JP7267619B2 - ワイパアーム - Google Patents
ワイパアーム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7267619B2 JP7267619B2 JP2020204199A JP2020204199A JP7267619B2 JP 7267619 B2 JP7267619 B2 JP 7267619B2 JP 2020204199 A JP2020204199 A JP 2020204199A JP 2020204199 A JP2020204199 A JP 2020204199A JP 7267619 B2 JP7267619 B2 JP 7267619B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- guide pin
- arm head
- arm
- wiper arm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
上記課題を解決するワイパアームは、先端側にワイパブレードを取り付け可能なリテーナと、前記リテーナの基端側を回動可能に支持するアームヘッドと、前記リテーナを回動方向に付勢可能なコイルばねと、前記コイルばねに挿通された状態で基端側が前記アームヘッドに回動可能に支持されるとともに先端側が前記リテーナに支持され、且つ前記リテーナの回動に伴って回動されるガイドピンと、を備え、前記ガイドピンは、前記コイルばねに挿通される本体部と、前記本体部から前記本体部の延びる方向と交差する方向に突出し、前記アームヘッドに接触することによって前記ガイドピンの回動範囲を制限する突出部と、を備え、前記突出部は、前記本体部よりも剛性が低くなっていることを要旨とする。
この構成によれば、板材を所定の形状に切断した後、当該板材の一部を曲げて突出部を形成するだけでガイドピンを製造できる。したがって、ガイドピンを容易に製造することができる。
この構成によれば、突出部と本体部とが直角をなすため、突出部をアームヘッドに対して面接触させ易くすることができる。
図1に示すように、ワイパアーム11は、金属によって構成され、車両のワイパ装置に備えられる。ワイパアーム11は、略直線状に延びるリテーナ12と、リテーナ12の基端側を第1軸13を介して回動可能に支持するアームヘッド14とを備えている。アームヘッド14は、先端側にリテーナ12の基端側が連結され、基端側が車両側に設けられたピボット軸(図示略)に連結されている。リテーナ12の先端側には、車両のフロントガラスなどの払拭面Fを払拭するワイパブレード15が取り付け可能になっている。
図6~図8に示すように、ワイパアーム11を通常状態からロックバック状態にするべくリテーナ12をアームヘッド14に対して回動させると、リテーナ12と一緒にガイドピン22が回動される。すると、ガイドピン22の突出部26がアームヘッド14の延出部20の先端面20aに面接触し、ガイドピン22のそれ以上の回動が規制される。そして、この回動が規制された状態のガイドピン22によってリテーナ12のアームヘッド14に対するそれ以上の回動が規制される。
(1)ワイパアーム11は、先端側にワイパブレード15を取り付け可能なリテーナ12と、リテーナ12の基端側を回動可能に支持するアームヘッド14と、リテーナ12を回動方向に付勢可能なコイルばね27と、コイルばね27に挿通された状態で基端側がアームヘッド14に回動可能に支持されるとともに先端側がリテーナ12に支持され、且つリテーナ12の回動に伴って回動されるガイドピンとを備える。ガイドピン22は、コイルばね27に挿通される本体部25と、本体部25から本体部25の延びる方向と交差する方向に突出し、アームヘッド14に接触することによってガイドピン22の回動範囲を制限する突出部26とを備える。突出部26は、本体部25よりも剛性が低くなっている。
この構成によれば、板材を所定の形状に切断した後、当該板材の一部を曲げて突出部26を形成するだけでガイドピン22を製造できる。したがって、ガイドピン22を容易に製造することができる。
この構成によれば、突出部26と本体部25とが直角をなすため、突出部26をアームヘッド14に対して面接触させ易くすることができる。
上記実施形態は、以下のように変更して実施することができる。また、上記実施形態及び以下の変更例は、技術的に矛盾しない範囲で互いに組み合わせて実施することができる。
・ガイドピン22は、必ずしも板材によって形成する必要はない。
・ガイドピン22を構成する本体部25と突出部26とは、別体であってもよい。
・突出部26を本体部25よりも剛性の低い材料によって構成することによって、突出部26の剛性を本体部25の剛性よりも低くするように構成してもよい。このようにすれば、必ずしも突出部26の幅Bを本体部25の幅Aよりも狭くなるように設定する必要はない。すなわち、突出部26の幅Bを本体部25の幅Aと同じにしてもよいし、突出部26の幅Bを本体部25の幅Aよりも広くなるように設定してもよい。
12…リテーナ
13…第1軸
14…アームヘッド
15…ワイパブレード
16…側板
17…底板
18…第1軸孔
19…スリット
20…延出部
20a…先端面
21…第2軸孔
22…ガイドピン
23…挿通孔
24…第2軸
25…本体部
26…突出部
27…コイルばね
28…支持部
29…支持板
30…支持ピン
31…切欠凹部
32…段差部
A,B…幅
F…払拭面
Claims (3)
- 先端側にワイパブレードを取り付け可能なリテーナと、
前記リテーナの基端側を回動可能に支持するアームヘッドと、
前記リテーナを回動方向に付勢可能なコイルばねと、
前記コイルばねに挿通された状態で基端側が前記アームヘッドに回動可能に支持されるとともに先端側が前記リテーナに支持され、且つ前記リテーナの回動に伴って回動されるガイドピンと、
を備え、
前記ガイドピンは、
前記コイルばねに挿通される本体部と、
前記本体部から前記本体部の延びる方向と交差する方向に突出し、前記アームヘッドに接触することによって前記ガイドピンの回動範囲を制限する突出部と、
を備え、
前記突出部は、前記本体部よりも剛性が低くなっていることを特徴とするワイパアーム。 - 前記ガイドピンは、板材によって形成され、
前記突出部は、前記板材の一部を曲げることによって形成されていることを特徴とする請求項1に記載のワイパアーム。 - 前記突出部は、前記本体部の厚さ方向に突出していることを特徴とする請求項2に記載のワイパアーム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020204199A JP7267619B2 (ja) | 2020-12-09 | 2020-12-09 | ワイパアーム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2020204199A JP7267619B2 (ja) | 2020-12-09 | 2020-12-09 | ワイパアーム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2022091387A JP2022091387A (ja) | 2022-06-21 |
JP7267619B2 true JP7267619B2 (ja) | 2023-05-02 |
Family
ID=82067213
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020204199A Active JP7267619B2 (ja) | 2020-12-09 | 2020-12-09 | ワイパアーム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7267619B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022359A (ja) | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Nippon Wiper Blade Co Ltd | ワイパーアーム用ストッパ部材及びワイパーアーム |
JP2008080862A (ja) | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Nippon Wiper Blade Co Ltd | ワイパーアーム |
JP2014019383A (ja) | 2012-07-23 | 2014-02-03 | Mitsuba Corp | ワイパアーム |
US20140182077A1 (en) | 2012-12-28 | 2014-07-03 | Dongyang Mechatronics Corp. | Wiper Arm Apparatus Having Improved Lock-Back Structure |
JP2020147121A (ja) | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 株式会社デンソーワイパシステムズ | ワイパーアーム |
-
2020
- 2020-12-09 JP JP2020204199A patent/JP7267619B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007022359A (ja) | 2005-07-19 | 2007-02-01 | Nippon Wiper Blade Co Ltd | ワイパーアーム用ストッパ部材及びワイパーアーム |
JP2008080862A (ja) | 2006-09-26 | 2008-04-10 | Nippon Wiper Blade Co Ltd | ワイパーアーム |
JP2014019383A (ja) | 2012-07-23 | 2014-02-03 | Mitsuba Corp | ワイパアーム |
US20140182077A1 (en) | 2012-12-28 | 2014-07-03 | Dongyang Mechatronics Corp. | Wiper Arm Apparatus Having Improved Lock-Back Structure |
JP2020147121A (ja) | 2019-03-12 | 2020-09-17 | 株式会社デンソーワイパシステムズ | ワイパーアーム |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2022091387A (ja) | 2022-06-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4436393B2 (ja) | ワイパー装置 | |
US6905343B1 (en) | Interposer assembly | |
JP6293441B2 (ja) | ワイパブレード及びワイパ | |
US20090151110A1 (en) | Adaptor Assemblies for Connecting Wiper Blades to Wiper Arms | |
JP2015005504A (ja) | コネクタ | |
JP6488939B2 (ja) | 車両用シートスライド装置 | |
JP4659635B2 (ja) | ワイパブレード | |
JP7267619B2 (ja) | ワイパアーム | |
JP2017016807A (ja) | マイクロスイッチ | |
JP6177979B2 (ja) | ワイパブレード及びワイパ | |
JP6081116B2 (ja) | 車両用ワイパ | |
JP5026379B2 (ja) | スイッチ装置 | |
JP2013254604A (ja) | フラットケーブルコネクタ | |
KR101757850B1 (ko) | 커넥터와 지지 부재의 결합구조가 개선된 차량용 플랫 블레이드 장치 | |
JP2016157537A (ja) | スイッチ | |
JP4153445B2 (ja) | ワイパブレード | |
JP2007118621A (ja) | ワイパ装置 | |
JP6414483B2 (ja) | スイッチ | |
JP5000961B2 (ja) | ワイパーアーム | |
WO2022102707A1 (ja) | マイクロスイッチ | |
JP2007237855A (ja) | ワイパブレード | |
JP6013174B2 (ja) | ワイパブレード及びワイパ | |
JP7040359B2 (ja) | ワイパブレード及び車両用ワイパ | |
JP3295049B2 (ja) | キースイッチ | |
JP2005297940A (ja) | ワイパブレード |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220722 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20230323 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230328 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230413 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7267619 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |