JP7272863B2 - 駆動ユニット - Google Patents
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Description
図1に示すように、駆動ユニット100は、モータ2、遊星歯車機構8、トルクコンバータ3、制御部4、入力軸5、出力軸6、制動機構12、各種センサ41~45、及びバッテリ46を備えている。また、駆動ユニット100は、減速機800、トルクコンバータケース7、及び第1冷却流路9a(図5参照)を備えている。この駆動ユニット100は、例えば、電気自動車に搭載される。駆動ユニット100は、駆動輪101にモータ2からのトルクを伝達する。
モータ2は、モータケース21、ステータ22、ロータ23、及びモータ出力軸24を有している。本実施形態におけるモータ2は、いわゆるインナーロータ型のモータである。モータケース21は、車体フレームなどに固定されており、回転不能である。
遊星歯車機構8は、サンギア81、複数の遊星ギア82、遊星キャリア83、及びリングギア84を有している。遊星歯車機構8は、変速機ケース802内に収容されている。なお、本実施形態では、サンギア81が本発明の第1ギアに相当し、リングギア84が本発明の第2ギアに相当する。
制動機構12は、リングギア84の回転を制動するように構成されている。詳細には、制動機構12は、オン状態になるとリングギア84の回転を制動し、オフ状態になるとリングギア84を回転可能とする。
トルクコンバータ3は、軸方向において、モータ2と間隔をあけて配置されている。このトルクコンバータ3とモータ2との間に、減速機800が配置されている。また、トルクコンバータ3とモータ2との間に遊星歯車機構8も配置されている。軸方向において、モータ2、遊星歯車機構8、減速機800、トルクコンバータ3の順で配列している。
図1に示すように、減速機800は、軸方向においてモータ2とトルクコンバータ3との間に配置されている。減速機800は、トルクコンバータ3からのトルクを駆動輪101側へと伝達する。詳細には、減速機800は、トルクコンバータ3からのトルクを増幅して、デファレンシャルギア109を介して、駆動輪101側へと伝達する。なお、減速機800は、複数の歯車801を有している。減速機800は、変速機ケース802内に収容される。なお、複数の歯車801のうちの一つは、出力軸6に固定されている。歯車801は出力軸6と一体的に回転する。
入力軸5は、遊星歯車機構8から延びている。詳細には、入力軸5は、遊星歯車機構8のサンギア81から延びている。入力軸5は、サンギア81と一体的に回転する。また、入力軸5は、モータ2の出力軸24とも一体的に回転する。入力軸5は、トルクコンバータ3に向かって延びている。入力軸5の回転軸は、モータ2の回転軸、及びトルクコンバータ3の回転軸と実質的に同一線上にある。
出力軸6は、トルクコンバータ3からの動力を出力する。出力軸6は、トルクコンバータ3からの動力を減速機800へと出力する。出力軸6は、トルクコンバータ3からモータ2に向かって延びている。
図5に示すように、トルクコンバータケース7は、トルクコンバータ3を収容している。本実施形態では、トルクコンバータケース7は、変速機ケース802と一つの部材によって構成されているが、別部材によって構成されていてもよい。
第1冷却流路9aは、トルクコンバータ3から排出された作動流体を冷却するための流路である。第1冷却流路9aは、トルクコンバータケース7内を延びている。本実施形態では、第1冷却流路9aは、トルクコンバータケース7の上半分のみに形成されている。
図5に示すように、駆動ユニット100は、作動流体溜り部91を備えている。作動流体溜り部91は、軸方向において、側壁部71と協働してトルクコンバータ3を挟むように配置されている。すなわち、軸方向において、作動流体溜り部91、トルクコンバータ3、側壁部71の順で並んでいる。作動流体溜り部91は、変速機ケース802内に配置されている。作動流体溜り部91は、回転軸Oの上方に配置されている。
図1に示すように、バッテリ46は、モータ2との間で電力の授受を行うように構成されている。すなわち、バッテリ46は、モータ2と電気的に接続されており、モータ2に電力を供給したり、モータ2の回転によって発生した電力を蓄電したりする。詳細には、バッテリ46は、制御部4のインバータ回路及びコンバータ回路を介してモータ2と接続されている。そして、バッテリ46は、コンバータ回路によって直流電力に変換された電力を蓄電する。
各種センサとして、ブレーキセンサ41、アクセルセンサ42、車速センサ43、及びバッテリセンサ44が制御部4に有線又は無線により情報通信可能に接続されている。また、補助制動力調整スイッチ45が、制御部4に有線又は無線により情報通信可能に接続されている。
制御部4は、モータ2の出力トルクを制御するように構成されている。例えば、制御部4は、ECU(Electronic Control Unit)、及びPCU(Power Control Unit)などを含んでいる。制御部4は、PCUが有するインバータ回路及びコンバータ回路を介して、モータ2とバッテリ86との間で電力を授受させる。制御部4は、バッテリ86からの電力を制御することによって、モータ2の出力トルクを制御することができる。
次に、制御部4による制御方法について説明する。まず、制御部4による制動機構12の制御方法について説明する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
上記実施形態では、制動機構12は制御部4によってオン状態とオフ状態とが切り替えられるように構成されているが、制動機構12の構成はこれに限定されない。例えば、制動機構12は、ワンウェイクラッチであってもよい。すなわち、モータ2からトルクコンバータ3にトルクが入力されるとき、制動機構12は、リングギア84を回転可能とする。一方で、駆動輪101側からトルクが入力されるとき、制動機構12は、リングギア84を回転不能とする。
上記実施形態では、駆動ユニット100は、遊星歯車機構8によって、駆動輪101側からのトルクを変速してトルクコンバータ3に伝達しているが、遊星歯車機構8以外の変速機によって変速してもよい。この変速機は、駆動輪101側のトルクをトルクコンバータ3に伝達する際、タービン33に伝達されるトルクよりも増幅されたトルクをインペラ32に伝達するように構成される。
上記実施形態では、サンギア81が本発明の第1ギアに相当し、リングギア84が本発明の第2ギアに相当しているが、これに限定されない。例えば、図9に示すように、サンギア81が本発明の第2ギアに相当し、リングギア84が本発明の第1ギアに相当しているように遊星歯車機構8が構成されていてもよい。
3 トルクコンバータ
32 インペラ
33 タービン
34 ステータ
4 制御部
41 ブレーキセンサ
42 アクセルセンサ
43 車速センサ
44 バッテリセンサ
45 補助制動力調整スイッチ
46 バッテリ
5 入力軸
6 出力軸
8 遊星歯車機構
81 サンギア
82 遊星ギア
83 遊星キャリア
84 リングギア
100 駆動ユニット
Claims (7)
- トルクを駆動輪へと伝達する駆動ユニットであって、
原動機と、
インペラ、タービン、及びステータを有し、前記原動機からトルクが入力されるトルクコンバータと、
前記インペラに接続される入力軸と、
前記タービンに接続される出力軸と、
前記入力軸に取り付けられる第1ギア、遊星ギア、前記出力軸に取り付けられる遊星キャリア、及び第2ギアを有する遊星歯車機構と、
前記駆動輪側からトルクが入力されるときに前記第2ギアの回転を制動し、前記原動機側からトルクが入力されるときに前記第2ギアを回転可能とするように構成された制動機構と、
を備え、
前記第1ギアは、サンギア及びリングギアの一方のギアであり、
前記第2ギアは、サンギア及びリングギアの他方のギアである、
駆動ユニット。
- 前記駆動輪側からトルクが入力されたときに前記第2ギアの回転を制動するように前記制動機構を制御する制御部をさらに備える、
請求項1に記載の駆動ユニット。
- 運転者に操作される補助制動力調整スイッチ、をさらに備え、
前記制御部は、前記補助制動力調整スイッチの操作情報に基づき、前記制動機構を制御する、
請求項2に記載の駆動ユニット。
- 前記原動機は、モータである、
請求項2又は3に記載の駆動ユニット。
- アクセル開度を検知するアクセルセンサと、
前記モータとの間で電力を授受するバッテリの充電量を検知するバッテリセンサと、
ブレーキ操作量を検知するブレーキセンサと、
車速を検知する車速センサと、
をさらに備え、
前記制御部は、前記アクセル開度、前記バッテリの充電量、前記ブレーキ操作量、前記車速の少なくともいずれかに基づき、前記モータ及び前記制動機構の少なくとも一方を制御する、
請求項4に記載の駆動ユニット。
- 前記遊星歯車機構は、前記原動機と前記トルクコンバータとの間に配置される、
請求項1から5のいずれかに記載の駆動ユニット。
- 前記トルクコンバータは、前記インペラに固定されるカバーを有し、
前記インペラは、前記カバーに対して前記原動機側に配置される、
請求項1から6のいずれかに記載の駆動ユニット。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019097380A JP7272863B2 (ja) | 2019-05-24 | 2019-05-24 | 駆動ユニット |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2019097380A JP7272863B2 (ja) | 2019-05-24 | 2019-05-24 | 駆動ユニット |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
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JP2020190326A JP2020190326A (ja) | 2020-11-26 |
JP2020190326A5 JP2020190326A5 (ja) | 2022-03-29 |
JP7272863B2 true JP7272863B2 (ja) | 2023-05-12 |
Family
ID=73453591
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2019097380A Active JP7272863B2 (ja) | 2019-05-24 | 2019-05-24 | 駆動ユニット |
Country Status (1)
Country | Link |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7355647B2 (ja) | 2016-08-16 | 2023-10-03 | 楽天グループ株式会社 | Rgbw前面光を用いてスクリーン色温度を制御するシステム及び方法 |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20080300081A1 (en) | 2007-06-01 | 2008-12-04 | Manuel Meitin | Continuously variable automatic transmission for heavy trucks, buses and light automobiles |
JP2017048822A (ja) | 2015-08-31 | 2017-03-09 | アイシン精機株式会社 | 制動システム |
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- 2019-05-24 JP JP2019097380A patent/JP7272863B2/ja active Active
Patent Citations (2)
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JP2020190326A (ja) | 2020-11-26 |
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