JP6937878B1 - 適正時間通知装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】手洗い用・消毒用のディスペンサーに付加させて、使用者がディスペンサーの流体吐出機構のポンプヘッド部を押したときに、手洗いなどの流体を使用する手の動作をする適正時間を通知するように構成された適正時間通知装置及びそれが取り付けられたディスペンサーを提供する。【解決手段】適正時間通知装置10は、使用者の手の動作により流体を吐出する流体吐出器のヘッド部に配設され、ヘッド部に使用者の手の動作が加えられたこと及び加えられなくなったことを検出する検出手段と、使用者に流体を使用する手の動作の開始及び終了のときを知らせる情報表示・通知手段と、使用者に流体を使用する手の動作の開始を知らせる信号を情報表示・通知手段に出し、使用者の流体を使用する手の動作に適する時間をカウントした後に、流体を使用する手の動作の終了のときを知らせる信号を情報表示・通知手段に出す制御・処理手段とを備える。【選択図】図1

Description

本発明は、適正時間通知装置に関し、特に、例えば、人の手に付着したウイルスや細菌などの除菌に必要な手洗い時間を使用者に知らせることができる、手洗い、消毒用の適正時間通知装置に関する。
現在ウイルス感染症が多発しており、あらゆる箇所に触れる手指は、感染症の原因となるウイルス・菌を伝播する主要な経路であり、感染症の予防対策として除菌のための手洗いを励行することが、求められている。
手洗いによる除菌効果は、手洗い時間に依存し、30秒以上、水と石鹸による手洗いをした場合、手に付着した菌がほとんど取り除かれるとの報告がなされており、感染症予防のために、手洗いを励行することを勧められている。
感染症予防のために、手洗いを励行することを勧められているが、感染症が予防できるとされる30秒以上の手洗いを励行する者の割合は少ない。
そこで、手洗い場所に、除菌に必要な手洗い時間を計測させるタイマー装置や手洗い方法を表示する装置が、提案されている。
実用新案登録第3130316号公報 実用新案登録第3133257号公報 特開2020-651号公報 特開2019-219554号公報
しかしながら、これらの装置は大がかりで、全ての手洗い場所に設置することは、極めて困難である。
手洗い用ディスペンサーや消毒用ディスペンサーが設置された場所に、適正時間を通知する装置が設けられていると、極めて便利である。
この発明の主たる目的は、手洗い用・消毒用のディスペンサーに付加させて、使用者がディスペンサーの流体吐出機構のポンプヘッド部を押したときに、手洗いなどの流体を使用する手の動作をする適正時間を通知するように構成された適正時間通知装置を提供することである。
この発明の請求項1にかかる適時間通知装置は、使用者の手の動作により流体を吐出する流体吐出器のヘッド部に配設される適正時間通知装置であって、ヘッド部に使用者の手の動作が加えられたことを検出する第1検出手段と、ヘッド部に使用者の手の動作が加えられなくなったことを検出する第2検出手段と、使用者に、流体を使用する手の動作の開始を知らせる第1情報表示・通知手段と、使用者に、流体を使用する手の動作の終了のときを知らせる第2情報表示・通知手段と、第1検出手段より信号を受け、次の信号を受けるための待機状態とし、第2検出手段より信号を受け、使用者に流体を使用する手の動作の開始を知らせる信号を第1情報表示・通知手段に出し、使用者の流体を使用する手の動作に適する時間をカウントした後に、流体を使用する手の動作の終了のときを知らせる信号を第2情報表示・通知手段に出す制御・処理手段とを備える、適時間通知装置である。
この発明の請求項2にかかる適時間通知装置は、前記第1検出手段及び第2検出手段は、適正時間通知装置の本体に設けられるセンサーにより使用者の手の動作が加えられたこと又は使用者の手の動作が加えられなくなったことを検出されるように構成された、請求項1に記載の適正時間通知装置である。
この発明の請求項3にかかる適時間通知装置は、使用者の手の動作により流体を吐出する流体吐出器のヘッド部より一回り大きな外形を備えた、平たい板状体であって、その頂部に、使用者が手でヘッド部を押下するための押圧部を備え、その下部に、ヘッド部の吐き出し口以外の領域において、ヘッド部の外周に嵌合される爪部を有する取り付け部を備え、ヘッド部の上部に、その下部を対向させて着脱自在に取り付けられるように構成された、請求項1又は2に記載の適正時間通知装置である。
この発明の請求項4にかかる適時間通知装置は、情報表示・通知手段は、点灯、点滅、点灯色により表示・通知するLEDおよび/または、音声により通知するスピーカー部を備えた、請求項1ないしのいずれかに記載の適正時間通知装置である
本発明によれば、手洗い用・消毒用等ディスペンサー等に付加させて、使用者がディスペンサーの流体吐出機構のポンプヘッド部を押したときに、手洗い・消毒などの流体を使用する手の動作をする適正時間を通知するように構成された適正時間通知装置及びそれが取り付けられたディスペンサーを提供することができる。
この発明の上述の目的、その他の目的、特徴及び利点は、図面を参照して行う以下の発明を実施するための形態の説明から一層明らかとなろう。
本発明の一実施の形態である手洗い・消毒用ディスペンサーに付加する適正時間通知装置の斜視図解図である。 図1図示適正時間通知装置の側面図解図である。 図1図示適正時間通知装置の図解図であり、(A)は平面図解図であり、(B)は断面図解図である。 図1図示適正時間通知装置の底面図解図である。 本発明に係る適正時間通知装置の適正時間通知システムの概略的な構成を示す構成図である。 使用者の手洗い作業を補助する動作の流れを示す図解図である。 図1図示適正時間通知装置を付加するディスペンサーの一例である、プッシュ式洗剤ボトルの正面図解図である。 図1図示の実施の形態の変形例である適正時間通知装置の図解図であり、(A)は平面図解図であり、(B)は底面図解図であり、(C)は正面図解図であり、(D)は断面図解図である。 図1図示の実施の形態の変形例である適正時間通知装置をディスペンサーのポンプヘッド部に取り付けた状態を示す図解図であり、(A)は平面図解図であり、(B)は正面図解図である。
本実施の形態に係る適正時間通知装置10を付加するディスペンサー200を構成する流体の一種の液体の吐出容器は、流体の一種の液体を収容する容器本体220に取り付けられた流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230を備えており、流体吐出機構210を構成するプッシュ形状のポンプヘッド部230を使用者が押圧する操作に対応して、容器本体220に収容された液体を泡化して又は液状のまま吐出する容器である。
本実施形態において、下方向(下方)は、流体吐出機構210(ポンプヘッド部230)からみて、容器本体220に向かう方向であり、その逆方向が、上方向(上方)である。つまり、下方向(下方)は、ディスペンサー200(液体吐出容器)の底部分が、水平な載置面に置かれて、ディスペンサー200(液体吐出容器)が、自立する状態での重力方向である。
本実施形態においては、流体の一例である液体としては、洗浄剤、ハンドソープ、消毒薬、除菌剤が代表例として挙げられる。しかしながら、流体は、これに限らない。例えば、洗顔料、クレンジング剤、食器用洗剤、整髪料、ボディソープ、髭剃り用クリーム、ファンデーションなどの肌用化粧料、染毛剤等、泡状や液状で用いられる種々の液体を例として挙げることができる。
流体を使用する手の動作としては、手を手または物と触れ合わせる動作、例えば、手洗い、洗髪、歯磨き等の手の動作、又は手の汚れを取り除く動作、例えば、洗浄、除菌、消毒等の手の動作が含まれる。
本明細書において、これらの手の流体を使用する動作を、便宜上、「手洗い」ということがある。
第1検出手段12及び第2検出手段14を構成するセンサーは、指で触れるだけで動作するセンサーであり、押す力がほとんどいらないものを言う。センサーには、タッチセンサー、スイッチが含まれる。
スイッチには、ボタンを押している間だけON状態になるモーメンタリ式プッシュスイッチ(自己復帰タイプ)や、ボタンを押した後に手を離してもON状態を保持するオルタネート式プッシュスイッチ(自己保持タイプ)がある。
適正時間通知装置10は、使用者の手の動作により流体を吐出するディスペンサー200の流体を吐出されるために手が触れる流体吐出機構210に配設される適正時間通知装置である。
適正時間通知装置10は、
ディスペンサー200の一種である液体吐出容器の流体を吐出する流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230に使用者の手の動作が加えられたことを検出する、第1検出手段12と、
ポンプヘッド部230に使用者の手の動作が加えられなくなったことを検出する第2検出手段14と、
使用者に、流体を使用する手の動作、例えば手を手又は物と触れ合わせる動作(手洗い、洗顔、歯磨き等)又は手の汚れを取り除く動作(洗浄・除菌・消毒等)の開始を知らせる第1情報表示・通知手段18と、
使用者に、流体を使用する手の動作、例えば手を手又は物と触れ合わせる動作(手洗い、洗顔、歯磨き等)又は手の汚れを取り除く動作(洗浄・除菌・消毒等)の終了のときを知らせる第2情報表示・通知手段20と、
第1検出手段12より信号を受け、次の信号を受けるための待機状態とし、第2検出手段14より信号を受け、使用者に流体を使用する手の動作、例えば手を手又は物と触れ合わせる動作又は手の汚れを取り除く動作の開始を判定し、その開始を知らせる信号を第1情報表示・通知手段18に出し、流体を使用する手の動作、例えば使用者の手を手又は物と触れ合わせる動作又は手の汚れを取り除く動作に適する時間をカウントした後に、手を手又は物と触れ合わせる動作又は手の汚れを取り除く動作の終了のときを知らせる信号を第2情報表示・通知手段20に出す制御・処理手段16と
を備える。
この適正時間通知装置10は、流体吐出機構210に、使用者の手の動作が加えられたときに、電源をオンにし、
制御・処理手段16により、流体を使用する手の動作、例えば使用者の手洗い等の手と手又は物と触れ合わせる動作又は洗浄・除菌・消毒等の手の汚れを取り除く動作(本明細書において、これらの手の流体を使用する動作を、便宜上、「手洗い」という)に適する時間を、カウントした後に、電源をオフにするように、構成されている。
第1検出手段12は、押圧されたことを検出することができるタッチセンサーなどで構成される。
第2検出手段14は、押圧していた圧力が除力されたことを検出する、タッチセンサー等で構成される。
この実施の形態においては、第1検出手段12及び第2検出手段14は、ひとつの圧力センサーなどにより、兼務される。
第1検出手段12及び第2検出手段14を構成するタッチセンサーは、指で触れるだけで動作するセンサーであり、押す力がほとんどいらないものを言う。タッチセンサーには、スイッチも含まれる。
スイッチには、ボタンを押している間だけON状態になるモーメンタリ式プッシュスイッチ(自己復帰タイプ)や、ボタンを押した後に手を離してもON状態を保持するオルタネート式プッシュスイッチ(自己保持タイプ)がある。
前記第1検出手段12及び第2検出手段14は、適正時間通知装置の本体22の上面、または下面に設けられるタッチセンサーにより使用者の手の動作が加えられたこと又は使用者の手の動作が加えられなくなったときの圧力を検出される。
制御・処理手段16は、CPUなどのプロセッサー、RAMやROMなどのメモリー、時間を計時するタイマー回路などを、備えたコンピューターによって、構成されている。
制御・処理手段16は、メモリーに記憶された制御プログラムをプロセッサーに実行させることによって、適正時間通知装置10の動作を制御する。
第1情報表示・通知手段18及び第2情報表示・通知手段20は、制御・処理手段16から送られてくる信号に基づいて、減算している動作を使用者に知らせる赤色LED等でなる、インジケータランプ30などで構成される。
第1情報表示・通知手段18及び第2情報表示・通知手段20は、制御・処理手段16から送られてくる手洗いの方法、手洗い時間等を使用者に音声電子音によって知らせるスピーカー部32等で構成される。
第2情報表示・通知手段20は、使用者が目視できるように通知装置本体22の上部に設けられた青色LEDなどからなるインジケータランプ34と、使用者が聞くことができるように通知装置本体22の下部に設けられたスピーカー部36とを備えている。
適正時間通知装置10は、ポンプヘッド部230に被せて取り付けることができる大きさを備えた通知装置本体22に、第1検出手段12、第2検出手段14、制御・処理手段16、第1情報表示・通知手段18及び第2情報表示・通知手段20を構成するデバイスを組み込み、各デバイスが電気的に接続されて適正時間通知装置10の動作を制御するように構成されている。
制御・処理手段16は、使用者による手洗いに必要な継続的な時間または分散された時間をカウントし、使用者の手洗いに適する時間をカウントした後に使用者に通知する信号を出した後、電源をオフするように構成されている。
制御・処理手段16は、記憶部と、演算部と、I/O部と、設定部と、表示部とを備えている。
設定部は、外部操作により、ポンプの吐出流量、吐出時間の関係を示す各種設定値を、設定するために使用される。
記憶部は、RAM、ROMなどのメモリーが使用される。記憶部には、制御フローチャートで示す制御プログラムや各種のデータ、例えば、演算部における演算結果のデータなどが格納される。
I/O部としては、ポートなどが使用される。I/O部は、第1検出手段12を構成する圧力センサー等からの信号を受け入れて、演算部に送る。
演算部としてはCPUが使用される。演算部は、記憶部に格納されているプログラム及び各種データ並びにI/O部から入力される信号に基づいて、時間の計測、積算の演算、通信データの処理、吐出量及び吐出時間の演算、などを行う。演算部からの出力は、I/O部に入力される。
制御・処理手段16は、洗浄液による手洗い時間(30秒)又は消毒用アルコールによる手洗い時間(60秒)などを、RAMやROMなどのメモリーに記憶しておき、ポンプヘッド部230に取り付けられた適正時間通知装置10の通知装置本体22を押圧していた押圧力を除圧されたとき、時間を計時するタイマー回路などにより、所定の時間を、カウントし始める。
制御・処理手段16は、ディスペンサー200の流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230に取り付けられた適正時間通知装置10の通知装置本体22に使用者が手の動作を加えたとき、第1検出手段12により使用者が手の動作を加えたことを検出し、次の信号を受けるための待機状態とし、その待機状態の間に、ディスペンサー200の容器本体220に貯められた流体をポンプヘッド部230の吐き出し口238により吐出する。
その後使用者が通知装置本体22より手を離したとき、第2検出手段14からの信号により、使用者の手の動作が通知装置本体22に加えられなくなったと判定し、手の手洗い動作を開始したことを確認したときから、前記した所定の時間のカウントを始める。
制御・処理手段16は、第1検出手段12より信号を受け、次の信号を受けるための待機状態とし、第2検出手段14より信号を受け、使用者に手を手又は物と触れ合わせる動作又は手の汚れを取り除く動作の開始を知らせる信号を第1情報表示・通知手段18に出し、使用者の手を手又は物と触れ合わせる動作又は手の汚れを取り除く動作に適する時間をカウントした後に、手を手又は物と触れ合わせる動作又は手の汚れを取り除く動作の終了のときを知らせる信号を第2情報表示・通知手段20に出す。
この実施の形態においては、適正時間通知装置10の通知装置本体22を使用者の手で押したとき、第1検出手段12により使用者が手の動作をポンプヘッド部230に加えたことを検出し、ポンプヘッド部230が押し下げられたことにより、ポンプヘッド部230のポンプ部232から洗浄剤の液体が手に吹き出され、その後使用者が通知装置本体22より手を離したとき、第2検出手段14により、使用者の手の動作がポンプヘッド部230に加えられなくなったとことを検出し、制御・処理手段16は、第2検出手段14からの信号を受けて使用者がポンプヘッド部230の吐き出し口238から手に吹き出された洗浄剤等の液体により手の手洗い動作を開始したと判断し、そのときから、カウントを始める。
制御・処理手段16は、前記カウントし始めたとき、第1情報表示・通知手段18を構成するインジケータランプ30(赤色LED)に、表示するための信号を送り、手洗い時間(消毒時間)中、第1情報表示・通知手段18を構成するインジケータランプ30(赤色LED)が点灯するように制御する。
更に、制御・処理手段16は、前記カウントし始めたとき、第1情報・表示手段18を構成するスピーカー部32に手洗い方法などを発声するための音声発信信号を送るように、制御する。
第1情報表示・通知手段18は、制御・処理手段16よりの信号を受けて、手洗いに適する時間をカウントしている間、第1情報表示・通知手段18を構成するインジケータランプ30(赤色 LED)を、ゆっくり点滅させる。
第1情報表示・通知手段18は、制御・処理手段16よりの信号を受けて、第1情報表示・通知手段18を構成するスピーカー部32より手洗いを促す音声を出す。
制御・処理手段16は、適正時間をカウントした後、第2情報表示・通知手段20に手洗いの終了のときを知らせる信号を出す。
第2情報表示・通知手段20は、制御・処理手段16よりの信号を受けて、第2情報表示・通知手段20を構成するインジケータランプ34(青色LED)をゆっくり点灯させる。
第2情報表示・通知手段20は、制御・処理手段16よりの信号を受けて、第2情報表示・通知手段20を構成するスピーカー部36より、手洗いの終了を知らせる音声をだす。
そして、制御・処理手段16は、手洗いや消毒に必要な時間を経過したことを確認した後、電源をオフするように制御する。
第1検出手段12、第2検出手段14、制御・処理手段16、第1情報表示・通知手段18及び第2情報表示・通知手段20を構成するデバイスに電力を供給する電源となるボタン電池は、適正時間通知装置10の外殻を構成するケース本体40の下部に設けられた電池収容部42に収容される。電池収容部42は、絶縁シートなどを有する蓋によって、閉塞される。
適正時間通知装置10は、使用者の手の動作により流体を吐出するディスペンサー200の流体を吐出する流体吐出機構210を構成するプッシュボタン形状のポンプヘッド部230より一回り大きな外形を備えた、平たい板状体である通知装置本体22をもって形成されている。
通知装置本体22の頂部に、使用者が手で、流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230を押すための押圧部24を備えている。
通知装置本体22の下部に、流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230の吐き出し口238以外の領域において、流体吐出機構210を構成するプッシュボタンの外周(側面)に嵌合される爪部を有する取り付け部26を備えている。
通知装置本体22は、ディスペンサー200の流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230の上部に、その下部を対向させて着脱自在に取り付けられるように構成されている。
通知装置本体22は、その中央に、ポンプヘッド部230を嵌装するためのヘッド嵌着部22aが穿ち設けられている。通知装置本体22は、その前面に、ポンプヘッド部230の吐き出し口238を嵌装するための吐き出し口嵌装部22bが穿ち設けられている。
この実施の形態においては、ヘッド嵌着部22aは、横断面円形状で、その前方において吐き出し口嵌装部22bが隣接されており、通知装置本体22は、吐き出し口238を含めて、ヘッド嵌着部22aをポンプヘッド部230に嵌着し、ポンプヘッド部230に被せて取り付けることができるように形成されている。
第1検出手段12及び第2検出手段14は、通知装置本体22の上面または下面に設けられる、タッチセンサーなどを含むデバイスにより構成さる。この実施の形態においては、通知装置本体22の押圧部24の下部に前記デバイスが配設され、押圧部24を手で押されたとき、制御・処理手段16などに電気信号を送信するように構成されている。
第1情報表示・通知手段18及び第2情報表示・通知手段20は、点灯、点滅、点灯色により表示・通知するインジケータランプ30及びインジケータランプ34により構成されている。
インジケータランプ30及びインジケータランプ34は、赤色LEDまたは青色LEDを含むデバイスである。
インジケータランプ30及びインジケータランプ34は、人が見やすいように、通知装置本体22の前面上部に配設されている。
また、第1情報表示・通知手段18および第2情報表示・通知手段20は、使用者の手洗いを促す言葉を発するスピーカー部32及びスピーカー部36により構成されている。
スピーカー部32及びスピーカー部36は、人が聞き取れる音量で音を発することができるように、通知装置本体22の下部で周辺に音を遮るものがない位置に配設されている。
適正時間通知装置10は、ディスペンサー200の流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230に取り付けられたときにその自重により流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230を動かすことなく、且つ使用者が流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230を手で押す等手の動作を加えたときに流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230を動かす構造を備えている。
ディスペンサー200は、流体を収容する収容部を備える容器本体220と、収容部を備える容器本体220に着脱自在に取り付けられた流体吐出機構210を構成するプッシュ形状のポンプヘッド部230とを備え、そのディスペンサー200の流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230に適正時間通知装置10が、取り付けられている。
流体吐出機構210は、容器本体220に取り付けられたポンプ部232と、ポンプ部232を構成するピストンガイド234と、ピストンガイド234の上端に取り付けられたポンプヘッド部230とを備えている。
ディスペンサー200を構成する液体吐出容器は、流体を貯留する容器本体220と、押圧操作に応じて、流体を吐出する流体吐出機構210とを備え、流体吐出機構210は、ポンプヘッド部230を備えている。
ポンプヘッド部230は、ピストンガイド234の上端部に差し込み固定することで、ピストンガイド234によって保持されている。
ピストンガイド234は、コイルばね等の付勢部材を介して、ポンプ部232のケースによって支持されている。
ポンプヘッド部230に対して押圧操作が行われたとき、付勢部材の付勢に抗して、ポンプヘッド部230及びピストンガイド234は、一体的に、下降するように構成されている。ポンプヘッド部230の押圧操作は、適宜な下死点で、停止するように構成されている。
そして、ポンプヘッド部230に対する押圧操作が解除されると、ポンプヘッド部230及びピストンガイド234が、付勢部材の付勢に従って、上死点位置まで上昇するように構成されている。
ポンプヘッド部230は、平面視円形状の押圧部236と、前記押圧部236の前側に嘴状に突き出し設けられた吐き出し口238とを備えている。
(使用者の手洗い行為を補助する動作)
次に、適正時間通知装置による使用者の手洗い行為を補助する動作について、主として図6に基づいて説明する。
図6に示すように、先ず、適正時間通知装置10が取り付けられたディスペンサーのポンプヘッド部230は、上死点位置に位置して、待機状態となっている(ステップS1)。
次に、使用者が、待機状態にある適正時間通知装置10の通知装置本体22を、例えば右手で、容器本体220に向けて押し下げる(ステップS2)。
このとき、第1検出手段12は、使用者の手の押圧力が適正時間通知装置10の流体吐出機構210のポンプヘッド部230に加えられたことを、検出する。
ポンプヘッド部230を、下死点において停止するまで押し下げると、容器本体220に収容された流体が、吐き出し口238より、例えば左手の手のひらに、吐き出される。
使用者が、流体が吐出されたことを確認して、ポンプヘッド部230に取り付けられた適正時間通知装置10より押していた手を離し、ポンプヘッド部230に対する押圧操作を解除する(ステップ S3)。
このとき、第2検出手段14は、ディスペンサー200の液体を吐出する流体吐出機構210のポンプヘッド部230に、使用者の手の押圧力が加えられなくなったことを検出し、制御・処理手段16に、使用者の手の押圧力が加えられなくなったことを検出した信号を送る。
制御・処理手段16は、第2検出手段14からの信号受け取ったときに、使用者が手洗いを開始したと、手洗い開始の判断する(ステップS4)。
制御・処理手段16は、流体(洗浄液)による手洗い時間(30秒)または流体(消毒用アルコール)による手洗い時間(60秒)などの所定の時間を、タイマー回路などにより、カウントし始める(ステップS5)。
それと同時に、制御・処理手段16は、前記カウントをし始めたとき、第1情報・表示手段18を構成するインジケータランプ30に、手洗いの開始を知らせる「赤色LEDをゆっくり点滅させる点滅信号」を発色させるための信号を送る(ステップ S5)。
それと同時に、制御・処理手段16は、前記カウントをし始めたとき、第1情報・表示手段18を構成するスピーカー部32に、「よーいどん」という音声を、発声させるための信号を送る(ステップS5)。
制御・処理手段16は、流体(洗浄液)による手洗い時間(30秒)又は流体(消毒用アルコール)による手洗い時間(60秒)などの所定の時間を待機する(ステップS6)。
待機中においては、制御・処理手段16は、第1情報表示・通知手段18を構成するインジケータランプ30の赤色LEDがゆっくり点滅をするように、点灯信号を送る。
所定の時間を待機した後、制御・処理手段16は、第1情報表示・通知手段18を構成するスピーカー部36に、「ゴール」という音声を発するための音声信号を送る(ステップS7)。
それと同時に、第2情報表示・通知手段20を構成するインジケータランプ34の青色LEDを3秒点灯させるための点灯信号を送る(ステップS7)。
流体(洗浄液)による手洗い時間(30秒)又は流体(消毒用アルコール)による手洗い時間(60秒)などの適正時間が経過したことを確認した後、制御・処理手段16は、電源をオフする。
次に、本発明に係る適正時間通知装置の変形例について説明する。
図8及び9は、前記図1図示実施の形態の変形例である適正時間通知装置を示す図解図である。
図8は変形例である適正時間通知装置の図解図であり、Aは平面図解図であり、Bは底面図解図であり、Cは正面図解図であり、Dは底面図解図である。
図9は、変形例である適正時間通知装置をディスペンサー200のポンプヘッド部230に取り付けた状態を示す図解図であり、Aは平面図解図であり、Bは正面図解図である。
この適正時間通知装置10は、使用者の手の動作により流体を吐出するディスペンサー200の流体を吐出する流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230より一回り大きな外形を備えた、平面視円形状の平たい板状体であって、
その頂部に、使用者が手で、ポンプヘッド部230を押すための押圧部24を備え、
その下部に、ポンプヘッド部230の吐き出し口以外の領域において、ポンプヘッド部230の外周に嵌合される爪部を有する取り付け部26を備え、
ディスペンサー200のポンプヘッド部230の上部に、その下部を対向させて着脱自在に取り付けられるように構成されていることにおいては、同様な構成を備えている。
図1図示実施の形態の適正時間通知装置10の通知装置本体22は、ディスペンサー200の流体吐出機構210を構成するポンプヘッド部230の高さとほぼ同じ高さを備え、取り付け部26は、垂直方向に突出されていた。
この変形例である適正時間通知装置においては、適正時間通知装置本体22は、ポンプヘッド部230の高さよりも高い高さを備え、ポンプヘッド部230に取り付ける取り付け部26は、ポンプヘッド部230の下部に係止されるように、水平方向に突き出し設けられている。
この変形例である適正時間通知装置においては、通知装置本体22に形成されたヘッド嵌着部22aの下端に、左右方向に突き出し設けられた取り付け部26が形成されている。
左右方向に突き出し設けられた取り付け部26は、ディスペンサー200のポンプヘッド部230の下端に係止される。前記実施の形態においては、取り付け部26がポンプヘッド部230の側面に係合したのとは異なる。
この変形例である適正時間通知装置は、ディスペンサー200のポンプヘッド部230の異なった形状(図9図示)に対応して、装填することができる。
以上のように、本発明の実施の形態は、前記記載で開示されているが、本発明は、これに限定されるものではない。
すなわち、本発明の技術的思想及び目的の範囲から逸脱することなく、以上説明した実施の形態に対し、機序、形状、材質、数量、位置又は配置等に関して、様々の変更を加えることができるものであり、それらは、本発明に含まれるものである。
10 適正時間通知装置
12 第1検出手段
14 第2検出手段
16 制御・処理手段
18 第1情報表示・通知手段
20 第2情報表示・通知手段
22 通知装置本体
22a ヘッド嵌着部
22b 吐き出し口嵌装部
24 押圧部
26 取り付け部
30 インジケータランプ
32 スピーカー部
34 インジケータランプ
36 スピーカー部
42 電池収容部
200 ディスペンサー
210 流体吐出機構
220 容器本体
230 ポンプヘッド部
232 ポンプ部
234 ピストンガイド
236 押圧部
238 吐き出し口

Claims (4)

  1. 使用者の手の動作により流体を吐出する流体吐出器のヘッド部に配設される適正時間
    通知装置であって、
    ヘッド部に使用者の手の動作が加えられたことを検出する第1検出手段と、
    ヘッド部に使用者の手の動作が加えられなくなったことを検出する第2検出手段と、
    使用者に、流体を使用する手の動作の開始を知らせる第1情報表示・通知手段と、
    使用者に、流体を使用する手の動作の終了のときを知らせる第2情報表示・通知手段と

    第1検出手段より信号を受け、次の信号を受けるための待機状態とし、第2検出手段よ
    り信号を受け、使用者に流体を使用する手の動作の開始を知らせる信号を第1情報表示・
    通知手段に出し、使用者の流体を使用する手の動作に適する時間をカウントした後に、流
    体を使用する手の動作の終了のときを知らせる信号を第2情報表示・通知手段に出す制御
    ・処理手段と
    を備える、適時間通知装置。
  2. 前記第1検出手段及び第2検出手段は、適正時間通知装置の本体に設けられるセンサー
    により使用者の手の動作が加えられたこと又は使用者の手の動作が加えられなくなったこ
    とを検出されるように構成された、請求項1に記載の適正時間装置。
  3. 使用者の手の動作により流体を吐出する流体吐出器のヘッド部より一回り大きな外形を
    備えた、平たい板状体であって、
    その頂部に、使用者が手でヘッド部を押下するための押圧部を備え、その下部に、ヘッ
    ド部の吐き出し口以外の領域において、ヘッド部の外周に嵌合される爪部を有する取り付
    け部を備え、
    ヘッド部の上部に、その下部を対向させて着脱自在に取り付けられるように構成された
    、請求項1又は2に記載の適正時間通知装置。
  4. 情報表示・通知手段は、点灯、点滅、点灯色により表示・通知するLED および/または、音声により通知するスピーカー部を備えた、請求項1ないしのいずれかに記載の適正時間通知装置。
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