JP7254837B2 - ユーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、ランダムアクセス手順を実行するユーザ装置に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEのさらなる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G New Radio(NR)、或いはNext Generation(NG)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。
LTEでは、ランダムアクセスチャネル(RACH)のパラメータの自動最適化について規定されている(非特許文献1)。これにより、ネットワークの自己最適化機能(SON: Self Organizing Networks)の一部が担われている。
NRでは、コンテンションベースのランダムアクセス手順の場合、ユーザ装置(User Equipment, UE)が選択したSS/PBCH Block(SSB)によって、使用できるランダムアクセスプリアンブル(RA Preamble)が定まる(非特許文献2)。
具体的には、UEは、ネットワークから通知された閾値よりもReference Signal Received Power(RSRP)が大きい何れかのSSBを選択する。また、UEは、選択したSSBに紐づけられている複数のRA Preambleの中からランダムに1つのRA Preambleを選択する。
また、各SSBに割り当てられるRA Preamble数、及びRA Preambleのグループ(グループA, B)に割り当てるRA Preamble数は、ネットワークからUEに対して設定できる。
3GPP TS 36.300 V15.4.0, 3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and Evolved Universal Terrestrial Radio Access Network (E-UTRAN); Overall description; Stage 2 (Release 15)、3GPP、2019年1月 3GPP TS 38.321 V15.4.0, 3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network; NR; Medium Access Control (MAC) protocol specification (Release 15)、3GPP、2019年1月
上述したように、NRでは、LTEと比較してランダムアクセス手順が変更されているが、より高い精度でのRACHのパラメータの自動最適化が模索されている。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、より高い精度でのランダムアクセスチャネル(RACH)関連のパラメータの自動最適化に寄与し得るユーザ装置の提供を目的とする。
本発明の一態様は、ユーザ装置(UE200)であって、無線基地局(gNB100)とランダムアクセス手順を実行する制御部(制御部230)と、前記ランダムアクセス手順に基づいてランダムアクセスプリアンブルを前記無線基地局に送信する送信部(送信部210)とを備え、前記送信部は、前記ランダムアクセス手順の実行に用いられた同期信号ブロック(SSB)、前記同期信号ブロックにおける受信品質(RSRP)、前記ランダムアクセスプリアンブルのグループ、前記ランダムアクセス手順内において実行されたパワーランピングの回数の少なくとも何れかを前記無線基地局を経由してネットワークに送信する。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、UE200の機能ブロック構成図である。 図3は、RA手順のシーケンスを示す図である。 図4は、RACH関連パラメータの報告シーケンスを示す図である。 図5は、UE Information Requestの構成例を示す図である。 図6は、UE Information Responseの構成例を示す図である。 図7は、UE Information Responseを構成する各フィールドの説明例を示す図である。 図8は、UE200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、5G New Radio(NR)に従った無線通信システムであり、Next Generation-Radio Access Network 20(以下、NG-RAN20、及びユーザ装置200(以下、UE200)を含む。
NG-RAN20は、無線基地局100(以下、gNB100)を含む。なお、gNB及びUEの数を含む無線通信システム10の具体的な構成は、図1に示した例に限定されない。
NG-RAN20は、実際には複数のNG-RAN Node、具体的には、gNB(またはng-eNB)を含み、5Gに従ったコアネットワーク(5GC、不図示)と接続される。なお、NG-RAN20及び5GCは、単にNetworkと表現されてもよい。
gNB100は、5Gに従った無線基地局であり、UE200と5Gに従った無線通信を実行する。gNB100及びUE200は、複数のアンテナ素子から送信される無線信号を制御することによって、より指向性の高いビームを生成するMassive MIMO、複数のコンポーネントキャリア(CC)を用いるキャリアアグリゲーション(CA)、及び複数のNG-RAN NodeとUEとの間においてコンポーネントキャリアを同時送信するデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
また、gNB100及びUE200は、ランダムアクセス手順(RA手順)を実行し、無線通信を開始する。具体的には、アイドル状態のUE200は、ランダムアクセスチャネル(RACH)を介してランダムアクセスプリアンブルを送信し、gNB100とRA手順を開始する。
本実施形態では、UE200は、ネットワークの自己最適化、具体的には、より高い精度でのRACH関連パラメータの自動最適化を実現するため、RACHに関連する様々なパラメータ(情報)をgNB100に送信できる。RA手順及びRACHの当該パラメータの詳細については、後述する。
なお、本実施形態において、gNB100が、UE200の保持するRACHに関連する様々なパラメータ(情報)を要求する信号(メッセージ)をUE Information Request、UE200がgNB100に送信するRACHに関連する様々なパラメータ(情報)を含む信号(メッセージ)をUE Information Responseと呼称しているが、これらの呼称に限られず、RACH関連パラメータ(情報)についてgNB100とUE200が送受信する信号(メッセージ)であれば、どのような名称でもよい。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、UE200の機能ブロック構成について説明する。
図2は、UE200の機能ブロック構成図である。図2に示すように、UE200は、送信部210、受信部220及び制御部230を備える。
送信部210は、NRに従った上りリンク信号(UL信号)を送信する。また、受信部220は、NRに従った下りリンク信号(DL信号)を受信する。
特に、本実施形態では、送信部210は、3GPP技術標準において規定されるRA手順に基づいてランダムアクセスプリアンブル(以下、RA Preambleと記載する)をgNB100に送信する。
受信部220は、gNB100から送信されるRA Preambleに対する応答であるランダムアクセス応答(RA Response)を受信する。また、受信部220は、gNB100から送信されるRACHに関連するパラメータの取得要求であるUE Information Requestを受信する。
制御部230は、送信部210によって送信されるUL信号、及び受信部220によって受信されるDL信号に関する制御を実行する。
特に、本実施形態では、制御部230は、無線基地局とランダムアクセス手順を実行する。具体的には、制御部230は、3GPP TS38.300 9.2.6章などにおいて規定されるコンテンション(競合)ベースのRA手順、及びコンテンションフリー(非競合)ベースのRA手順を実行できる。
また、制御部230は、gNB100からUE Information Requestを受信した場合、送信部210に対して、RACHに関連するパラメータの送信を送信部210に指示する。
具体的には、送信部210は、次に挙げるRACH関連パラメータのうち、少なくとも何れかをgNB100を経由してネットワーク(NG-RAN20内でも5GCでもよい)に送信する。
・RA手順の実行に用いられた同期信号ブロック
・当該同期信号ブロックにおける受信品質
・RA Preambleのグループ
・RA手順内において実行されたパワーランピングの回数
「RA手順の実行に用いられた同期信号ブロック」とは、具体的には、SS/PBCH Block(SSB)を意味し、ランダムアクセスのリソース用として媒体アクセス制御レイヤ(MAC)によって選択されたSSBを意味する。
「当該同期信号ブロックにおける受信品質」とは、具体的には、選択された当該SSBにおいて測定されたReference Signal Received Power(RSRP)を意味する。
「RA Preambleのグループ」とは、MACによって選択されたRA Preambleのグループ(グループA, B)を意味する(3GPP TS38.321に規定のとおり)。
「RA手順内において実行されたパワーランピングの回数」とは、具体的には、前回成功したRA手順の開始から完了までの間に実行されたRACHの送信電力の増大(ランピング)回数を意味する。
なお、本実施形態では、上述したパラメータは、コンテンションベースのRA手順を実行した場合を前提としている。また、上述したように、送信部210は、MACにおいて選択された同期信号ブロック(SSB)、及び送信部210において選択されたRA Preambleのグループを送信する。
また、送信部210は、制御部230からの指示に基づいて、既存のLTEと同様に、RA手順内において送信したRA Preambleの数、及びRA手順におけるコンテンションの有無を示す情報を送信する。
さらに、送信部210は、RA手順内において、RA Preambleを所定の最大送信電力で送信したか否かを示す情報をさらに送信できる。
具体的には、送信部210は、制御部230からの指示に基づいて、RA Preambleの送信を成功させるためにパワーランピングを複数回実行することによって、予め規定されている所定の最大送信電力に到達した場合、当該到達したことを示す情報を送信する。当該情報は、maxTxPowerReachedと呼ばれている。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、gNB100とUE200とによるRA手順の実行、及びUE200によるRACH関連パラメータの報告動作について説明する。
(3.1)RA手順
図3は、RA手順のシーケンスを示す。具体的には、図3は、コンテンションベースのRA手順のシーケンスを示す。
図3に示すように、UE200は、RACHを介してRA PreambleをgNB100に送信する(図中の1、以下同)。具体的には、UE200は、ネットワーク(NG-RAN20)から通知された閾値よりもRSRPが大きい何れかのSSBを選択し、選択したSSBに紐付けられている複数のRA Preambleの中からランダムに1つのRA Preambleを選択する。
なお、UE200は、当該閾値を上回るRSRPを有するSSBがない場合、任意のSSBを選択する。
gNB100は、受信したRA Preambleに応じて、C-RNTI (Radio Network Temporary Identifier)及びULのリソースを割り当て、当該割り当てを含むRA ResponseをDownlink Shared Channel (DL-SCH)を介してUE200に送信する(図中の2)。
UE200は、受信したRA Responseに基づいて、Radio Resource Control (RRC)設定要求メッセージをmsg 3としてgNB100に送信する(図中の3)。また、UE200を認証するため、Non-Access Stratum (NAS)レイヤのIDが含まれる。
gNB100は、受信したRRC設定要求メッセージ(msg 3)に基づいて、RRCコネクションを確立するためのセル設定情報などを含むRRC設定メッセージをmsg 4として、UE200に送信する(図中の4)。
なお、コンテンションベースのRA手順の場合、UE200は、特に許可なくRACHでの送信を試みるため、gNB100からの応答がない場合、UE200は、RACH、つまり、RA Preambleの送信電力を自律的に増大(パワーランピング)させ、RACHでの送信を再度試みる。
(3.2)RACH関連パラメータの報告動作
図4は、RACH関連パラメータの報告シーケンスを示す。図4に示すように、gNB100は、UE200によるRACH関連パラメータの報告を要求するUE Information RequestをUE200に送信する(S10)。UE Information Requestは、RRCレイヤのメッセージの一種である。
UE200は、受信したUE Information Requestに応じて、RACH関連パラメータを含むUE Information ResponseをgNB100に送信する(S20)。
具体的には、UE200は、RACH関連パラメータを含むUE Information Responseを、Signalling Radio Bearer (SRB)1経由で送信させるため、下位レイヤに送出する。
UE200は、RA手順の実行に用いたRACH関連の各種パラメータをUE Information Responseに含めることができる。当該パラメータについては、上述したとおりだが、その詳細については、さらに後述する。
(4)UE Information Request及びUE Information Responseの構成
次に、上述したUE Information Request及びUE Information Responseの構成について説明する。UE Information Request及びUE Information Responseは、上述したように、RRCレイヤのメッセージの一種である。
図5は、UE Information Requestの構成例を示す。図6は、UE Information Responseの構成例を示す。図7は、UE Information Responseを構成する各フィールドの説明例を示す。
図5に示すUE Information Requestは、SRB1を介してネットワークからUE200に送信される。UE Information Requestは、UE200に対して、RA手順の実行に用いたRACH関連の各種パラメータの報告を要求するものである。
図6及び図7に示すUE Information Responseは、SRB1を介してUE200からネットワークに送信される。
上述したように、UE Information Responseには、RA手順の実行に用いられた同期信号ブロック(図中のselectedSSB)、当該同期信号ブロックにおける受信品質(図中のrsrp-Result)、RA Preambleのグループ(図中のselectedPreambleGroup)、RA手順内において送信したRA Preambleの数(図中のnumberOfPreamblesSent)、RA手順内において実行されたパワーランピングの回数(図中のnumberOfPowerRamping)、RA手順におけるコンテンションの有無(図中のcontentionDetected)、及び予め規定されている所定の最大送信電力に到達したか否か(図中のmaxTxPowerReached)が含まれる。
なお、上述したように、必ずしも全てのパラメータが含まれている必要はなく、RA手順の実行に用いられた同期信号ブロック、当該同期信号ブロックにおける受信品質、RA Preambleのグループ、及びRA手順内において実行されたパワーランピングの回数の少なくとも何れかが含まれていればよい。
また、当該同期信号ブロック(SSB)における受信品質(rsrp-Result)については、選択したSSBのRSRPが閾値(rsrp-ThresholdSSB)を超えているか否かのみを報告してもよい。
さらに、図7に示されているように、上述したパラメータ(フィールド)を含むrach-Reportは、前回の成功したRA手順において用いられた値を対象とする。
(5)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、UE200は、RA手順の実行に用いられた同期信号ブロック、当該同期信号ブロックにおける受信品質、RA Preambleのグループ、及びRA手順内において実行されたパワーランピングの回数の少なくとも何れをネットワークに送信する。
このため、ネットワークは、UE200から報告されたRACH関連パラメータを用いることによって、より高い精度でのRACH関連のパラメータの自動最適化を図り得る。つまり、UE200は、より高い精度でのRACH関連のパラメータの自動最適化に寄与し得る。
具体的には、ネットワークは、UE200から報告された当該パラメータを統計的に解析し、NRにおけるRACH関連パラメータを最適化し得る。
特に、他のUEとのRACHの競合を前提としたコンテンションベースのRA手順の場合、RACH関連パラメータをより高い精度で最適化できれば、結果的に、RA手順実行中におけるコンテンションの発生を抑制し、RA手順完了までの時間の短縮にも貢献できる。これにより、ネットワーク全体としての利用効率をさらに高めることが可能となる。
本実施形態では、UE200は、RA手順内において、RA Preambleを所定の最大送信電力で送信したか否かを示す情報(maxTxPowerReached)をさらに送信できる。また、UE200は、RA手順内において送信したRA Preambleの数(numberOfPreamblesSent)、及びRA手順におけるコンテンションの有無を示す情報(contentionDetected)を送信できる。
これにより、ネットワークは、当該情報をさらに用いることによって、さらに高い精度でのRACH関連のパラメータの自動最適化を図り得る。
本実施形態では、UE200は、MACにおいて選択されたSSB、及びMACにおいて選択されたRA Preambleのグループを送信する。このため、UE200は、MACの動作規定(TS38.321)に沿って選択されたSSB及びRA Preambleのグループを送信できる。
(6)その他の実施形態
以上、実施例に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態では、コンテンションベースのRA手順を例に挙げて説明したが、上述したRACH関連パラメータの報告は、コンテンションフリー(非競合ベース)のRA手順に適用されても構わない。
また、上述した実施形態では、選択されたSSBにおける受信品質として、RSRPが用いられていたが、必ずしもRSRPに限定されず、受信品質を示す他の指標(例えば、Reference Signal Received Quality (RSRQ))でもよい。
また、上述した実施形態の説明に用いたブロック構成図(図2)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的または論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的または間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置または上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。例えば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。何れも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
さらに、上述したUE200は、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図8は、UE200のハードウェア構成の一例を示す図である。図8に示すように、UE200は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。当該装置のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つまたは複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
UE200の各機能ブロック(図2参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
また、UE200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)によって構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。さらに、上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいし、2つ以上のプロセッサ1001により同時または逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Read Only Memory(ROM)、Erasable Programmable ROM(EPROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、Random Access Memory(RAM)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Compact Disc ROM(CD-ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
通信装置1004は、例えば周波数分割複信(Frequency Division Duplex:FDD)及び時分割複信(Time Division Duplex:TDD)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
さらに、当該装置は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor: DSP)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Programmable Logic Device(PLD)、Field Programmable Gate Array(FPGA)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部または全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
また、情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、Downlink Control Information(DCI)、Uplink Control Information(UCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、Medium Access Control(MAC)シグナリング、報知情報(Master Information Block(MIB)、System Information Block(SIB))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、Long Term Evolution(LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4th generation mobile communication system(4G)、5th generation mobile communication system(5G)、Future Radio Access(FRA)、New Radio(NR)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Ultra-WideBand(UWB)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせなど)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
情報、信号(情報等)は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(Digital Subscriber Line:DSL)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術の何れかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるため、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「基地局(Base Station:BS)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(Remote Radio Head:RRH)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部または全体を指す。
本開示においては、「移動局(Mobile Station:MS)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(User Equipment:UE)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型または無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのInternet of Things(IoT)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、移動局(ユーザ端末、以下同)として読み替えてもよい。例えば、基地局及び移動局間の通信を、複数の移動局間の通信(例えば、Device-to-Device(D2D)、Vehicle-to-Everything(V2X)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、基地局が有する機能を移動局が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示における移動局は、基地局として読み替えてもよい。この場合、移動局が有する機能を基地局が有する構成としてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、またはこれらのあらゆる変形は、2またはそれ以上の要素間の直接的または間接的なあらゆる接続または結合を意味し、互いに「接続」または「結合」された2つの要素間に1またはそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合または接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1またはそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」または「結合」されると考えることができる。
参照信号は、Reference Signal(RS)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10 無線通信システム
20 NG-RAN
100 gNB
200 UE
210 送信部
220 受信部
230 制御部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス

Claims (4)

  1. ランダムアクセス手順を実行する制御部と、
    前記ランダムアクセス手順に対応付けられている同期信号ブロックにおける受信品質をネットワークに送信する送信部とを備え、
    前記受信品質は、前記同期信号ブロックにおいて測定されたReference Signal Received Power(RSRP)であり、
    前記送信部は、前記ランダムアクセス手順におけるコンテンションの検出を示すcontentionDetectedを送信する端末。
  2. ランダムアクセス手順を実行する制御部と、
    前記ランダムアクセス手順に対応付けられている同期信号ブロックにおける受信品質を受信する受信部と
    を備え、
    前記受信品質は、前記同期信号ブロックにおいて測定されたReference Signal Received Power(RSRP)であり、
    前記受信部は、前記ランダムアクセス手順におけるコンテンションの検出を示すcontentionDetectedを受信する無線基地局。
  3. 端末が無線基地局とランダムアクセス手順を実行するステップと、
    前記ランダムアクセス手順に対応付けられている同期信号ブロックにおける受信品質をネットワークに送信するステップと
    前記ランダムアクセス手順におけるコンテンションの検出を示すcontentionDetectedを送信するステップと、
    を含み、
    前記受信品質は、前記同期信号ブロックにおいて測定されたReference Signal Received Power(RSRP)である無線通信方法。
  4. 端末と無線基地局とを含む無線通信システムであって、
    前記端末は、
    ランダムアクセス手順を実行する制御部と、
    前記ランダムアクセス手順に対応付けられている同期信号ブロックにおける受信品質をネットワークに送信する送信部と
    を備え、
    前記無線基地局は、前記受信品質を受信する受信部を備え、
    前記受信品質は、前記同期信号ブロックにおいて測定されたReference Signal Received Power(RSRP)であり、
    前記送信部は、前記ランダムアクセス手順におけるコンテンションの検出を示すcontentionDetectedを送信する無線通信システム。
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