用プログラム21を読み出して実行してもよい。
[7.上記実施形態によりサポートされる構成]
上記実施形態は、以下の構成をサポートする。
(構成1)駐車場の少なくとも一部を含む範囲を撮影した撮影画像と、前記撮影画像に写っている前記駐車場の位置に関する駐車場位置情報とを取得する取得部と、前記撮影画像、及び、前記駐車場位置情報をもとに、サービス事業における前記駐車場の適性を判定する判定部と、を備え、前記サービス事業は車両を提供するサービスを行う事業であり、前記判定部は、前記駐車場の稼働率、及び、前記駐車場の立地の特徴の少なくともいずれかについて前記サービス事業に適しているか否かを判定することにより、前記サービス事業における前記駐車場の適性を判定する、情報処理装置。
構成1の情報処理装置によれば、車両を提供するサービス事業に駐車場を利用する場合の適性を判定することによって、サービス事業に適する駐車場と、適しない駐車場とを区別できる。このため、事業に利用する目的で駐車場を探す場合の労力を軽減できる。
(構成2)前記取得部は、前記撮影画像が撮影された時刻又は時間帯に関する撮影時刻情報を取得し、前記判定部は、前記撮影画像に写っている車両の数と、前記撮影時刻情報とに基づいて、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適しているか否かを判定する、構成1記載の情報処理装置。
構成2の情報処理装置によれば、駐車場を撮影した撮影画像を利用して、駐車場の稼働率がサービス事業に適しているか否かを判定できる。さらに、撮影時刻を利用することによって、例えば、時間帯による駐車車両の数の傾向を判定に反映させることができ、駐車場の稼働率がサービス事業に適しているか否かを精度よく判定できる。
(構成3)前記判定部は、前記駐車場位置情報をもとに前記駐車場が属する地域の特性を推定し、前記撮影画像に写っている車両の数、前記撮影時刻情報、及び、前記駐車場が属する地域の特性に基づいて、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適しているか否かを判定する、構成2記載の情報処理装置。
構成3の情報処理装置によれば、駐車場が属する地域の特性を、駐車場の稼働率の判定に反映させるので、駐車場の稼働率がサービス事業に適しているか否かを、より精度よく判定できる。
(構成4)前記判定部は、前記駐車場が属する地域の特性を住宅地と推定した場合であって、前記撮影画像が夜間又は早朝に撮影された画像であり、前記撮影画像に写っている車両の数が第1基準を下回る場合に、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適していると判定する、構成3記載の情報処理装置。
構成4の情報処理装置によれば、住宅地に位置する駐車場の稼働率を、住宅地において駐車場の稼働率が高くなりやすい夜間又は早朝に撮影された撮影画像を利用して、判定する。これにより、駐車場の稼働率がサービス事業に適しているか否かを、より精度よく判定できる。
(構成5)前記判定部は、前記駐車場が属する地域の特性をオフィス街と推定した場合であって、前記撮影画像が昼間に撮影された画像であり、前記撮影画像に写っている車両の数が第2基準を下回る場合に、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適していると判定する、構成3記載の情報処理装置。
構成5の情報処理装置によれば、オフィス街に位置する駐車場の稼働率を、オフィス街において駐車場の稼働率が高くなりやすい昼間に撮影された撮影画像を利用して、判定する。これにより、駐車場の稼働率がサービス事業に適しているか否かを、より精度よく判定できる。
(構成6)前記判定部は、前記駐車場の稼働率、及び、前記駐車場の立地の特徴のうちいずれか1以上が前記サービス事業に適していると判定した場合に、前記駐車場が前記サービス事業における適性を有すると判定する、構成5記載の情報処理装置。
構成6の情報処理装置によれば、サービス事業における適性があると判定されやすいため、サービス事業に利用する駐車場の候補として数多くの駐車場が必要な場合に、速やかに駐車場を探すことができる。
(構成7)前記判定部は、前記サービス事業と競合する事業で前記駐車場が利用されることを示す被写体が前記撮影画像に写っているか否かと、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適しているか否か及び前記駐車場の立地の特徴が前記サービス事業に適しているか否かの少なくともいずれかと、に基づいて、前記サービス事業における前記駐車場の適性を判定する、構成1から構成6のいずれかに記載の情報処理装置。
構成7の情報処理装置によれば、サービス事業に利用する駐車場を探す場合に、競合する事業で利用されているか否かの観点を含めて、駐車場が事業に適しているか否かを判定する。このため、事業に利用する目的で駐車場を探す場合の労力を軽減できる。
(構成8)前記取得部は、前記駐車場の利用者を募集する広告に含まれる前記撮影画像を取得する、構成1から構成7のいずれかに記載の情報処理装置。
構成8の情報処理装置によれば、広告に利用される画像をもとに駐車場の適性を判定し、サービス事業に適する駐車場に関する情報を効率よく収集できる。このため、事業に利用する目的で駐車場を探す場合の労力を、より一層軽減できる。
(構成9)前記取得部は、画像提供者が提供する前記撮影画像を取得し、前記取得部は、情報提供者が使用する情報提供装置から前記撮影画像を取得可能であり、前記サービス事業における前記駐車場の利用開始後の稼働状況、及び、前記駐車場位置情報の少なくともいずれかに基づいて、前記情報提供者の報酬を決定する報酬処理部を備える、構成1から構成8のいずれかに記載の情報処理装置。
構成9の情報処理装置によれば、駐車場の撮影画像を提供する提供者に対し、駐車場の稼働状況や立地に応じた報酬を与えることができる。これにより、提供者に対して、サービス事業において稼働率が高く好立地の駐車場を探すよう促すことができる。従って、事業に好適な駐車場を、より容易に探すことができる。
(構成10)前記取得部は、前記撮影画像を取得する前に、前記情報提供装置から前記駐車場位置情報を取得し、前記駐車場位置情報をもとに前記撮影画像の提供に対する報酬を予測し、予測した報酬を前記情報提供装置に通知する、構成9に記載の情報処理装置。
構成10の情報処理装置によれば、駐車場の撮影画像を提供する提供者に対し、撮影画像を提供する前に報酬を提示する。これにより、提供者に対して、好立地の駐車場を探すように、より強く促すことができる。従って、事業に好適な駐車場を、より容易に探すことができる。
(構成11)駐車場の少なくとも一部を含む範囲を撮影した撮影画像と、前記撮影画像に写っている前記駐車場の位置に関する駐車場位置情報とを取得し、車両を提供するサービス事業における前記駐車場の適性を、前記撮影画像及び前記駐車場位置情報をもとに判定する判定処理を行い、前記判定処理で、前記駐車場の稼働率、及び、前記駐車場の立地の特徴の適性の少なくともいずれかについて前記サービス事業に適しているか否かを判定することにより、前記サービス事業における前記駐車場の適性を判定する、情報処理方法。
構成11の情報処理方法によれば、車両を提供するサービス事業に駐車場を利用する場合の適性を判定することによって、サービス事業に適する駐車場と、適しない駐車場とを区別できる。このため、事業に利用する目的で駐車場を探す場合の労力を軽減できる。
10…プロセッサ、11…取得部、12…判定部、13…報酬処理部、20…記憶部、21…制御用プログラム、23…駐車場データ、24…基準データ、25…参照データ、26…判定結果データ、27…稼働データ、30…通信部、100…情報処理装置、210…広告サーバ、220…提供者端末、224…タッチパネル、225…カメラ、226…GNSS、500…通信ネットワーク、D1…提供データ。

Claims (10)

  1. 駐車場の少なくとも一部を含む範囲を撮影した撮影画像と、前記撮影画像に写っている前記駐車場の位置に関する駐車場位置情報とを取得する取得部と、
    前記撮影画像、及び、前記駐車場位置情報をもとに、サービス事業における前記駐車場の適性を判定する判定部と、を備え、
    前記サービス事業は車両を提供するサービスを行う事業であり、
    前記取得部は、情報提供者が使用する情報提供装置から前記撮影画像を取得可能であり、
    前記判定部は、前記駐車場の稼働率、及び、前記駐車場の立地の特徴の少なくともいずれかについて前記サービス事業に適しているか否かを判定することにより、前記サービス事業における前記駐車場の適性を判定するよう構成され
    前記サービス事業における前記駐車場の利用開始後の稼働状況、及び、前記駐車場位置情報の少なくともいずれかに基づいて、前記情報提供者の報酬を決定する報酬処理部を備える、情報処理装置。
  2. 前記取得部は、前記撮影画像が撮影された時刻又は時間帯に関する撮影時刻情報を取得し、
    前記判定部は、前記撮影画像に写っている車両の数と、前記撮影時刻情報とに基づいて、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適しているか否かを判定する、請求項1記載の情報処理装置。
  3. 前記判定部は、
    前記駐車場位置情報をもとに前記駐車場が属する地域の特性を推定し、
    前記撮影画像に写っている車両の数、前記撮影時刻情報、及び、前記駐車場が属する地域の特性に基づいて、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適しているか否かを判定する、請求項2記載の情報処理装置。
  4. 前記判定部は、前記駐車場が属する地域の特性を住宅地と推定した場合であって、前記撮影画像が夜間又は早朝に撮影された画像であり、前記撮影画像に写っている車両の数が第1基準を下回る場合に、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適していると判定する、請求項3記載の情報処理装置。
  5. 前記判定部は、前記駐車場が属する地域の特性をオフィス街と推定した場合であって、前記撮影画像が昼間に撮影された画像であり、前記撮影画像に写っている車両の数が第2基準を下回る場合に、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適していると判定する、請求項3記載の情報処理装置。
  6. 前記判定部は、
    前記駐車場の稼働率、及び、前記駐車場の立地の特徴のうちいずれか1以上が前記サービス事業に適していると判定した場合に、前記駐車場が前記サービス事業における適性を有すると判定する、請求項5記載の情報処理装置。
  7. 前記判定部は、前記サービス事業と競合する事業で前記駐車場が利用されることを示す被写体が前記撮影画像に写っているか否かと、前記駐車場の稼働率が前記サービス事業に適しているか否か及び前記駐車場の立地の特徴が前記サービス事業に適しているか否かの少なくともいずれかと、に基づいて、前記サービス事業における前記駐車場の適性を判定する、請求項1から6のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  8. 前記取得部は、前記駐車場の利用者を募集する広告に含まれる前記撮影画像を取得する、請求項1から7のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  9. 前記取得部は、
    前記撮影画像を取得する前に、前記情報提供装置から前記駐車場位置情報を取得し、
    前記駐車場位置情報をもとに前記撮影画像の提供に対する報酬を予測し、
    予測した報酬を前記情報提供装置に通知する、請求項1から8のいずれかに記載の情報処理装置。
  10. 情報提供者が使用する情報提供装置と通信するコンピュータによって、
    駐車場の少なくとも一部を含む範囲を撮影した撮影画像を前記情報提供装置から取得し
    前記撮影画像に写っている前記駐車場の位置に関する駐車場位置情報取得し、
    車両を提供するサービス事業における前記駐車場の適性を、前記撮影画像及び前記駐車場位置情報をもとに判定する判定処理を行い、
    前記判定処理で、前記駐車場の稼働率、及び、前記駐車場の立地の特徴の少なくともいずれかについて前記サービス事業に適しているか否かを判定することにより、前記サービス事業における前記駐車場の適性を判定し、
    前記サービス事業における前記駐車場の利用開始後の稼働状況、及び、前記駐車場位置情報の少なくともいずれかに基づいて、前記情報提供者の報酬を決定する、情報処理方法。
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