JP7268496B2 - ころ軸受 - Google Patents

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Description

本発明は、ころ軸受に関する。
従来から、圧延機等の製鉄機械、建設機械、鉱山機械、風力発電設備等、重荷重、衝撃荷重、振動、急加減速が発生するような機械、設備等において、負荷容量の大きいころ軸受が使用されている。
特許文献1に記載のころ軸受は、一対の軌道輪と、該一対の軌道輪間に介装される複数のころと、該ころの長手方向を挾むように配置される一対の環状板と、円周方向に複数配置されて一対の環状板を連結するステーと、を備える。そして、一端が溶接により環状板に支持されたピンが、ころの端面に形成されたくぼみに係止してころを回転自在に支持する。また、ステーも、環状板と溶接により結合されている。
特許文献2に記載の円筒ころ軸受は、つば付きの外輪とつばなし内輪間に円筒ころを組込み、円筒ころを保持する保持器を円筒ころのピッチ円より径方向内方に位置させて、円筒ころのサイズアップやころ数の増加を可能にして負荷容量の増大を図っている。
実用新案登録第2595876号公報 特許第6253877号公報
しかしながら、特許文献1の図2に記載のころ軸受は、保持器の剛性及び強度は高いもののステーを環状板のステー受け穴に挿入し、ステーと環状板とを溶接により一体化する保持器構造であるため、環状板の外径とステー受け穴間の肉厚を小さくすることが出来ず、隣り合うころ間に配置されるステーのピッチ円直径が、ころのピッチ円直径と比較的近くなる。よって、ステーが占有する空間分だけころを配置できる空間が減少し、ころを多く配置することができない。また、ステーを環状板の外周面側に寄せることは、ステーを取り付ける環状板の外周面側の肉厚が薄くなるので、好ましくない。
また、特許文献2に記載の円筒ころ軸受は、保持器が薄かったり、細かったりして保持器の剛性及び強度が低い。特に保持器の柱部が細く、ころが柱部に接触、衝突する構造であることを考慮すると、柱部の損傷、破損が懸念される。さらに保持器ところとを治具を用いることなく同時にすべて取り出すことができず、メンテナンス時等での取扱い性が悪いという問題があり、改善の余地があった。
本発明は、前述した課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、保持器の剛性及び強度が高く、メンテナンス時等での取扱い性に優れ、且つ負荷容量の大きいころ軸受を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 内周面に外輪軌道面を有する外輪と、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動自在に配置される複数のころと、前記複数のころを回転自在に保持する保持器と、を備えるころ軸受であって、
前記保持器は、前記複数のころの軸方向両側に配置された一対の環状板と、前記一対の環状板を軸方向に連結する、外径側と内径側の少なくとも一方に配置された複数のステーと、を備え、
前記複数のころは、その両側面の軸中心に形成された軸部又は穴部が、前記一対の環状板に形成された穴部又は前記一対の環状板に取り付けられた軸部とそれぞれ嵌合することで、回転自在に支持され、
前記複数のステーは、固定手段によって前記一対の環状板にそれぞれ固定されることを特徴とするころ軸受。
本発明のころ軸受によれば、保持器の剛性及び強度が高く、メンテナンス時等での取扱い性に優れ、且つ負荷容量の大きいころ軸受とすることができる。
本発明の第1実施形態に係るころ軸受の斜視図である。 図1に示すころが組み込まれた保持器の斜視図である。 図2に示す保持器の斜視図である。 (a)は、図1に示すころ軸受の部分側面図であり、(b)は、(a)の要部拡大図である。 図1に示すころ軸受の軸方向中間部における断面図である。 (a)は、図4のY-Y断面図、(b)は、図4のZ-Z断面図である。 図3に示すステーの斜視図である。 第2実施形態に係るころ軸受を示し、(a)は、図6(b)に対応する断面図であり、(b)は、図4(b)に対応する要部拡大図である。 図8に示すステーの斜視図である。 ころが組み込まれた図2の保持器を外輪から取り外す状態を示す模式図である。 第3実施形態に係るころ軸受を示し、(a)は、図6(b)に対応する断面図であり、(b)は、図4(b)に対応する要部拡大図である。 第3実施形態の変形例に係るころ軸受を示し、(a)は、図6(b)に対応する断面図であり、(b)は、図4(b)に対応する要部拡大図である。 第4実施形態に係るころ軸受を示し、(a)は、図6(b)に対応する断面図であり、(b)は、図4(b)に対応する要部拡大図である。 第4実施形態の変形例に係るころ軸受を示し、(a)は、図6(b)に対応する断面図であり、(b)は、図4(b)に対応する要部拡大図である。 第5実施形態に係るころ軸受を示し、(a)は、図6(b)に対応する断面図であり、(b)は、図4(b)に対応する要部拡大図である。 図15のステーの斜視図である。 第5実施形態の変形例に係るころ軸受を示し、(a)は、図6(b)に対応する断面図であり、(b)は、図4(b)に対応する要部拡大図である。 図17のステーの斜視図である。 第6実施形態に係るころ軸受を示し、(a)は、図6(b)に対応する断面図であり、(b)は、図4(b)に対応する要部拡大図である。 第6実施形態の変形例に係るころ軸受を示し、(a)は、図6(b)に対応する断面図であり、(b)は、図4(b)に対応する要部拡大図である。 第7実施形態に係るころ軸受の図4のY―Y断面に対応する図である。 第8実施形態に係るころ軸受のころとスタッドの断面図である。 第9実施形態に係るころ軸受のころとスタッドの断面図である。 第10実施形態に係るころ軸受のころとスタッドの断面図である。 他の変形例に係るころ軸受を示す図4(b)に対応する要部拡大図である。
以下、本発明の各実施形態に係るころ軸受を図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
まず、本発明の第1実施形態に係るころ軸受について、図1~図7を参照して説明する。
図1~図7に示すように、本実施形態のころ軸受10は、内周面に外輪軌道面21が形成されたつば付きの外輪20と、該外輪20に固定されるつば輪23と、外周面に内輪軌道面31が形成されたつば無しの内輪30と、外輪軌道面21と内輪軌道面31との間に転動自在に配置された複数のころ35と、複数のころ35を回転自在に支持する保持器40と、を備えるころ軸受である。
特に、図6(a)を参照して説明する。外輪20は、外輪軌道面21に対して軸方向一端部に、外輪軌道面21よりも内径側に突出するつば部22を有する。また、つば輪23は、外輪20の軸方向他端部に固定手段(六角穴付ボルト等)25により固定され、外輪軌道面21よりも内径側に突出してつば部24を構成する。
一方、内輪30は、外周面が、軸方向全体に亘って、内輪軌道面31の外径と略同じ直径を有して、円筒状に形成されている。
ころ35は、円筒状に形成され、その軸方向両側面には、ころ35の軸中心Lを通る一対の有底の穴部36,36が同心に形成されている。
保持器40は、図3にも示すように、複数のころ35の軸方向両側に配置される左右一対の環状板41,41と、一対の環状板41,41に円周方向に所定の間隔で取り付けられた複数のスタッド70と、一対の環状板41,41の外径側、及び内径側で円周方向に所定の間隔で固定される複数のステー51、即ち、外径側ステー51A及び内径側ステー51Bと、を備えるスタッド形保持器である。
図6(a)に示すように、一対の環状板41,41には、軸方向に貫通する複数の雌ねじ部45が円周方向に所定の間隔で形成されている。そして、各雌ねじ部45にスタッド70の胴部71に形成された雄ねじ部73が螺合することで、各スタッド70が一対の環状板41,41にそれぞれ取り付けられる。スタッド70の頭部72は、胴部71よりも大径で、胴部71の雄ねじ部73を雌ねじ部45に螺合した状態で、一対の環状板41,41の軸方向内側面から突出し、ころ35の穴部36と嵌合する軸部を構成する。したがって、保持器40が組み立てられた状態において、各ころ35は、スタッド70の頭部72ところ35の穴部36が嵌合することで、一対の環状板41,41に回転自在に支持される。
さらに、図4(b)に示すように、一対の環状板41,41の外周面には、外径側ステー51Aが組み付けられる外径側凹部42が円周方向に形成され、内周面には、内径側ステー51Bが組み付けられる内径側凹部43が円周方向に形成されている。各外径側凹部42及び各内径側凹部43は、それぞれ円周方向同位相に位置している。従って、外径側凹部42に組み付けられる外径側ステー51A、及び内径側凹部43に組み付けられる内径側ステー51Bも円周方向同位相に配置される。また、一対の環状板41,41には、外径側凹部42及び内径側凹部43に開口する雌ねじ44が径方向に沿って形成されている(図6(b)参照)。
外径側ステー51Aと内径側ステー51Bは、共通の構成であり、図7に示すように、断面円形の棒状の中央部52と、該中央部52の軸方向両端部の形成された、該中央部より小径の一対の軸端部53と、を備える。これにより、ステー51の中央部52と軸端部53との間には、中央側段部54が形成される。軸端部53には、中央部52の軸心と平行な面を有する平面部55が形成されている。該平面部55には、該平面部55に直交して後述する固定手段(六角穴付ボルト等)80が挿通される貫通孔56が開口している。
中央部52の軸方向長さは、ころ35の軸方向長さより僅かに長く、軸端部53の軸方向長さは、環状板41の厚さと略同じ長さに設計されている。
なお、本実施形態では、内径側ステー51Bは、断面形状において、外径側ステー51Aより大きく形成されており、図5に示すように、内径側ステー51Bの中央部52は、軸方向断面形状において、外径側ステー51Aの中央部52より大きい。
また、保持器40は、図6(b)に示すように、径方向に沿った切断面において、一対の環状板41,41、外径側ステー51A及び内径側ステー51Bによって構成される中空の矩形形状を有するので、保持器40の剛性が高く構成される一方で、隣り合うころ35を円周方向に近接して配置することができる。
また、外径側ステー51A及び内径側ステー51Bは、ころ35のピッチ円直径PCDから外径側及び内径側にそれぞれ離れた位置としているので、隣り合うころ35を円周方向に近接して配置した場合にも、ころ35と干渉するのを防止することができる。
なお、中央部52の軸方向断面形状は、円形に限定されず、ころ35と干渉するのを防止できる形状であればよい。例えば、外径側ステー51Aの軸方向断面形状は、外径側から内径側に向かって次第に幅が狭くなる略台形形状に形成され、内径側ステー51Bの軸方向断面形状は、内径側から外径側に向かって次第に幅が狭くなる略台形形状に形成されてもよい。
次に、図2及び図6を主に参照してころ軸受10の組立手順について説明する。
手順の概要としては、複数のころ35が保持器40から分離しない構成となるように、複数のころ35と保持器40とを一体的に組み立てた後、保持器40以外の部品を組み付け、ころ軸受10を完成させる。まず、一対の環状板41,41の雌ねじ部45に、複数のスタッド70の胴部71の雄ねじ部73を螺合固定する。
スタッド70のねじ込みの際には、スタッド70の頭部72や胴部71の端面に設けた六角穴74を利用する(図6(a)は、スタッド70の頭部72の端面に六角穴74が設けられた場合を示す。)
なお、スタッド70の頭部72の直径は、胴部71(雄ねじ部73)の直径より大きいため、スタッド70の環状板41への組み付けは、ステー51を環状板41へ組み付ける前に行われる。雄ねじ部73と雌ねじ部45のゆるみ止め(回り止め)には、ロックタイトなどの接着剤の使用が可能である。また、ねじ部に細目ねじや極細目ねじを使用すれば、さらにゆるみが発生し難くなる。
次いで、各ころ35の穴部36と、各スタッド70の頭部72との軸心を一致させて、一対の環状板41,41に各ころ35が配置される。これにより、該ころ35の一方の穴部36に一方の環状板41の各スタッド70の頭部72が嵌合し、さらに、該ころ35の他方の穴部36に他方の環状板41の各スタッド70の頭部72が嵌合する。(図6(a)参照)。
次いで、図6(b)に示すように、外径側ステー51Aの一対の軸端部53,53を、一対の環状板41,41の外径側凹部42にそれぞれ嵌合し、外径側ステー51Aの軸端部53,53の平面部55がある外周面側から貫通孔56にそれぞれ固定手段(六角穴付ボルト80等)を挿通して環状板41の雌ねじ44に螺合して固定する。
同様に、内径側ステー51Bの一対の軸端部53,53を、一方の環状板41,41の内径側凹部43にそれぞれ嵌合し、内径側ステー51Bの軸端部53,53の平面部55がある内周面側から貫通孔56に固定手段(六角穴付ボルト等)80を挿通して環状板41の雌ねじ44に螺合して固定する。
なお、固定手段(六角穴付ボルト等)80と環状板41の雌ねじ44とのゆるみ止め(回り止め)にも、ロックタイトなどの接着剤や、ノルトロックワッシャなどのゆるみ止めワッシャの使用が有効である。また、ねじを細目ねじや極細目ねじにすることで、さらにゆるみ止め効果が高まる。また、必要な場合には、固定手段(六角穴付ボルト等)80と環状板41とを溶接して、ゆるみの発生をなくすようにしてもよい。
また、保持器40の他の組み立て方法としては、例えば、一方の環状板41の外径側及び内径側凹部42,43に外径側及び内径側ステー51A,51Bを嵌合し、両者をボルト80で固定した状態で、複数のころ35の一方の穴部36を、一方の環状板41の各スタッド70の頭部72に嵌合させる。そして、複数のころ35の他方の穴部36に他方の環状板41の各スタッド70の頭部72を嵌合させながら、一方の環状板41の外径側及び内径側凹部42,43に外径側及び内径側ステー51A,51Bを嵌合し、両者を固定手段(六角穴付ボルト等)80で固定するようにしてもよい。
このとき、外径側ステー51A及び内径側ステー51Bの両中央側段部54,54が一対の環状板41,41の軸方向内側面に係合し、中央部52の軸方向外側面が一対の環状板41,41の軸方向内側面と当接することで、一対の環状板41,41の間隔が、所定の間隔に規制される。ステー51の両中央側段部54,54間の距離は、ころ35の長さより僅かに長く設定されているので、ころ35は自由に回転可能である。
このようにして、スタッド70により回転自在に支持されて、保持器40から分離しない構成とされた複数のころ35の内側に、内輪30が軸方向から挿入され、さらに、複数のころ35の外側に、つば付き外輪20がつば部22のない側から挿入される。そして、別体に形成されたつば輪23が固定手段(六角穴付ボルト等)25によりつば付き外輪20の側面に固定されて、ころ軸受10が組み立てられる。
以上説明したように、本実施形態のころ軸受10によれば、複数のころ35は、保持器40のスタッド70で回転自在に支持されているので、隣り合うころ35を、互いに接触することなく、近づけて配置することができるので、ころ数を増加させて、ころ軸受10の負荷容量を大きくすることができる。また、ころ35は、スタッド形保持器40の外径側ステー51A及び内径側ステー51Bとも干渉せず、ころ35、外径側ステー51A、内径側ステー51Bが損傷、破損する虞がない。従って、例えば、製鉄機械における圧延ロール支持のように重荷重、衝撃荷重、振動、急加減速等が生じる厳しい使用条件下で使用することができる。
また、保持器40は、外径側及び内径側ステー51A,51Bを有して組み立てられているので、剛性が高く、さらに、外輪20及び内輪30から、保持器40ところ35とを治具を用いることなく同時にすべて取り出すことができ、メンテナンス等での取扱いが容易である。
また、保持器40は、固定手段(六角穴付ボルト等)80によって組み立てることができるので、溶接により組み立てる場合と比較して、保持器40の組立性に優れたものとなる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態のころ軸受について図8~図10を参照して説明する。なお、以後に説明する第2実施形態~第10実施形態では、第1実施形態のころ軸受と異なる部分を中心に説明し、第1実施形態のころ軸受と共通する部分については、同一符号を付して、説明を省略又は簡略化する。
本実施形態のころ軸受10の保持器40Aは、外径側ステー61A及び内径側ステー61Bを構成するステー61の構成において、第1実施形態の保持器40と異なる。即ち、本実施形態のステー61は、図9に示すように、一対の軸端部53の軸方向外端に、中央部52と同じ外径を有する円形のつば部57が形成されている。即ち、ステー61は、中央部52と軸端部53との間に中央側段部54を有すると共に、軸端部53とつば部57との間に端部側段部58を有する。
外径側ステー61A及び内径側ステー61Bの軸端部53が環状板41の外径側凹部42及び内径側凹部43に組み付けられたとき、各ステー61A,61Bの中央側段部54が環状板41の内側面に係合し、端部側段部58が環状板41の外側面に係合する。これにより、中央部52の外側面が環状板41の内側面と当接すると共に、つば部57の内側面が環状板41の外側面と当接し、一対の環状板41,41が、軸方向において所定の間隔で位置決めされる。その際、各ステー61A,61Bは、つば部57が環状板41,41の外側面から軸方向に若干突出した状態で、環状板41に固定される。
したがって、本実施形態の保持器40Aは、各ステー61A,61Bの中央側段部54と端部側段部58が環状板41の内外側面に係合しているので、第1実施形態の保持器40と比較して剛性が高い。保持器40Aは、メンテナンスの際、図10に示すように、ワイヤ90によりころ35と共に吊り上げられて、外輪20から取り外される。その際、保持器40A及びころ35の自重による力は、固定手段(六角穴付ボルト等)80と各ステー61A,61Bの中央側段部54と端部側段部58で受けるので、固定手段(六角穴付ボルト等)80に作用する力は、第1実施形態の保持器40と比較して小さくなる(図10の場合、基本的には固定手段80には力は作用しない)。従って、本実施形態の保持器40Aは、ころ軸受10の剛性を高めたい場合もしくはメンテナンス時等に、固定手段(六角穴付ボルト等)80に作用する力を低減したい場合に有利である。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
(第3実施形態)
次に、第3実施形態のころ軸受について図11を参照して説明する。本実施形態のころ軸受10の保持器40Bは、一対の環状板41,41と、外径側ステー51Aとから構成されている。即ち、本実施形態の保持器40Bは、内径側ステーを有しない点において、第1実施形態の保持器40と異なる。
本実施形態のころ軸受10は、内径側ステー51Bがなくても保持器40Bの剛性が十分であり、且つ、メンテナンス時等で保持器40Bを内外輪30,20から取り外す際、保持器40B及びころ35の自重による力に対して固定手段(六角穴付ボルト等)80の強度が十分大きいときに採用され、製造コストを低減することができる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
なお、図12に示すように、内径側ステー61Bを有しない本実施形態の構造は、外径側ステー61Aが第2実施形態のステー61によって構成される、変形例の保持器40Cにおいても適用可能である。
(第4実施形態)
次に、第4実施形態のころ軸受について図13を参照して説明する。本実施形態のころ軸受10の保持器40Dは、一対の環状板41,41と、内径側ステー51Bとから構成されている。即ち、本実施形態の保持器40Dは、外径側ステーを有しない点において、第1実施形態の保持器40と異なる。
本実施形態のころ軸受10は、外径側ステー51Aがなくても保持器40Dの剛性が十分であり、且つメンテナンス時等で保持器40Dを内外輪30,20から取り外す際、保持器40D及びころ35の自重による力に対して固定手段(六角穴付ボルト等)80の強度が十分大きいときに採用され、製造コストを低減することができる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
なお、図14に示すように、外径側ステー61Aを有しない本実施形態の構造は、内径側ステー61Bが第2実施形態のステー61によって構成される、変形例の保持器40Eにおいても適用可能である。
(第5実施形態)
次に、第5実施形態のころ軸受について図15及び図16を参照して説明する。本実施形態のころ軸受10の保持器40Fは、内径側ステーを有しない点において第3実施形態の保持器40Bと同じであるが、外径側ステーを取り付けるための固定手段(六角穴付ボルト等)80の挿入方向において、第3実施形態と異なる。したがって、一対の環状板41,41、及び外径側ステー62Aを構成するステー62の構成においても、第3実施形態のものと異なる。
本実施形態の一対の環状板41,41には、雌ねじ44(図6(b)参照)の代わりに貫通孔46が形成されている。
一方、ステー62は、図16に示すように、軸端部53が平面部55(図7参照)を有さず円柱状に形成され、また、貫通孔56(図6(b)参照)の代わりに、雌ねじ56aが形成されている。
したがって、ステー62は、平面部55(図7参照)を加工する必要がないため、第1実施形態のステー51と比較して剛性が向上する。
本実施形態のころ軸受10の保持器40Fでは、外径側ステー62Aが、環状板41の外径側凹部42に嵌合して、固定手段(六角穴付ボルト等)80が環状板41の内径側から貫通孔46に挿入されて外径側ステー62Aの雌ねじ56aに螺合して組み付けられている。なお、環状板41の貫通孔46の入口側(図に示す実施形態では内径側)には、ボルト80の頭部を収納するための座ぐり49が形成されることが望ましい。
その他の構成及び作用については、第4実施形態のものと同様である。
なお、図17に示す変形例のように、外径側ステー63Aを取り付けるための固定手段(六角穴付ボルト等)80を内径側から挿入する構成は、図12に示す第3実施形態の変形例にも適用可能である。したがって、該変形例の保持器40Gの外径側ステー63Aを構成するステー63も、図18に示すように、つば部57を有し、雌ねじ56aを有する軸端部53が円柱状に形成される。
(第6実施形態)
次に、第6実施形態のころ軸受について図19を参照して説明する。本実施形態のころ軸受10の保持器40Hは、外径側ステーを有しない点において第4実施形態の保持器40Dと同じであるが、内径側ステーを取り付けるための固定手段(六角穴付ボルト等)80の挿入方向において、第4実施形態と異なる。したがって、一対の環状板41,41、及び内径側ステー62Bを構成するステー62の構成において、第4実施形態のものと異なる。
本実施形態の一対の環状板41,41には、雌ねじ44(図6(b)参照)の代わりに貫通孔46が形成されている。
また、内径側ステー62Bは、第5実施形態の外径側ステー62Aで説明したステー62が適用される。即ち、内径側ステー62Bは、雌ねじ56aを有する軸端部53が円柱状に形成され、剛性を確保できる。
本実施形態のころ軸受10の保持器40Hでは、内径側ステー62Bが、環状板41の内径側凹部43に嵌合して、固定手段(六角穴付ボルト等)80が環状板41の外径側から貫通孔46に挿入されて内径側ステー62Bの雌ねじ56aに螺合して組み付けられている。なお、環状板41の貫通孔46の入口側(図に示す実施形態では外径側)には、固定手段(六角穴付ボルト等)80の頭部を収納するための座ぐり49が形成されることが望ましい。
その他の構成及び作用については、第4実施形態のものと同様である。
なお、図20に示す変形例のように、内径側ステーを取り付けるための固定手段(六角穴付ボルト等)80を外径側から挿入する構成は、図14に示す第4実施形態の変形例にも適用可能である。したがって、該変形例の保持器40Iの内径側ステー63Bを構成するステー63も、図18で示したように、つば部57を有し、雌ねじ56aを有する軸端部53が円柱状に形成される。
(第7実施形態)
次に、第7実施形態のころ軸受について図21を参照して説明する。図21に示すように、本実施形態では、ころ35Aの転動面を構成する円筒部分の両側面に、ころ35Aの軸中心Lに形成された軸部である一対の支持軸37が、該円筒部分より小径で、軸方向に突出して一体形成されている。一方、保持器40Jでは、一対の環状板41,41に、支持軸37を回転自在に嵌合するための穴部であるころ支持穴48が形成されている。
したがって、本実施形態においても、複数のころ35Aは、支持軸37が環状板41のころ支持穴48に嵌合して、保持器40Jに回転自在に支持されているので、隣り合うころ35Aを、互いに接触することなく、近づけて配置することができる。また、本実施形態では、スタッドが不要となるため、製造コストを抑制することができる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。また、本実施形態の構成は、第2~第6実施形態のころ軸受にも適用可能である。
(第8実施形態)
次に、第8実施形態のころ軸受について図22を参照して説明する。なお、以後に説明する第8~10実施形態の図22~図24は、いずれも図4におけるY-Y断面に相当する要部拡大断面図である。
図22に示すように、本実施形態の保持器40Kでは、スタッド70は、第1実施形態と同様、環状板41の雌ねじ部45にスタッド70の胴部71に形成された雄ねじ部73を螺合した後、さらに胴部71が溶接により環状板41に固定されている。スタッド70と環状板41の固定は、溶接がさらに行われるのでより強固になる。ただし、後述する第9実施形態よりも溶接量は少ない。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
(第9実施形態)
次に、第9実施形態のころ軸受について図23を参照して説明する。
図23に示すように、本実施形態の保持器40Lでは、第1実施形態と同様に、スタッド70が大径の頭部72と小径の胴部71とを有する一方、胴部71が雄ねじ部73を有しない構成である。本実施形態のスタッド70は、胴部71が環状板41の軸方向内側面側からスタッド保持穴47に圧入され、固定手段である溶接により胴部71が環状板41に固定されている。スタッド70と環状板41は、溶接により強固に固定される。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
(第10実施形態)
次に、第10実施形態のころ軸受について図24を参照して説明する。
図24に示すように、本実施形態の保持器40Mでは、第9実施形態と同様に、スタッド70が大径の頭部72と小径の胴部71とを有する一方、胴部71が雄ねじ部73を有しない構成である。本実施形態のスタッド70は、胴部71が環状板41の雌ねじ部を有しないスタッド保持穴47に軸方向内面側から圧入され、スタッド70の中心軸と直交する方向から固定手段である固定ピン76が、スタッド70の穴77及び環状板41の穴78に挿入されることで、環状板41に固定されている。固定ピン76は、抜け止めのため、環状板41に溶接されている。ただし、この場合、第9実施形態よりも溶接量を少なくすることができる。
その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
なお、固定手段としては、固定ピン76の他に、止めネジなどであってもよい。また、止めネジのゆるみ止めには、ロックタイトなどの接着剤や溶接が使用されてもよい。
さらに、固定ピン76が挿通される穴77,78は、環状板41と胴部71を貫通して形成されてもよい。さらに、図24と異なり、固定ピン76を挿入する穴78をスタッド70に対して外径側に設け、固定ピン76を外径側から挿入するようにしてもよい。
尚、本発明は、前述した各実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良、等が可能である。
例えば、保持器の案内方式は、外輪案内方式、ころ案内方式、内輪案内方式のいずれであってもよい。ただし、内輪、外輪案内の場合は、環状板の内外径面が接するように、ボルト等の固定手段の出っ張り量に注意を払う必要がある。
また、内輪は、つば部やつば輪を有するつば付き内輪とすることもできる。さらに、つば、つば輪の位置(内輪側、外輪側)や数、及びつば輪の固定手段(ボルト等)の有無や数、ころの列数(単列、複列、3列、4列等)、ころの列の非対称(複列ころ軸受において、1列目のころと2列目のころの長さが異なる等)、外径側ステー、内径側ステーの配置間隔(ころの3本おきに外径側ステー、内径側ステーを設ける等)は、設計上自由に選択することができる。
さらに、外径側ステーと内径側ステーとは、互いの位相をずらして両方配置するようにしてもよい。例えば、図25に示すように、ころ数が偶数である場合には、外径側ステーと内径側ステーとが、隣り合うころ間に交互に配置されるようにしてもよい。この場合、上記実施形態のいずれのステーを適用してもよい。
以上の通り、本明細書には次の事項が開示されている。
(1) 内周面に外輪軌道面を有する外輪と、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動自在に配置される複数のころと、前記複数のころを回転自在に保持する保持器と、を備えるころ軸受であって、
前記保持器は、前記複数のころの軸方向両側に配置された一対の環状板と、前記一対の環状板を軸方向に連結する、外径側と内径側の少なくとも一方に配置された複数のステーと、を備え、
前記複数のころは、その両側面の軸中心に形成された軸部又は穴部が、前記一対の環状板に形成された穴部又は前記一対の環状板に取り付けられた軸部とそれぞれ嵌合することで、回転自在に支持され、
前記複数のステーは、固定手段によって前記一対の環状板にそれぞれ固定されることを特徴とするころ軸受。
この構成によれば、一対の環状板は、複数のステーで軸方向に連結されるので、剛性の高い保持器が得られる。また、複数のステーは、固定手段によって一対の環状板にそれぞれ固定されるので、ステーを溶接により環状板に組み付ける場合と比較して、組み付けが容易となる。
また、ころと環状板とは、いずれか一方の軸部といずれか他方の穴部が嵌合することによりころが回転自在に支持されるので、ころ数を増加することで、負荷容量が増大する。さらに、ころが保持器と共に一体に組み立てられているので、ころと保持器とを同時に取り出すことができ、メンテナンス時等での取扱い性が高い。
(2) 前記複数のステーの少なくとも一つは、軸方向両端部に、前記環状板の軸方向外側面に当接するつば部を有することを特徴とする(1)に記載のころ軸受。
この構成によれば、ステーのつば部が、環状板の軸方向外側面に当接するので、つば部が、ころと保持器を同時に軌道輪から取り出すときに、ころと保持器の自重による力を受けることができ、固定手段に作用する力を低減できる。
(3) 前記複数のステーは、外径側に配置された複数の外径側ステー及び内径側に配置された複数の内径側ステーの少なくとも一方を備え、
前記一対の環状板は、その外周面に形成され、前記複数の外径側ステーがそれぞれ組み込まれる複数の外径側凹部と、その内周面に形成され、前記複数の内径側ステーがそれぞれ組み込まれる内径側凹部の少なくとも一方を備えることを特徴とする(1)又は(2)に記載のころ軸受。
この構成によれば、複数のステーが、環状板の外周面に形成された外径側凹部、及び環状板の内周面に形成された内径側凹部に組み付けられるので、一対の環状板の互いの円周方向位相を合わせることができる。
(4) 前記外径側ステーは、前記環状板の外周面側又は内周面側から挿入される前記固定手段により前記外径側凹部に固定されることを特徴とする(3)に記載のころ軸受。
この構成によれば、外径側ステーと、環状板とを容易に固定することができ、組み付け性がよい。
(5) 前記内径側ステーは、前記環状板の外周面側又は内周面側から挿入される前記固定手段により前記内径側凹部に固定されることを特徴とする(3)又は(4)に記載のころ軸受。
この構成によれば、内径側ステーと、環状板とを容易に固定することができ、組み付け性がよい。
(6) 前記保持器は、前記環状板に設けられた前記軸部がスタッドによって構成され、該スタッドが前記ころに形成された前記穴部と嵌合して、前記ころを回転自在に支持するスタッド形保持器であることを特徴とする(1)~(5)のいずれかに記載のころ軸受。
この構成によれば、ころ同士、及びころと保持器が接触することがなく、それらが接触する軸受と比べて、保持器の損傷、破損の懸念が小さい。
10 ころ軸受
20 外輪
21 外輪軌道面
30 内輪
31 内輪軌道面
35,35A ころ
37 支持軸
40,40A~40M 保持器(スタッド形保持器)
41 環状板
42 外径側凹部
43 内径側凹部
48 ころ支持穴
51,61,62,63 ステー
51A,61A,62A,63A 外径側ステー
51B,61B,62B,63B 内径側ステー
57 つば部
70 スタッド
80 固定手段(六角穴付ボルト等)

Claims (3)

  1. 内周面に外輪軌道面を有する外輪と、外周面に内輪軌道面を有する内輪と、前記外輪軌道面と前記内輪軌道面との間に転動自在に配置される複数のころと、前記複数のころを回転自在に保持する保持器と、を備えるころ軸受であって、
    前記保持器は、前記複数のころの軸方向両側に配置された一対の環状板と、前記一対の環状板を軸方向に連結する、外径側と内径側に配置された複数のステーと、を備え、
    前記複数のころは、その両側面の軸中心に形成された軸部又は穴部が、前記一対の環状板に形成された穴部又は前記一対の環状板に取り付けられた軸部とそれぞれ嵌合することで、回転自在に支持され、
    前記複数のステーは、固定手段によって前記一対の環状板にそれぞれ固定され
    前記複数のステーは、外径側に配置された複数の外径側ステー及び内径側に配置された複数の内径側ステーを備え、
    前記一対の環状板は、その外周面に形成され、前記複数の外径側ステーがそれぞれ組み込まれる複数の外径側凹部と、その内周面に形成され、前記複数の内径側ステーがそれぞれ組み込まれる複数の内径側凹部と、円周方向同位相に位置している前記各外径側凹部と前記各内径側凹部に開口し、径方向に沿って形成されている複数の雌ねじと、を備え、
    前記外径側ステーは、前記環状板の外周面側から挿入される前記固定手段であるボルトにより前記外径側凹部に固定され、
    前記内径側ステーは、前記環状板の内周面側から挿入される前記固定手段であるボルトにより前記内径側凹部に固定され、
    前記雌ねじには、前記外径側ステーを固定する前記ボルトと前記内径側ステーを固定する前記ボルトとが螺合していることを特徴とするころ軸受。
  2. 前記複数のステーの少なくとも一つは、軸方向両端部に、前記環状板の軸方向外側面に当接するつば部を有することを特徴とする請求項1に記載のころ軸受。
  3. 前記保持器は、前記環状板に設けられた前記軸部がスタッドによって構成され、該スタッドが前記ころに形成された前記穴部と嵌合して、前記ころを回転自在に支持するスタッド形保持器であることを特徴とする請求項1または2に記載のころ軸受。
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