JP7266359B2 - 低温液貯留用タンク - Google Patents

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Description

本発明は、液化天然ガス等の低温液を貯留する低温液貯留用タンクに関する。
従来から、液化天然ガス等の低温液を貯留する低温液貯留用タンクが知られている。例えば、特許文献1には、円筒状のプレストレス・コンクリート(以下、「PC」)防液堤と、該PC防液堤の内方に設けられた外槽と、該外槽の内方に設けられた、低温液が貯留される内槽とを備えた低温液貯留用タンクが開示されている。
PC防液堤は、内槽内に貯留された低温液が漏出した場合に備えて、内槽内の貯留液全量を収容できるように設計されている。外槽は、PC防液堤の内周面に付設された円筒状の外槽側板と、PC防液堤の上端部に周縁部が支持された球面状の外槽屋根板を有している。内槽は、外槽側板の内方に立設された円筒状の内槽側板、外槽屋根板の下方に設けられた球面状の内槽屋根板、及び内槽側板の上端部と内槽屋根板の周縁部とをつなげるナックルプレートを有している。
特開2015-96758号公報
ところで、このような低温液貯留用タンクでは、最大貯液量ができる限り増大するように設計されることが望まれるが、低温液貯留用タンクの高さは、容易に高くできないのが現状である。例えば、屋根上配管を含めたタンク全体の高さが所定の高さ(例えば60m)を超えた場合、タンクの存在を飛行中の航空機に示すために防爆構造を備えた航空障害灯をタンクに設置する必要が生じ現実的ではない。このため、タンク全体の高さは、航空障害灯を設置せずにすむ高さに抑えたいという要望がある。
そこで、本発明は、タンク全体の高さを抑えつつ最大貯液量を増大するように設計された低温液貯留用タンクを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る低温液貯留用タンクは、筒状の外槽側板及び外槽屋根板を有する外槽と、前記外槽側板の内方に立設された筒状の内槽側板、前記外槽屋根板の下方に設けられた内槽屋根板、及び前記内槽側板の上端部と前記内槽屋根板の周縁部とをつなげるナックルプレートを有する内槽と、前記内槽内で低温液が蒸発したボイルオフガス(以下、「BOG」)を前記内槽屋根板の中央に配置された吸込口から吸い込み、前記内槽の外部に排出するBOG配管であって、前記内槽内を前記吸込口から前記内槽屋根板に沿って径方向外向きに延び、前記ナックルプレートの前記上端部より上方の位置で前記内槽屋根板及び前記外槽屋根板を貫通するBOG配管と、を備え、前記BOG配管は、前記吸込口を有する配管入口部と、前記配管入口部から前記内槽屋根板に沿って径方向外向きに延びる延伸部と、前記延伸部の端から一旦下方に延び、折り返されて上方に延びるU字湾曲部とを含む。
上記の構成によれば、内槽屋根板の中央に吸込口が配置されるため、温度の高い内槽内のBOGをBOG配管を通じて低温液貯留用タンクから排出できる。また、BOG配管が、内槽内を吸込口から内槽屋根板に沿って径方向外向きに延びているため、BOG配管を、外槽屋根板における頂部よりも下方の位置で外槽屋根板を貫通させることができる。このため、外槽屋根板の頂部よりも下方にBOG配管を配置できる。
ところで、従来のタンクでは、BOG配管が外槽屋根板の頂部を貫通するよう配置されるのが一般的である。このようなタンクでは、BOG配管を含むタンク全体の高さが、外槽屋根板の頂部に対して、BOG配管のうち外槽屋根板の頂部から上方に突き出た分の長さだけ高くなる。このような従来のタンクに対して、上記の構成によれば、BOG配管を外槽屋根板の頂部よりも下方に配置できるため、タンク全体の高さを抑えつつ最大貯液量を増大することができる。
また、例えば内槽屋根板とBOG配管が互いに異なる材料で製造される場合、内槽に低温液が貯留されると、内槽屋根板とBOG配管との間で熱収縮の差が発生する。しかし、上記の構成によれば、BOG配管が、延伸部の端から一旦下方に延び、折り返されて上方に延びるU字湾曲部を含むため、内槽屋根板とBOG配管との間で発生する熱収縮の差をU字湾曲部において吸収することができる。
また、上記の低温液貯留用タンクにおいて、前記U字湾曲部の下部には、BOGがBOG配管内で再液化した液を外部に排出するための孔が形成されてもよい。この構成によれば、ボイルオフガスがBOG配管内で再液化した液をBOG配管から確実に排出させることができる。
また、上記の低温液貯留用タンクにおいて、前記U字湾曲部の最下部は、前記内槽の内部空間に貯留される低温液の設計液面よりも上側にあってもよい。この構成によれば、内槽に貯留された低温液が、前記孔を通ってU字湾曲部内に侵入するのを防ぐことができる。
また、上記の低温液貯留用タンクにおいて、前記配管入口部は、前記延伸部における前記内槽屋根板の中央側の端部から前記吸込口まで鉛直下方に延びてもよい。タンク建設後に、タンクの内槽内の空気を窒素に置換するために、BOG配管の吸込口から内槽に窒素を送り込むエアパージを行うことがある。上記の構成によれば、配管入口部が延伸部における内槽屋根板の中央側の端部から吸込口まで鉛直下方に延びているため、エアパージを行う際に、窒素を下方に向かって放出して、内槽内をできるだけ拡散させないよう上方から下方へ空気を押しやることができる。
また、上記の低温液貯留用タンクは、前記内槽屋根板の中央に配置され、前記内槽内で低温液を噴霧するクールダウンリングを更に備え、前記吸込口は、前記クールダウンリングより下方に位置してもよい。この構成によれば、エアパージを行う際に、クールダウンリングより下方においてBOG配管の吸込口から窒素を放出するため、放出した窒素がクールダウンリングにぶつかって拡散するのを抑制することができる。
本発明によれば、タンク全体の高さを抑えつつ最大貯液量を増大するように設計された低温液貯留用タンクを提供することができる。
一実施形態に係る低温液貯留用タンクの概略断面図である。 図1に示す低温液貯留用タンクの一部を拡大した図である。
以下、本発明の一実施形態に係る低温液貯留用タンクについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、一実施形態に係る低温液貯留用タンク1の概略断面図である。低温液貯留用タンク1は、液化天然ガス等の低温液が貯留されるタンクである。低温液貯留用タンク1は、円筒状のPC防液堤2と、該PC防液堤2の内方に設けられた外槽3と、該外槽3の内方に設けられた、低温液が貯留される内槽4とを備えている。PC防液堤2、外槽3、及び内槽4は、鉄筋コンクリート製の基礎版5上に設置されている。但し、基礎版15はPC製であってもよい。
外槽3は、外槽底板31、外槽側板32及び外槽屋根板33を有している。外槽3は、外槽底板31、外槽側板32及び外槽屋根板33により、気密構造をなしている。外槽底板31は、基礎版5上に敷設されている。外槽側板32は、円筒状であり、外槽底板31の周縁部から立ち上がるように設けられている。外槽側板32は、それを取り囲むように設けられた円筒状のPC防液堤2の内周面に付設されている。外槽屋根板33は、下方に開口した略部分球面形状であり、外槽屋根板33の周縁部は、PC防液堤2の上端部21に固定されている。
内槽4は、内槽底板41、内槽側板42、内槽屋根板43及びナックルプレート44を有している。内槽4は、内槽底板41、内槽側板42、内槽屋根板43及びナックルプレート44により、液密及び気密構造をなしており、その内部に低温液が貯留される。内槽底板41は、外槽底板31上に保冷材61を介して設けられている。内槽側板42は、円筒状であり、外槽側板32の内方に所定隙間を隔てて立設されている。内槽側板42と外槽側板32の間には、保冷材62が充填されている。内槽屋根板43は、下方に開口した略部分球面形状であり、外槽屋根板33の下方に所定隙間を隔てて設けられている。内槽屋根板43と外槽屋根板33の間には、保冷材63が充填されている。
ナックルプレート44は、内槽側板42の上端部と内槽屋根板43の周縁部とをつなげている。より詳しくは、内槽側板42の上端部がナックルプレート44の下端部に接続されており、ナックルプレート44の上端部が内槽屋根板43の周縁部に接続されている。
また、低温液貯留用タンク1は、外部から内槽4に低温液を導く受入配管8を備えている。受入配管8は、外部から導いた低温液を、内槽4の内部空間の液相底部に放出する。本実施形態では、受入配管8は、低温液貯留用タンク1に1つ備えられているが、複数の受入配管8が低温液貯留用タンク1に備えられていてもよい。
外槽屋根板33には、受入配管8が貫通する外貫通孔33bが設けられている。また、内槽屋根板43には、受入配管8が貫通する内貫通孔43bが設けられている。外貫通孔33bと内貫通孔43bは、鉛直方向に並ぶように配置されている。外貫通孔33b及び内貫通孔43bは、低温液貯留用タンク1を平面視したときに、低温液貯留用タンク1の中心から互いに等しい距離にあるように配置されている。
受入配管8は、外槽屋根板33の上方から、外貫通孔33bと内貫通孔43bを貫通して下方に延び、その端部には放出口81が設けられている。受入配管8は、外貫通孔33bにて伸縮管を介して外槽屋根板33に支持されている。受入配管8は、内貫通孔43bにて内槽屋根板43に溶接されており、内槽側板42の内周面に固定された支持部材82により支持されている。
また、低温液貯留用タンク1は、内槽4内で発生したボイルオフガスを外部に排出するBOG配管9を備えている。BOG配管9は、内槽屋根板43の中央に配置された吸込口91を有しており、当該吸込口91から内槽4内のBOGが吸い込まれる。ここで、「内槽屋根板の中央」とは、内槽4を平面視したときの内槽4(内槽側板42)の半径の半分よりも内側を示す。
外槽屋根板33及び内槽屋根板43には、それぞれ、BOG配管9が貫通する外貫通孔33c及び内貫通孔43cが鉛直方向に並ぶように設けられている。外貫通孔33c及び内貫通孔43cは、ナックルプレート44の上端部44aより上方に位置している。BOG配管9は、内槽4内を吸込口91から内槽屋根板43に沿って内槽4の径方向外向きに延び、内槽屋根板43及び外槽屋根板33を貫通している。BOG配管9は、外貫通孔33cにて伸縮管を介して外槽屋根板33に支持されている。また、BOG配管9は、内貫通孔43cにて内槽屋根板43に溶接されており、内槽屋根板43の下面に固定された複数の支持部材96により支持されている。
BOG配管9は、内槽4内に、吸込口91を有する配管入口部92と、配管入口部92から内槽4の径方向外向きに延びる延伸部93と、延伸部93における吸込口91とは反対側の端部から一旦下方に延び、折り返されて内貫通孔43cに向かって上方に延びるU字湾曲部94とを有する。配管入口部92は、延伸部93における内槽屋根板43の中央側の端部から吸込口91まで鉛直下方に延びる。延伸部93は、必ずしも内槽4の径方向と平行である必要はなく、全体的に見て径方向外向きに延びていればいかなる態様であってもよい。例えば、延伸部93は、平面視して直線状であってもよいし、曲線状の部分を含んでいてもよい。
内槽屋根板43とBOG配管9は、例えば、内槽屋根板43が9%Ni鋼で製造され、この内槽屋根板43に固定されるBOG配管9がSUS材で製造されるなど、互いに異なる材料で製造される場合がある。このような場合、内槽4に低温液が貯留されると、内槽屋根板43とBOG配管9との間で熱収縮の差が発生する。U字湾曲部94は、その両端部が近づいて、この熱収縮の差を吸収する。
U字湾曲部94の下部には、BOGがBOG配管9内で再液化した液を外部に排出するための孔95が形成されている。延伸部93やU字湾曲部94内でBOGが再液化した液は、U字湾曲部94の下部へと流れ、孔95から排出され、内槽4に貯留された低温液に戻される。
また、U字湾曲部94の最下部は、ナックルプレート44の上端部44aより上側にある。但し、U字湾曲部94の最下部は、少なくとも内槽4に貯留される低温液の設計液面Lより上側にあればよい。ここで、設計液面Lは、内槽4に低温液を貯留することが許容されている最高液面である。なお、本実施形態では、設計液面Lは、ナックルプレート44の下端部44bの位置に設定されているが、これに限らず、設計液面Lはナックルプレート44の下端部44bよりも下方の位置に設定されていてもよい。U字湾曲部94の最下部が設計液面Lより上側にあることにより、U字湾曲部94に形成された孔95を内槽4内の低温液の液面よりも確実に上方に位置付けることができる。このため、内槽4に貯留された低温液が、孔95を通ってU字湾曲部94内に侵入するのを防ぐことができる。
図2は、図1に示す低温液貯留用タンク1の内槽屋根板43の中央付近を拡大した図である。低温液貯留用タンク1は、内槽屋根板43の中央に配置されたクールダウンリング7を更に備えている。クールダウンリング7は、内槽4内で低温液を噴霧して、内槽4を冷却する。なお、簡略化のため、図1及び図2では、クールダウンリング7に低温液を送る配管や、当該配管やクールダウンリング7を内槽屋根板43に固定する部材は省略している。図2に示すように、クールダウンリング7は、BOG配管9の吸込口91より上方に位置している。
ところで、本実施形態の低温液貯留用タンク1は、建設後に内槽4内の空気を窒素に置換するために、BOG配管9の吸込口91から内槽4に窒素を送り込むエアパージを行う。このエアパージでは、内槽4内の上部に位置する吸込口91から窒素を内槽4内に供給して、ピストンフローとなるよう内槽4内の空気を下方に押しやり、内槽4内の下部に位置する放出口81から空気を内槽4外へ排出する。このため、効率よく空気を排出するためには、エアパージの際、内槽4内に供給される窒素が拡散しないことが望ましい。
本実施形態では、配管入口部92が延伸部93における内槽屋根板43の中央側の端部から吸込口91まで鉛直下方に延びているため、エアパージを行う際に、窒素を下方に向かって放出して、内槽4内をできるだけ拡散させないよう上方から下方へ空気を追い出すことができる。また、本実施形態では、吸込口91は、クールダウンリング7より下方に位置するため、エアパージを行う際に、放出した窒素がクールダウンリング7にぶつかって拡散するのを抑制することができる。
以上に説明したように、本実施形態の低温液貯留用タンク1は、内槽屋根板43の中央に吸込口91が配置されるため、温度の高い内槽内のBOGをBOG配管9を通じて低温液貯留用タンク1から排出できる。また、BOG配管9が、内槽4内を吸込口91から内槽屋根板43に沿って径方向外向きに延びているため、BOG配管9を、外槽屋根板33における頂部33aよりも下方の位置で外槽屋根板33を貫通させることができる。このため、外槽屋根板33の頂部33aよりも下方にBOG配管9を配置できる。
ところで、従来のタンクでは、BOG配管が外槽屋根板の頂部を貫通するよう配置されるのが一般的である。このようなタンクでは、BOG配管を含むタンク全体の高さが、外槽屋根板の頂部に対して、BOG配管のうち外槽屋根板の頂部から上方に突き出た分の長さだけ高くなる。このような従来のタンクに対して、本実施形態では、上述のとおり、BOG配管9を外槽屋根板33の頂部33aよりも下方に配置できるため、タンク全体の高さを抑えつつ最大貯液量を増大することができる。
本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、U字湾曲部94の下部に孔95が形成されていなくてもよい。また、配管入口部92は鉛直方向に対して斜めに延びていてもよいし、水平方向に延びていてもよい。また、クールダウンリング7は、吸込口91より下方に位置してもよい。
1 低温液貯留用タンク
2 PC防液堤
3 外槽
32 外槽側板
33 外槽屋根板
4 内槽
42 内槽側板
43 内槽屋根板
44 ナックルプレート
7 クールダウンリング
8 受入配管
81 放出口
9 BOG配管
91 吸込口
92 配管入口部
93 延伸部
94 U字湾曲部
95 孔

Claims (5)

  1. 筒状の外槽側板及び外槽屋根板を有する外槽と、
    前記外槽側板の内方に立設された筒状の内槽側板、前記外槽屋根板の下方に設けられた内槽屋根板、及び前記内槽側板の上端部と前記内槽屋根板の周縁部とをつなげるナックルプレートを有する内槽と、
    前記内槽屋根板とは異なる材料で製造された、前記内槽内で低温液が蒸発したボイルオフガス(以下、「BOG」)を前記内槽屋根板の中央に配置された吸込口から吸い込み、前記内槽の外部に排出するBOG配管であって、前記内槽内を前記吸込口から前記内槽屋根板に沿って径方向外向きに延び、前記ナックルプレートの上端部より上方の位置で前記内槽屋根板及び前記外槽屋根板を貫通するBOG配管と、を備え、
    前記BOG配管は、
    前記吸込口を有する配管入口部と、
    前記内槽屋根板に支持部材により接続された側面視して径方向外向きに直線状に延びる部分を有し、前記配管入口部から前記内槽屋根板に沿って径方向外向きに延びる延伸部と、
    前記延伸部における直線状に延びる前記部分の端から、一旦下方に延び、折り返されて上方に延び、前記BOG配管と前記内槽屋根板との間で発生する熱収縮の差を吸収するU字湾曲部とを含む、低温液貯留用タンク。
  2. 前記U字湾曲部の下部には、BOGがBOG配管内で再液化した液を外部に排出するための孔が形成されている、請求項1に記載の低温液貯留用タンク。
  3. 前記U字湾曲部の最下部は、前記内槽の内部空間に貯留される低温液の設計液面よりも上側にある、請求項2に記載の低温液貯留用タンク。
  4. 前記配管入口部は、前記延伸部における前記内槽屋根板の中央側の端部から前記吸込口まで鉛直下方に延びる、請求項1~3のいずれか1項に記載の低温液貯留用タンク。
  5. 前記内槽屋根板の中央に配置され、前記内槽内で低温液を噴霧するクールダウンリングを更に備え、
    前記吸込口は、前記クールダウンリングより下方に位置する、請求項1~4のいずれか1項に記載の低温液貯留用タンク。
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