JP7272866B2 - 繊維成形材及びマットレス - Google Patents
繊維成形材及びマットレス Download PDFInfo
- Publication number
- JP7272866B2 JP7272866B2 JP2019100382A JP2019100382A JP7272866B2 JP 7272866 B2 JP7272866 B2 JP 7272866B2 JP 2019100382 A JP2019100382 A JP 2019100382A JP 2019100382 A JP2019100382 A JP 2019100382A JP 7272866 B2 JP7272866 B2 JP 7272866B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- density
- fibers
- fiber
- center
- hardness
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)
Description
特許文献2に記載されたウエブシートを折り畳んで積層する量を変える方法では、ウエブシートを何回も折り返す必要があったため、製品を連続で成形し難く、生産性に関して改善の余地があった。
なお、上述した硬さ及び各数値はあくまで一例であり、例えば、第1センター部分31と第3センター部分33の硬さが異なっていても構わない。また、第1センター部分31及び第3センター部分33よりも第2センター部分32が硬くなっていても構わない。
なお、上述した硬さ及び各数値はあくまで一例であり、例えば、第1サイド部分41と第3サイド部分43の硬さが異なっていても構わない。また、第1サイド部分41及び第3センター部分33よりも第2センター部分32が硬くなっていても構わない。
マットレス本体2は、繊維成形材10により形成されている。繊維成形材10は、繊維11(図2(b)参照)を積層したものを、図2(a)に示すように、一定の厚みの矩形板状に成形したものである。
ちなみに、第1部分21及び第2部分22は、上述した密度が「変化しない」部分と言っても構わないし、第1部分21及び第2部分22においても密度が変化しているが、第3部分より密度の変化が小さい部分と言っても構わない。
図3は、本発明の一実施形態に係る繊維積層材10Aの斜視図である。図4は、図3に示す矢視II-II断面図である。
図3に示す繊維積層材10Aは、図1に示す繊維成形材10(マットレス本体2)が一定の厚みに成形される前の状態であって、密度が略一定で、図1に示すような硬さの異なる部分を有しておらず、代わりに複数の凹凸を有している。
図5は、本発明の一実施形態に係る繊維成形材10を製造する製造装置100の模式図である。
図5に示すように、本実施形態の製造装置100は、繊維成形材10をライン生産している。以下説明する製造装置100において、製品が流れるライン方向Fは、X軸方向(第1方向)である。なお、Y軸方向は、ライン方向Fと直交する水平方向であり、Z軸方向はライン方向Fと直交する上下方向である。また、ライン方向F(X軸方向)において、一方側(+X側)を下流側、他方側(-X側)を上流側と称する場合がある。
原料供給部110は、原料となる繊維11(接着剤12含む)を繊維積層部120に供給するものであり、繊維積層部120のメインシリンダー121に対し上流側に配置された上流側コンベア111を備えている。上流側コンベア111は、メインコンベア111A及びサブコンベア111Bを含む。なお、メインコンベア111A及びサブコンベア111Bの上流側には、繊維11の原綿を開繊する図示しない開繊機が配置されている。
図6に示すように、メインコンベア111Aは、下流側に配置された繊維積層部120のメインシリンダー121に対し、一定の幅で繊維11を供給する。サブコンベア111Bは、メインコンベア111Aよりも幅が狭く、メインコンベア111Aの上側(+)、且つ、メインコンベア111Aの幅方向の両側に一対で設けられている。
原綿吐出量Qの変化の速さは、上流側コンベア111の搬送速度V1を変化させる加速度とも言いかえることができる。図7は、上流側コンベア111の加速度が大きい場合の例であり、図8は、上流側コンベア111の加速度が小さい場合の例である。
図9に示す繊維積層材10Aは、上述した図3に示す繊維積層材10Aを長手方向において2つ繋げたような形状となっている。このように、制御装置140は、上流側コンベア111の加速、定速、減速、定速のルーチンを繰り返し、繊維積層材10Aに複数の凹凸を形成する。
図10に示すように、繊維成形部130より下流側には、繊維成形材10の硬さの異なる部分(第1部分21、第2部分22)を特定する硬さ測定部150が設けられている。
その後、繊維成形材10をX軸方向において切断することで、図1に示すような、均一の厚みで硬さの密度の違う部位を有するマットレス本体2を製造することができる。
このように、本実施形態によれば、硬さの異なる部分を備える繊維成形材10及びマットレス1の生産性が向上する。
2 マットレス本体
3 センター部分
4 サイド部分
10 繊維成形材
10A 繊維積層材
11 繊維
12 接着剤
21 第1部分
22 第2部分
23 第3部分
F ライン方向(厚み方向と交差する方向)
Claims (7)
- 厚み方向と交差する方向において、繊維の密度が連続的に変化しており、
前記繊維は、200mm未満の所定の長さであり、前記繊維同士が接着剤により接着されて、前記繊維が積層されている、ことを特徴とする繊維成形材。 - 前記繊維の密度が異なる第1部分と第2部分との間に、前記繊維の密度が連続的且つ徐々に変化する第3部分を備えている、ことを特徴とする請求項1に記載の繊維成形材。
- 請求項1または2に記載の繊維成形材により形成されたマットレス本体を備える、ことを特徴とするマットレス。
- 前記マットレス本体の厚み方向と直交する長手方向及び幅方向の両方において、前記繊維の密度が連続的に変化しており、端側が中央部側よりも高密度に構成されていることを特徴とする請求項3に記載のマットレス。
- 前記マットレス本体の長手方向において、前記繊維の密度が高密度から低密度、該低密度から高密度に連続的に変化し、あるいは、前記繊維の密度が低密度から高密度、該高密度から低密度に連続的に変化している、ことを特徴とする請求項4に記載のマットレス。
- 前記マットレス本体の幅方向において、前記繊維の密度が高密度から低密度、該低密度から高密度に連続的に変化している、ことを特徴とする請求項4に記載のマットレス。
- 請求項2に記載の繊維成形材により形成されたマットレス本体を備え、
前記繊維成形材は、
前記マットレス本体の長手方向において、前記繊維の密度が異なる第4部分と第5部分との間に、前記繊維の密度が連続的且つ徐々に変化する第6部分を有し、
前記マットレス本体の幅方向において、前記第4部分、前記第5部分、及び前記第6部分は、前記第1部分、前記第2部分、及び前記第3部分に、それぞれ隣接し、
前記第4部分、前記第5部分、及び前記第6部分の繊維の密度は、隣接する前記第1部分、前記第2部分、及び前記第3部分の前記繊維の密度よりそれぞれ高く、前記第6部分の前記繊維の密度は、前記第4部分、及び前記第5部分の前記繊維の密度より低い、
ことを特徴とするマットレス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019100382A JP7272866B2 (ja) | 2019-05-29 | 2019-05-29 | 繊維成形材及びマットレス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019100382A JP7272866B2 (ja) | 2019-05-29 | 2019-05-29 | 繊維成形材及びマットレス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020192164A JP2020192164A (ja) | 2020-12-03 |
JP7272866B2 true JP7272866B2 (ja) | 2023-05-12 |
Family
ID=73548404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019100382A Active JP7272866B2 (ja) | 2019-05-29 | 2019-05-29 | 繊維成形材及びマットレス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7272866B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022144253A (ja) * | 2021-03-18 | 2022-10-03 | 株式会社ブレインスリープ | マットレス |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010154965A (ja) | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Weava Japan Inc | マットレスの製造方法、その製造装置及びマットレス |
JP2010279687A (ja) | 2009-05-01 | 2010-12-16 | Shiienji:Kk | 結露防止マットレス、結露防止マットレスの製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS54111966A (en) * | 1978-02-21 | 1979-09-01 | Toray Industries | Filled cotton and making method thereof |
-
2019
- 2019-05-29 JP JP2019100382A patent/JP7272866B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010154965A (ja) | 2008-12-26 | 2010-07-15 | Weava Japan Inc | マットレスの製造方法、その製造装置及びマットレス |
JP2010279687A (ja) | 2009-05-01 | 2010-12-16 | Shiienji:Kk | 結露防止マットレス、結露防止マットレスの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020192164A (ja) | 2020-12-03 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
EP3426101B1 (en) | Pocketed spring assembly for use in a bedding or seating product and a method of making such a pocketed spring assembly | |
CN113729439B (zh) | 垫用芯材及床用垫 | |
US8613120B2 (en) | Cushioning device and method of manufacturing | |
US8607391B2 (en) | Pillow or mattress with closed comfort layer having openings | |
US10076193B2 (en) | Multi-layered impermeable fabric for use in pocketed spring assembly | |
CA2851343A1 (en) | Pillow for use with assisted breathing masks | |
JP4535771B2 (ja) | 複合伸縮部材及びその製造方法 | |
US6372067B1 (en) | Process for making elastically stretchable composite sheet | |
JP7272866B2 (ja) | 繊維成形材及びマットレス | |
JP2005212405A (ja) | 複合伸縮部材及びその製造方法 | |
TW537974B (en) | Elastic stretchable laminate sheet and it production method | |
JP4614686B2 (ja) | 伸縮性立体賦形シート | |
ATE474476T1 (de) | Matratze mit stepplage und herstellungsverfahren dafür | |
JP2006223707A (ja) | 不織布構造体、シートクッション材及びそれからなる車両用シート | |
CA3058187C (en) | Multi-layered impermeable fabric for use in pocketed spring assembly | |
CN113133869A (zh) | 拉伸粘合层压体及生产机器方向拉伸粘合层压体的方法 | |
TWI755495B (zh) | 複合伸縮構件及具備其之拋棄式尿布 | |
JPH0315300Y2 (ja) | ||
JP6158854B2 (ja) | クッション部材、及び、クッション体 | |
JPH0132918Y2 (ja) | ||
JP4331499B2 (ja) | ウレタンフォームの加工方法及びウレタンフォーム | |
JP2021070879A (ja) | 連結構造 | |
JPH07265176A (ja) | 体位変換用マットレス | |
EP3813598A1 (en) | Pocketed spring assembly having multi-layered impermeable fabric | |
JP2023149097A (ja) | クッション |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20190613 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220818 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220907 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221107 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230310 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230407 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230418 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230427 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7272866 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |