JP7270964B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関する。
保留情報の存在を示す保留図柄の態様(例えば「色」)でいわゆる当たり信頼度を示唆する遊技機が周知である(例えば、下記特許文献1参照)。
特開2015-211724号公報
本発明が解決しようとする課題は、保留図柄を利用して遊技の趣向性を向上させることが可能な遊技機を提供することにある。
上記課題を解決するためになされた本発明にかかる遊技機は、当否判定に用いられる当否判定情報のうち、対応する当否判定結果の報知が完了していないものを保留図柄として表示する表示装置を備え、前記保留図柄の態様として、対応する当否判定結果が当たりとなる蓋然性である当たり信頼度が通常態様よりも高い特殊態様と、将来的に前記特殊態様に変化する蓋然性が前記通常態様よりも高い変化予告態様と、が設定されていることを特徴とする。
本発明にかかる遊技機によれば、保留図柄を利用して遊技の趣向性を向上させることが可能である。
本実施形態にかかる遊技機の正面図である。 表示装置(表示領域)に表示された識別図柄および保留図柄を示した図である。 保留図柄の種類および態様と、通常図柄と変化予告図柄を比較した場合の特殊図柄への変化しやすさの関係示した図である。 第一具体例を説明するための図である。 第二具体例を説明するための図である。 第四具体例を説明するための図である。 第五具体例を説明するための図である。 第六具体例を説明するための図である。
1)遊技機の基本構成
以下、本発明にかかるぱちんこ遊技機1(以下、単に遊技機1と称する)の一実施形態について図面を参照して詳細に説明する。まず、図1を参照して遊技機1の全体構成について簡単に説明する。
遊技機1は遊技盤90を備える。遊技盤90は、ほぼ正方形の合板により成形されており、発射装置908(発射ハンドル)の操作によって発射された遊技球を遊技領域902に案内する通路を構成するガイドレール903が略円弧形状となるように設けられている。
遊技領域902には、表示装置91、始動領域904、大入賞口906、アウト口などが設けられている。表示装置91の表示領域911は、遊技盤90に形成された開口901を通じて視認可能な部分である。また、遊技領域902には、流下する遊技球が衝突することにより遊技球の流下態様に変化を与える障害物としての遊技釘が複数設けられている。遊技領域902を流下する遊技球は、遊技釘に衝突したときの条件に応じて様々な態様に変化する。
このような遊技機1では、発射装置908を操作することにより遊技領域902に向けて遊技球を発射する。遊技領域902を流下する遊技球が、始動領域904や大入賞口906等の入賞口に入賞すると、所定の数の賞球が払出装置により払い出される。
なお、遊技機1の枠体、遊技球を貯留する下皿や上皿など、本発明に関係のない遊技機1の構成要素は説明を省略する。これらについては公知の遊技機と同様の構造のものが適用できる。
大当たりの抽選は、図示されない制御基板に設けられた当否判定手段が始動領域904への遊技球の入賞を契機として実行する。本実施形態では、始動領域904として、第一始動領域904a(いわゆる「特図1」の始動領域)と第二始動領域904b(いわゆる「特図2」の始動領域)が設けられている。始動領域904への遊技球の入賞を契機として乱数源から数値(当否判定情報)が取得され、当該数値が予め定められた大当たりの数値と同じである場合には大当たりとなり、異なる場合にははずれとなる。本実施形態では、当該数値が取得された順に当否判定結果の報知が開始される(いわゆる変動が開始される)こととなるが、未だ当否判定結果の報知が完了していない当否判定情報が存在する場合には、新たに取得された当否判定情報は保留情報として図示されない制御基板に設けられた記憶手段に記憶される。記憶手段に保留情報が記憶されていることは、保留図柄10として表示される。
本実施形態では、保留図柄10として、当否判定結果を報知する報知演出は開始されている(当否判定結果を示す識別図柄80(識別図柄群80g)の変動は開始されている)ものの、当否判定結果の報知は完了していない(当否判定結果を示す態様で識別図柄80(識別図柄群80g)の変動が停止していない)情報(以下、変動中保留情報と称することもある)に対応する変動中保留図柄10a(いわゆる「当該変動保留」の存在を示す図柄)と、当否判定結果を報知する報知演出が開始されていない(当否判定結果を示す識別図柄80(識別図柄群80g)の変動が開始されていない)情報(以下、変動前保留情報と称することもある)ものに対応する変動前保留図柄10bが表示領域911に表示される(図2参照)。本実施形態では、変動中保留図柄10aと変動前保留図柄10bの基本的な形態は同じであり、両者を区別するために変動中保留図柄10aの方が変動前保留図柄10bよりも大きく表示される。変動中保留図柄10aと変動前保留図柄10bの一方に所定の画像を付随させる等して、両者が区別できるようにしてもよい。なお、保留図柄10を表す画像は、動画であってもよいし、静止画であってもよい。
変動前保留情報の最大の記憶数は上限が決められている。本実施形態では、第一始動領域904aに入賞することによって得られる第一変動前保留情報(特図1保留)の最大の記憶数は四つであり、第二始動領域904bに入賞することによって得られる第二変動前保留情報(特図2保留)の最大の記憶数は四つである。したがって、特図1および特図2の一方に相当する保留図柄10に関していえば、一つの変動中保留図柄10aと、最大四つの変動前保留図柄10bが表示されることがある(図2参照)。
本実施形態では、公知の遊技機と同様に、表示装置91の表示領域911に表示される識別図柄80(図2参照)の組み合わせによって当否判定結果を遊技者に報知する。具体的には、複数種の識別図柄80を含む識別図柄群80g(左識別図柄群80gL、中識別図柄群80gC、右識別図柄群80gR)が変動を開始し、最終的に各識別図柄群80gから一の識別図柄80が選択されて停止する。大当たりに当選している場合には各識別図柄群80gから選択されて停止した識別図柄80の組み合わせは所定の組み合わせ(例えば、同じ識別図柄80の三つ揃い)となる。はずれである場合にはそれ以外(大当たりとなる組み合わせ以外)の組み合わせとなる。なお、各図においては、識別図柄80を構成する「数字(文字)」のみを図示するが、当該数字とキャラクタ等が組み合わされた図柄を識別図柄80として設定することができる。
本実施形態では、遊技状態として、通常遊技状態と特定遊技状態が設定されている。特定遊技状態は、通常遊技状態に比して遊技者に有利な遊技状態である。通常遊技状態は、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しにくい低ベース状態(低確率・時短無)である。特定遊技状態としては、第一特定遊技状態と第二特定遊技状態が設定されている。第一特定遊技状態は、大当たりに当選する確率が高い高確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しやすい高ベース状態(高確率・時短有)である。第二特定遊技状態は、大当たりに当選する確率が低い低確率遊技状態であり、かつ、始動領域904に遊技球が入賞しやすい高ベース状態(低確率・時短有)である。通常遊技状態においては、遊技者は、第一始動領域904aを狙って遊技球を発射させる。本実施形態では、いわゆる「左打ち」を行う。特定遊技状態は、第二始動領域904bを狙って遊技球を発射させる。本実施形態では、いわゆる「右打ち」を行う。特定遊技状態は、普通始動領域905に遊技球が進入することを契機とした第二始動領域904bの開放抽選に当選しやすい状態であるため、比較的容易に第二始動領域904bに遊技球が入賞する。なお、遊技状態の移行に関する設定はどのようなものであってもよいから説明を省略する。また、上記のような遊技状態が設定されていることはあくまで一例である。
2)保留演出
本実施形態にかかる遊技機1は、上述した保留図柄10を利用した保留演出を実行することが可能である。保留演出は、保留図柄10の態様により対応する当否判定結果が大当たりとなる蓋然性(以下、当たり信頼度と称することもある)を示唆する演出である。本実施形態では、保留図柄10の態様として、通常態様11、特殊態様12、変化予告態様13が設定されている(図3参照)。
通常態様11は、基準となる態様(デフォルトの態様)である。一種のみではなく、複数種の通常態様11が設定されていてもよい。各図においては、通常態様11の保留図柄10を丸形状の図形で示す。
特殊態様12は、通常態様11よりも、対応する当否判定結果の当たり信頼度が高いことを示す態様である。当該特殊態様12として、複数種の態様が設定されている。本実施形態では、当たり信頼度が異なる四つの態様が設定されている。各特殊態様12は、「色」で区別される。第一特殊態様121は「青」であり、第二特殊態様122は「緑」であり、第三特殊態様123は「赤」であり、第四特殊態様124は「金」である。かかる順で、当たり信頼度が高くなる(第四特殊態様124が最も高い)。特殊態様12のうちでは第一特殊態様121の当たり信頼度は最も低いが、当該第一特殊態様121の当たり信頼度は通常態様11よりも高い。対応する当否判定結果が大当たりとなることが確定する特殊態様12が設定されていてもよい。
各特殊態様12は、通常態様11とは基本的形態が同じである。ここで、基本的形態が同じとは、保留図柄10が表す対象物(マークやキャラクタ等)が、通常態様11と特殊態様12とで同じであるということ(遊技者が、同じ対象物を表していると感じられること)である。本実施形態では、通常態様11と特殊態様12とは「色」の要素の有無において相違する。各特殊態様12は、各「色」のオーラを纏うかのように表示されるものであり、当該「色」の要素を排除したとすれば、通常態様11と略一致するという態様を呈する。なお、図面においては、丸の内側に記載した文字で当該「色」を表す。
複数種の通常態様11が設定されている構成とする場合、複数種の通常態様11のそれぞれについて特殊態様12が設定されているようにするとよい。例えば、ある種の通常態様11について基本的形態が同じである上記四色の特殊態様12が設定され、別種の通常態様11について基本的形態が同じである上記四色の特殊態様12が設定されたものとする。
変化予告態様13は、将来的に特殊態様12に変化する蓋然性が通常態様11よりも高いことを示すものである。本実施形態では、保留図柄10の態様が変化する保留変化演出が発生する。保留変化演出それ自体は周知であるため詳細な説明を省略するが、一般的な保留変化演出と同様に、保留図柄10の態様の変化は当たり信頼度が高まる方向に発生しうる。通常態様11にある保留図柄10は、第一特殊態様121~第四特殊態様124のうちのいずれかに変化する可能性がある。変化予告態様13にある保留図柄10も、第一特殊態様121~第四特殊態様124のうちのいずれかに変化する可能性がある。前者の変化が起こる確率よりも、後者の変化が起こる確率の方が高く設定されているということである(図3参照)。なお、本実施形態では、ある特殊態様12から、それとは別の特殊態様12への変化も発生しうる。
変化予告態様13は、将来的に特殊態様12に変化しやすいことを示すものであって、それ自体が直接的な当たり信頼度を示唆するものではない。また、変化予告態様13は、通常態様11や特殊態様12とは基本的形態が異なる。つまり、通常態様11と「色」の要素のみが相違するといった態様ではなく、保留図柄10が表す対象物自体が全く異なる印象を遊技者に与える態様を呈する。各図においては、変化予告態様13の保留図柄10を四角形状の図形で示す。
このように、本実施形態にかかる遊技機1は、保留図柄10として、いわゆるチャンスアップであることを示す特殊態様12に変化しやすい変化予告態様13が設定されたものであるから、変化予告態様13が表示されたときは、遊技者は当該変化予告態様13がいずれの特殊態様12に変化するのかを期待しつつ見守ることになる。つまり、保留図柄10を利用して遊技の趣向性を向上させることが可能である。
本実施形態では、ある態様の保留図柄10が、変化予告態様13の保留図柄10に変化することは起こらないように設定されている。つまり、変化予告態様13の保留図柄10が表示される場合、当該保留図柄10は当初(表示が開始される時点)から変化予告態様13であるものであって、途中の態様変化を経て変化予告態様13となるものではない。さらに言えば、変化予告態様13の保留図柄10が表示されるケースは、当否判定情報が取得されると略同時に当該当否判定情報に対応する保留図柄10が変化予告態様13となるということである。上述した通り、変化予告態様13は、将来的に特殊態様12に変化しやすいことを予告するものである(あくまで、変化を「予告」する事前態様である)から、変化後の態様(事後態様)として表示されるようにすると演出が分かりにくくなる。そのため、保留図柄10の表示がなされる当初から変化予告態様13となるケース以外は、変化予告態様13の保留図柄10が表示されることはない設定としている。ただし、ある態様の保留図柄10が、変化予告態様13の保留図柄10に変化しうる設定とすることを否定するわけではない。
3)以下、上記実施形態における保留演出(発光維持制御)を改良、具体化、変形等した具体例について説明する。なお、可能な限りにおいて、以下の具体例を用いて説明する技術を複数組み合わせて適用した構成としてもよい。
〇第一具体例
上記実施形態における変化予告態様13は、将来的に特殊態様12に変化する蓋然性が通常態様11よりも高いものであることを説明したが、将来的に必ず特殊態様12に変化する設定としてもよい。上記実施形態のように、変動中保留図柄10aが表示されるのであれば、一旦当否判定情報が取得されれば、対応する当否判定結果の報知が完了するまで保留図柄10が表示され続けるということであるから、変化予告態様13に対応する当否判定結果の報知が完了するまでに、特殊態様12に変化する設定とすることが考えられる。仮に、変動前保留図柄10bとして変化予告態様13が表示されたのであれば、変動前保留図柄10bであるうちに特殊態様12への変化が発生する(図示せず)か、または変動中保留図柄10aとなってから特殊態様12への変化が発生する(図4参照)ことになる。換言すれば、変化予告態様13のまま変動中保留図柄10aとなったときには、当該変動中保留図柄10aであるうちに必ず特殊態様12に変化するということである。なお、変化予告態様13からある特殊態様12への変化が発生した後、さらに別の特殊態様12への変化が発生することがあってもよい。
このようにすることで、変化予告態様13の保留図柄10がどのようなタイミングで特殊態様12に変化するかに注目しつつ、できるだけ当たり信頼度の高い特殊態様12に変化することを遊技者が願う遊技性を実現することが可能である。
〇第二具体例
第一具体例と同様に、変化予告態様13の保留図柄10は、将来的に必ず特殊態様12に変化する設定とする。ただし、当該変化が、対応する当否判定結果の報知を報知する識別図柄80の変動が開始されるまでに必ず発生する(図5参照)という点で第一具体例と異なる。具体的には、変動前保留図柄10bとして変化予告態様13が示されたときに、当該変動前保留図柄10bが変動中保留図柄10aとして表示されるに至るまでに特殊態様12への変化が発生するものとする。換言すれば、対象の保留図柄10が変動中保留図柄10aとして表示されるに至るときは、必ず特殊態様12になっている(図5(e)参照)ということである。
対応する当否判定結果の報知を報知する識別図柄80の変動が開始された後は、保留図柄10とは別の種々の演出(変動中演出)により、当該当否判定結果が大当たりとなる蓋然性が示唆されることになる。したがって、当該識別図柄80の変動が開始されるよりも前に、変化予告態様13となった対象の保留図柄10(変動前保留図柄10b)がいずれの特殊態様12に変化するかを示しておき、遊技者が変動中演出に集中できるような状況としておくことが好ましいと考えるのであれば、本例のような設定とするとよい。
なお、本例は、保留図柄10として変動前保留図柄10bは表示されるものの、変動中保留図柄10aが表示されない構成にも有効である。かかる構成は、変動中保留図柄10aの態様による当たり信頼度の示唆を行うことができないのであるから、変動前保留図柄10bとして表示されている状態における態様変化にて当たり信頼度が示唆される必要がある。すなわち、本例のように対応する当否判定結果の報知を報知する識別図柄80の変動が開始されるまでに変化予告態様13が特殊態様12に変化するようにすることで、保留図柄10(変動前保留図柄10b)の変化による当たり信頼度の示唆を行うことができるということになる。
・第一具体例および第二具体例の補足
第一具体例や第二具体例は、変化予告態様13の保留図柄10が、将来的に必ず特殊態様12のいずれかに変化するような設定である。一方、特殊態様12は、将来的に態様の変化が発生するとは限らない、すなわち対応する当否判定結果の報知が完了するまでに態様が変化するとは限らない(ある特殊態様12からそれとは別の特殊態様12への態様変化が発生することもあれば、発生しないこともある)設定である。変化予告態様13および特殊態様12は、通常態様11とは異なる態様であるという点で共通するものの、将来的に態様の変化が発生することが確定しているか否かで相違するということである。遊技者がこのような法則を見出すことで、遊技の面白みが増すことになる。
〇第三具体例
上記実施形態では特殊態様12が複数種(第一特殊態様121~第四特殊態様124)設定されていることを説明したが、特殊態様12が一種のみ設定された構成としてもよい。ただし、本例のような構成とする場合、上記第一具体例や第二具体例にて説明したような、変化予告態様13が将来的に必ず特殊態様12に変化することが約束されている設定とすべきではない。特殊態様12への変化が約束されている設定である場合、変化予告態様13の保留図柄10が表示されることは、唯一の(一種の)特殊態様12の保留図柄10が表示されることと同義となってしまい、変化予告態様13の保留図柄10が表示される意味がないからである。
〇第四具体例
変化予告態様13の保留図柄10が表示されたときには、報知演出の演出モードが通常モード(複数種の通常モードが設定されていてもよい)とは異なる特殊なモードである変化予告モードとなるようにする(図6参照)。ここで、演出モードとは、報知演出の基本的な態様を決める状態(ステータス)である。複数種の演出モードのそれぞれの違いを構成する要素は、種々の観点から設定することができる。モチーフとなるキャラクタが異なる、場面や時間(朝・昼・夜といった概念)が異なる、時代が異なるといった種々の観点から設定することができる。現在設定されている演出モードを示す文言やマークが表示領域911に表示されるようにしてもよい(図面においては「Xモード」として示す)。
本例においては、変化予告態様13の保留図柄10が表示されると略同時に、変化予告モードへの移行が生じる。上記実施形態のように、対応する当否判定情報が取得されると略同時に当該当否判定情報の存在を示す保留図柄10が変化予告態様13となるように構成されているのであれば、変化予告モードへの移行は、当該当否判定情報の取得と略同時に発生することになる(図6(b)参照)。なお、変化予告モード以外の特殊なモードが設定された構成とする場合には、当該特殊なモードから変化予告モードへの移行が生じることがあるようにしてもよい(変化予告モードに移行する前のモードは通常モードに限られない)。また、本例では、変化予告態様13の保留図柄10が特殊態様12の保留図柄10に変化したときには変化予告モードが終了する(図6(d)参照)。
変化予告態様13の保留図柄10は、将来的に特殊態様12の保留図柄10に変化しやすいことを示すものであるところ、当該保留図柄10の変化しやすさをより分かりやすくする(遊技者に伝える)ため、通常のモードとは異なる変化予告モードとする。
〇第五具体例(第四具体例をさらに具体化した例)
変化予告モードがあるキャラクタ(以下、特定キャラクタXと称する。図7において「X」の文字が付されたものが特定キャラクタXである)をモチーフにした演出モードであるとする(図7参照)。変化予告モードにおいては、表示領域911に特定キャラクタXが表示される場合がある(図7(b)(c)参照)。かかる特定キャラクタXが、変化予告態様13にある保留図柄10を特殊態様12に変化させることに対し、関係するかのような表示がなされるものとする。
具体的には、変化予告態様13にある保留図柄10に対し、特定キャラクタXが直接的に働きかけるかのような表示がなされた結果、当該変化予告態様13が特殊態様12に変化するようにすることが考えられる。例えば、特定キャラクタXが人間のようなものであるとするのであれば、当該キャラクタが変化予告態様13にある保留図柄10に触れる(図7(c)参照)ことで、当該保留図柄10の態様が変化する(図7(d)参照)ような流れの演出とする。
変化予告態様13にある保留図柄10に対し、特定キャラクタXが間接的に働きかけるかのような表示がなされた結果、当該変化予告態様13が特殊態様12に変化するようにしてもよい。図示しないが、例えば、特定キャラクタXが何らかの物体を投げ、当該物体が変化予告態様13にある保留図柄10に作用することで、当該保留図柄10の態様が変化するような流れの演出とすることが考えられる。
このように、変化予告モードのモチーフとなる特定キャラクタXが、変化予告態様13にある保留図柄10を特殊態様12に変化させたかのような印象を与えるものとすることで、変化予告態様13の保留図柄10が表示されたことと、変化予告態様13が特殊態様12に変化することが関係する分かりやすい演出形態とすることができる。
〇第六具体例
複数種の変化予告態様13が設定され、各変化予告態様13は変化後の特殊態様12を示唆する構成とする。例えば、「青」である第一変化予告態様131、「緑」である第二変化予告態様132、「赤」である第三変化予告態様133といったように、互いに態様が区別可能な複数種の変化予告態様13が設定されているものとする(図8参照)。各変化予告態様13の「色」は、特殊態様12への変化が発生した場合における変化後の特殊態様12の「最低の当たり信頼度レベル」を示唆するものとする。すなわち、第一変化予告態様131は、特殊態様12への変化が発生した場合には、「青」「緑」「赤」「金」の特殊態様12のいずれか(第一特殊態様121~第四特殊態様124のいずれか)に変化するものとする(図8(a)参照)。すなわち、最低の当たり信頼度レベルが「青」であることを示唆するものとする。以下同様に、第二変化予告態様132は、特殊態様12への変化が発生した場合には、「緑」「赤」「金」の特殊態様12のいずれか(第二特殊態様122~第四特殊態様124のいずれか)に変化するものとする(図8(b)参照)。第三変化予告態様133は、特殊態様12への変化が発生した場合には、「赤」「金」の特殊態様12のいずれか(第三特殊態様123、第四特殊態様124のいずれか)に変化するものとする(図8(c)参照)。遊技者の視点で言えば、第一変化予告態様131、第二変化予告態様132、第三変化予告態様133(最も高い)の順で、より当たり期待度の高い特殊態様12への変化が期待できるといえる。このように、変化予告態様13の保留図柄10を構成する要素(本例では「色」)が、変化後の特殊態様12の最低の当たり信頼度レベルを示唆するものとすることで、変化予告態様13の種類がいずれであるかという点にも遊技者が注目する演出形態となる。
別の見方をすれば、本例の第二変化予告態様132や第三変化予告態様133は、複数種の特殊態様12のうちの一部には変化しうるものの、他の一部には変化しないことを示唆するものであるといえる。例えば、第二変化予告態様132は、「緑」「赤」「金」の特殊態様12のいずれか(第二特殊態様122~第四特殊態様124のいずれか)には変化しうるものの、「青」の特殊態様(第一特殊態様121)には変化しないことを示唆するものであるといえる。一方、第一変化予告態様131は、全種類の特殊態様12のいずれにも変化しうることを示唆するものであるといえる。
また、上記のように変化予告態様13の種類によって「最低の当たり信頼度レベル」を示唆するのではなく、変化後の特殊態様12の種類が断定的に示唆される構成としてもよい。例えば、第一変化予告態様131は、特殊態様12への変化が発生した場合には、第一特殊態様121(「青」の特殊態様12)への変化が決まっているものとする。ただし、このような構成とする場合には、上記第一具体例や第二具体例にて説明したような、変化予告態様13が将来的に必ず特殊態様12に変化することが約束されている設定とすべきではない。特殊態様12への変化が約束されている設定である場合、例えば第一変化予告態様131の保留図柄10が表示されることは、第一特殊態様121の保留図柄10が表示されることと同義となってしまい、変化予告態様13の保留図柄10が表示される意味がないからである。したがって、変化予告態様13の種類により変化後の特殊態様12の種類が断定的に示唆される構成とするのであれば、上記実施形態にて説明したような変化予告態様13が特殊態様12に変化するとは限らない設定である必要がある。
〇第七具体例
上記第六具体例と同様に、複数種の変化予告態様13が設定されることを前提とした上で、当該複数種の変化予告態様13は、各特殊態様12のそれぞれに変化する蓋然性が異なるものとする。例えば、変化予告態様Aと変化予告態様Bが設定され、特殊態様12への変化が発生する場合には、変化予告態様Aよりも、変化予告態様Bの方が、より当たり信頼度の高い特殊態様12に変化する蓋然性が高い設定とする。
このように、変化予告態様13の種類が、変化後の特殊態様12の当たり信頼度の高さを示唆するものとすることで、変化予告態様13の種類がいずれであるかという点にも遊技者が注目する演出形態となる。
以上、本発明の実施の形態について詳細に説明したが、本発明は上記実施の形態に何ら限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の改変が可能である。
上記実施形態から得られる具体的手段(遊技機)を以下に列挙する。
・手段1
当否判定に用いられる当否判定情報のうち、対応する当否判定結果の報知が完了していないものを保留図柄として表示する表示装置を備え、前記保留図柄の態様として、対応する当否判定結果が当たりとなる蓋然性である当たり信頼度が通常態様よりも高い特殊態様と、将来的に前記特殊態様に変化する蓋然性が前記通常態様よりも高い変化予告態様と、が設定されていることを特徴とする遊技機。
上記遊技機によれば、変化予告態様の保留図柄を表示させることで、将来的な特殊態様への変化を期待させるという面白みのある遊技性を実現することが可能である。
・手段2
当たり信頼度が異なる複数種の前記特殊態様が設定されており、前記変化予告態様の保留図柄は、対応する当否判定結果の報知が完了するまでに複数種の前記特殊態様のうちのいずれかに変化することを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすることで、変化予告態様の保留図柄がどのようなタイミングで特殊態様に変化するかに注目しつつ、できるだけ当たり信頼度の高い特殊態様に変化することを遊技者が願う遊技性を実現することが可能である。
・手段3
当たり信頼度が異なる複数種の前記特殊態様が設定されており、前記変化予告態様の保留図柄は、対応する当否判定結果を報知する識別図柄の変動が開始されるまでに複数種の前記特殊態様のうちのいずれかに変化することを特徴とする手段1に記載の遊技機。
このようにすることで、識別図柄の変動が開始されるよりも前に、変化予告態様となった対象の保留図柄(変動前保留図柄)がいずれの特殊態様に変化するかが示されるため、遊技者が識別図柄の変動が開始された後の演出に集中することができる。
・手段4
前記特殊態様の保留図柄は、対応する当否判定結果の報知が完了するまでに態様が変化するとは限らないように設定されていることを特徴とする手段2または手段3に記載の遊技機。
変化予告態様および特殊態様は、将来的に態様の変化が発生することが確定しているか否かで相違する。
・手段5
前記変化予告態様は、前記通常態様とは基本的形態が異なるものであることを特徴とする手段1から手段4のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、変化予告態様の保留図柄が特殊な図柄であることが分かりやすくなる。
・手段6
前記変化予告態様の保留図柄が表示されたときには、当否判定結果を報知する報知演出のモードが変化予告モードとなることを特徴とする手段1から手段5のいずれかに記載の遊技機。
将来的に変化予告態様が特定態様に変化しやすいものであることをより分かりやすくするために、変化予告態様の保留図柄が表示されたときには通常のモードとは異なる変化予告モードとする。
・手段7
前記変化予告モードは、当該モードのモチーフである特定キャラクタが対応づけられたものであり、前記変化予告態様の保留図柄が前記特殊態様に変化する演出は、前記特定キャラクタが直接的または間接的に前記変化予告態様の保留図柄に働きかけるものであることを特徴とする手段6に記載の遊技機。
このように、変化予告モードのモチーフとなる特定キャラクタが、変化予告態様にある保留図柄を特殊態様に変化させたかのような印象を与えるものとすることで、変化予告態様の保留図柄が表示されたことと、変化予告態様が特殊態様に変化することが関係する分かりやすい演出形態とすることができる。
・手段8
当たり信頼度が異なる複数種の前記特殊態様が設定されており、前記変化予告態様として、複数種の前記特殊態様のうちの一部には変化しうるものの、他の一部には変化しないものが設定されていることを特徴とする手段1から手段7のいずれかに記載の遊技機。
このようにすることで、変化予告態様の種類にも遊技者が注目する演出形態となる。
1 遊技機
10 保留図柄
10a 変動中保留図柄
10b 変動前保留図柄
11 通常態様
12 特殊態様(121~124 第一~第四特殊態様)
13 変化予告態様(131~133 第一~第三変化予告態様)
T 特定キャラクタ
80 識別図柄
904 始動領域
904a 第一始動領域
904b 第二始動領域
91 表示装置
911 表示領域

Claims (7)

  1. 当否判定に用いられる当否判定情報のうち、対応する当否判定結果の報知が完了していないものを保留図柄として表示する表示装置を備え、
    前記保留図柄の態様として、
    対応する当否判定結果が当たりとなる蓋然性である当たり信頼度が通常態様よりも高い特殊態様と、
    前記通常態様および前記特殊態様ではない前記保留図柄の態様であって将来的に前記特殊態様に変化する蓋然性が前記通常態様よりも高い変化予告態様と、
    が設定され、
    前記保留図柄は、前記特殊態様から前記変化予告態様に変化することはなく、
    当たり信頼度が異なる複数種の前記特殊態様が設定されており、
    前記変化予告態様として、当該変化予告態様となった前記保留図柄が、複数種の前記特殊態様のいずれにも変化しうる態様、および、複数種の前記特殊態様のうちの一部には変化しうるものの他の一部には変化しない態様が設定されていることを特徴とする遊技機。
  2. 前記変化予告態様の保留図柄は、対応する当否判定結果の報知が完了するまでに複数種の前記特殊態様のうちのいずれかに変化することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記変化予告態様の保留図柄は、対応する当否判定結果を報知する識別図柄の変動が開始されるまでに複数種の前記特殊態様のうちのいずれかに変化することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  4. 前記特殊態様の保留図柄は、対応する当否判定結果の報知が完了するまでに態様が変化するとは限らないように設定されていることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記変化予告態様は、前記通常態様とは基本的形態が異なるものであることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の遊技機。
  6. 前記変化予告態様の保留図柄が表示されたときには、当否判定結果を報知する報知演出のモードが変化予告モードとなることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の遊技機。
  7. 前記変化予告モードは、当該モードのモチーフである特定キャラクタが対応づけられたものであり、
    前記変化予告態様の保留図柄が前記特殊態様に変化する演出は、前記特定キャラクタが直接的または間接的に前記変化予告態様の保留図柄に働きかけるものであることを特徴とする請求項6に記載の遊技機。
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