JP2024053607A - 投票システム - Google Patents

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Abstract

【課題】キャッシュレス投票のワンデー会員の登録を容易にすることができる。【解決手段】情報処理装置20は、登録日においてキャッシュレス口座を用いて公営競技の投票ができるワンデー会員の会員番号に対応付けてワンデー会員のキャッシュレス口座を管理する。投票端末10は、ワンデー会員の登録依頼を受け付けると、情報処理装置20から会員番号を取得する。投票端末10は、会員番号を示す情報を利用者端末1に通知する。投票端末10は、会員番号を示す情報が印刷された精算券2を発行する。投票端末10は、利用者端末1または精算券2から会員番号を読み取ると、会員番号に対応するキャッシュレス口座を用いた投票および入出金を受け付ける。【選択図】図1

Description

本発明は、投票システムに関する。
競馬、競輪、競艇、オートレース等の公営競技では、キャッシュレス投票が普及している。キャッシュレス投票では、例えば、会員登録した利用者がキャッシュレス口座に資金をチャージし、キャッシュレス口座の口座残高を用いて投票をする。
キャッシュレス投票に関する技術としては、例えば、会員カードを忘れた顧客に対して代替の会員カードの認証を行う代替会員カード認証システムが提案されている。また、例えば、利用者の利便性を高め、気軽に取引を開始することが可能な投票サービス処理プログラムが提案されている。
特開2019-114079号公報 特開2010-86389号公報
登録した当日のみキャッシュレス投票が可能なワンデー会員がある。ワンデー会員として登録する利用者は、ワンデー会員用の会員カードを用いて、入出金および投票をする。ここで、会員カードを紛失した場合に備えて、例えば、氏名、連絡先等を登録しておくことがある。このような個人情報の登録は、利用者にとって煩雑となる。
1つの側面では、本件は、キャッシュレス投票のワンデー会員の登録を容易にすることを目的とする。
1つの案では、情報処理装置と投票端末とを有する投票システムが提供される。情報処理装置は、登録日においてキャッシュレス口座を用いて公営競技の投票ができるワンデー会員の会員番号に対応付けてワンデー会員のキャッシュレス口座を管理する。投票端末は、ワンデー会員の登録依頼を受け付けると、情報処理装置から会員番号を取得し、会員番号を示す情報が印刷された精算券を発行し、利用者端末または精算券から会員番号を読み取ると、会員番号に対応するキャッシュレス口座を用いた投票および入出金を受け付ける。
1態様によれば、キャッシュレス投票のワンデー会員の登録を容易にすることができる。
第1の実施の形態に係る投票システムの一例を示す図である。 第2の実施の形態に係る投票システムの一例を示す図である。 投票端末のハードウェアの一構成例を示す図である。 スマートフォンのハードウェアの一構成例を示す図である。 会員サーバのハードウェアの一構成例を示す図である。 投票システムに含まれる各装置の機能例を示すブロック図である。 会員情報の一例を示す図である。 会員登録時の画面遷移の一例を示す図である。 精算券の一例を示す図である。 会員登録処理の手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 会員登録処理の手順の一例を示すフローチャート(その2)である。 入金処理の手順の一例を示すフローチャートである。 投票処理の手順の一例を示すフローチャートである。 出金処理の手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 出金処理の手順の一例を示すフローチャート(その2)である。 最終精算処理の手順の一例を示すフローチャート(その1)である。 最終精算処理の手順の一例を示すフローチャート(その2)である。
以下、本実施の形態について図面を参照して説明する。なお各実施の形態は、矛盾のない範囲で複数の実施の形態を組み合わせて実施することができる。
〔第1の実施の形態〕
まず第1の実施の形態について説明する。
図1は、第1の実施の形態に係る投票システムの一例を示す図である。第1の実施の形態の投票システムは、競馬、競輪、競艇、オートレース等の公営競技の利用者がキャッシュレス投票のワンデー会員に登録できるサービスを提供する。第1の実施の形態の投票システムは、利用者端末1と投票端末10と情報処理装置20とを有する。投票端末10と情報処理装置20とは、ネットワークを介して接続されている。
利用者端末1は、利用者が操作する、携帯可能な電子機器である。利用者端末1は、例えば、携帯電話、スマートフォン、タブレット端末等である。投票端末10は、利用者が公営競技の投票をするための端末である。処理部11は、投票端末10を制御し、所要の処理を実行可能である。処理部11は、例えば、投票端末10が有するプロセッサまたは演算回路である。
情報処理装置20は、キャッシュレス投票のワンデー会員を管理するコンピュータである。ワンデー会員は、登録日においてキャッシュレス口座を用いて公営競技の投票ができる。情報処理装置20は、記憶部21と処理部22とを有する。
記憶部21は、情報処理装置20が実行する処理に用いられるデータを記憶する。記憶部21は、例えば、情報処理装置20が有するメモリまたはストレージ装置である。記憶部21は、会員情報21aを記憶する。会員情報21aには、ワンデー会員を管理するための情報が登録される。会員情報21aは、ワンデー会員の会員番号に対応付けてワンデー会員のキャッシュレス口座と暗証番号とが登録される。処理部22は、情報処理装置20を制御し、所要の処理を実行可能である。処理部22は、例えば、情報処理装置20が有するプロセッサまたは演算回路である。
まず、第1の実施の形態の投票システムにおけるワンデー会員の登録時の処理について説明する。処理部11は、ワンデー会員の登録依頼を受け付けると、情報処理装置20から会員番号を取得する。ここで、処理部11は、登録依頼を受け付けるときに登録時暗証番号の入力を受け付ける。処理部11は、登録時暗証番号を情報処理装置20に通知する。すると、処理部22は、会員情報21aに未登録の会員番号を発行し、登録時暗証番号と対応付けて会員情報21aに登録する。そして、処理部22は、発行した会員番号を投票端末10に通知する。
処理部11は、会員番号を示す情報を利用者端末1に通知する。例えば、処理部11は、会員番号を示すコードを表示し、利用者端末1にコードを読み取らせることで会員番号を示す情報を利用者端末1に通知する。コードは、例えば、QR(Quick Response)コード(登録商標)等の二次元コードである。また、処理部11は、会員番号を示す情報が印刷された精算券2を発行する。例えば、処理部11は、会員番号を示すQRコードが印刷された精算券2を印刷ユニットに印刷させる。
次に、第1の実施の形態の投票システムにおけるワンデー会員のキャッシュレス口座利用時の処理について説明する。処理部11は、利用者端末1または精算券2から会員番号を読み取ると、会員番号に対応するキャッシュレス口座を用いた投票および入出金を受け付ける。
例えば、処理部11は、利用者端末1に表示されたQRコードまたは精算券2に印刷されたQRコードをコード読み取りユニットに読み取らせ、会員番号を取得する。また、処理部11は、利用者端末1または精算券2から会員番号を読み取るときに認証時暗証番号の入力を受け付ける。処理部11は、情報処理装置20に認証時暗証番号の照会を依頼する。そして、処理部11は、認証時暗証番号と登録時暗証番号とが一致した場合に、会員番号に対応するキャッシュレス口座を用いた投票および入出金を受け付ける。
例えば、キャッシュレス口座を用いた投票では、処理部11は、マークカードやタッチパネル入力によって、投票内容を受け付ける。処理部11は、受け付けた投票内容を情報処理装置20に通知する。処理部22は、通知された投票内容による投票を受け付け、会員情報21aに登録された、投票端末10から通知された会員番号に対応するキャッシュレス口座の残高から投票金額を減算する。
また、例えば、キャッシュレス口座を用いた入金では、処理部11は、現金処理ユニットによって、現金の投入を受け付ける。処理部11は、入金額を情報処理装置20に通知する。処理部22は、会員情報21aに登録された、投票端末10から通知された会員番号に対応するキャッシュレス口座の残高に、入金額を加算する。
また、例えば、キャッシュレス口座を用いた出金では、処理部11は、入力された出金額の現金を現金処理ユニットによって放出する。処理部11は、出金額を情報処理装置20に通知する。処理部22は、会員情報21aに登録された、投票端末10から通知された会員番号に対応するキャッシュレス口座の残高から、出金額を減算する。
第1の実施の形態によれば、情報処理装置20は、登録日においてキャッシュレス口座を用いて公営競技の投票ができるワンデー会員の会員番号に対応付けてワンデー会員のキャッシュレス口座を管理する。投票端末10は、ワンデー会員の登録依頼を受け付けると、情報処理装置20から会員番号を取得する。投票端末10は、会員番号を示す情報が印刷された精算券2を発行する。投票端末10は、利用者端末1または精算券2から会員番号を読み取ると、会員番号に対応するキャッシュレス口座を用いた投票および入出金を受け付ける。
このように、第1の実施の形態の投票システムは、ワンデー会員としてキャッシュレス投票をするための会員番号を、利用者端末1内の情報および精算券2に印刷された情報として、利用者に取得させることができる。これにより、利用者は、利用者端末1の充電切れや精算券2の紛失等により、利用者端末1内の情報および精算券2に印刷された情報の一方が使用できなくなっても、他方を用いてキャッシュレス口座から出金して最終精算をすることができる。よって、第1の実施の形態の投票システムは、会員番号の紛失に備えた個人情報の登録なしにワンデー会員の登録ができ、キャッシュレス投票のワンデー会員の登録を容易にすることができる。
また、投票端末10は、会員番号を示すコードを表示し、利用者端末1にコードを読み取らせることで会員番号を示す情報を利用者端末1に通知する。これにより、第1の実施の形態の投票システムは、利用者端末1への会員番号の通知を容易にする。
また、投票端末10は、登録依頼を受け付けるときに登録時暗証番号の入力を受け付ける。そして、投票端末10は、利用者端末1または精算券2から会員番号を読み取るときに入力を受け付けた認証時暗証番号と登録時暗証番号とが一致した場合に、会員番号に対応するキャッシュレス口座を用いた投票および入出金を受け付ける。これにより、第1の実施の形態の投票システムは、キャッシュレス口座利用時のセキュリティを向上させることができる。
なお、投票端末10は、複数の投票端末でもよい。複数の投票端末それぞれは、ワンデー会員の登録依頼を受け付けると、会員番号と精算券2を発行した投票端末の端末情報とを示す情報が印刷された精算券2を発行してもよい。そして、複数の投票端末それぞれは、精算券2から会員番号と端末情報とを読み取ると、自身が端末情報で示される投票端末の場合、キャッシュレス口座からの出金を受け付けてもよい。これにより、第1の実施の形態の投票システムは、キャッシュレス口座からの出金時のセキュリティを向上させることができる。
〔第2の実施の形態〕
次に、第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態は、公営競技のキャッシュレス投票のワンデー会員に登録できるサービスを提供するものである。ワンデー会員は、登録日においてキャッシュレス口座を用いて公営競技の投票ができる。
図2は、第2の実施の形態に係る投票システムの一例を示す図である。第2の実施の形態の投票システムは、投票端末100-1,100-2,・・・と、スマートフォン200と、会員サーバ300と、キャッシュレス端末400-1,400-2,・・・とを含む。投票端末100-1,100-2,・・・と、キャッシュレス端末400-1,400-2,・・・とは、公営競技の会場である競技場50に設置されている。投票端末100-1,100-2,・・・と、会員サーバ300と、キャッシュレス端末400-1,400-2,・・・とは、ネットワーク30に接続されている。ネットワーク30は、例えば、会員サーバ300と通信するための専用回線である。
投票端末100-1,100-2,・・・は、利用者が公営競技のキャッシュレス投票およびキャッシュレス口座への入出金をするための端末である。なお、以下では、投票端末100-1,100-2,・・・のうち、投票端末100-1についてのみ説明する。スマートフォン200は、利用者が所持するスマートフォンである。会員サーバ300は、キャッシュレス口座を管理するサーバコンピュータである。キャッシュレス端末400-1,400-2,・・・は、利用者が公営競技のキャッシュレス投票をするための端末である。
上記のような投票システムにおいて、キャッシュレス投票のワンデー会員の登録と、ワンデー会員のキャッシュレス口座を用いた投票および入出金とが行われる。ワンデー会員の登録では、まず、投票端末100-1は、ワンデー会員の登録依頼を受け付ける。すると、投票端末100-1は、会員サーバ300から会員番号を取得し、取得した会員番号を示すQRコードを表示する。スマートフォン200は、利用者の操作によって投票端末100-1に表示されたQRコードを読み取り、会員番号を取得する。また、投票端末100-1は、会員番号を示すQRコードが印刷された精算券を発行する。
ワンデー会員のキャッシュレス口座への入金では、投票端末100-1は、スマートフォン200に表示された会員番号を示すQRコードまたは精算券に印刷されたQRコードを読み取り、現金の投入を受け付ける。なお、投票端末100-1は、会員番号を示す情報をNFC(Near Field Communication)等によってスマートフォン200から取得してもよい。投票端末100-1は、取得した会員番号と入金額とを会員サーバ300に通知する。会員サーバ300は、通知された会員番号に対応するキャッシュレス口座の残高に入金額を加算する。
ワンデー会員のキャッシュレス口座を用いた投票では、投票端末100-1は、スマートフォン200に表示されたQRコードまたは精算券に印刷されたQRコードを読み取り、マークカード等から投票内容を受け付ける。投票端末100-1は、取得した会員番号と投票内容とを会員サーバ300に通知する。会員サーバ300は、通知された投票内容での投票を受け付け、通知された会員番号に対応するキャッシュレス口座の残高から投票金額を減算する。
ワンデー会員のキャッシュレス口座からの出金では、投票端末100-1は、スマートフォン200に表示されたQRコードまたは精算券に印刷されたQRコードを読み取り、出金額の入力を受け付ける。投票端末100-1は、取得した会員番号と出金額とを会員サーバ300に通知する。会員サーバ300は、通知された会員番号に対応するキャッシュレス口座の払戻金の残高から出金額を減算する。投票端末100-1は、出金額の現金を放出する。
図3は、投票端末のハードウェアの一構成例を示す図である。投票端末100-1は、プロセッサ101によって装置全体が制御されている。プロセッサ101には、バス112を介してメモリ102と複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ101は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ101は、例えばCPU(Central Processing Unit)、MPU(Micro Processing Unit)、またはDSP(Digital Signal Processor)である。プロセッサ101がプログラムを実行することで実現する機能の少なくとも一部を、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、PLD(Programmable Logic Device)等の電子回路で実現してもよい。
メモリ102は、投票端末100-1の主記憶装置として使用される。メモリ102には、プロセッサ101に実行させるOS(Operating System)のプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、メモリ102には、プロセッサ101による処理に利用する各種データが格納される。メモリ102としては、例えばRAM(Random Access Memory)等の揮発性の半導体記憶装置が使用される。
バス112に接続されている周辺機器としては、ストレージ装置103、ディスプレイ装置104、タッチパネル105、現金処理ユニット106、コード読み取りユニット107、マークカード処理ユニット108、レシート処理ユニット109、機器接続インタフェース110およびネットワークインタフェース111がある。
ストレージ装置103は、内蔵した記録媒体に対して、電気的または磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。ストレージ装置103は、コンピュータの補助記憶装置として使用される。ストレージ装置103には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、ストレージ装置103としては、例えばHDD(Hard Disk Drive)やSSD(Solid State Drive)を使用することができる。
ディスプレイ装置104は、プロセッサ101からの命令に従って、画像を表示する。ディスプレイ装置104としては、有機EL(Electro Luminescence)を用いた表示装置や液晶表示装置等がある。
タッチパネル105は、ディスプレイ装置104の画面の前面に配置されており、画面上の押された位置を検知して、その位置を示す信号をプロセッサ101に送信する。
現金処理ユニット106は、プロセッサ101の指示に従って硬貨や紙幣の入出金を制御する。現金処理ユニット106は、入金された硬貨や紙幣の種別を読み取り、プロセッサ101に出力する。また、現金処理ユニット106は、プロセッサ101に指示された種別の硬貨や紙幣を放出する。
コード読み取りユニット107は、QRコード等の二次元コードやバーコードを読み取り、読み取った情報をプロセッサ101に送信する。
マークカード処理ユニット108は、公営競技の投票に用いられるマークカードにマークされた情報を読み取り、読み取った情報をプロセッサ101に送信する。
レシート処理ユニット109は、プロセッサ101からの命令に従って、紙に文字や図形を印刷する。例えば、レシート処理ユニット109は、投票内容を印刷した明細票(レシート)や精算券を印刷する。
機器接続インタフェース110は、可搬型記録媒体31からデータを読み込みまたは、可搬型記録媒体31にデータを書き込むことができる。可搬型記録媒体31は、例えば、DVD(Digital Versatile Disc)やCD(Compact Disc)などの記録媒体である。
ネットワークインタフェース111は、ネットワーク30に接続されている。ネットワークインタフェース111は、ネットワーク30を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行う。
投票端末100-1は、以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、投票端末100-2,・・・、キャッシュレス端末400-1,400-2,・・・および第1の実施の形態に示した投票端末10も、図3に示した投票端末100と同様のハードウェアにより実現することができる。なお、キャッシュレス端末400-1,400-2,・・・は、現金処理ユニット106のような現金処理ユニットを有していなくてもよい。
投票端末100-1は、例えばコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第2の実施の形態の処理機能を実現する。投票端末100-1に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。例えば、投票端末100-1に実行させるプログラムをストレージ装置103に格納しておくことができる。プロセッサ101は、ストレージ装置103内のプログラムの少なくとも一部をメモリ102にロードし、プログラムを実行する。また投票端末100-1に実行させるプログラムを、可搬型記録媒体31に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体31に格納されたプログラムは、例えばプロセッサ101からの制御により、ストレージ装置103にインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ101が、可搬型記録媒体31から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
図4は、スマートフォンのハードウェアの一構成例を示す図である。スマートフォン200は、プロセッサ201によって装置全体が制御されている。プロセッサ201には、バス209を介してメモリ202と複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ201は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ201は、例えばCPU、MPU、またはDSPである。プロセッサ201がプログラムを実行することで実現する機能の少なくとも一部を、ASIC、PLDなどの電子回路で実現してもよい。
メモリ202は、スマートフォン200の主記憶装置として使用される。メモリ202には、プロセッサ201に実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、メモリ202には、プロセッサ201による処理に利用する各種データが格納される。メモリ202としては、例えばRAMなどの揮発性の半導体記憶装置が使用される。
バス209に接続されている周辺機器としては、ストレージ装置203、ディスプレイ装置204、タッチパネル205、カメラ206、機器接続インタフェース207および無線通信インタフェース208がある。
ストレージ装置203は、内蔵した記録媒体に対して、電気的または磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。ストレージ装置203は、スマートフォン200の補助記憶装置として使用される。ストレージ装置203には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、ストレージ装置203としては、例えばフラッシュメモリなどを使用することができる。
ディスプレイ装置204は、プロセッサ201からの命令に従って、画像を表示する。ディスプレイ装置204としては、有機ELを用いた表示装置や液晶表示装置などがある。タッチパネル205は、ディスプレイ装置204の画面の前面に配置されており、画面上の押された位置を検知して、その位置を示す信号をプロセッサ201に送信する。
カメラ206は、スマートフォン200に搭載された撮影装置である。カメラ206は、プロセッサ201からの命令に従って、カメラ206のレンズを向けた先の光景の静止画または動画のデータを生成し、メモリ202に格納する。
機器接続インタフェース207は、スマートフォン200に周辺機器を接続するための通信インタフェースである。例えば機器接続インタフェース207には、メモリカード41を接続することができる。メモリカード41は、機器接続インタフェース207との通信機能を搭載した、カード型の記録媒体である。
無線通信インタフェース208は、無線通信によるネットワークインタフェースである。無線通信インタフェース208は、ネットワーク40に接続されている。無線通信インタフェース208は、ネットワーク40を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行う。
スマートフォン200は、以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、第1の実施の形態に示した利用者端末1も、図4に示したスマートフォン200と同様のハードウェアにより実現することができる。
スマートフォン200は、例えばコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第2の実施の形態の処理機能を実現する。スマートフォン200に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。例えば、スマートフォン200に実行させるプログラムをストレージ装置203に格納しておくことができる。プロセッサ201は、ストレージ装置203内のプログラムの少なくとも一部をメモリ202にロードし、プログラムを実行する。またスマートフォン200に実行させるプログラムを、メモリカード41に記録しておくこともできる。メモリカード41に格納されたプログラムは、例えばプロセッサ201からの制御により、ストレージ装置203にインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ201が、メモリカード41から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
図5は、会員サーバのハードウェアの一構成例を示す図である。会員サーバ300は、プロセッサ301によって装置全体が制御されている。プロセッサ301には、バス309を介してメモリ302と複数の周辺機器が接続されている。プロセッサ301は、マルチプロセッサであってもよい。プロセッサ301は、例えばCPU、MPU、またはDSPである。プロセッサ301がプログラムを実行することで実現する機能の少なくとも一部を、ASIC、PLD等の電子回路で実現してもよい。
メモリ302は、会員サーバ300の主記憶装置として使用される。メモリ302には、プロセッサ301に実行させるOSのプログラムやアプリケーションプログラムの少なくとも一部が一時的に格納される。また、メモリ302には、プロセッサ301による処理に利用する各種データが格納される。メモリ302としては、例えばRAM等の揮発性の半導体記憶装置が使用される。
バス309に接続されている周辺機器としては、ストレージ装置303、GPU(Graphics Processing Unit)304、入力インタフェース305、光学ドライブ装置306、機器接続インタフェース307およびネットワークインタフェース308がある。
ストレージ装置303は、内蔵した記録媒体に対して、電気的または磁気的にデータの書き込みおよび読み出しを行う。ストレージ装置303は、コンピュータの補助記憶装置として使用される。ストレージ装置303には、OSのプログラム、アプリケーションプログラム、および各種データが格納される。なお、ストレージ装置303としては、例えばHDDやSSDを使用することができる。
GPU304には、モニタ51が接続されている。GPU304は、プロセッサ301からの命令に従って、画像をモニタ51の画面に表示させる。モニタ51としては、有機ELを用いた表示装置や液晶表示装置等がある。
入力インタフェース305には、キーボード52とマウス53とが接続されている。入力インタフェース305は、キーボード52やマウス53から送られてくる信号をプロセッサ301に送信する。なお、マウス53は、ポインティングデバイスの一例であり、他のポインティングデバイスを使用することもできる。他のポインティングデバイスとしては、タッチパネル、タブレット、タッチパッド、トラックボール等がある。
光学ドライブ装置306は、レーザ光等を利用して、光ディスク54に記録されたデータの読み取りを行う。光ディスク54は、光の反射によって読み取り可能なようにデータが記録された可搬型の記録媒体である。光ディスク54には、DVD、DVD-RAM、CD-ROM(Read Only Memory)、CD-R(Recordable)/RW(ReWritable)等がある。
機器接続インタフェース307は、会員サーバ300に周辺機器を接続するための通信インタフェースである。例えば機器接続インタフェース307には、メモリ装置55やメモリリーダライタ56を接続することができる。メモリ装置55は、機器接続インタフェース307との通信機能を搭載した記録媒体である。メモリリーダライタ56は、メモリカード57へのデータの書き込み、またはメモリカード57からのデータの読み出しを行う装置である。メモリカード57は、カード型の記録媒体である。
ネットワークインタフェース308は、ネットワーク30に接続されている。ネットワークインタフェース308は、ネットワーク30を介して、他のコンピュータまたは通信機器との間でデータの送受信を行う。
会員サーバ300は、以上のようなハードウェア構成によって、第2の実施の形態の処理機能を実現することができる。なお、第1の実施の形態に示した情報処理装置20も会員サーバ300と同様のハードウェアにより実現することができる。
会員サーバ300は、例えばコンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されたプログラムを実行することにより、第2の実施の形態の処理機能を実現する。会員サーバ300に実行させる処理内容を記述したプログラムは、様々な記録媒体に記録しておくことができる。例えば、会員サーバ300に実行させるプログラムをストレージ装置303に格納しておくことができる。プロセッサ301は、ストレージ装置303内のプログラムの少なくとも一部をメモリ302にロードし、プログラムを実行する。また会員サーバ300に実行させるプログラムを、光ディスク54、メモリ装置55、メモリカード57等の可搬型記録媒体に記録しておくこともできる。可搬型記録媒体に格納されたプログラムは、例えばプロセッサ301からの制御により、ストレージ装置303にインストールされた後、実行可能となる。またプロセッサ301が、可搬型記録媒体から直接プログラムを読み出して実行することもできる。
次に、第2の実施の形態の投票システムに含まれる各装置の機能について詳細に説明する。
図6は、投票システムに含まれる各装置の機能例を示すブロック図である。投票端末100-1は、入出力制御部120、入出金部130および投票受付部140を有する。入出力制御部120、入出金部130および投票受付部140は、メモリ102に記憶されたプログラムをプロセッサ101が実行することで実現される。
入出力制御部120は、ワンデー会員の会員登録時や、キャッシュレス口座を用いた入出金、投票および最終精算時に、入出力を制御する。ワンデー会員の会員登録時に、入出力制御部120は、暗証番号の入力を受け付け、入力を受け付けた暗証番号を会員サーバ300に通知して会員登録を要求する。そして、入出力制御部120は、会員サーバ300から受信した会員番号を示すQRコードを表示する。例えば、入出力制御部120は、会員サーバ300から受信した会員番号を示すQRコードを生成し、生成したQRコードを含む画面をディスプレイ装置104に表示する。また、入出力制御部120は、精算券を発行する。例えば、入出力制御部120は、精算券のQRコードであることを示す情報と、会員サーバ300から受信した会員番号と、投票端末100-1の端末番号とを示すQRコードを生成する。そして、入出力制御部120は、レシート処理ユニット109に、生成したQRコードを印刷した精算券を印刷させる。
キャッシュレス口座を用いた入出金、投票および最終精算時に、入出力制御部120は、スマートフォン200に表示されたQRコードまたは精算券に印刷されたQRコードを読み取る。例えば、入出力制御部120は、コード読み取りユニット107によってQRコードを読み取り、QRコードで示される会員番号を取得する。また、入出力制御部120は、暗証番号の入力を受け付ける。そして、入出力制御部120は、取得した会員番号と入力を受け付けた暗証番号とを会員サーバ300に送信する。
ただし、入出力制御部120は、出金および最終精算時に精算券に印刷されたQRコードを読み取った場合、読み取ったQRコードが自装置で発行された精算券のQRコードであるか否かを判定する。例えば、入出力制御部120は、読み取ったQRコードに自装置の端末番号が含まれている場合、読み取ったQRコードが自装置で発行された精算券のQRコードであると判定する。そして、入出力制御部120は、読み取ったQRコードが自装置で発行された精算券のQRコードであると判定した場合、出金および最終精算を受け付ける。
入出金部130は、キャッシュレス口座を用いた入出金を制御する。入出金部130は、入金時に入出力制御部120が入力を受け付けた暗証番号が一致すると、現金の投入を受け付ける。例えば、入出金部130は、現金処理ユニット106によって現金の投入を受け付ける。入出金部130は、投入された現金の入金額を会員サーバ300に通知する。
入出金部130は、出金時に入出力制御部120が入力を受け付けた暗証番号が一致すると、出金額の入力を受け付ける。入出金部130は、入力された出金額を会員サーバ300に通知する。そして、入出金部130は、出金額の現金を放出する。例えば、入出金部130は、現金処理ユニット106によって、入力された出金額の現金を放出する。
入出金部130は、最終精算時に入出力制御部120が入力を受け付けた暗証番号が一致すると、キャッシュレス口座の口座残高と払戻金額との合計金額の現金を放出する。例えば、入出金部130は、現金処理ユニット106によって、会員サーバ300から通知された口座残高と払戻金額との合計金額の現金を放出する。
投票受付部140は、投票時に入出力制御部120が入力を受け付けた暗証番号が一致すると、投票内容を受け付ける。例えば、投票受付部140は、マークカード処理ユニット108によって、マークカードにマークされた投票内容を読み取る。そして、投票受付部140は、受け付けた投票内容を会員サーバ300に通知する。
スマートフォン200は、記憶部210、コード読取部220およびコード生成部230を有する。記憶部210は、メモリ202またはストレージ装置203の記憶領域を用いて実現される。コード読取部220およびコード生成部230は、メモリ202に記憶されたプログラムをプロセッサ201が実行することで実現される。記憶部210は、会員番号211を記憶する。会員番号211は、コード読取部220によってQRコードから取得された会員番号である。
コード読取部220は、ワンデー会員の会員登録時に、投票端末100-1に表示されたQRコードを読み取る。例えば、コード読取部220は、カメラ206によって投票端末100-1に表示されたQRコードを撮影し、撮影したQRコードから会員番号を取得する。コード読取部220は、取得した会員番号を会員番号211として記憶部210に格納して記憶させる。コード生成部230は、会員番号211を示すQRコードを生成し、ディスプレイ装置204に表示する。
会員サーバ300は、記憶部310、登録部320、照会部330、残高更新部340および投票処理部350を有する。記憶部310は、メモリ302またはストレージ装置303の記憶領域を用いて実現される。登録部320、照会部330、残高更新部340および投票処理部350は、メモリ302に記憶されたプログラムをプロセッサ301が実行することで実現される。記憶部310は、会員情報311を記憶する。会員情報311は、キャッシュレス投票のワンデー会員に関する情報である。
登録部320は、投票端末100-1の要求に応じて、ワンデー会員の会員登録をする。登録部320は、投票端末100-1から会員登録の要求を受け付けると、投票端末100-1に会員番号を送信する。例えば、登録部320は、会員情報311に未登録の会員番号を投票端末100-1に送信する。そして、登録部320は、ワンデー会員のキャッシュレス口座を開設する。例えば、登録部320は、会員情報311に、投票端末100-1に通知した会員番号と、投票端末100-1から通知された暗証番号とを対応付けて登録する。
照会部330は、会員番号と暗証番号とが投票端末100-1から通知されると、投票端末100-1から通知された暗証番号が一致するか否かを判定する。例えば、照会部330は、会員情報311に登録された、投票端末100-1から受信した会員番号に対応する暗証番号と、受信した暗証番号とが一致する場合、暗証番号が一致すると判定する。照会部330は、暗証番号が一致したか否かを投票端末100-1に通知する。
残高更新部340は、キャッシュレス口座を用いた入出金および投票時に、キャッシュレス口座の口座残高を更新する。キャッシュレス口座への入金時、残高更新部340は、入金額を口座残高に加算する。例えば、残高更新部340は、会員情報311の投票端末100-1から受信した会員番号に対応するキャッシュレス口座の口座残高に、投票端末100-1から通知された入金額を加算する。
また、キャッシュレス口座を用いた投票時、残高更新部340は、投票金額を口座残高から減算する。例えば、残高更新部340は、会員情報311の投票端末100-1から受信した会員番号に対応するキャッシュレス口座の口座残高から、投票端末100-1から通知された投票内容に含まれる投票金額を減算する。
キャッシュレス口座の払戻金額からの出金時、残高更新部340は、出金額を払戻金額から減算する。例えば、残高更新部340は、会員情報311の投票端末100-1から受信した会員番号に対応するキャッシュレス口座の払戻金額から、投票端末100-1から通知された出金額を減算する。
キャッシュレス口座の最終精算時、残高更新部340は、キャッシュレス口座を削除する。残高更新部340は、会員情報311を参照し、投票端末100-1から受信した会員番号に対応するキャッシュレス口座の口座残高と払戻金額との合計を特定し、特定した金額を投票端末100-1に通知する。そして、残高更新部340は、投票端末100-1から受信した会員番号に対応するキャッシュレス口座の情報を会員情報311から削除する。投票処理部350は、投票端末100-1から通知された投票内容での投票を受け付ける。
なお、図6に示した各要素間を接続する線は通信経路の一部を示すものであり、図示した通信経路以外の通信経路も設定可能である。次に、記憶部310に記憶される会員情報311について詳細に説明する。
図7は、会員情報の一例を示す図である。会員情報311は、キャッシュレス投票のワンデー会員に関する情報である。会員情報311は、会員番号、口座残高、払戻金額、登録端末および暗証番号の項目を有する。
会員番号の項目には、ワンデー会員の会員番号が設定される。口座残高の項目には、ワンデー会員のキャッシュレス口座の残高が設定される。払戻金額の項目には、ワンデー会員が行った投票による払戻金の合計金額が設定される。登録端末の項目には、ワンデー会員が会員登録した投票端末の端末番号が設定される。暗証番号の項目の項目には、ワンデー会員が会員登録時に入力した暗証番号が設定される。
次に、会員登録時に投票端末100-1が表示する画面について説明する。
図8は、会員登録時の画面遷移の一例を示す図である。入出力制御部120は、会員登録時に画面61をディスプレイ装置104に表示する。画面61は、ワンデー会員登録の初期画面である。画面61は、会員登録を開始するためのワンデー会員登録ボタンを有する。入出力制御部120は、画面61においてワンデー会員登録ボタンの押下を受け付けると、画面62をディスプレイ装置104に表示する。
画面62は、登録時に暗証番号を入力するための画面である。画面62は、「暗証番号を入力して下さい」等の暗証番号の入力を促すメッセージを含む。また、画面62は、暗証番号を入力するためのテンキーを含む。入出力制御部120は、画面62に含まれるテンキーから暗証番号の入力を受け付けると、画面63をディスプレイ装置104に表示する。
画面63は、会員番号を示すQRコードを表示した画面である。画面63は、会員サーバ300から取得した会員番号を示すQRコードを含む。また、画面63は、「アプリで読み取って下さい」等のQRコードをスマートフォン200で読み取ることを促すメッセージを含む。
スマートフォン200のコード読取部220は、画面63に含まれるQRコードを読み取ることで、QRコードで示される会員番号を、会員番号211として記憶部210に保存できる。このように、入出力制御部120は、画面63を表示することでスマートフォン200への会員番号の通知を容易にすることができる。次に、精算券について説明する。
図9は、精算券の一例を示す図である。入出力制御部120は、会員登録時にレシート処理ユニット109によって精算券71を発行する。精算券71は、ワンデー会員のキャッシュレス口座を用いた投票および入出金をするための券である。精算券71は、会員サーバ300から取得した会員番号と、投票端末100-1の端末番号を示すQRコードを含む。
また、精算券71は、「この券を用いて最終精算を行うことが可能です。」等の、精算券71によってワンデー会員のキャッシュレス口座を用いた投票および入出金をすることができることを示すメッセージを含む。また、精算券71は、「この券は、会員登録をした端末でしか使用できません。」等の、会員登録をした投票端末でのみ、精算券71による出金をすることができることを示すメッセージを含む。
入出力制御部120は、精算券71からQRコードを読み取ると、キャッシュレス口座を用いた投票および入出金を受け付ける。これにより、入出力制御部120は、スマートフォン200が充電切れ等によって使用できなくなった場合でも利用者に投票および入出金をさせることができる。よって、第2の実施の形態の投票システムは、会員番号の紛失に備えた個人情報の提供なしにワンデー会員の登録することができ、キャッシュレス投票のワンデー会員の登録を容易にすることができる。
また、入出力制御部120は、出金または最終精算時に精算券71からQRコードを読み取ると、QRコードが示す端末番号が自身のもの(つまり、投票端末100-1のもの)である場合、出金または最終精算を受け付ける。ここで、利用者が紛失した精算券71を取得した人物は、精算券71が投票端末100-1,100-2,・・・のうちのいずれの投票端末で発行されたか分からない。よって、入出力制御部120は、利用者が紛失した精算券71を取得した人物による出金を防ぐことができ、キャッシュレス投票のセキュリティを向上させることができる。
次に、第2の実施の形態の投票システムによる処理の処理手順について説明する。まず、会員登録処理について説明する。
図10は、会員登録処理の手順の一例を示すフローチャート(その1)である。以下、図10に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS11]投票端末100-1の入出力制御部120は、画面61において、ワンデー会員登録ボタンの押下を受け付ける。
[ステップS12]入出力制御部120は、暗証番号の入力を受け付ける。例えば、入出力制御部120は、画面62をディスプレイ装置104に表示して、画面62に含まれるテンキーから暗証番号の入力を受け付ける。
[ステップS13]入出力制御部120は、会員サーバ300に、ステップS12で入力を受け付けた暗証番号を通知して会員登録を要求する。
[ステップS14]会員サーバ300の登録部320は、投票端末100-1に会員番号を送信する。例えば、登録部320は、会員情報311に登録された各レコードの会員番号の項目に設定されていない未登録の会員番号を投票端末100-1に送信する。
[ステップS15]入出力制御部120は、会員サーバ300から受信した会員番号を示すQRコードを表示する。例えば、入出力制御部120は、ステップS14で会員サーバ300から受信した会員番号を示すQRコードを生成し、生成したQRコードを含む画面63をディスプレイ装置104に表示する。
[ステップS16]スマートフォン200のコード読取部220は、投票端末100-1に表示されたQRコードを読み取る。例えば、コード読取部220は、カメラ206によって投票端末100-1に表示されたQRコードを撮影し、撮影したQRコードから会員番号を取得する。
[ステップS17]コード読取部220は、ステップS16で取得した会員番号を記憶部210に格納して会員番号211として記憶させる。
[ステップS18]入出力制御部120は、QRコードの読み取りが完了したことを示す読取完了ボタンの押下を受け付ける。
[ステップS19]スマートフォン200のコード生成部230は、会員番号211を示すQRコードを生成し、ディスプレイ装置204に表示する。
[ステップS20]入出力制御部120は、スマートフォン200に表示されたQRコードを読み取る。例えば、入出力制御部120は、コード読み取りユニット107によってスマートフォン200に表示されたQRコードを読み取り、QRコードで示される会員番号を取得する。
図11は、会員登録処理の手順の一例を示すフローチャート(その2)である。以下、図11に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS21]入出力制御部120は、暗証番号の入力を受け付ける。例えば、入出力制御部120は、画面62と同様の画面を表示して、当該画面に含まれるテンキーから暗証番号の入力を受け付ける。
[ステップS22]入出力制御部120は、ステップS20で取得した会員番号とステップS21で入力を受け付けた暗証番号とを会員サーバ300に送信する。
[ステップS23]会員サーバ300の照会部330は、暗証番号が一致するか否かを判定する。例えば、照会部330は、ステップS13で通知された暗証番号と、ステップS22で受信した暗証番号とが一致する場合、暗証番号が一致すると判定する。照会部330は、暗証番号が一致すると判定した場合、処理をステップS26に進める。また、照会部330は、暗証番号が一致しないと判定した場合、処理をステップS24に進める。
[ステップS24]照会部330は、暗証番号の不一致を投票端末100-1に通知する。
[ステップS25]入出力制御部120は、登録が失敗したことを示す登録失敗画面をディスプレイ装置104に表示する。そして、処理が終了する。
[ステップS26]登録部320は、ワンデー会員のキャッシュレス口座を開設する。例えば、登録部320は、会員情報311に、ステップS14で投票端末100-1に通知した会員番号が、会員番号の項目に設定されたレコードを追加する。登録部320は、追加したレコードの口座残高および払戻金額の項目に0を設定し、登録端末の項目に投票端末100-1の端末番号を設定する。また、登録部320は、追加したレコードの暗証番号の項目に、ステップS13で通知された暗証番号を設定する。
[ステップS27]照会部330は、暗証番号の一致を投票端末100-1に通知する。
[ステップS28]入出力制御部120は、精算券71を発行する。例えば、入出力制御部120は、精算券のQRコードであることを示す情報と、ステップS14で会員サーバ300から受信した会員番号と、投票端末100-1の端末番号とを示すQRコードを生成する。そして、入出力制御部120は、レシート処理ユニット109に、生成したQRコードを印刷した精算券71を印刷させる。
このように、投票端末100-1の入出力制御部120は、ワンデー会員の登録依頼を受け付けると、会員サーバ300から会員番号を取得し、取得した会員番号を示すQRコードを表示する。そして、入出力制御部120は、スマートフォン200にQRコードを読み取らせることで会員番号を示す情報をスマートフォン200に通知する。これにより、第2の実施の形態の投票システムは、スマートフォン200へのワンデー会員の会員番号の通知を容易にする。また、入出力制御部120は、会員番号を示すQRコードが印刷された精算券71を発行する。
このように、入出力制御部120は、ワンデー会員としてキャッシュレス投票をするための会員番号を、スマートフォン200内の情報および精算券71に印刷された情報として、利用者に取得させることができる。これにより、利用者は、スマートフォン200の充電切れや精算券71の紛失等により、一方が使用できなくなっても、他方を用いてキャッシュレス口座から出金して最終精算をすることができる。よって、第2の実施の形態の投票システムは、会員番号の紛失に備えた個人情報の登録なしにワンデー会員の登録ができ、キャッシュレス投票のワンデー会員の登録を容易にすることができる。
次に、キャッシュレス口座への入金処理について説明する。
図12は、入金処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図12に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS31]投票端末100-1の入出力制御部120は、入金を開始することを示す入金ボタンの押下を受け付ける。
[ステップS32]入出力制御部120は、スマートフォン200に表示されたQRコードまたは精算券71に印刷されたQRコードを読み取る。例えば、入出力制御部120は、コード読み取りユニット107によってQRコードを読み取り、QRコードで示される会員番号を取得する。
[ステップS33]入出力制御部120は、暗証番号の入力を受け付ける。例えば、入出力制御部120は、画面62と同様の画面を表示して、当該画面に含まれるテンキーから暗証番号の入力を受け付ける。
[ステップS34]入出力制御部120は、ステップS32で取得した会員番号とステップS33で入力を受け付けた暗証番号とを会員サーバ300に送信する。
[ステップS35]会員サーバ300の照会部330は、暗証番号が一致するか否かを判定する。例えば、照会部330は、ステップS34で投票端末100-1から受信した会員番号が会員番号の項目に設定された会員情報311のレコードを特定する。照会部330は、特定したレコードの暗証番号の項目に設定された暗証番号と、ステップS34で投票端末100-1から受信した暗証番号とが一致する場合、暗証番号が一致すると判定する。照会部330は、暗証番号が一致すると判定した場合、処理をステップS38に進める。また、照会部330は、暗証番号が一致しないと判定した場合、処理をステップS36に進める。
[ステップS36]照会部330は、暗証番号の不一致を投票端末100-1に通知する。
[ステップS37]入出力制御部120は、入金が失敗したことを示す入金失敗画面をディスプレイ装置104に表示する。そして、処理が終了する。
[ステップS38]照会部330は、暗証番号の一致を投票端末100-1に通知する。
[ステップS39]投票端末100-1の入出金部130は、現金の投入を受け付ける。例えば、入出金部130は、現金処理ユニット106によって現金の投入を受け付ける。
[ステップS40]入出金部130は、ステップS39で投入された現金の入金額を会員サーバ300に通知する。
[ステップS41]会員サーバ300の残高更新部340は、入金額を口座残高に加算する。例えば、残高更新部340は、ステップS34で投票端末100-1から受信した会員番号が会員番号の項目に設定された会員情報311のレコードを特定する。残高更新部340は、特定したレコードの口座残高の項目に設定された口座残高に、ステップS40で通知された入金額を加算する。
このように、入出力制御部120は、スマートフォン200または精算券71からQRコードを読み取ると、会員番号に対応するキャッシュレス口座への入金を受け付ける。これにより、第2の実施の形態の投票システムは、キャッシュレス投票のワンデー会員に、キャッシュレス口座への入金をさせることができる。
なお、入出力制御部120は、スマートフォン200または精算券71からQRコードを読み取るときに入力を受け付けた暗証番号と登録依頼を受け付けるときに入力を受け付けた暗証番号とが一致した場合に、入金を受け付ける。これにより、第2の実施の形態の投票システムは、キャッシュレス口座利用時のセキュリティを向上させることができる。
次に、キャッシュレス口座を用いた投票処理について説明する。
図13は、投票処理の手順の一例を示すフローチャートである。以下、図13に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS41]投票端末100-1の入出力制御部120は、投票を開始することを示す投票ボタンの押下を受け付ける。
[ステップS42]入出力制御部120は、スマートフォン200に表示されたQRコードまたは精算券71に印刷されたQRコードを読み取る。例えば、入出力制御部120は、コード読み取りユニット107によってQRコードを読み取り、QRコードで示される会員番号を取得する。
[ステップS43]入出力制御部120は、暗証番号の入力を受け付ける。例えば、入出力制御部120は、画面62と同様の画面を表示して、当該画面に含まれるテンキーから暗証番号の入力を受け付ける。
[ステップS44]入出力制御部120は、ステップS42で取得した会員番号とステップS43で入力を受け付けた暗証番号とを会員サーバ300に送信する。
[ステップS45]会員サーバ300の照会部330は、暗証番号が一致するか否かを判定する。例えば、照会部330は、ステップS44で投票端末100-1から受信した会員番号が会員番号の項目に設定された会員情報311のレコードを特定する。照会部330は、特定したレコードの暗証番号の項目に設定された暗証番号と、ステップS44で投票端末100-1から受信した暗証番号とが一致する場合、暗証番号が一致すると判定する。照会部330は、暗証番号が一致すると判定した場合、処理をステップS48に進める。また、照会部330は、暗証番号が一致しないと判定した場合、処理をステップS46に進める。
[ステップS46]照会部330は、暗証番号の不一致を投票端末100-1に通知する。
[ステップS47]入出力制御部120は、投票が失敗したことを示す投票失敗画面をディスプレイ装置104に表示する。そして、処理が終了する。
[ステップS48]照会部330は、暗証番号の一致を投票端末100-1に通知する。
[ステップS49]投票端末100-1の投票受付部140は、投票内容を受け付ける。例えば、投票受付部140は、マークカード処理ユニット108によって、マークカードにマークされた投票内容を読み取る。
[ステップS50]投票受付部140は、ステップS49で受け付けた投票内容を会員サーバ300に通知する。
[ステップS51]会員サーバ300の投票処理部350は、ステップS50で通知された投票内容での投票を受け付ける。また、会員サーバ300の残高更新部340は、投票金額を口座残高から減算する。例えば、残高更新部340は、ステップS44で投票端末100-1から受信した会員番号が会員番号の項目に設定された会員情報311のレコードを特定する。残高更新部340は、特定したレコードの口座残高の項目に設定された口座残高から、ステップS50で通知された投票内容に含まれる投票金額を減算する。
このように、入出力制御部120は、スマートフォン200または精算券71からQRコードを読み取ると、会員番号に対応するキャッシュレス口座を用いた投票を受け付ける。これにより、第2の実施の形態の投票システムは、キャッシュレス投票のワンデー会員に、キャッシュレス口座を用いた投票をさせることができる。
次に、キャッシュレス投票による払戻金額からの出金処理について説明する。
図14は、出金処理の手順の一例を示すフローチャート(その1)である。以下、図14に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS61]投票端末100-1の入出力制御部120は、出金を開始することを示す出金ボタンの押下を受け付ける。
[ステップS62]入出力制御部120は、スマートフォン200に表示されたQRコードまたは精算券71に印刷されたQRコードを読み取る。例えば、入出力制御部120は、コード読み取りユニット107によってQRコードを読み取り、QRコードで示される会員番号を取得する。
[ステップS63]入出力制御部120は、読み取ったQRコードが精算券71のQRコードであるか否かを判定する。例えば、入出力制御部120は、読み取ったQRコードに精算券のQRコードであることを示す情報が含まれている場合、読み取ったQRコードが精算券71のQRコードであると判定する。入出力制御部120は、読み取ったQRコードが精算券71のQRコードであると判定した場合、処理をステップS64に進める。また、入出力制御部120は、読み取ったQRコードが精算券71のQRコードではないと判定した場合、処理をステップS66に進める。
[ステップS64]入出力制御部120は、読み取ったQRコードが自装置で発行された精算券71のQRコードであるか否かを判定する。例えば、入出力制御部120は、読み取ったQRコードに自装置(つまり、投票端末100-1)の端末番号が含まれている場合、読み取ったQRコードが自装置で発行された精算券71のQRコードであると判定する。入出力制御部120は、読み取ったQRコードが自装置で発行された精算券71のQRコードであると判定した場合、処理をステップS66に進める。また、入出力制御部120は、読み取ったQRコードが自装置で発行された精算券71のQRコードではないと判定した場合、処理をステップS65に進める。
[ステップS65]入出力制御部120は、出金が失敗したことを示す出金失敗画面をディスプレイ装置104に表示する。そして、処理が終了する。
[ステップS66]入出力制御部120は、暗証番号の入力を受け付ける。例えば、入出力制御部120は、画面62と同様の画面を表示して、当該画面に含まれるテンキーから暗証番号の入力を受け付ける。
[ステップS67]入出力制御部120は、ステップS62で取得した会員番号とステップS66で入力を受け付けた暗証番号とを会員サーバ300に送信する。
[ステップS68]会員サーバ300の照会部330は、暗証番号が一致するか否かを判定する。例えば、照会部330は、ステップS67で投票端末100-1から受信した会員番号が会員番号の項目に設定された会員情報311のレコードを特定する。照会部330は、特定したレコードの暗証番号の項目に設定された暗証番号と、ステップS67で投票端末100-1から受信した暗証番号とが一致する場合、暗証番号が一致すると判定する。照会部330は、暗証番号が一致すると判定した場合、処理をステップS70に進める。また、照会部330は、暗証番号が一致しないと判定した場合、処理をステップS69に進める。
[ステップS69]照会部330は、暗証番号の不一致を投票端末100-1に通知する。そして、処理がステップS65に進む。
[ステップS70]照会部330は、暗証番号の一致を投票端末100-1に通知する。
[ステップS71]投票端末100-1の入出金部130は、出金額の入力を受け付ける。
図15は、出金処理の手順の一例を示すフローチャート(その2)である。以下、図15に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS72]入出金部130は、ステップS71で入力された出金額を会員サーバ300に通知する。
[ステップS73]会員サーバ300の残高更新部340は、出金額を払戻金額から減算する。例えば、残高更新部340は、ステップS67で投票端末100-1から受信した会員番号が会員番号の項目に設定された会員情報311のレコードを特定する。残高更新部340は、特定したレコードの払戻金額の項目に設定された払戻金額から、ステップS72で通知された出金額を減算する。
[ステップS74]入出金部130は、出金額の現金を放出する。例えば、入出金部130は、現金処理ユニット106によって、ステップS71で入力された出金額の現金を放出する。
このように、入出力制御部120は、スマートフォン200または精算券71からQRコードを読み取ると、会員番号に対応する払戻金額からの出金を受け付ける。これにより、第2の実施の形態の投票システムは、キャッシュレス投票のワンデー会員に、キャッシュレス投票での払戻金額からの出金をさせることができる。
また、入出力制御部120は、精算券71のQRコードを読み取ると、自身(投票端末100-1)が発行した精算券71である場合に、出金を受け付ける。これにより、入出力制御部120は、利用者が紛失した精算券71を取得した人物による出金を防ぐことができる。よって、第2の実施の形態の投票システムは、出金時のセキュリティを向上させることができる。
次に、キャッシュレス口座の最終精算処理について説明する。
図16は、最終精算処理の手順の一例を示すフローチャート(その1)である。以下、図16に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS81]投票端末100-1の入出力制御部120は、最終精算を開始することを示す最終精算ボタンの押下を受け付ける。
[ステップS82]入出力制御部120は、スマートフォン200に表示されたQRコードまたは精算券71に印刷されたQRコードを読み取る。例えば、入出力制御部120は、コード読み取りユニット107によってQRコードを読み取り、QRコードで示される会員番号を取得する。
[ステップS83]入出力制御部120は、読み取ったQRコードが精算券71のQRコードであるか否かを判定する。例えば、入出力制御部120は、読み取ったQRコードに精算券のQRコードであることを示す情報が含まれている場合、読み取ったQRコードが精算券71のQRコードであると判定する。入出力制御部120は、読み取ったQRコードが精算券71のQRコードであると判定した場合、処理をステップS84に進める。また、入出力制御部120は、読み取ったQRコードが精算券71のQRコードではないと判定した場合、処理をステップS86に進める。
[ステップS84]入出力制御部120は、読み取ったQRコードが自装置で発行された精算券71のQRコードであるか否かを判定する。例えば、入出力制御部120は、読み取ったQRコードに自装置の端末番号が含まれている場合、読み取ったQRコードが自装置で発行された精算券71のQRコードであると判定する。入出力制御部120は、読み取ったQRコードが自装置で発行された精算券71のQRコードであると判定した場合、処理をステップS86に進める。また、入出力制御部120は、読み取ったQRコードが自装置で発行された精算券71のQRコードではないと判定した場合、処理をステップS85に進める。
[ステップS85]入出力制御部120は、最終精算が失敗したことを示す最終精算失敗画面をディスプレイ装置104に表示する。そして、処理が終了する。
[ステップS86]入出力制御部120は、暗証番号の入力を受け付ける。例えば、入出力制御部120は、画面62と同様の画面を表示して、当該画面に含まれるテンキーから暗証番号の入力を受け付ける。
[ステップS87]入出力制御部120は、ステップS82で取得した会員番号とステップS86で入力を受け付けた暗証番号とを会員サーバ300に送信する。
[ステップS88]会員サーバ300の照会部330は、暗証番号が一致するか否かを判定する。例えば、照会部330は、ステップS87で投票端末100-1から受信した会員番号が会員番号の項目に設定された会員情報311のレコードを特定する。照会部330は、特定したレコードの暗証番号の項目に設定された暗証番号と、ステップS87で投票端末100-1から受信した暗証番号とが一致する場合、暗証番号が一致すると判定する。照会部330は、暗証番号が一致すると判定した場合、処理をステップS90に進める。また、照会部330は、暗証番号が一致しないと判定した場合、処理をステップS89に進める。
[ステップS89]照会部330は、暗証番号の不一致を投票端末100-1に通知する。そして、処理がステップS85に進む。
[ステップS90]照会部330は、暗証番号の一致を投票端末100-1に通知する。
[ステップS91]投票端末100-1の入出金部130は、最終精算を実行することを示す最終精算実行ボタンの押下を受け付ける。
図17は、最終精算処理の手順の一例を示すフローチャート(その2)である。以下、図17に示す処理をステップ番号に沿って説明する。
[ステップS92]入出金部130は、最終精算の実行を会員サーバ300に通知する。
[ステップS93]会員サーバ300の残高更新部340は、口座残高と払戻金額との合計を投票端末100-1に通知する。例えば、残高更新部340は、ステップS87で投票端末100-1から受信した会員番号が会員番号の項目に設定された会員情報311のレコードを特定する。残高更新部340は、特定したレコードの口座残高の項目に設定された口座残高と、払戻金額の項目に設定された払戻金額とを合計した金額を、投票端末100-1に通知する。
[ステップS94]入出金部130は、口座残高と払戻金額との合計金額の現金を放出する。例えば、入出金部130は、現金処理ユニット106によって、ステップS93で通知された口座残高と払戻金額との合計金額の現金を放出する。
[ステップS95]入出金部130は、出金完了を会員サーバ300に通知する。
[ステップS96]残高更新部340は、キャッシュレス口座を削除する。例えば、残高更新部340は、ステップS87で投票端末100-1から受信した会員番号が会員番号の項目に設定された会員情報311のレコードを削除する。
このように、入出力制御部120は、スマートフォン200または精算券71からQRコードを読み取ると、会員番号に対応するキャッシュレス口座の最終精算を受け付ける。これにより、第2の実施の形態の投票システムは、キャッシュレス投票のワンデー会員に、キャッシュレス口座からの出金をさせることができる。
また、入出力制御部120は、精算券71のQRコードを読み取ると、自身が発行した精算券71である場合に、払戻金額およびキャッシュレス口座の残高からの出金である最終精算を受け付ける。これにより、入出力制御部120は、利用者が紛失した精算券71を取得した人物によるキャッシュレス口座からの出金を防ぐことができる。よって、第2の実施の形態の投票システムは、出金時のセキュリティを向上させることができる。
なお、登録当日以外でもキャッシュレス投票が利用可能なキャッシュレス投票の会員は、キャッシュレス口座から資金を出金できない制度となっていることがある。一方、第2の実施の形態の投票システムは、ワンデー会員に上記のような最終精算をさせることで、キャッシュレス口座から資金を出金させることができる。これにより、第2の実施の形態の投票システムは、公営競技の利用頻度の少ない利用者の利便性を向上させることができる。
以上、実施の形態を例示したが、実施の形態で示した各部の構成は同様の機能を有する他のものに置換することができる。また、他の任意の構成物や工程が付加されてもよい。さらに、前述した実施の形態のうちの任意の2以上の構成(特徴)を組み合わせたものであってもよい。
1 利用者端末
2 精算券
10 投票端末
11,22 処理部
20 情報処理装置
21 記憶部
21a 会員情報

Claims (4)

  1. 登録日においてキャッシュレス口座を用いて公営競技の投票ができるワンデー会員の会員番号に対応付けて前記ワンデー会員の前記キャッシュレス口座を管理する情報処理装置と、
    前記ワンデー会員の登録依頼を受け付けると、前記情報処理装置から前記会員番号を取得し、前記会員番号を示す情報が印刷された精算券を発行し、利用者端末または前記精算券から前記会員番号を読み取ると、前記会員番号に対応する前記キャッシュレス口座を用いた前記投票および入出金を受け付ける投票端末と、
    を有する投票システム。
  2. 前記投票端末は、前記会員番号を示すコードを表示し、前記利用者端末に前記コードを読み取らせることで前記会員番号を示す情報を前記利用者端末に通知する、
    請求項1記載の投票システム。
  3. 前記投票端末は、前記登録依頼を受け付けるときに登録時暗証番号の入力を受け付け、前記利用者端末または前記精算券から前記会員番号を読み取るときに入力を受け付けた認証時暗証番号と前記登録時暗証番号とが一致した場合に、前記会員番号に対応する前記キャッシュレス口座を用いた前記投票および前記入出金を受け付ける、
    請求項1記載の投票システム。
  4. 複数の前記投票端末それぞれは、前記ワンデー会員の登録依頼を受け付けると、前記会員番号と前記精算券を発行した前記投票端末の端末情報とを示す情報が印刷された前記精算券を発行し、前記精算券から前記会員番号と前記端末情報とを読み取ると、自身が前記端末情報で示される前記投票端末の場合、前記キャッシュレス口座からの出金を受け付ける、
    請求項1記載の投票システム。
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