JP7272636B2 - 精密測定装置及び移動型精密計測ロボット - Google Patents

精密測定装置及び移動型精密計測ロボット Download PDF

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特許法第30条第2項適用 平成30年10月5日長岡技術科学大学において開催されたThe 7th International GIGAKU Conference in Nagoyaで発表
本発明は、可搬型の精密測定装置、及び精密測定装置を備えた移動型精密計測ロボットに関する。
被測定物の表面粗さや微細表面形状などの表面性状を精密に測定する装置において、可搬型のものが知られている。例えば特許文献1に示す可搬型の表面性状測定機は、スタイラスを備える触針式の測定機であり、スタイラスやスタイラスの駆動部及び計測回路などを備える駆動検出部をスタイラスが被測定物に接触するように配置して被測定物の表面性状をその場で測定するようになっている。
特開2013-195216号公報
上述のような可搬型の精密測定装置は、据え置き型の精密測定装置に比べて重量が小さく設計されており、様々な場所に持ち運んで測定が行えるという利便性を有する。しかしながらその一方で、重量が小さいことにより、測定時の周囲の振動やスタイラスを駆動させる駆動部などの内部の振動などの影響を受けやすく、測定精度が低下しやすいという問題を有する。また、人が入れないような狭い場所や危険な場所での表面特性の測定が必要な場合には、移動型のロボットに精密測定装置を搭載してロボットを測定場所にまで移動させてその場で測定を行うようにすることも考えられる。移動型のロボットはその機動性を考慮するとできるだけ軽量である方が好ましいが、軽量構造とすると一般にその剛性や安定性が低下することになる。そのため、搭載された精密測定装置の安定性も低下して測定精度が低下してしまう虞がある。
そこで本発明は、測定時の安定性を向上させることが可能となる可搬型の精密測定装置、及びそのような精密測定装置を備えた移動型精密計測ロボットを提供することを目的とする。
すなわち本発明は、
可搬型の精密測定装置であって、
ベース部材と、
該ベース部材に取り付けられた精密測定ユニットと、
該ベース部材に取り付けられた電磁石であって、当該精密測定装置が載置された面に磁気吸着して該精密測定ユニットを該面に対して固定するための電磁石と、
を備え、
該電磁石によって該精密測定ユニットを該面に対して固定した状態で、該精密測定ユニットで該面の特性を測定するようにされた、精密測定装置を提供する。
当該精密測定装置においては、載置された面に電磁石によって精密測定ユニットを固定することにより、精密測定ユニットの安定性を向上させることができる。そして、精密測定ユニットが面に固定された状態で該面の特性を測定するようにすることにより、精密測定ユニットが振動の影響を受けにくくなり、測定精度を向上させることが可能となる。なお、ここでの「面の特性」には、表面粗さのような表面性状に加え、長さ、幾何公差、表面テクスチャ、摩擦係数などが含まれるものとする。
また、該電磁石が該精密測定ユニットの周囲に複数配置されているようにすることができる。
さらには、該精密測定ユニットが測定用センサを有し、該電磁石の少なくとも一つが該測定用センサに隣接した位置に配置されているようにすることができる。
このような構成により、測定用センサの位置周辺での安定性を特に向上させることができ、これにより測定精度をさらに向上させることが可能となる。
また本発明は、
上述の何れかの精密測定装置を備える移動型精密計測ロボットであって、
ロボット本体と、
該ロボット本体に取り付けられた移動機構であって、該ロボット本体を当該移動機構が載置された面上で移動させるための移動機構と、
該精密測定装置を該ロボット本体に対して上下動させるための高さ調整機構であって、該精密測定装置が該面に接触する下降位置と、該精密測定装置が該面から上方に離れている上昇位置との間で、該精密測定装置を上下動させる高さ調整機構と、
を備える、移動型精密計測ロボットを提供する。
この場合、該精密測定装置を該ロボット本体に対して水平方向に移動させる水平移動機構をさらに備えるようにすることができる。
水平移動機構を備えることによって、ロボット本体を移動させることなく、精密測定装置を水平方向に移動させて測定位置を調整することが可能となる。また、精密測定装置の測定方向に垂直な方向に順次精密測定装置を移動させて測定面をラスタスキャンすることにより、測定面の三次元形状を測定するようにすることも可能となる。
さらに本発明は、
上述の移動型精密計測ロボットで該移動型精密計測ロボットが載置された面の特性を測定する方法であって、
該移動型精密計測ロボットを該移動機構で所定の測定位置に移動させるステップと、
該測定位置において該高さ調整機構で該精密測定装置を該下降位置に移動させ、該電磁石に電力を供給して該精密測定ユニットを該面に固定するステップと、
該精密測定ユニットが該面に固定されている状態で、該精密測定ユニットによって該測定位置における該面の特性を測定するステップと、
該電磁石への電力供給を停止して、該高さ調整機構で該精密測定装置を該下降位置から該上昇位置に移動させるステップと、
を含む、面の特性を測定する方法を提供する。
以下、本発明に係る移動型精密計測ロボットの実施形態を添付図面に基づき説明する。
本発明の第一の実施形態に係る移動型精密計測ロボットの斜視図である。 図1の移動型精密計測ロボットの上面図である。 図1の移動型精密計測ロボットの前面図である。 図1の移動型精密計測ロボットが備える精密測定装置の上面図である。 図4の精密測定装置の側面図である。 本発明の第二の実施形態に係る移動型精密計測ロボットの斜視図である。 図6の移動型精密計測ロボットの別の角度からの斜視図である。 図6の移動型精密計測ロボットの上面図である。 図6の移動型精密計測ロボットの前面図である。
本発明の第一の実施形態に係る移動型精密計測ロボット1は、図1乃至図3に示すように、ロボット本体10と、ロボット本体10の両側面に配置されたクローラ機構12(移動機構)と、ロボット本体10内に配置された精密測定装置14と、精密測定装置14をロボット本体10に対して上下動させるための高さ調整機構16と、を備える。ロボット本体10には、当該移動型精密計測ロボット1を制御するための制御回路18と、電源となるバッテリ20が配置されている。
左右のクローラ機構12は、それぞれ、ロボット本体10に固定されたギヤードモータ22と、ギヤードモータ22に取り付けられた駆動スプロケット24と、ロボット本体10に回転自在に取り付けられた3つのアイドルスプロケット26と、これら4つのスプロケット24、26の周りに掛け回されたクローラ28とからなる。ギヤードモータ22を回転させることによりクローラ28を回転駆動させて、ロボット本体10を移動させるようになっている。左右のクローラ機構12の回転速度及び回転方向をそれぞれ制御することにより、当該移動型精密計測ロボット1は、前進、後退、旋回などをしながら、目的の位置にまで移動するようになっている。。
精密測定装置14は、ベースプレート30(ベース部材)と、ベースプレート30に取り付けられた精密測定ユニット32と、ベースプレート30に取り付けられた4つの電磁石34とを備える。本実施形態における精密測定ユニット32は、測定回路等を内蔵する装置本体36と、装置本体36から突出するように配置された触針式センサ(測定用センサ)38とを備える、触針式の測定器である。触針式センサ38は、スタイラス40を有し、このスタイラス40を測定表面に接触させた状態で測定表面上を走査することにより、測定表面の表面粗さを測定するようになっている。電磁石34は精密測定ユニット32の周囲に配置されているが、そのうちの2つは触針式センサ38に隣接した位置に配置されている。
高さ調整機構16は、精密測定装置14のベースプレート30から上方に伸びる3つのガイドシャフト42及び1つのボールネジ44と、ベースプレート30上に配置されたモータ46とを備える。各ガイドシャフト42は、下端部42aがベースプレート30に固定され、上端部42bがロボット本体10に固定されたリニアガイド48によって上下方向に摺動可能に保持されている。ボールネジ44は、下端部44aがカップリング50を介してモータ46に駆動連結され、上端部44bがロボット本体10に固定されたナット52によって保持されている。モータ46によってボールネジ44を回転させることにより、ボールネジ44がナット52に対して上下動し、これにより精密測定装置14がロボット本体10に対して上下に移動するようになっている。
移動型精密計測ロボット1は、無線通信機能を備えていて、無線接続した外部機器からの命令に基づいて動作するようになっている。また、精密測定装置14で測定した結果は無線通信により外部機器に送信されるようになっている。なお、移動型精密計測ロボット1にカメラや距離センサ、GSPなどを搭載して、指定した位置に自動的に移動して計測を行うようにすることもできる。
当該移動型精密計測ロボット1による表面粗さの測定は次のようにして行われる。まず、移動型精密計測ロボット1をクローラ機構12により所定の測定位置にまで移動させる。測定位置に到着したら、高さ調整機構16で精密測定装置14を下方に移動させて地面に接触した下降位置にする。次に電磁石34に電力を供給して精密測定装置14が載置された面に電磁石34を磁気吸着させる。これにより、精密測定ユニット32は載置された面に対して固定される。精密測定ユニット32が固定されたら、精密測定ユニット32の触針式センサ38で測定位置における面の表面粗さを測定する。測定が完了したら、電磁石34への電力供給を停止して、高さ調整機構16で精密測定装置14を地面に接した下降位置から上方に移動させ、地面から上方に離れた上昇位置とする。別の位置での表面粗さの測定を続けて行う場合には、次の測定位置にまでクローラ機構12により移動して、同様にその測定位置での表面粗さの測定を行う。当該移動型精密計測ロボット1は、このようにして任意の測定位置にまで移動して、その場で表面粗さの測定を行うようになっている。
上述のように、精密測定装置14は、電磁石34による磁気吸着によって精密測定ユニット32を測定する面に対して固定した状態で表面粗さの測定を行うようになっている。このようにして精密測定ユニット32を固定することにより、測定中の安定性が向上し、測定精度を向上させることが可能となる。下の表1は、精密測定装置14において、電磁石34による磁気吸着をしていない状態(電磁石OFF)で測定したときと、電磁石34による磁気吸着をした状態(電磁石ON)で測定したときの表面粗さの測定結果である。定盤上の2つの測定位置(位置A、位置B)において電磁石34をOFFにした状態とONにした状態とでそれぞれ10回の測定を行った。位置Aにおいて電磁石OFFの状態で測定した場合の算術平均粗さRaは、その平均が0.039μm、標準偏差が9.3nm、ばらつきが28nmであった。これに対して同じ位置Aにおいて電磁石ONの状態で測定した場合の算術平均粗さRaは、その平均が0.033μm、標準偏差が2.1nm、ばらつきが7nmであった。電磁石34をONにして精密測定ユニット32を磁気吸着により固定することにより、特に標準偏差及びばらつきが小さくなっている。位置Aにおける最大粗さRz、及び二乗平均粗さRqについても同様に、電磁石34をONにすることによって標準偏差及びばらつきが小さくなる。これらの結果から、電磁石34によって精密測定ユニット32を固定することにより測定精度が向上していることが分かる。位置Bにおいて測定した結果からも、電磁石34をONとすることにより精密測定装置14の測定時の安定性が向上し、その結果として測定精度が向上していることが分かる。
Figure 0007272636000001
当該移動型精密計測ロボット1においては、表面粗さの測定時に電磁石34によって精密測定ユニット32を固定できるようになっているため、ロボット本体10の剛性がそれほど高くなくロボット本体10の安定性が低い場合でも、それに影響されることなく高い精度で測定を行うことが可能となっている。そのため、ロボット本体10を軽量な構造として移動型精密計測ロボット1の起動性を高くしながらも、高い測定精度を確保することが可能となる。なお、当該移動型精密計測ロボット1においては4つの電磁石34のうちの2つを精密測定ユニット32の触針式センサ38に隣接した位置に配置することにより、触針式センサ38の位置周辺での安定性を特に向上させて、測定精度がより高くなるようになっている。
本発明の第二の実施形態に係る移動型精密計測ロボット101は、図6乃至図9に示すように、ロボット本体110と、ロボット本体110の両側面に配置されたクローラ機構112(移動機構)と、ロボット本体110内に配置された精密測定装置114と、精密測定装置114をロボット本体110に対して上下動させるための高さ調整機構116と、を備える。
移動型精密計測ロボット101はさらに、精密測定装置114を水平面方向に移動させるための水平移動機構160を備えている。水平移動機構160は、ロボット本体110に対して横方向に移動する横方向移動ユニット162と、横方向移動ユニット162に対して前後方向に移動する前後方向移動ユニット164とからなる。ロボット本体110は、横方向移動ユニット162を支持する2つのレール部材166A,166Bを有し、これらレール部材166A,166Bの各側面には横方向に延びるレール溝168A,168Bが形成されている。前方側のレール部材166Aの上面のレール溝168Aにはタイミングベルト170が配置されており、タイミングベルト170の両端がレール部材166Aの両端において固定されている。横方向移動ユニット162は、レール部材172とその両端に固定された2枚のプレート174A,174Bとからなるフレーム176と、フレーム176の前方側のプレート174Aに固定されたモータ178と、プレート174Aに回転自在に取り付けられた4つの受動プーリ180とを備える。図9に示すように、4つの受動プーリ180のうちの2つは、ロボット本体110のレール部材166Aの上側のレール溝168Aに係合するように配置され、残りの2つはレール部材166Aの下側のレール溝に係合するように配置されている。これら4つの受動プーリ180でレール部材166Aを上下から挟み込むようになっている。フレーム176の後側のプレート174Bには2つの受動プーリ182が回転自在に取り付けられている。2つの受動プーリ182のうちの一方は、レール部材166Bの上側のレール溝168Bに係合するように配置され、他方はレール部材166Bの下側のレール溝に係合するように配置されている。横方向移動ユニット162は、これらの6つの受動プーリ180,182によりロボット本体110に対して横方向に円滑に移動可能となっている。タイミングベルト170は、2つの受動プーリ180の下を通って、モータ178の回転軸に取り付けられた駆動プーリ184に掛け回されている。これらタイミングベルト170、受動プーリ182、及び駆動プーリ184によりオメガ駆動機構を構成しており、モータ178を回転駆動することにより横方向移動ユニット162がロボット本体110のレール部材166A、166Bに沿って横方向に移動するようになっている。
前後方向移動ユニット164は、プレート186と、プレート186に固定されたモータ188と、プレート186に回転自在に取り付けられた3つの受動プーリ190とを備える。3つの受動プーリ190のうちの2つは、横方向移動ユニット162のレール部材172の上側のレール溝192に係合するように配置され、残りの1つはレール部材172の下側のレール溝に係合するように配置されている。前後方向移動ユニット164は、これら3つの受動プーリ190でレール部材172を上下から挟み込むことにより、横方向移動ユニット162に対して前後方向に円滑に移動可能となっている。レール部材172には、タイミングベルト194が上記タイミングベルト170と同様にして取り付けられている。タイミングベルト194は、2つの受動プーリ190の下を通って、モータ188の回転軸に取り付けられた駆動プーリ196に掛け回されている。これらタイミングベルト194、受動プーリ190、及び駆動プーリ196によりオメガ駆動機構を構成しており、モータ188を回転駆動することにより前後方向移動ユニット164が横方向移動ユニット162のレール部材172に沿って前後方向に移動するようになっている。
前後方向移動ユニット164のプレートには、高さ調整機構116が取り付けられている。当該実施形態における高さ調整機構116は、一軸の直動機構であり、モータ146の駆動により精密測定装置114を上昇位置と下降位置との間で上下動させるようになっている。精密測定装置114は、第一の実施形態における精密測定装置14と同様であり、精密測定ユニット132と、ベースプレート130と、4つの電磁石134とを備える。
このように、移動型精密計測ロボット101は、精密測定装置114をロボット本体110に対して横方向及び前後方向に移動させる水平移動機構160を備えている。そのため、精密測定装置114を水平方向に移動させて計測位置を細かく調整することが可能となる。また、水平移動機構160を利用して測定面をラスタスキャンすることにより、測定面の三次元形状を測定することも可能となる。
以上に本発明の実施形態について説明をしたが、本発明はこれら実施形態に限定されるものではない。例えば、電磁石の数は配置する位置は、適宜変更可能である。また、精密測定装置の測定方式は触針式に限られず、レーザーやカメラを利用した非接触式のものなど、他の形態の測定用センサを利用した測定方式を採用することもできる。また、表面粗さの測定ではなく、適宜最適な測定用センサを適用して、微細表面形状計測、長さ計測、幾何公差計測、表面テクスチャ計測、摩擦計測などの面の他の特性の計測を行うようにしてもよい。また、精密測定装置を回転(ロール、ピッチ、ヨー)させるようにした回転移動機構をさらに備えるようにすることもできる。このような回転移動機構を備えることによって、傾斜していたり湾曲していたりする測定面に対しても適切な向きで測定用センサを位置決めすることが可能となり、より高精度な計測が可能となる。また、ロボット本体を移動させるための移動機構は、クローラ機構に代えて、車輪機構や歩行機構などの他の形態の移動機構とすることもできる。さらには、上述の精密測定装置は、移動型ロボットに搭載するのでは無く、作業者が持ち込んで直接任意の測定位置に設置するような可搬型の精密測定装置として利用することもできる。
1 移動型精密計測ロボット
10 ロボット本体
12 クローラ機構
14 精密測定装置
16 高さ調整機構
18 制御回路
20 バッテリ
22 ギヤードモータ
24 駆動スプロケット
26 アイドルスプロケット
28 クローラ
30 ベースプレート
32 精密測定ユニット
34 電磁石
36 装置本体
38 触針式センサ(測定用センサ)
40 スタイラス
42 ガイドシャフト
42a 下端部
42b 上端部
44 ボールネジ
44a 下端部
44b 上端部
46 モータ
48 リニアガイド
50 カップリング
52 ナット
101 移動型精密計測ロボット
110 ロボット本体
112 クローラ機構
114 精密測定装置
116 高さ調整機構
130 ベースプレート
132 精密測定ユニット
134 電磁石
146 モータ
160 水平移動機構
162 横方向移動ユニット
164 前後方向移動ユニット
166A レール部材
166B レール部材
168A レール溝
168B レール溝
170 タイミングベルト
172 レール部材
174A プレート
174B プレート
176 フレーム
178 モータ
180 受動プーリ
182 受動プーリ
184 駆動プーリ
186 プレート
188 モータ
190 受動プーリ
192 レール溝
194 タイミングベルト
196 駆動プーリ

Claims (6)

  1. 可搬型の精密測定装置であって、
    ベース部材と、
    該ベース部材に取り付けられた精密測定ユニットと、
    前記精密測定ユニットに対する相対的位置が固定されるように該ベース部材に取り付けられた電磁石であって、当該精密測定装置が載置された面に磁気吸着して該精密測定ユニットを該面に対して動かないように固定するための電磁石と、
    を備え、
    該電磁石によって該精密測定ユニットを該面に対して動かないように固定した状態で、該精密測定ユニットで該面の特性を測定するようにされた、精密測定装置。
  2. 該電磁石が該精密測定ユニットの周囲に複数配置されている、請求項1に記載の精密測定装置。
  3. 該精密測定ユニットが測定用センサを有し、該電磁石の少なくとも一つが該測定用センサに隣接した位置に配置されている、請求項2に記載の精密測定装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の精密測定装置を備える移動型精密計測ロボットであって、
    ロボット本体と、
    該ロボット本体に取り付けられた移動機構であって、該ロボット本体を当該移動機構が載置された面上で移動させるための移動機構と、
    該精密測定装置を該ロボット本体に対して上下動させるための高さ調整機構であって、該精密測定装置が該面に接触する下降位置と、該精密測定装置が該面から上方に離れている上昇位置との間で、該精密測定装置を上下動させる高さ調整機構と、
    を備える、移動型精密計測ロボット。
  5. 該精密測定装置を該ロボット本体に対して水平方向に移動させる水平移動機構をさらに備える、請求項4に記載の移動型精密計測ロボット。
  6. 請求項4又は5に記載の移動型精密計測ロボットで該移動型精密計測ロボットが載置された面の特性を測定する方法であって、
    該移動型精密計測ロボットを該移動機構で所定の測定位置に移動させるステップと、
    該測定位置において該高さ調整機構で該精密測定装置を該下降位置に移動させ、該電磁石に電力を供給して該精密測定ユニットを該面に固定するステップと、
    該精密測定ユニットが該面に固定されている状態で、該精密測定ユニットによって該測定位置における該面の特性を測定するステップと、
    該電磁石への電力供給を停止して、該高さ調整機構で該精密測定装置を該下降位置から該上昇位置に移動させるステップと、
    を含む、面の特性を測定する方法。
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