JP7455817B2 - 端末、基地局、通信システム及び通信方法 - Google Patents
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Description
図5に示されるランダムアクセス手順の例は、衝突型ランダムアクセス手順であり、2ステップランダムアクセス手順である。2ステップランダムアクセス手順は、短期間でランダムアクセス手順を完了するために検討されている。ステップS41において、ユーザ装置20は、MsgAとしてランダムアクセスプリアンブル及びUE識別子を基地局装置10に送信する。続いて、基地局装置10は、MsgBとしてランダムアクセスレスポンス及び衝突解決を行うための情報をユーザ装置20に送信する(S42)。衝突解決が成功すると、ランダムアクセス手順は成功して完了する。
RA-RNTI=1+s_id+14×t_id+14×80×f_id+14×80×8×ul_carrier_id
RNTI=1+s_id+14×t_id+14×80×f_id+14×80×8×ul_carrier_id+14×80×8×2×RAP_ID
例えば、RAP_IDは、0から64の値を有してもよい。
a)ランダムアクセスプリアンブルインデックス
b)ランダムアクセスチャネルの時間領域及び周波数領域のリソースに対応する識別子
c)UEのID(例えば、C-RNTI)
a)識別子の値が通知されてもよい。複数の識別子が通知され得る場合、識別子のフィールドの長さが合わせて通知されてもよい。
b)ビットマップが通知されてもよい。ビットマップの各ビットと識別子の関係は、例えば、RRC(Radio Resource Control)シグナリング、MAC(Medium Access Control)シグナリング、PHY(Physical layer)シグナリングによって明示的に通知されてもよい。また、ビットマップの各ビットと識別子の関係は、例えば、ランダムアクセスプリアンブルインデックスの識別子を通知する場合、ランダムアクセスプリアンブルインデックスの小さいものから順に、ビットマップのLSB(Least significant bit)からマッピングされてもよい。または、ランダムアクセスプリアンブルインデックスの小さいものから順に、ビットマップのMSB(Most significant bit)からマッピングされてもよい。または、ランダムアクセスプリアンブルインデックスの大きいものから順に、ビットマップのLSBからマッピング、またはビットマップのMSBからマッピングしてもよい。
次に、これまでに説明した処理及び動作を実行する基地局装置10及びユーザ装置20の機能構成例を説明する。基地局装置10及びユーザ装置20は上述した実施例を実施する機能を含む。ただし、基地局装置10及びユーザ装置20はそれぞれ、実施例の中の一部の機能のみを備えることとしてもよい。
図12は、基地局装置10の機能構成の一例を示す図である。図12に示されるように、基地局装置10は、送信部110と、受信部120と、設定部130と、制御部140とを有する。図12に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
図13は、ユーザ装置20の機能構成の一例を示す図である。図13に示されるように、ユーザ装置20は、送信部210と、受信部220と、設定部230と、制御部240とを有する。図13に示される機能構成は一例に過ぎない。本発明の実施の形態に係る動作を実行できるのであれば、機能区分及び機能部の名称はどのようなものでもよい。
上記実施形態の説明に用いたブロック図(図12及び図13)は、機能単位のブロックを示している。これらの機能ブロック(構成部)は、ハードウェア及びソフトウェアの少なくとも一方の任意の組み合わせによって実現される。また、各機能ブロックの実現方法は特に限定されない。すなわち、各機能ブロックは、物理的又は論理的に結合した1つの装置を用いて実現されてもよいし、物理的又は論理的に分離した2つ以上の装置を直接的又は間接的に(例えば、有線、無線などを用いて)接続し、これら複数の装置を用いて実現されてもよい。機能ブロックは、上記1つの装置又は上記複数の装置にソフトウェアを組み合わせて実現されてもよい。
以上、説明したように、本発明の実施の形態によれば、2ステップランダムアクセス手順におけるランダムアクセスプリアンブルを含む第1のメッセージを送信する送信部と、1又は複数の2ステップランダムアクセス手順における衝突解決を行う第2のメッセージを受信する受信部と、前記第2のメッセージに含まれる前記第1のメッセージの識別子に係る情報に基づいて、前記第2のメッセージを受信する処理を制御する制御部とを有するユーザ装置が提供される。
以上、本発明の実施の形態を説明してきたが、開示される発明はそのような実施形態に限定されず、当業者は様々な変形例、修正例、代替例、置換例等を理解するであろう。発明の理解を促すため具体的な数値例を用いて説明がなされたが、特に断りのない限り、それらの数値は単なる一例に過ぎず適切な如何なる値が使用されてもよい。上記の説明における項目の区分けは本発明に本質的ではなく、2以上の項目に記載された事項が必要に応じて組み合わせて使用されてよいし、ある項目に記載された事項が、別の項目に記載された事項に(矛盾しない限り)適用されてよい。機能ブロック図における機能部又は処理部の境界は必ずしも物理的な部品の境界に対応するとは限らない。複数の機能部の動作が物理的には1つの部品で行われてもよいし、あるいは1つの機能部の動作が物理的には複数の部品により行われてもよい。実施の形態で述べた処理手順については、矛盾の無い限り処理の順序を入れ替えてもよい。処理説明の便宜上、基地局装置10及びユーザ装置20は機能的なブロック図を用いて説明されたが、そのような装置はハードウェアで、ソフトウェアで又はそれらの組み合わせで実現されてもよい。本発明の実施の形態に従って基地局装置10が有するプロセッサにより動作するソフトウェア及び本発明の実施の形態に従ってユーザ装置20が有するプロセッサにより動作するソフトウェアはそれぞれ、ランダムアクセスメモリ(RAM)、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ(ROM)、EPROM、EEPROM、レジスタ、ハードディスク(HDD)、リムーバブルディスク、CD-ROM、データベース、サーバその他の適切な如何なる記憶媒体に保存されてもよい。
110 送信部
120 受信部
130 設定部
140 制御部
20 ユーザ装置
210 送信部
220 受信部
230 設定部
240 制御部
1001 プロセッサ
1002 記憶装置
1003 補助記憶装置
1004 通信装置
1005 入力装置
1006 出力装置
Claims (4)
- 2ステップランダムアクセス手順における端末の識別子を含む第1のメッセージを送信する送信部と、
1又は複数の2ステップランダムアクセス手順における第2のメッセージを所定の期間内に受信する受信部と、
前記第1のメッセージに対応する衝突解決に関する情報と、前記端末の識別子と、前記第2のメッセージに前記端末の識別子が含まれるか否かを示す情報と、が含まれる前記第2のメッセージを受信した時点で、前記第2のメッセージの受信を停止する制御部と、
を有する端末。 - 2ステップランダムアクセス手順における端末の識別子を含む第1のメッセージを受信する受信部と、
1又は複数の2ステップランダムアクセス手順における衝突解決を行う第2のメッセージを送信する送信部と、を有し、
前記第2のメッセージは、前記第2のメッセージに前記端末の識別子が含まれるか否かを示す情報を含むことを特徴とする基地局。 - 2ステップランダムアクセス手順における端末の識別子を含む第1のメッセージを基地局に送信する送信部と、
1又は複数の2ステップランダムアクセス手順における第2のメッセージを前記基地局から所定の期間内に受信する受信部と、
前記第1のメッセージに対応する衝突解決に関する情報と、前記端末の識別子と、前記第2のメッセージに前記端末の識別子が含まれるか否かを示す情報と、が含まれる前記第2のメッセージを受信した時点で、前記第2のメッセージの受信を停止する制御部と、
を有する端末と、
2ステップランダムアクセス手順における端末の識別子を含む第1のメッセージを受信する受信部と、
前記第2のメッセージを送信する送信部と、
を有する基地局と、
を有する通信システム。 - 2ステップランダムアクセス手順における端末の識別子を含む第1のメッセージを送信するステップと、
1又は複数の2ステップランダムアクセス手順における第2のメッセージを所定の期間内に受信するステップと、
前記第1のメッセージに対応する衝突解決に関する情報と、前記端末の識別子と、前記第2のメッセージに前記端末の識別子が含まれるか否かを示す情報と、が含まれる前記第2のメッセージを受信した時点で、前記第2のメッセージの受信を停止するステップと、
を有する端末が実行する通信方法。
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