JP7267865B2 - 分析装置及び分析方法 - Google Patents
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Description
本明細書の記述は典型的な例示に過ぎず、本開示の特許請求の範囲又は適用例を如何なる意味に於いても限定するものではない。
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
<分析装置の構成例>
図1は、第1の実施形態に係る分析装置100を示す概略図である。図1に示すように、分析装置100は、電解質分析ユニット1、電位測定部2(測定部)、入力部3、制御部4、濃度算出部5、データベース6、表示部7及び波形解析部8(解析部)を備える。
図2は、測定誤差が生じている場合の電位変化V(t)を示すグラフである。図2のグラフは、それぞれ電位測定部2が出力する電位の時間的変化である電位変化V(t)を示し、横軸は時間t(秒)であり、縦軸は起電力EMF(V)である。図2に示すように、電位変化V(t)は、測定誤差の原因(誤差原因)に応じた電位波形を示し、勾配、周波数に明確な違いが確認できる。誤差原因としては、例えば流路中に混入した気泡、電解質分析ユニット1の振動、電気ノイズなどが挙げられる。発明者らが誤差原因と電位波形について検討したところ、電位変化V(t)に関連するパラメータを取得して解析することで、誤差原因を特定することが可能であることが見出された。なお、図2には図示していないが、異常が発生していない場合(測定誤差の原因が混入していない場合)の電位波形は、ある一定の起電力に維持された直線状となる。
ここで、まず、分析装置100を用いた参考例に係る分析方法について説明する。本分析方法は、実際には制御部4が電解質分析ユニット1、電位測定部2、濃度算出部5及び表示部7を制御することにより実施されるが、以下においては、これらの各構成を動作の主体として説明する。
そこで、本実施形態の分析方法においては、参考例の測定操作に加えて、電位測定部2での電位測定後に波形解析部8で電位波形を解析し、電位波形に関連するパラメータを取得することにより、誤差原因を特定する。
ステップS402及びS407における、内部標準液電位とサンプル電位の電位変化V(t)の回帰分析によるパラメータ取得の方法について、より具体的に説明する。
次に、図4のステップS402及びS407における、内部標準液電位とサンプル電位の電位変化V(t)の周波数に関連するパラメータの取得方法(周波数解析の方法)を説明する。
次に、図4のステップS403~S405及びS408~S410における、誤差原因の特定方法について説明する。誤差原因は、電位変化V(t)の標準偏差σ、最大値と最小値の差ΔV、平均値Vavg、回帰分析により得られたSlope、並びに周波数解析により得られた強度分布の中央値xn、強度In及び幅Wnなどのパラメータの相互関係と、それぞれのパラメータに設けられた異常閾値を用いて特定される。
以上のように、本実施形態の分析装置100は、電位変化V(t)に関するパラメータ、電位変化V(t)の周波数に関するパラメータを求め、各パラメータと異常閾値とを比較し、複数のパラメータ間の関係性と異常特定データを参照することで、測定誤差の原因を特定することができる。これにより、ユーザに対して測定誤差を引き起こす恐れのある箇所や改善方法を促すことができる。このことから、誤差原因となる箇所の特定に要する時間を低減でき、ユーザの作業負担を低減することができる。
第1の実施形態においては、電位変化V(t)に関するパラメータ、電位変化V(t)の周波数に関するパラメータを求め、各パラメータについての異常閾値と複数のパラメータ間の関係性とに基づいて異常の原因を特定する方法について説明した。
第2の実施形態の分析装置としては、第1の実施形態で説明した分析装置100と同様のものを使用できる。
図9は、第2の実施形態に係る分析方法を示すフローチャートである。図9において、図3及び4(第1の実施形態)に示したステップと同様のステップについては同じ参照番号が付されている。以下、図4のフローチャートとの相違点について詳細に説明する。
以上のように、本実施形態の分析装置100は、電位変化V(t)に関するパラメータ、電位変化V(t)の周波数に関するパラメータを取得して、データベース6に格納された予兆閾値と比較し、複数のパラメータ間の関係性や異常予兆データを参照して異常発生の予兆を検知する。これにより、異常が発生する前に、将来的に異常を引き起こす可能性のある原因箇所や外乱をユーザに報知することができる。メンテナンス時期を前もって計画できることから、突発的な分析装置100の停止を回避し、分析装置100の稼動率が低い時期に保守管理作業を実施することができる。したがって、測定スループットの向上に寄与することができる。
第1の実施形態において、測定誤差の原因として、流路への気泡の混入が挙げられることを説明した。そこで、第3の実施形態においては、故意に気泡を流路に混入させる機構を設け、気泡が流路に混入した場合の電位変化V(t)の勾配や周波数への影響度合いを評価する方法について説明する。
図10は、第3の実施形態に係る分析装置の一部の構成を示す概略図である。図10には、図1に示した電解質分析ユニット1の希釈槽110及びシッパーノズル107が示されている。図10に示すように、本実施形態の分析装置は、シッパーノズル107から分岐する流路1002と、流路1002の開閉を制御する電磁弁1004と、をさらに備える。流路1002の一端は大気開放されている。
本実施形態の分析方法においては、大きさや位置が設定された気泡を流路に混入させ、例えば第1の実施形態に記載のサンプル測定操作と組み合わせる。波形解析部8は、気泡を敢えて混入させた場合の電位変化V(t)の解析結果と、データベース6に格納されるデータとを比較する。これにより、気泡サイズ、気泡混入位置による電位変化V(t)の勾配や周波数への影響度合いを検証することが可能である。
以上のように、本実施形態の分析装置は、電解質分析ユニット1の流路に気泡を導入する構成を備え、気泡混入時の電位変化V(t)の勾配や周波数への影響度合いを試験し評価することができる。これにより、分析装置の状態を把握し異常が発生する前に分析装置の保守点検を実施し、突発的なダウンタイムを低減することができる。
第1の実施形態において、測定の誤差原因として、分析装置の振動が挙げられることを説明した。そこで、第4の実施形態においては、故意に分析装置100に振動を印加する機構を設け、振動が印加された場合の電位変化V(t)の勾配や周波数への影響度合いを評価するための構成及び分析方法について説明する。
図11は、第4の実施形態に係る分析装置の一部の構成を示す概略図である。図11に示すように、本実施形態の分析装置は、図1に示した電解質分析ユニット1のイオン選択性電極101、比較電極104及びピンチ弁105を収容する収容器1101、収容器1101を振動させる振動器1102をさらに備える。振動器1102は、3次元方向にそれぞれ0.01mm~3mmの振幅と10Hz~100Hzの周波数を任意に設定し、収容器1101を振動させる機能を有する。
本実施形態の分析方法においては、振幅、周波数及び振動方向が設定された振動を敢えて電解質分析ユニット1に印加し、例えば第1の実施形態に記載のサンプル測定操作と組み合わせる。波形解析部8は、振動を敢えて印加した場合の電位変化V(t)の解析結果と、データベース6に格納されるデータとを比較する。これにより、振動振幅と振動周波数の電位変化V(t)の勾配や周波数への影響度合いを検証することが可能である。
以上のように、本実施形態の分析装置は、電解質分析ユニット1に振動を印加する構成を備え、振動印加時の電位変化V(t)の勾配や周波数への影響度合いを試験し評価することができる。これにより、分析装置の状態を把握し異常が発生する前に分析装置の保守点検を実施し、突発的なダウンタイムを低減することができる。
第1の実施形態において、測定の誤差原因として、電気ノイズの発生が挙げられることを説明した。そこで、第5の実施形態においては、故意に分析装置100に電気ノイズを印加する機構を設け、電気ノイズがある場合の電位変化V(t)の勾配や周波数への影響度合いを評価するための構成及び分析方法について説明する。
図12は、第5の実施形態に係る分析装置の一部の構成を示す概略図である。図12に示すように、本実施形態の分析装置において、電解質分析ユニット1は、インピーダンス変換回路1201~1203、ADコンバータ1204、電磁シールド1205及び1206、電源装置1207、電圧発生装置1208をさらに備える。
本実施形態の分析方法においては、設置環境や電圧値、電流値が既知の(設定された)電気ノイズを敢えて電解質分析ユニット1に印加し、例えば第1の実施形態に記載のサンプル測定操作と組み合わせる。波形解析部8は、電気ノイズを敢えて印加した場合の電位変化V(t)の解析結果と、データベース6に格納されるデータとを比較する。これにより、接地環境や電気ノイズによる電位変化V(t)の勾配や周波数への影響度合いを試験することが可能である。
以上のように、本実施形態の分析装置は、電解質分析ユニット1に電気ノイズを印加する構成を備え、電気ノイズ印加時の電位変化V(t)の勾配や周波数への影響度合いを試験し評価することができる。これにより、分析装置の状態を把握し異常が発生する前に分析装置の保守点検を実施し、突発的なダウンタイムを低減することができる。
本開示は、上述した実施形態に限定されるものでなく、様々な変形例を含んでいる。例えば、上述した実施形態は、本開示を分かりやすく説明するために詳細に説明したものであり、必ずしも説明した全ての構成を備える必要はない。また、ある実施形態の一部を他の実施形態の構成に置き換えることができる。また、ある実施形態の構成に他の実施形態の構成を加えることもできる。また、各実施形態の構成の一部について、他の実施形態の構成の一部を追加、削除又は置換することもできる。
2・・・電位測定部
3・・・入力部
4・・・制御部
5・・・濃度算出部
6・・・データベース
7・・・表示部
8・・・波形解析部
101・・・イオン選択性電極
104・・・比較電極
105・・・ピンチ弁
106・・・真空吸引ノズル
107・・・シッパーノズル
108・・・希釈液供給ノズル
109・・・内部標準液供給ノズル
110・・・希釈槽
111・・・廃液タンク
112・・・真空ポンプ
121~127・・・電磁弁
131・・・内部標準液用シリンジポンプ
132・・・希釈液用シリンジポンプ
133・・・シッパーシリンジポンプ
141・・・内部標準液ボトル
151・・・希釈液ボトル
161・・・比較電極液ボトル
Claims (19)
- 試料中のイオン濃度を測定する分析装置であって、
前記イオン濃度に基づく電位を得るイオン選択性電極と、
参照液に基づく電位を得る参照電極と、
前記イオン選択性電極と前記参照電極との間の起電力を測定する測定部と、
所定の時間領域における前記起電力の電位変化についての解析を行う解析部と、
前記電位変化と前記分析装置の異常との関係を示す異常解析データを格納する記憶部と、を備え、
前記解析部は、
前記測定部により測定された前記起電力の前記電位変化についてのパラメータを、前記時間領域における前記電位変化の周波数の強度分布を解析することにより取得し、前記パラメータと、前記記憶部に格納された前記異常解析データとに基づいて、前記分析装置の異常を解析することを特徴とする分析装置。 - 前記解析部は、
前記時間領域における前記電位変化の回帰分析をさらに行うことにより、前記パラメータを取得することを特徴とする請求項1に記載の分析装置。 - 前記解析部は、
前記回帰分析により得られる前記電位変化の近似式の勾配を前記パラメータとして取得することを特徴とする請求項2に記載の分析装置。 - 分析装置を用いた分析方法であって、
前記分析装置は、
試料中のイオン濃度に基づく電位を得るイオン選択性電極と、
参照液に基づく電位を得る参照電極と、
前記イオン選択性電極と前記参照電極との間の起電力を測定する測定部と、
所定の時間領域における前記起電力の電位変化についての解析を行う解析部と、
前記電位変化と前記分析装置の異常との関係を示す異常解析データを格納する記憶部と、を備え、
前記異常解析データは、前記分析装置の異常の予兆を検知するための異常予兆データを含み、
前記測定部により、前記イオン選択性電極と前記参照電極との間の前記起電力を測定することと、
前記解析部により、前記時間領域における前記起電力の電位変化について、複数のパラメータを取得することと、
前記解析部により、前記複数のパラメータの組み合わせと、前記記憶部に格納された前記異常予兆データとに基づいて、前記分析装置の異常の予兆があるかを判定することと、を含む分析方法。 - 試料中のイオン濃度を測定する分析装置であって、
前記イオン濃度に基づく電位を得るイオン選択性電極と、
参照液に基づく電位を得る参照電極と、
前記イオン選択性電極と前記参照電極との間の起電力を測定する測定部と、
所定の時間領域における前記起電力の電位変化についての解析を行う解析部と、
前記電位変化と前記分析装置の異常との関係を示す異常解析データを格納する記憶部と、を備え、
前記異常解析データは、前記分析装置の異常の予兆を検知するための異常予兆データを含み、
前記解析部は、
前記測定部により測定された前記起電力の前記電位変化についての複数のパラメータを取得し、前記複数のパラメータの組み合わせと、前記記憶部に格納された前記異常予兆データとに基づいて、前記分析装置の異常の予兆があるかを判定することを特徴とする分析装置。 - 前記解析部は、
前記時間領域における前記電位変化の回帰分析により、前記複数のパラメータのうち少なくとも1つのパラメータを取得し、
前記記憶部には、前記回帰分析により取得される前記少なくとも1つのパラメータの異常閾値が格納され、
前記解析部は、
前記少なくとも1つのパラメータと、前記異常閾値とを比較することにより、前記分析装置の異常の原因を特定することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。 - 前記解析部は、
前記時間領域における前記電位変化の周波数を解析することにより、前記複数のパラメータのうち少なくとも1つのパラメータを取得し、
前記記憶部には、前記周波数を解析することにより取得される前記少なくとも1つのパラメータの異常閾値が格納され、
前記解析部は、
前記少なくとも1つのパラメータと、前記異常閾値とを比較することにより、前記分析装置の異常の原因を特定することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。 - 前記記憶部には、前記回帰分析により取得される前記少なくとも1つのパラメータの予兆閾値が格納され、
前記解析部は、
前記回帰分析により取得した前記少なくとも1つのパラメータと、前記記憶部に格納される前記予兆閾値とを比較することにより、前記分析装置の異常の予兆があるかを判定することを特徴とする請求項6に記載の分析装置。 - 前記記憶部には、前記周波数を解析することにより取得される前記少なくとも1つのパラメータの予兆閾値が格納され、
前記解析部は、
前記周波数を解析することにより取得した前記少なくとも1つのパラメータと、前記記憶部に格納される前記予兆閾値とを比較することにより、前記分析装置の異常の予兆があるかを判定することを特徴とする請求項7に記載の分析装置。 - 前記異常解析データは、前記分析装置の異常の原因を特定するための異常特定データを含み、
前記解析部は、
前記複数のパラメータの組み合わせと、前記異常特定データとに基づいて、前記分析装置の異常の原因を特定することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。 - 前記解析部は、
前記複数のパラメータをそれぞれ経時的に取得し、前記複数のパラメータの経時変化と、前記異常解析データとに基づいて、前記分析装置の異常の予兆があるかを判定することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。 - 前記測定部は、
前記時間領域において0.006秒以下の時間間隔で前記電位を測定することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。 - 前記イオン選択性電極に前記試料を供給する流路と、
前記流路に混入した気泡を検知する第1のセンサと、をさらに備え、
前記解析部は、
前記第1のセンサの出力値及び前記複数のパラメータと、前記記憶部に格納された前記異常解析データとに基づいて、前記分析装置の異常の原因を解析することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。 - 前記分析装置の振動を検知する第2のセンサをさらに備え、
前記解析部は、
前記第2のセンサの出力値及び前記複数のパラメータと、前記記憶部に格納された前記異常解析データとに基づいて、前記分析装置の異常の原因を解析することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。 - 対象物の表面電位を測定する第3のセンサをさらに備え、
前記解析部は、
前記第3のセンサの出力値及び前記複数のパラメータと、前記記憶部に格納された前記異常解析データとに基づいて、前記分析装置の異常の原因を解析することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。 - 前記イオン選択性電極に前記試料を供給する流路と、
前記流路に気泡を混入させる機構と、をさらに備え、
前記解析部は、
前記気泡が前記流路に混入された際に前記測定部により測定された起電力の電位変化について前記複数のパラメータを取得して、
前記気泡が前記流路に混入された際の前記複数のパラメータと、前記記憶部に格納された前記パラメータの異常閾値とを比較して、前記気泡の混入の前記電位変化に対する影響度合いを評価することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。 - 前記分析装置に振動を印加する機構をさらに備え、
前記解析部は、
前記振動が印加された際に前記測定部により測定された起電力の電位変化について前記パラメータを取得して、
前記振動が印加された際の前記複数のパラメータと、前記記憶部に格納された前記パラメータの異常閾値とを比較して、前記振動の前記電位変化に対する影響度合いを評価することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。 - 前記分析装置に電気ノイズを印加する機構をさらに備え、
前記解析部は、
前記電気ノイズが前記分析装置に印加された際に前記測定部により測定された起電力の電位変化について前記複数のパラメータを取得して、
前記電気ノイズが印加された際の前記複数のパラメータと、前記記憶部に格納された前記パラメータの異常閾値とを比較して、前記電気ノイズの前記電位変化に対する影響度合いを評価することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。 - 前記解析部は、
前記複数のパラメータをそれぞれ経時的に取得し、前記複数のパラメータの経時変化と、前記異常解析データとに基づいて、前記分析装置の異常の原因を特定することを特徴とする請求項5に記載の分析装置。
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