JP7271012B2 - 太陽光発電パネル支持架台用のベース部材、太陽光発電パネル支持架台及び太陽光発電パネル支持架台用のベース部材の製造方法 - Google Patents

太陽光発電パネル支持架台用のベース部材、太陽光発電パネル支持架台及び太陽光発電パネル支持架台用のベース部材の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、太陽光を光電変換する太陽光発電パネルを支持するための太陽光発電パネル支持架台に関し、特に、ビルの屋上等の陸屋根にアンカー等を使用することなく設置することが可能な太陽光発電パネル支持架台に関する。
従来、ビルの屋上等の陸屋根に太陽光発電パネルを設置する方法としては、陸屋根の表面にアンカーを打ち込み、このアンカーに支持架台を固定する方法が一般的であった。しかし、この方法では、アンカーの打ち込みにより陸屋根の防水層が損傷し、防水機能が失われてしまうことから、近年では、アンカーを使用せずに太陽光発電パネルの支持架台を陸屋根に載置するだけで太陽光発電パネルの設置が可能な支持架台が提案されている。
上述のような太陽光発電パネルの支持架台としては、陸屋根に載置したコンクリート製の土台に対して、太陽光発電パネルを支持するための支柱や支持金具を取り付けたものが多く提案されている。例えば、特許文献1には、陸屋根に設置する太陽光発電パネル架台であって、前部側及び後部側のコンクリート基礎の頂部に固着された取付金具を介して太陽光発電パネルを支持固定する架台が開示されている。
しかしながら、上述のような太陽光発電パネル支持架台は、コンクリート製の土台とは別に、支柱や支持金具を製造する必要があるため部品点数が多くなり、また、コンクリート製の土台を設置した後に、土台ごとに支柱や支持金具を取り付ける必要があるため設置工程が複雑になり、全体として製造及び設置コストの高騰を招いてしまう。
特開2015-078578号公報
本発明は上述のような事情に基づいてなされたものであり、簡易な構成により製造及び設置の手間及びコストを低減することができ、陸屋根の防水層を損傷することなく設置することが可能な太陽光発電パネル支持架台用のベース部材、太陽光発電パネル支持架台及び太陽光発電パネル支持架台用のベース部材の製造方法の提供を目的とする。
上記課題を解決するために、第一に本発明は、太陽光発電パネル支持架台用のベース部材であって、金属製の中空棒状材と、前記中空棒状材の内部に充填される充填材とを備え、前記充填材がカウンタウエイトとしての機能を有するベース部材を提供する(発明1)。
かかる発明(発明1)によれば、金属製の中空棒状材の内部に充填される充填材がカウンタウエイトとして機能して、陸屋根に設置した際に、太陽光発電パネルが風圧荷重で浮き上がるのに耐え得る重量を得ることができるため、陸屋根へのアンカー打ち込みによる設置工事が不要となる。また、製造の際には中空棒状材に充填材を充填すればよく、製造が容易であるため、製造コストを抑えることができる。
上記発明(発明1)においては、前記充填材がモルタル、コンクリート又はセメントミルクであることが好ましい(発明2)。
かかる発明(発明2)によれば、充填材が充填時には流動性があり充填後に固化するため、金属製の中空棒状材の大きさや断面形状が複雑であっても、その内部に密実に充填材を充填することができ、中空棒状材と充填材とを確実に一体化することができる。
上記発明(発明1、2)において、前記中空棒状材は、断面形状が直角を有する略四角形であって、前記直角を構成する2辺のうちの1辺を第1辺、前記直角を構成する2辺のうちのもう1辺を第2辺、前記第2辺に隣り合う1辺を第3辺、前記第3辺に隣り合う1辺を第4辺としたとき、前記第1辺の長さが前記第2辺の長さよりも長いことが好ましい(発明3)。
かかる発明(発明3)においては、第1辺の長さが第2辺の長さよりも長いので、第2辺を構成する面を底面として設置したベース部材は、第1辺を構成する面を底面として設置したベース部材よりも平均高さが高くなる。よって、当該ベース部材によれば、太陽光発電パネルを所定の傾斜角度で設置するために、異なる高さを有する支柱等の部材を別途製造する必要がなく、一種のベース部材を底面を異ならせて使用すればよいので、製造の手間及びコストを大幅に抑えることができる。
上記発明(発明3)においては、前記第1辺に対する前記第3辺の角度と、前記第2辺に対する前記第4辺の角度が等しいことが好ましい(発明4)。
かかる発明(発明4)によれば、第3辺と第4辺の傾きが等しいので、第1辺を構成する面を底面として設置したベース部材と、第2辺を構成する面を底面として設置したベース部材を用いれば、太陽光発電パネルを所定の傾斜角度で安定して支持することができる。
上記発明(発明4)においては、前記第3辺を構成する面と前記第4辺を構成する面との角部に長手方向に延びる凹状レール部が形成されていることが好ましい(発明5)。
かかる発明(発明5)によれば、凹状レール部を有する第3辺を構成する面又は第4辺を構成する面が上面となるように複数のベース部材を設置した場合、上面となる第3辺を構成する面又は第4辺を構成する面にメンテナンス用の台車を走らせると便利であるが、このとき、凹状レール部があることにより、メンテナンス用の台車の車輪が脱輪するのを防ぐことができる。特に、複数のベース部材を連結した大規模な支持架台においては、凹状レール部があることにより、メンテナンスを効率的に行うことができる。
第二に本発明は、発明3から発明5のいずれか一つのベース部材が、前記第1辺を構成する面又は前記第2辺を構成する面を底面として、長手方向に連結された長手方向連結ユニットを備える太陽光発電パネル支持架台を提供する(発明6)。
かかる発明(発明6)によれば、長手方向連結ユニットを適宜設置することにより、複数のベース部材が長手方向に一体化される。これにより、個々のベース部材の動きが規制されて安定性が高まるとともに、長手方向に隣接するベース部材に段差が生じないため、複数の太陽光発電パネルを段差なく綺麗に支持することができる。また、第1辺を構成する面を底面として設置したベース部材を用いた長手方向連結ユニットと、第2辺を構成する面を底面として設置したベース部材を用いた長手方向連結ユニットを適宜設置すれば、複数の太陽光発電パネルを所定の傾斜角度で支持することができる。
第三に本発明は、発明3から発明5のいずれか一つのベース部材が、前記第1辺を構成する面又は前記第2辺を構成する面を底面として、短手方向に対向するように連結された短手方向連結ユニットを備える太陽光発電パネル支持架台を提供する(発明7)。
かかる発明(発明7)によれば、短手方向連結ユニットを適宜設置することにより、短手方向に対向して設置された二つのベース部材が一体化される。これにより、二つのベース部材が一体のカウンタウエイトとして機能して安定性が高まるとともに、短手方向に隣接するベース部材に段差が生じないため、複数の太陽光発電パネルを段差なく綺麗に支持することができる。また、第1辺を構成する面を底面として設置したベース部材を用いた短手方向連結ユニットと、第2辺を構成する面を底面として設置したベース部材を用いた短手方向連結ユニットを適宜設置すれば、複数の太陽光発電パネルを山型に支持することもできる。
第四に本発明は、発明3から発明5のいずれか一つのベース部材が、前記第1辺を構成する面又は前記第2辺を構成する面を底面として、長手方向に連結され、かつ、短手方向に対向するように連結された両方向連結ユニットを備える太陽光発電パネル支持架台を提供する(発明8)。
かかる発明(発明8)によれば、両方向連結ユニットを適宜設置することにより、複数のベース部材が長手方向と短手方向の両方向に一体化される。これにより、個々のベース部材の動きが規制されて安定性が高まるとともに、長手方向と短手方向の両方向に隣接するベース部材に段差が生じないため、複数の太陽光発電パネルを段差なく綺麗に支持することができる。また、第1辺を構成する面を底面として設置したベース部材を用いた両方向連結ユニットと、第2辺を構成する面を底面として設置したベース部材を用いた両方向連結ユニットを適宜設置すれば、複数の太陽光発電パネルを所定の傾斜角度で支持したり、山型に支持したりすることもできる。
第五に本発明は、発明1から発明5のいずれか一つのベース部材の製造方法であって、複数の前記中空棒状体を長手方向端部が揃うように組み合わせて起立させる工程と、前記起立させた複数の中空棒状体の内部に上方から前記充填材を充填する工程とを備える製造方法を提供する(発明9)。
かかる発明(発明9)によれば、複数のベース部材を一度にまとめて製造できるため、製造の手間及び製造コストを低減することができる。発明3-5のベース部材については中空棒状体の直角部分を利用することによって、発明4のベース部材についてはさらに中空棒状体の傾斜部分を利用することによって、ほぼ隙間なく組み合わせることができるので、製造の手間及び製造コストをさらに低減することができるとともに、充填材のロスも少なくすることができる。
本発明の太陽光発電パネル支持架台用のベース部材によれば、金属製の中空棒状材の内部に充填される充填材がカウンタウエイトとして機能して、陸屋根に設置した際に太陽光発電パネルが風圧荷重で浮き上がるのに耐え得る重量を得ることができるため、陸屋根へのアンカー打ち込みによる設置工事が不要となる。また、製造の際には中空棒状材に充填材を充填すればよく、製造が容易であるため、製造コストを抑えることができる。また、本発明の太陽光発電パネル支持架台によれば、複数の太陽光発電パネルを支持することができ、複数の太陽光発電パネルを傾斜をもたせて支持したり、山型に支持したりすることもできる。さらに、本発明の太陽光発電パネル支持架台用のベース部材の製造方法によれば、複数のベース部材を一度にまとめて製造できるため、製造の手間及び製造コストを低減することができる。
本発明の一実施形態に係る太陽光発電パネル支持架台用のベース部材を示す模式図であって、(a)は斜視図、(b)及び(c)は(a)のベース部材の設置の仕方のバリエーションを示す側面図である。 図1のベース部材の連結状態を示す模式的側面図であって、(a)は短手方向の山型連結、(b)は短手方向の谷型連結、(c)は長手方向の連結を示している。 図1のベース部材を用いた太陽光発電パネル支持架台を示す模式図であって、(a)は全体の側面図、(b)は(a)の部分拡大図、(c)は全体の斜視図である。 図3の太陽光発電パネル支持架台をメンテナンス用台車とともに示す模式図であって、(a)は部分側面図、(b)は部分斜視図である。 図1のベース部材を製造する際の中空棒状材の組み合わせ方を示す模式図であって、(a)及び(b)は組み合わせ方のバリエーションを示す側面図、(c)は(a)の斜視図である。
以下、本発明の太陽光発電パネル支持架台用のベース部材、太陽光発電パネル支持架台及び太陽光発電パネル支持架台用のベース部材の製造方法の実施の形態について、適宜図面を参照して説明する。以下に説明する実施形態は、本発明の理解を容易にするためのものであって、何ら本発明を限定するものではない。
〔太陽光発電パネル支持架台用のベース部材〕
まず、本発明の太陽光発電パネル支持架台用のベース部材の実施の形態について、図1を参照しながら詳説する。図1は、本発明の一実施形態に係る太陽光発電パネル支持架台用のベース部材10を示す模式図であって、(a)は斜視図、(b)及び(c)は(a)のベース部材の設置の仕方のバリエーションを示す側面図である。ベース部材10は、後述する太陽光発電パネル支持架台に用いられる部材であって、金属製の中空棒状材1と、中空棒状材1の内部に充填される充填材2とを備える。充填材2は、太陽光発電パネルPに作用する風圧荷重のカウンタウエイトとしての機能を有する。
〈中空棒状材〉
中空棒状材1は、断面形状が直角αを有する略四角形の長尺部材である。中空棒状材1は、直接その表面に太陽光発電パネルPが取り付けられるため、太陽光発電パネルPの大きさに対応した長さを有することが好ましく、本実施形態においては約1mの長さを有する。中空棒状材1は、直角αを構成する2辺のうちの1辺を第1辺11、直角を構成する2辺のうちのもう1辺を第2辺12、第2辺に隣り合う1辺を第3辺13、3辺に隣り合う1辺を第4辺14としたとき、第1辺11の長さが第2辺12の長さよりも長い。本実施形態において中空棒状材1は、第1辺1の長さが約140mm、第2辺12の長さが約60mmであり、第1辺11の長さが第2辺12の長さの約2倍の長さである。
本実施形態において、中空棒状材1は、アルミニウム又はアルミニウム系合金材料の押出し加工により形成されている。押出し加工を採用していることにより、断面の形状及び寸法が均一になるため、適切な長さで切断して使用することにより、形状及び寸法について正確な中空棒状材1を低コストで容易に製造することができる。また、中空棒状材1には、押出し加工によって、後述する連結等に必要な連結用凹溝112、122、132、連結・支持用凹溝133、142及び凹状レール部15が形成されるので、連結等のための支柱や金具を別途製造して組み立てたり取り付けたりする必要がなく、製造の手間及びコストを大幅に低減することができる。
以下では、第1辺11を構成する面を第1面111、第2辺12を構成する面を第2面121、第3辺13を構成する面を第3面131、第4辺14を構成する面を第4面141と呼ぶ。ベース部材10を陸屋根に設置する際には、第1面111又は第2面121を底面として使用することができる。図1(b)及び(c)に示すように、第2面121を底面として設置したベース部材10は、第1面111を底面として設置したベース部材10よりも平均高さが高くなる。よって、一種のベース部材1を底面を異ならせて使用するだけで、太陽光発電パネルPを所定の傾斜角度で設置することができる。
また、中空棒状材1は、図1(b)及び(c)に示すように、第1辺11に対する第3辺13の角度βと、第2辺12に対する第4辺14の角度が等しい。第3辺13と第4辺14の傾きが等しいので、第1面111を底面として設置したベース部材10と、第2面121を底面として設置したベース部材10を用いれば、太陽光発電パネルPを所定の傾斜角度で安定して支持することができる。なお、角度βは、2-20°の範囲で必要に応じて適宜設定することが好ましく、ある程度角度がないと設置された太陽光発電パネルP上にゴミがたまってしまうこと、逆に角度が増すと設置された太陽光発電パネルPの裏側に風が入りやすくなってしまうことから、5-10°の範囲に設定されることがより好ましい。本実施形態においては、角度βは5°である。
中空棒状材1の第1面111には、長手方向に延びる連結用凹溝112が形成されている。連結用凹溝112は、2つのベース部材10を短手方向に連結するために用いられるものである。図2(a)に示すように、2つのベース部材10を、第2面121を底面として、第1辺11を対称軸として線対称に配置した後、相対する2つの連結用凹溝112に対して、別途製造される山型用の短手方向連結継手を長手方向にスライドさせて挿入すれば、2つのベース部材10を短手方向に山型に連結することが可能となる。
本実施形態において、連結用凹溝112は、第1面111のうち第2面121寄りの位置(図1(a)において下方寄りの位置)に設けられており、断面形状は略C字状であるが、山型用の短手方向連結継手により2つのベース部材10を連結することが可能であるように設けられていればよく、その位置及び形状は特に限定されない。なお、図2(a)に示すように、山型用の短手方向連結継手の断面形状は、相対する2つの連結用凹溝112の断面形状よりもやや小さく形成されていることが好ましい。山型用の短手方向連結継手の断面形状が、相対する2つの連結用凹溝112の断面形状よりもやや小さく形成されていることにより、載置する面の凹凸に起因して、2つのベース部材10の連結用凹溝112にわずかな高さの差が生じたとしてもこれを吸収することができるので、2つのベース部材10を作業性よく確実に連結することができる。
中空棒状材1の第2面121には、長手方向に延びる連結用凹溝122が形成されている。連結用凹溝122は、2つのベース部材10を短手方向に連結するために用いられるものである。2つのベース部材10を、第1面111を底面として、第2辺12を対称軸として線対称に配置した後、相対する2つの連結用凹溝122に対して、別途製造される山型用の短手方向連結継手(不図示)を長手方向にスライドさせて挿入すれば、2つのベース部材10を短手方向に山型に連結することが可能となる。
本実施形態において、連結用凹溝122は、第2面121の略中央位置に設けられており、断面形状は略C字状であるが、山型用の短手方向連結継手により2つのベース部材10を連結することが可能であるように設けられていればよく、その位置及び形状は特に限定されない。なお、山型用の短手方向連結継手の断面形状は、相対する2つの連結用凹溝122の断面形状よりもやや小さく形成されていることが好ましい。山型用の短手方向連結継手の断面形状が、相対する2つの連結用凹溝122の断面形状よりもやや小さく形成されていることにより、載置する面の凹凸に起因して、2つのベース部材10の連結用凹溝122にわずかな高さの差が生じたとしてもこれを吸収することができるので、2つのベース部材10を作業性よく確実に連結することができる。
中空棒状材1の第3面131には、長手方向に延びる連結用凹溝132が形成されている。連結用凹溝132は、2つのベース部材10を短手方向に連結するために用いられるものである。2つのベース部材10を、第2面121を底面として、第2辺12と第3辺13との接点から垂直に延びる仮想線を対称軸として線対称に配置した後、相対する2つの連結用凹溝132に対して、別途製造される谷型用の短手方向連結継手(不図示)を長手方向にスライドさせて挿入すれば、2つのベース部材10を短手方向に谷型に連結することが可能となる。
本実施形態において、連結用凹溝132は、第3面131のうち第2面121寄りの位置(図1(a)において下方寄りの位置)に設けられており、断面形状は略C字状であるが、谷型用の短手方向連結継手により2つのベース部材10を連結することが可能であるように設けられていればよく、その位置及び形状は特に限定されない。なお、谷型用の短手方向連結継手の断面形状は、相対する2つの連結用凹溝132の断面形状よりもやや小さく形成されていることが好ましい。谷型用の短手方向連結継手の断面形状が、相対する2つの連結用凹溝132の断面形状よりもやや小さく形成されていることにより、載置する面の凹凸に起因して、2つのベース部材10の連結用凹溝132にわずかな高さの差が生じたとしてもこれを吸収することができるので、2つのベース部材10を作業性よく確実に連結することができる。
上述した連結用凹溝112、122、132の溝幅をボルト(不図示)の二面幅よりもやや広くすることで、連結用凹溝112、122、132に、ボルト(不図示)を長手方向にスライドさせて挿入することができる。このボルトを利用してベース部材10に付属部品を取り付けたり、ベース部材10を載置する面に部分的にボルト固定したりすることができる。
さらに、中空棒状材1の第3面131には、第4面141寄りの位置(図1(a)において上方寄りの位置)に、長手方向に延びる連結・支持用凹溝133が形成されている。連結・支持用凹溝133は、2つのベース部材10を長手方向に連結するために用いられるものであるとともに、太陽光発電パネルPをベース部材10に支持するために用いられるものある。図2(c)に示すように、2つのベース部材10を、第1面111を底面として、連続するように長手方向に配置した後、2つのベース部材10の境界においてそれぞれの連結・支持用凹溝133をまたぐように、別途製造される谷型用の長手方向連結継手を長手方向にスライドさせて挿入すれば、2つのベース部材10を長手方向に連結することが可能となる。また、図2(b)に示すように、第1面111を底面としてベース部材10を載置したとき、連結・支持用凹溝133に対して、別途準備したパネルクランプを取り付けて、太陽光発電パネルPの外枠を固定すれば、第3面131上に太陽光発電パネルPを支持することが可能となる。
本実施形態において、連結・支持用凹溝133の断面形状は、連結用凹溝112、122、132よりも断面形状が大きい略C字状であるが、長手方向連結継手により2つのベース部材10を連結することが可能であり、かつ、パネルクランプを取り付けることにより第3面131上に太陽光発電パネルPを支持することが可能であるように設けられていればよく、その形状は特に限定されない。
中空棒状材1の第4面141には、第1面111寄りの位置(図1(a)において右方寄りの位置)に、長手方向に延びる連結・支持用凹溝142が形成されている。連結・支持用凹溝142は、2つのベース部材10を短手方向及び長手方向に連結するために用いられるものであるとともに、太陽光発電パネルPをベース部材10に支持するために用いられるものある。図2(b)に示すように、2つのベース部材10を、第1面111を底面として、第1辺11と第4辺14との接点から垂直に延びる仮想線を対称軸として線対称に配置した後、相対する2つの連結・支持用凹溝142に対して、別途製造される谷型用の短手方向連結継手を長手方向にスライドさせて挿入すれば、2つのベース部材10を短手方向に谷型に連結することが可能となる。
また、2つのベース部材10を、第2面121を底面として、連続するように長手方向に配置した後、2つのベース部材10の境界においてそれぞれの連結・支持用凹溝142をまたぐように、別途製造される山型用の長手方向連結継手(不図示)を長手方向にスライドさせて挿入すれば、2つのベース部材10を長手方向に連結することが可能となる。さらに、図2(a)に示すように、第2面121を底面としてベース部材10を載置したとき、連結・支持用凹溝142に対して、別途準備したパネルクランプを取り付けて、太陽光発電パネルPの外枠を固定すれば、第4面141上に太陽光発電パネルPを支持することが可能となる。
本実施形態において、連結・支持用凹溝142の断面形状は、連結用凹溝112、122、132よりも断面形状が大きい略C字状であるが、谷型用の短手方向連結継手により2つのベース部材10を連結することが可能であるとともに、長手方向連結継手により2つのベース部材10を連結することが可能であり、かつ、パネルクランプを取り付けることにより第4面141上に太陽光発電パネルPを支持することが可能であるように設けられていればよく、その形状は特に限定されない。なお、図2(b)に示すように、谷型用の短手方向連結継手の断面形状は、相対する2つの連結・支持用凹溝142の断面形状よりもやや小さく形成されていることが好ましい。谷型用の短手方向連結継手の断面形状が、相対する2つの連結・支持用凹溝142の断面形状よりもやや小さく形成されていることにより、載置する面の凹凸に起因して、2つのベース部材10の連結・支持用凹溝142にわずかな高さの差が生じたしてもこれを吸収することができるので、2つのベース部材10を作業性よく確実に連結することができる。
本実施形態においては、連結・支持用凹溝133、142の断面形状が同一形状とされており、谷型用の長手方向連結継手、山型用の長手方向連結継手(不図示)の断面形状が同一形状とされている。太陽光発電パネルPの設置時に、図2(c)に示すように、太陽光発電パネルPの外枠を長手方向連結継手の側面に当てることにより、長手方向連結継手が定規となって、太陽光発電パネルPを容易に整然と並べることが可能となる。また、太陽光発電パネルPの設置後は、太陽光発電パネルPの動きが長手方向連結継手で規制されるため、太陽光発電パネルPの保持安定性が確実となる。
さらに、中空棒状材1の第3面131と第4面141との角部には、図1(a)に示すように、長手方向に延びる凹状レール部15が形成されている。凹状レール部15は、連結した複数のベース部材10に、メンテナンス用の台車Dを走らせる際に用いられるものである。図2(a)及び(b)に示される連結したベース部材10を用いて、複数の太陽光発電パネルPを山型に支持する支持架台を構成した場合、図4(a)及び(b)に示すように、谷部に沿ってメンテナンス用の台車Dを走らせることが可能であるが、このとき、凹状レール部15があることにより、メンテナンス用の台車Dの車輪が脱輪するのを防ぐことができる。特に、複数のベース部材10を連結した大規模な支持架台においては、凹状レール部15があることにより、メンテナンスを効率的に行うことができる。
本実施形態において、凹状レール部15は、第3面131と第4面141との角部に設けられている。これにより、第1面111を底面として短手方向に対向するように連結されたベース部材10(図4(a)に示すもの)を用いた場合、凹状レール部15も短手方向に対向して、両凹状レール部15で一つのレール状の凹部が形成される。これにより、メンテナンス用の台車Dの車輪を短手方向の両方向に規制することができる。
〈充填材〉
充填材12は、太陽光発電パネルPに作用する風圧荷重のカウンタウエイトとしての機能を有するものである。太陽光発電パネル支持架台のアレイ面の平均地上高さを50m、太陽光発電パネルPのパネル勾配を5°、設計基準風速を38m/s、地表面粗度区分IIとしたとき、仮に太陽光発電パネルPの裏面に100%の風圧荷重のうちの20%のみが作用するとした場合、重さに対する安全率1.5を加味して、ベース部材10の1m当たりの必要重量は18.2kg/mとなる。これを満たすものとして、充填材12は、モルタル、コンクリート又はセメントミルクであることが好ましく、特にモルタルであることが好ましい。本実施形態において、充填材12はモルタルである。モルタルとしては、公知のものを使用することができる。
〔太陽光発電パネル支持架台〕
次に、上記実施形態におけるベース部材10を用いた太陽光発電パネル支持架台100の実施の形態について、図3を参照しながら詳説する。図3は、ベース部材10を用いた太陽光発電パネル支持架台100を示す模式図であって、(a)は全体の側面図、(b)は(a)の部分拡大図、(c)は全体の斜視図である。なお、図3においては、説明の理解を容易にするために、支持架台100に太陽光発電パネルPを設置した状態で示している。
本実施形態において、太陽光発電パネル支持架台100は、長手方向連結ユニット101、短手方向連結ユニット102及び両方向連結ユニット103を備える。太陽光発電パネル支持架台100は、図3に示すように、太陽光発電パネルPを5°の傾斜角度で山型に対向して配設できるように、これらユニットが太陽光発電パネルPの外枠に沿って平行に設置される構成である。
〈長手方向連結ユニット〉
長手方向連結ユニット101とは、複数のベース部材10を、中空棒状材1の第1面111又は第2面121を底面として、連続するように長手方向に連結したものである。以下では、第2面121を底面とした長手方向連結ユニット101を長手方向連結ユニット101aと、第1面111を底面とした長手方向連結ユニット101を長手方向連結ユニット101bと、それぞれ呼ぶ。
長手方向連結ユニット101aを構成するベース部材10の連結は、上述のように、複数のベース部材10を、第2面121を底面、第4面141を上面として、連続するように長手方向に配置した後、2つのベース部材10の境界においてそれぞれの連結・支持用凹溝142をまたぐように、長手方向連結継手を長手方向にスライドさせて挿入することにより行うことができる。長手方向連結ユニット101bを構成するベース部材10の連結は、上述のように、複数のベース部材10を、第1面111を底面、第3面131を上面として、連続するように長手方向に配置した後、2つのベース部材10の境界においてそれぞれの連結・支持用凹溝133をまたぐように、長手方向連結継手を長手方向にスライドさせて挿入することにより行うことができる。
〈短手方向連結ユニット〉
短手方向連結ユニット102とは、複数のベース部材10を、中空棒状材1の第1面111又は第2面121を底面として、短手方向に対向するように連結したものである。以下では、図2(a)に示されるような、第2面121を底面とした山型の短手方向連結ユニット102を短手方向連結ユニット102aと、図2(b)に示されるような、第1面111を底面とした谷型の短手方向連結ユニット102を短手方向連結ユニット102bと、それぞれ呼ぶ。
短手方向連結ユニット102aを構成するベース部材10の連結は、上述のように、2つのベース部材10を、第2面121を底面として、第1辺11を対称軸として線対称に配置した後、相対する2つの連結用凹溝112に対して、山型用の短手方向連結継手を長手方向にスライドさせて挿入することにより行うことができる。短手方向連結ユニット102bを構成するベース部材10の連結は、上述のように、2つのベース部材10を、第1面111を底面として、第1辺11と第4辺14との接点から垂直に延びる仮想線を対称軸として線対称に配置した後、相対する2つの連結・支持用凹溝142に対して、上述の谷型用の短手方向連結継手を長手方向にスライドさせて挿入することにより行うことができる。
〈両方向連結ユニット〉
両方向連結ユニット103とは、複数のベース部材10を、中空棒状材1の第1面111又は第2面121を底面として、連続するように長手方向に連結され、かつ、短手方向に対向するように連結したものである。以下では、第2面121を底面とした長手方向連結ユニット101aと第2面121を底面とした山型の短手方向連結ユニット102aとの組み合わせを両方向連結ユニット103aと、第1面111を底面とした長手方向連結ユニット101bと第1面111を底面とした谷型の短手方向連結ユニット102bとの組み合わせを両方向連結ユニット103bと、それぞれ呼ぶ。
本実施形態において、太陽光発電パネル支持架台100は、図3に示すように、2つの長手方向連結ユニット101bと、2つの両方向連結ユニット103aと、1つの両方向連結ユニット103bを備え、これらユニットを一定間隔で配置することにより、太陽光発電パネルPが山型に対向して配設されるように構成されている。両方向連結ユニット103aは、長手方向連結ユニット101aと短手方向連結ユニット102aとを組み合わせたものである。
なお、太陽光発電パネル支持架台100に太陽光発電パネルPを支持するに当たっては、上述のように、各ユニットが備えるベース部材10の連結・支持用凹溝133、142に対して、別途準備したパネルクランプを取り付けて、太陽光発電パネルPの外枠を固定すればよい。
〔太陽光発電パネル支持架台用ベース部材の製造方法〕
次に、上記実施形態におけるベース部材10の製造方法の実施の形態について、図5を参照しながら詳説する。図5は、ベース部材10を製造する際の中空棒状材1の組み合わせ方を示す模式図であって、(a)及び(b)は組み合わせ方のバリエーションを示す側面図、(c)は(a)の斜視図である。なお、図5(c)においては、説明の理解を容易にするために、中空棒状材1に充填材2を一部充填した状態で示している。
ベース部材10の製造方法は、複数の中空棒状体1を長手方向端部が揃うように組み合わせて起立させる第1工程と、起立させた複数の中空棒状体1の内部に上方から充填材2を充填する第2工程とを主に備える。
第1工程においては、図5(a)又は(b)に示されるように、第1面111及び第2面121による直角部分及び第3面131による傾斜部分を利用することによって、複数の中空棒状体1を長手方向端部が揃うように隙間なく組み合わせて起立させる。次に、第2工程において、隙間なく組み合わせた複数の中空棒状体1の内部に上方から充填材2を充填する。当該製造方法によれば、ベース部材10の形状を利用することにより、複数の中空棒状体10をほぼ隙間なく組み合わせることができるので、複数のベース部材10を一度にまとめて製造でき、製造の手間及び製造コストを低減することができるとともに、充填材2のロスも少なくすることができる。なお、第2工程においては、中空棒状体1の連結用凹溝112、122、132、連結・支持用凹溝133、142及び凹状レール部15に、連結用凹溝112、122、132、連結・支持用凹溝133、142及び凹状レール部15と同断面形状を有し、中空棒状体1と同じ長さを有する、別途製造した棒状部材を貫挿することにより、あるいは別途製造したキャップを被せることにより、これらに充填材2が入り込むのを防ぐことができ、より効率的にベース部材10を製造することができる。
以上、本発明について図面を参照にして説明してきたが、本発明は上記実施形態に限定されず、種々の変更実施が可能である。上記実施形態において、太陽光発電パネル支持架台100は、太陽光発電パネルPが山型に対向して配設されるように構成されているが、これに制限されるものではなく、陸屋根の面積等に応じて適宜変更することができ、例えば、第2面121を底面とした長手方向連結ユニット101aと、第1面111を底面とした長手方向連結ユニット101bとを一定間隔で配置することにより、太陽光発電パネルPが同じ傾斜角度で配設されるように構成されてもよい。
本発明は、ビルの屋上等の陸屋根に何ら加工を施すことなく設置が可能であり、設置の自由度が高く、各種の建造物の陸屋根に広く利用することができる。
10 ベース部材
1 中空棒状体
11 第1辺
111 第1面
112 連結用凹溝
12 第2辺
121 第2面
122 連結用凹溝
13 第3辺
131 第3面
132 連結用凹溝
133 連結・支持用凹溝
14 第4辺
141 第4面
142 連結・支持用凹溝
15 凹状レール部
2 充填材
100 太陽光発電パネル支持架台
101a、101b 長手方向連結ユニット
102a、102b 短手方向連結ユニット
103a、103b 両方向連結ユニット
P 太陽光発電パネル
D メンテナンス用台車

Claims (10)

  1. 陸屋根に載置される太陽光発電パネル支持架台用のベース部材であって、
    金属製の中空棒状材と、
    前記中空棒状材の内部に充填される充填材とを備え、
    前記中空棒状材は、断面形状が略四角形の長尺部材であり、長手方向の両端が開口し、
    前記充填材がモルタル、コンクリート又はセメントミルクであり、
    前記充填材がカウンタウエイトとしての機能を有するベース部材。
  2. 前記中空棒状材は、断面形状が直角を有する略四角形であって、
    前記直角を構成する2辺のうちの1辺を第1辺、前記直角を構成する2辺のうちのもう1辺を第2辺、前記第2辺に隣り合う1辺を第3辺、前記第3辺に隣り合う1辺を第4辺としたとき、
    前記第1辺の長さが前記第2辺の長さよりも長い請求項1に記載のベース部材。
  3. 前記第1辺に対する前記第3辺の角度と、前記第2辺に対する前記第4辺の角度が等しい請求項2に記載のベース部材。
  4. 前記第3辺を構成する面と前記第4辺を構成する面との角部に長手方向に延びる凹状レール部が形成されている請求項3に記載のベース部材。
  5. 太陽光発電パネル支持架台用のベース部材であって、
    金属製の中空棒状材と、
    前記中空棒状材の内部に充填される充填材とを備え、
    前記充填材がカウンタウエイトとしての機能を有し、
    前記中空棒状材は、断面形状が直角を有する略四角形であって、
    前記直角を構成する2辺のうちの1辺を第1辺、前記直角を構成する2辺のうちのもう1辺を第2辺、前記第2辺に隣り合う1辺を第3辺、前記第3辺に隣り合う1辺を第4辺としたとき、
    前記第1辺の長さが前記第2辺の長さよりも長く、
    前記第1辺に対する前記第3辺の角度と、前記第2辺に対する前記第4辺の角度が等しく、
    前記第3辺を構成する面と前記第4辺を構成する面との角部に長手方向に延びる凹状レール部が形成されているベース部材。
  6. 前記充填材がモルタル、コンクリート又はセメントミルクである請求項5に記載のベース部材。
  7. 請求項2から請求項6のいずれか一項に記載のベース部材が、前記第1辺を構成する面又は前記第2辺を構成する面を底面として、長手方向に連結された長手方向連結ユニットを備える太陽光発電パネル支持架台。
  8. 請求項2から請求項6のいずれか一項に記載のベース部材が、前記第1辺を構成する面又は前記第2辺を構成する面を底面として、短手方向に対向するように連結された短手方向連結ユニットを備える太陽光発電パネル支持架台。
  9. 請求項2から請求項6のいずれか一項に記載のベース部材が、前記第1辺を構成する面又は前記第2辺を構成する面を底面として、長手方向に連結され、かつ、短手方向に対向するように連結された両方向連結ユニットを備える太陽光発電パネル支持架台。
  10. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のベース部材の製造方法であって、
    複数の前記中空棒状を長手方向端部が揃うように組み合わせて起立させる工程と、
    前記起立させた複数の中空棒状の内部に上方から前記充填材を充填する工程とを備える製造方法。
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