JP7261189B2 - 内燃機関制御装置及び内燃機関制御方法 - Google Patents
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Description
上記した以外の課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
[エンジン]
まず、本発明が適用されるエンジンの例について図1を参照して説明する。
図1は、本発明の第1の実施形態におけるエンジンの断面の例を示す。
エンジン1は、火花点火4サイクルガソリンエンジンであり、エンジンヘッドとシリンダ13、ピストン14、吸気弁15、及び排気弁16によって燃焼室が形成されている。エンジン1では、燃料噴射弁18がエンジンヘッドに設けられるとともに、燃料噴射弁18の噴射ノズルが燃焼室内に貫通していることにより、所謂、筒内直接噴射式の内燃機関を構成している。また、エンジンヘッドには点火プラグ17も併設されている。燃焼用の空気は、エアクリーナ19、スロットルバルブ20、及び吸気ポート21を通って、燃焼室内に取り込まれる。そして、燃焼室から排出される燃焼後のガス(排気ガス)は、排気ポート24、及び触媒コンバータ25を通って大気に排出される。
図2は、クランク角センサ11とタイミングロータ26を用いてクランク回転速度を検出する原理を示す。
エンジン1のクランクシャフト30に取り付けられたタイミングロータ26の外周上には、一定の角度間隔Δθで信号歯26aが設けられている。クランク角センサ11によって、隣り合った信号歯26aがクランク角センサ11の検出部を通過する時間差Δtが検出され、クランク回転速度ω=Δθ/Δt[rad/s]が求められる。本実施形態では、このような原理を用いているため、クランク回転速度は回転角Δθ毎に検出され、そのクランク回転速度は回転角Δθ間における平均の回転速度となる。
図3は、コントローラ12の構成例を示すブロック図である。
コントローラ12は、不図示のシステムバスを介して相互に電気的に接続された入出力部121、制御部122、及び記憶部123を備える。
次に、コントローラ12によって実施される、エンジントルクのサイクル変動に基づいたエンジン制御について図4を参照して説明する。
図4は、コントローラ12によって実施される、エンジントルクのサイクル変動に基づいたエンジン制御の手順例を示すフローチャートである。
図5に、エンジン1の1サイクル間(クランク角度0°~720°)の回転速度時系列データの一例を示す。図5は、3気筒4サイクルエンジンの例である。図5上側は、クランク角センサ11より求めた回転速度に、高周波数の変動成分が含まれている場合の、回転速度時系列データ(高周波成分除去前)の例である。また、図5下側は、図5上側の回転速度時系列データを、式(1)を用いてフーリエ級数展開し、三角関数の足し合わせを4次で打ち切った場合の、回転速度時系列データ(高周波成分除去後)の例である。図5上側及び図5下側において、横軸はクランク角[deg]、縦軸は回転速度[rpm]を表す。
本実施形態では、その一例として、位相値θを回転速度が極大値となるクランク角(以下、「極大タイミング」と記載する)として求める方法について図7を用いて説明する。
図7は、ステップS5において極大タイミングを用いて位相値θを求める手順を示すフローチャートである。
図8は、3気筒4サイクルエンジンの行程シーケンスの例を示す。
図9は、1サイクル分の回転速度時系列データに対して、各気筒の圧縮上死点後90°を中心としたウィンドウに分割した例を示す。横軸はクランク角[deg]、縦軸は回転速度[rpm]を表す。
クランク角90°~330°の区間では第3気筒の圧縮上死点後90°(クランク角210°)が含まれるので、これを第3気筒ウィンドウとする。同様に、第2気筒の圧縮上死点後90°(クランク角450°)を含むクランク角330°~570°の区間を第2気筒ウィンドウとする。さらに、第1気筒の圧縮上死点後90°(クランク角690°)を含むクランク角570°~720°及び0°~90°の区間を第1気筒ウィンドウとする。
図10は、図9における各ウィンドウ内の回転速度時系列データのクランク角をローカルクランク角に変換した例を示している。横軸はローカルクランク角[deg]、縦軸は回転速度[rpm]を表す。
本例では、各気筒の圧縮上死点後90°をゼロとした-120°~+120°(ウィンドウ幅240°)の範囲のローカルクランク角を用いて、回転速度時系列データが再定義される。このように、図7のステップS5aにおいては、全ての気筒ウィンドウについてローカルクランク角に変換した回転速度時系列データを作成し、ステップS5bにその回転速度時系列データを引き渡す。ステップS5bでは、ローカルクランク角に変換された回転速度時系列データから、回転速度が最大となるタイミングを算出する。
図11に、ステップS5bによる回転速度の最大速度タイミングの算出方法の例を示す。横軸はクランク角[deg]、縦軸は回転速度[rpm]を表す。
回転速度時系列データは離散点データであるため、図11に示すように、離散点データにおける回転速度の最大速度タイミング(データ点n)と、破線で示された実際の回転速度の最大速度タイミングとの間には差異が生じる。そこで、図7のステップS5bでは、離散点データから回転速度の時系列変化を多項式で近似して、この近似式から回転速度の最大速度タイミングを求める。
ステップS5の後、回転速度位相算出部122bは、位相値θをRAM上の記憶領域Mθ(j,k)に書き込む(S6)。上記のステップS4,S5の処理を、各気筒(k=1~Ncyl)について実施することで、各気筒の回転速度の位相値θが得られる。
ここで、ステップS12によるエンジントルクのサイクル変動率(トルク変動率)を算出する方法を説明する。
図12に、位相値θの標準偏差σθ[%]と、図示平均有効圧力IMEP(Indicated Mean Effective Pressure)の標準偏差(CoV of IMEP)[%]との相関を示す。複数の黒丸はサンプリングデータを示す。CoVは、Coefficient of Variationの略である。
次に、ステップS13による機関制御について説明する。
例えば、EGRシステムにおいて、エンジン1の熱効率を高めるにはEGR率を適切に制御する必要がある。一般的に、部分負荷においてEGR率を高くするとポンピング損失が減って熱効率が高くなる。また、EGR率を高くすることで燃焼温度が下がるため、冷却損失やNOxの排出を減らすことも可能である。さらに、高負荷においてはEGR率を高くすることでノッキングを抑制し、排気損失を減らすことも可能である。一方、EGR率が過度に高くなると、混合気の着火性が低くなったり、火炎伝播性が低下したりするため、失火が起こる可能性が高くなる。したがって、失火が起こらない範囲、又は失火が許容できる範囲で、できるだけEGR率を高めることがエンジン1の熱効率を高める上で重要である。
制御ブロック131では、エンジン1のクランク角センサ11の出力に基づき、現在のトルクのサイクル変動率CoV_currentを推定する(ステップS1~S12に相当)。このサイクル変動率CoV_currentは気筒毎に求まるので、制御ブロック131は、各気筒のサイクル変動率CoV_currentを基に、現サイクルの代表トルク変動率CoV_repを求める。制御ブロック131は、図3に示した回転速度算出部122a、回転速度位相算出部122b、及びサイクル変動算出部122cに相当する。
図14に、EGRシステムにおける、偏差ΔCoVに基づいたアクチュエータの制御例を示す。横軸は偏差ΔCoV[%]、縦軸はアクチュエータ等の状態を表す。
EGRシステムにおける、偏差ΔCoVに基づいたアクチュエータの制御では、例えば偏差ΔCoVの増加に伴い、トルクのサイクル変動を抑制するため、EGRバルブ29の開度(破線)及びスロットルバルブ20の開度(実線)が小さくなるように制御する。この制御によってEGR率が低くなるので、着火遅れ時間は短くなり、燃焼速度は速くなる。そこで、燃焼を適切なタイミング(燃費最良タイミング)にするため、点火遅角量(一点鎖線)が小さくなるように制御する。
図16には、希薄燃焼システムにおける、偏差ΔCoVに基づいたアクチュエータの制御例を示す。横軸は偏差ΔCoV[%]、縦軸はアクチュエータ等の状態を表す。
希薄燃焼システムにおける、偏差ΔCoVに基づいたアクチュエータの制御では、例えば偏差ΔCoVの増加に伴い、トルクのサイクル変動を抑制するため、スロットルバルブ20の開度(実線)が小さくなるように制御する。この制御によって空燃比が低くなるので、着火遅れ時間は短くなり、燃焼速度は速くなる。そこで、燃焼を適切なタイミング(燃費最良タイミング)にするため、点火遅角量(一点鎖線)が小さくなるように制御する。
なお、気筒毎の現在のトルク変動率CoV_currentに基づいて、気筒毎に異なるエンジン制御を行うことも考えられる。図17には、気筒毎のトルク変動率の偏差ΔCoVと、それに基づいた燃料噴射量の補正制御を、希薄燃焼システムに適用した一例を示す。この例では、気筒毎のトルク変動率と目標トルク変動率との差分をΔCoV[%]とし、ΔCoVに比例して気筒毎の燃料噴射量を補正する。
気筒毎に異なるエンジン制御を行う場合、トルク変動率が目標値(目標トルク変動率)よりも大きな気筒では、燃料噴射量を増やして空燃比が小さくなる方向に補正される。一方、トルク変動率が目標値よりも小さな気筒では、燃料噴射量を減らして空燃比が大きくなる方向に補正される。これによって、各気筒のトルク変動率が目標値に近づき、高い燃費効率とサイクル変動の低減を両立することが可能となる。
従来技術に対する本実施形態の効果を、図19を用いて説明する。
図19は、本実施形態及び従来技術によるトルクのサイクル変動率の推定誤差と、サンプルサイクル数Nとの関係を示した実測結果である。この実測結果は、回転速度が2400rpmのときにあるEGR率で測定した結果である。従来技術によるサンプリングデータを三角マーク‘▲’、本実施形態によるサンプリングデータを丸マーク‘○’で示している。
エンジン1のクランク軸周りには、エンジン1のピストン、コンロッドや車両駆動系などによる大きな慣性モーメントが作用する。そのため、燃焼トルクのサイクル変動成分が回転速度の変動成分に変換される過程で、慣性効果によって減衰してしまう。従来技術では、回転速度の変動成分の大きさをトルクのサイクル変動の指標にしているため、上記理由によりS/Nが低く、トルクのサイクル変動率の推定誤差が大きくなる。
[従来手法との切り替え]
前述のように、回転速度の位相の標準偏差σθに基づいてトルク変動を推定する方法は、短時間で精度良くトルクのサイクル変動率を推定できる。一方、回転速度の位相を求めるために、サイクル毎にフーリエ級数展開や、多項式近似を行う必要があり、回転速度の標準偏差σωに基づいてトルク変動を推定する従来の方法に比べて、コントローラ12の演算負荷が大きい。そこで、エンジンの状態等に応じて、回転速度の標準偏差σωに基づいてトルク変動を推定する方法と、速度位相の標準偏差σθに基づいてトルク変動を推定する方法とを切り替えて、エンジン制御をすることが考えられる。
本実施形態に係るコントローラ12では、サイクル変動算出部122cが、第1のサイクル変動算出部122c1、第2のサイクル変動算出部122c2、及び算出方法切替部122c3を備える。
次に、EGRシステムにおいて、トルク変動率の算出方法を切り替える方法について図22を参照して説明する。
図22は、EGR率によってトルク変動率の算出方法を切り替える処理の手順例を示すフローチャートである。本例では、速度位相の標準偏差σθに基づいてトルク変動率を推定する方法と、回転速度の標準偏差σωに基づいてトルク変動率を推定する方法(図20参照)とを切り替える。
図23に、トルク変動率の算出方法の切り替えに用いられるエンジン1の運転パラメータの例を示す。
トルクのサイクル変動に基づいて、少ないサイクル数でのエンジン制御が求められる状況として、例えば、希薄燃焼システムの空燃比が大きい場合、エンジン負荷(トルク)が低い場合、冷却水温が低い場合、過渡運転状態などの場合が挙げられる。したがって、これらの場合には、回転速度の位相値θの標準偏差σθに基づいてトルク変動率を推定することが望ましい。
さらに、本発明は上述した各実施形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した本発明の要旨を逸脱しない限りにおいて、その他種々の応用例、変形例を取り得ることは勿論である。
121…入出力部、 122…制御部、 122a…回転速度算出部、 122b…回転速度位相算出部、 122c…サイクル変動算出部、 122c1…第1のサイクル変動算出部、 122c2…第2のサイクル変動算出部、 122c3…算出方法切替部、 122d…機関制御部、 123…記憶部
Claims (14)
- 内燃機関のクランク回転速度の時系列値を算出する回転速度算出部と、
前記回転速度算出部により算出された前記クランク回転速度の時系列値から前記クランク回転速度の位相を算出する回転速度位相算出部と、
前記回転速度位相算出部により算出された前記クランク回転速度の位相のサイクル間でのばらつきの大きさを算出する第1のサイクル変動算出部と、を備える
内燃機関制御装置。 - 前記回転速度位相算出部は、前記クランク回転速度の位相として前記クランク回転速度が極大又は極小となるクランク角を算出する
請求項1に記載の内燃機関制御装置。 - 前記回転速度位相算出部は、前記クランク回転速度の位相として前記クランク回転速度が所定の回転速度をまたいで変化したときのクランク角を算出する
請求項1に記載の内燃機関制御装置。 - 前記回転速度算出部は、前記クランクの回転角を検出する回転角センサの検出結果より得られる前記クランク回転速度の時系列値を有限次数のフーリエ級数展開することで、前記クランク回転速度の時系列値を再構築する
請求項1に記載の内燃機関制御装置。 - 前記回転速度位相算出部は、前記クランク回転速度の時系列値の1サイクルの期間を各気筒の圧縮上死点後の所定のクランク角を含むように気筒数で分割し、分割期間の前記クランク回転速度の時系列値を、該当気筒におけるクランク回転速度の時系列値として割り当て、各気筒に割り当てた前記クランク回転速度の時系列値の時系列を、各気筒の圧縮上死点後の前記所定のクランク角を基準とする時系列に変換し、気筒毎に前記時系列を変換後、各気筒に割り当てた前記クランク回転速度の時系列値から気筒毎のクランク回転速度の位相を算出する
請求項1に記載の内燃機関制御装置。 - 前記回転速度位相算出部は、前記クランク回転速度の離散的な時系列値を連続関数で近似し、前記連続関数を用いて前記クランク回転速度の位相を算出する
請求項2又は3に記載の内燃機関制御装置。 - 算出された前記クランク回転速度の位相のサイクル間でのばらつきの大きさに基づいて、前記内燃機関を制御する機関制御部、を備える
請求項1に記載の内燃機関制御装置。 - 前記第1のサイクル変動算出部は、前記クランク回転速度の位相のサイクル間でのばらつきの大きさに基づいて、気筒のトルク変動率を求め、
前記機関制御部は、前記トルク変動率と目標トルク変動率との差分が所定値よりも小さくなるように、排ガス再循環バルブの開度、スロットルバルブの開度、点火タイミング、点火エネルギー、筒内流動強さ、圧縮比、吸気温度、及び燃料噴射量のうち少なくとも1つを制御する
請求項7に記載の内燃機関制御装置。 - 前記第1のサイクル変動算出部は、前記クランク回転速度の位相のサイクル間でのばらつきの大きさに基づいて、複数の気筒の各々のトルク変動率を求め、
前記機関制御部は、前記各気筒のトルク変動率と目標トルク変動率との差分に基づいて、各気筒の燃料噴射量を補正する
請求項7に記載の内燃機関制御装置。 - 前記回転速度算出部により算出された前記クランク回転速度のサイクル間でのばらつきの大きさを算出する第2のサイクル変動算出部と、
前記第1のサイクル変動算出部と前記第2のサイクル変動算出部を切り替え、前記第1のサイクル変動算出部で算出された前記クランク回転速度の位相のサイクル間でのばらつきの大きさ、又は、前記第2のサイクル変動算出部で算出された前記クランク回転速度のサイクル間でのばらつきの大きさのいずれか一方に基づいて、前記内燃機関を制御する機関制御部と、を備える
請求項1に記載の内燃機関制御装置。 - 前記内燃機関の運転状態を表す運転パラメータの大きさに基づいて、前記第1のサイクル変動算出部と、前記第2のサイクル変動算出部の使用を切り替える算出方法切替部、を備える
請求項10に記載の内燃機関制御装置。 - 前記運転パラメータは、少なくとも排ガス再循環率、空燃比、エンジン負荷、冷却水温、前記クランク回転速度、前記内燃機関制御装置の負荷率、及び定常状態/過渡状態のいずれかである
請求項11に記載の内燃機関制御装置。 - 前記機関制御部は、所定時間のトルク変化率又はクランク回転速度変化率により、前記内燃機関が定常状態又は過渡状態のいずれであるかを判断する
請求項12に記載の内燃機関制御装置。 - 内燃機関の状態に応じて前記内燃機関を制御する内燃機関制御装置による内燃機関制御方法であって、
前記内燃機関制御装置の演算処理装置が前記内燃機関のクランク回転速度の時系列値を算出する処理と、
前記演算処理装置が前記クランク回転速度の時系列値から前記クランク回転速度の位相を算出する処理と、
前記演算処理装置が前記クランク回転速度の位相のサイクル間でのばらつきの大きさを算出する処理と、を含む
内燃機関制御方法。
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