JP7260366B2 - 電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、プログラム - Google Patents

電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP7260366B2
JP7260366B2 JP2019067181A JP2019067181A JP7260366B2 JP 7260366 B2 JP7260366 B2 JP 7260366B2 JP 2019067181 A JP2019067181 A JP 2019067181A JP 2019067181 A JP2019067181 A JP 2019067181A JP 7260366 B2 JP7260366 B2 JP 7260366B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medium
value
field communication
terminal
information
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019067181A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020166611A (ja
Inventor
效静 孫
佳子 中村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Rakuten Group Inc
Original Assignee
Rakuten Group Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Rakuten Group Inc filed Critical Rakuten Group Inc
Priority to JP2019067181A priority Critical patent/JP7260366B2/ja
Publication of JP2020166611A publication Critical patent/JP2020166611A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7260366B2 publication Critical patent/JP7260366B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、電子マネーのバリューがストア可能な2つの媒体の間で、バリューを適切に移行する電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、プログラムに関する。
従来から、IC(Integrated Circuit)カード等の媒体に電子的な貨幣価値を表すバリューを記憶させるストアドバリュー(stored-value)型の電子マネーが利用されている。
ストアドバリュー型の電子マネーシステムにおいては、POS(Point Of Sales)端末や店頭マルチメディア端末等が、リーダ/ライタに近付けられた媒体との間に近接場通信を確立し、近接場通信を介して媒体に記憶される情報を読み書きすることが多い。
媒体内にストアされているバリューを増加させれば、バリューの預け入れ(deposit)あるいはチャージ(charge)をしたことになり、減少させれば、引き出し(withdraw)をしたことになる。そこで、現実の小銭と銭入れの関係を考慮して、バリューをストアする媒体のことをウォレットと呼ぶこともある。
媒体としては、電子マネーのウォレットの機能のみを有するもののほか、クレジットカード、デビットカード、各種の会員カード等と、電子マネー用の媒体と、を一体にしたものも普及している。
特許文献1には、電子マネーシステムにおいて、ある媒体から別の媒体へバリューを移行(transfer)するための交換機が提案されている。
また、特許文献2に開示されるように、媒体にストアできるバリューに上限を設けることもある。
このほか、非特許文献1では、「Famiポート」と呼ばれる端末を用いて、「Edyカード・ケータイ」からなる媒体へ、「Edy」と呼ばれる電子マネーのバリューを預け入れるギフト処理が開示されている。すなわち、非特許文献1には、
(1)FamiポートTOP画面の「電子マネー『Edy』」をタッチして下さい。
(2)「Edyギフト」をタッチして下さい。
(3)Edyカード・ケータイをFamiポートの読み取り部分に置いて下さい。
(4)受取りされるEdyを選択頂き、「OK」をタッチして下さい。
(5)受取りされるEdyを確認頂き、「OK」をタッチして下さい。
(6)受取りされるEdyを書き込み中です。Edyカード・ケータイを動かさないで下さい。
(7)Edyの受取りが完了しました。画面を確認頂き、「OK」をタッチして下さい。
と記載されている。
本技術では、端末と媒体との近接場通信が確立された後、当該媒体に対応付けられたギフト情報(ギフトの内容、バリューの量、有効期限)が端末の画面に一覧表示される。一覧表示されたギフト情報からいずれかを媒体の使用者が選択すると、当該近接場通信を介して、選択されたギフト情報に指定されたバリューを、当該端末が当該媒体へ預け入れる。
特開2010-140332号公報 特開2013-137661号公報
株式会社ファミリーマート, ビットワレット株式会社, マルチメディア端末「Famiポート」で電子マネー"Edy"サービスが始まります!, 「Famiポート操作画面イメージ」の項目, https://edy.rakuten.co.jp/company/press/2008/20080228.html, 2008年2月28日プレスリリース, 2019年3月26日に取得
しかしながら、媒体にストアできるバリューや媒体に紐付けられるギフトの総額に上限がある場合には、その上限を超えると、媒体間での移行ができない。
このほか、特許文献1に開示される交換機では、2つの媒体の読み書きを並行してできるようにするため、2つのリーダ/ライタを備えている。しかしながら、非特許文献1にも開示される通り、多くの店舗で実際に運用されているPOS端末や店頭マルチメディア端末等が有するリーダ/ライタは1つだけであることが多い。このため、バリューの移行の際には、2つの媒体を交互に読み書きすることとなる。
すると、媒体の利用者が、ある媒体からバリューを引き出したにもかかわらず、引き出したバリューを別の媒体に預け入れることを忘れてしまうことがある。
一方で、不正使用やマネーロンダリング等を防止するため、バリューの移行には各種の法的な制限、あるいは、契約上の制限が課せられていることが多い。たとえば、2つの媒体を使用する権利を有するユーザが同一でなければ、バリューの移行ができない、等の制限である。したがって、このような制限を考慮しつつ、バリューの移行を行う必要がある。
本発明は、上記のような課題を解決するもので、電子マネーのバリューがストア可能な2つの媒体の間で、バリューを適切に移行する電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る管理システムは、複数の端末と、サーバと、を備える管理システムであって、
前記複数の端末のそれぞれは、媒体との近接場通信を確立すると、前記近接場通信を介して、前記媒体から識別情報を読み取り、
前記サーバは、前記読み取られた識別情報に対応付けられて登録されている有効なギフト情報をデータベースから検索し、前記検索された有効なギフト情報に指定されているバリューを取得し、
前記近接場通信を確立した端末が、前記近接場通信を介して、前記取得されたバリューを前記媒体へ預け入れると、前記サーバは、前記データベースにおいて、前記預け入れられたバリューを指定していた前記ギフト情報を無効化する
管理システムにおいて、
前記複数の端末のうち第1端末が、第1媒体との第1近接場通信を確立すると、前記第1端末が、前記確立された第1近接場通信を介して、前記第1媒体から、第1識別情報を読み取り、
前記第1近接場通信が切断された後、前記第1端末が、第2媒体との第2近接場通信を確立すると、前記第1端末が、前記確立された第2近接場通信を介して、前記第2媒体から第2識別情報を読み取り、
前記サーバが、前記読み取られた第1識別情報および第2識別情報により、前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第2媒体から前記第1媒体への移行条件を満たすか否かを判定し、
前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第2媒体から前記第1媒体への前記移行条件を満たせば、
前記第1端末が、前記第2近接場通信を介して、前記第2媒体にストアされている第2バリューを、前記第2媒体から引き出し、
前記サーバが、前記引き出された第2バリューを指定するギフト情報を生成し、前記生成されたギフト情報を、前記第1識別情報に対応付けて、前記データベースに記録する。
本発明によれば、電子マネーのバリューがストア可能な2つの媒体の間で、バリューを適切に移行する電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
本発明の実施例に係る管理システムの概要を示す説明図である。 本管理システムにて、使用者が端末へ2つの媒体を3回翳してバリューを移行する手順を示すフローチャートである。 本管理システムにて、端末のリーダ/ライタへ、新しい移行先媒体、古い移行元媒体、新しい移行先媒体の順に媒体を翳すことにより、古い媒体から新しい媒体へバリューが移行される制御の流れの概要を示すフローチャートである。 本管理システムにて、端末のリーダ/ライタへ、新しい移行先媒体、古い移行元媒体、新しい移行先媒体の順に媒体を翳すことにより、古い媒体から新しい媒体へバリューが移行される制御の流れの概要を示すフローチャートである。 本管理システムにて、使用者が端末へ2つの媒体を2回翳してバリューを移行する手順を示すフローチャートである。 本管理システムにて、端末のリーダ/ライタへ、古い移行元媒体、新しい移行先媒体の順に媒体を翳すことにより、古い媒体から新しい媒体へバリューが移行される制御の流れの概要を示すフローチャートである。 本管理システムにて、端末のリーダ/ライタへ、古い移行元媒体、新しい移行先媒体の順に媒体を翳すことにより、古い媒体から新しい媒体へバリューが移行される制御の流れの概要を示すフローチャートである。
以下に本発明の実施形態を説明する。なお、本実施形態は説明のためのものであり、本願発明の範囲を制限するものではない。したがって、当業者であればこれらの各要素もしくは全要素をこれと均等なものに置換した実施形態を採用することが可能であるが、これらの実施形態も本発明の範囲に含まれる。
(バリューの取扱い)
電子マネーシステムにおける電子的なバリューは、現金に類する貨幣的価値を有するものである。バリューは、現金と相互に、もしくは、一方から他方へ交換が可能なように、同じ通貨単位で管理されることもあるし、独自の単位を採用して交換の際に換算することもある。また、ユーザのアクション(商品の購入やアンケートへの回答、店舗への来店等)に応じて付与される各種のポイントを、電子ギフトに係るバリューとして利用することも可能である。
上記のように、本実施例は、ストアドバリュー型の電子マネーシステムに適用される。ストアドバリュー型システムでは、ユーザが取引において対価として支払うことが可能なバリューを、電子回路を組み込んだ樹脂カード等の媒体に対応付けて管理する。
ストアドバリュー型システムでは、媒体が有する電子回路に、利用可能なバリューの数値を記憶させることにより、媒体にバリューをストアする。
商品やサービスの提供者は、媒体との近接場通信が可能なリーダ/ライタを有する端末を利用することにより、ユーザからの対価の支払を受け付ける。ユーザが媒体をリーダ/ライタに翳すと、媒体とリーダ/ライタの近接場通信が可能となり、リーダ/ライタから媒体へ、各種のコマンドを送信すると、そのコマンドの実行結果が媒体からリーダ/ライタへ送信される。
たとえば、問い合わせコマンドを利用することにより、実行結果として、媒体に割り当てられている識別情報や、媒体にストアされているバリューの量を取得することができる。
減少コマンドでは、当該コマンドに指定されたバリューだけ、媒体にストアされているバリューを減少させる。これは、財布から現金を取り出すこと、あるいは、口座から現金を引き出すことに対応する。すなわち、減少コマンドは、商品やサービスの提供を受ける取引において、対価を支払う際、すなわち「課金」の際に利用される。
増加コマンドは、当該コマンドに指定されたバリューだけ、媒体にストアされているバリューを増加させる。これは、財布に現金を投入すること、あるいは、口座に現金を預け入れることに対応する。増加コマンドは、たとえば店頭で、ユーザが店員に渡した現金に相当するバリューを媒体にチャージする際に利用される。
減少コマンドや増加コマンドなどで、バリューの増減が行われる、ということは、支払者と提供者との間でバリューの移動が起きたことを意味する。提供者は、このバリューの移動の情報を、電子マネーのサーバに伝達する。電子マネーのサーバは、電子マネーサービス全体の運営者により運営されている。電子マネーのサーバに蓄積された決済情報を合算すれば、提供者がその期間内に得た、あるいは、失ったバリューの総額が得られる。
提供者は、バリューを獲得しているのであれば、運営者から現金等に交換して手に入れることができる。一方、バリューを失っているのであれば、提供者は、運営者に対して、当該バリューに対する現金等の支払いをする責務を負う。
なお、提供者と、電子マネーサービス全体の運営者と、の間に、中間的な業者が介在することもある。この業者は、電子マネーサービスの事業者と呼ばれ、提供者がバリューによる支払を受けるために必要なインフラストラクチャの準備やバリューの取扱いについての助言やサポートを行う。
(端末およびサーバとプログラムの関係)
本実施例では、POS端末や店頭マルチメディア端末等の端末がサーバと協働し、当該端末が有する1つのリーダ/ライタを動作させることにより、媒体間でのバリューの移行を行う。
本実施例の端末ならびにサーバは、プログラムをコンピュータに実行させることにより実現するのが一般的であるが、専用電子回路により処理を実行させることも可能である。このほか、コンピュータと専用電子回路の中間形態として、プログラムを電子回路の設計スクリプトにコンパイルして、当該設計スクリプトに基づいて電子回路を動的に構成するFPGA(Field Programmable Gate Array)などの技術を適用することにより、本実施例の端末ならびにサーバを構成することも可能である。
本実施例に係る端末は、POS端末や店頭マルチメディア端末を実現する端末コンピュータへ、電子マネーシステムの事業者や運営者が配布サーバにて配布される端末プログラムをダウンロードすることによって実現される。
本実施例に係るサーバは、電子マネーシステムにてウォレットとして機能する媒体の情報を管理するサーバコンピュータが、サーバプログラムを実行することによって実現される。
一般に、端末コンピュータやサーバコンピュータで実行されるプログラムは、コンパクトディスク、フレキシブルディスク、ハードディスク、光磁気ディスク、ディジタルビデオディスク、磁気テープ、ROM(Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)、フラッシュメモリ、半導体メモリ等のコンピュータ読み取り可能な非一時的(non-transitory)情報記録媒体に記録することができる。この情報記録媒体は、端末コンピュータやサーバコンピュータとは独立して配布・販売することもできる。
端末コンピュータやサーバコンピュータでは、フラッシュメモリやハードディスク等の非一時的(non-transitory)情報記録媒体に記録されたプログラムを、一時的(temporary)記憶装置であるRAM(Random Access Memory)に読み出してから、読み出されたプログラムに含まれる指令をCPU(Central Processing Unit)が実行する。ただし、ROMとRAMを一つのメモリ空間にマッピングして実行することが可能なアーキテクチャでは、ROMに格納されたプログラムに含まれる指令を、直接CPUが読み出して実行する。
さらに、端末プログラムやサーバプログラムは、当該プログラムが実行されるコンピュータとは独立して、コンピュータ通信網等の一時的(transitory)伝送媒体を介して、事業者が管理する配布サーバ等から端末コンピュータやサーバコンピュータ等へ配布・販売することができる。
(管理システム)
図1は、本発明の実施例に係る管理システムの概要を示す説明図である。本実施例に係る管理システム101は、複数の端末121と、サーバ141と、を備え、各端末121と、サーバ141と、は、コンピュータ通信網161を介して通信可能となっている。
上記のように、端末121は、端末コンピュータが端末プログラムを実行することにより実現され、サーバ141は、サーバコンピュータがサーバプログラムを実行することにより実現される。
各端末121は、リーダ/ライタを1つ備える。当該リーダ/ライタにより、電子マネーのバリューがストアされる媒体181との近接場通信182を確立すると、確立された近接場通信182を介して、各種コマンドを媒体181へ送り、実行結果を得ることができる。
本実施例では、1つの端末121が同時に読み書き可能な媒体181の数は最大で1つであることを想定する。すなわち、端末121は、並行して複数の媒体181の読み書きをすることはできない。本図では、1つの端末121に対して1つの媒体181のみが近接場通信182を確立しており、もう1つの媒体181については、確立されていない(白抜きのバツ印で、確立していないことを図示している)。
サーバ141は、電子マネーを管理するためのデータベースにアクセスする。当該データベースには、過去に発行された媒体181の識別情報と、当該媒体181に係る各種の付加的情報と、が対応付けて登録されている。
また、非特許文献1に開示されるように、ギフトとして媒体181に預け入れることが可能なバリューを表すギフト情報を、データベースにおいて、当該媒体181の識別情報に対応付けて登録することも可能である。媒体181へのバリューの預け入れが完了していないため、預け入れが依然として可能なギフト情報は有効である。当該預け入れが完了すると、当該ギフト情報は無効になる。
さらに、ギフト情報には有効期間を設定することが可能である。有効期間が設定されたギフト情報に係るバリューの預け入れは、当該有効期間内でのみ可能であり、当該有効期間の始期以前や終期以後は、当該ギフト情報は無効であるとみなされる。
以下の説明では、媒体181および近接場通信182に係る符号「181」「182」は、適宜省略する。
図2は、本管理システムにて、使用者が端末へ2つの媒体を3回翳してバリューを移行する手順を示すフローチャートである。以下、本図を参照して説明する。
本処理では、まず、使用者が、移行先の新しい媒体(第1媒体)を端末121に翳すと、第1近接場通信が確立され、第1識別情報が読み取られる(ステップS191)。
ついで、使用者が、移行元の古い媒体(第2媒体)を当該端末121に翳すと、第2近接場通信が確立され、第2識別情報が読み取られる(ステップS192)。そして、第2近接場通信を介して、古い媒体(第2媒体)からバリューが引き出され(ステップS193)、サーバ141が当該バリューに係るギフト情報を新しい媒体(第1媒体)に対応付けて、データベースに記録する(ステップS194)。
最後に、使用者が移行先の新しい媒体(第1媒体)を、任意の端末(当該端末121もしくは他の端末121)に再度翳すと、第3近接場通信が確立される(ステップS195)。そして、サーバ141が当該媒体に対応付けられてデータベースに記録されているギフト情報を取得し(ステップS196)、取得されたギフト情報に係るバリューを、第3近接場通信を確立した端末121が、当該第3近接場通信を介して、新しい媒体へ預け入れ(ステップS197)、バリューの移行が完了する。
以下、この処理をさらに詳細に説明する。
図3および図4は、本管理システムにて、端末のリーダ/ライタへ、新しい移行先媒体、古い移行元媒体、新しい移行先媒体の順に媒体を翳すことにより、古い媒体から新しい媒体へバリューが移行される制御の流れの概要を示すフローチャートである。以下、これらの図を参照して説明する。なお、本図ならびに以下の説明図において、主たる制御の流れを外れる条件分岐については、当該分岐に呼応する処理を実行するものとし、適宜図示や説明を省略する。
本処理が開始されると、端末121は、第1媒体との第1近接場通信の確立を試行する(ステップS201)。所定時間以内に第1近接場通信が確立したら(ステップS202;Yes)、端末121は、第1近接場通信を介して、第1媒体へ問い合わせコマンドを送り、第1媒体に割り当てられている第1識別情報を読み取る(ステップS203)。なお、第1識別情報に加えて、端末121は、第1媒体にストアされている第1バリューを読み取ることとしても良い。
ついで、端末121は、コンピュータ通信網161を介して、第1媒体から読み取った第1識別情報をサーバ141へ送信する(ステップS204)。なお、端末121が第1媒体から第1バリューを読み取った場合には、これもあわせてサーバ141へ送信することとしても良い。
サーバ141は、端末121から送信された第1識別情報を受信する(ステップS205)。端末121から第1バリューも送信された場合には、サーバ141は、当該第1バリューもあわせて受信することとしても良い。
ついで、サーバ141は、受信した第1識別情報に基づいて、第1識別情報が割り当てられている第1媒体が、預入条件を満たすか否かを判定する(ステップS206)。
ここで、ある媒体に係る預入条件として最も単純なものは、当該媒体から読み取られた識別情報が、電子マネーシステムの運営者等によって有効に発行された識別番号であること、である。
このほか、当該媒体の使用者情報(住所、氏名、電話番号、メールアドレス等)がサーバ141に登録されていること、当該媒体が過去に不正使用された履歴がサーバ141に登録されていないこと、当該媒体への預け入れがまったくされていないか、預け入れの回数が数回である等、所定閾回数以下であること、当該媒体にストアされているバリューが所定閾値以下であること、あるいは、これらの組み合わせを、預入条件として採用することもできる。
なお、預入条件は、1つの媒体から読み出された1つの識別情報によって単独で判定可能なものとすることが望ましい。
第1識別情報により第1媒体が預入条件を満たすと判定された場合(ステップS207;Yes)、サーバ141は、その判定結果を端末121へ送信する(ステップS208)。
端末121は、第1媒体が預入条件を満たす旨の判定結果を受信すると(ステップS209)、第1近接場通信が切断されるまで待機し(ステップS210)、第1近接場通信が切断されたら、第2媒体との第2近接場通信の確立を試行する(ステップS211)。
所定時間以内に第2近接場通信が確立したら(ステップS212;Yes)、端末121は、第2近接場通信を介して、第2媒体へ問い合わせコマンドを送り、第2媒体に割り当てられている第2識別情報を読み取る(ステップS213)。なお、第2識別情報に加えて、端末121は、第2媒体にストアされている第2バリューを読み取ることとしても良い。
ついで、端末121は、コンピュータ通信網161を介して、第2媒体から読み取った第2識別情報をサーバ141へ送信する(ステップS214)。なお、端末121が第2媒体から第2バリューを読み取った場合には、これもあわせてサーバ141へ送信することとしても良い。
サーバ141は、端末121から送信された第2識別情報を受信する(ステップS215)。端末121から第2バリューも送信された場合には、サーバ141は、当該第2バリューもあわせて受信することとしても良い。
ついで、サーバ141は、受信した第2識別情報に基づいて、第2識別情報が割り当てられている第2媒体が、引出条件を満たすか否かを判定する(ステップS216)。
ここで、ある媒体に係る引出条件として最も単純なものは、当該媒体から読み取られた識別情報が、電子マネーシステムの運営者等によって有効に発行された識別番号であること、である。
このほか、当該媒体の使用者情報がサーバ141に登録されていること、当該媒体が過去に不正使用された履歴がサーバ141に登録されていないこと、媒体にストアされているバリューが0より多いこと等を、引出条件として採用することもできる。
さらに、当該媒体が発行されてからの経過期間が所定閾期間以上であること、当該媒体に付帯するクレジットカード等のサービスの有効期限が間近であり、あるいは、既に徒過していること、当該媒体に付帯するクレジットカード等のサービスにつき、新たな媒体が発行されていることを引出条件として採用することもできる。これらの引出条件は、移行元の古い媒体について成立するものであるから、これらの引出条件を採用する場合には、預入条件として、移行先の新しい媒体について成立するような条件を採用し、1つの媒体について、引出条件と預入条件の両方が排他的となるようにすることが望ましい。
なお、引出条件として、上記の各条件を適宜組み合わせることとしても良い。また、引出条件は、1つの媒体から読み出された1つの識別情報によって単独で判定可能なものとすることが望ましい。
第2媒体が引出条件を満たすと判定された場合(ステップS217;Yes)、サーバ141は、ステップS205にて受信した第1識別情報と、ステップS215にて受信した第2識別情報と、に基づいて、第2媒体から第1媒体への移行条件が満たされるか否かを判定する(ステップS218)。
ステップS218では、第2媒体から第1媒体への移行条件を判定するが、後述する処理では、第1媒体から第2媒体への移行条件を判定する。そこで一般に、媒体Xから媒体Yへの移行条件としては、以下のようなものを採用することができる。
まず、媒体Xについて登録されている使用者情報と、媒体Yについて登録されている使用者情報と、が、完全に一致するか、所定の許容範囲内で一致する(たとえば、住所は異なるが氏名・電話番号・メールアドレスは一致する、住所及び氏は異なるが、名・電話番号・メールアドレスは一致する等)ことを、媒体Xから媒体Yへの移行条件として採用することができる。これは、電子マネーシステムにおいて、同一使用者間のみでバリューの移行が許されている場合や、不正拾得された媒体から不正拾得者の媒体へバリューが移行されてしまうことを防止したい場合に、好適である。
次に、媒体Xの発行日時が、媒体Yの発行日時以前であること、あるいは、所定閾猶予期間以上古いことを、媒体Xから媒体Yへの移行条件として採用することができる。これは、電子マネーシステムにおいて、付帯サービスの有効期限が切れるために媒体を交換する場合に限って、バリューの移行が許されている場合に好適である。
さらに、媒体X以外の媒体から媒体Yへのバリューの移行がされた履歴がデータベースに登録されている場合は、最後に媒体Yへバリューが移行がされた日時から所定猶予期間が経過していることを、移行条件として採用することとしても良い。たとえば、不正拾得された多数の媒体から不正拾得者の1つの媒体へバリューが移行されてしまうことを防止したい場合に好適である。
本実施例では、媒体Xから媒体Yへの移行条件は、媒体X,Yの両方の識別情報が揃うことで判定できるものに限ることとし、媒体Yの識別情報のみで判定できる媒体Yの預入条件、および、媒体Xの識別情報のみで判定できる媒体Xの引出条件とは、切り分けている。
さて、第2媒体から第1媒体への移行条件が満たされる場合(ステップS219;Yes)、サーバ141は、第2媒体が引出条件を満たし、第2媒体から第1媒体への移行条件が満たされる旨の判定結果を端末121へ送信する(ステップS220)。
端末121は、第2媒体が引出条件を満たし、第2媒体から第1媒体への移行条件が満たされる旨の判定結果を受信すると(ステップS221)、第2近接場通信を介して減少コマンドを送ることにより、第2媒体にストアされている第2バリューをすべて引き出す(ステップS222)。
そして、端末121は、第2媒体から第2バリューが引き出され、第2媒体にストアされているバリューの量は0となった旨の引出報告を、サーバ141へ送信する(ステップS223)。
サーバ141は、引出報告を受信すると(ステップS224)、引き出された第2バリューの量を指定するギフト情報を生成し(ステップS225)、生成されたギフト情報を、第1識別情報に対応付けてデータベースに記録する(ステップS226)。
一方、引出報告を送信した後、端末121は、第2近接場通信が切断されるまで待機し(ステップS227)、第2近接場通信が切断されたら、新たな媒体との新たな近接場通信の確立を試行する(ステップS228)。ここで、「新たな媒体との新たな近接場通信」として期待されるのは、第1媒体との第3近接場通信である。
さて、所定時間内に新たな近接場通信が確立したら(ステップS229;Yes)、端末121は、新たな近接場通信を介して、新たな媒体に問い合わせコマンドを送り、新たな媒体に割り当てられた新たな識別情報を読み取る(ステップS230)。ここで、「新たな媒体」が第1媒体である場合には、「新たな識別情報」は、第1識別情報に等しい。
そして、端末121は、読み取られた新たな識別情報をサーバ141へ送信する(ステップS231)。
サーバ141は、端末121から送信された新たな識別情報を受信し(ステップS232)、受信した新たな識別情報に対応付けられて記録されている有効なギフト情報をデータベースから検索する(ステップS233)。ここで、「新たな媒体」が第1媒体である場合には、ステップS226にてデータベースに記録されたギフト情報が見つかるはずである。
そこで、サーバ141は、見つかったギフト情報を端末121へ送信する(ステップS234)。
端末121は、サーバからギフト情報を受信すると(ステップS235)、新たな近接場通信を介して増加コマンドを新たな媒体へ送ることにより、ギフト情報に指定されたバリューを新たな媒体へ預け入れる(ステップS236)。
そして、端末121は、預け入れたバリューに係るギフト情報に係る完了報告を、サーバ141へ送信する(ステップS237)。
サーバ141は、完了報告を受信すると(ステップS238)、完了報告に指定されたギフト情報を、データベースにおいて無効化する(ステップS239)。
なお、ステップS233にて複数のギフト情報が見つかった場合には、非特許文献1に開示するように、サーバ141は、見つかったギフト情報を端末121に送信し、端末121では、送信されたギフト情報の一覧を画面に表示して使用者に適宜選択させ、選択されたギフト情報に係るバリューを新たな媒体に預け入れることとしても良いし、すべてのギフト情報を一括して新たな媒体に預け入れることとしても良い。
このようにして、使用者が、新しい移行先媒体(第1媒体)、古い移行元媒体(第2媒体)、新しい移行先媒体(第1媒体)の順に、2つの媒体を端末のリーダ/ライタに翳す、という操作によって、古い媒体にストアされたバリューを新しい媒体に移行することができる。
なお、「新たな近接場通信」を確立しないまま使用者が端末121を離れてしまった場合であっても(ステップS229;No)、第2媒体から引き出されたバリューを指定するギフト情報はデータベースに記録されたままとなる。
また、「新たな媒体」として第1媒体以外の他の媒体を端末121のリーダ/ライタに翳してしまった場合には、サーバ141にて検索されるギフト情報は、当該他の媒体に預け入れるべきバリューを指定するギフト情報である。したがって、他の媒体を誤って翳した場合であっても、第1媒体に預け入れるべきバリューに係るギフト情報は、データベースに記録されたままとなる。
したがって、使用者が第1媒体への預け入れをしないまま端末121から離れた場合であっても、後日、当該使用者が、当該端末121あるいは他の端末121において、リーダ/ライタに第1媒体を翳すことにより、ステップS228-S239に相当するギフト処理(非特許文献1に開示される処理と同様。)を実行することができる。したがって、第2媒体から引き出したバリューは、後日であっても第1媒体へ預け入れることができ、バリューの移行を完了させることができる。
(媒体の交換)
上記態様では、端末121のリーダ/ライタへ、2つの媒体を合計3回翳す必要がある。このとき、3回目に翳す媒体を間違えると、バリューの移行が完了しないことになる。そこで、ステップS227-S228においては、端末121の画面に第1媒体を翳すよう表示することが望ましい。
本態様は、翳すべき媒体を使用者が容易に認識できるようにするためのものである。
まず、サーバにて、媒体に係る外観情報が管理され、サーバが、第1識別情報に基づいて、第1媒体の第1外観情報を取得し、第2識別情報に基づいて、第2媒体の第2外観情報を取得する態様がある。外観情報は、媒体の識別情報に直接対応付けられてデータベースにて登録することとしても良いし、媒体の識別情報の一部(たとえば、識別番号の一部や発行年月等)に紐付けることによって管理しても良い。識別情報に基いて取得される外観情報は、たとえば、
媒体を構成する樹脂カード表面のデザイン(背景色や模様等)、
媒体の識別情報が媒体に印刷されている場合には、特定の桁位置に配置された情報(たとえば、下4桁、あるいは、上4桁)、
媒体の発行時期が媒体に印刷されている場合には、当該発行時期、
媒体の付帯サービスの有効期限が媒体に印刷されている場合には、当該有効期限、
などが考えられる。
このほか、端末121に翳された媒体をカメラで撮影することにより、媒体の不正利用を抑制する態様では、端末121と連携するカメラに撮影された媒体の写真に基づいて、外観情報を取得することも可能である。
そして、第1外観情報のうち、第2外観情報とマッチしない部分をサーバ141もしくは端末121が抽出し、当該部分を端末121の画面に提示することで、現在翳されている第2媒体を外して、第1媒体を翳すよう促すことができる。
たとえば、年単位で更新されるファンクラブの会員証を媒体とする場合には、発行年ごとに、会員証の背景色を変化させることがある。たとえば、第1媒体の背景色が赤であり、第2媒体の背景色が青である場合、端末121が「赤い会員証に交換してください」のようにメッセージを表示することで、使用者が翳すべき媒体を、適切に使用者に知らせることができる。
(逆順に翳した場合)
さて、使用者が誤って古い移行元媒体(第1媒体)を端末121のリーダ/ライタに最初に翳してしまった場合や、その後に新しい移行先媒体(第2媒体)を端末121のリーダ/ライタに最初に翳してしまった場合は、上記の処理の流れでは、
ステップS207にて、古い移行元媒体(第1媒体)が預入条件を満たさない、
ステップS217にて、新しい移行先媒体(第2媒体)が引出条件を満たさない、
ステップS218にて、新しい移行先媒体(第2媒体)から古い移行元媒体(第1媒体)への移行条件を満たさない、
のいずれかが成立することがサーバ141で発見され、使用者の操作に誤りがある旨が検知できる。
そこで、使用者の操作の誤りが検知された段階で、サーバ141から端末121へその旨を送信し、移行処理を最初からやり直すよう、使用者に促すこととしても良い。
しかしながら、バリューの移行において、まず古い媒体を翳し、ついで新しい媒体を翳す、という操作は、媒体の発行日時の時間経過順に沿っているため、使用者が行いがちである。そこで以下では、ステップS207にて、受信された第1識別情報に係る第1媒体が預入条件を満たさなかった場合に採用可能な処理について説明する。
図5は、本管理システムにて、使用者が端末へ2つの媒体を2回翳してバリューを移行する手順を示すフローチャートである。以下、本図を参照して説明する。
本処理では、まず、使用者が、移行元の古い媒体(第1媒体)を端末121に翳して、第1近接場通信を確立する(ステップS291)。すると、第1近接場通信を介して、古い媒体(第1媒体)から第1バリューが引き出される(ステップS292)。
ついで、使用者が、移行先の新しい媒体(第2媒体)を端末121に翳して、第2近接場通信を確立する(ステップS293)。すると、ステップS292で引き出された第1バリューが、第2近接場通信を介して、新しい媒体(第2媒体)へ預け入れられ(ステップS294)、バリューの移行が完了する。
以下、この処理をさらに詳細に説明する。
図6および図7は、本管理システムにて、端末のリーダ/ライタへ、古い移行元媒体、新しい移行先媒体の順に媒体を翳すことにより、古い媒体から新しい媒体へバリューが移行される制御の流れの概要を示すフローチャートである。以下、これらの図を参照して説明する。
ステップS201-S207は、上記実施例と同様である。ここで、第1媒体が預入条件を満たさなければ(ステップS207;No)、サーバ141は、第1媒体が引出条件を満たすか否かを判定する(ステップS301)。
第1識別情報により第1媒体が引出条件を満たすと判定された場合(ステップS302;Yes)、サーバ141は、その旨の判定結果を端末121へ送信する(ステップS303)。
端末121は、第1媒体が引出条件を満たす旨の判定結果を受信すると(ステップS304)、第1近接通信を介して減少コマンドを送ることにより、第1媒体にストアされている第1バリューをすべて引き出す(ステップS305)。
そして、端末121は、第1媒体から第1バリューが引き出されており、第1媒体には現在はバリューはストアされていない旨の引出報告を、サーバ141へ送信する(ステップS306)。
サーバ141は、引出報告を受信すると(ステップS307)、引き出された第1バリューの量を指定するギフト情報を生成し(ステップS308)、生成されたギフト情報を、第1識別情報に対応付けてデータベースに記録する(ステップS309)。
一方、引出報告を送信した後、端末121は、第1近接場通信が切断されるまで待機し(ステップS310)、第1近接場通信が切断されたら、第2媒体との第2近接場通信の確立を試行する(ステップS311)。
所定時間内に第2近接場通信が確立されたら(ステップS312;Yes)、端末121は、第2近接場通信を介して、第2媒体へ問い合わせコマンドを送り、第2媒体に割り当てられている第2識別情報を読み取る(ステップS313)。なお、第2識別情報に加えて、端末121は、第2媒体にストアされている第2バリューを読み取ることとしても良い。
ついで、端末121は、コンピュータ通信網161を介して、第2媒体から読み取った第2識別情報をサーバ141へ送信する(ステップS314)。なお、端末121が第2媒体から第2バリューを読み取った場合には、これもあわせてサーバ141へ送信することとしても良い。
サーバ141は、端末121から送信された第2識別情報を受信する(ステップS315)。端末121から第2バリューも送信された場合には、サーバ141は、当該第2バリューもあわせて受信することとしても良い。
ついで、サーバ141は、受信した第2識別情報に基づいて、第2識別情報が割り当てられている第2媒体が、預入条件を満たしているか否かを判定する(ステップS316)。
第2媒体が預入条件を満たしている場合(ステップS317;Yes)、サーバ141は、第1媒体から第2媒体への移行条件が満たされているか否かを判定する(ステップS318)。
第1媒体から第2媒体への移行条件が満たされている場合(ステップS319;Yes)、サーバは、ステップS316, S318の判定結果を端末121へ送信する(ステップS320)。
端末121は、第2端末が預入条件を満たし、第1媒体から第2媒体への移行条件が満たされている旨の判定結果を受信すると(ステップS321)、第2近接場通信を介して増加コマンドを送ることにより、ステップS305にて第1媒体から引き出した第1バリューを、第2媒体へ預け入れる(ステップS322)。
そして、端末121は、ステップS306にて送信した引出報告に係る第1バリューが、第2媒体へ預け入れられた旨を示す完了報告を、サーバ141へ送信する(ステップS323)。
サーバ141は、完了報告を受信すると(ステップS324)、受信された完了報告に係る引出報告に起因してステップS308にて生成されたギフト情報を、データベースにおいて、無効化する(ステップS325)。
このようにすれば、使用者が、古い移行元媒体(第1媒体)、新しい移行先媒体(第2媒体)の順に、2つの媒体を端末に翳す、という操作によって、古い媒体にストアされたバリューを新しい媒体に移行することができる。
また、本処理では、第1媒体からバリューを引き出すと、第1識別情報に対応付けられたギフト情報が用意され、その直後に、当該バリューが第2媒体に移行された場合は、当該ギフト情報が無効化される。
したがって、第2近接場通信を確立しないまま使用者が端末121を離れてしまった場合や、第2媒体が預入条件を満たさなかったり(ステップS317;No)、第1媒体から第2媒体への移行条件が満たされなかった(ステップS319;No)場合は、データベース内に、第1識別情報に対応付けられたギフト情報が記録されたままとなる。
したがって、バリューの移行ができなかった直後あるいは後日に、当該使用者が、当該端末121あるいは他の端末121において、リーダ/ライタに第1媒体を翳せば、ギフト処理(図3におけるステップS228-S239に相当、非特許文献1に開示される処理と同様。)を実行することができる。すると、第1媒体から引き出されたバリューの移行がされなければ、当該バリューは、第1媒体に返還されることになる。
このような処理を行うことによって、ある媒体から引き出したバリューを別の媒体に預け入れることができなくとも、当該バリューを使用者に返還することができる。
(有効期間)
以下では、ギフト情報に有効期間を設ける態様について説明する。
上記の処理においては、媒体を端末に翳してギフト処理を実行することにより、当該媒体向けのギフト情報に係るバリューを自動的に、あるいは、使用者の選択に基づいて、当該媒体に預け入れることができる。
しかしながら、上記の処理において、第1媒体や第2媒体にストアされている第1バリューや第2バリューを引出条件、預入条件、移行条件で参照しておらず、かつ、媒体にストアできるバリューに上限を設けている場合、引出条件、預入条件、移行条件は満たされていても、バリュー上限の制約により、古い媒体から引き出したバリューを新しい媒体に預け入れることができないことがある。
また、移行先の媒体宛てのギフト情報が複数存在することもあり、非特許文献1に開示されるように、ギフト情報には有効期限(有効期間の終期)が設定されていることもある。
したがって、使用者は、有効期限が切れそうなギフト情報、すなわち、現在有効期間内で、有効期間の終期が最も近いギフト情報から優先して選択し、バリューを媒体に預け入れることがある。
本態様は、このような状況を想定して、古い媒体から新しい媒体へのバリュー移行についても、有効期間を設定し、使用者の利便性を考慮しつつ、不正使用を抑制しようとするものである。
まず、本態様では、ステップS225で生成されるギフト情報に、有効期間を設けることとする。
この有効期間は、
第2媒体(古い媒体)から引き出された第2バリュー、および、
第1媒体(新しい媒体)にストアされている第1バリュー、さらには、
第1媒体(新しい媒体)の第1識別情報に対応付けてデータベースに既に記録されている他のギフト情報に指定されているギフトバリュー、
に基いて定めることができる。
たとえば、第2バリューが多ければ多いほど、第1バリューが多ければ多いほど、ギフトバリューが多ければ多いほど、あるいは、これらを適宜選択した和が多ければ多いほど、有効期間の終期を先送りして設定することができる。これらの条件は単独で設定しても良いし、組み合わせても良い。
また、不正拾得された媒体からの移行を抑制する、という観点からは、第2バリューが多ければ多いほど、第1バリューが多ければ多いほど、ギフトバリューが多ければ多いほど、あるいは、これらを適宜選択した和が多ければ多いほど、有効期間の始期を先送りして設定することにより、不正拾得された媒体の識別情報を無効にできる猶予を用意することができる。
このほか、他のギフト情報に設定されている有効期間の終期のうち、最も遅いものよりも後に、第2バリューに係るギフト情報の有効期間の始期を設定することとしても良い。
また、第1バリューとギフトバリューの和は上限以下であるが、第2バリュー、第1バリュー、ギフトバリューの総和が上限を超える場合には、第2バリューを第3バリューと第4バリューに分割し、ギフトバリューと第3バリューは直ちに第1媒体に預け入れるが、第4バリューは将来預け入れるように有効期間を設定することとしても良い。
(ギフト情報に係る通知)
非特許文献1に開示されるギフト情報においては、データベースに登録されると直ちに、ギフト情報が対応付けられる識別情報にともなう連絡先、たとえばメールアドレスへ、ギフトが付与された旨の通知をすることが望ましい。
しかしながら、上記の態様では、古い媒体から引き出されたバリューは、多くの場合、新しい媒体に直ちに預け入れされるはずであり、ステップS226にてデータベースに登録されたギフト情報は、移行が完了すると、ステップS239により無効化されることになる。
したがって、ステップS226にてデータベースにギフト情報が登録された後、直ちにギフト情報が対応付けられる識別情報にともなう連絡先通知をするのではなく、所定期間を経過しても当該ギフト情報が無効化されない場合に限って当該通知をすれば、煩雑な通知を省くことができる。
なお、上記各態様では、バリューの移行に際して、一般的なギフト処理を応用することとしているが、バリューの移行に係るギフト処理と、一般的なギフト処理と、を別個独立に適用することも可能である。この場合、バリューの移行に係るギフト情報は、移行途中の状態を管理するための移行情報と考えることができる。
(まとめ)
以上説明したように、本実施形態に係る管理システムは、複数の端末と、サーバと、を備え、
前記複数の端末のそれぞれは、媒体との近接場通信を確立すると、前記近接場通信を介して、前記媒体から識別情報を読み取り、
前記サーバは、前記読み取られた識別情報に対応付けられて登録されている有効なギフト情報をデータベースから検索し、前記検索された有効なギフト情報に指定されているバリューを取得し、
前記近接場通信を確立した端末が、前記近接場通信を介して、前記取得されたバリューを前記媒体へ預け入れると、前記サーバは、前記データベースにおいて、前記預け入れられたバリューを指定していた前記ギフト情報を無効化する
管理システムにおいて、
前記複数の端末のうち第1端末が、第1媒体との第1近接場通信を確立すると、前記第1端末が、前記確立された第1近接場通信を介して、前記第1媒体から、第1識別情報を読み取り、
前記第1近接場通信が切断された後、前記第1端末が、第2媒体との第2近接場通信を確立すると、前記第1端末が、前記確立された第2近接場通信を介して、前記第2媒体から第2識別情報を読み取り、
前記サーバが、前記読み取られた第1識別情報および第2識別情報により、前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第2媒体から前記第1媒体への移行条件を満たすか否かを判定し、
前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第2媒体から前記第1媒体への前記移行条件を満たせば、
前記第1端末が、前記第2近接場通信を介して、前記第2媒体にストアされている第2バリューを、前記第2媒体から引き出し、
前記サーバが、前記引き出された第2バリューを指定するギフト情報を生成し、前記生成されたギフト情報を、前記第1識別情報に対応付けて、前記データベースに記録する
ように構成する。
また、本実施例に係る管理システムにおいて、
前記第1端末は、前記第1近接場通信を介して、前記第1媒体から、前記第1媒体にストアされている第1バリューを読み取り、
前記サーバは、前記読み取られた第1バリューと、前記生成されているギフト情報に指定されている前記第2バリューと、に基づいて、前記ギフト情報の有効期間を定める
ように構成することができる。
また、本実施例に係る管理システムにおいて、
前記有効期間の始期は、前記ギフト情報を前記データベースに記録すべき日時から所定期間を経過した後である
ように構成することができる。
また、本実施例に係る管理システムにおいて、
前記有効期間の始期は、前記生成されたギフト情報に指定されている前記第2バリューが多ければ多いほど、先送りされる
ように構成することができる。
また、本実施例に係る管理システムにおいて、
前記有効期間の終期は、前記読み取られた第1バリューと、前記生成されたギフト情報に指定されている前記第2バリューと、前記読み取られた第1識別情報に対応付けられて登録されている有効なギフト情報に指定されているバリューと、の総和に応じて定められる
ように構成することができる。
また、本実施例に係る管理システムにおいて、
前記有効期間の終期は、前記総和が多ければ多いほど、先送りされる
ように構成することができる。
また、本実施例に係る管理システムにおいて、
前記近接場通信を確立した端末が、前記取得されたバリューを前記媒体へ預け入れなければ、前記サーバは、前記取得されたバリューであって前記媒体へ預け入れられなかったバリューを指定していた前記ギフト情報の有効期間を延長する
ように構成することができる。
また、本実施例に係る管理システムにおいて、
前記サーバは、前記読み取られた第1識別情報により、前記第1媒体が引出条件を満たすか否かを判定し、
前記第1媒体が前記引出条件を満たせば、
前記第1端末は、前記第1近接場通信を介して、前記第1媒体にストアされている第1バリューを、前記第1媒体から引き出し、
前記サーバは、前記引き出された第1バリューを指定する他のギフト情報を生成し、前記生成された他のギフト情報を、前記第1識別情報に対応付けて、前記データベースに記録し、
前記サーバは、前記読み取られた第2識別情報により、前記第2媒体が預入条件を満たすか否かを判定し、前記読み取られた第1識別情報および第2識別情報により、前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第1媒体から前記第2媒体への他の移行条件を満たすか否かを判定し、
前記第1バリューが引き出され、前記預入条件が満たされ、前記他の移行条件が満たされると、
前記第1端末は、前記引き出された第1バリューを、前記第2近接場通信を介して、前記第2媒体へ預け入れ、
前記引き出された第1バリューが前記第2媒体へ預け入れられると、
前記サーバは、前記記録された他のギフト情報を無効化する
ように構成することができる。
本実施例に係る管理方法は、複数の端末と、サーバと、を備える管理システムにて実行され、
前記複数の端末のそれぞれが、媒体との近接場通信を確立すると、前記近接場通信を介して、前記媒体から識別情報を読み取るステップ、
前記サーバが、前記読み取られた識別情報に対応付けられて登録されている有効なギフト情報をデータベースから検索し、前記検索された有効なギフト情報に指定されているバリューを取得するステップ、
前記近接場通信を確立した端末が、前記近接場通信を介して、前記取得されたバリューを前記媒体へ預け入れると、前記サーバは、前記データベースにおいて、前記預け入れられたバリューを指定していた前記ギフト情報を無効化するステップ
を備え、
前記複数の端末のうち第1端末が、第1媒体との第1近接場通信を確立すると、前記第1端末が、前記確立された第1近接場通信を介して、前記第1媒体から、第1識別情報を読み取るステップ、
前記第1近接場通信が切断された後、前記第1端末が、第2媒体との第2近接場通信を確立すると、前記第1端末が、前記確立された第2近接場通信を介して、前記第2媒体から第2識別情報を読み取るステップ、
前記サーバが、前記読み取られた第1識別情報および第2識別情報により、前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第2媒体から前記第1媒体への移行条件を満たすか否かを判定するステップ、
前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第2媒体から前記第1媒体への前記移行条件を満たせば、
前記第1端末が、前記第2近接場通信を介して、前記第2媒体にストアされている第2バリューを、前記第2媒体から引き出すステップ、
前記サーバが、前記引き出された第2バリューを指定するギフト情報を生成し、前記生成されたギフト情報を、前記第1識別情報に対応付けて、前記データベースに記録するステップ
を備えるように構成する。
本実施例に係るサーバプログラムは、
サーバコンピュータを、上記の管理システムにおけるサーバとして機能させる
ように構成する。
本実施例に係る端末プログラムは、
端末コンピュータを、上記の管理システムにおける端末として機能させる
ように構成する。
本発明は、本発明の広義の精神と範囲を逸脱することなく、様々な実施の形態及び変形が可能とされるものである。また、上述した実施の形態は、この発明を説明するためのものであり、本発明の範囲を限定するものではない。すなわち、本発明の範囲は、実施の形態ではなく、特許請求の範囲によって示される。そして、特許請求の範囲内及びそれと同等の発明の意義の範囲内で施される様々な変形が、この発明の範囲内とみなされる。
本発明によれば、電子マネーのバリューがストア可能な2つの媒体の間で、バリューを適切に移行する電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、プログラムを提供することができる。
101 管理システム
121 端末
141 サーバ
161 コンピュータ通信網
181 媒体
182 近接場通信

Claims (11)

  1. 複数の端末と、サーバと、を備える管理システムであって、
    前記複数の端末のそれぞれは、媒体との近接場通信を確立すると、前記近接場通信を介して、前記媒体から識別情報を読み取り、
    前記サーバは、前記読み取られた識別情報に対応付けられて登録されている有効なギフト情報をデータベースから検索し、前記検索された有効なギフト情報に指定されているバリューを取得し、
    前記近接場通信を確立した端末が、前記近接場通信を介して、前記取得されたバリューを前記媒体へ預け入れると、前記サーバは、前記データベースにおいて、前記預け入れられたバリューを指定していた前記ギフト情報を無効化する
    管理システムにおいて、
    前記複数の端末のうち第1端末が、第1媒体との第1近接場通信を確立すると、前記第1端末が、前記確立された第1近接場通信を介して、前記第1媒体から、第1識別情報を読み取り、
    前記第1近接場通信が切断された後、前記第1端末が、第2媒体との第2近接場通信を確立すると、前記第1端末が、前記確立された第2近接場通信を介して、前記第2媒体から第2識別情報を読み取り、
    前記サーバが、前記読み取られた第1識別情報および第2識別情報により、前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第2媒体から前記第1媒体への移行条件を満たすか否かを判定し、
    前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第2媒体から前記第1媒体への前記移行条件を満たせば、
    前記第1端末が、前記第2近接場通信を介して、前記第2媒体にストアされている第2バリューを、前記第2媒体から引き出し、
    前記サーバが、前記引き出された第2バリューを指定するギフト情報を生成し、前記生成されたギフト情報を、前記第1識別情報に対応付けて、前記データベースに記録する
    ことを特徴とする管理システム。
  2. 前記第1端末は、前記第1近接場通信を介して、前記第1媒体から、前記第1媒体にストアされている第1バリューを読み取り、
    前記サーバは、前記読み取られた第1バリューと、前記生成されているギフト情報に指定されている前記第2バリューと、に基づいて、前記ギフト情報の有効期間を定める
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  3. 前記有効期間の始期は、前記ギフト情報を前記データベースに記録すべき日時から所定期間を経過した後である
    ことを特徴とする請求項2に記載の管理システム。
  4. 前記有効期間の始期は、前記生成されたギフト情報に指定されている前記第2バリューが多ければ多いほど、先送りされる
    ことを特徴とする請求項2に記載の管理システム。
  5. 前記有効期間の終期は、前記読み取られた第1バリューと、前記生成されたギフト情報に指定されている前記第2バリューと、前記読み取られた第1識別情報に対応付けられて登録されている有効なギフト情報に指定されているバリューと、の総和に応じて定められる
    ことを特徴とする請求項2に記載の管理システム。
  6. 前記有効期間の終期は、前記総和が多ければ多いほど、先送りされる
    ことを特徴とする請求項5に記載の管理システム。
  7. 前記近接場通信を確立した端末が、前記取得されたバリューを前記媒体へ預け入れなければ、前記サーバは、前記取得されたバリューであって前記媒体へ預け入れられなかったバリューを指定していた前記ギフト情報の有効期間を延長する
    ことを特徴とする請求項2に記載の管理システム。
  8. 前記サーバは、前記読み取られた第1識別情報により、前記第1媒体が引出条件を満たすか否かを判定し、
    前記第1媒体が前記引出条件を満たせば、
    前記第1端末は、前記第1近接場通信を介して、前記第1媒体にストアされている第1バリューを、前記第1媒体から引き出し、
    前記サーバは、前記引き出された第1バリューを指定する他のギフト情報を生成し、前記生成された他のギフト情報を、前記第1識別情報に対応付けて、前記データベースに記録し、
    前記サーバは、前記読み取られた第2識別情報により、前記第2媒体が預入条件を満たすか否かを判定し、前記読み取られた第1識別情報および第2識別情報により、前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第1媒体から前記第2媒体への他の移行条件を満たすか否かを判定し、
    前記第1バリューが引き出され、前記預入条件が満たされ、前記他の移行条件が満たされると、
    前記第1端末は、前記引き出された第1バリューを、前記第2近接場通信を介して、前記第2媒体へ預け入れ、
    前記引き出された第1バリューが前記第2媒体へ預け入れられると、
    前記サーバは、前記記録された他のギフト情報を無効化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の管理システム。
  9. 複数の端末と、サーバと、を備える管理システムにて実行される管理方法であって、
    前記複数の端末のそれぞれが、媒体との近接場通信を確立すると、前記近接場通信を介して、前記媒体から識別情報を読み取るステップ、
    前記サーバが、前記読み取られた識別情報に対応付けられて登録されている有効なギフト情報をデータベースから検索し、前記検索された有効なギフト情報に指定されているバリューを取得するステップ、
    前記近接場通信を確立した端末が、前記近接場通信を介して、前記取得されたバリューを前記媒体へ預け入れると、前記サーバは、前記データベースにおいて、前記預け入れられたバリューを指定していた前記ギフト情報を無効化するステップ
    を備え、
    前記複数の端末のうち第1端末が、第1媒体との第1近接場通信を確立すると、前記第1端末が、前記確立された第1近接場通信を介して、前記第1媒体から、第1識別情報を読み取るステップ、
    前記第1近接場通信が切断された後、前記第1端末が、第2媒体との第2近接場通信を確立すると、前記第1端末が、前記確立された第2近接場通信を介して、前記第2媒体から第2識別情報を読み取るステップ、
    前記サーバが、前記読み取られた第1識別情報および第2識別情報により、前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第2媒体から前記第1媒体への移行条件を満たすか否かを判定するステップ、
    前記第1媒体および前記第2媒体が、前記第2媒体から前記第1媒体への前記移行条件を満たせば、
    前記第1端末が、前記第2近接場通信を介して、前記第2媒体にストアされている第2バリューを、前記第2媒体から引き出すステップ、
    前記サーバが、前記引き出された第2バリューを指定するギフト情報を生成し、前記生成されたギフト情報を、前記第1識別情報に対応付けて、前記データベースに記録するステップ
    を備えることを特徴とする管理方法。
  10. サーバコンピュータを、請求項1に記載の管理システムにおけるサーバとして機能させるためのサーバプログラム。
  11. 端末コンピュータを、請求項1に記載の管理システムにおける端末として機能させるための端末プログラム。
JP2019067181A 2019-03-29 2019-03-29 電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、プログラム Active JP7260366B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019067181A JP7260366B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019067181A JP7260366B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020166611A JP2020166611A (ja) 2020-10-08
JP7260366B2 true JP7260366B2 (ja) 2023-04-18

Family

ID=72714511

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019067181A Active JP7260366B2 (ja) 2019-03-29 2019-03-29 電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7260366B2 (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008269062A (ja) 2007-04-17 2008-11-06 Bitwallet Inc 情報処理装置、及び情報処理方法
JP2014215763A (ja) 2013-04-24 2014-11-17 株式会社 ゆうちょ銀行 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
WO2017168997A1 (ja) 2016-03-30 2017-10-05 フェリカネットワークス株式会社 情報処理装置、管理装置、情報処理方法、および情報処理システム

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007041954A (ja) * 2005-08-04 2007-02-15 Felica Networks Inc 価値情報移動システム,価値情報移動方法

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008269062A (ja) 2007-04-17 2008-11-06 Bitwallet Inc 情報処理装置、及び情報処理方法
JP2014215763A (ja) 2013-04-24 2014-11-17 株式会社 ゆうちょ銀行 情報処理システム、情報処理方法、及びプログラム
WO2017168997A1 (ja) 2016-03-30 2017-10-05 フェリカネットワークス株式会社 情報処理装置、管理装置、情報処理方法、および情報処理システム

Non-Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Title
イオンカードの更新・切り替え時はWAON残高とポイントの移行しよう,[online],2017年08月28日,http://otokuchin.com/3964/,[2019年4月22日検索],インターネット,<URL:http://otokuchin.com/3964/>

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020166611A (ja) 2020-10-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN104335237B (zh) 用于提供非接触式协议的系统、方法和计算机程序产品
JP6980113B2 (ja) オンライン支払プロセスにおけるデータ処理方法および装置
CN104603811A (zh) 匹配用于代理卡交易的付款票据的退款
CN105393271A (zh) 购买奖励方法及关于该方法的计算系统
JP5550630B2 (ja) 電子マネーサーバ、電子マネー処理方法及び電子マネー処理プログラム
US7926713B2 (en) Settlement server, settlement request server and settlement execution terminal
JP5775663B2 (ja) ホワイトカード使用限度額引上げシステム、およびその動作方法
JP2008112326A (ja) 決済処理システム、サービス提供サーバ、認証課金サーバ、決済処理方法及びプログラム
JP5506971B2 (ja) 収納システム、決済装置、及び、コンピュータプログラム
JP5231120B2 (ja) 収納システム、決済装置、及び、コンピュータプログラム
JP4851835B2 (ja) 電子マネー管理装置、電子決済処理方法及び携帯電話装置
JP7260366B2 (ja) 電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、プログラム
JP2005115435A (ja) 決済処理装置と決済処理システム、決済処理方法、及びそのプログラム
JP6692592B1 (ja) 電子マネーの管理システム、管理方法、ならびに、情報記録媒体
JP5076093B2 (ja) 情報処理装置、及び情報処理方法
JP5226408B2 (ja) 継続カード払い登録システム、及び、コンピュータプログラム
JP5814493B1 (ja) 管理装置、管理方法、ならびに、プログラム
JP5501492B2 (ja) 継続カード払い登録システム、継続カード払い登録方法、及び、コンピュータプログラム
JP4522598B2 (ja) Icチケットを利用した管理システム
KR102510980B1 (ko) 이중 사용을 방지하는 쿠폰 거래 서비스 방법
JP2024053607A (ja) 投票システム
JP4791830B2 (ja) 店舗用システム及び遊技用システム
KR20020030321A (ko) 휴대용 단말기를 이용한 사용 금액 적립 기능이 있는 통합카드 관리 방법
JP5885361B2 (ja) ホワイトカード使用限度額引上げシステム、およびその動作方法
JP2021119439A (ja) 情報管理装置、プログラムおよび情報端末

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220225

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230206

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230404

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7260366

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150