JP7259528B2 - 搬送制御システム、搬送制御装置、および搬送制御方法 - Google Patents

搬送制御システム、搬送制御装置、および搬送制御方法 Download PDF

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本発明は、搬送制御システム、搬送制御装置、および搬送制御方法に関する。
従来、走行経路に沿って走行する搬送車により自動で対象物を搬送する搬送システムが知られている(例えば、特許文献1参照)。これらの搬送システムでは、走行経路全体に渡る搬送車の渋滞状況を算出し、渋滞状況に応じて、各搬送車の走行経路を選択することで、渋滞を回避している。
特許第4135715号
しかしながら、上述のような従来技術は、搬送システムの搬送能力以上の搬送指示が発生した場合には、各搬送車が渋滞ルートを回避するように走行したとしても、搬送能力がオーバーフローしているため、渋滞回避ができなくなる場合があるという問題があった。
本発明の一態様は、上述した事情に鑑みてなされてものであり、搬送処理の効率化を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る搬送制御システムは、態様の異なる複数の搬送システムによって対象物を搬送する搬送制御システムであって、各搬送システムによる前記対象物の搬送を制御する搬送制御部と、各搬送システムによる搬送の渋滞状況を監視する渋滞状況監視部と、を備え、前記搬送制御部は、前記渋滞状況監視部が複数の搬送システムの何れかが渋滞していることを検知した場合に、前記対象物の搬送システムを切り替える。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る搬送制御方法は、態様の異なる複数の搬送システムによって対象物を搬送する搬送制御方法であって、各搬送システムによる搬送の渋滞状況を監視する渋滞状況監視ステップと、複数の前記搬送システムの何れかが渋滞していることを検知した場合に、前記対象物の搬送システムを切り替える搬送システム切替ステップと、を含む。
前記の構成によれば、複数の搬送システムによって対象物を搬送するともに、複数の搬送システムの何れかが渋滞した場合には、対象物の搬送システムを切り替えて対象物の搬送を行うため、複数の搬送システム間で互いに搬送処理を補完し合い、渋滞を緩和することができ、搬送処理の効率化を実現することができる。
また、本発明の一態様に係る搬送制御システムは、前記複数の搬送システム間で、前記対象物の載せ換えを行う載せ換え装置を備え、前記搬送制御部は、前記載せ替え装置に対して、前記対象物の載せ替えを行うように制御する。
前記の構成によれば、複数の搬送システムの何れかが渋滞していることを検知した場合に、渋滞している搬送システムから、渋滞していない搬送システムに対象物を載せ替え装置を介して載せ替えて、対象物の搬送を行うことができる。
また、本発明の一態様に係る搬送制御システムは、前記搬送システムの1つが、天井搬送台車によって天井搬送レールに沿って搬送する天井搬送システムである。
また、本発明の一態様に係る搬送制御システムは、前記搬送システムの1つが、無人搬送台車によって地上を搬送する地上搬送システムである。
また、本発明の一態様に係る搬送制御システムは、前記搬送システムの1つが、コンベアによって搬送するコンベア搬送システムである。
また、本発明の一態様に係る搬送制御システムは、前記搬送システムの1つが、ドローンによって搬送するドローン搬送システムである。
また、本発明の一態様に係る搬送制御システムは、前記載せ替え装置が、複数の保管領域に対して前記対象物を搬送移動させて格納処理および取り出し処理を行う入出庫装置を備える自動保管庫である。
前記の構成によれば、複数の搬送システム間で、互いの搬送経路が交差することがなく、また、何れかに渋滞が生じた場合には、入出庫装置を用いて、対象物の格納処理および取り出し処理を行うことができる。これにより、複数の搬送システム間で互いに搬送処理を補完し合い、渋滞を緩和することができ、搬送処理の効率化を実現することができる。
また、本発明の一態様に係る搬送制御システムは、前記搬送システムとして、天井搬送台車によって天井搬送レールに沿って搬送する天井搬送システム、および、無人搬送台車によって地上を搬送する地上搬送システムを含んでおり、前記載せ替え装置が、前記天井搬送台車と、前記無人搬送台車との間で前記対象物の載せ替えを行う垂直搬送リフタである。
前記の構成によれば、天井と、地上とで、対象物の搬送を行うため、複数の搬送システム間で、互いの搬送経路が交差することがなく、また、何れかに渋滞が生じた場合には、垂直搬送リフタを用いて対象物を載せ替えて対象物の搬送を行うことができる。これにより、天井搬送システムと、地上搬送システムとの間で互いに搬送処理を補完し合い、渋滞を緩和することができ、搬送処理の効率化を実現することができる。
また、本発明の一態様に係る搬送制御システムは、前記渋滞状況監視部は、前記搬送システムの何れかの渋滞率が所定の閾値を上回った場合に、当該搬送システムが渋滞していることを検知し、前記閾値の設定指示を受け付ける閾値設定受付部を備える。
前記の構成によれば、上位装置、またはユーザによって設定された任意の閾値に基づいて各搬送システムが渋滞しているか否かを判定することができるとともに、閾値の設定値を適宜変更することができる。
また、本発明の一態様に係る搬送制御システムは、前記搬送システムの1つが、前記対象物が収容される搬送容器を、無人搬送台車によって地上を搬送する地上搬送システムであり、前記載せ替え装置が複数設けられているとともに、前記載せ替え装置のそれぞれに対して、前記対象物の搬送目的地を1つ以上含む搬送領域が設定されており、前記搬送制御部は、前記無人搬送台車を、前記載せ替え装置と、同じ前記搬送領域内の前記搬送目的地との間で前記対象物を搬送する搬送領域内搬送と、互いに異なる前記搬送領域に配置される複数の前記載せ替え装置の間で前記対象物を搬送する搬送領域間搬送と、互いに異なる複数の前記搬送目的地の間で前記対象物を搬送するダイレクト搬送と、を行うように制御する。
前記の構成によれば、搬送領域内搬送、搬送領域間搬送、およびダイレクト搬送のそれぞれの搬送処理において搬送システムの渋滞状況を監視して、渋滞を緩和することができ、搬送処理の効率化を実現することができる。
また、上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る搬送制御装置は、態様の異なる複数の搬送システムのそれぞれによる対象物の搬送を制御する搬送制御部と、各搬送システムによる搬送の渋滞状況を監視する渋滞状況監視部と、を備え、前記搬送制御部は、前記渋滞状況監視部が複数の搬送システムの何れかが渋滞していることを検知した場合に、前記対象物の搬送システムを切り替える。
前記の構成によれば、複数の搬送システムによって対象物を搬送するともに、各搬送システムによる搬送の渋滞状況を監視し、搬送処理の効率化を実現することができる。
本発明の一態様によれば、複数の搬送システムによる搬送処理の効率化を実現することができる。
本発明の実施形態1に係る搬送制御システムの概略構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態1に係る搬送制御システムの全体構成を示すブロック図である。 搬送制御システムが用いられる現場を模式的に示した図である。 本発明の実施形態1に係る搬送制御システムの具体例の全体構成を示すブロック図である。 載せ替え装置の一例である自動保管庫の構成を模式的に示す図である。 載せ替え装置の一例である自動保管庫の別の構成例を模式的に示す図である。 搬送制御システムの処理の流れを示すフローチャートである。 本発明の実施形態2に係る搬送制御システムの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態3に係る搬送制御システムの全体構成を示すブロック図である。
以下、本発明の一側面に係る実施形態(以下、「本実施形態」とも表記する)を、図面に基づいて説明する。
§1 適用例
図1および図3を用いて、本発明が適用される場面の一例について説明する。図1は、本実施形態に係る搬送制御システム10の概要構成を示すブロック図である。図3は、本実施形態に係る搬送制御システム10が用いられる現場を模式的に示した図である。
図3に示すように、搬送制御システム10は、製造現場において用いられるシステムである。搬送制御システム10は、態様の異なる複数の搬送システムによって、対象物を、例えば工場内の1つの地点から、他の地点へと搬送する。搬送制御システム10は、例えば半導体製造現場であるファブのクリーンルームの内で用いられ、対象物であるウェーハーを複数枚収容した所謂ポッドを、同様のプロセスを行う装置が複数台配置されたベイと呼ばれる領域内、および互いに異なるベイ間で搬送する。
搬送制御システム10は、対象物の搬送を、無人搬送台車によって地上を搬送する地上搬送システム、天井搬送台車によって天井搬送レールに沿って搬送する天井搬送システム、コンベアによって搬送するコンベア搬送システム、およびドローンによって搬送するドローン搬送システム等を用いて行う。
図1に示すように、搬送制御システム10は、各搬送システムによる対象物の搬送を制御する搬送制御部210と、各搬送システムによる搬送の渋滞状況を監視する渋滞状況監視部230と、を備えている。
搬送制御システム10は、渋滞状況監視部230が複数の搬送システムの何れかが渋滞していることを検知した場合に、対象物の搬送システムを搬送制御部210の機能により切り替える。
これにより、搬送制御システム10は、例えば製造現場における、生産装置による生産能力が、搬送装置による搬送能力を上回り、所定の搬送システムの搬送能力を超える搬送指示が発生した場合に、搬送能力に余力がある搬送システムを用いて、対象物の搬送を行うことができる。よって、対象物の搬送に、所定の搬送システムの渋滞による遅延が生じることがなく、搬送処理の効率化を実現することができる。
§2 構成例
〔実施形態1〕
以下、本発明の実施形態1について、詳細に説明する。
(搬送制御システム10の構成について)
図2は、実施形態1に係る搬送制御システム10の全体構成を示すブロック図である。図1、および図2に示すように、搬送制御システム10は、生産進捗管理装置100と、搬送制御装置200と、を含んでいる。搬送制御装置200は、搬送制御部210と、渋滞状況監視部230と、送受信部220と、を含んでいる。
また、搬送制御システム10は、装置制御装置150、載せ替え装置制御装置300、第1の搬送システム制御装置400、及び第2の搬送システム制御装置500を含んでいる。なお、生産進捗管理装置100が、搬送制御装置200、装置制御装置150、載せ替え装置制御装置300、第1の搬送システム制御装置400、及び第2の搬送システム制御装置500の機能を備えている構成であってもよい。
生産進捗管理装置100は、MES(Manufacturing Execution System)などと呼ばれる管理サーバであり、搬送制御システム10の全体を統合的に管理・制御する。生産進捗管理装置100は、態様の異なる複数の搬送システムのそれぞれによる搬送処理の進捗と、複数の製造装置155のそれぞれによる生産処理の進捗とを管理する。
装置制御装置150は、生産進捗管理装置100からの指令に基づいて、製造装置155を制御する。搬送制御システム10には、1又は複数の製造装置155が含まれており、これらの1又は複数の製造装置155は、1又は複数の装置制御装置150により制御される構成であってもよい。
搬送制御装置200は、例えばプログラマブルコントローラ(Programmable Logic Controller、以下「PLC」と略記)等によって構成される。搬送制御装置200は、態様の異なる複数の搬送システムのそれぞれによる対象物の搬送を制御する上述の搬送制御部210と、各搬送システムによる搬送の渋滞状況を監視する上述の渋滞状況監視部230と、を備えている。
搬送制御装置200は、生産進捗管理装置100からの指令を送受信部220を介して受信するとともに、生産進捗管理装置100からの指令に基づいて搬送制御部210の機能により制御指令を生成する。搬送制御装置200は、搬送制御部210が生成した制御指令を、送受信部220を介して載せ替え装置制御装置300、第1の搬送システム制御装置400、及び第2の搬送システム制御装置500に送信する。
載せ替え装置制御装置300は、複数の搬送システム間で、対象物の載せ換えを行う載せ換え装置320の動作を制御する。載せ替え装置制御装置300は、搬送制御装置200からの指令に基づいて、載せ替え装置制御装置300に対して対象物の載せ替えを行うように制御する。
第1の搬送システム制御装置400は、搬送制御装置200からの指令に基づいて、第1の搬送制御システムを制御する。第1の搬送制御システムは、対象物を搬送する複数の搬送ユニット401を含んでいる。第1の搬送システム制御装置400は、各搬送ユニット401の位置、対象物の搬送状況(搬送中であるか否か)、荷積み位置、および荷卸し位置等の搬送処理の進捗を監視し、搬送処理の進捗状況を示す進捗情報を搬送制御装置200にフィードバックする。
第2の搬送システム制御装置500は、搬送制御装置200からの指令に基づいて、第2の搬送制御システムを制御する。第2の搬送制御システムは、対象物を搬送する複数の搬送ユニット501を含んでいる。第2の搬送システム制御装置500は、各搬送ユニット501の位置、対象物の搬送状況(搬送中であるか否か)、荷積み位置、および荷卸し位置等の搬送処理の進捗を監視し、搬送処理の進捗状況を示す進捗情報を搬送制御装置200にフィードバックする。
(搬送制御システムの具体例)
図3、および図4は、搬送制御システム10の具体例の一例を示す図である。図3は、態様の異なる複数の搬送システムの1つとして、複数の無人搬送台車411によって地上を搬送する地上搬送システムと、複数の天井搬送台車511によって天井搬送レール5に沿って搬送する天井搬送システムとを採用した場合の、搬送制御システム10が用いられる製造現場1を模式的に示した図である。また、図4は、搬送制御システム10の要部構成を示すブロック図である。また、図3、および図4に示した搬送制御システム10では、載せ替え装置の一例として、複数の入出庫装置338を有する自動保管庫330が採用されている。
無人搬送台車411は、自律走行可能なロボットであり、駆動輪、モータ、バッテリー、セーフティーセンサー等の、無人走行を実現するための各種ハードウェアを備えている。地上搬送システム制御装置410は、複数の無人搬送台車411のそれぞれに対して無線通信により指示を送信することにより、複数の無人搬送台車411のそれぞれを走行させ、複数の無人搬送台車411のそれぞれを製造現場1内の所定の位置に移動させる。
複数の無人搬送台車411のそれぞれは、所定の搬送領域2内、例えばクリーンルームのベイ内、で対象物を搬送するために好適に用いられる。各搬送領域2には、入出庫装置338がそれぞれ設けられている。換言すれば、複数の入出庫装置338のそれぞれに対して、対象物の搬送目的地を1つ以上含む搬送領域2が設定されている。
地上搬送システムは、無人搬送台車411により、入出庫装置338と、同じ搬送領域2内の搬送目的地との間で対象物を搬送する搬送領域内搬送を行う。入出庫装置338と、同じ搬送領域2内の搬送目的地とは、例えば、当該搬送領域2内にある製造装置155である。
また、地上搬送システムは、搬送領域内搬送に加えて、無人搬送台車411により、互いに異なる複数の搬送目的地の間、例えば搬送領域2内の装置間、で対象物を搬送するダイレクト搬送を行ってもよい。
天井搬送台車511は、工場などの天井に設定された天井搬送レール5に沿って移動可能に複数設けられている。複数の天井搬送台車511は、互いに略均等な間隔で天井搬送レール5に、例えばぶら下げられた状態で、天井搬送レール5に沿って移動するように構成されている。天井搬送システム制御装置510は、天井搬送システム制御装置510に無線通信または有線通信により指示を送信することにより、複数の天井搬送台車511のそれぞれを入出庫装置338間で移動させる。
天井搬送システム制御装置510は、搬送制御装置200からの指示に応じて、複数の天井搬送台車511のうち、対象の天井搬送台車511を、複数の入出庫装置338のいずれかの位置で停止させ、対象物の載せ替えを行う。このように、天井搬送システムは、互いに異なる搬送領域2に配置される複数の載せ替え装置としての入出庫装置338間で対象物を搬送する搬送領域間搬送を行う。
図5は、入出庫装置338の構成を模式的に示す図である。搬送制御システム10は、複数の入出庫装置338のそれぞれを、対象物を一時的に保管する保管領域とし、これらの複数の保管領域に対して対象物を搬送移動させる。搬送制御システム10は、入出庫装置338により、無人搬送台車411と、天井搬送台車511との間での対象物の載せ替え処理を行う。
図5に示すように、入出庫装置338は、地上出庫コンベア332と、スタッカクレーン333と、移載機334と、天井出庫コンベア331と、を含んでいる。
地上出庫コンベア332は、入出庫装置338と、無人搬送台車411との間で、対象物をコンベヤ搬送する。地上出庫コンベア332は、無人搬送台車411によって地上出庫コンベア332に載置された対象物を、入出庫装置338内に引き込むとともに、入出庫装置338内の対象物を、無人搬送台車411によって引き取り可能な位置まで搬出する。
無人搬送台車411と、天井搬送台車511との間で対象物の載せ替えを行う際には、まず、搬送容器50に収容された対象物が、無人搬送台車411によって対象の入出庫装置338まで搬送され、入出庫装置338の地上出庫コンベア332に載置される。地上出庫コンベア332に載置された搬送容器50は、地上出庫コンベア332によって入出庫装置338内に引き込まれ、移載機334に載置される。
搬送容器50が載置された移載機334は、入出庫装置338内で上下方向に延びるスタッカクレーン333によって、天井搬送台車511への引き渡し位置まで上昇されるとともに、旋回される。搬送容器50は、移載機334から天井出庫コンベア331に移載され、天井出庫コンベア331によって天井搬送台車511への引き渡し位置にコンベア搬送される。搬送容器50は、天井搬送台車511に載せ替えられて、天井搬送台車511によって天井搬送レール5に沿って、別の入出庫装置338との間で搬送される。
このように、自動保管庫330は、複数の保管領域として用いられる入出庫装置338間で対象物を搬送移動させて格納処理および取り出し処理を行う。
図6は、載せ替え装置として、垂直搬送リフタ350を採用した場合の、載せ替え処理を模式的に示す図である。図6に示すように、搬送制御システム10は、搬送システムとして、天井搬送台車511によって天井搬送レール5沿って搬送する天井搬送システム、および、無人搬送台車411によって地上を搬送する地上搬送システムを含んでおり、載せ替え装置が、天井搬送台車511と、無人搬送台車411との間で対象物の載せ替えを行う垂直搬送リフタ350であってもよい。
図6に示すように、垂直搬送リフタ350は、地上出庫コンベア352と、昇降機353と、搬送容器格納部354と、天井出庫コンベア351と、を含んでいる。
地上出庫コンベア352は、垂直搬送リフタ350と、無人搬送台車411との間で、対象物をコンベヤ搬送する。地上出庫コンベア332は、無人搬送台車411によって地上出庫コンベア332に載置された対象物を、垂直搬送リフタ350内に引き込むとともに、垂直搬送リフタ350内の対象物を、無人搬送台車411によって引き取り可能な位置まで搬出する。
無人搬送台車411と、天井搬送台車511との間で対象物の載せ替えを行う際には、まず、搬送容器50に収容された対象物が、無人搬送台車411によって対象の垂直搬送リフタ350まで搬送され、垂直搬送リフタ350の地上出庫コンベア332に載置される。地上出庫コンベア332に載置された搬送容器50は、地上出庫コンベア332によって垂直搬送リフタ350内に引き込まれ、搬送容器格納部354内に収容される。
搬送容器50が収容された搬送容器格納部354は、垂直搬送リフタ350内で上下方向に延びる昇降機353によって、天井搬送台車511への引き渡し位置まで上昇される。搬送容器50は、搬送容器格納部354から天井出庫コンベア351に移載され、天井出庫コンベア351によって天井搬送台車511への引き渡し位置にコンベア搬送される。搬送容器50は、天井搬送台車511に載せ替えられて、天井搬送台車511によって天井搬送レール5に沿って、別の垂直搬送リフタ350との間で搬送される。
(搬送制御装置200により処理の流れについて)
搬送制御システム10において、複数の搬送システムの何れかに、搬送能力以上の搬送指示が発生する場合があり、このような場合には、当該搬送システムの渋滞率が上がる。搬送制御装置200の渋滞状況監視部230は、搬送制御部210による搬送処理状況と、生産進捗管理装置100からの搬送指示とに基づいて、各搬送システムによる搬送の渋滞状況を監視する。
渋滞状況監視部230は、搬送システムの何れかの渋滞率が所定の閾値を上回った場合に、当該搬送システムが渋滞していることを検知する。搬送制御装置200は、送受信部220(閾値設定受付部)を介して、生産進捗管理装置100、または外部の設定装置(不図示)から、閾値の設定指示を受け付ける。渋滞状況監視部230は、送受信部220が受け付けた、閾値の設定指示に基づいて、渋滞率の閾値を設定し、設定した渋滞率の閾値と、各搬送システムの渋滞率とを比較することにより、搬送システムが渋滞しているか否かを判定する。
図7は、搬送制御装置200により処理の流れを示すフローチャートである。図7を参照して、搬送制御装置200による処理の流れを説明する。搬送制御装置200は、渋滞状況監視部230の機能により、定期的に図7に示したフローチャートの処理を繰り返し実行する。
搬送制御装置200は、渋滞状況監視部230の機能により生産進捗管理装置100からの搬送指示と、各搬送システムの搬送処理状況と、を参照して、各搬送システムの渋滞率を計算する(ステップS1)。なお、渋滞率とは、渋滞状況を示す指標であればどのような指標であってもよい。例えば、所定の範囲の搬送経路において、渋滞が発生していない状況における搬送スピードに対する現在の実際の搬送スピードの割合、および、所定の搬送経路内に存在する搬送対象物の個数、搬送指示数に対する搬送台車数の割合、などが挙げられる。
渋滞状況監視部230は、各搬送システムについて、ステップS1で計算した渋滞率と、予め設定されている閾値とを比較する(ステップS2)。なお、閾値は、搬送制御システムの構成が変わった場合や、制御方法が変わった場合などに随時変更すればよい。
渋滞状況監視部230は、ステップS2での比較結果に基づいて、渋滞率が閾値より高いか否かを、各搬送システムについて判定する(ステップS3)。渋滞状況監視部230は、渋滞率が閾値より高い搬送システムがある(ステップS3でYES)と判定すると、ステップS4に進む。渋滞状況監視部230は、渋滞率が閾値より高い搬送システムはない(ステップS3でNO)と判定すると、処理を終了し、次回の渋滞率の判定処理のタイミングまで待機する。例えば、上記の判定処理を所定の周期で繰り返し実行することにより、定期的に渋滞状況を監視することができる。
搬送制御装置200は、ステップS3において、渋滞状況監視部230により渋滞率が閾値より高い搬送システムがあると判定されると、搬送制御部210の機能により、渋滞が発生している搬送システムから、渋滞が発生していない他の搬送システムに、対象物の搬送を切り替える(ステップS4)。搬送制御部210は、複数の対象物のうち、搬送する搬送システムを切り替える対象物を、搬送開始位置、搬送開始時間、搬送目的位地等の条件を参照して、搬送システムを切り替える対象物を選別することができてもよい。
このように、搬送制御装置200は、渋滞状況監視部230の機能により、複数の搬送システムのそれぞれの渋滞状況を監視し、複数の搬送システムの何れかが渋滞している場合には、対象物を搬送する搬送システムを切り替える。これにより、複数の搬送システムが混在している自動搬送において、渋滞している搬送システムによる搬送を回避することができ、複数の搬送システム間で、相互の渋滞緩和を補完し合うことができる。このため、複数の搬送システムによって対象物を自動で搬送する生産現場において、搬送遅延によって生産効率が低下するのを防ぐことができ、効率の良い自動搬送を実現することができる。
〔実施形態2〕
本発明の実施形態2について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図8は、実施形態2に係る搬送制御システム10の要部構成を示すブロック図である。図8に示すように、搬送制御システム10は、態様の異なる複数の搬送システムの1つとして、複数の無人搬送台車411によって地上を搬送する地上搬送システムと、コンベアによって対象物を搬送するコンベア搬送システムと、を備えていてもよい。
コンベア搬送システムは、工場等の設置されたコンベアによって、搬送容器521や、折り畳みコンテナ(オリコン)等のコンテナに収容された対象物を搬送する。コンベア搬送システムは、搬送制御装置200からの指示に基づいて、コンベアによる搬送を制御するコンベア搬送システム制御装置520を備えている。
コンベア搬送システム制御装置520は、例えば、搬送容器521に取り付けられたタグを読み取った情報に基づいて、コンベア搬送システムを制御して、搬送容器521を、コンベアによって、所定の搬送目的位置まで搬送する。コンベア搬送システム制御装置520は、対象物の搬送目的位置への到達等の搬送状況を示す情報を、搬送制御装置200に送信してもよい。搬送制御装置200は、コンベア搬送システム制御装置520から受信する搬送状況の情報に応じて、載せ替え装置の動作制御を行ったり、無人搬送台車411の配車を行ったりすることができてもよい。
搬送制御装置200は、渋滞状況監視部230が地上搬送システム、またはコンベア搬送システの何れかが渋滞していることを検知した場合に、対象物の搬送システムを切り替える。搬送制御装置200は、地上搬送システムと、コンベア搬送システムとの間の対象物の載せ替えを、自動保管庫330の入出庫装置338、または垂直搬送リフタ350によって行うことで、搬送システムの切り替えを行う。
〔実施形態3〕
本発明の実施形態3について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態1にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
図9は、実施形態3に係る搬送制御システム10の要部構成を示すブロック図である。図9に示すように、搬送制御システム10は、態様の異なる複数の搬送システムの1つとして、複数の無人搬送台車411によって地上を搬送する地上搬送システムと、複数のドローン531よって対象物を搬送するドローン搬送システムと、を備えていてもよい。
ドローン搬送システムは、工場等の搬送領域内を飛行する複数のドローン531によって対象物を搬送する。ドローン搬送システムは、搬送制御装置200からの指示に基づいて、ドローン531による搬送を制御するドローン搬送システム制御装置530を備えている。
搬送制御装置200は、渋滞状況監視部230が地上搬送システム、またはドローン搬送システムの何れかが渋滞していることを検知した場合に、対象物の搬送システムを切り替える。ドローン搬送システムと、地上搬送システムとの間の対象物の載せ替えは、自動保管庫330の入出庫装置338、または垂直搬送リフタ350を介して行われてもよいし、無人搬送台車411と、ドローン531との間で直接行われてもよい。搬送制御装置200は、ドローン搬送システムと、地上搬送システムとの何れかに渋滞が生じた場合には、ドローン搬送システムと、地上搬送システムとの間で対象物の載せ替えることにより搬送システムの切り替えを行い、渋滞を緩和する。
〔ソフトウェアによる実現例〕
搬送制御装置200の制御ブロック(特に搬送制御部210、および渋滞状況監視部230)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、搬送制御装置200は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
2 搬送領域
5 天井搬送レール
10 搬送制御システム
50、521 搬送容器
100 生産進捗管理装置
200 搬送制御装置
210 搬送制御部
220 送受信部(閾値設定受付部)
230 渋滞状況監視部
330 自動保管庫(載せ替え装置)
338 入出庫装置(載せ替え装置)
350 垂直搬送リフタ(載せ替え装置)
411 無人搬送台車
511 天井搬送台車
531 ドローン

Claims (6)

  1. 態様の異なる複数の搬送システムによって対象物を搬送する搬送制御システムであって、
    各搬送システムによる前記対象物の搬送を制御する搬送制御部と、
    各搬送システムによる搬送の渋滞状況を監視する渋滞状況監視部と、
    前記複数の搬送システム間で、前記対象物の載せ替えを行う載せ替え装置と、を備え、
    前記搬送制御部は、前記載せ替え装置に対して、前記対象物の載せ替えを行うように制御し、
    前記複数の搬送システムには、天井搬送台車によって天井搬送レールに沿って搬送する天井搬送システムと無人搬送台車によって地上を搬送する地上搬送システムとの組合せと、前記地上搬送システムとコンベアによって搬送するコンベア搬送システムとの組合せと、前記地上搬送システムとドローンによって搬送するドローン搬送システムとの組合せと、の少なくとも一つが含まれ、
    前記複数の搬送システムに前記天井搬送システムと前記地上搬送システムとの組合せが含まれる場合において、前記搬送制御部は、前記渋滞状況監視部が前記天井搬送システムが渋滞していることを検知した場合、前記対象物の搬送を前記地上搬送システムに切り替え、
    前記複数の搬送システムに前記地上搬送システムと前記コンベア搬送システムとの組合せが含まれる場合において、前記搬送制御部は、前記渋滞状況監視部が前記地上搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記コンベア搬送システムに切り替え、前記渋滞状況監視部が前記コンベア搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記地上搬送システムに切り替え、
    前記複数の搬送システムに前記地上搬送システムと前記ドローン搬送システムとの組合せが含まれる場合において、前記搬送制御部は、前記渋滞状況監視部が前記地上搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記ドローン搬送システムに切り替え、前記渋滞状況監視部が前記ドローン搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記地上搬送システムに切り替え、
    前記載せ替え装置が複数設けられているとともに、前記載せ替え装置のそれぞれに対して、前記対象物の搬送目的地を1つ以上含む搬送領域が設定されており、
    前記搬送制御部は、前記無人搬送台車を、
    前記載せ替え装置と、同じ前記搬送領域内の前記搬送目的地との間で前記対象物を搬送する搬送領域内搬送と、
    互いに異なる前記搬送領域に配置される複数の前記載せ替え装置の間で前記対象物を搬送する搬送領域間搬送と、
    互いに異なる複数の前記搬送目的地の間で前記対象物を搬送するダイレクト搬送と、を行うように制御する搬送制御システム。
  2. 前記載せ替え装置が、複数の保管領域に対して前記対象物を搬送移動させて格納処理および取り出し処理を行う入出庫装置を備える自動保管庫である請求項に記載の搬送制御システム。
  3. 前記複数の搬送システムに前記天井搬送システムと前記地上搬送システムとの組合せが含まれる場合において、
    前記載せ替え装置が、前記天井搬送台車と、前記無人搬送台車との間で前記対象物の載せ替えを行う垂直搬送リフタである請求項に記載の搬送制御システム。
  4. 前記渋滞状況監視部は、前記搬送システムの何れかの渋滞率が所定の閾値を上回った場合に、当該搬送システムが渋滞していることを検知し、
    前記閾値の設定指示を受け付ける閾値設定受付部を備える請求項1からの何れか1項に記載の搬送制御システム。
  5. 態様の異なる複数の搬送システムのそれぞれによる対象物の搬送を制御する搬送制御部と、
    各搬送システムによる搬送の渋滞状況を監視する渋滞状況監視部と、
    を備え、
    前記搬送制御部は、前記複数の搬送システム間で、前記対象物の載せ替えを行う載せ替え装置に対して、前記対象物の載せ替えを行うように制御し、
    前記複数の搬送システムには、天井搬送台車によって天井搬送レールに沿って搬送する天井搬送システムと無人搬送台車によって地上を搬送する地上搬送システムとの組合せと、前記地上搬送システムとコンベアによって搬送するコンベア搬送システムとの組合せと、前記地上搬送システムとドローンによって搬送するドローン搬送システムとの組合せと、の少なくとも一つが含まれ、
    前記複数の搬送システムに前記天井搬送システムと前記地上搬送システムとの組合せが含まれる場合において、前記搬送制御部は、前記渋滞状況監視部が前記天井搬送システムが渋滞していることを検知した場合、前記対象物の搬送を前記地上搬送システムに切り替え、
    前記複数の搬送システムに前記地上搬送システムと前記コンベア搬送システムとの組合せが含まれる場合において、前記搬送制御部は、前記渋滞状況監視部が前記地上搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記コンベア搬送システムに切り替え、前記渋滞状況監視部が前記コンベア搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記地上搬送システムに切り替え、
    前記複数の搬送システムに前記地上搬送システムと前記ドローン搬送システムとの組合せが含まれる場合において、前記搬送制御部は、前記渋滞状況監視部が前記地上搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記ドローン搬送システムに切り替え、前記渋滞状況監視部が前記ドローン搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記地上搬送システムに切り替え、
    複数設けられている前記載せ替え装置のそれぞれに対して、前記対象物の搬送目的地を1つ以上含む搬送領域が設定されており、
    前記搬送制御部は、前記無人搬送台車を、
    前記載せ替え装置と、同じ前記搬送領域内の前記搬送目的地との間で前記対象物を搬送する搬送領域内搬送と、
    互いに異なる前記搬送領域に配置される複数の前記載せ替え装置の間で前記対象物を搬送する搬送領域間搬送と、
    互いに異なる複数の前記搬送目的地の間で前記対象物を搬送するダイレクト搬送と、を行うように制御する搬送制御装置。
  6. 態様の異なる複数の搬送システムによって対象物を搬送する搬送制御方法であって、
    各搬送システムによる搬送の渋滞状況を監視
    前記複数の搬送システム間で、前記対象物の載せ替えを行う載せ替え装置に対して、前記対象物の載せ替えを行うように制御し、
    前記複数の搬送システムには、天井搬送台車によって天井搬送レールに沿って搬送する天井搬送システムと無人搬送台車によって地上を搬送する地上搬送システムとの組合せと、前記地上搬送システムとコンベアによって搬送するコンベア搬送システムとの組合せと、前記地上搬送システムとドローンによって搬送するドローン搬送システムとの組合せと、の少なくとも一つが含まれ、
    前記複数の搬送システムに前記天井搬送システムと前記地上搬送システムとの組合せが含まれる場合において、前記天井搬送システムが渋滞していることを検知した場合、前記対象物の搬送を前記地上搬送システムに切り替え、
    前記複数の搬送システムに前記地上搬送システムと前記コンベア搬送システムとの組合せが含まれる場合において、前記地上搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記コンベア搬送システムに切り替え、前記コンベア搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記地上搬送システムに切り替え、
    前記複数の搬送システムに前記地上搬送システムと前記ドローン搬送システムとの組合せが含まれる場合において、前記地上搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記ドローン搬送システムに切り替え、前記ドローン搬送システムが渋滞していることを検知した場合は、前記対象物の搬送を前記地上搬送システムに切り替え、
    複数設けられている前記載せ替え装置のそれぞれに対して、前記対象物の搬送目的地を1つ以上含む搬送領域を設定し、
    前記無人搬送台車を、
    前記載せ替え装置と、同じ前記搬送領域内の前記搬送目的地との間で前記対象物を搬送する搬送領域内搬送と、
    互いに異なる前記搬送領域に配置される複数の前記載せ替え装置の間で前記対象物を搬送する搬送領域間搬送と、
    互いに異なる複数の前記搬送目的地の間で前記対象物を搬送するダイレクト搬送と、を行うように制御する搬送制御方法。
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