JP7260122B2 - 防水コネクタ - Google Patents
防水コネクタ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7260122B2 JP7260122B2 JP2019125188A JP2019125188A JP7260122B2 JP 7260122 B2 JP7260122 B2 JP 7260122B2 JP 2019125188 A JP2019125188 A JP 2019125188A JP 2019125188 A JP2019125188 A JP 2019125188A JP 7260122 B2 JP7260122 B2 JP 7260122B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- retainer
- terminal
- lance
- housing portion
- connector
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Connector Housings Or Holding Contact Members (AREA)
Description
先端側に嵌合相手と嵌合する嵌合部を有する端子金具と、
前記端子金具を収容する端子収容部、前記端子収容部に収容された前記端子金具と係止するランス、前記端子収容部に前記端子金具を収容する際の前記ランスの弾性変形を許容するための変形用空間部、および前記端子収容部に形成された係止用孔を有するハウジング部と、
前記端子収容部に収容された前記端子金具の前記嵌合部の側から前記ハウジング部に装着されるとともに、前記ハウジング部に対する仮係止状態と本係止状態とを遷移可能に構成されたフロントリテーナと、を備え、
前記フロントリテーナは、前記ハウジング部の前記端子収容部の先端部と対向する先端面と、前記本係止状態にて前記変形用空間部に介在して前記ランスの弾性変形を規制する規制片部、および前記ハウジング部と係合する係止用突部を有しており、
前記規制片部は、前記フロントリテーナが前記本係止状態のときに、当該規制片部の先端部が前記変形用空間部における前記ランスの根元近傍に達するように構成されており、
前記フロントリテーナが前記仮係止状態のときに、前記ハウジング部の前記端子収容部の前記先端部と前記フロントリテーナの前記係止用突部とが係合し、前記仮係止状態において、前記フロントリテーナが前記ハウジング部に対して、基端側に移動しないようになっており、
前記フロントリテーナが前記本係止状態のときに、前記フロントリテーナの前記係止用突部が前記ハウジング部の前記係止用孔内に位置し、
前記フロントリテーナが前記本係止状態のときに、前記ハウジング部の前記端子収容部の前記先端部が、前記フロントリテーナの前記係止用突部と前記先端面とによって挟持され、前記フロントリテーナが前記ハウジング部に対して、前記先端側および前記基端側に移動しないようになっている
防水コネクタが提供される。
まず、本実施形態に係る防水コネクタの概要を説明する。
次に、本実施形態に係る防水コネクタの構成について、具体例を挙げて説明する。
図1は、本発明が適用されるコネクタユニットの構成例を示す図である。図例は、8極のコネクタユニット1の例を示している。
一実施形態に該当するFコネクタ10は、図1(b)に示すように、端子金具の一種であるレセプタクル端子(以下「REC端子」ともいう。)11と、REC端子11を収容するハウジング部(以下「Fハウジング部」ともいう。)12と、Fハウジング部12に装着されるワイヤーシール13と、同じくFハウジング部12に装着されるシールカバー14と、同じくFハウジング部12に装着されるハウジングシール15と、同じくFハウジング部12に装着されるフロントリテーナ(以下「Fリテーナ」ともいう。)16と、を備えて構成されている。
図2は、一実施形態におけるREC端子の構成例を示す側面図である。
図2に示すように、REC端子11は、導電性を有する金属板(例えば、銅板もしくは銅合金板、またはこれらのいずれかにめっき処理を施したもの)への抜き加工および曲げ加工によって形成されたもので、電線2の端縁に取り付けられて用いられる。そのために、REC端子11には、ある一端側に、電線2への圧着部11aが設けられている。ただし、必ずしも圧着により取り付けられるものである必要はなく、例えば、圧接やはんだ付けによって取り付けられるものであってもよい。また、REC端子11は、圧着部11aとは反対の一端側に、嵌合相手となる後述するTAB端子21と嵌合する嵌合部11bを有している。さらに、REC端子11は、詳細を後述するFハウジング部12のランス12bと係止する被係止部11cを有している。
図3は、一実施形態におけるFハウジング部の構成例を示す図である。
図3(a)に示すように、Fハウジング部12は、絶縁性を有する樹脂材料(例えば、ポリブチレンテレフタレート:PBT)の一体成型加工によって形成されたもので、内部にREC端子11を収容し得るように構成されている。
また、ランス12bは、先端側の断面が大きい部分(すなわち先太の部分)にてREC端子11の被係止部11cと係止するように構成されているが、図3(b)に示すように、その係止部分の形成幅W1がREC端子11の被係止部11cの形成幅W2よりも幅広に形成されていることが好ましい。
図4は、一実施形態におけるFハウジング部への装着要素の構成例を示す側断面図である。
図4に示すように、ワイヤーシール13は、弾性材料(例えば、シリコンゴム)によって形成されたもので、Fハウジング部12の空間部12dに装着されて、そのFハウジング部12とREC端子11に接続する電線2との間を密封するためのものである。
シールカバー14は、絶縁性を有する樹脂材料(例えば、PBT)によって形成されたもので、Fハウジング部12の空間部12dに装着されて、ワイヤーシール13の脱落を防止するためのものである。
ハウジングシール15は、弾性材料(例えば、シリコンゴム)によって形成されたもので、Fハウジング部12内の装着空間12eに装着されて、Fコネクタ10とMコネクタ20との嵌合時におけるそれぞれの間を密封するためのものである。
図5は、一実施形態におけるFリテーナの構成例を示す側断面図である。
図5に示すように、Fリテーナ16は、絶縁性を有する樹脂材料(例えば、PBT)によって形成されたもので、Fハウジング部12におけるMコネクタ20との嵌合側に装着し得るように構成されたものである。つまり、Fリテーナ16は、端子収容部12aに収容されたREC端子11の嵌合部11bの側から、Fハウジング部12に装着されるようになっている。
仮係止状態とは、Fリテーナ16がFハウジング部12に仮に装着されている状態のことをいう(図4参照)。仮係止状態においては、Fリテーナ16の規制片部16aは、Fハウジング部12の変形用空間部12cに達していない状態となる。
本係止状態とは、Fリテーナ16が仮係止状態からFハウジング部12の側に所定押し込み量(図4参照)の分だけ押し込まれて、Fリテーナ16がFハウジング部12への最終的な装着状態となっていることをいう。本係止状態においては、Fリテーナ16の規制片部16aは、Fハウジング部12の変形用空間部12cに介在して、これによりランス12bの弾性変形を規制するようになっている(図1(b)参照)。
例えば、図6(a)に示すように、Fハウジング部12が突出凸部12gを有している場合、Fリテーナ16は、その突出凸部12gが挿入される貫通穴16bを有しているものとする。さらに、突出凸部12gと貫通穴16bとの対は、複数箇所に設けられていることが好ましい。なお、突出凸部12gが設けられていなければ、Fリテーナ16は、貫通穴16bを有している必要はない。
Fハウジング部12が突出凸部12gを有している場合に、その突出凸部12gは、Fリテーナ16が本係止状態のときに、その突出凸部12gの先端部が貫通穴16bから視認可能に露出する突出長を有しているものとする。このような突出長としては、例えば、図6(b)に示すように、突出凸部12gの先端部の端面がFリテーナ16の外表面と同一面に位置するような長さが挙げられる。ただし、必ずしもこれに限定されるものではなく、突出凸部12gの先端部が視認可能であれば、突出凸部12gの端面がFリテーナ16の外表面まで達していなくてもよく、または突出凸部12gの端面がFリテーナ16の外表面から突出していてもよい。
そして、Fハウジング部12とFリテーナ16とは、少なくとも突出凸部12gの先端部とFリテーナ16とに異なる色が付されているものとする。それぞれに付される色は、特に限定されるものではなく、互いに異なる色であることを視認し得るものであればよい。また、着色の手法についても、特に限定されるものではなく、公知の手法を適宜利用したものであればよい。
一方、他の実施形態に該当するMコネクタ20は、図1(b)に示すように、端子金具の他の一種であるタブ端子(以下「TAB端子」ともいう。)21と、TAB端子21を収容するハウジング部(以下「Mハウジング部」ともいう。)22と、Mハウジング部22に装着されるワイヤーシール23と、同じくMハウジング部22に装着されるシールカバー24と、同じくMハウジング部22に装着されるフロントリテーナ(以下「Mリテーナ」ともいう。)25と、を備えて構成されている。
図7は、他の実施形態におけるTAB端子の構成例を示す側面図である。
図7に示すように、TAB端子21は、導電性を有する金属板(例えば、銅板もしくは銅合金板、またはこれらのいずれかにめっき処理を施したもの)への抜き加工および曲げ加工によって形成されたもので、電線3の端縁に取り付けられて用いられる。そのために、TAB端子21には、ある一端側に、電線3への圧着部21aが設けられている。ただし、必ずしも圧着により取り付けられるものである必要はなく、例えば、圧接やはんだ付けによって取り付けられるものであってもよい。また、TAB端子21は、圧着部21aとは反対の一端側に、嵌合相手となるREC端子11と嵌合する嵌合部21bを有している。さらに、TAB端子21は、詳細を後述するMハウジング部22のランス22bと係止する被係止部21cを有している。
図8は、他の実施形態におけるMハウジング部の構成例を示す側断面図である。
図8(a)に示すように、Mハウジング部22は、絶縁性を有する樹脂材料(例えば、PBT)の一体成型加工によって形成されたもので、内部にTAB端子21を収容し得るように構成されている。
また、ランス22bは、先端側の断面が大きい部分(すなわち先太の部分)にてTAB端子21の被係止部21cと係止するように構成されているが、図8(a)に示すように、その係止部分の形成幅W3がTAB端子21の被係止部21cの形成幅W4よりも幅広に形成されていることが好ましい。
図9は、他の実施形態におけるMハウジング部への装着要素の構成例を示す側断面図である。
図9に示すように、ワイヤーシール23は、弾性材料(例えば、シリコンゴム)によって形成されたもので、Mハウジング部22の空間部22dに装着されて、そのMハウジング部22とTAB端子21に接続する電線3との間を密封するためのものである。
シールカバー24は、絶縁性を有する樹脂材料(例えば、PBT)によって形成されたもので、Mハウジング部22の空間部22dに装着されて、ワイヤーシール23の脱落を防止するためのものである。
図10は、他の実施形態におけるMリテーナの構成例を示す側断面図である。
図10に示すように、Mリテーナ25は、絶縁性を有する樹脂材料(例えば、PBT)によって形成されたもので、Mハウジング部22におけるFコネクタ10との嵌合側に装着し得るように構成されたものである。つまり、Mリテーナ25は、端子収容部22aに収容されたTAB端子21の嵌合部21bの側から、Mハウジング部22に装着されるようになっている。
仮係止状態とは、Mリテーナ25がMハウジング部22に仮に装着されている状態のことをいう(図9参照)。仮係止状態においては、Mリテーナ25の規制片部25aは、Mハウジング部22の変形用空間部22cに達していない状態となる。
本係止状態とは、Mリテーナ25が仮係止状態からMハウジング部22の側に所定押し込み量(図9参照)の分だけ押し込まれて、Mリテーナ25がMハウジング部22への最終的な装着状態となっていることをいう。本係止状態においては、Mリテーナ25の規制片部25aは、Mハウジング部22の変形用空間部22cに介在して、これによりランス22bの弾性変形を規制するようになっている(図1(b)参照)。
例えば、図11(a)に示すように、Mハウジング部22が突出凸部22fを有している場合、Mリテーナ25は、その突出凸部22fが挿入される貫通穴25bを有しているものとする。さらに、突出凸部22fと貫通穴25bとの対は、複数箇所に設けられていることが好ましい。
Mハウジング部22が突出凸部22fを有している場合に、その突出凸部22fは、Mリテーナ25が本係止状態のときに、その突出凸部22fの先端部が貫通穴25bから視認可能に露出する突出長を有しているものとする。このような突出長としては、例えば、図11(b)に示すように、突出凸部22fの先端部の端面がMリテーナ25の外表面と同一面に位置するような長さが挙げられる。ただし、必ずしもこれに限定されるものではなく、突出凸部22fの先端部が視認可能であれば、突出凸部22fの端面がFリテーナ25の外表面まで達していなくてもよく、または突出凸部22fの端面がFリテーナ25の外表面から突出していてもよい。
そして、Mハウジング部22とMリテーナ25とは、少なくとも突出凸部22fの先端部とMリテーナ25とに異なる色が付されているものとする。それぞれに付される色は、特に限定されるものではなく、互いに異なる色であることを視認し得るものであればよい。また、着色の手法についても、特に限定されるものではなく、公知の手法を適宜利用したものであればよい。
次に、上述した構成のFコネクタ10およびMコネクタ20(すなわち、コネクタユニット1)の使用態様について説明する。
Fコネクタ10において、Fハウジング部12には、ワイヤーシール13、シールカバー14およびハウジングシール15が装着されている。さらに、Fハウジング部12には、仮係止状態のFリテーナ16が装着されている。
このようなFコネクタ10の使用に際しては、まず、電線2の端縁に取り付けられたREC端子11を、Fハウジング部12の端子収容部12aに挿入する。このとき、Fリテーナ16は、Fハウジング部12に対して仮係止状態となっている。したがって、端子収容部12aにREC端子11を挿入すると、これに応じてランス12bが変形用空間部12cの側に弾性変形する。そして、REC端子11が規定の位置まで到達して端子収容部12a内に適切に収容された状態になると、ランス12bの弾性変形が回復し、そのランス12bがREC端子11の被係止部11cと係止する。これを、例えば、8極のコネクタユニット1であれば、8か所のすべてについて行う。
Mコネクタ20の使用に際しても、上述したFコネクタ10の場合と略同様の処理動作を行う。
具体的には、Mコネクタ20において、Mハウジング部22には、ワイヤーシール23およびシールカバー24が装着されている。さらに、Mハウジング部22には、仮係止状態のMリテーナ25が装着されている。
このようなMコネクタ20に対して、まず、Mリテーナ25が仮係止状態のときに、電線3の端縁に取り付けられたTAB端子21をMハウジング部22の端子収容部22aに挿入する。そして、TAB端子21が規定の位置まで到達して端子収容部22a内に適切に収容された状態になると、ランス22bがTAB端子21の被係止部21cと係止する。これを、例えば、8極のコネクタユニット1であれば、8か所のすべてについて行う。
しかも、Mリテーナ25が本係止状態になると、規制片部25aの先端部が、変形用空間部22cにおけるランス22bの根元近傍に達する。そのため、例えば、TAB端子21をMハウジング部22の端子収容部22a内から引き抜く方向に外力が加わり、ランス22bの延伸方向に圧縮力が作用する場合であっても、そのランス22bの根元近傍に位置する断面が小さい部分における座屈変形が抑制される。
つまり、Mリテーナ25が本係止状態になると、ランス22bの撓み発生によるTAB端子21の被係止部21cからの当該ランス22bの離脱(すなわち、既述の(i)のパターンによる離脱)を防止し得るとともに、ランス22bの座屈変形によるTAB端子21の被係止部21cからの当該ランス22bの離脱(すなわち、既述の(ii)のパターンによる離脱)についても防止することが可能となる。
ところが、例えば、Mハウジング部22が突出凸部22fを有しており、Mリテーナ25が貫通穴25bを有していれば、突出凸部22fの先端部が貫通穴25bから視認可能に露出しているか否かによって、Mリテーナ25が本係止状態であるか否かを判別できる。つまり、貫通穴25b内の突出凸部22fを注視させることで、半挿入の状態で作業者がMリテーナ25の押し込み作業を終了してしまうのを抑制することができる。したがって、スライド量が大きくても、Mリテーナ25を仮係止状態から本係止状態に確実に遷移させることが可能となる。このとき、突出凸部22fの先端部とMリテーナ25とに異なる色が付されていれば、突出凸部22fの先端部が貫通穴25bから露出しているか否かの判別が容易化するので、Mリテーナ25を本係止状態に確実に遷移させる上で非常に好適である。
また、例えば、突出凸部22fと貫通穴25bとの対が複数箇所に設けられていれば、半挿入の状態を抑制し得ることに加えて、Mリテーナ25に傾きが生じた状態で当該Mリテーナ25がMハウジング部22に装着されてしまうことも抑制できる。したがって、Mリテーナ25を本係止状態に確実に遷移させる上でより一層好適なものとなる。
上述の実施形態によれば、以下に示す一つまたは複数の効果が得られる。
しかも、Fコネクタ10およびMコネクタ20においては、フロントリテーナ16,25に設けられた規制片部16a,25aが、単に変形用空間部12c,22cに介在するだけではなく、その先端部が変形用空間部12c,22cにおけるランス12b,22bの根元近傍に達するように構成されている。そのため、ランス12b,22bの撓み発生による端子金具11,21からの離脱(すなわち、既述の(i)のパターンによる離脱)を防止し得るとともに、ランス12b,22bの座屈変形による端子金具11,21からの離脱(すなわち、既述の(ii)のパターンによる離脱)についても防止することが可能となる。
つまり、Fコネクタ10およびMコネクタ20は、ランス12b,22bの撓みを規制しつつ、少なくとも座屈変形によるランス12b,22bの破壊を防止するように構成されている。したがって、防水機能を維持しつつ、従来よりも端子保持力を増大させ、サイドリテーナを利用した場合と同等の性能を得ることが可能となる。サイドリテーナを利用した抜け止め技術は、ランス12b,22bに発生し得る破壊モードがせん断破壊(削れ)のみであり、これにより高い端子保持力が得られている。この点、Fコネクタ10およびMコネクタ20においても、ランス12b,22bの破壊モードが限定されるので、サイドリテーナを利用した場合と同等の性能が得られるのである。
以上のように、上述の実施形態で説明したFコネクタ10およびMコネクタ20は、高い端子保持力(例えば100N以上)を満足するように端子保持力の増大を図ることが可能となり、しかも防水機能が損なわれてしまうこともない。
以上、本発明の実施形態を具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
Claims (5)
- 先端側に嵌合相手と嵌合する嵌合部を有する端子金具と、
前記端子金具を収容する端子収容部、前記端子収容部に収容された前記端子金具と係止するランス、前記端子収容部に前記端子金具を収容する際の前記ランスの弾性変形を許容するための変形用空間部、および前記端子収容部に形成された係止用孔を有するハウジング部と、
前記端子収容部に収容された前記端子金具の前記嵌合部の側から前記ハウジング部に装着されるとともに、前記ハウジング部に対する仮係止状態と本係止状態とを遷移可能に構成されたフロントリテーナと、を備え、
前記フロントリテーナは、前記ハウジング部の前記端子収容部の先端部と対向する先端面と、前記本係止状態にて前記変形用空間部に介在して前記ランスの弾性変形を規制する規制片部、および前記ハウジング部と係合する係止用突部を有しており、
前記規制片部は、前記フロントリテーナが前記本係止状態のときに、当該規制片部の先端部が前記変形用空間部における前記ランスの根元近傍に達するように構成されており、
前記フロントリテーナが前記仮係止状態のときに、前記ハウジング部の前記端子収容部の前記先端部と前記フロントリテーナの前記係止用突部とが係合し、前記仮係止状態において、前記フロントリテーナが前記ハウジング部に対して、基端側に移動しないようになっており、
前記フロントリテーナが前記本係止状態のときに、前記フロントリテーナの前記係止用突部が前記ハウジング部の前記係止用孔内に位置し、
前記フロントリテーナが前記本係止状態のときに、前記ハウジング部の前記端子収容部の前記先端部が、前記フロントリテーナの前記係止用突部と前記先端面とによって挟持され、前記フロントリテーナが前記ハウジング部に対して、前記先端側および前記基端側に移動しないようになっている
防水コネクタ。 - 前記ランスは、根元側の断面より先端側の断面が大きい先太形状を有している
請求項1に記載の防水コネクタ。 - 前記ランスは、前記端子金具の被係止部よりも幅広に形成されている
請求項1または2に記載の防水コネクタ。 - 前記ハウジング部は、前記フロントリテーナの装着側に向けて突出する突出凸部を有し
ており、
前記フロントリテーナは、前記突出凸部が挿入される貫通穴を有しており、
前記突出凸部は、前記フロントリテーナが前記本係止状態のときに当該突出凸部の先端部が前記貫通穴から視認可能に露出する突出長を有しており、
少なくとも前記突出凸部の先端部と前記フロントリテーナとに異なる色が付されている
請求項1から3のいずれか1項に記載の防水コネクタ。 - 前記突出凸部と前記貫通穴との対が複数箇所に設けられている
請求項4に記載の防水コネクタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019125188A JP7260122B2 (ja) | 2019-07-04 | 2019-07-04 | 防水コネクタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019125188A JP7260122B2 (ja) | 2019-07-04 | 2019-07-04 | 防水コネクタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021012777A JP2021012777A (ja) | 2021-02-04 |
JP7260122B2 true JP7260122B2 (ja) | 2023-04-18 |
Family
ID=74227674
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019125188A Active JP7260122B2 (ja) | 2019-07-04 | 2019-07-04 | 防水コネクタ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7260122B2 (ja) |
Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002190338A (ja) | 2000-12-20 | 2002-07-05 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2003123890A (ja) | 2001-10-12 | 2003-04-25 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2003168512A (ja) | 2001-11-29 | 2003-06-13 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2011124172A (ja) | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2015176669A (ja) | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
-
2019
- 2019-07-04 JP JP2019125188A patent/JP7260122B2/ja active Active
Patent Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002190338A (ja) | 2000-12-20 | 2002-07-05 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2003123890A (ja) | 2001-10-12 | 2003-04-25 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2003168512A (ja) | 2001-11-29 | 2003-06-13 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2011124172A (ja) | 2009-12-14 | 2011-06-23 | Sumitomo Wiring Syst Ltd | コネクタ |
JP2015176669A (ja) | 2014-03-13 | 2015-10-05 | 住友電装株式会社 | コネクタ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021012777A (ja) | 2021-02-04 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7556539B2 (en) | Connector | |
JP6527633B2 (ja) | 端子金具 | |
US8469751B2 (en) | Electrical connector and harness | |
KR101625293B1 (ko) | 전기 커넥터 | |
EP3151345B1 (en) | Electric connector | |
JP2006294475A (ja) | コネクタ | |
US8033856B2 (en) | Electrical connector assembly | |
JP4290184B2 (ja) | 低背コネクタ | |
KR20100027008A (ko) | 전기 커넥터를 위한 단자 위치 확정 부재 | |
JP4062250B2 (ja) | コネクタ | |
WO2016059947A1 (ja) | コネクタ | |
US9960533B2 (en) | Connector with locking mechanism | |
CN110571568B (zh) | 连接器 | |
JP2008160963A (ja) | 自動車搭載用の電気接続箱 | |
JP4349186B2 (ja) | コネクタ | |
JP7260122B2 (ja) | 防水コネクタ | |
JP2000123912A (ja) | コネクタハウジングのロック構造 | |
JP4476273B2 (ja) | コネクタ | |
JP2006134681A (ja) | 雌端子およびこれを使用した電気コネクタ | |
CN111092318A (zh) | 端子以及连接电线与端子的方法 | |
CN101379661A (zh) | 具有改进的固定构件的触头 | |
JP2007066846A (ja) | ヒューズ接続箱 | |
JP5776468B2 (ja) | コネクタ | |
CN112886324A (zh) | 电连接装置 | |
JP2008130561A (ja) | 電気コネクタ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220408 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221116 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221206 |
|
RD03 | Notification of appointment of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423 Effective date: 20221223 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230307 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230329 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7260122 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |