JP7264366B2 - 皮膚外用剤の評価方法 - Google Patents
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Description
まず、主観評価によるふきとり触感と摩擦力の関係を評価することにした。
(ふきとり触感についての主観評価)
最初に特許文献1で記載された方法と同様にして、pH、粘性、粘度が異なる12種類のふきとり化粧水について主観的な評価を行った。イオン交換水のみを化粧水(化粧水A)とした例も含め、水性成分、油性成分、界面活性剤などの組成を替えることで、pHが4.8~8.8、粘性が液状、微粘性、乳液状の何れか、粘度が3.2~2300mPa・Sとなる12種類のふきとり化粧水(化粧水A~化粧水L)を作製した。
主観評価に用いた12種類のふきとり化粧水について、表面性測定器(新東科学株式会社製:TYPE-14)を用いて、平均動摩擦係数(μK)を測定した。親指の曲率を模したR50mmの人工皮膚ホルダーに、直径30mmの円状にカットした拭き取り用コットン(ピュアタッチコットン:株式会社ナリス化粧品社製:310g/m2)を挟み、コットンに化粧水1.5mlを滴下した。このホルダーを測定器のアームにセットし、水平荷重として100g重の分銅を置いた。測定器の移動台には下記で述べる人工皮膚をセットした。移動距離50mm、移動速度3,000mm/minにて往路測定を10回実施し、平均動摩擦係数(μK)を測定した。
得られた平均動摩擦係数(μK)と主観評価で得られた「ふきとり感触」の因子得点との相関関係及び平均動摩擦係数(μK)と主観評価で得られた「ふきとり後感」の因子得点との相関関係を求め、その結果を図3に示した。摩擦力(平均動摩擦係数)との関係からも、因子「ふきとり感触」と因子「ふきとり後感」は相反する傾向、すなわち、因子「ふきとり感触」と平均動摩擦係数は負の関係を示し、因子「ふきとり後感」と平均動摩擦係数は正の関係を示した。
非特許文献1に記載された触運動量計測装置を用いて求められるふきとり動作時における水平方向の力の時間プロファイルからパワースペクトルを求め、12種類のふきとり化粧水全体の振動特性を調べた。
(時間プロファイルの計測)
主観評価実験に参加した女性の中から10名(21~47歳)を選び、主観評価に用いた12種類のふきとり化粧水を対象にして、各人のふきとり動作時における時間プロファイルを計測した。
計測した摩擦力(水平方向の力)の時間プロファイルにWelch法(窓幅0.5s、重複率0.5)を適用し、パワースペクトル密度を推定した。その際、摩擦力を検知したポイントから300msec後を開始点とし、1000msec分を対象とした。解析では、主要な触覚受容器の感度を考慮して0~252Hzの振動を解析領域とし、4Hz刻みで63個に分割した。同一試料において10回計測データの平均処理を行い、各人におけるパワーとした。
次に得られた8つの主成分因子とふきとり触感との関連性について検討した。8つの主成分因子は化粧水全体の振動特性を表すものであるので、これらの主成分因子とふきとり触感の間で何らかの関係があると考えられた。そこで、8つの主成分因子における主成分得点とふきとり触感の関係を、主観評価で得られた因子「ふきとり感触」及び因子「ふきとり後感」の各因子得点を目的変数、各主成分因子の主成分得点を説明変数とした重回帰分析を実施した。ここでは、個々のふきとり化粧水の主観評価との関連性を求めるために、各ふきとり化粧水についての主成分得点と、各ふきとり化粧水についての因子得点が用いられた。重回帰分析は、変数減少法を用いて変数選択を行った。この結果を表3に示した。なお、表3においてかっこ書きで示された周波数領域は主成分因子に対応した周波数領域ではあるが、主観評価とは関係しなかった周波数領域を示している。
次に表4に示す高分子成分が異なる4種類のふきとり化粧水を試作した。試作した化粧水4種類と、基準品として実施例1において「ふきとり感触」と「ふきとり後感」の評価が相当ともに高かったふきとり化粧水Bについて、実施例1と同様にして水平方向の力を測定し、その時間プロファイルからパワーを算出した。そして、ふきとり化粧水Bのパワーを基準として、各試作化粧水について各偏差を求めた。このパワー偏差について、160~220Hzと220~252Hzの周波数領域を対象に、それぞれパワーの偏差の積算値を求め、これを振動インデックスとした。そして、各周波数領域のパワーの偏差の積算値を2軸の因子とし、各ふきとり化粧水をプロットした散布図を図7に示した。原点(0,0)は基準品の位置を示している(図示せず)。試作品1や試作品4では、試作品2や3に比べて「ふきとり後感」に対応する振動インデックスが大きく、高分子成分Aや高分子成分Dを配合することで「ふきとり後感」を高められることが期待される。一方、試作品2や試作品3では、「ふきとり感触」が対応する振動インデックスは高い反面、「ふきとり後感」の振動インデックスは小さく、高分子成分Bや高分子成分Cはふきとり触感に関しては望ましくない影響を与えると考えられる。
Claims (19)
- 評価対象となる皮膚外用剤を対象物に塗布した際に観測される振動インデックスを指標とする肌に塗布される皮膚外用剤の評価方法であって、
前記振動インデックスは、特定された1又は2以上の測定周波数領域における評価指数であり、
前記測定周波数領域は、
同一種類である複数の皮膚外用剤を対象物に塗布した際に対象物に対して働く水平方向の力の時間プロファイルを測定するステップと、
前記時間プロファイルの測定に用いられた皮膚外用剤の肌への塗布により主観評価を得るステップと、
統計的解析により、得られた主観評価と関連づけられる特徴的な周波数領域を決定するステップを含む方法により定められ、
前記特徴的な周波数領域は、前記時間プロファイルを特徴づける主成分因子から決定される評価方法。 - 前記評価指数は、前記対象物に対して働く水平方向の力から求められる値である請求項1に記載の評価方法。
- 前記評価指数は、前記測定周波数領域における前記対象物に対して働く水平方向の力から求められるパワーに基づく値である請求項1に記載の評価方法。
- 前記評価指数は、前記測定周波数領域における前記対象物に対して働く水平方向の力から算出される一定時間内のパワーの積算値である請求項1に記載の評価方法。
- 前記測定周波数領域は、前記特徴的な周波数領域と同一の周波数領域であるか、前記特徴的な周波数領域を越えない範囲で、連続的に設定された周波数領域である請求項1~4のいずれか1項に記載の評価方法。
- 皮膚外用剤を直接的又は間接的に対象物に塗布して前記時間プロファイルを測定する請求項1~5の何れか1項に記載の評価方法。
- 対象物に塗布した際、特定された1又は2以上の測定周波数領域における対象物に対して働く水平方向の力から算出されるパワーに基づく値を指標として、皮膚外用剤を評価することを特徴とする肌に塗布される皮膚外用剤の評価方法であって、
前記測定周波数領域は、
同一種類である複数の皮膚外用剤を対象物に塗布した際に対象物に対して働く水平方向の力の時間プロファイルを測定するステップと、
前記時間プロファイルの測定に用いられた皮膚外用剤の肌への塗布により主観評価を得るステップと、
統計的解析により、得られた主観評価と関連づけられる特徴的な周波数領域を決定するステップを含む方法により定められ、
前記特徴的な周波数領域は、前記時間プロファイルを特徴づける主成分因子から決定される評価方法。 - 前記測定周波数領域は、前記特徴的な周波数領域と同一の周波数領域であるか、前記特徴的な周波数領域を越えない範囲で、連続的に設定された周波数領域である請求項7に記載の評価方法。
- 皮膚外用剤を直接的又は間接的に対象物に塗布して前記時間プロファイルを測定する請求項7又は8に記載の評価方法。
- 前記主観評価により得られる評価は、ふきとりに関する評価である請求項1~9のいずれか1項に記載の評価方法。
- 前記皮膚外用剤は、クレンジングクリーム、クレンジングオイル、ふきとり化粧水のいずれかである請求項1~10のいずれか1項に記載の評価方法。
- 前記皮膚外用剤は直接的又は間接的に肌に塗布される請求項1~11のいずれか1項に記載の評価方法。
- 対象物に塗布した際、特定された1又は2以上の測定周波数領域における対象物に対して働く水平方向の力から求められる振動インデックスを指標として、皮膚外用剤の処方を設計する肌に塗布される皮膚外用剤の設計方法であって、
前記測定周波数領域は、
同一種類である複数の皮膚外用剤を対象物に塗布した際に対象物に対して働く水平方向の力の時間プロファイルを測定するステップと、
前記時間プロファイルの測定に用いられた皮膚外用剤の肌への塗布により主観評価を得るステップと、
統計的解析により、得られた主観評価と関連づけられる特徴的な周波数領域を決定するステップを含む方法により定められ、
前記特徴的な周波数領域は、前記時間プロファイルを特徴づける主成分因子から決定される設計方法。 - 前記振動インデックスは、対象物に対して働く水平方向の力から求められるパワーに基づく値を指標とする請求項13に記載の皮膚外用剤の設計方法。
- 前記振動インデックスは、前記対象物に対して働く水平方向の力から算出される一定時間内のパワーの積算値を指標とする請求項13に記載の設計方法。
- 前記測定周波数領域は、前記特徴的な周波数領域と同一の周波数領域であるか、前記特徴的な周波数領域を越えない範囲で、連続的に設定された周波数領域である請求項13~15のいずれか1項に記載の設計方法。
- 請求項13~16のいずれか1項に記載の設計方法より得られた処方により、皮膚外用剤を製造する方法。
- 請求項1~12のいずれか1項に記載の評価方法に従って皮膚外用剤を評価した場合に振動インデックスを変動させる成分を配合して皮膚外用剤を製造する方法。
- 振動インデックスを変動させる成分であるかどうかを判断する方法であって、
被検成分を配合して製造した試験用皮膚外用剤を請求項1~12のいずれか1項に記載の評価方法で評価した場合に得られる振動インデックスと、
被検成分を配合せずに製造した対照用皮膚外用剤を同方法で評価した場合に得られる振動インデックスを対比して判断する方法。
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齋藤直輝、外3名,ファンデーション塗布動作時の摩擦および振動特性評価システム,ロボティクス・メカトロニクス講演会講演概要集,日本,2015年,2A1-A01 |
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