JP7258840B2 - 二重管及び二重管の製造方法 - Google Patents
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Description
前記スペーサの少なくとも一部は、前記外管の内周面と前記内管の外周面とによって圧着されている、ことを特徴とする二重管が提供される。
この配管は、前記外管の外周面に対して当接している当接面を備えた当接部を有している。
前記曲げ部に配置された前記スペーサは、前記曲げ部のなかの前記内管の前記外周面に対して巻き付くような螺旋状を呈している。
前記外管に対して、前記内管と、前記スペーサとを配置する配置工程と、
前記外管の一部を縮径するように塑性変形させる、又は、前記内管の一部を拡径するように塑性変形させることにより、前記外管の内周面と前記内管の外周面とにより、前記スペーサの少なくとも一部を圧着させる、圧着工程を含む、二重管の製造方法が提供される。
前記スペーサの前記開口部は、前記二重管の中心線に対して斜めに設定されており、
前記圧着工程において、周方向に分割されている複数の金型を用いる。
図1には、内管20と、内管20が内部に配置された外管30と、内管20と外管30との間に配置されて内管20と外管30との隙間を保つ3つのスペーサ40,50,50と、によって構成されている、二重管10が示されている。内管20の内周面21に囲われた領域には、第1の流体を流すことができる。
図7Aを参照する。実施例2では、実施例1の二重管10に対して、内部に第3の流体(二重管10の内部を流れる第1の流体,第2の流体とは異なる流体)を流すことが可能な配管60が取り付けられている。この配管60は、中心線CLに沿って延びている直線状の直管部61(当接部)を有している。直管部61は、外管30の外周面32に対して当接している当接面62を備えている。そのため、配管60の内部に加熱した第3の流体を流すと、外管30及び第1のスペーサ40を介して、内管20を伝熱により加熱することができる。
図9Aを参照する。実施例3の二重管210において、外管230は、塑性加工により縮径された第1の縮径部233を有している。第1の縮径部233は、第1のスペーサ240を径方向内側に加圧している加圧部234と、加圧部234の両端に位置し第1のスペーサ240を加圧していない非加圧部235,235と、を有している。非加圧部235,235は、縮径されているが、第1のスペーサ240に接触していない部位ともいえる。中心線CLに沿う方向について、第1のスペーサ240の寸法L3は、第1の縮径部233の寸法L4よりも短い(L3<L4)。なお、寸法L3は、寸法L4と等しいか、または、寸法L4よりも長くてもよい(L3≧L4)。
図10Aを参照する。二重管310は、二重管310そのものの一部が曲げられている。二重管310のうち、直線状に延びている部位を直管部311,313,315とし、曲げ加工により曲げられた部位を曲げ部312,314と称する。
図13Aには、実施例5の二重管400を構成する部材が示されている。実施例1の二重管10と共通する構成については、符号を流用するとともに説明を省略する。二重管は、内管20と、外管30と、第1のスペーサ40Aと、第2のスペーサ50A,50Aと、を備えている。
20…内管、22…外周面
30…外管、31…内周面、32…外周面
40,40A…第1のスペーサ
50,50A…第2のスペーサ
60…配管、61…直管部(当接部)、62…当接面
110…二重管
120…内管、122…外周面
130…外管、131…内周面
140…第1のスペーサ
210…二重管
220…内管
230…外管、232…外周面
240…第1のスペーサ
250…配管、251…湾曲部、252…当接面
310…二重管
312…第1の曲げ部
314…第2の曲げ部
320…内管、322…外周面
330…外管、331…内周面
340…螺旋状のスペーサ
400…二重管
CL‥中心線
A‥基準線
B‥基準線
M…金型の幅
W…スペーサの開口部の幅
Claims (9)
- 内管が内部に配置された外管と、前記内管と前記外管との隙間を保つスペーサ、とを有している、二重管において、
前記スペーサの少なくとも一部は、前記外管の内周面と前記内管の外周面とによって圧着され、
更に、内部に流体を流すことが可能な配管を有しており、
この配管は、前記外管の外周面に対して当接している当接面を備えた当接部を有し、
前記配管の前記当接面は、前記外管の長さ方向のうち、前記スペーサの径方向外側に位置している、ことを特徴とする二重管。 - 前記配管の前記当接面は、前記外管の長さ方向のうち、前記スペーサのなかの圧着されている部位の径方向外側に位置している、ことを特徴とする請求項1に記載の二重管。
- 前記スペーサは、全体として略筒状であると共に、前記二重管の中心線に沿う方向から見てC字状となるように、スリット状の開口部を有している、ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の二重管。
- 前記スペーサの前記開口部は、前記二重管の中心線に対して斜めに設定されている、請求項3に記載の二重管。
- 前記二重管の中心線に沿う方向から見て、前記二重管の前記中心線と前記配管の前記当接面とを通過する直線を基準線とすると、前記基準線に対して、前記スペーサの一部が重なっている、ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の二重管。
- 前記二重管は、前記二重管そのものの少なくとも一部が曲がっている曲げ部を含み、
前記曲げ部に配置された前記スペーサは、前記曲げ部のなかの前記内管の前記外周面に対して巻き付くような螺旋状を呈している、請求項1に記載の二重管。 - 前記スペーサの巻き付く方向に沿って見て、前記スペーサの断面は矩形状を呈している、ことを特徴とする請求項6に記載の二重管。
- 内管と、前記内管を内部に配置可能な外管と、前記内管と前記外管との間隔を保つスペーサと、を準備する準備工程と、
前記外管に対して、前記内管と、前記スペーサとを配置する配置工程と、
前記外管の一部を縮径するように塑性変形させる、又は、前記内管の一部を拡径するように塑性変形させることにより、前記外管の内周面と前記内管の外周面とにより、前記スペーサの少なくとも一部を圧着させる、圧着工程とを含み、
前記スペーサは、全体として略筒状であると共に、前記二重管の中心線に沿う方向から見てC字状となるように、スリット状の開口部を有しており、
前記スペーサの前記開口部は、前記二重管の中心線に対して斜めに設定されており、
前記圧着工程において、周方向に分割されている複数の金型を用いる、二重管の製造方法。 - 前記スペーサの前記開口部の幅は、前記圧着工程においてに用いられる前記金型の幅よりも小さく設定されている、ことを特徴とする請求項8に記載の二重管の製造方法。
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