JP7312240B2 - ユーザ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、デュアルコネクティビティを実行するユーザ装置に関する。
3rd Generation Partnership Project(3GPP)は、Long Term Evolution(LTE)を仕様化し、LTEのさらなる高速化を目的としてLTE-Advanced(以下、LTE-Advancedを含めてLTEという)を仕様化している。また、3GPPでは、さらに、5G New Radio(NR)、或いはNext Generation(NG)などと呼ばれるLTEの後継システムの仕様が検討されている。
LTEでは、ユーザ装置(User Equipment, UE)が、無線リンク障害(RLF)を検出した場合、RLF発生時の障害情報を有していることを示す通知をネットワークに送信できる(非特許文献1)。
具体的には、ネットワーク(具体的には、eNB)は、UEから当該通知を受信すると、無線リソース制御レイヤのメッセージであるUE Information RequestをUEに送信する。UE Information Requestを受信したUEは、障害を検出したセル(failedPCellId)及びRLFの理由(rlf-cause)などを含むUE Information Responseをネットワークに返送する。
ネットワークは、UEから送信されたRLF発生時の情報を利用し、ネットワークの自己最適化機能(SON: Self Organizing Networks)を実現し得る。
また、リリース12以降のLTE及びNRでは、UEが、異なる2つの無線基地局(gNB)に同時に接続するデュアルコネクティビティ(DC)が規定されている(非特許文献2)。
3GPP TS 36.331 V15.4.0, 3rd Generation Partnership Project;Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA); Radio Resource Control (RRC); Protocol specification (Release 15)、3GPP、2018年12月 3GPP TS 37.340 V15.4.0, 3rd Generation Partnership Project; Technical Specification Group Radio Access Network; Evolved Universal Terrestrial Radio Access (E-UTRA) and NR; Multi-connectivity; Stage 2(Release 15) 、3GPP、2018年12月
DCでは、複数種類のセル(PCell, PSCell及びSCell)が規定されているが、UEは、DC実行時に発生したRLFの情報をネットワークに詳細に通知することができない。このため、ネットワークは、DCに関して、精度の高い自己最適化機能を実現することが難しい。
そこで、本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、デュアルコネクティビティ(DC)に関するネットワークの自動最適化に寄与し得るユーザ装置の提供を目的とする。
本発明の一態様は、ユーザ装置(UE200)であって、第1無線基地局及び第2無線基地局に接続するデュアルコネクティビティを実行する制御部(制御部230)と、前記第1無線基地局または前記第2無線基地局によって設定されたセカンダリセルにおいて発生した障害の状態を示す障害情報をネットワークに送信する送信部(送信部210)とを備える。
本発明の一態様は、ユーザ装置(UE200)であって、ビーム障害の復旧のためのランダムアクセス手順を無線基地局(例えば、gNB100)と実行する制御部(制御部230)と、前記ランダムアクセス手順の実行状況を示すビーム障害関連情報(BeamFailureReport)をネットワーク(NG-RAN20)に送信する送信部(送信部210)とを備える。
図1は、無線通信システム10の全体概略構成図である。 図2は、UE200の機能ブロック構成図である。 図3は、無線リンク障害の検出時における動作内容の規定例を示す図である。 図4は、RLF-Reportの規定例を示す図である。 図5は、障害情報またはビーム障害関連情報を有していることのネットワークへの通知例1を示すシーケンス図である。 図6は、RRC Reconfiguration Completeの構成例を示す図である。 図7は、障害情報またはビーム障害関連情報を有していることのネットワークへの通知例2を示すシーケンス図である。 図8は、RRC Resume Completeの構成例を示す図である。 図9は、障害情報またはビーム障害関連情報を有していることのネットワークへの通知例3を示すシーケンス図である。 図10は、RRC Setup Completeの構成例を示す図である。 図11は、障害情報またはビーム障害関連情報の送信シーケンス図である。 図12は、UE Information Requestを受信したUE200の動作内容の規定例を示す図である。 図13は、UE Information Requestの構成例を示す図である。 図14Aは、UE Information Responseの構成例を示す図(その1)である。 図14Bは、UE Information Responseの構成例を示す図(その2)である。 図14Cは、UE Information Responseの構成例を示す図(その3)である。 図15Aは、UE Information Responseを構成するフィールドの説明図である。 図15Bは、BeamFailureReportを構成するフィールドの説明図である。 図15Cは、RACH-Reportを構成するフィールドの説明図である。 図15Dは、RLF-Reportを構成するフィールドの説明図である。 図16は、Location Infoの構成例を示す図である。 図17は、Location Infoを構成するフィールドの説明図である。 図18Aは、コンテンションベース(競合ベース)のRA手順のシーケンスを示す図である。 図18Bは、コンテンションフリー(非競合ベース)のRA手順のシーケンスを示す図である。 図19は、UE200によるビーム障害の検出時における動作内容の規定例を示す図である。 図20は、ビーム障害関連情報を含むVarBeamFailureReportの規定例を示す図である。 図21は、UE200のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、実施形態を図面に基づいて説明する。なお、同一の機能や構成には、同一または類似の符号を付して、その説明を適宜省略する。
[第1実施形態]
(1)無線通信システムの全体概略構成
図1は、本実施形態に係る無線通信システム10の全体概略構成図である。無線通信システム10は、5G New Radio(NR)に従った無線通信システムであり、Next Generation-Radio Access Network 20(以下、NG-RAN20、及びユーザ装置200(以下、UE200)を含む。
NG-RAN20は、無線基地局100(以下、gNB100)及び無線基地局110(以下、gNB101)を含む。なお、gNB及びUEの数を含む無線通信システム10の具体的な構成は、図1に示した例に限定されない。
NG-RAN20は、実際には複数のNG-RAN Node、具体的には、gNB(またはng-eNB)を含み、5Gに従ったコアネットワーク(5GC、不図示)と接続される。なお、NG-RAN20及び5GCは、単にネットワークと表現されてもよい。
gNB100及びgNB101は、5Gに従った無線基地局であり、UE200と5Gに従った無線通信を実行する。本実施形態において、gNB100は、第1無線基地局を構成し、gNB101は、第2無線基地局を構成する。
gNB100、gNB101及びUE200は、複数のアンテナ素子から送信される無線信号を制御することによって、より指向性の高いビームBMを生成するMassive MIMO、複数のコンポーネントキャリア(CC)を用いるキャリアアグリゲーション(CA)、及び複数のNG-RAN NodeとUEとの間においてコンポーネントキャリアを同時送信するデュアルコネクティビティ(DC)などに対応することができる。
本実施形態では、gNB100、gNB101及びUE200は、NR-NR Dual Connectivity(NR-DC)を実行できる。なお、gNB100及びgNB101の何れか一方は、NRではなく、LTEに従った無線基地局(eNB)であってもよい。この場合、E-UTRA-NR Dual Connectivity(EN-DC)またはNR-E-UTRA Dual Connectivity(NE-DC)が実行される。
DCに対応したgNB100及びgNB101は、複数種類のセルを設定できる。具体的には、gNB100及びgNB101は、プライマリセル(PCell)、及び一または複数のセカンダリセル(SCell)を設定できる。
SCellには、複数のSCell内におけるプライマリセルであるPrimary SCell(PSCell)が含まれる。
また、UE200は、gNB100(gNB101)との無線リンクのモニタリングを実行する。具体的には、UE200は、サービング中の同期信号ブロック、具体的には、SS/PBCH Block(SSB)、または参照信号、具体的には、Channel State Information Reference Signal(CSI-RS)をモニタ(無線リンクモニタリング)する。UE200は、SSBまたはCSI-RSのモニタ結果に基づいて、無線リンク障害(RLF)を検出する。
UE200は、RLFを検出した場合、RLFの状態を示す障害情報、具体的には、RLF-Reportをネットワークに送信する。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、UE200の機能ブロック構成について説明する。
図2は、UE200の機能ブロック構成図である。図2に示すように、UE200は、送信部210、受信部220及び制御部230を備える。
送信部210は、NRに従った上りリンク信号(UL信号)を送信する。また、受信部220は、NRに従った下りリンク信号(DL信号)を受信する。
制御部230は、送信部210によって送信されるUL信号、及び受信部220によって受信されるDL信号に関する制御を実行する。特に、本実施形態では、制御部230は、gNB100及びgNB101に接続するデュアルコネクティビティ、具体的には、NR-DCを実行する。
また、制御部230は、gNB100及びgNB101が設定したセル(PCell/PSCell/SCell)を介して設定された無線リンク(DL/UL)の障害(RLF)を検出する。
送信部210は、制御部230によって検出されたRLFの状態を示すRLF-Reportをネットワーク(NG-RAN20)に送信する。
具体的には、送信部210は、PCellだけでなく、PSCell及びSCellにおいて発生した障害の状態を示す障害情報を送信できる。つまり、送信部210は、gNB100またはgNB101によって設定されたSCell(PSCellを含む)において発生した障害の状態を示す障害情報(RLF-Report)をネットワークに送信する。
送信部210は、以下に示す情報の少なくとも何れかを含む障害情報(RLF-Report)を送信できる。
・障害の種別
・UE200の位置情報
・SCellの障害からの経過時間
なお、送信部210は、RLF-Reportを送信する場合、gNB100またはgNB101によって設定されたサービングセル毎の障害情報を送信してもよい。具体的には、後述するように、サービングセル毎に、PCell用のfailedPCellInfo、またはSCell用のfailedSCellInfoの少なくとも何れかを含むRLF-Reportを送信してもよい。
また、送信部210は、サービング中の同期信号ブロック、具体的には、SS/PBCH Block(SSB)、または参照信号、具体的には、Channel State Information Reference Signal(CSI-RS)の受信品質を含む障害情報を送信してもよい。
SSBまたはCSI-RSの受信品質とは、具体的には、Reference Signal Received Power(RSRP)、Reference Signal Received Quality(RSRQ)またはSignal-to-Interference plus Noise power Ratio(SINR)である。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、無線リンク障害(RLF)の検出動作、障害情報を有していることのネットワークへの通知動作、及び障害情報の送信動作について説明する。
(3.1)無線リンク障害の検出
図3は、無線リンク障害の検出時における動作内容の規定例を示す。具体的には、図3は、3GPP TS38.331の5.3.10章(Radio link failure related actions)に追加できる当該動作内容の規定例を示す。図4は、RLF-Reportの規定例を示す。
図3に示すように、UE200は、タイマの満了など、所定の条件が満たされた場合、当該セルにおいて無線リンク障害(RLF)を検出する(図中の”3> consider radio link failure to be detected for the MCG i.e. RLF;”)。なお、図3では、MCG及びPCellの用語が用いられているが、Secondary Cell Group(SGC)及びSCell(PSCellを含む)に読み替えてよい。
UE200は、取得したRLFの状態を示す障害情報をVarRLF-Report(図4参照)として保持する。具体的には、RLF-Reportには、上述したように、障害(RLF)の種別(図中のfailureType)、UE200の位置情報(図中のlocationInfo)、及び当該セル(SCellを含む)の障害からの経過時間(図中のtimeElapsedSinceFailure)を含めることができる。
また、UE200は、セル種別(PCell/PSCell/SCell)に従って、サービングセル毎に、上述した障害情報をfailedPCellInfo(PCell用)またはfailedSCellInfo(SCell用)に設定する。
(3.2)障害情報を有していることのネットワークへの通知
次に、UE200が障害情報を有していることのネットワークへの通知例について説明する。以下の通知例1~3に示すように、UE200は、複数の機会において、障害情報を有していることをネットワークに通知し得る。
(3.2.1)通知例1
図5は、障害情報を有していることのネットワークへの通知例1を示すシーケンス図である。
図5に示すように、ネットワーク(NG-RAN20)は、RRCにおける設定内容の変更を要求するRRC ReconfigurationをUE200に送信する(S10)。
UE200は、RRCにおける設定内容を変更し、RRC Reconfiguration Completeをネットワークに返送する(S20)。RRC Reconfiguration Completeには、障害情報を有していることを示すフィールドであるBeam Failure Report Availableを含めることができる。
図6は、RRC Reconfiguration Completeの構成例を示す図である。図6に示すように、RRC Reconfiguration Completeには、Beam Failure Report Available(下線部参照)を含めることができる。
(3.2.2)通知例2
図7は、障害情報を有していることのネットワークへの通知例2を示すシーケンス図である。
図7に示すように、UE200は、中断していたRRCコネクションの再開を要求するRRC Resume RequestまたはRRC Resume Request 1をネットワーク(NG-RAN20)に送信する(S11)。
ネットワークは、受信したRRC Resume RequestまたはRRC Resume Request 1に応じて、当該RRCコネクションの再開を指示するRRC ResumeをUE200に送信する(S21)。
UE200は、当該RRCコネクションを再開し、RRC Resume Completeをネットワークに返送する(S31)。RRC Resume Completeには、Beam Failure Report Availableを含めることができる。
図8は、RRC Resume Completeの構成例を示す図である。図8に示すように、RRC Resume Completeには、Beam Failure Report Available(下線部参照)を含めることができる。
(3.2.3)通知例3
図9は、障害情報を有していることのネットワークへの通知例3を示すシーケンス図である。
図9に示すように、UE200は、中断していたRRCコネクションの再開を要求するRRC Resume RequestまたはRRC Resume Request 1をネットワーク(NG-RAN20)に送信する(S12)。
ネットワークは、受信したRRC Resume RequestまたはRRC Resume Request 1に対して、新たなRRCコネクションの設定を指示するRRC SetupをUE200に送信する(S22)。
UE200は、新たなRRCコネクションを設定し、RRC Setup Completeをネットワークに返送する(S32)。RRC Setup Completeには、Beam Failure Report Availableを含めることができる。
図10は、RRC Setup Completeの構成例を示す図である。図10に示すように、RRC Setup Completeには、Beam Failure Report Available(下線部参照)を含めることができる。
(3.3)障害情報の送信
図11は、障害情報の送信シーケンス図である。上述した障害情報を有していることのネットワークへの通知例1~3の何れかによって、UE200が障害情報を有していることを認識したネットワーク(NG-RAN20)は、図11に示すように、障害情報の送信要求であるUE Information RequestをUE200に送信する(S110)。
上述したように、UE Information Requestは、RRCのメッセージである。UE Information Requestは、下りリンク(DL)のDedicated Control Channel(DCCH)を介して送信される。
UE200は、受信したUE Information Requestに応じて、UE Information Responseをネットワークに返送する。
上述したように、UE Information Responseも、RRCのメッセージである。UE Information Responseは、上りリンク(UL)のDCCHを介して送信される。
図12は、UE Information Requestを受信したUE200の動作内容の規定例を示す。具体的には、図12は、3GPP TS38.331の5.7章に追加できる当該動作内容の規定例を示す。
図12に示すように、UE200は、UE Information Requestを受信すると、障害情報(RLF-Report)の送信要求(図中のrlf-ReportReq)が設定されているか否かを判定する。
具体的には、UE200は、rlf-ReportReqがtrueに設定されており、かつRLFの情報を有している場合、VarRLF-Report(図4参照)に保持されている内容をRLF-Reportとして設定する。
図13は、UE Information Requestの構成例を示す図である。
図14A~14Cは、UE Information Responseの構成例を示す図である。具体的には、図14Bは、図14Aに示した構成内容に続く内容であり、図14Cは、図14Bに示した構成内容に続く内容である。
図15Aは、UE Information Responseを構成するフィールドの説明図である。また、図15B~15Dは、BeamFailureReport、RACH-Report、RLF-Reportを構成するフィールドの説明図である。
図13に示すように、UE Information Requestには、障害情報(RLF-Report)の送信を要求するrlf-ReportReq(下線部参照)が含まれている。
また、図14A~14C、及び図15A~15Dに示すように、UE Information Responseには、RLF-Report(下線部参照)が含まれている。
RLF-Reportには、UE200がVarRLF-Report(図4参照)の内容として保持したビーム障害関連情報の内容が反映される。
また、RLF-Reportには、上述したfailedPCellInfo, failedSCellInfo, locationInfo, timeElapsedSinceFailure, failureTypeが含まれている。
なお、failureTypeとしては、タイマ(T310)満了、ランダムアクセス手順の不成功などが含まれる。
図16は、Location Infoの構成例を示す図である。図17は、Location Infoを構成するフィールドの説明図である。上述したように、Location Infoは、RLF-Reportに含まれる。
図16及び図17に示すように、Location Infoには、ネットワークが認識可能なUE200の地理的な位置を示す位置情報が含まれる。
具体的には、Location Infoには、3GPP TS36.355において規定されるPositioning Protocolに従った位置情報が含まれる。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、UE200は、PCellだけでなく、gNB100またはgNB101によって設定されたSCell(PSCellを含む)において発生した障害の状態を示す障害情報(RLF-Report)をネットワーク(NG-RAN20)に送信する。
このため、ネットワークは、UE200から送信された障害情報を用いることによって、より高い精度でのSCell関連のパラメータの自動最適化を図り得る。つまり、UE200は、より高い精度でのSCell関連のパラメータ、つまり、デュアルコネクティビティ(DC)に関するネットワークの自動最適化に寄与し得る。
具体的には、ネットワークは、UE200から報告された当該パラメータを統計的に解析し、NRにおけるSCell関連パラメータを最適化し得る。
本実施形態では、UE200は、障害(RLF)の種別(failureType)、UE200の位置情報(locationInfo)、及び当該セルの障害からの経過時間(timeElapsedSinceFailure)の少なくとも何れかを含む障害情報を送信することができる。
また、UE200は、サービング中のSSB、またはCSI-RSの受信品質(RSRP/RSRQ/SINR)を含む障害情報を送信することができる。
このため、ネットワークは、当該情報を用いることによって、さらに高い精度でのSCell関連パラメータの自動最適化を図り得る。
本実施形態では、UE200は、ネットワークから送信されたUE Information Request(送信要求)に応じて、障害情報を含むUE Information Responseを送信する。
このため、ネットワークは、UE200が保持している障害情報を所望のタイミングにおいてUE200に送信させることができる。これにより、ネットワークは、無線リソースを消費を抑制しつつ、障害情報をタイムリーに取得し得る。
[第2実施形態]
本実施形態では、ビーム障害の状況を示すビーム障害関連情報のネットワークへの送信について説明する。以下、上述した第1実施形態と異なる部分について主に説明し、同様の部分については、説明を適宜省略する。
(1)無線通信システムの全体概略構成
本実施形態では、図1に示したgNB100(gNB101)及びUE200は、ランダムアクセス手順(RA手順)を実行し、無線通信を開始する。具体的には、アイドル状態のUE200は、ランダムアクセスチャネル(RACH)を介してランダムアクセスプリアンブル(RA Preamble)を送信し、gNB100とRA手順を開始する。
さらに、UE200は、gNB100(gNB101)との無線リンクのモニタリングを実行する。具体的には、UE200は、サービング中の同期信号ブロック、具体的には、SS/PBCH Block(SSB)、または参照信号、具体的には、Channel State Information Reference Signal(CSI-RS)をモニタ(無線リンクモニタリング)する。UE200は、SSBまたはCSI-RSのモニタ結果に基づいて、当該SSBまたはCSI-RSの障害(ビーム障害)を検出する。
UE200は、ビーム障害を検出した場合、RA手順内において、当該ビーム障害の復旧(beam failure recovery)を試みる。なお、beam failure recoveryについては、3GPP TS38.321の5.17章などにおいて規定されている。
(2)無線通信システムの機能ブロック構成
次に、無線通信システム10の機能ブロック構成について説明する。具体的には、UE200の機能ブロック構成(図2参照)について説明する。
本実施形態に係る制御部230は、上述したビーム障害の復旧(beam failure recovery)のためのRA手順をgNB100(またはgNB101、以下同)と実行する。
送信部210は、ビーム障害の状況を示すビーム障害関連情報をネットワークに送信する。具体的には、送信部210は、ビーム障害関連情報をNG-RAN20(または5GC)に送信する。
具体的には、ビーム障害関連情報は、ビーム障害の復旧(beam failure recovery)のためのRA手順の実行状況を示す。より具体的には、送信部210は、無線リソース制御レイヤ(RRC)のメッセージであるUE Information Responseを送信する。UE Information Responseには、ビーム障害関連情報が含まれる。
本実施形態では、受信部220は、ネットワークからビーム障害関連情報の送信要求を受信する。具体的には、受信部220は、NG-RAN20(または5GC)から、RRCのメッセージであるUE Information Requestを受信する。
送信部210は、受信したUE Information Requestに応じて、UE Information Responseを送信する。
本実施形態では、送信部210は、UE Information Response(ビーム障害関連情報)として、以下の情報を含めることができる。
・beam failure recoveryのためのRA手順が完了するまでのRA Preambleの送信回数
・当該RA手順内においてRA Preambleを所定の最大送信電力で送信したか否かを示す情報
・コンテンションベースのRA手順からコンテンションフリーのRA手順にフォールバックしたか否かを示す情報
・無線リンクモニタリングを実行したSSBまたはCSI-RSの受信品質
送信部210は、上述した情報の少なくとも何れかを含むビーム障害関連情報を送信することができる。
なお、「RA Preambleの送信回数」については、送信部210がRA Preambleを何回か送信した後、ビーム(SSB/CSI-RS)が切り替わり、別ビームに向けてRA Preambleを新たに何回か送信するケースも発生し得る。そこで、RA Preambleの合計送信回数に加えて、以下の情報が含まれてもよい。
・ビーム(RA Preambleと関連付けられたSSB/CSI-RS)毎のRA Preambleの送信回数
・RA Preambleと関連付けられた最新のSSB/CSI-RSに対するRA Preambleの送信回数
また、送信部210は、制御部230からの指示に基づいて、RA Preambleの送信を成功させるためにパワーランピングを複数回実行することによって、予め規定されている所定の最大送信電力に到達した場合、当該到達したことを示す情報を送信できる。当該情報は、maxTxPowerReachedと呼ばれている。
SSBまたはCSI-RSの受信品質とは、具体的には、Reference Signal Received Power(RSRP)、Reference Signal Received Quality(RSRQ)またはSignal-to-Interference plus Noise power Ratio(SINR)である。
(3)無線通信システムの動作
次に、無線通信システム10の動作について説明する。具体的には、RA手順の実行動作、ビーム障害の検出動作、ビーム障害関連情報を有していることのネットワークへの通知動作、及びビーム障害関連情報の送信動作について説明する。
(3.1)RA手順
図18A及び図18Bは、RA手順のシーケンスを示す。具体的には、図18Aは、コンテンションベース(競合ベース)のRA手順のシーケンスを示す。図18Bは、コンテンションフリー(非競合ベース)のRA手順のシーケンスを示す。
図18Aに示すように、UE200は、RACHを介してRA PreambleをgNB100に送信する(図中の1、以下同)。具体的には、UE200は、ネットワーク(NG-RAN20)から通知された閾値よりもRSRPが大きい何れかのSSBを選択し、選択したSSBに紐付けられている複数のRA Preambleの中からランダムに1つのRA Preambleを選択する。
なお、UE200は、当該閾値を上回るRSRPを有するSSBがない場合、任意のSSBを選択する。
また、ビーム障害の復旧(beam failure recovery)のためにRA手順が実行される場合、beam failure recovery用のRA Preamble及び当該閾値などを設定できる。
gNB100は、受信したRA Preambleに応じて、C-RNTI (Radio Network Temporary Identifier)及びULのリソースを割り当て、当該割り当てを含むRA ResponseをDownlink Shared Channel (DL-SCH)を介してUE200に送信する(図中の2)。
UE200は、受信したRA Responseに基づいて、Radio Resource Control (RRC)設定要求メッセージをmsg 3としてgNB100に送信する(図中の3)。また、UE200を認証するため、Non-Access Stratum (NAS)レイヤのIDが含まれる。
gNB100は、受信したRRC設定要求メッセージ(msg 3)に基づいて、RRCコネクションを確立するためのセル設定情報などを含むRRC設定メッセージをmsg 4として、UE200に送信する(図中の4)。
なお、コンテンションベースのRA手順の場合、UE200は、特に許可なくRACHでの送信を試みるため、gNB100からの応答がない場合、UE200は、RACH、つまり、RA Preambleの送信電力を自律的に増大(パワーランピング)させ、RACHでの送信を再度試みる。
また、図18Bに示すように、コンテンションフリーのRA手順の場合、gNB100は、当該RA手順に用いるRA PreambleをUE200に通知する(図中の0)。具体的には、gNB100は、RA Preamble AssignmentをUE200に送信する。
UE200は、通知されたRA Preambleに基づいて、RACHを介して当該RA PreambleをgNB100に送信する(図中の1)。gNB100は、受信したRA Preambleに応じて、RA ResponseをUE200に送信する(図中の2)。
なお、ビーム障害の復旧(beam failure recovery)の場合、まず、コンテンションフリーのRA手順が実行される。
(3.2)ビーム障害の検出
図19は、UE200によるビーム障害の検出時における動作内容の規定例を示す。具体的には、図19は、3GPP TS38.331の5.3.10章(Radio link failure related actions)に追加できる当該動作内容の規定例を示す。図20は、ビーム障害関連情報を含むVarBeamFailureReportの規定例を示す。
図19に示すように、UE200は、取得したビーム障害関連情報をVarBeamFailureReport(図20参照)として保持する。具体的には、VarBeamFailureReportには、上述したように、beam failure recoveryのためのRA手順が完了するまでのRA Preambleの送信回数(図中のnumberOfCFRA-PreamblesSent)、当該RA手順内においてRA Preambleを所定の最大送信電力で送信したか否かを示す情報(図中のmaxTxPowerReachedCFRA)、コンテンションベースのRA手順からコンテンションフリーのRA手順にフォールバックしたか否かを示す情報(図中のcbra-FallbackOccured)、及び無線リンクモニタリングを実行したSSBまたはCSI-RSの受信品質(図中のmeasResultsFailedRS-List)を含めることができる。
(3.3)ビーム障害関連情報を有していることのネットワークへの通知
UE200がビーム障害関連情報を有していることのネットワークへの通知例は、第1実施形態と同様であり、図5~10に示したとおりである。
具体的には、障害情報(RLF-Report)を有していることのネットワークへの通知に代えて、ビーム障害関連情報を有していることがネットワークに通知される。
(3.4)ビーム障害関連情報の送信
第1実施形態と同様に、上述したビーム障害関連情報を有していることのネットワークへの通知例1~3の何れかによって、UE200がビーム障害関連情報を有していることを認識したネットワーク(NG-RAN20)は、図11に示すように、ビーム障害関連情報の送信要求であるUE Information RequestをUE200に送信する(S110)。
UE200は、受信したUE Information Requestに応じて、UE Information Responseをネットワークに返送する(S120)。
また、図12に示すように、UE200は、UE Information Requestを受信すると、RA手順に関する送信要求(図中のrach-ReportReq)が設定されているか否かを判定する。
具体的には、UE200は、rach-ReportReqがtrueに設定されている場合、以下の情報を設定する。
・前回成功したRA手順において選択されたSSBのインデックス(図中のselectedSSB)
・選択された当該SSBにおけるRSRP(図中のrsrp-Result)
・選択されたRA Preambleのグループ(グループA, B)(図中のselectedPreambleGroup)
・当該RA手順内において送信したRA Preambleの数(図中のnumberOfPreamblesSent)
・当該RA手順内において実行されたパワーランピングの回数(図中のnumberOfPowerRamping)
・当該RA手順におけるコンテンションの有無(図中のcontentionDetected)
・当該RA手順内において、予め規定されている所定の最大送信電力に到達したか否か(図中のmaxTxPowerReached)
なお、上述したように、必ずしもこれら全て情報が含まれている必要はなく、少なくとも何れかの情報が含まれていればよい。
また、rsrp-Resultについては、選択したSSBのRSRPが閾値(rsrp-ThresholdSSB)を超えているか否かのみを報告してもよい。
また、図14A~14C及び図15A~15Dに示すように、UE Information Responseには、ビーム障害関連情報を含むBeamFailureReport(下線部参照)、及びRA手順実行時の情報を含むRACH-Report(下線部参照)が含まれている。
BeamFailureReportには、UE200がVarBeamFailureReport(図4参照)の内容として保持したビーム障害関連情報の内容が反映される。
また、RACH-Reportには、上述したselectedSSB, rsrp-Result, selectedPreambleGroup, numberOfPreamblesSent, numberOfPowerRamping, contentionDetected, maxTxPowerReachedが含まれている。
(4)作用・効果
上述した実施形態によれば、以下の作用効果が得られる。具体的には、UE200は、ビーム障害の復旧(beam failure recovery)のためのRA手順の実行状況を示すビーム障害関連情報(BeamFailureReport)をネットワーク(NG-RAN20)に送信する。
このため、ネットワークは、UE200から送信されたビーム障害関連情報を用いることによって、より高い精度でのビーム関連のパラメータ、つまり、SSB及びCSI-RS関連のパラメータの自動最適化を図り得る。つまり、UE200は、より高い精度でのビーム関連のパラメータの自動最適化に寄与し得る。
具体的には、ネットワークは、UE200から報告された当該パラメータを統計的に解析し、NRにおけるビーム関連パラメータを最適化し得る。
本実施形態では、図4に示したように、UE200は、beam failure recoveryのためのRA手順が完了するまでのRA Preambleの送信回数(numberOfCFRA-PreamblesSent)、当該RA手順内においてRA Preambleを所定の最大送信電力で送信したか否かを示す情報(maxTxPowerReachedCFRA)、コンテンションベースのRA手順からコンテンションフリーのRA手順にフォールバックしたか否かを示す情報(cbra-FallbackOccured)、及び無線リンクモニタリングを実行したSSBまたはCSI-RSの受信品質(measResultsFailedRS-List)の少なくとも何れかを含むビーム障害関連情報(BeamFailureReport)を送信することができる。
このため、ネットワークは、当該情報を用いることによって、さらに高い精度でのビーム関連パラメータの自動最適化を図り得る。
本実施形態では、UE200は、ネットワークから送信されたUE Information Request(送信要求)に応じて、ビーム障害関連情報を含むUE Information Responseを送信する。
このため、ネットワークは、UE200が保持しているビーム障害関連情報を所望のタイミングにおいてUE200に送信させることができる。これにより、ネットワークは、無線リソースを消費を抑制しつつ、ビーム障害関連情報をタイムリーに取得し得る。
[その他の実施形態]
以上、実施例に沿って本発明の内容を説明したが、本発明はこれらの記載に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、当業者には自明である。
例えば、上述した実施形態では、RLF-Report及びBeamFailureReportの名称が用いられていたが、他の名称が付与されても構わない。また、beam failure recoveryの復旧のためのRA手順の実行状況を示す情報であれば、特にbeam failureなどの文言は用いられなくても構わない。
同様に、UE Information Request及びUE Information Responseも、他の名称が付与されても構わない。
さらに、UE200は、第1実施形態に記載した障害情報の送信と、第2実施形態に記載したビーム障害関連情報の送信との両方を実行してもよい。
また、上述した実施形態の説明に用いたブロック構成図(図2)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的または論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的または論理的に分離した2つ以上の装置を直接的または間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置または上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
機能には、判断、決定、判定、計算、算出、処理、導出、調査、探索、確認、受信、送信、出力、アクセス、解決、選択、選定、確立、比較、想定、期待、見做し、報知(broadcasting)、通知(notifying)、通信(communicating)、転送(forwarding)、構成(configuring)、再構成(reconfiguring)、割り当て(allocating、mapping)、割り振り(assigning)などがあるが、これらに限られない。例えば、送信を機能させる機能ブロック(構成部)は、送信部(transmitting unit)や送信機(transmitter)と呼称される。何れも、上述したとおり、実現方法は特に限定されない。
さらに、上述したUE200は、本開示の無線通信方法の処理を行うコンピュータとして機能してもよい。図21は、UE200のハードウェア構成の一例を示す図である。図21に示すように、UE200は、プロセッサ1001、メモリ1002、ストレージ1003、通信装置1004、入力装置1005、出力装置1006及びバス1007などを含むコンピュータ装置として構成されてもよい。
なお、以下の説明では、「装置」という文言は、回路、デバイス、ユニットなどに読み替えることができる。当該装置のハードウェア構成は、図に示した各装置を1つまたは複数含むように構成されてもよいし、一部の装置を含まずに構成されてもよい。
UE200の各機能ブロック(図2参照)は、当該コンピュータ装置の何れかのハードウェア要素、または当該ハードウェア要素の組み合わせによって実現される。
また、UE200における各機能は、プロセッサ1001、メモリ1002などのハードウェア上に所定のソフトウェア(プログラム)を読み込ませることによって、プロセッサ1001が演算を行い、通信装置1004による通信を制御したり、メモリ1002及びストレージ1003におけるデータの読み出し及び書き込みの少なくとも一方を制御したりすることによって実現される。
プロセッサ1001は、例えば、オペレーティングシステムを動作させてコンピュータ全体を制御する。プロセッサ1001は、周辺装置とのインタフェース、制御装置、演算装置、レジスタなどを含む中央処理装置(CPU)によって構成されてもよい。
また、プロセッサ1001は、プログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュール、データなどを、ストレージ1003及び通信装置1004の少なくとも一方からメモリ1002に読み出し、これらに従って各種の処理を実行する。プログラムとしては、上述の実施の形態において説明した動作の少なくとも一部をコンピュータに実行させるプログラムが用いられる。さらに、上述の各種処理は、1つのプロセッサ1001によって実行されてもよいし、2つ以上のプロセッサ1001により同時または逐次に実行されてもよい。プロセッサ1001は、1以上のチップによって実装されてもよい。なお、プログラムは、電気通信回線を介してネットワークから送信されてもよい。
メモリ1002は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Read Only Memory(ROM)、Erasable Programmable ROM(EPROM)、Electrically Erasable Programmable ROM(EEPROM)、Random Access Memory(RAM)などの少なくとも1つによって構成されてもよい。メモリ1002は、レジスタ、キャッシュ、メインメモリ(主記憶装置)などと呼ばれてもよい。メモリ1002は、本開示の一実施形態に係る方法を実行可能なプログラム(プログラムコード)、ソフトウェアモジュールなどを保存することができる。
ストレージ1003は、コンピュータ読み取り可能な記録媒体であり、例えば、Compact Disc ROM(CD-ROM)などの光ディスク、ハードディスクドライブ、フレキシブルディスク、光磁気ディスク(例えば、コンパクトディスク、デジタル多用途ディスク、Blu-ray(登録商標)ディスク)、スマートカード、フラッシュメモリ(例えば、カード、スティック、キードライブ)、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気ストリップなどの少なくとも1つによって構成されてもよい。ストレージ1003は、補助記憶装置と呼ばれてもよい。上述の記録媒体は、例えば、メモリ1002及びストレージ1003の少なくとも一方を含むデータベース、サーバその他の適切な媒体であってもよい。
通信装置1004は、有線ネットワーク及び無線ネットワークの少なくとも一方を介してコンピュータ間の通信を行うためのハードウェア(送受信デバイス)であり、例えばネットワークデバイス、ネットワークコントローラ、ネットワークカード、通信モジュールなどともいう。
通信装置1004は、例えば周波数分割複信(Frequency Division Duplex:FDD)及び時分割複信(Time Division Duplex:TDD)の少なくとも一方を実現するために、高周波スイッチ、デュプレクサ、フィルタ、周波数シンセサイザなどを含んで構成されてもよい。
入力装置1005は、外部からの入力を受け付ける入力デバイス(例えば、キーボード、マウス、マイクロフォン、スイッチ、ボタン、センサなど)である。出力装置1006は、外部への出力を実施する出力デバイス(例えば、ディスプレイ、スピーカー、LEDランプなど)である。なお、入力装置1005及び出力装置1006は、一体となった構成(例えば、タッチパネル)であってもよい。
また、プロセッサ1001及びメモリ1002などの各装置は、情報を通信するためのバス1007で接続される。バス1007は、単一のバスを用いて構成されてもよいし、装置間ごとに異なるバスを用いて構成されてもよい。
さらに、当該装置は、マイクロプロセッサ、デジタル信号プロセッサ(Digital Signal Processor: DSP)、Application Specific Integrated Circuit(ASIC)、Programmable Logic Device(PLD)、Field Programmable Gate Array(FPGA)などのハードウェアを含んで構成されてもよく、当該ハードウェアにより、各機能ブロックの一部または全てが実現されてもよい。例えば、プロセッサ1001は、これらのハードウェアの少なくとも1つを用いて実装されてもよい。
また、情報の通知は、本開示において説明した態様/実施形態に限られず、他の方法を用いて行われてもよい。例えば、情報の通知は、物理レイヤシグナリング(例えば、Downlink Control Information(DCI)、Uplink Control Information(UCI)、上位レイヤシグナリング(例えば、RRCシグナリング、Medium Access Control(MAC)シグナリング、報知情報(Master Information Block(MIB)、System Information Block(SIB))、その他の信号またはこれらの組み合わせによって実施されてもよい。また、RRCシグナリングは、RRCメッセージと呼ばれてもよく、例えば、RRC接続セットアップ(RRC Connection Setup)メッセージ、RRC接続再構成(RRC Connection Reconfiguration)メッセージなどであってもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は、Long Term Evolution(LTE)、LTE-Advanced(LTE-A)、SUPER 3G、IMT-Advanced、4th generation mobile communication system(4G)、5th generation mobile communication system(5G)、Future Radio Access(FRA)、New Radio(NR)、W-CDMA(登録商標)、GSM(登録商標)、CDMA2000、Ultra Mobile Broadband(UMB)、IEEE 802.11(Wi-Fi(登録商標))、IEEE 802.16(WiMAX(登録商標))、IEEE 802.20、Ultra-WideBand(UWB)、Bluetooth(登録商標)、その他の適切なシステムを利用するシステム及びこれらに基づいて拡張された次世代システムの少なくとも一つに適用されてもよい。また、複数のシステムが組み合わされて(例えば、LTE及びLTE-Aの少なくとも一方と5Gとの組み合わせなど)適用されてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態の処理手順、シーケンス、フローチャートなどは、矛盾の無い限り、順序を入れ替えてもよい。例えば、本開示において説明した方法については、例示的な順序を用いて様々なステップの要素を提示しており、提示した特定の順序に限定されない。
本開示において基地局によって行われるとした特定動作は、場合によってはその上位ノード(upper node)によって行われることもある。基地局を有する1つまたは複数のネットワークノード(network nodes)からなるネットワークにおいて、端末との通信のために行われる様々な動作は、基地局及び基地局以外の他のネットワークノード(例えば、MMEまたはS-GWなどが考えられるが、これらに限られない)の少なくとも1つによって行われ得ることは明らかである。上記において基地局以外の他のネットワークノードが1つである場合を例示したが、複数の他のネットワークノードの組み合わせ(例えば、MME及びS-GW)であってもよい。
情報、信号(情報等)は、上位レイヤ(または下位レイヤ)から下位レイヤ(または上位レイヤ)へ出力され得る。複数のネットワークノードを介して入出力されてもよい。
入出力された情報は、特定の場所(例えば、メモリ)に保存されてもよいし、管理テーブルを用いて管理してもよい。入出力される情報は、上書き、更新、または追記され得る。出力された情報は削除されてもよい。入力された情報は他の装置へ送信されてもよい。
判定は、1ビットで表される値(0か1か)によって行われてもよいし、真偽値(Boolean:trueまたはfalse)によって行われてもよいし、数値の比較(例えば、所定の値との比較)によって行われてもよい。
本開示において説明した各態様/実施形態は単独で用いてもよいし、組み合わせて用いてもよいし、実行に伴って切り替えて用いてもよい。また、所定の情報の通知(例えば、「Xであること」の通知)は、明示的に行うものに限られず、暗黙的(例えば、当該所定の情報の通知を行わない)ことによって行われてもよい。
ソフトウェアは、ソフトウェア、ファームウェア、ミドルウェア、マイクロコード、ハードウェア記述言語と呼ばれるか、他の名称で呼ばれるかを問わず、命令、命令セット、コード、コードセグメント、プログラムコード、プログラム、サブプログラム、ソフトウェアモジュール、アプリケーション、ソフトウェアアプリケーション、ソフトウェアパッケージ、ルーチン、サブルーチン、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、手順、機能などを意味するよう広く解釈されるべきである。
また、ソフトウェア、命令、情報などは、伝送媒体を介して送受信されてもよい。例えば、ソフトウェアが、有線技術(同軸ケーブル、光ファイバケーブル、ツイストペア、デジタル加入者回線(Digital Subscriber Line:DSL)など)及び無線技術(赤外線、マイクロ波など)の少なくとも一方を使用してウェブサイト、サーバ、または他のリモートソースから送信される場合、これらの有線技術及び無線技術の少なくとも一方は、伝送媒体の定義内に含まれる。
本開示において説明した情報、信号などは、様々な異なる技術の何れかを使用して表されてもよい。例えば、上記の説明全体に渡って言及され得るデータ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボル、チップなどは、電圧、電流、電磁波、磁界若しくは磁性粒子、光場若しくは光子、またはこれらの任意の組み合わせによって表されてもよい。
なお、本開示において説明した用語及び本開示の理解に必要な用語については、同一のまたは類似する意味を有する用語と置き換えてもよい。例えば、チャネル及びシンボルの少なくとも一方は信号(シグナリング)であってもよい。また、信号はメッセージであってもよい。また、コンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)は、キャリア周波数、セル、周波数キャリアなどと呼ばれてもよい。
本開示において使用する「システム」及び「ネットワーク」という用語は、互換的に使用される。
また、本開示において説明した情報、パラメータなどは、絶対値を用いて表されてもよいし、所定の値からの相対値を用いて表されてもよいし、対応する別の情報を用いて表されてもよい。例えば、無線リソースはインデックスによって指示されるものであってもよい。
上述したパラメータに使用する名称はいかなる点においても限定的な名称ではない。さらに、これらのパラメータを使用する数式等は、本開示で明示的に開示したものと異なる場合もある。様々なチャネル(例えば、PUCCH、PDCCHなど)及び情報要素は、あらゆる好適な名称によって識別できるため、これらの様々なチャネル及び情報要素に割り当てている様々な名称は、いかなる点においても限定的な名称ではない。
本開示においては、「基地局(Base Station:BS)」、「無線基地局」、「固定局(fixed station)」、「NodeB」、「eNodeB(eNB)」、「gNodeB(gNB)」、「アクセスポイント(access point)」、「送信ポイント(transmission point)」、「受信ポイント(reception point)、「送受信ポイント(transmission/reception point)」、「セル」、「セクタ」、「セルグループ」、「キャリア」、「コンポーネントキャリア」などの用語は、互換的に使用され得る。基地局は、マクロセル、スモールセル、フェムトセル、ピコセルなどの用語で呼ばれる場合もある。
基地局は、1つまたは複数(例えば、3つ)のセル(セクタとも呼ばれる)を収容することができる。基地局が複数のセルを収容する場合、基地局のカバレッジエリア全体は複数のより小さいエリアに区分でき、各々のより小さいエリアは、基地局サブシステム(例えば、屋内用の小型基地局(Remote Radio Head:RRH)によって通信サービスを提供することもできる。
「セル」または「セクタ」という用語は、このカバレッジにおいて通信サービスを行う基地局、及び基地局サブシステムの少なくとも一方のカバレッジエリアの一部または全体を指す。
本開示においては、「移動局(Mobile Station:MS)」、「ユーザ端末(user terminal)」、「ユーザ装置(User Equipment:UE)」、「端末」などの用語は、互換的に使用され得る。
移動局は、当業者によって、加入者局、モバイルユニット、加入者ユニット、ワイヤレスユニット、リモートユニット、モバイルデバイス、ワイヤレスデバイス、ワイヤレス通信デバイス、リモートデバイス、モバイル加入者局、アクセス端末、モバイル端末、ワイヤレス端末、リモート端末、ハンドセット、ユーザエージェント、モバイルクライアント、クライアント、またはいくつかの他の適切な用語で呼ばれる場合もある。
基地局及び移動局の少なくとも一方は、送信装置、受信装置、通信装置などと呼ばれてもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、移動体に搭載されたデバイス、移動体自体などであってもよい。当該移動体は、乗り物(例えば、車、飛行機など)であってもよいし、無人で動く移動体(例えば、ドローン、自動運転車など)であってもよいし、ロボット(有人型または無人型)であってもよい。なお、基地局及び移動局の少なくとも一方は、必ずしも通信動作時に移動しない装置も含む。例えば、基地局及び移動局の少なくとも一方は、センサなどのInternet of Things(IoT)機器であってもよい。
また、本開示における基地局は、移動局(ユーザ端末、以下同)として読み替えてもよい。例えば、基地局及び移動局間の通信を、複数の移動局間の通信(例えば、Device-to-Device(D2D)、Vehicle-to-Everything(V2X)などと呼ばれてもよい)に置き換えた構成について、本開示の各態様/実施形態を適用してもよい。この場合、基地局が有する機能を移動局が有する構成としてもよい。また、「上り」及び「下り」などの文言は、端末間通信に対応する文言(例えば、「サイド(side)」)で読み替えられてもよい。例えば、上りチャネル、下りチャネルなどは、サイドチャネルで読み替えられてもよい。
同様に、本開示における移動局は、基地局として読み替えてもよい。この場合、移動局が有する機能を基地局が有する構成としてもよい。
「接続された(connected)」、「結合された(coupled)」という用語、またはこれらのあらゆる変形は、2またはそれ以上の要素間の直接的または間接的なあらゆる接続または結合を意味し、互いに「接続」または「結合」された2つの要素間に1またはそれ以上の中間要素が存在することを含むことができる。要素間の結合または接続は、物理的なものであっても、論理的なものであっても、或いはこれらの組み合わせであってもよい。例えば、「接続」は「アクセス」で読み替えられてもよい。本開示で使用する場合、2つの要素は、1またはそれ以上の電線、ケーブル及びプリント電気接続の少なくとも一つを用いて、並びにいくつかの非限定的かつ非包括的な例として、無線周波数領域、マイクロ波領域及び光(可視及び不可視の両方)領域の波長を有する電磁エネルギーなどを用いて、互いに「接続」または「結合」されると考えることができる。
参照信号は、Reference Signal(RS)と略称することもでき、適用される標準によってパイロット(Pilot)と呼ばれてもよい。
本開示において使用する「に基づいて」という記載は、別段に明記されていない限り、「のみに基づいて」を意味しない。言い換えれば、「に基づいて」という記載は、「のみに基づいて」と「に少なくとも基づいて」の両方を意味する。
本開示において使用する「第1」、「第2」などの呼称を使用した要素へのいかなる参照も、それらの要素の量または順序を全般的に限定しない。これらの呼称は、2つ以上の要素間を区別する便利な方法として本開示において使用され得る。したがって、第1及び第2の要素への参照は、2つの要素のみがそこで採用され得ること、または何らかの形で第1の要素が第2の要素に先行しなければならないことを意味しない。
本開示において、「含む(include)」、「含んでいる(including)」及びそれらの変形が使用されている場合、これらの用語は、用語「備える(comprising)」と同様に、包括的であることが意図される。さらに、本開示において使用されている用語「または(or)」は、排他的論理和ではないことが意図される。
本開示において、例えば、英語でのa, an及びtheのように、翻訳により冠詞が追加された場合、本開示は、これらの冠詞の後に続く名詞が複数形であることを含んでもよい。
本開示において、「AとBが異なる」という用語は、「AとBが互いに異なる」ことを意味してもよい。なお、当該用語は、「AとBがそれぞれCと異なる」ことを意味してもよい。「離れる」、「結合される」などの用語も、「異なる」と同様に解釈されてもよい。
以上、本開示について詳細に説明したが、当業者にとっては、本開示が本開示中に説明した実施形態に限定されるものではないということは明らかである。本開示は、請求の範囲の記載により定まる本開示の趣旨及び範囲を逸脱することなく修正及び変更態様として実施することができる。したがって、本開示の記載は、例示説明を目的とするものであり、本開示に対して何ら制限的な意味を有するものではない。
10 無線通信システム
20 NG-RAN
100 gNB
101 gNB
200 UE
210 送信部
220 受信部
230 制御部
1001 プロセッサ
1002 メモリ
1003 ストレージ
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
1007 バス

Claims (4)

  1. 第1無線基地局及び第2無線基地局に接続するデュアルコネクティビティでの通信を制御する制御部と、
    前記第1無線基地局または前記第2無線基地局のサービングセルであるセカンダリセルグループにおける障害の状態を示す障害情報をネットワークに送信する送信部と
    を備え、
    前記送信部は、端末の位置情報及び障害からの経過時間を含む前記障害情報を送信する端末。
  2. 端末とのデュアルコネクティビティでの通信を制御する制御部と、
    セカンダリセルグループにおける障害の状態を示す障害情報を前記端末から受信する受信部と
    を備え、
    前記受信部は、前記端末の位置情報及び障害からの経過時間を含む前記障害情報を受信する無線基地局。
  3. 端末と無線基地局とを含む無線通信システムであって、
    前記端末は、
    前記無線基地局に接続するデュアルコネクティビティでの通信を制御する制御部と、
    前記無線基地局のサービングセルであるセカンダリセルグループにおける障害の状態を示す障害情報を前記無線基地局に送信する送信部と
    を備え、
    前記無線基地局は、前記障害情報を受信する受信部を備え、
    前記送信部は、前記端末の位置情報及び障害からの経過時間を含む前記障害情報を送信する無線通信システム。
  4. 端末が、第1無線基地局または第2無線基地局のサービングセルであるセカンダリセルグループにおける障害の状態を示す障害情報をネットワークに送信するステップと、
    前記ネットワークが、前記障害情報を受信するステップと
    を含み、
    前記障害情報は、前記端末の位置情報及び障害からの経過時間を含む無線通信方法。
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