JP7271588B2 - 操作入力装置 - Google Patents

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Description

本発明はユーザに対して触力覚を提示する機能を有する操作入力装置に関する。
下記特許文献1には、ユーザに対して触力覚を提示する機能を有する操作入力装置が開示されている。この入力装置は、ユーザによって操作される操作ボタンと、操作ボタンを動かすアクチュエータと、を有している。操作ボタンが押されたときに、アクチュエータは操作ボタンに反力を加えて、ユーザに触力覚を提示する。
国際公開第2017/150128号明細書
アクチュエータは、操作ボタンに接触し操作ボタンに反力を加える部材(以下では、ボタン駆動部材と称する)を有している。操作ボタンに対するボタン駆動部材の相対移動の方向によっては、ボタン駆動部材が操作ボタンとともに動くときに操作ボタンの外面に対して摺動する。そのような摺動は操作ボタンの外面とボタン駆動部材の外面の摩耗を生じたり、それらの動きの抵抗となる可能性がある。
本開示の目的の一つは、触力覚を提示する機能を有する操作入力装置において、ボタン駆動部材と操作ボタンとの間の摺動を低減することにある。
本開示による操作入力装置の一例は、ユーザの押し操作を受け、回転中心線を中心にして動くことができ、ユーザによって押される側とは反対側に接触部を有している操作ボタンと、前記操作ボタンの前記接触部に接し前記操作ボタンが押される方向とは反対方向の力を前記操作ボタンに加えるボタン駆動部材を、有しているアクチュエータと、前記ボタン駆動部材が動く方向を規定しているガイドと、を有し、前記ボタン駆動部材は前記ガイドに沿ってスライド可能である。この操作入力装置では、ボタン駆動部材がガイドに沿ってスライド可能であり、ガイドによって動く方向が規定されるので、ボタン駆動部材と操作ボタンの接触部との間の摺動を低減できる。
本開示による操作入力装置の他の例は、ユーザの押し操作を受け、回転中心線を中心にして動くことができ、ユーザによって押される側とは反対側に接触部を有している操作ボタンと、前記操作ボタンの前記接触部に接し前記操作ボタンが押される方向とは反対方向の力を前記操作ボタンに加えるボタン駆動部材を、有しているアクチュエータと、を有する。前記接触部は前記回転中心線を中心とする円弧状の軌跡を有し、前記ボタン駆動部材は、前記軌跡を含む円弧の内側に位置する回転中心線を中心として動くことができる。この操作入力装置では、ボタン駆動部材は、接触部の軌跡を含む円の内側に位置する回転中心線を中心として動くので、ボタン駆動部材と操作ボタンの接触部との間の摺動を低減できる。
操作入力装置の例を示す平面図である。 操作入力装置の例を示す斜視図である。 操作入力装置の下キャビネットを取り外した状態を示す底面図である。この図では、操作ボタン及び操作ボタンを動かすアクチュエータが示されている。 図2に示すIII-III線での断面図である。この図では左操作ボタンと左側のアクチュエータとが示されている。 操作ボタンとアクチュエータの底面図である。この図では、アクチュエータのケースが取り外され、その内部機構が示されている。 図4の矢印Vの方向にアクチュエータを臨む図である。この図では図2に示すアクチュエータのケースの内側が示されている。 図5Aに示す操作ボタンの拡大図である。 アクチュエータの変形例を示す側面図である。 図6に示すアクチュエータの底面図である。この図では、アクチュエータのケースが取り外され、その内部機構が示されている。 図7の矢印VIIの方向にアクチュエータを臨む図である。この図ではアクチュエータのケースの内側が示されている。 図6に示すアクチュエータのさらに別の変形例を示す図である。 図6に示すアクチュエータのさらに別の変形例を示す図である。図9Aに示すアクチュエータにおいて操作ボタン及びボタン駆動部材が動いている様子を示している。 図9A及び図9Bに示すボタン駆動部材とこれを収容するケースの斜視図である。 図9A及び図9Bに示すボタン駆動部材の変形例を示す図である。
以下、本開示の実施形態の例について説明する。本明細書では、実施形態の一例として、ゲーム機の操作に利用される操作入力装置100について説明する(以下では、操作入力装置は単に入力装置と称する。)。なお、本開示は、ゲーム機とは異なる情報処理装置の操作に利用される入力装置(例えば、シミュレーション装置の操作に利用される入力装置や、乗り物の操作に利用される入力装置など)に適用されてもよい。
以下の説明では、図1に示すX1及びX2が示す方向をそれぞれ右方及び左方と称し、図1のY1及びY2が示す方向をそれぞれ前方及び後方と称し、図2のZ1及びZ2の示す方向をそれぞれ上方及び下方と称する(図3、図5A、図6、図8の上側は、入力装置100の下側に対応している。)。これらの方向は、入力装置100の要素(部品や、部材、部分)の相対的な位置関係を説明するために使用され、入力装置100の使用時の姿勢を特定するものではない。
なお、図3、図4、図5A、及び図5Bでは、後述する左右の操作ボタン20R、20L及び左右のアクチュエータ30R、30Lのうち左側の操作ボタン20L及び左側のアクチュエータ30Lが示されている。左右の操作ボタン20R、20Lの構造は、例えば前後方向に沿った中心線C1に対して対称である。また、左右のアクチュエータ30R、30Lも前後方向に沿った中心線C1に対して対称であってよい。入力装置100の例とは異なり、左右のアクチュエータ30R、30Lは対称の構造を有していなくてもよい。例えば、左右のアクチュエータ30R、30Lは同じ構造であってもよい。さらに他の例では、一方のアクチュエータ30R、30Lは、図6から図8に示す後述する変形例に係るアクチュエータの構造を有してもよい。
図1Aに示すように、入力装置100は、その上面に、複数の操作部材を有している。例えば、入力装置100の上面の右部には、4つの操作ボタン3a~3dが設けられている。また、入力装置100の上面の左部には4つの凸部4aを有する十字キー4が設けられる。また、操作ボタン3a~3dと十字キー4との間には板状の操作パッド5が設けられている。操作パッド5は、例えば、操作パッド5の表面に触れたユーザの指の位置を検知するためのタッチセンサを有している。また、操作パッド5はユーザが押すことができるように構成される。操作パッド5の後方には2本のジョイスティック6R、6Lが設けられる。ジョイスティック6R、6Lは、前後方向、左右方向、及びそれらに対して斜めの方向に傾けることができる。また、入力装置100は、その右部から後方に延びているグリップ部GRと、左部から後方に延びている左グリップ部GLとを有している。
入力装置100の使用時、ユーザは左右の手でグリップ部GL、GRをそれぞれ保持しながら、上述した操作部材を操作する。入力装置100は、ユーザがゲームプレイにおいて利用する装置であり、上述した操作部材に対してなされた操作に応じた信号をゲーム機に送信する。操作部材の数や種類、及び入力装置の形状は、図1Aで示す例に限られない。例えば、入力装置100はユーザが片手で保持するように構成されてもよい。この場合、ジョイスティックの数及びグリップの数は1つでよい。また、入力装置100は操作パッド5を有していなくてもよい。
入力装置100は、その外装を構成するキャビネット2を有している。キャビネット2は、例えば、その下側部分を構成する下キャビネット2Aと、その上側部分を構成し下キャビネット2Aと上下方向において組み合わされる上キャビネット2Bとを有する。操作ボタン3a~3dや、十字キー4、ジョイスティック6R、6Lなどの上述した操作部材は、上キャビネット2Bに形成された開口から上方に突出している。操作パッド5は上キャビネット2Bに形成された開口の内側に配置されている。
[操作ボタン]
図1Bに示すように、入力装置100は、その前面にも複数の操作部材を有している。具体的には、前面の右部には操作ボタン8Rと操作ボタン20Rとが設けられ、前面の左部には操作ボタン8Lと操作ボタン20Lとが設けられている。操作ボタン20R、20Lは操作ボタン8R、8Lの下方にそれぞれ配置されている。操作ボタン20R、20Lは所謂トリガーボタンであり、その上部に位置している回転中心線Ax1(図3及び図4参照)を中心として前後方向で動くことができる。
入力装置100の例では、各操作ボタン20R、20Lは、それらの右面と左面とからそれぞれ突出し且つ操作ボタン20R、20Lの上部に位置している2つの被支持部21を有している(図4参照)。被支持部21は回転可能に保持されており、操作ボタン20R、20Lの回転中心線として機能する。入力装置100の例では、キャビネット2の内側にフレーム11が配置され、被支持部21はフレーム11の最前部に設けられている保持部11aによって保持されている(図3参照)。操作ボタン20R、20Lの前面20aはユーザによる押し操作を受けると、操作ボタン20R、20Lは、被支持部21を通る回転中心線Ax1を中心にして後方に動く。
入力装置100は、操作ボタン20R、20Lの後方への動きを規制するストッパを有している。図3に示すように、入力装置100の例では、フレーム11にストッパ11cが形成されている。ストッパ11cは操作ボタン20R、20Lの最大押し込み位置を規定している。すなわち、ストッパ11cの位置を超える操作ボタン20R、20Lの移動が規制されている。
入力装置100は、操作ボタン20R、20Lを前方に押す弾性部材(例えば、ばね)を有している。したがって、ユーザが操作ボタン20R、20Lを押した後に操作ボタン20R、20Lから指を離したときに、操作ボタン20R、20Lは弾性部材の力で回転中心線Ax1を中心にして前方に動き初期位置に戻る。入力装置100の例において、操作ボタン20R、20Lは、操作ボタン20R、20Lの後方に形成されているストッパ11b(図3参照))に係合している係合部23(図4参照)を有している。ストッパ11bは係合部23に係合し、弾性部材の弾性力によって操作ボタン20R、20Lが前方に突出することを防いでいる。
操作ボタン20R、20Lの構造や配置は、入力装置100の例に限られない。例えば、操作ボタン20R、20Lは、入力装置の下面や上面に設けられてもよい。この場合、操作ボタン20R、20Lは、それらの回転中心を中心にして上下方向に動いてもよいし、或いは上下方向と前後方向の双方に対して斜めの方向に動いてもよい。さらに他の例として、操作ボタン20R、20Lは、被支持部21として、孔又は凹部を有してもよい。そして、キャビネット2やフレーム11に、被支持部21に嵌まり操作ボタン20R、20Lを支持する凸部が形成されてもよい。
アクチュエータ30R、30Lが設けられる操作ボタンの数や種類は、入力装置100の例に限られない。すなわち、入力装置が棒状の入力装置(例えば、ジョイスティック)である場合には、回転中心を中心にして動く操作ボタン(トリガーボタン)の数は1つでもよい。この場合、入力装置が有する触力覚提示用のアクチュエータの数も1つでよい。
図5Aに示すように、操作ボタン20Lの後側(すなわち、ユーザの押し操作を受ける側とは反対側)には、ユーザによる操作ボタン20L、20Rの押し操作を検知するためのセンサ22が配置されている。センサ22は、例えば操作ボタン20Lの押し込み量(操作ボタン20Lの移動量)を検知することができるセンサである。センサ22は、例えば抵抗体が形成されたセンサ基板22aと、抵抗体と向き合う導電ゴム22bとを有する。操作ボタン20Lがユーザによって押されると、導電ゴム22bは操作ボタン20Lによって押される。そして、押し込み量に応じて導電ゴム22bと抵抗体との接触面積が変化し、接触面積の変化に伴って抵抗体の抵抗値が変化する。したがって、抵抗値に基づいて、より詳細には、抵抗体に作用している電圧に基づいて、操作ボタン20Lの押し込み量が検知され得る。右側の操作ボタン20Rの後側にも、センサ22が設けられている。なお、センサ22の種類は、導電ゴム22bを利用したものに限られない。センサ22の他の例として、ロータリーエンコーダが利用されてもよい。この場合、センサ(ロータリーエンコーダ)は連結部材を含み、この連結部材を介して操作ボタン20L、20Rに連結されてもよい。そして、操作ボタン20R、20Lの回転運動は連結部材を介してエンコーダに伝えられてもよい。さらに他の例として、操作ボタン20L、20Rの後側には、ユーザによる操作ボタン20Rの押し操作を検知するためのセンサ22に代えて、操作ボタン20Lの操作のON/OFFを検知するセンサ(ON/OFFスイッチ)が配置されてもよい。
[アクチュエータ]
上述したように、入力装置100は、ユーザに対して触力覚を提示するためのアクチュエータ30R、30L(図2参照)を有している。アクチュエータ30R、30Lは操作ボタン20R、20Lにそれぞれ設けられている。入力装置100の例では、アクチュエータ30R、30Lは、入力装置100の上面に配置されている操作部材の下方に配置されている。具体的には、アクチュエータ30Lは、入力装置100の上面の左部に配置される十字キー4の下方に配置され、アクチュエータ30Rは、入力装置100の上面の右部に配置される操作ボタン3a~3dの下方に配置されている。十字キー4及び操作ボタン3a~3dの下方には、キャビネット2に収容されているフレーム11(図3参照)が配置され、アクチュエータ30R、30Lはさらにこのフレーム11の下方に配置されている。フレーム11は、十字キー4及び操作ボタン3a~3dの操作を検知するためのスイッチが形成された基板を支持してもよい。アクチュエータ30R、30Lは左右方向において離れて配置され、それらの間に回路基板13やバッテリ14が配置されている。
操作ボタン20R、20L及びアクチュエータ30R、30Lは、上述したように中心線C1に対して対称の構造又は同じ構造を有しているので、以下では、図3乃至図5Bを参照しながら、左側の操作ボタン20L及びアクチュエータ30Lを中心にして、説明する。
操作ボタン20Lは、ユーザによって押される側とは反対側(入力装置100の例において後側)には接触部20bを有している。アクチュエータ30Lは接触部20bに接し、ユーザが操作ボタン20Lを押す方向とは反対方向の力を操作ボタン20Lに加えることで、ユーザに触力覚を提示する。入力装置100は、例えばゲーム機から受信する信号(指示)に応じて、アクチュエータ30Lを駆動する。
例えば、ユーザが操作ボタン20Lを押したとき、アクチュエータ30Lは操作ボタン20Lの動きを規制する(すなわち、アクチュエータ30Lは操作ボタン20Lの動きのストッパとして機能する。)。これによって、ゲーム機が提供する仮想空間においてユーザが操作するキャラクターが硬いものに触れたとき、硬いものに触れたという感触をユーザは得ることができる。他の例では、ユーザが操作ボタン20Lを押すときに、アクチュエータ30Lは操作ボタン20Lの移動量(押し込み量)に応じた反力(ユーザが操作ボタン20Lを押す方向とは反対方向の力)を操作ボタン20Lに加えてもよい。これによれば、仮想空間においてユーザが操作するキャラクターが弾力性のあるものに触れたとき、弾力性のあるものに触れたという感触をユーザは得ることができる。さらに他の例では、ユーザが操作ボタン20Lを押すときに、アクチュエータ30Lは操作ボタン20Lを前後方向において振動させてもよい。
図5Aに示すように、アクチュエータ30Lは、それらの駆動源である電動モータ32を有している。電動モータ32は、例えばステッピングモータや、サーボモータなどである。電動モータ32は、減速ギアを内蔵したギヤードモータであってもよい。アクチュエータ30Lを制御する制御装置(入力装置100が有している制御装置又はゲーム機)は、電動モータ32についてトルク制御、位置制御、及び/又は速度制御を行う。
[ボタン駆動部材]
図5Aに示すように、アクチュエータ30Lは、操作ボタン20Lの接触部20bに接して操作ボタン20Lを動かすボタン駆動部材31を有している。また、アクチュエータ30は、ボタン駆動部材31を動かす駆動源である電動モータ32と、電動モータ32の動力をボタン駆動部材31に伝える伝達機構M3と、電動モータ32と伝達機構M3とボタン駆動部材31とを保持しているケース34(図2参照)とを有している。
ボタン駆動部材31は、ユーザが操作ボタン20Lを押す方向とは反対方向の力、すなわち操作ボタン20Lを初期位置に戻す方向の力を操作ボタン20Lに加える。操作ボタン20Lが初期位置にあるとき、ボタン駆動部材31と操作ボタン20Lの接触部20bとの間には隙間が設けられていてもよいし、ボタン駆動部材31と操作ボタン20Lの接触部20bは互いに接触していてもよい。
操作ボタン20Lの接触部20bは、操作ボタン20Lの回転中心線Ax1から離れた位置に形成されている。入力装置100の例では、図4及び図5Aに示すように、接触部20bは操作ボタン20Lの下壁部20cの縁(後縁)に形成されている。上述したように、操作ボタン20Lの後側にはセンサ22が配置されている。図5Aに示すように、操作ボタン20Lを回転中心線Ax1の方向に見たとき、接触部20bはセンサ22を挟んで回転中心線Ax1とは反対側に位置している。このことによって、接触部20bと回転中心線Ax1との間に十分な距離を確保でき、ボタン駆動部材31が操作ボタン20Lに加える力(言い換えれば、モーメント)を十分な大きさにできる。図4に示すように、入力装置100の例では、操作ボタン20Lの下壁部20cの後縁に凹部が形成され、この凹部が接触部20bとして機能している。接触部20bは下壁部20cの後縁から突出する凸部でもよいし、下壁部20cの後縁自体でもよい。なお、上述したように、センサ22としてはロータリーエンコーダが利用されもよい。この場合、接触部20bは、ロータリーエンコーダよりもAx1から半径方向に大きく離れた位置に形成されてよい。また、センサがロータリーエンコーダと、ロータリーエンコーダと操作ボタン20R、20Lとを連結する連結部材を含んでいる構造においては、接触部20bは連結部材を挟んで回転中心線Ax1とは反対側に位置してもよい。
図5Aに示すように、アクチュエータ30Lはボタン駆動部材31が動く方向を規定するガイド34aを有している。ボタン駆動部材31は、操作ボタン20Lの接触部20bに接している状態で、ガイド34aに沿ってスライド可能である。上述したように、アクチュエータ30Lは、ボタン駆動部材31、伝達機構M3、及び電動モータ32を保持しているケース34(図2参照)を有している。入力装置100の例では、ガイド34aはケース34に形成されている。このようにボタン駆動部材31をガイド34aに沿ってスライドさせることで、操作ボタン20Lの接触部20bとボタン駆動部材31の先端との間の摺動を小さくできる。その結果、操作ボタン20Lの接触部20bとボタン駆動部材31の先端とが摩耗することを防止したり、操作ボタン20Lとボタン駆動部材31のスムーズな動きを実現できる。
図5Aに示すように、ガイド34aは、ボタン駆動部材31が直線的にスライドするように形成されている。言い換えれば、ガイド34aは矢印D1の方向で直線的に伸びている溝である。ガイド34aは、接触部20bが動く方向と同じ方向にボタン駆動部材31がスライドするよう形成されている。詳細には、接触部20bの位置は操作ボタン20Lの動きに伴って回転中心線Ax1を中心として動くので、接触部20bは図5Bに示すように回転中心線Ax1を中心とする円弧状の軌跡P1を有している。(図5Bでは、初期位置にある操作ボタン20Lが実線で示され、最大押し込み位置にある操作ボタン20Lが二点鎖線で示され、初期位置と最大押し込み位置との中間位置にある操作ボタン20Lが一点鎖線で示されている。図5Bでは、接触部20bにおけるボタン駆動部材31があたる点の軌跡が軌跡P1として示されている。軌跡P1は接触部20bの可動範囲に対応する長さを有するが、図5Bにおいては軌跡P1を含み且つ軌跡P1よりも長い円弧が示されている。)。この軌跡P1の接線L1に沿った方向でボタン駆動部材31が直線的にスライドするようにガイド34aは形成されている。このようなガイド34aとボタン駆動部材31とによると、操作ボタン20Lの接触部20bとボタン駆動部材31の先端との間の摺動を小さくできる。
上述したように、図5Bにおいては、初期位置と最大押し込み位置との中間位置にある操作ボタン20Lが一点鎖線で示されている(ここで「中間位置」とは初期位置と最大押し込み位置とから等距離の位置である。)。ボタン駆動部材31のスライド方向、言い換えれば、ガイド34aの延伸方向(矢印D1の方向)は、この中間位置にある操作ボタン20Lに伴って接触部20bが動く方向と同じである。言い換えれば、ボタン駆動部材31のスライド方向は、接触部20bが有する円弧状の軌跡P1の中間位置での接線L1と平行である(「軌跡の中間位置」とは軌跡の両端から等距離の位置である。)。
ボタン駆動部材31のスライド方向を上述のように規定することによって、ボタン駆動部材31の先端と接触部20bとの摺動範囲を、より効果的に小さくできる。つまり、入力装置100の例では、操作ボタン20Lが回転中心線Ax1を中心として回転するのに対して、ボタン駆動部材31は直線的に移動するので、ボタン駆動部材31の先端と操作ボタン20Lの接触部20bとの間の摺動は完全には解消できない。しかしながら、ボタン駆動部材31のスライド方向は、接触部20bが有する軌跡P1の中間位置での接線L1と平行であるので、例えばボタン駆動部材31のスライド方向が軌跡P1の端部での接線と平行である場合に比して、そのような摺動範囲を小さくできる。
図5A及び図5Bに示すように、入力装置100の例では、接触部20bは回転中心線Ax1よりも後方に位置している。そのため、接触部20bは、操作ボタン20Lの動きに伴って前後方向と上下方向の双方に傾斜した方向で動く。したがって、ボタン駆動部材31は、接触部20bと同様に、前後方向と上下方向の双方に対して傾斜した方向でスライド可能となっている。
ボタン駆動部材31は、操作ボタン20Lよりも大きな可動範囲を有している。操作ボタン20Lの最大押し込み位置は、上述したストッパ11c(図3)によって規定されている。ボタン駆動部材31は、操作ボタン20Lが最大押し込み位置にある状態において、接触部20bから離れる方向にさらにスライド可能となっている。(以下では、接触部20bから離れているボタン駆動部材31の位置を「待機位置」と称する。)ボタン駆動部材31を待機位置に維持することで、アクチュエータ30Lからの反力が作用しないボタンとして、操作ボタン20Lを操作できる。また、ボタン駆動部材31の公差によることなく、操作ボタン20Lを確実に最大押し込み位置まで移動させることができる。また、操作ボタン20Lが最大押し込み位置にある状態において、電動モータ32でボタン駆動部材31を加速させてからボタン駆動部材31を操作ボタン20Lに当てることができる。その結果、操作ボタン20Lに衝撃が伝わりやすくなり、この衝撃を触覚としてユーザに提示できる。
操作ボタン20Lは入力装置100の前面に配置され、後方に押すことができる。図5A及び図5Bに示すように、ボタン駆動部材31は操作ボタン20Lの後方に配置されている。ボタン駆動部材31は棒状であり、前後方向と上下方向の双方に対して傾斜した姿勢で配置されている。詳細には、操作ボタン20Lを正面視したとき、ボタン駆動部材31は操作ボタン20Lの下端側から、回転中心線Ax1が位置している上部側に伸びている。ボタン駆動部材31のこの配置によれば、例えば、ボタン駆動部材31が前後方向と平行である場合や、ボタン駆動部材31が上下方向と平行である場合に比して、ボタン駆動部材31の配置に要するスペースが確保し易くなる。棒状のボタン駆動部材31の先端が操作ボタン20Lに接触部20bに当たる。
ボタン駆動部材31のスライド方向は、入力装置100の例に限られない。例えば、ボタン駆動部材31のスライド方向は、接触部20bの軌跡P1の中間位置からずれた位置での接線と平行であってもよい。すなわち、ボタン駆動部材31のスライド方向は、初期位置と最大押し込み位置との間に規定され且つ中間位置とは異なる位置にある操作ボタン20Lの動きに伴う接触部20bの移動方向と平行であってもよい。また、ボタン駆動部材31の形状も入力装置100の例に限定されない。
[アクチュエータの他の部品]
図5Aに示すように、アクチュエータ30は電動モータ32の動力をボタン駆動部材31に伝える伝達機構M3を有している。伝達機構M3はギア33を含んでいる。ギア33の回転中心は左右方向(操作ボタン20Lの回転中心線Ax1と平行な方向)に向くように配置されている。ギア33は、大径ギア33aと、大径ギア33aよりも径の小さい小径ギア33bとを含んでいる。ボタン駆動部材31にはラック31bが形成され、小径ギア33bはラック31bに係合するピニオンギアとして機能している。また、電動モータ32の回転軸にはウォームギア32aが取り付けられている。大径ギア33aにはウォームギア32aが係合している。
このように、入力装置100の例では、ウォームギア32a、ギア33、ラック31bによって伝達機構M3が構成されている。ボタン駆動部材31のラック31bと小径ギア33bとによって、電動モータ32から得られる回転力が直線方向での力に変化する。また、ウォームギア32aの存在によって、操作ボタン20Lを押す力に対抗する力が得やすくなる。つまり、操作ボタン20Lが押されたときに、その押し力によって電動モータ32が回転することを抑えることができる。また、大径ギア33a、小径ギア33b、及びウォームギア32aによって、電動モータ32の回転を減速する減速機構が構成されている。伝達機構M3の構造は、入力装置100の例に限られない。例えば、電動モータ32に取り付けられているウォームギア32aは直接的にボタン駆動部材31のギアに係合してもよい。
図5Aに示すように、電動モータ32は、ボタン駆動部材31と伝達機構M3(ギア33)とを挟んで、操作ボタン20Lとは反対側に位置している。入力装置100の例では、ボタン駆動部材31は操作ボタン20Lの後方に位置し、ギア33はボタン駆動部材31の後方に位置している。そして、電動モータ32はギア33の後方に位置している。したがって、入力装置100を正面視したとき(操作ボタン20Lを押す方向に入力装置100を見たとき)、ボタン駆動部材31、ギア33、及び電動モータ32は、操作ボタン20Lと重なる。このような配置によれば、入力装置100のキャビネット2内に形成されている前後方向に長いスペースを有効に利用できる。
図5Aに示すように、電動モータ32は、その回転軸が操作ボタン20Lの回転中心線Ax1に垂直な平面に沿うように配置されている。電動モータ32のこの配置によれば、アクチュエータ30の左右方向での幅を低減でき、キャビネット2内にアクチュエータ30を収容することが容易化できる。電動モータ32の配置は入力装置100の例に限られない。電動モータ32は、その回転軸が操作ボタン20Lの回転中心線Ax1と平行となるように配置されてもよい。
入力装置100の例では、電動モータ32の回転軸は、ボタン駆動部材31と同様に、前方且つ下方に伸びるように斜めに配置されている。そして、アクチュエータ30を上下方向で見たときに、電動モータ32の回転軸(ウォームギア32a)とボタン駆動部材31の一部とが重なる。より詳細には、ボタン駆動部材31がその可動範囲における最後部にまで移動したとき、アクチュエータ30の平面視において電動モータ32の回転軸(ウォームギア32a)とボタン駆動部材31の一部が重なる。電動モータ32のこのような配置によって、アクチュエータ30の前後方向での幅を低減できている。電動モータ32の回転軸(ウォームギア32a)とボタン駆動部材31との間に、伝達機構M3を構成するギア33が配置されている。
図3に示すように、アクチュエータ30は、ボタン駆動部材31の位置(電動モータ32の回転位置)を検知するためのセンサ35を有している。センサ35は、電動モータ32の動力の伝達経路において電動モータ32の回転軸よりも下流に位置する部材に取り付けられている。すなわち、センサ35は、電動モータ32の回転軸に取り付けられているウォームギア32aよりも下流に位置する部材に取り付けられている。入力装置100の例では、センサ35はギア33の回転軸に取り付けられている。センサ35は、例えば、ギア33の回転軸の回転位置を検知できるポテンショメータや、ギア33の回転を検知できるエンコーダである。センサ35の位置は、アクチュエータ30の例に限られない。アクチュエータ30は、ボタン駆動部材31に取り付けられるセンサを有してもよいし、電動モータ32の回転軸に取り付けられるセンサを有してもよい。
上述したように、ケース34(図2参照)は、アクチュエータ30を構成する複数の部材(すなわち、ボタン駆動部材31、伝達機構M3、及び電動モータ32)を保持している部材である。ボタン駆動部材31の移動方向を規定する上述したガイド34a(図4参照)はケース34の内面に形成されている溝である。この構造によると、入力装置100の組立て時に、ボタン駆動部材31等を単一部品として取り扱うことができるので、組み立て工程を容易化できる。
入力装置100の例において、ケース34は、固定具(例えば螺子)によって左右方向において互いに組み合わされる第1ケース34nと第2ケース34mとを有している(図2参照)。ケース34m、34nは例えば樹脂によって形成される。第2ケース34mと第1ケース34nとに、ガイド34aとして機能する溝が形成されている。図5Aに示すように、ボタン駆動部材31はその左右の側面に複数の凸状の接触部31aを有している。この接触部31aがガイド34aである溝に配置され、溝の内面に接する。これによって、ボタン駆動部材31とガイド34aとの接触面積が小さくなり、ボタン駆動部材31の円滑なスライドが得られやすくなる。
ケース34は、例えば螺子などの固定具によって、キャビネット2の内側に配置されているフレーム11に固定される。ケース34の取り付け方法はこれに限られない。例えば、ケース34はキャビネット2の内面に取り付けられてもよい。さらに他の例では、入力装置100はケース34を有していなくてもよい。この場合、例えばフレーム11にボタン駆動部材31が動く方向を規定するガイドや、電動モータ32を保持する部分が形成されてもよい。
[アクチュエータの変形例]
なお、本開示は、以上説明したアクチュエータ30R、30Lの例に限られず、適宜変更されてよい。
以下では、図6乃至図8を参照しながらアクチュエータの変形例(アクチュエータ230)について説明する。図6乃至図8では、左右のアクチュエータ230のうち左側の操作ボタン20Lに設けられているアクチュエータ230が示されている。左右のアクチュエータ230は前後方向に沿った中心線C1(図2)に対して対称の構造を有するので、或いは、左右のアクチュエータ230は同じ構造を有するので、以下では、図6乃至図8を参照しながら、左側のアクチュエータ230を中心にして、説明する。
図6に示すように、アクチュエータ230は、操作ボタン20Lの接触部20bに接して操作ボタン20Lを動かすボタン駆動部材231を有している。また、アクチュエータ230は、ボタン駆動部材231を動かす駆動源である電動モータ232と、電動モータ232の動力をボタン駆動部材231に伝える伝達機構M3と、電動モータ232と伝達機構M3とボタン駆動部材231とを保持しているケース234とを有している。
アクチュエータ230は、主に、ボタン駆動部材231のスライド方向においてアクチュエータ30R、30Lとは相違している。具体的には、アクチュエータ30R、30Lのボタン駆動部材31は直線的にスライド可能となっていたのに対して、アクチュエータ230のボタン駆動部材231は回転中心を中心とする円弧に沿って動くことができる。以下では、アクチュエータ230について、主にアクチュエータ30R、30Lとは異なる点について説明する。入力装置100におけるアクチュエータ230の配置など、アクチュエータ230について説明のない事項は、アクチュエータ30と同様である。
[ボタン駆動部材]
ボタン駆動部材231は、ボタン駆動部材31と同様、ユーザが操作ボタン20Lを押す方向とは反対方向の力、すなわち操作ボタン20Lを初期位置に戻す方向の力を操作ボタン20Lに加える。操作ボタン20Lが初期位置にあるとき、ボタン駆動部材231と操作ボタン20Lの接触部20bとの間には隙間が設けられていてもよいし、ボタン駆動部材231と接触部20bは互いに接触していてもよい。図8に示すように、操作ボタン20Lを回転中心線Ax1の方向に見たとき、接触部20bはセンサ22を挟んで回転中心線Ax1とは反対側に位置している。図6乃至図8に示す例では、操作ボタン20Lは、その下壁部20cの縁(後縁)から下方に突出する凸部を有し、この凸部の後面が接触部20bとして機能している。接触部20bの形状や位置は、これらの図に示すものに限定されない。
図8に示すように、アクチュエータ230はボタン駆動部材231が動く方向を規定するガイド234aを有している。ボタン駆動部材231は操作ボタン20Lに接している状態でガイド234aに沿ってスライド可能である。ガイド234aは、アクチュエータ30のガイド34aと同様に、ボタン駆動部材231、伝達機構M3、及び電動モータ232を保持しているケース234に形成されている。
接触部20bの位置は操作ボタン20Lの動きに伴って回転中心線Ax1を中心として動く。すなわち、図8に示すように、接触部20bは回転中心線Ax1を中心とする円弧状の軌跡P1(図5B参照)を有する。円弧に沿ってボタン駆動部材231がスライドするように、ガイド234aが形成されている。この円弧の中心は、軌跡P1を含む円弧C2(図8参照)の内側に位置する。この構造によると、操作ボタン20Lの接触部20bとボタン駆動部材231の先端との間の摺動を効果的に小さくできる。ここで、接触部20bの軌跡P1を含む円弧C2の内側に位置する中心とは、円弧C2に対して、操作ボタン20Lの回転中心線Ax1と同じ側に位置する中心を意味する。アクチュエータ230の例では、ボタン駆動部材231は、操作ボタン20Lの回転中心線Ax1と同じ回転中心を中心としてスライド可能である。すなわち、ボタン駆動部材231は、接触部20bの軌跡P1を含む円弧C2に沿った方向においてスライド可能である。したがって、ボタン駆動部材231は接触部20bが動く方向と同じ方向にスライドする。
ボタン駆動部材231及びガイド234aの構造は、アクチュエータ230の例に限られない。例えば、ボタン駆動部材231は、操作ボタン20Lの回転中心線Ax1とは異なる回転中心を中心としてスライド可能であってもよい。例えば、ボタン駆動部材231は、回転中心線Ax1よりもボタン駆動部材231から遠い回転中心や、回転中心線Ax1よりもボタン駆動部材231に近い回転中心を中心として、スライド可能であってもよい。
ボタン駆動部材231は、ボタン駆動部材31と同様に、操作ボタン20Lよりも大きな可動範囲を有している。詳細には、操作ボタン20Lの最大押し込み位置は、上述したストッパ11c(図6参照)によって規定されている。ボタン駆動部材231は、操作ボタン20Lが最大押し込み位置にある状態において、接触部20bから離れる方向にさらにスライド可能となっている。すなわち、ボタン駆動部材231を待機位置に配置できる。ボタン駆動部材231を待機位置に維持することで、アクチュエータ230Lからの反力が作用しないボタンとして、操作ボタン20Lを操作できる。また、ボタン駆動部材231の公差によることなく、操作ボタン20Lを確実に最大押し込み位置まで移動させることができる。さらに、操作ボタン20Lが最大押し込み位置にある状態において、電動モータ232でボタン駆動部材231を加速させてからボタン駆動部材231を操作ボタン20Lに当てることができる。その結果、操作ボタン20Lに衝撃が伝わりやすくなり、この衝撃を触覚としてユーザに提示できる。
図8に示すように、ボタン駆動部材231は操作ボタン20Lの後方に配置されている。操作ボタン20Lを正面視したとき、ボタン駆動部材231は、操作ボタン20Lの下端側から、回転中心線Ax1が位置している上部側に伸びている。
図8に示すように、ボタン駆動部材231は円弧状に湾曲した部材である。ボタン駆動部材231は、接触部20bの位置から斜め下方に湾曲しながら伸びている。ボタン駆動部材231のこの配置によれば、ボタン駆動部材231の前後方向での長さが短くなるので、ボタン駆動部材231の配置に要するスペースが確保し易くなる。
図8に示すように、ケース234にガイド234aが形成されている。ガイド234aは例えばケース234の内面に形成されている溝である。入力装置100の例において、ケース234は、ケース34と同様に、固定具(例えば螺子)によって左右方向において互いに組み合わされる第1ケース234n(図8参照)と第2ケースととを有している。第2ケースと第1ケース234nとに、ガイド234aとして機能する溝が形成されている。ボタン駆動部材231はこの溝の内面に沿ってスライド可能である。ガイド234aの端部には、ボタン駆動部材231の可動範囲の一端を規定するストッパ234b(図8参照)が形成されてもよい。
図8に示すように、ボタン駆動部材231の左右の側面には、凸状の複数の接触部(被ガイド部)231cが形成されている。接触部231cがガイド234aである溝に配置され、溝の内面に接している。ボタン駆動部材231は、接触部231cが溝の内面に接している状態でスライド可能である。この構造によると、ボタン駆動部材231とガイド234aとの接触面積が小さくなるので、ボタン駆動部材231のスライドを円滑化できる。
[アクチュエータの他の部品]
図8に示すように、上述したように、アクチュエータ230は電動モータ232の動力をボタン駆動部材231に伝える伝達機構M3を有している。伝達機構M3の構造は、アクチュエータ30R、30Lの伝達機構M3と同様である。すなわち、アクチュエータ230の例では、伝達機構M3はギア233を含んでいる。ギア233の回転中心は左右方向(操作ボタン20Lの回転中心線Ax1と平行な方向)に向くように配置されている。ギア233は、大径ギア233aと、大径ギア233aよりも径の小さい小径ギア233bとを含んでいる。ボタン駆動部材231にはラック231bが形成され、小径ギア233bはラック231bに係合するピニオンギアとして機能している。また、電動モータ232の回転軸にはウォームギア232aが取り付けられている。大径ギア233aにはウォームギア232aが係合している。伝達機構M3の構造は、アクチュエータ230の例に限られない。例えば、電動モータ232に取り付けられているウォームギア232aは直接的にボタン駆動部材231のギアに係合してもよい。
図8に示すように、電動モータ232は、ボタン駆動部材231と伝達機構M3(ギア233)とを挟んで、操作ボタン20Lとは反対側に位置している。具体的には、ボタン駆動部材231は操作ボタン20Lの後方に位置し、ギア233はボタン駆動部材231の後方に位置している。そして、電動モータ232はギア233の後方に位置している。したがって、入力装置100を正面視したとき(操作ボタン20Lの押し方向に入力装置100を見たとき)、ボタン駆動部材231と、ギア233と、電動モータ232は、操作ボタン20Lと重なる。このような配置によれば、キャビネット2内に形成されている前後方向に長いスペースを有効に利用できる。
また、電動モータ232は、その回転軸が操作ボタン20Lの回転中心線Ax1に垂直な平面に沿うように配置されている。電動モータ232のこの配置によれば、アクチュエータ230の左右方向での幅を低減できる。入力装置100の例では、電動モータ232の回転軸は、前方且つ上方に伸びるように斜めに配置されている。電動モータ232の本体232bは、電動モータ32とは異なり、回転軸(ウォームギア232a)よりも低い位置に配置されている。電動モータ232の回転軸とボタン駆動部材231との間に、伝達機構M3を構成するギア233が配置されている。
アクチュエータ230は、ボタン駆動部材231の位置(言い換えれば、電動モータ232の回転位置)を検知するためのセンサ235を有している。センサ235は、アクチュエータ30R、30Lのセンサ35と同様に、ギア233に取り付けられている。アクチュエータ230の例とは異なり、ギア233は、ボタン駆動部材231に取り付けられても良いし、電動モータ232に取り付けられてもよい。
[まとめ]
以上説明したように、入力装置100の例では、操作ボタン20R、20Lはユーザによって押される側とは反対側に接触部20bをそれぞれ有し、回転中心線Ax1を中心にして動くことができる。アクチュエータ30R、30L、230は、操作ボタン20L、20Rの接触部20bに接し操作ボタン20L、20Rが押される方向とは反対方向の力を操作ボタン20L、20Rに加えるボタン駆動部材31、231を有している。また、アクチュエータ30R、30L、230はボタン駆動部材31、231が動く方向を規定しているガイド34a、234aを有し、ボタン駆動部材31、231はガイド34a、234aに沿ってスライド可能である。この構造によれば、操作ボタン20R、20Lの接触部20b、20bとボタン駆動部材31、231の先端との間の摺動を小さくできる。その結果、操作ボタン20L、20Rの接触部20b、20bとボタン駆動部材31、231の先端とが摩耗することを防止したり、操作ボタン20L、20Rとボタン駆動部材31、231のスムーズな動きを実現できる。
また、アクチュエータ230は、操作ボタン20Lの接触部20bに接し操作ボタン20Lが押される方向とは反対方向の力を操作ボタン20Lに加えるボタン駆動部材231を有している。接触部20bは回転中心線Ax1を中心とする円弧状の軌跡P1を有し、ボタン駆動部材231は、軌跡P1を含む円弧C2の内側に位置する回転中心を中心として動くことができる。この構造も、操作ボタン20Rの接触部20bとボタン駆動部材231の先端との間の摺動を小さくできる。その結果、操作ボタン20Rの接触部20bとボタン駆動部材231の先端とが摩耗することを防止したり、操作ボタン20Rとボタン駆動部材231のスムーズな動きを実現できる。なお、アクチュエータ230の構造においては、ボタン駆動部材231は、ガイド234aに沿ってスライド可能でなくてもよい。例えば、ボタン駆動部材231は回転中心線Ax1と同軸上に配置される軸部を有し、この軸部を通して支持されてもよい。この構造でも、操作ボタン20Rの接触部20bとボタン駆動部材231の先端との間の摺動を小さくできる。
図9A及び図9Bはこのような軸部を有するアクチュエータ230Aを開示している。また、図10は図9A及び図9Bに示すボタン駆動部材231とこれを収容するケース234Aの斜視図である。これらの図では、これまでに説明したアクチュエータ30、230と同じ部材と部位について同一の符号を付している。以下では、アクチュエータ230Aについて、アクチュエータ30、230とは異なる点を中心にして説明する。アクチュエータ230Aに関して説明の無い事項については、アクチュエータ30、230の構造が適用されてよい。
図9Aに示すように、このアクチュエータ230Aでは、回転中心線Ax1上に軸部236が配置され、操作ボタン20Lは軸部236を中心として回転可能である。軸部236は操作ボタン20Lと一体的に形成されてもよいし、操作ボタン20Lとは別個に形成されていてもよい。図10に示す例では、軸部236は操作ボタン20Lとは別個に形成されている。そして、軸部236は、操作ボタン20Lに形成されている環状或いはフック形状の被支持部21に嵌められている。操作ボタン20Lは軸部236を中心として回転可能である。ボタン駆動部材231Aはその前端に環状の被支持部231dを有している。被支持部231dに軸部236が嵌められており、ボタン駆動部材231Aは軸部236によって支持され、操作ボタン20Lの回転中心線Ax1を中心として回転可能である。図10の例とは異なり、軸部236はボタン駆動部材231Aの被支持部231dと一体的に形成されてもよい。
図9Aに示すように、ラック231bはボタン駆動部材231Aの外周面に形成されている。すなわち、ラック231bは回転中心線Ax1から最も遠い位置に形成されている。このことによって、電動モータ232の駆動によりボタン駆動部材231に発生するモーメントが大きくなり、その結果、ボタン駆動部材231Aから操作ボタン20Lに作用する力を大きくできる。
また、図9Aに示すように、ボタン駆動部材231Aは操作ボタン20Lの後方に位置している。そのため、入力装置を正面視したとき(操作ボタン20Lの押し方向に入力装置を見たとき)、ボタン駆動部材231Aと、ギア233と、電動モータ232、電動モータ232は、操作ボタン20Lと重なる。
上述したように、操作ボタン20Lの後側にはセンサ22が配置されている。図9Aに示すように、操作ボタン20Lを回転中心線Ax1の方向に見たとき、接触部20bはセンサ22を挟んで回転中心線Ax1とは反対側に位置している。このことによって、接触部20bと回転中心線Ax1との間に十分な距離を確保でき、ボタン駆動部材31が操作ボタン20Lに加える力(言い換えれば、モーメント)を十分な大きさにできる。
ボタン駆動部材231Aは、その側面に、ボタン駆動部材231Aが回転中心線Ax1を中心として動くことができるように案内される被ガイド部231e、231f(図10参照)を有している。図10に示すように、被ガイド部231eは、例えば、回転中心線Ax1を中心とする円弧に沿って延びている凸部である。一方、被ガイド部231fは、例えば、回転中心線Ax1を中心とする円弧に沿って延びている溝である。ケース234Aは、回転中心線Ax1に沿った方向でボタン駆動部材231Aを挟んで互いに反対側に位置している2つの側壁234cを有している(図10では一方の側壁234cのみが示されている。)。被ガイド部231fが形成されているボタン駆動部材231Aの側面と向き合う、ケース234の側壁234cには、被ガイド部231fに嵌まる凸部がガイド部234aとして形成されている。反対側の側壁、すなわち被ガイド部231eが形成されている側面と向き合う、ケース234の側壁には、被ガイド部231eが嵌まる溝がガイド部として形成されている。なお、ボタン駆動部材231Aの例とは異なり、2つの側面に形成されている被ガイド部231e、231fの双方が溝であってもよいし、凸部であってもよい。
このように、ボタン駆動部材231Aの2つの側面に被ガイド部231e、231fが形成され、ケース234の対向する2つの側壁234cにガイド部が形成されている。つまり、ボタン駆動部材231Aは、回転中心線Ax1に沿った方向で互いに離れており且つ対向している2つの側壁234cによって支持されている。このことによって、ボタン駆動部材231Aのがたつきが効果的に抑えられ、ボタン駆動部材231Aのスムーズな動きが実現できる。
図9Bにおいて操作ボタン20Lは最大押し込み位置に配置されている。ボタン駆動部材231Aは操作ボタン20Lよりも大きな可動範囲を有し、ボタン駆動部材231Aの先端は、最大押し込み位置にある操作ボタン20Lから後方に離れることができる。すなわち、ボタン駆動部材231Aを待機位置に配置できる。ボタン駆動部材231Aを維持することで、操作ボタン20Lに反力が作用しないボタンとして操作ボタン20Lを利用できる。また、操作ボタン20L等の公差によることなく、操作ボタン20Lを確実に最大押し込み位置まで移動させることができる。さらに、操作ボタン20Lが最大押し込み位置にある状態において、電動モータ32でボタン駆動部材231Aを加速させてからボタン駆動部材231Aを操作ボタン20Lに当てることができる。その結果、操作ボタン20Lに衝撃が伝わりやすくなり、この衝撃を触覚としてユーザに提示できる。
ボタン駆動部材231Aの支持構造は、図10等に示す構造に限られない。図11はボタン駆動部材231Aの支持構造の変形例を示す図である。この図ではボタン駆動部材231Bを下側から望む様子が示されている。
ボタン駆動部材231Bは、ラック231bが形成されている部分から軸部236に向かって延びている2本の脚部231gを有している。2本の脚部231gは回転中心線Ax1に沿った方向で互いに離れている。各脚部231gの先端に被支持部231dが形成されている。したがって、ボタン駆動部材231Bは、回転中心線Ax1に沿った方向で互いに離れている2つの位置で支持されている。このことによって、ボタン駆動部材231Aのがたつきが効果的に抑えられ、ボタン駆動部材231Aのスムーズな動きが実現できる。
ボタン駆動部材231Bにおいて、2つの被支持部231dは、回転中心線Ax1に直交する平面P2を挟んで互いに反対側に位置している。平面P2は、操作ボタン20Lとボタン駆動部材231Bとの接点を通る平面である。したがって、2つの被支持部231dは、操作ボタン20Lとボタン駆動部材231Bとの接点(操作ボタン20Lに力を加える部分)を通る平面を挟んで互いに反対側に位置している。2つの被支持部231dと接点とのこの位置関係によると、ボタン駆動部材231Bが操作ボタン20Lを押すときのボタン駆動部材231Bの姿勢を安定させることができる。また、平面P2は、ラック231bの位置も通過している。したがって、2つの被支持部231dは、ラック231b(電動モータ232のトルクを受ける部分)を通る平面を挟んで互いに反対側に位置している。2つの被支持部231dとラック231bとのこの位置関係によると、ボタン駆動部材231Bが電動モータ232のトルクを受けるときのボタン駆動部材231Bの姿勢を安定させることができる。2つの被支持部231dの間に、操作ボタン20Lの被支持部21(軸部236を保持する部分)が位置してもよい。
アクチュエータ30、230、230Aの構造によれば、次のような利点が得られる。上述したように、アクチュエータ30、230、230Aは、伝達機構M3を構成するギア33、233に取り付けられるセンサ35、235を有している。センサ35、235は、例えばロータリーエンコーダや、ポテンショメータである。アクチュエータ30、230を制御する制御装置(入力装置100が備える制御装置又はゲーム機)は、センサ35、235の出力に基づいて電動モータ32、232を制御する。アクチュエータ30、230の制御においては、操作ボタン20L、20Rの位置とセンサ35、235の出力との関係を示すデータが必要であり、このデータは入力装置100の製造時に行うセンサ35、235のキャリブレーション作業で得られる。アクチュエータ30、230、、230Aの上述した構造によると、アクチュエータ30、230、230Aの動き(具体的には、ボタン駆動部材31、231、231Aの変位及び電動モータ32、232の回転)が、操作ボタン20L、20Rの変位に概ね比例する。その結果、センサ35、235のキャリブレーション作業を容易化できる。
すなわち、キャリブレーションの作業者は操作ボタン20L、20Rを押すことで、アクチュエータ30、230、230Aを動かし、操作ボタン20L、20Rの可動範囲における複数の位置でセンサ35、235の出力を取得する。アクチュエータ30、230、230Aの上述した構造では、アクチュエータ30、230、230Aの動きが操作ボタン20L、20Rの変位に概ね比例する。そのため、キャリブレーション作業は、例えば操作ボタン20L、20Rの可動範囲の両端の位置(初期位置と最大押し込み位置)で、センサ35、235の出力を取得すれば足りる。初期位置と最大押し込み位置との間での操作ボタン20L、20Rの位置とセンサ35、233の出力との関係は、演算で得られる(操作ボタン20L、20Rの位置は、それらの後側に配置されるセンサ22の出力に基づいて得られる。)。これに対して、ボタン駆動部材の変位と操作ボタン20L、20Rの変位とが比例関係にない構造では、作業者は操作ボタン20L、20Rの回転位置を少しずつ変化させながら、多数の位置でセンサ35、233の出力を取得する必要がある。したがって、アクチュエータ30、230、230Aの上述した構造によると、センサ35、235の出力を検知する回数を減らすことが可能となり、センサ35、235のキャリブレーション作業を容易化できる。
本開示の実施形態は、上述した入力装置100の例に限られない。例えば、ボタン駆動部材31、231は操作ボタン20R、20Lと連結されていてもよい。この場合でも、操作ボタン20R、20Lの連結部分が、ボタン駆動部材が接する接触部に相当する。
100 操作入力装置;2 キャビネット;2A 下キャビネット;2B 上キャビネット;3a~3d 操作ボタン;4 十字キー;5 操作パッド;6R、6L ジョイスティック;8R、8L 操作ボタン;11 フレーム;11a 保持部;11b ストッパ;11c ストッパ;20R、20L 操作ボタン;20b 接触部;20c 下壁部;21 被支持部;22 センサ;22a センサ基板;22b 導電ゴム;23 係合部;30L、30R アクチュエータ、31 ボタン駆動部材、31a 接触部、31b
ラック、32 ボタン駆動部材、32 電動モータ、33 ギア、34 ケース、34a ガイド、35 センサ、230 アクチュエータ、231 ボタン駆動部材、231b ラック、231c 接触部、232 電動モータ、233 ギア、234 ケース、234a ガイド、235 センサ。

Claims (11)

  1. 軸部と、
    前記軸部を中心にして動くことができ、ユーザによって押される前面を有している操作ボタンと、
    前記操作ボタンの後側に配置され、前記操作ボタンが押される方向とは反対方向の力を前記操作ボタンに加えるボタン駆動部材を有しているアクチュエータとを有し、
    前記ボタン駆動部材は前記軸部を中心にして動くことでき、
    前記軸部は、前記操作ボタンに対して上下方向における一方側に位置し、
    前記操作ボタンは、前記ボタン駆動部材があたる接触部を有し、
    前記接触部は、前記軸部から前記上下方向における他方側に向けて離れている
    操作入力装置。
  2. 前記軸部は、前記操作ボタンに形成されている被支持部と、前記ボタン駆動部材に形成されている被支持部とに嵌められている
    請求項1に記載される操作入力装置。
  3. 前記軸部は、前記操作ボタンと一体的に形成されている
    請求項1に記載される操作入力装置。
  4. 前記軸部は、前記ボタン駆動部材と一体的に形成されている
    請求項1に記載される操作入力装置。
  5. 軸部と、
    前記軸部を中心にして動くことができ、ユーザによって押される操作ボタンと、
    前記操作ボタンが押される方向とは反対方向の力を前記操作ボタンに加えるボタン駆動部材を有しているアクチュエータと
    を有し、
    前記ボタン駆動部材は前記軸部を中心にして動くことができ、
    前記ボタン駆動部材は、前記軸部に沿った方向で離れている2つの被支持部を有し、
    前記軸部は前記2つの被支持部に嵌められている
    作入力装置。
  6. 前記アクチュエータを収容しているケースをさらに有し、
    前記ケースに前記軸部が嵌められている
    請求項1又は5に記載される操作入力装置。
  7. 前記アクチュエータは電動モータを有し、
    前記ボタン駆動部材は、前記軸部を中心とする周方向に沿った面を有し、
    前記ボタン駆動部材の前記面が前記電動モータの動力を受ける
    請求項1又は5に記載される操作入力装置。
  8. 前記電動モータの動力を受ける前記面は、前記軸部の半径方向の外側に向いた外周面である
    請求項7に記載される操作入力装置。
  9. 前記アクチュエータを収容しているケースをさらに有し、
    前記ボタン駆動部材は被ガイド部を有し、
    前記ケースには、前記ボタン駆動部材が前記軸部を中心として動くように前記被ガイド部をガイドするガイド部を有している
    請求項1又は5に記載される操作入力装置。
  10. 軸部と、
    前記軸部を中心にして動くことができ、ユーザによって押される操作ボタンと、
    前記操作ボタンが押される方向とは反対方向の力を前記操作ボタンに加えるボタン駆動部材を有しているアクチュエータと、
    前記操作ボタンに対する押し操作を検知するためのセンサ
    を有し、
    前記ボタン駆動部材は前記軸部を中心にして動き、
    前記操作ボタンを前記軸部に沿った方向で見たとき、前記ボタン駆動部材は前記センサを挟んで前記軸部とは反対側の位置を押す、
    作入力装置。
  11. 前記ボタン駆動部材は、前記操作ボタンが最大押し込み位置にある状態において、前記操作ボタンから離れる方向にさらに動くことができる
    請求項1、5、又は10に記載の操作入力装置。
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