JP7266331B1 - スピーカ - Google Patents

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Abstract

【課題】磁気回路部及びボイスコイルの破損の恐れを低減するスピーカを提供する。【解決手段】スピーカ101は、ベース102と、ベースに第1弾性部材61を介して取り付けられ、磁石を有する磁気回路部103と、磁気回路部を覆う振動部(振動板41)と、磁気回路部と振動部との間に配置されたボイスコイル5と、を備える。磁気回路部には、ボイスコイルが挿入され、ボイスコイルの軸方向に延びる隙間が形成される。第1弾性部材は、ボイスコイルの径方向における磁気回路部の振動がボイスコイルの軸方向における磁気回路部の振動よりも抑制されるように形成されている。【選択図】図1

Description

本発明は、例えば、水中スピーカなどのスピーカに関する。
従来、スピーカとしては、特許文献1(特許第2972108号公報)に開示されているものがある。このスピーカは、頂部が振動板からなる容器と、この容器内に収容され、一端が振動板に取り付けられたボイスコイルとを備えている。
また、前記容器内には、ボイスコイルを振動させるための磁気回路部が配置されている。この磁気回路部は、ボイスコイルが挿入される隙間を有し、容器の底部に取付部を介して取り付けられている。
特許第2972108号公報(図3)
特許文献1のスピーカを例えば水中で用いた場合、振動板が容器の内側へたわむ。このとき、前記ボイスコイルが容器の底部側へ移動して、磁気回路部に衝突することがある。
従って、特許文献1のスピーカには、磁気回路部及びボイスコイルの破損の恐れがあった。
本発明の目的は、磁気回路部及びボイスコイルの破損の恐れを低減することができるスピーカを提供することにある。
本発明の一態様のスピーカは、
ベースと、
前記ベースに第1弾性部材を介して取り付けられ、磁石を有する磁気回路部と、
前記磁気回路部を覆う振動部と、
前記磁気回路部と前記振動部との間に配置されたボイスコイルと、
を備え、
前記磁気回路部には、前記ボイスコイルが挿入され、前記ボイスコイルの軸方向に延びる隙間が形成され、
前記第1弾性部材は、前記ボイスコイルの径方向における前記磁気回路部の振動が前記ボイスコイルの軸方向における前記磁気回路部の振動よりも抑制されるように形成され
前記第1弾性部材は、
前記磁気回路部に接続された本体部と、
前記本体部の外周縁部に沿って所定の間隔をあけて配置され、且つ、前記ベースに接続された複数の腕部と、
を有し、
前記磁気回路部に対して前記振動部側の空間は、前記腕部同士の間の空間を介して、前記磁気回路部に対して前記振動部とは反対側の空間と連通し、
前記ベースは、前記磁気回路部を取り囲む周壁部を有し、
前記腕部は、前記第1弾性部材の弾性力で前記ベースの前記周壁部の内周面に押し付けられている。
前記態様によれば、磁気回路部は、第1弾性部材を介してベースに取り付けられているので、仮に、ボイスコイルが磁気回路部に衝突したとしても、第1弾性部材で衝突力を吸収できる。従って、前記磁気回路部及びボイスコイルの破損の恐れを低減することができる。
また、前記ボイスコイルの径方向における磁気回路部の振動がボイスコイルの軸方向における磁気回路部の振動よりも抑制されるように第1弾性部材を形成しているので、磁気回路部がボイスコイルの径方向に移動してボイスコイルに接触するのを抑制することができる。従って、仮に、前記ボイスコイルを径方向に振動させるような振動が生じたとしても、ボイスコイルの軸方向の振動を確保することができる。
前記態様によれば、磁気回路部に対して振動部側の空間と、磁気回路部に対して振動部とは反対側の空間とは、腕部同士の間の空間を介して、連通している。これにより、磁気回路部に対して振動部側の空間と、磁気回路部に対して振動部とは反対側の空間との間で空気を流動させることができる。従って、例えば、磁気回路部に対して振動部側の空間でボイスコイルの振動によって発生した熱を含む空気を、磁気回路部に対して振動部側の空間に流動させて、ボイスコイル付近に熱が籠もることを抑制することができる。
前記態様によれば、腕部が第1弾性部材の弾性力でベースの周壁部の内周面に押し付けられているので、例えば、接着剤を使用しなくても、ベースの周壁部に第1弾性部材を仮止めすることができる。
一態様のスピーカでは、
前記ボイスコイルは、第2弾性部材を介して前記磁気回路部に取り付けられている。
前記態様によれば、ボイスコイルは、第2弾性部材を介して磁気回路部に取り付けられているので、ボイスコイルの固有振動数を下げることができる。
本発明のスピーカは、仮に、ボイスコイルが磁気回路部に衝突したとしても、衝突力を吸収できるので、磁気回路部及びボイスコイルの破損の恐れを低減することができる。
本開示の第1実施形態に係るスピーカの縦断面図である。 図1に示すスピーカの外装ケースに取り付ける前の第1弾性部材の平面図である。 図1に示すスピーカのボイスコイルのボビン部と第2弾性部材との平面図である。 本開示の第1実施形態の第1変形例に係るスピーカの縦断面図である。 図4に示すスピーカの接続部材と第2接続部材との平面図である。 本開示の第1実施形態の第2変形例に係るスピーカの縦断面図である。 図6に示すスピーカの接続部材と第2接続部材との平面図である。
以下、本開示に係る実施の形態及びその変形例について、図面に基づいて詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、本開示の第1実施形態に係るスピーカ101の縦断面図である。
(スピーカ101の構成)
スピーカ101は、ベースの一例としての外装ケース102と、磁気回路部103と、蓋部4と、ボイスコイル5とを備える。このスピーカ101は、例えば、水深10mで使用可能な水中スピーカである。
外装ケース102は、開口容器状に形成されている。外装ケース102は、周壁部21と、底部122とを有する。周壁部21は、底部122と一体に形成され、一端部が底部22の周縁部に連なっている。周壁部21の他端部側の内周面には、後述するねじの頭部を収容可能な凹部21aが複数設けられている。外装ケース102は、耐熱性を有し、経年変化しにくい材料で形成される。本実施形態では、外装ケース102は、ステンレス鋼で形成されているが、例えば、銅、アルミニウム、又は硬質耐熱樹脂(例えば、耐熱プラスチック)で形成されるようにしてもよい。
底部122は、スピーカ101の外装ケース102の内側と外側との間で空気を流通可能にする空気孔9を有する。空気孔9には、外装ケース102内への水等の液体の浸入を防ぐために既知の高分子材料(例えば、ポリエチレン微多孔質フィルム)が設けられている。スピーカ101を空気中で使用する場合、スピーカ101の内側の空気が暖められてスピーカ101の内側の空気が膨張すれば、空気孔9を介してスピーカ101の内側から外側に向かって空気が流通する。また、スピーカ101の内側の空気が冷やされてスピーカ101の内側の空気が収縮すれば、空気孔9を介してスピーカ101の外側から内側に向かって空気が流通する。
磁気回路部103は、後述する第1弾性部材61を介して外装ケース102に取り付けられて、大部分が外装ケース102に収容されている。磁気回路部103は、第1ヨーク31と、第2ヨーク32と、磁石の一例としての第1磁石33とを有する。より詳しくは、磁気回路部103は、後述する蓋部4の振動板41に覆われている。磁気回路部103と蓋部4との間には、後述するボイスコイル5が位置している。磁気回路部103には、スピーカ101の外部の電気信号線8が電気的に接続されている。
第1ヨーク31は、第1フランジ部311と、柱部312と、第2フランジ部313とを有する。この第1ヨーク31は、例えば、強磁性体又は常磁性体で形成されている。
柱部312は、筒状に形成されており、ボイスコイル5の中心軸に対して平行な中心軸を有している。柱部312は、蓋部4の振動板41側とは反対側に、すなわち、外装ケース102の底部122側に第1端部312aを有する一方、蓋部4の振動板41側に第2端部312bを有している。
第1フランジ部311は、円環状に形成されている。第1フランジ部311は、柱部312の第1端部312aに設けられ、柱部312の外径よりも大きい外径を有している。この第1フランジ部311の第1表面311aは、外装ケース102の底部122に対向する。一方、第1フランジ部311の第1表面311aとは反対側の第2表面311bは、ボイスコイル5に対向する。
第2フランジ部313の外径は、第1フランジ部311の外径よりも小さいが、第1フランジ部311と同様の形状を有する。すなわち、第2フランジ部313は、円環状に形成されている。第2フランジ部313は、柱部312の第2端部312bに設けられ、柱部312の外径よりも大きい外径を有している。第2フランジ部313は、第1表面313aが蓋部4の振動板41側を向くように、かつ、第2表面313bが外装ケース102の底部122側を向くように、蓋部4の振動板41と外装ケース102の底部122との間に配置されている。
また、第1ヨーク31には、第1ヨーク31の軸方向の一端面から第1ヨーク31の軸方向の他端面に達する貫通孔31hが設けられている。この貫通孔31hは、柱部312の中心軸方向に沿って延びて、柱部312の内周面で画定されている。
第2ヨーク32は、ボイスコイル5を挿入するための隙間が第1ヨーク31との間に生じるように、第2フランジ部313の周囲に設けられている。別の言い方をすると、第2ヨーク32は、第2フランジ部313を取り囲むように円環状に形成され、第2フランジ部313の外径よりも大きい内径を有している。第2ヨーク32の外径は、第1ヨーク31の第1フランジ部311の外径よりも大きくなるように設定されている。第2ヨーク32の第1表面32aは、蓋部4の振動板41側に配置されている。一方、第2ヨーク32の第1表面32aとは反対側の第2表面32bは、外装ケース102の底部122側に配置されている。第2ヨーク32も、第1ヨーク31と同様に、例えば、強磁性体又は常磁性体で形成されている。第2ヨーク32は、第1弾性部材61を介して外装ケース102の周壁部21に取り付けられている。このとき、外装ケース102の周壁部21に対して所定の間隔をあけて第2ヨーク32が配置されるように、第1弾性部材61が第2ヨーク32を保持している。
第1磁石33は、第1フランジ部311と第2ヨーク32とで挟まれている。より詳しくは、第1磁石33は、円環状に形成されている。第1磁石33の内径は、第2ヨーク32の内径よりも大きくなるように設定されている。一方、第1磁石33の外径は、第1ヨーク31の第1フランジ部311の外径と略同じになるように設定されている。第1磁石33の磁極は、全周に亘って第1フランジ部311側がN極であり、全周に亘って第2ヨーク32側がS極である。第1磁石33のN極は、第1フランジ部311の第2表面311bに固定されている。一方、第1磁石33のS極は、第2ヨーク32の第2表面32bに固定されている。
蓋部4は、外装ケース102の開口を塞ぐように外装ケース102に取り付けられている。より詳しくは、蓋部4は、振動部の一例としての振動板41と、この振動板41を保持する保持枠42とを有する。
振動板41は、弾性変形可能な皿状に形成されている。本実施形態では、振動板41は、ステンレス鋼で形成されているが、例えば、鋼鉄、チタン、アルミニウム、タイル材、木材、又は耐熱型樹脂(例えば、樹脂にカーボンなどを混合した混合樹脂)で形成されるようにしてもよい。あるいは、振動板41は、弾性を有する部材で形成されるようにしてもよい。振動板41は、スピーカ101が所定の音圧を生じさせられるように、任意の厚さを有する。振動板41の中央部には、後述する接続部材4510が接続されている。
保持枠42は、円筒状に形成され、振動板41の周囲に設けられている。この保持枠42の一端部と周壁部21の他端部との間において隙間が生じないように、保持枠42が周壁部21に取り付けられている。この保持枠42の他端部の内周面と振動板41の周縁部との間において隙間が生じないように、振動板41の周縁部が保持枠42の他端部の内周面に接続されている。
接続部材4510は、有蓋筒状に形成されている。接続部材4510の外周縁部には、溝部4510aが設けられている。接続部材4510は、振動板41の磁気回路部103に対向する面の中央部にねじ留めによって取り付けられている。本実施形態では、振動板41と接続部材4510とのような接触を点接触と呼ぶ。
ボイスコイル5は、振動板41と磁気回路部103との間に位置している。より詳しくは、ボイスコイル5は、振動板41に接続部材4510を介して接続されている。ボイスコイル5は、ボビン部51と、コイル部52とを有する。
ボビン部51は、筒状に形成されている。ボビン部51は、例えば、紙又はアルミニウムで形成されている。ボビン部51の軸方向の一端部は、接続部材4510の溝部4510aに嵌め込まれて固定されている。ボビン部51の軸方向の他端部は、第1ヨーク31の第2フランジ部313と第2ヨーク32との間の隙間に位置している。このとき、ボビン部51のボイスコイル5の軸方向の中間部における外周面に、後述する第2弾性部材162が取り付けられている。
コイル部52は、ボビン部51の他端部側の外周面に螺旋状に巻き付けられている。コイル部52は、スピーカ101の外部から電気信号線8を介して入力された電気信号に応じて通電される。コイル部52も、第1ヨーク31の第2フランジ部313と第2ヨーク32との間の隙間に位置している。
また、スピーカ101は、第1弾性部材61と、第2弾性部材162と、圧縮ばね71とを備える。
図2は、外装ケース102に取り付ける前の第1弾性部材61をボイスコイル5の軸方向から見た平面図である。
第1弾性部材61は、円環状の本体部611と、本体部611の外周縁部に沿って所定の間隔をあけて配置されると共に、本体部611の外周縁部から本体部611の径方向外側に延びる複数の腕部612とを有する。本実施形態では、第1弾性部材61は、リン青銅で形成されているが、例えば、ステンレス鋼、鋼鉄、又は耐熱型樹脂(例えば、樹脂にカーボンなどを混合した混合樹脂)で形成されるようにしてもよい。
本体部611は、第2ヨーク32の第1表面32aの外周縁部に取り付けられる(図1参照)。
各腕部612は、本体部611の外周方向において90度間隔に複数配置されている。外装ケース102の周壁部21に第1弾性部材61を取り付けるとき、各腕部612を図1に示すように変形させる。この取り付けにより、各腕部612は、第1弾性部材61の弾性力で、外装ケース102の周壁部21の内周面に押し付けられる。このとき、各腕部612は、先端部612aと、この先端部612aに連なる湾曲部612cと、この湾曲部612cと本体部611とに連なる基端部612bとを有する。この湾曲部612cは、第2ヨーク32の第1表面32aよりも振動板41側に膨出するように湾曲する。
また、各腕部612の先端部612aには、ねじが取り付けられている。このねじの頭部は、外装ケース102の周壁部21の内周面に設けられた凹部21aに収容されると共に、例えば接着剤で凹部21aに固定される。
また、外装ケース102の周壁部21に第1弾性部材61を取り付けたとき、磁気回路部103に対して振動板41側の空間と、磁気回路部103に対して振動板41とは反対側の空間とは、腕部612同士の間の空間を介して連通する。
図3は、第2弾性部材162をボイスコイル5の軸方向から見た平面図である。
第2弾性部材162は、円環状の本体部1621と、本体部1621の外周縁部に沿って所定の間隔をあけて配置される複数の腕部1622とを有する。本実施形態では、第2弾性部材162は、リン青銅で形成されているが、例えば、ステンレス鋼、鋼鉄、耐熱型樹脂(例えば、樹脂にカーボンなどを混合した混合樹脂)で形成されるようにしてもよい。
本体部1621は、ボイスコイル5のボビン部51の外周面に取り付けられる(図1参照)。
各腕部1622は、本体部1621の周方向において90度間隔で複数配置されている。各腕部1622は、先端部1622aと、一端が先端部1622aに連なる中間部1622cと、一端が中間部1622cの他端に連なる一方、他端が本体部1621に連なる基端部1622bとを有する。これにより、各腕部1622は、本体部1621の外周縁部から本体部1621の径方向外側に延びた後、本体部1621の周方向に沿うように延びる。
また、第2弾性部材162は、スペーサ63(図1参照)を介して第1弾性部材61に接続されている。このスペーサ63は、第2ヨーク32の周方向に所定の間隔をあけて複数配置されている。
各スペーサ63の振動板41側の端部は、第2弾性部材162の先端部1622aの貫通孔1622hに挿し通される。このスペーサ63の振動板41側の端部は、第2弾性部材162の先端部1622aに例えば接着剤で固定される。
一方、各スペーサ63の振動板41側とは反対側の端部は、第1弾性部材61の本体部611に設けられた貫通孔611hに挿し通されると共に、第2ヨーク32の第1表面32aの外周縁部に設けられた穴32hに挿入される。このとき、スペーサ63の振動板41とは反対側の端部は、穴32hにネジ結合するが、前記穴部に他の方法(例えば、接着剤)で結合するようにしてもよい。
図1に示すように、圧縮ばね71は、圧縮ばね71の中心軸がボイスコイル5の中心軸と平行となるように、接続部材4510と第1ヨーク31との間に挟まれている。より詳しくは、圧縮ばね71は、接続部材4510と柱部312との間に挟まれている。圧縮ばね71は、接続部材4510と柱部312とのそれぞれに接着剤で固定されている。これにより、例えば、スピーカ1が外部から水圧を受けて、振動板41がスピーカ101の内部に押し込まれた場合に、圧縮ばね71にはボイスコイル5の軸方向に沿って働く復元力が生じるので、圧縮ばね71が磁気回路部103を外装ケース102の底部122側に付勢する。
(スピーカ101の動作)
本実施形態では、第1磁石33により、図示しない磁束が形成されている。スピーカ1の外部から電気信号線8を介して電気信号を入力すると、図示しない処理回路における処理結果に応じた電気信号がボイスコイル5のコイル部52に供給される。このとき、ボイスコイル5のコイル部52が前記磁束を通過しているので、ボイスコイル5に対して磁束密度に比例するローレンツ力が作用する。このローレンツ力がボイスコイル5を軸方向に振動させる加振力であり、ボイスコイル5と、ボイスコイル5に接続部材4510を介して接続されている蓋部4の振動板41とを振動させ、音圧を生じさせる。例えば、低周波音波振動を生じさせることで10Hzから400Hzの低周波音域において音圧を生じさせる場合、磁気回路部103の質量を予め適切に設定することによりボイスコイル5と磁気回路部103とが共振する。また、例えば、ボイスコイル5と磁気回路部103とが共振するとき、ボイスコイル5の軸方向における磁気回路部103の振動が大きくなり、スピーカ101内部の空気が流動させられる。
また、本実施形態のスピーカ101は、磁気回路部103が第1弾性部材61を介して外装ケース102に取り付けられているので、ボイスコイル5が磁気回路部103に衝突した場合、第1弾性部材61で衝突力を吸収できる。その結果、磁気回路部103及びボイスコイル5の破損の恐れを低減することができる。
また、ボイスコイル5の径方向における磁気回路部103の振動がボイスコイル5の軸方向における磁気回路部103の振動よりも抑制されるように第1弾性部材61を形成しているので、磁気回路部103がボイスコイル5の径方向に移動してボイスコイル5に接触するのを抑制することができる。その結果、ボイスコイル5を径方向に振動させるような振動が生じた場合、ボイスコイル5の軸方向の振動を確保することができる。
また、磁気回路部103に対して振動板41側の空間と、磁気回路部103に対して振動板41とは反対側の空間とは、腕部612同士の間の空間を介して、連通している。そのため、磁気回路部103に対して振動板41側の空間と、磁気回路部103に対して振動板41とは反対側の空間との間で空気を流動させることができる。例えば、ボイスコイル5と磁気回路部103とが共振する場合、スピーカ101内部の空気の流動を促進することができる。その結果、磁気回路部103に対して振動板41側の空間でボイスコイル5の振動によって発生した熱を含む空気を、磁気回路部103に対して振動板41側の空間に流動させて、ボイスコイル5付近に熱が籠もることを抑制することができる。
また、腕部612が第1弾性部材61の弾性力で外装ケース102の周壁部21の内周面に押し付けられている。その結果、磁気回路部103が外装ケース102に取り付けられるとき、例えば接着剤を使用しなくても、外装ケース102の周壁部21に第1弾性部材61を仮止めすることができる。
また、ボイスコイル5は、第2弾性部材162などを介して磁気回路部103に接続されているので、ボイスコイル5の固有振動数が低くなる。その結果、スピーカ101から生じる音圧のうち、低音域の音圧を増加させることができる。
また、振動板41は、所定の厚さを有すると共に、所定の材料で形成される。その結果、スピーカ101から所定の音圧を生じさせることができる。
また、空気孔9に既知の高分子材料が設けられて空気を流通可能にする。その結果、スピーカ101が例えば温度の影響を受けても、スピーカ101が膨張又は収縮することを抑制することができる。
(第1変形例)
本開示の第1実施形態の第1変形例に係るスピーカ1は、外装ケース2が周壁部21と空気孔9を有さない底部22とで構成されている点と、磁気回路部3が第2磁石34を有している点と、接続部材451及び第2弾性部材62が一体に形成されている点とで、第1実施形態と異なっている。なお、本変形例では、第1実施形態と同一部分に同一参照番号を付して説明を省略し、第1実施形態と異なる点について説明する。
図4は、本開示の第1実施形態の第1変形例に係るスピーカ1の縦断面図である。
外装ケース2は、開口容器状に形成されている。外装ケース2は、周壁部21と、底部22とを有する。周壁部21は、底部22と一体に形成され、一端部が底部22の周縁部に連なっている。外装ケース2は、耐熱性を有し、経年変化しにくい材料で形成される。本変形例では、外装ケース2は、ステンレス鋼で形成されているが、例えば、銅、アルミニウム、又は硬質耐熱樹脂(例えば、耐熱プラスチック)で形成されるようにしてもよい。
磁気回路部3は、第1ヨーク31と、第2ヨーク32と、第1磁石33と、第2磁石34とを有する。
第2磁石34は、第2ヨーク32に対して第1フランジ部311とは反対側に配置されると共に、第2ヨーク32に取り付けられている。より詳しくは、第2磁石34は、円環状に形成され、内周面が隙間を介してボイスコイル5の一部に対向している。第2磁石34は、ボイスコイル5の軸方向において第1磁石33と重なっている。第2磁石34の磁極は、全周に亘って第2ヨーク32側がS極であり、全周に亘って蓋部4の振動板41側がN極である。第2磁石34のS極は、第2ヨーク32の第1表面32aに固定されている。一方、第2磁石34のN極は、蓋部4内の空間に面している。
蓋部4は、外装ケース2の開口を塞ぐように外装ケース2に取り付けられて、外装ケース2との間に密閉空間を形成している。
接続部材451は、有蓋筒状に形成されている。接続部材451の外周縁部には、溝部451aが設けられている。接続部材451は、振動板41の磁気回路部3に対向する面の中央部にねじ留めによって取り付けられている。
第1磁石33及び第2磁石34が配置されている場合、第1磁石33により形成される磁束(図示せず)と第2磁石34により形成される磁束(図示せず)とが足し合わされる。そのため、磁気回路部3が第2磁石34を有さない場合と比べて、ボイスコイルの軸方向の振動に寄与する磁束が増加する。
図5は、図4に示すスピーカ1の接続部材451と第2弾性部材62との平面図である。
接続部材451には、複数の貫通孔451cが設けられている。この複数の貫通孔451cは、それぞれ、接続部材451の軸方向に沿って延びている。
第2弾性部材62は、接続部材451と一体に形成されて、接続部材451の外周縁部に複数配置されている。本変形例では、第2弾性部材62は、リン青銅で形成されているが、例えば、ステンレス鋼、鋼鉄、耐熱型樹脂(例えば、樹脂にカーボンなどを混合した混合樹脂)で形成されるようにしてもよい。
より詳しくは、第2弾性部材62は、接続部材451の周方向において、90度間隔で複数配置されている。各第2弾性部材62は、第2弾性部材62の保持枠42側の一端部62aと、一端が一端部62aに連なる中間部62cと、一端が中間部62cの他端に連なる一方、他端が接続部材451の外周縁部に連なる他端部62bとを有する。これにより、各第2弾性部材62は、接続部材451の外周縁部から接続部材451の径方向外側に延びた後、接続部材451の周方向に沿うように延びる。
各スペーサ63の振動板41側の端部は、第2弾性部材62の一端部62aの貫通孔62hに挿し通される。このスペーサ63の振動板41側の端部は、第2弾性部材62の一端部62aに例えば接着剤で固定される。
(第2変形例)
本開示の第1実施形態の第2変形例に係るスピーカ201は、磁気回路部203の第2磁石234がボイスコイル5の径方向内側に配置され、第2弾性部材262が接続部材451とは別体で形成されている点で、第1実施形態、又は第1実施形態の第1変形例と異なっている。また、圧縮ばね71が削除されている点で、第1実施形態の第1変形例と異なっている。なお、本変形例では、第1実施形態、又は第1実施形態の第1変形例と同一部分に同一参照番号を付して説明を省略し、第1実施形態、又は第1実施形態の第1変形例と異なる点について説明する。
図6は、本開示の第1実施形態の第2変形例に係るスピーカ201の縦断面図である。
磁気回路部203の第2磁石234は、ボイスコイル5の径方向内側に配置されている。より詳しくは、第2磁石234は、ボイスコイル5の径方向内側において、柱部312又は第2ヨーク32に対して第1フランジ部311とは反対側に配置されると共に、柱部312の第2端部312b側の端面と第2フランジ部313の第1表面313aとに取り付けられている。第2磁石234は、外周面が隙間を介してボイスコイル5の一部に対向している。第2磁石234の磁極は、全周に亘って柱部312側又は第2フランジ部313側がN極であり、全周に亘って蓋部4の振動板41側がS極である。第2磁石234のN極は、柱部312の第2端部312b側の端面と第2フランジ部313の第1表面313aとに接触している。一方、第2磁石234のS極は、蓋部4内の空間に面している。
第1磁石33及び第2磁石234が配置されている場合、第1磁石33により形成される磁束(図示せず)と第2磁石234により形成される磁束(図示せず)とが足し合わされる。そのため、磁気回路部203が第2磁石234を有さない場合と比べて、ボイスコイルの軸方向の振動に寄与する磁束が増加する。
第2弾性部材262は、接続部材451と別体に形成され、接続部材451及び複数のスペーサ63に接続されている。
図7は、図6に示すスピーカ201の接続部材451と第2弾性部材262との平面図である。
第2弾性部材262は、円環状の本体部2621と、本体部2621の外周縁部に沿って所定の間隔をあけて配置される複数の腕部2622とを有する。本変形例では、第2弾性部材262は、リン青銅で形成されているが、例えば、ステンレス鋼、鋼鉄、耐熱型樹脂(例えば、樹脂にカーボンなどを混合した混合樹脂)で形成されるようにしてもよい。
本体部2621は、本体部2621と接続部材451とは接着剤で固定されているが、例えば、ねじ留めされるようにしてもよい(図6参照)。
各腕部2622は、本体部2621の周方向において90度間隔で複数配置されている。各腕部2622は、先端部2622aと、一端が先端部2622aに連なる中間部2622cと、一端が中間部2622cの他端に連なる一方、他端が本体部2621に連なる基端部2622bとを有する。これにより、各第2弾性部材262は、接続部材451の外周縁部から接続部材451の径方向外側に延びた後、接続部材451の周方向に沿うように延びる。
各スペーサ63の振動板41側の端部は、第2弾性部材262の先端部2622aの貫通孔2622hに挿し通される。このスペーサ63の振動板41側の端部は、第2弾性部材262の先端部2622aに例えば接着剤で固定される。
前記変形例の構成は、第1実施形態と同様の効果を奏する。
また、本実施形態の変形例によれば、第1磁石33及び第2磁石34が配置されている場合、第1磁石33により形成される磁束と第2磁石34により形成される磁束とが足し合わされる。そのため、磁気回路部3が第2磁石34を有さない場合と比べて、ボイスコイルの軸方向の振動に寄与する磁束が増加する。従って、本変形例のスピーカ1は、磁気回路部3が第2磁石34を有さない場合と比べて、ボイスコイルの加振力を例えば20%上げて、音圧を増加させることができる。
また、本実施形態の変形例によれば、第2磁石34がボイスコイル5の径方向外側に配置されるので、スピーカ1の軸方向の大きさが増加することを抑制することができる。
また、ボイスコイル5の径方向外側に第2磁石34を配置することにより、第2磁石34の径方向の大きさをボイスコイル5の外径よりも大きくすることができる。従って、ボイスコイル5の径方向内側に第2磁石を配置する場合と比べて、ボイスコイル5の軸方向の振動に寄与する磁束を増やすことができる。
また、本実施形態の変形例によれば、第2磁石34がボイスコイル5の軸方向において第1磁石33と重なっているので、ボイスコイル5を軸方向に振動させる加振力を効果的に上げることができる。
また、本実施形態の変形例によれば、ボイスコイル5に邪魔されることなく、第2磁石34の交換を容易に行うことができる。
また、本実施形態の変形例によれば、スピーカ1が外部から水圧を受けたとき、振動板41が凹み、接続部材451とボイスコイル5とが外装ケース2側に移動する。このとき、第1ヨーク31と接続部材451との間に圧縮ばね71を配置しているので、前記水圧が低下すれば、接続部材451とボイスコイル5とを圧縮ばね71の付勢力で所定の位置に復帰させることができる。
また、本実施形態の変形例によれば、接続部材451とボイスコイル5とが外装ケース2側に移動したとき、圧縮ばね71が磁気回路部3を外装ケース2の底部122側に付勢することにより、磁気回路部3とボイスコイル5との相対位置関係を維持しやすく、ボイスコイル5が受けるローレンツ力の低下を抑えることができる。そのため、スピーカ1が発する音圧の低下を抑えることができる。
また、本実施形態の変形例によれば、第2磁石234がボイスコイル5の径方向内側に配置されるので、スピーカ201の軸方向の大きさが増加することを抑制することができる。また、ボイスコイル5の径方向内側に第2磁石234を配置することにより、ボイスコイル5の径方向外側の空きスペースが小さくなるのを抑制することができる。従って、ボイスコイル5の径方向外側における設計の自由度を広げることができる。
また、本実施形態の変形例によれば、第2磁石234は、ボイスコイル5の大径化を阻害しない。従って、ボイスコイル5の大径化でボイスコイル5の加振力を上げることが容易となる。
前記実施形態及び変形例では、振動板41と接続部材4510又は接続部材451とは、点接触して取り付けられているが、前記点接触における接触面積よりも広い面接触で取り付けられるようにしてもよい。振動板と接続部材との接触面積を変化させると、共振点を変化させることができる。例えば、このようなスピーカを水面又は地中に設置する場合には、振動板と接続部材とを面接触させてもよい。
前記実施形態及び変形例では、第1弾性部材61の本体部611を第2ヨーク32の第1表面32aに取り付けたが、例えば、本体部611を第2ヨーク32の第2表面32bに取り付けてもよい。
前記実施形態及び変形例では、磁気回路部3は、第1磁石33と、第2磁石34とを有し、磁気回路部203は、第1磁石33と、第2磁石234とを有するが、例えば、ボイスコイル5の更に磁石を有するようにしてもよい。この場合、ボイスコイルの軸方向の振動に寄与する磁束を増加させるように追加の磁石を配置することで、ボイスコイル5の加振力を更に上げて、音圧を増加させることができる。
前記実施形態及び変形例では、第1弾性部材61は、円環状の本体部611と、本体部611の外周縁部に沿って所定の間隔をあけて配置された複数の腕部612とを有するが、例えば、一端部が周壁部に取り付けられて他端部が磁気回路部に取り付けられる圧縮ばねを複数有するように構成されてもよい。
前記実施形態及び変形例では、第2磁石34をボイスコイル5の軸方向において第1磁石33と重なるように配置したが、例えば、第2磁石34をボイスコイル5の径方向外側に、ボイスコイル5の軸方向において第1磁石33と重ならないように配置してもよい。
前記実施形態及び変形例では、第1フランジ部311及び第2フランジ部313を柱部312の中心軸周りの周方向の全周に亘ってそれぞれ設けたが、周方向の一部に設けてもよい。
前記実施形態及び変形例では、第1磁石33、第2磁石34、及び第2磁石234は、それぞれ円環状に形成されているが、角環状でもよい。
前記実施形態及び変形例では、ボイスコイル5の径方向内側に配置された第2磁石234を柱部312の第2端部312b側の端面と第2フランジ部313の第1表面313aとに取り付けたが、柱部312の第2端部312b側の端面と第2フランジ部313の第1表面313aとの少なくとも一方にのみ取り付けてもよい。
なお、前記様々な実施形態又は変形例のうちの任意の実施形態又は変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。また、実施形態同士の組み合わせ又は実施例同士の組み合わせ又は実施形態と実施例との組み合わせが可能であると共に、異なる実施形態又は実施例の中の特徴同士の組み合わせも可能である。
1 スピーカ
2 外装ケース
3 磁気回路部
5 ボイスコイル
21 周壁部
22 底部
33 第1磁石
34 第2磁石
41 振動板
61 第1弾性部材
62 第2弾性部材
101 スピーカ
102 外装ケース
103 磁気回路部
122 底部
162 第2弾性部材
201 スピーカ
203 磁気回路部
234 第2磁石
262 第2弾性部材
301 スピーカ
302 外装ケース
303 磁気回路部
611 本体部
612 腕部
2621 本体部
2622 腕部

Claims (2)

  1. ベースと、
    前記ベースに第1弾性部材を介して取り付けられ、磁石を有する磁気回路部と、
    前記磁気回路部を覆う振動部と、
    前記磁気回路部と前記振動部との間に配置されたボイスコイルと、
    を備え、
    前記磁気回路部には、前記ボイスコイルが挿入され、前記ボイスコイルの軸方向に延びる隙間が形成され、
    前記第1弾性部材は、前記ボイスコイルの径方向における前記磁気回路部の振動が前記ボイスコイルの軸方向における前記磁気回路部の振動よりも抑制されるように形成され
    前記第1弾性部材は、
    前記磁気回路部に接続された本体部と、
    前記本体部の外周縁部に沿って所定の間隔をあけて配置され、且つ、前記ベースに接続された複数の腕部と、
    を有し、
    前記磁気回路部に対して前記振動部側の空間は、前記腕部同士の間の空間を介して、前記磁気回路部に対して前記振動部とは反対側の空間と連通し、
    前記ベースは、前記磁気回路部を取り囲む周壁部を有し、
    前記腕部は、前記第1弾性部材の弾性力で前記ベースの前記周壁部の内周面に押し付けられている、スピーカ。
  2. 請求項1に記載のスピーカにおいて、
    前記ボイスコイルは、第2弾性部材を介して前記磁気回路部に取り付けられている、スピーカ。
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