JP7255760B2 - 放射性物質吸着剤 - Google Patents
放射性物質吸着剤 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7255760B2 JP7255760B2 JP2022571744A JP2022571744A JP7255760B2 JP 7255760 B2 JP7255760 B2 JP 7255760B2 JP 2022571744 A JP2022571744 A JP 2022571744A JP 2022571744 A JP2022571744 A JP 2022571744A JP 7255760 B2 JP7255760 B2 JP 7255760B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- particles
- molybdenum disulfide
- molybdenum
- radioactive substance
- crystal structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J20/00—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
- B01J20/02—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof comprising inorganic material
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B01—PHYSICAL OR CHEMICAL PROCESSES OR APPARATUS IN GENERAL
- B01J—CHEMICAL OR PHYSICAL PROCESSES, e.g. CATALYSIS OR COLLOID CHEMISTRY; THEIR RELEVANT APPARATUS
- B01J20/00—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof
- B01J20/28—Solid sorbent compositions or filter aid compositions; Sorbents for chromatography; Processes for preparing, regenerating or reactivating thereof characterised by their form or physical properties
-
- G—PHYSICS
- G21—NUCLEAR PHYSICS; NUCLEAR ENGINEERING
- G21F—PROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
- G21F9/00—Treating radioactively contaminated material; Decontamination arrangements therefor
- G21F9/04—Treating liquids
- G21F9/06—Processing
- G21F9/12—Processing by absorption; by adsorption; by ion-exchange
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Analytical Chemistry (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
- Inorganic Chemistry (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- Engineering & Computer Science (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- High Energy & Nuclear Physics (AREA)
- Inorganic Compounds Of Heavy Metals (AREA)
Description
本出願は、2021年3月24日に、日本に出願された特願2021-050487に基づき優先権を主張し、その内容をここに援用する。
特許文献2では、実施例において吸着後のルテニウムの具体的な濃度が示されておらず、また、250mlのポリ容器に50mLの試験液を入れ、180回/分で振とうして吸着させているが、激しい試験条件であり、実施される際の条件、例えば通水条件での吸着能力に懸念がある。
また、特許文献3では、初期濃度10ppmのルテニウム溶解液からルテニウムを吸着したときの吸着率は50%程度にとどまり、未だ改善の余地がある。
[1]金属硫化物を含有する、放射性物質吸着剤。
前記二硫化モリブデン粒子の、X線源としてCu-Kα線を用いた粉末X線回折(XRD)から得られるプロファイルにおいて、39.5°付近のピーク及び49.5°付近のピークが前記2H結晶構造に由来し、32.5°付近のピーク、39.5°付近のピーク及び49.5°付近のピークが前記3R結晶構造に由来し、
39.5°付近のピーク及び49.5°付近のピークの半値幅が1°以上である、上記[2]~[6]のいずれかに記載の放射性物質吸着剤。
本実施形態に係る放射性物質吸着剤は、金属硫化物を含有しており、好ましくは金属硫化物で構成される。本実施形態の放射性物質吸着剤は、放射性物質に対する選択性を有し、放射性物質の高い吸着性能を発揮する。金属硫化物は、二硫化モリブデン粒子を主成分とするのが好ましく、二硫化モリブデン粒子で構成されるのがより好ましい。放射性物質の吸着性能が高い点は、例えば前記二硫化モリブデン粒子の前記メディアン径D50が1000nm以下と小さいことに起因すると考えられる。放射性物質の上記選択的な吸着性能は、例えば金属硫化物中の硫黄元素が放射性物質と吸着しやすい性質を有することに起因すると考えられる。放射性物質吸着剤の形態としては、例えば金属硫化物粒子が挙げられ、二硫化モリブデン粒子が好ましい。金属硫化粒子は、二硫化モリブデン粒子を含有するのが好ましく、二硫化モリブデン粒子で構成されるのがより好ましい。
放射性物質吸着剤として二硫化モリブデン粒子を用いる場合には、二硫化モリブデン粒子に吸着される放射性物質としては、ルテニウム及びコバルトから選択される1種又は複数種が好ましく、ルテニウムがより好ましい。
一方、二硫化モリブデンの2H結晶構造は六方晶(hexagonal)のため、Mo原子の六角形の90°真下に同じ六角形が位置するため、Mo-Mo間の距離が近くなり、Mo-Moに起因するピーク強度IIは強くなる。
逆に、二硫化モリブデンの3R結晶構造は菱面体晶(rhombohedral)のため、六角形の90°真下ではなく、半分ずれて六角形が存在するため、Mo-Mo間の距離が遠くなり、Mo-Moに起因するピーク強度IIは弱くなる。
二硫化モリブデンの純粋な2H結晶構造では前記比(I/II)が小さくなるが、3R結晶構造を含むにつれ前記比(I/II)が大きくなる。
3R結晶構造では、3層のそれぞれのMo原子の六角形が互いに六角形の半分だけずれているため、2層のMo原子の六角形が垂直に規則正しく並んでいる2H結晶構造に比べて、各層の間の相互作用が小さく、放射性物質を吸着しやすくなることが期待できる。
本実施形態の放射性物質吸着剤における二硫化モリブデン粒子は、MoS2への転化率RCが100%近い数字を示せることにより、三酸化モリブデンを副生もしくは含有しうる他の二硫化モリブデン素材やその前駆体より放射性物質吸着性能が優れるものとすることができる。
本実施形態に係る放射性物質吸着剤の製造方法は、特に制限されないが、例えば金属酸化物を、硫黄源の存在下で加熱することにより製造することができる。また、本実施形態の放射性物質吸着剤は、上記製造方法によって得られたものに限らず、本発明の吸着性能を発現できれば、市販の金属硫化物、例えば市販の二硫化モリブデン粒子であってもよい。
本実施形態の放射性物質吸着剤における二硫化モリブデン粒子は、例えば、三酸化モリブデン粒子を、硫黄源の存在下、温度200~1000℃で加熱することにより製造することができる。
前記三酸化モリブデン粒子は、酸化モリブデン前駆体化合物を気化させて、三酸化モリブデン蒸気を形成し、前記三酸化モリブデン蒸気を冷却することにより製造することができる。
三酸化モリブデン蒸気の冷却は、冷却配管を低温にすることにより行われる。この際、冷却手段としては、上述のように冷却配管中への気体の送風による冷却、冷却配管が有する冷却機構による冷却、外部冷却装置による冷却等が挙げられる。
また、前記三酸化モリブデン粒子の製造方法により、本実施形態の放射性物質吸着剤における二硫化モリブデン粒子の製造に好適な、三酸化モリブデン粒子を製造することができる。
三酸化モリブデン粉体を構成する三酸化モリブデン粒子を、走査型電子顕微鏡(SEM)で撮影した。二次元画像上の凝集体を構成する最小単位の粒子(すなわち、一次粒子)について、その長径(観察される最も長い部分のフェレ径)及び短径(その最も長い部分のフェレ径に対して、垂直な向きの短いフェレ径)を計測し、その平均値を一次粒子径とした。同様の操作をランダムに選ばれた50個の一次粒子に対して行い、その一次粒子の一次粒子径の平均値から、一次粒子の平均粒径を算出した。
蛍光X線分析装置PrimusIV(リガク社製)を用い、回収した三酸化モリブデン粒子の試料約70mgをろ紙にとり、PPフィルムをかぶせて組成分析を行った。XRF分析結果により求められるモリブデン量を、三酸化モリブデン粒子100質量%に対する三酸化モリブデン換算(質量%)により求めた。
回収した三酸化モリブデン粒子、又は、その硫化物の試料を0.5mm深さの測定試料用ホルダーに充填し、それを広角X線回折(XRD)装置(リガク社製、UltimaIV)にセットし、Cu/Kα線、40kV/40mA、スキャンスピード2°/min、走査範囲10°以上70°以下の条件で測定を行った。
三酸化モリブデン粒子又は二硫化モリブデン粒子の試料について、比表面積計(マイクロトラックベル社製、BELSORP-mini)にて測定し、BET法による窒素ガスの吸着量から測定された試料1g当たりの表面積を、比表面積(m2/g)として算出した。
RIR(参照強度比)法により、二硫化モリブデン(MoS2)のRIR値KAおよび二硫化モリブデン(MoS2)の(002)面または(003)面に帰属される、2θ=14.4°±0.5°付近のピークの積分強度IA、並びに、各酸化モリブデン(原料であるMoO3、および反応中間体であるMo9O25、Mo4O11、MoO2など)のRIR値KBおよび各酸化モリブデン(原料であるMoO3、および反応中間体であるMo9O25、Mo4O11、MoO2など)の最強線ピークの積分強度IBを用いて、次の式(1)からMoS2への転化率RCを求めた。
RC(%)=(IA/KA)/(Σ(IB/KB))×100 ・・・(1)
ここで、RIR値は、無機結晶構造データベース(ICSD)に記載されている値をそれぞれ用い、解析には、統合粉末X線解析ソフトウェア(PDXL)(リガク社製)を用いた。
二硫化モリブデン粉末36.45mgと窒化ホウ素(キシダ化学社製)333.0mgとを乳鉢で混合した。この混合物123.15mgを量り取り、φ8mmの錠剤に圧縮成形し、測定サンプルを得た。この測定サンプルを用いて、あいちシンクロトロン光センターのBL5S1にて透過法で広域X線吸収微細構造(EXAFS)を測定した。解析にはAthena(インターネット<URL: https://bruceravel.github.io/demeter/>)を用いた。
アセトン20ccに二硫化モリブデン粉末0.1gを添加し、氷浴中で4時間超音波処理を施した後、さらにアセトンで、動的光散乱式粒子径分布測定装置(マイクロトラックベル社製、Nanotrac WaveII)の測定可能範囲の濃度に適宜調整し、測定サンプルを得た。この測定サンプルを用い、上記動的光散乱式粒子径分布測定装置により、粒径0.0001~10μmの範囲の粒子径分布を測定し、メディアン径D50を算出した。
ただし、メディアン径D50が10μmを超えるものについては、同様に溶液を調整し、レーザ回折式粒度分布測定装置(島津製作所製、SALD-7000)により、粒径0.015~500μmの範囲の粒子径分布を測定し、メディアン径D50を算出した。
二硫化モリブデン粒子を、原子間力顕微鏡(AFM)(Oxfоrd Cypher-ES)で測定し、粒子形状を観察した。
実施例1で使用される二硫化モリブデン粒子として、市販の二硫化モリブデン試薬(関東化学社製)のX線回折パターンの結果を、2H結晶構造の二硫化モリブデンの回折パターンと共に、図2に示す。この実施例1の二硫化モリブデン試薬は、2H結晶構造が99%以上の二硫化モリブデンであることが分かった。39.5°付近のピーク、49.5°付近のピークの半値幅は、それぞれ0.23°、0.22°であった。
実施例1で使用される二硫化モリブデン粒子の比表面積をBET法により測定したところ、5.6m2/gであった。
また、実施例1で使用される二硫化モリブデン粒子の粒度分布を、動的光散乱式粒子径分布測定装置により計測し、メディアン径D50を求めたところ、13340nmであった。
(三酸化モリブデン粒子の製造)
遷移酸化アルミニウム(和光純薬工業社製、活性アルミナ、平均粒径45μm)1kgと、三酸化モリブデン(太陽鉱工社製)1kgと、を混合し、次いでサヤに仕込み、図1に示す製造装置1のうち焼成炉2で、温度1100℃で10時間焼成した。焼成中、焼成炉2の側面および下面から外気(送風速度:50L/min、外気温度:25℃)を導入した。三酸化モリブデンは、焼成炉2内で蒸発した後、回収機4付近で冷却され、粒子として析出した。焼成炉2としてRHKシミュレーター(ノリタケカンパニーリミテド製)を用い、回収機4としてVF-5N集塵機(アマノ社製)を用いた。
磁性坩堝中で、三酸化モリブデン1.00gと、硫黄粉末(関東化学社製)1.57gとを、粉末が均一になるように攪拌棒にて混合し、窒素雰囲気下、500℃で4時間の焼成を行い、黒色粉末を得た。ここで、前記三酸化モリブデン粒子のMoO3量100モル%に対して、前記硫黄のS量は705モル%である。この黒色粉末(合成例1の二硫化モリブデン粒子)のX線回折(XRD)パターンの結果を、無機結晶構造データベース(ICSD)に記されている二硫化モリブデン(MoS2)の3R結晶構造の回折パターン、二硫化モリブデン(MoS2)の2H結晶構造の回折パターン及び二酸化モリブデン(MoO2)の回折パターンと共に、図3に示す。二酸化モリブデン(MoO2)は、反応中間体である。
この合成例1の二硫化モリブデン粒子をX線回折(XRD)により結晶構造解析したところ、2H結晶構造及び3R結晶構造が含まれていることを確認した。39.5°付近のピーク、49.5°付近のピークの半値幅は、それぞれ2.36°、3.71°であり、市販の三酸化モリブデン粒子よりも広かった。
<実施例1>
1000ppmルテニウム標準液(ACROS ORGANICS社製)をイオン交換水を用いて希釈し、更に水酸化ナトリウム水溶液を用いてpH3.5、初期ルテニウム濃度が約1000ppbとなるように吸着対象液を調製した。
得られた吸着対象液30gを容積50mLのポリ試験管に入れ、吸着剤として市販の二硫化モリブデン粉末(関東化学社製、二硫化モリブデン試薬)を30mg投入し、転倒回転型撹拌器(トーワラボ社製、ロータ・ミックスRKVSD)で15rpmの回転速度で、24時間撹拌した。
24時間の撹拌時間経過後、0.2μmのシリンジフィルターで濾過を行い、試料溶液中に残存するルテニウム濃度を、ICP発光分光分析装置(ICP-OES、パーキンエルマー社製、Optima8300)で定量した。また、24時間後の試料溶液中のルテニウム残存濃度と、二硫化モリブデン粉末の投入量を用い、以下の式から吸着剤1gあたりの24時間でのルテニウム吸着量(g/g)を算出した。
24時間ルテニウム吸着量=(初期ルテニウム濃度-24時間後ルテニウム濃度)×液量/二硫化モリブデン粉末投入量
また、24時間経過後のルテニウムの吸着率を以下の式から算出した。
吸着率=(初期ルテニウム濃度-24時間後ルテニウム濃度)/初期ルテニウム濃度×100
市販の二硫化モリブデン粉末に代えて合成例1で得られた二硫化モリブデン粉末を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、24時間後の試料溶液中のルテニウム残存濃度と、吸着剤1gあたりの24時間でのルテニウム吸着量を算出した。
市販の二硫化モリブデン粉末に代えてカーボン(クラレ社製、クラレコール(登録商標))を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、吸着剤1gあたりの24時間でのルテニウム吸着量、及び吸着率を算出した。
市販の二硫化モリブデン粉末に代えてゼオライト(東ソー社製、ゼオラム(登録商標)A-4 球状14~20mesh)を用いたこと以外は、実施例1と同様にして、吸着剤1gあたりの24時間でのルテニウム吸着量、及び吸着率を算出した。
また、本発明の放射性物質吸着方法は、放射性物質の吸着を容易に行うことができることから、原子力設備等から生じた汚染水等から放射性物質を吸着する方法として極めて有用である。
2 焼成炉
3 冷却配管
4 回収機
5 排気口
6 開度調整ダンパー
7 観察窓
8 排風装置
9 外部冷却装置
Claims (6)
- 金属硫化物を含有し、
前記金属硫化物が二硫化モリブデン粒子で構成され、
前記二硫化モリブデン粒子に吸着される放射性物質が、ルテニウムである、放射性物質吸着剤。 - 動的光散乱法により求められる前記二硫化モリブデン粒子のメディアン径D50が10nm以上1000nm以下である、請求項1に記載の放射性物質吸着剤。
- 前記二硫化モリブデン粒子の一次粒子の形状が、円盤状、リボン状またはシート状であり、厚さが、3~100nmの範囲である、請求項1又は2に記載の放射性物質吸着剤。
- BET法で測定される、前記二硫化モリブデン粒子の比表面積が10m2/g以上である、請求項1~3のいずれか1項に記載の放射性物質吸着剤。
- 前記二硫化モリブデン粒子の、モリブデンのK吸収端の広域X線吸収微細構造(EXAFS)プロファイルから得られる動径分布関数において、Mo-Sに起因するピークの強度IとMo-Moに起因するピーク強度IIとの比(I/II)が、1.0より大きい、請求項1~4のいずれか1項に記載の放射性物質吸着剤。
- 前記二硫化モリブデン粒子が、二硫化モリブデンの2H結晶構造及び3R結晶構造を有し、
前記二硫化モリブデン粒子の、X線源としてCu-Kα線を用いた粉末X線回折(XRD)から得られるプロファイルにおいて、39.5°付近のピーク及び49.5°付近のピークが前記2H結晶構造に由来し、32.5°付近のピーク、39.5°付近のピーク及び49.5°付近のピークが前記3R結晶構造に由来し、
39.5°付近のピーク及び49.5°付近のピークの半値幅が1°以上である、請求項1~5のいずれか1項に記載の放射性物質吸着剤。
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2021050487 | 2021-03-24 | ||
JP2021050487 | 2021-03-24 | ||
PCT/JP2022/012994 WO2022202758A1 (ja) | 2021-03-24 | 2022-03-22 | 放射性物質吸着剤 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPWO2022202758A1 JPWO2022202758A1 (ja) | 2022-09-29 |
JPWO2022202758A5 JPWO2022202758A5 (ja) | 2023-02-21 |
JP7255760B2 true JP7255760B2 (ja) | 2023-04-11 |
Family
ID=83397367
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2022571744A Active JP7255760B2 (ja) | 2021-03-24 | 2022-03-22 | 放射性物質吸着剤 |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7255760B2 (ja) |
WO (1) | WO2022202758A1 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013002865A (ja) | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 吸着剤組成物、放射性セシウム吸着剤及びそれを用いた放射性セシウムの分離方法 |
CN112266098A (zh) | 2020-10-12 | 2021-01-26 | 东华理工大学 | 一种利用助剂提升吸咐剂吸附性能的方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9056263B2 (en) * | 2010-05-25 | 2015-06-16 | Northwestern University | Chalcogenide compounds for the remediation of nuclear and heavy metal wastes |
US10274465B2 (en) * | 2011-06-03 | 2019-04-30 | Dow Global Technologies Llc | Chromatography of polymers |
US20170362097A1 (en) * | 2016-06-16 | 2017-12-21 | Kurion, Inc. | System and method for controlling performance of aqueous hazardous waste capture |
CN111886203B (zh) * | 2018-03-19 | 2023-08-18 | Dic株式会社 | 钼硫化物、其制造方法和产氢催化剂 |
-
2022
- 2022-03-22 WO PCT/JP2022/012994 patent/WO2022202758A1/ja active Application Filing
- 2022-03-22 JP JP2022571744A patent/JP7255760B2/ja active Active
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013002865A (ja) | 2011-06-14 | 2013-01-07 | Dainichiseika Color & Chem Mfg Co Ltd | 吸着剤組成物、放射性セシウム吸着剤及びそれを用いた放射性セシウムの分離方法 |
CN112266098A (zh) | 2020-10-12 | 2021-01-26 | 东华理工大学 | 一种利用助剂提升吸咐剂吸附性能的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPWO2022202758A1 (ja) | 2022-09-29 |
WO2022202758A1 (ja) | 2022-09-29 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
WO2021060377A1 (ja) | 硫化モリブデン粉体及びその製造方法、重金属吸着剤、光熱変換材料、蒸留方法、酸素還元触媒、並びに触媒インク | |
Yin et al. | Characterization of Co-doped birnessites and application for removal of lead and arsenite | |
US20220340443A1 (en) | Molybdenum trioxide powder and method for producing same | |
JP5773695B2 (ja) | 球状の水酸化マグネシウム粒子、及び球状の酸化マグネシウム粒子、並びにそれらの製造方法 | |
JP7274207B2 (ja) | 層状複水酸化物の花冠状凝集粒子を含むカラム用充填材及びこれを充填した分離デバイス | |
KR20220112802A (ko) | 나트륨 페라이트 입자 분말 및 그 제조 방법 | |
Sheikhshoaie et al. | Removal of Pb (II) from aqueous solution by gel combustion derived nano Co3O4-ZnO | |
JP6099040B2 (ja) | 複合化層状複水酸化物 | |
Nenadović et al. | Mechanochemical treatment and structural properties of lead adsorption on kaolinite (Rudovci, Serbia) | |
JP7255760B2 (ja) | 放射性物質吸着剤 | |
CN106955661A (zh) | 阳离子吸附剂及使用其的溶液的处理方法 | |
WO2021112163A1 (ja) | 層状マンガン酸化物成形体およびその製造方法 | |
JP2022041132A (ja) | 二酸化炭素吸着剤、二酸化炭素吸着剤の再生方法、および、層状金属水酸化物の製造方法 | |
WO2022202738A1 (ja) | 貴金属吸着剤、貴金属回収方法及び貴金属吸着剤の再生方法 | |
JP5099349B2 (ja) | 吸着剤 | |
US12129184B2 (en) | Molybdenum sulfide powder and method for producing same, heavy-metal adsorbent, photothermal conversion material, distillation method, oxygen reduction catalyst, and catalyst ink | |
JP5099348B2 (ja) | 吸着剤 | |
EP4317063A1 (en) | Molybdenum compound and method for producing same | |
JP7188664B1 (ja) | 三酸化モリブデン粉体及びその製造方法 | |
Liu et al. | Enhanced Cesium Removal through Heterogeneous Chemical Precipitation on Modified Magnesium Silicate Mineral. | |
Tan et al. | Synthesis of platy potassium magnesium titanate and its application in removal of copper ions from aqueous solution | |
JP2004298810A (ja) | 吸着剤 | |
US20240166532A1 (en) | Process for making particulate oxyhydroxide or oxides | |
JP4238111B2 (ja) | フッ素イオン回収材の製造方法及びフッ素イオンの回収方法 | |
JP2021087931A (ja) | ストロンチウム含有廃液の処理方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221122 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20221122 |
|
A871 | Explanation of circumstances concerning accelerated examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871 Effective date: 20221122 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20221220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230210 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230313 |
|
R151 | Written notification of patent or utility model registration |
Ref document number: 7255760 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151 |