JP7258289B2 - 排水装置 - Google Patents
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Description
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、設置スペースを省スペース化するとともに連続運転可能な排水装置を提供することを目的とする。
本構成によれば、設置スペースを省スペース化できるとともに排水装置として連続運転が可能となる。
また、排水装置の他の構成として、上部タンクの容積を下部タンクの容積よりも大きくすると良い。
また、上部タンク及び下部タンクにおける空気のみが流通するように上部タンク及び下部タンクを接続するバイパス管と、制御盤と電気的に接続され、制御盤から入力される信号に基づいて弁を開閉することによりバイパス管における空気の流通を制御するバイパス弁とをさらに備え、制御盤は、下部タンクに貯留された排水を排出するときに、開閉弁とバイパス弁とを閉じ、下部タンクに貯留された排水を排出した後に、排水弁を閉じた後に開閉弁とバイパス弁とを開くようにしても良い。
排水弁10は、下部タンク2を所定の位置に配置したときに、下部タンク2の最下部となる位置に設けられる。排水弁10には、下部タンク2から汚水を外部に排出するための図外の外部排水管が接続される。排水弁10には、電気的な信号に基づいて弁を開閉する電動弁が適用される。なお、以下の説明において、電動弁とは、シール性に優れたモーターの回転動作によりボールバルブを開閉するものとして説明する。
なお、上述の排水弁10及び大気開放弁14は、下部タンク2に直接的に、或は連結管等を介在させて取り付けられていても良い。
[運転前準備]
まず、制御盤32は、下部タンク2に設けられた排水弁10及び大気開放弁14に弁を閉じる信号を出力する。また、下部タンク2と上部タンク4とを接続する連結管6に設けられた連通開閉弁16には弁を開放する信号を出力し、バイパス管28に設けられたバイパス弁30には弁を閉じる信号を出力する。また、上部タンク4に設けられた減圧開閉弁18には、弁を開く信号を出力する。これにより、下部タンク2の内部空間及び上部タンク4の内部空間とが一体となるとともに、真空ポンプ8に接続された状態となる。この状態を維持したまま、制御盤32から真空ポンプ8にポンプを駆動する信号を出力して真空ポンプ8を動作させる。真空ポンプ8の駆動により、下部タンク2及び上部タンク4の空気が排出され、内部の圧力が減圧される。下部タンク2及び上部タンク4の圧力が所定の圧力となると圧力センサ20がそれを検知して制御盤32に出力する。制御盤32は、圧力センサ20からの信号(下部タンク2及び上部タンク4の圧力が所定の負圧状態となったことを報知する信号)の入力により、減圧開閉弁18に弁を閉じる信号と、真空ポンプ8の駆動を停止するための信号とを出力し、減圧開閉弁18を閉じるとともに、真空ポンプ8の駆動を停止する。これにより、排水装置1の運転前準備が完了する。
そして、利用者が操作体を操作し、弁24を開放することにより、汚水の発生源の排水貯留部から汚水が吸引されて、排水管26を経て上部タンク4に流入し、連結管6から下部タンク2へと流下し、下部タンク2に汚水が貯留される。
なお、上記動作中において真空ポンプ8は、圧力センサ20により検出された上部タンク4の内圧の状態、或いは、上部タンク4及び下部タンク2が一体化されたときの内圧の状態に応じて、駆動の開始又は停止が繰り返される。また、真空ポンプ8の駆動の開始、停止に応じて、減圧開閉弁18も弁の開閉動作が制御され、真空ポンプ8が駆動するときには減圧開閉弁18が開かれ、真空ポンプ8が駆動を停止するときには減圧開閉弁18が閉じられる。
したがって、上述の効果をより確実に得るためには、下部タンク2と上部タンク4とを接続するバイパス管28に空気のみが流通するように、下部タンク2及び上部タンク4に対するバイパス管28の接続位置が設定されることが好ましい。なお、バイパス管28は、連結管6の管径等に応じて省略することもできる。
6 連結管、8 真空ポンプ、10 排水弁、12 水位センサ、14 大気開放弁、
16 連通開閉弁、18 減圧開閉弁、20 圧力センサ、22 配管、
26 排水管、28 バイパス管、30 バイパス弁、32 制御盤。
Claims (3)
- 排水貯留部に貯留された液体を、負圧を利用して排水する排水装置であって、
下部タンクと、
前記下部タンクよりも上方に設けられ、開閉弁を介して前記下部タンクの内部空間との連通を開閉可能に連結された上部タンクと、
前記上部タンクに接続される真空ポンプと、を備え、
前記上部タンクは、
前記真空ポンプの駆動を制御する圧力スイッチと、
前記排水貯留部から延長する配管が接続される排水管接続部とを備え、
前記下部タンクは、
内部空間に貯留された排水の水位を検出する水位センサと、
内部空間に貯留された排水を排出する排水弁と、
内部空間を外部空間に連通可能とする大気開放弁とを備え、
前記開閉弁及び前記排水弁が、電気的な信号に基づいて弁を開閉可能に構成され、
前記開閉弁及び前記排水弁と電気的に接続され、前記開閉弁及び前記排水弁の開閉を制御する制御盤をさらに備え、
前記制御盤は、
前記下部タンクに貯留された排水を排出するときに、前記開閉弁を閉じた後に前記排水弁及び前記大気開放弁を開き、
前記下部タンクに貯留された排水を排出した後に、前記排水弁及び前記大気開放弁を閉じた後に前記開閉弁を開くことを特徴とする排水装置。 - 前記上部タンクの容積を、前記下部タンクの容積よりも大きくした請求項1記載の排水装置。
- 前記上部タンク及び前記下部タンクにおける空気のみが流通するように前記上部タンク及び前記下部タンクを接続するバイパス管と、
前記制御盤と電気的に接続され、制御盤から入力される信号に基づいて弁を開閉することにより前記バイパス管における空気の流通を制御するバイパス弁とをさらに備え、
前記制御盤は、
前記下部タンクに貯留された排水を排出するときに、前記開閉弁と前記バイパス弁とを閉じ、
前記下部タンクに貯留された排水を排出した後に、前記排水弁を閉じた後に前記開閉弁と前記バイパス弁とを開くことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の排水装置。
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