JP7266332B1 - タイマ装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】タイマ装置を介して雑菌やウイルス、汚れなどがユーザの手に付着してしまうおそれが少ないタイマ装置を提供する。【解決手段】本発明のタイマ装置は、手をかざす位置を示す手かざしマーク103と、前記手かざしマーク103に対して手がかざされたことを検出する非接触検出手段と、前記手かざしマークに対して手をかざした時間の長短に応じて設定時間の入力が行われるよう制御する制御手段とを有し、前記設定時間の入力後に、前記手かざしマーク103に対して手をかざすことにより前記設定時間のダウンカウントを開始する。【選択図】図1

Description

本発明は、時間を計測し、ユーザが設定した任意の時間が経過したことを報知するタイマ装置に関する。
タイマ装置はキッチンにおける調理時間や、勉強時の学習時間の管理など、様々な用途で使用されており、近年では感染症対策の観点から、効果的な手洗い時間の目安をお知らせするための手洗い用タイマ装置なども注目されている。しかし、調理中や手洗い後にタイマ装置に触れてタイマ装置を操作するとなると、せっかく清潔にした手に、タイマ装置に付着している雑菌やウイルス、汚れなどが移ってしまうこととなってしまう。また、複数の人が一つのタイマ装置を使用する場合には、タイマ装置を介して感染症などが拡大してしまう懸念もある。
そこで、従来より、外殻ケースの前面部にかざされた手の存在を非接触で検出する近接スイッチと、当該スイッチで手の存在が検出されたときにタイマ装置の計時を開始させる制御装置と、が設けられていることを特徴とする手洗い用タイマ装置が提案されている(特許文献1参照)。また、タイムアップ時の報知器の音を、手をかざすだけで停止させることについても提案されている(特許文献1段落0030参照)。
実用新案登録第3156354号公報
上記特許文献1に開示された手洗い用タイマ装置によれば、ユーザは非接触でタイマ装置の計時を開始することができ、タイムアップの報知音も非接触で止めることができる。したがって、予め手洗い時間を設定しておけば、ユーザは手洗い時にタイマ装置に直接触れることなくタイマ装置を操作することができる。
しかしながら、計測時間を予め設定していない場合や、計測時間を変更したい場合、ユーザはタイマ装置に直接触って操作する必要があった。したがって、複数のユーザによってそれぞれ設定したい計測時間が異なっていたり、その時々によって異なる計測時間を設定したりするというときには、タイマ装置を介して手に雑菌やウイルス、汚れなどが手に付着してしまうおそれがあった。
また、調理中にタイマ装置を使用する場合、調理の種類によって計測したい時間が変わる。そのため、タイマ装置の設定時間をその時々によって変更する必要が出てくるが、調理中は油や水、食材などが手に付着していることが多く、そのままタイマ装置に直接触って操作するとなると、タイマ装置が汚れてしまったり、故障してしまったりするおそれがあった。
本発明は、このような従来技術の実情に鑑みてなされたもので、その目的は、衛生的で故障の少ないタイマ装置を提供することにある。
上記の目的を達成するための一形態として、本発明のタイマ装置は、特定位置を示す特定マークと、前記特定マークに対して被検出体がかざされたことを検出する非接触検出手段と、前記被検出体が検出された時間の長さに応じて設定時間の入力が行われるよう制御する制御手段と、前記設定時間の入力後に、前記特定マークに対して前記被検出体をかざすことにより前記設定時間のダウンカウントを開始するタイマ手段と、前記設定時間の残り時間を表示する表示手段と、前記設定時間の計測が終了したことを報知する報知手段と、を備え、前記制御手段は、前記設定時間の入力後に、第1所定時間未満の時間前記被検出体が検出されたことにより前記設定時間のダウンカウントを開始し、第2所定時間以上の時間前記被検出体が検出されたことにより一度入力した前記設定時間をリセットするよう制御し、前記第1所定時間は前記第2所定時間以下であることを特徴とする。
本発明によれば、衛生的で故障の少ないタイマ装置を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係るタイマ装置の正面図である。 本発明の第1実施形態に係るタイマ装置の裏面図である。 本発明の第1実施形態に係るタイマ装置の斜視図である。 本発明の第1実施形態に係るタイマ装置の電気的構成を示すブロック図である。 本発明の第1実施形態に係るタイマ装置の制御処理を示すフローチャートである。 本発明の第1実施形態に係るタイマ装置の設定時間入力説明図である。 本発明の第1実施形態に係るタイマ装置の動作状態遷移図である。 本発明の第2実施形態に係るタイマ装置の正面図である。 本発明の第2実施形態に係るタイマ装置の裏面図である。
以下、発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の第1実施形態に係るタイマ装置1の正面図、図2は本発明の第1実施形態に係るタイマ装置1の裏面図、図3は本発明の第1実施形態に係るタイマ装置1の斜視図である。
本実施形態に係るタイマ装置1は、非接触操作で計測時間を設定し、計測開始することができる電子機器である。図1~図3に示すように、このタイマ装置1は、装置の外殻を構成する本体ケース101を備えており、この本体ケース101に収納された電池を電源として後述の各手段が動作される。
本体ケース101は、前後に2分割可能なプラスチック製の筐体であり、その外観は正面視略隅丸正方形の直方体形状となっている。本体ケース101の前面には、LCDや有機EL等からなる表示装置102と、ユーザが手Hをかざす位置を示す手かざしマーク103と、LED115からなる報知ランプ104と、警告音を外部に放出するための複数の透孔105とが設けられている。
手かざしマーク103は、被検出体(ユーザの手Hなど)がかざされるべき位置を特定するための特定マークの一例である。手かざしマーク103と同じ位置には、手かざしマーク103に対する手かざしを検出するための近接スイッチ110が埋め込まれている。
近接スイッチ110は、その検出面が本体ケース101の前面に配置され、本体ケース101の前面から直角方向へ約4~6cmの位置に被検出体(ユーザの手Hなど)があるかどうかを検出するように動作距離が調整されており、非接触検出手段として機能する。
近接スイッチ110が検出する手かざしは、手の平側を手かざしマーク103に近づけるような手かざしに加えて、手の甲側を手かざしマーク103に近づけるような手かざしも含む。また、握りこぶしを手かざしマーク103に近づけるような場合や、手Hにお玉などの調理用具やペンなどの筆記用具を持ちながら手の甲側を手かざしマーク103に近づけるような場合も、近接スイッチ110は手かざしとして検出することができる。
近接スイッチ110は、投光器および受光器が一体であり、投光器が赤外線などの光を照射し受光器が該光を照射された物体からの反射光を受光する、反射型光電センサであることが望ましい。
このような反射型光電センサを近接スイッチ110として採用すると、近接スイッチ110による手かざしの検出がより安定し、後述する時間設定の際の手かざしの操作や長い手かざしの操作をより安定して行うことができるようになる。
また、ユーザの手Hのみならず肘や二の腕などを手かざしマーク103に近づけたり、手袋をした状態の手Hを手かざしマーク103に近づけたりすることによっても手かざし操作が可能となる。更に、お玉などの調理器具やペンなどの筆記用具等、ユーザの身体の一部ではないものを手かざしマーク103に近づけることによっても手かざし操作が可能となる。
図2に示すように、本体ケース101の裏面には、電池収納部の開口を閉じる電池蓋106と、タイマ装置1を冷蔵庫等に固定可能とする一対のマグネット107と、タイマ装置1を図3のように立て掛けて置くためのスタンド108とが設けられている。
図4は、タイマ装置1の電気的構成を示すブロック図である。図4に示すように、タイマ装置1は、近接スイッチ110による計測する時間の設定や計測開始の入力を行う入力部109と、ダウンカウント等の処理を行うタイマ部111と、設定時間の残り時間等を表示装置102に表示する表示部112と、設定時間の計測が終了したこと等を報知する報知部113と、入力部109からの入力等に従いタイマ部111や表示部112、報知部113を制御する制御部116とを備えている。
入力部109は、ユーザによる手かざしマーク103に対する手かざしの検出を行う近接スイッチ110を有している。
表示部112は、表示手段として機能し、入力部109で手動入力された設定時間を表示装置102に表示する。
タイマ部111は、タイマ手段として機能し、入力部109から設定時間が入力された後、後述する短い手かざしを近接スイッチ110が検出した時点で設定時間のダウンカウントを開始する。制御部116は、ダウンカウントした設定時間の残り時間を表示部112に出力し、刻々と減っていく残り時間を表示装置102に表示する。
報知部113は、報知手段として機能し、報知形態を異にするブザー114とLED115とを有している。ブザー114は、単一の圧電振動版や電磁回路を駆動源として警告音を発生する発音部品であり、ブザー114から発せられた警告音は、本体ケース101の前面に設けられた複数の透孔105を通って外部に放出されるようになっている。
なお、ブザー114は単一の周波数を印加することで「ピ」という単調音を発生するタイプのブザー(圧電ブザー)である。LED115は、半導体発光素子であり、前述した報知ランプ104の光源として使用されている。
制御部116は、制御手段として機能し、入力部109からの入力やタイマ部111からの入力に従い、設定時間を表示部112の表示装置102に表示し、タイマ部111の設定時間のダウンカウントを開始させたり一時停止させたり、またタイマ部111に入力された設定時間をリセットする。
次に、本実施形態に係るタイマの制御処理動作について、図5のフローチャートを参照して説明する。
まず、時間が未設定であることの表示として、表示部112の表示装置102に「00:00」の表示がされる(S1)。この状態は時間未設定状態T1であり、設定時間の入力を行う前の状態である。
次に、図6を用いて設定時間の入力(S2)について説明する。ユーザが手Hをかざす前は、表示部112の表示装置102に「00:00」の表示がされており(図6(A))、ユーザが手かざしマーク103に手をかざした直後も「00:00」の表示のままである(図6(B))。
手かざしマーク103に手Hをかざした直後に、制御部116は報知部113に駆動信号を出力し、「ピッ」という音とともにLED115が一度点滅し、近接スイッチ110が手かざしを検出したことをユーザに知らせる。
なお、図5のS2以降についても、ユーザが手かざしした直後には毎回ブザー114が「ピッ」と鳴ると同時にLED115が一度点滅して、近接スイッチ110が手かざしを検出したことをユーザに知らせる。
そのまま手Hをかざし続けて、手Hをかざし始めてから0.75秒経過すると1分の時間が追加され、「01:00」の表示となり、ブザー114が「ピッ」と鳴ると同時にLED115が1度点滅する(図6(C))。
更に、最初の1分の時間追加から0.75秒経過すると、1分の時間が更に追加され、「02:00」の表示となり、ブザー114が「ピッ」と鳴ると同時にLED115が1度点滅する(図6(D))。
このまま手Hをかざし続けると0.75秒ごとに1分の時間が追加され続け、時間の追加の度にブザー114が「ピッ」と鳴ると同時にLED115が一度点滅する。その後、設定したい時間が表示装置102に表示されてから0.75秒経過する前に、手かざしマーク103から手Hを離す。そして、手Hを離した時に表示装置102に表示されていた時間が設定時間として入力される。
例えば、15分の設定時間を入力したい場合、「02:00」の表示となってから更に手Hを9.75秒かざし続けると、「15:00」の表示がされる(図6(E))。そして、「15:00」の表示となってから0.75秒経過する前に手かざしマーク103から手Hを離すと、15分という時間が設定時間として入力される(図6(F))。
なお、手Hをかざし続けている時間の何秒ごとにどれくらいの時間を追加するかは、使用状況に応じて適宜調整可能である。
以上のように手かざしマーク103に対して手Hをかざし、そして離すことにより、設定時間の入力を行うことができる。
設定時間が入力されると、表示装置102に設定時間が表示される(S3)。この状態は、時間設定状態T2である。
次に、手かざしマーク103に対して2秒未満の短い時間手Hをかざすこと(以下、「短い手かざし」という)により(S4のYES)、計測時間のダウンカウントが開始する(S5)。本実施形態においては、この2秒という時間が第1所定時間である。
なお、設定時間の入力をやり直したい場合には、短い手かざしではなく(S4のNO)、手かざしマーク103に3秒以上の長い時間手Hをかざすこと(以下、「長い手かざし」という)により設定時間の入力をリセットすることができる(S6のYES)。本実施形態において、この3秒という時間が第2所定時間である。
この時、手Hをかざしてから3秒経過した直後に、ブザー114が「ピピッ」と鳴ると同時にLED115が2回点滅し、設定時間の入力がリセットされたことをユーザに知らせる。
S6以降のS10やS13、S18についても、ユーザが手Hをかざしてから3秒経過した直後には、毎回ブザー114が「ピピッ」と鳴ると同時にLED115が2度点滅して、設定時間の入力がリセットされたことをユーザに知らせる。
その後、再度時間設定を行うことにより、設定時間の入力を再度行うことができる。
短い手かざしも長い手かざしも行わない場合には、入力された設定時間の表示が行われ続ける(S6のNO)。
ダウンカウントが開始すると(S5)、次に、設定時間の計測が終了したか否かが判断され続ける(S7)。この状態は、計測状態T3である。設定時間の計測が終了する前に(S7のNO)短い手かざしを行うと(S8のYES)、ダウンカウントが一時停止される(S9)。短い手かざしではなく(S8のNO)、長い手かざしを行うと(S10のYES)、設定時間の入力や設定時間の計測度合がリセットされる。
短い手かざしも長い手かざしも行わない場合には(S10のNO)、設定時間の計測が終了するまで設定時間の計測が終了したか否かの判断が行われ続ける。
タイマ部111によるダウンカウントが一時停止された後(S9)、短い手かざしを行うと(S11のYES)ダウンカウントが再スタートする(S12)。短い手かざしではなく長い手かざしを行うと(S13のYES)、設定時間の入力や設定時間の計測度合がリセットされる。
短い手かざしも長い手かざしも行わない場合には(S13のNO)、一時停止状態のままである。
設定時間の計測が終了すると(S7のYES)、制御部116は報知部113に駆動信号を出力し、ブザー114とLED115をある程度長い時間動作させる(S14)。具体的には、ブザー114を30秒鳴動させるとともにLED115を1秒毎に30秒間点滅させる(S15のYES)。この状態は、報知状態T5である。
30秒間経過前に(S15のNO)短い手かざしを行うと(S16のYES)、30秒経過前に報知がストップする(S17)。短い手かざしではなく(S16のNO)長い手かざしを行うと(S18のYES)、報知がストップし(S19)、設定時間の入力はリセットされ、設定時間を入力していない状態となり、表示装置102に「00:00」の表示がされる(S1)。
短い手かざしも長い手かざしも行われない場合(S18のNO)、30秒経過するまで報知部113が駆動し続ける。
30秒が経過するか(S15のYES)、短い手かざし(16のYES)により報知がストップした場合(S17)、設定時間が再表示される(S20)。再度同じ時間の計測を行う場合には、短い手かざしを行うことで(S4のYES)ダウンカウントが再びスタートする(S5)。
図7は、本実施形態に係るタイマ装置1の動作状態の遷移状況を説明する動作状態遷移図である。
本実施形態に係るタイマ装置1においては、以下に説明する5つの状態が存在する。時間未設定状態T1は、タイマ装置1により計測する時間を設定する前の状態であり、初期状態もここの状態に属する。時間設定状態T2は、入力部109により計測する時間が入力され、設定された状態である。
計測状態T3は、設定時間をタイマ部111によりダウンカウントしている状態である。一時停止状態T4は、計測状態T3から一時的にダウンカウントを停止させた状態である。報知状態T5は、ブザー114によるアラーム音やLED115の点滅により、設定時間の計測の終了を報知している状態である。
まず、タイマ装置1の初期状態は時間未設定状態T1である。この状態にあるとき、表示部112の表示装置102には、「00:00」の表示がされている。ここで、入力部109から設定時間の入力が行われることにより、時間設定状態T2に遷移する。
タイマ装置1は、時間設定状態T2においては、短い手かざしにより、計測状態T3へ遷移する。長い手かざしを行うと、設定時間をリセットし、時間未設定状態T1へ遷移する。
計測状態T3では、設定した時間の計測が終了すると、報知状態T5へ遷移する。ここで、設定した時間の計測が終了する前に短い手かざしを行うと、一時停止状態T4へ遷移し、設定時間の計測を一時停止する。また、長い手かざしを行うと、設定時間の入力をリセットして時間未設定状態T1へ遷移する。
一時停止状態T4において、短い手かざしを行うと計測状態T3へ遷移し、長い手かざしを行うと設定時間の入力をリセットして時間未設定状態T1へ移行する。
報知状態T5においては、報知時間が経過するか、あるいは短い手かざしを行うと、時間設定状態T2へ移行する。このとき、直前に設定した設定時間が再度設定され、表示部112の表示装置102に表示される。長い手かざしを行うと、設定時間の入力をリセットして時間未設定状態T1へ遷移する。
以上説明したように、本実施形態に係るタイマ装置1では、非接触検出手段を有しており、タイマ部111によるダウンカウントの開始やタイマ部111で計測する時間の設定を手かざしマーク103に手Hをかざすことによって操作できるようにしたので、タイマ装置1を介して雑菌やウイルス、汚れなどがユーザの手Hに付着してしまうおそれが少ない。
また、調理中などにおいて、油や水、食材などが手Hに付着している場合であっても、タイマ装置1が汚れてしまったり、故障してしまったりするおそれが少ない。
また、手かざしマーク103に対して手Hをかざす時間の長短により、設定時間の入力やダウンカウントの開始などの操作ができるようにしたので、ユーザは手かざしマーク103に対して複雑な手Hの動き、例えば手Hをかざした後に手Hを上下左右のいずれかの方向に動かしたり手かざしマーク103のある本体ケース101前面に対して手Hを垂直に動かしたりなど、をする必要がない。
したがって、手かざしマーク103に対して手Hを大きく動かすほどの空間的余裕がない場所においてもタイマ装置1を使用することができ、操作方法が単純であるためユーザは使用方法を覚えやすい。
また、非接触検出手段は手かざしの有無を検出できればよく、手Hの複雑な動きを検出する必要がないので、検出体の有無を検出するだけの単純なセンサなどを非接触検出手段として採用することができる。したがって、タイマ装置1の製造コストを低減できる。
次に、本発明の第2実施形態に係るタイマ装置2について説明する。第2実施形態のうち、第1実施形態と同様の部分の説明は省略する。
図8は、第2本実施形態のタイマ装置2の正面図である。表示装置102の上方にカメラ201が設けられている。カメラ201は、タイマ装置周囲の被写体を撮像し、撮像画像に対する画像解析の結果に基づいてユーザの手かざしを検出することができ、非接触検出手段として機能する。
図9は、第2実施形態のタイマ装置2の背面図である。分押ボタンスイッチ202aと秒押ボタンスイッチ202bという2つの時間設定押ボタンスイッチ202が設けられている。
第2実施形態に係るタイマ装置2の入力部109は、ユーザの手かざしを検出し非接触検出手段として機能するカメラ201と、時間設定押ボタンスイッチ202とを有している。
第2実施形態に係るタイマ装置2の制御処理動作について説明する。
タイマ装置2は、手かざしマーク103への手かざし操作か、又は時間設定押ボタンスイッチ202の操作という2つの方法により、計測する時間の設定を行うことができる。
まず、手かざし操作による時間設定の方法については、カメラ201が非接触検出手段として機能する点以外に差異はない。
次に、押ボタンスイッチによる設定時間の入力について説明する。時間未設定状態T1において、ユーザが分押ボタンスイッチ202aを1度押すと1分の時間が設定時間に追加され、秒押ボタンスイッチ202bを1度押すと1秒の時間が設定時間に追加される。押ボタンスイッチによる設定時間の追加の状況は、随時表示装置102に表示される。
押ボタンスイッチをユーザが操作すると、3秒間、カメラ201による手かざしの検出は無効となる。この3秒間が本実施形態における第3所定時間である。
カメラ201による手かざし検出が無効である間に、再度ユーザが押ボタンスイッチを操作すると、ユーザによる押ボタンスイッチの再操作時点から更に3秒間、カメラ201による手かざし操作の検出が無効となる。
設定したい時間が表示装置102に表示されるまで押ボタンスイッチを操作した後、押ボタンスイッチを操作せずに3秒間経過すると、そのとき表示装置102に表示されている時間が設定時間として入力される。
第2実施形態に係るタイマ装置2によれば、手かざし操作に加えて、時間設定押ボタンスイッチ202によっても計測する時間を設定できるようにしたので、使用状況に合わせて、ユーザはより細かな時間設定を行うことができる。
また、時間設定押ボタンスイッチ202を操作しようとするときには、タイマ装置2を手Hに持ちながら操作することが想定されるので、手Hは本体ケース101に接触することとなり、少し手Hの位置がずれて手Hが手かざしマーク103の位置まで意図せず移動してしまうことがありうる。
しかしながら、時間設定押ボタンスイッチ202を操作しているときには、手かざし操作が無効となるようにしたので、時間設定押ボタンスイッチ202を操作している途中に誤って手かざしマーク103に手Hが近づいてしまったときにも、意図しない操作が行われるということを防ぐ。
なお、本発明は上記実施形態に限定されず、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の変形を加えたものを含む。
手かざしマークは、上記実施形態における形状に限定されず、ユーザに手をかざす位置を示すことができるものであれば他の形状等でもよい。たとえば、手を象ったマークとしたり、「手をかざす」という文字としたりしてもよい。また、手を象ったマークを設けてその近傍に「手をかざす」という文字を配置したりしてもよい。
非接触検出手段については、反射型光電センサやカメラ201に限らず、静電容量形近接センサや超音波センサ、焦電型赤外線センサなどとしてもよい。
第1所定時間、第2所定時間、第3所定時間については第1所定時間が第2所定時間以下となるような範囲で適宜変更可能である。たとえば、第1所定時間と第2所定時間をどちらも2秒とし、2秒未満の手かざしにより設定時間のダウンカウントを開始させ、2秒以上の手かざしにより入力された設定時間をリセットすることとしてもよい。
短い手かざしと長い手かざしにより行われる制御を逆としてもよい。すなわち、長い手かざしにより設定時間のダウンカウントを開始することとし、短い手かざしに寄り入力された設定時間をリセットすることなどとしてもよい。
また、本体ケース101とは別体に非接触検出手段を組み込み、本体部分と非接触検出手段が設けられた別体は、有線又は無線により接続し情報をやり取りすることとしてもよい。
報知手段はブザー114やLED115のみに限られない。バイブレータによる振動を報知手段としてもよい。
また、報知状態T5の継続時間を変更するためのスイッチをタイマ装置に設けてもよい。特に、報知状態T5の継続時間を2秒程度に変更可能であるとすると、ユーザがブザー114等による報知を途中で止める必要が小さくなり、便利である。
本発明は、タイマ装置に適用して有用である。タイマ装置に適用することにより、タイマ装置に付着している汚れや雑菌等が手に付着することや、手に付着している水や油、汚れ等がタイマ装置を汚したり故障させたりすることを防ぐことができる。
1 タイマ装置
101 本体ケース
102 表示画面
103 手かざしマーク
104 報知ランプ
105 複数の透孔
106 電池蓋
107 マグネット
108 スタンド
109 入力部
110 近接スイッチ
111 タイマ部
112 表示部
113 報知部
114 ブザー
115 LED
116 制御部
2 タイマ装置
201 カメラ
202 時間設定押ボタンスイッチ
202a 分押ボタンスイッチ
202b 秒押ボタンスイッチ
H ユーザの手
T1 時間未設定状態
T2 時間設定状態
T3 計測状態
T4 一時停止状態
T5 報知状態

Claims (4)

  1. 入力された設定時間を計測するタイマ装置において、
    特定位置を示す特定マークと、
    前記特定マークに対して被検出体がかざされたことを検出する非接触検出手段と、
    前記被検出体が検出された時間の長さに応じて前記設定時間の入力が行われるよう制御する制御手段と、
    前記設定時間の入力後に、前記特定マークに対して前記被検出体をかざすことにより前記設定時間のダウンカウントを開始するタイマ手段と、
    前記設定時間の残り時間を表示する表示手段と、
    前記設定時間の計測が終了したことを報知する報知手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記設定時間の入力後に、第1所定時間未満の時間前記被検出体が検出されたことにより前記設定時間のダウンカウントを開始し、第2所定時間以上の時間前記被検出体が検出されたことにより一度入力した前記設定時間をリセットするよう制御し、
    前記第1所定時間は前記第2所定時間以下であることを特徴とするタイマ装置。
  2. 入力された設定時間を計測するタイマ装置において、
    特定位置を示す特定マークと、
    前記特定マークに対して被検出体がかざされたことを検出する非接触検出手段と、
    前記被検出体が検出された時間の長さに応じて前記設定時間の入力が行われるよう制御する制御手段と、
    前記設定時間の入力後に、前記特定マークに対して前記被検出体をかざすことにより前記設定時間のダウンカウントを開始するタイマ手段と、
    前記設定時間の残り時間を表示する表示手段と、
    前記設定時間の計測が終了したことを報知する報知手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記設定時間の入力後に、第1所定時間未満の時間前記被検出体が検出されたことにより一度入力した前記設定時間をリセットするよう制御し、第2所定時間以上の時間前記被検出体が検出されたことにより前記設定時間のダウンカウントを開始し、
    前記第1所定時間は前記第2所定時間以下であることを特徴とするタイマ装置。
  3. 入力された設定時間を計測するタイマ装置において、
    特定位置を示す特定マークと、
    前記特定マークに対して被検出体がかざされたことを検出する非接触検出手段と、
    前記被検出体が検出された時間の長さに応じて前記設定時間の入力が行われるよう制御する制御手段と、
    前記設定時間の入力後に、前記特定マークに対して前記被検出体をかざすことにより前記設定時間のダウンカウントを開始するタイマ手段と、
    前記設定時間の残り時間を表示する表示手段と、
    前記設定時間の計測が終了したことを報知する報知手段と、
    を備え、
    時間設定押ボタンスイッチをさらに有し、
    前記制御手段は、前記被検出体が検出された時間の長さか、あるいは前記時間設定押ボタンスイッチの操作に応じて前記設定時間の入力が行われるように制御することを特徴とするタイマ装置。
  4. 前記制御手段は、前記時間設定押ボタンスイッチが操作された後、第3所定時間の間は被検出体が検出されたことに基づく入力を無効とするよう制御することを特徴とする請求項記載のタイマ装置。
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