JP7254153B2 - 回転式可撓性ガイドを有する共振器機構のための粘質物を備えた耐衝撃保護 - Google Patents

回転式可撓性ガイドを有する共振器機構のための粘質物を備えた耐衝撃保護 Download PDF

Info

Publication number
JP7254153B2
JP7254153B2 JP2021196660A JP2021196660A JP7254153B2 JP 7254153 B2 JP7254153 B2 JP 7254153B2 JP 2021196660 A JP2021196660 A JP 2021196660A JP 2021196660 A JP2021196660 A JP 2021196660A JP 7254153 B2 JP7254153 B2 JP 7254153B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
flexible
resonator
mucilage
anchor block
strips
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2021196660A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022094937A (ja
Inventor
ジェローム・ファーヴル
ドミニク・ルショー
バティスト・イノー
ドメニコ ジャンニ・ディ
パスカル・ウィンクレ
Original Assignee
ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド filed Critical ザ・スウォッチ・グループ・リサーチ・アンド・ディベロップメント・リミテッド
Publication of JP2022094937A publication Critical patent/JP2022094937A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7254153B2 publication Critical patent/JP7254153B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B43/00Protecting clockworks by shields or other means against external influences, e.g. magnetic fields
    • G04B43/002Component shock protection arrangements
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/04Oscillators acting by spring tension
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/04Oscillators acting by spring tension
    • G04B17/045Oscillators acting by spring tension with oscillating blade springs
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/20Compensation of mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/28Compensation of mechanisms for stabilising frequency for the effect of imbalance of the weights, e.g. tourbillon
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B17/00Mechanisms for stabilising frequency
    • G04B17/32Component parts or constructional details, e.g. collet, stud, virole or piton
    • GPHYSICS
    • G04HOROLOGY
    • G04BMECHANICALLY-DRIVEN CLOCKS OR WATCHES; MECHANICAL PARTS OF CLOCKS OR WATCHES IN GENERAL; TIME PIECES USING THE POSITION OF THE SUN, MOON OR STARS
    • G04B31/00Bearings; Point suspensions or counter-point suspensions; Pivot bearings; Single parts therefor
    • G04B31/02Shock-damping bearings

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Micromachines (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)

Description

本発明は計時器用共振器機構に関する。計時器用共振器機構は、構造体と、少なくとも1つの慣性要素が懸架されるアンカブロックと、複数の実質的に長手方向の弾性ストリップを含む仮想枢軸とを含む。各弾性ストリップは、第1の端部がアンカブロックに、第2の端部が慣性要素に固定される。
本発明はまた、少なくとも1つの前述の共振器機構を含む時計ムーブメントに関する。
本発明は、計時器用共振器の分野に関し、より具体的には、振動子を操作するための復元手段として機能する弾性ストリップを含む計時器用共振器の分野に関する。
サスペンションのねじり剛性は、可撓性ガイドを構成する少なくとも1つの渦巻きばねまたは弾性ストリップを含む多くの腕時計用振動子にとって、特に、交差したストリップ共振器にとって、繊細な点である。耐衝撃もまた、このねじり剛性に影響を受ける。実際に、衝撃を受けている間、ストリップが受ける応力は、非常に高い値にまですぐに到達し、それによって落下前に部品が移動可能な距離を減少させる。計時器の緩衝装置には非常に多くの種類がある。しかしながら緩衝装置の主な目的は、共振器軸の脆弱な枢軸を保護することであり、従来の渦巻きばねなどの弾性要素を保護することではない。
ETAマニュファクチュール・オロロジェール・スイス社による特許文献1およびその派生文献によれば、新規の機構構築によって、拘束角が非常に小さいアンクル脱進機を用いた可撓性ガイドによって、共振器の品質係数を最大限にすることができる。同出願の教示は本発明において直接使用可能であり、同出願の共振器を、特定の方向における衝撃に対する感度に関して、さらに改善することができる。したがって、衝撃時にストリップが断裂しないように保護することが問題である。可撓性ガイドを備える共振器に対して今日まで提案されてきた耐衝撃システムは、すべての方向における衝撃からではなく、所定の方向における衝撃からストリップを保護するだけであることが明らかであり、または、振動回転に応じて微妙に移動する仮想枢軸を導入してしまうという欠点を有することが明らかである。これらはできる限り回避すべきである。
ETAマニュファクチュール・オロロジェール・スイス社による特許文献2または特許文献3は、可撓性サスペンションによって、アンカブロックを有する構造体を含む、計時器用共振器機構を記載する。アンカブロックからは慣性要素が懸架される。慣性要素は、第1の弾性ストリップを含む仮想枢軸によって付与される復元力を受け、第1の回転自由度RZで揺動する。第1の弾性ストリップはそれぞれ、慣性要素およびアンカブロックに固定される。可撓性サスペンションは、揺動を阻害しないように慣性要素のみが可動である第1の回転自由度RZを除くすべての自由度において、アンカブロックの所定の可動性が可能となるように配置される。第1の回転自由度RZにおけるサスペンションの剛性は、この同じ第1の回転自由度RZにおける仮想枢軸の剛性よりも、顕著に高い。
ETAマニュファクチュール・オロロジェール・スイス社による特許文献4または特許文献5は、構造体とアンカブロックとを含む計時器用共振器機構を記載する。アンカブロックからは、少なくとも1つの慣性要素が懸架される。慣性要素は、第1の方向Zに延在する枢軸の周りを第1の回転自由度RZで揺動するように配置される。慣性要素は、複数の実質的に長手方向の弾性ストリップを含む仮想枢軸によって付与される復元力を受ける。各弾性ストリップは、第1端部がアンカブロックに固定され、第2端部が慣性要素に固定される。各弾性ストリップは、基本的に、第1の方向Zに垂直な面XYにおいて変形可能である。
ただし、可撓性サスペンションのひとつまたは複数のストリップは、強い衝撃を受けて破断したり、または軽い衝撃を連続して受けて通常より早く摩耗し、断裂しやすくなったりすることもある。実際に、可撓性サスペンションは仮想枢軸の断裂を回避するが、その代わりに衝撃を受ける。
スイス国特許出願第15442016号 スイス国特許出願第5182018号 欧州特許出願第18168765号 スイス国特許出願第715526号 欧州特許出願第3561607号
本発明は、前述の欠点から可撓性サスペンションを保護するための、ETAマニュファクチュール・オロロジェール・スイスによる、スイス国特許出願第715526号または欧州特許出願第3561607号の共振器機構を改善することを提案する。
そのために、本発明は、構造体と、アンカブロックとを含む計時器用共振器機構に関する。少なくとも1つの慣性要素は、アンカブロックから懸架され、第1の回転自由度RZで、第1の方向Zに延在する枢軸の周りを揺動するように配置される。この慣性要素は、仮想枢軸によって付与される復元力を受ける。仮想枢軸は、複数の実質的に長手方向弾性ストリップを含む。各長手方向弾性ストリップは、第1の端部でアンカブロックに固定され、第2の端部で慣性要素に固定される。各弾性ストリップは、第1の方向Zに垂直な面XYにおいて基本的に変形可能である。アンカブロックは、アンカブロックが可動となるように配置される可撓性サスペンションによって、構造体から懸架される。
本発明は、共振器機構が、少なくとも部分的に、可撓性サスペンションの周りに配置される粘質物を含むという点で注目に値する。粘質物は、少なくとも部分的に、衝撃によるエネルギーを消散するように構成される。
粘質物のおかげで、可撓性サスペンションは強い衝撃を受けたとき、より強力に保護され、特に、可撓性サスペンション、具体的には、ストリップまたはロッドのうちの1つが、通常より早く破断または亀裂することを防ぐ。したがって、二重の保護が得られる。第1の保護は、可撓性サスペンションによる仮想枢軸のストリップの保護であり、第2の保護は、粘質物による可撓性サスペンションの保護である。その結果として、本発明は、破断の危険性に対する共振器機構の保護を改善する。
本発明の具体的な実施形態によれば、可撓性サスペンションは、アンカブロックと第1の中間質量との間に、可撓性ガイドを備える横手方向並進プラットフォームを含む。第1の中間質量は、直接または可撓性プレートによって、第1の方向Zにおいて構造体に固定される。並進プラットフォームは、少なくとも2つの横手方向可撓性ストリップまたはロッドを含む。可撓性ストリップまたはロッドは、好ましくは直線状であり、第2の方向Xに延在し、枢軸と交差する横手方向軸に関して対称である。
本発明の具体的な実施形態によれば、粘質物は、横手方向並進プラットフォームの横手方向可撓性ストリップまたはロッド間に配置される。
本発明の具体的な実施形態によれば、粘質物は、少なくとも部分的に、第1の中間質量の周りに配置される。
本発明の具体的な実施形態によれば、粘質物は、少なくとも部分的に、アンカブロックの周りに配置される。
本発明の具体的な実施形態によれば、粘質物は、少なくとも部分的に、第2の中間質量の周りに配置される。
本発明の具体的な実施形態によれば、粘質物は、紫外線放射に感受性のある接着剤を備える。
本発明の具体的な実施形態によれば、粘質物はゴムを備える。
本発明の具体的な実施形態によれば、粘質物はシリコンを備える。
本発明の具体的な実施形態によれば、可撓性サスペンションは、アンカブロックと第2の中間質量との間に、可撓性ガイドを備える長手方向並進プラットフォームを含む。並進プラットフォームは、少なくとも2つの長手方向可撓性ストリップまたはロッドを含む。可撓性ストリップまたはロッドは、好ましくは直線状であり、第3の方向Yに延在し、枢軸と交差する長手方向軸に関して対称である。可撓性サスペンションはまた、第2の中間質量と第1の中間質量との間に、横手方向並進プラットフォームを含む。
本発明の具体的な実施形態によれば、粘質物は、少なくとも部分的に、長手方向並進プラットフォームの長手方向可撓性ストリップまたはロッド間に配置される。
本発明の具体的な実施形態によれば、粘質物は、少なくとも部分的に、第2の中間質量の周りに配置される。
本発明の具体的な実施形態によれば、可撓性サスペンションは一体型である。
本発明の具体的な実施形態によれば、可撓性サスペンションはシリコンからなる。
本発明の具体的な実施形態によれば、アンカブロックは、サスペンションの5つの可撓性自由度に従って可動である。5つの可撓性自由度は、第1の方向Zの第1の並進自由度と、第1の方向Zに直交する第2の方向Xに沿った第2の並進自由度と、第2の方向Xおよび第1の方向Zに直交する第3の方向Yに沿った第3の並進自由度と、第2の方向Xに延在する軸の周りの第2の回転自由度RXと、第3の方向Yに延在する軸の周りの第3の回転自由度RYである。
本発明はまた、本発明による少なくとも1つの共振器機構を含む時計ムーブメントと、および/または計時器用共振器機構を含む少なくとも1つの計時器用振動子機構と、脱進機機構とを含む。少なくとも1つの共振器機構と、少なくとも1つの計時器用振動子機構と、脱進機機構とは、互いに協働するように配置される。
本発明の他の特徴および有利点は、添付図を参照して以下の詳細な説明を読むことによって明らかになるであろう。
アンカブロックから仮想枢軸によって懸架される慣性質量を含み、弾性ストリップを備える共振器機構の概略斜視図を示す。 図1の共振器機構に含まれる慣性質量の様々な自由度を備える機構の概略斜視図を示す。投射された交差した2つの弾性ストリップを備える可撓性ガイドならびに2つの並進プラットフォームが可視となるようにテンプを取り除いている。 図2と同様に、腕時計の固定構造体に接続するための要素を除去した同じ機構を示す。 図3と同様に、同じ機構を上から見た概略図を示す。
本発明は、計時器用共振器機構に関する。本機構は、参照により本明細書に援用するETAマニュファクチュール・オロロジェール・スイスによるスイス国特許出願第5182018号または欧州特許出願第18168765号に記載の共振器の変形を構成する。当業者は、これらの明細書の特徴を本発明に固有の特徴と組み合わせられるであろう。図1から4に示すように、本計時器用共振器機構100は、構造体1と、アンカブロック30とを含む。少なくとも1つの慣性要素2は、アンカブロック30から懸架され、第1の回転自由度RZで第1の方向Zに延在する枢軸Dの周りを揺動するように配置される。慣性要素2はテンプ20を備える。テンプは骨型であり、各端部が球状部になった直線部分を備える。各球状部は、慣性要素2の慣性を調整するために小型の慣性ブロック29を含んでいてもよい。この慣性要素2は仮想枢軸200によって付与される復元力を受ける。仮想枢軸200は、複数の実質的に長手方向の弾性ストリップ3を含み、各弾性ストリップ3は、第1の端部がアンカブロック30に固定され、第2の端部が慣性要素2に固定される。各弾性ストリップ3は、第1の方向Zに垂直な面XYにおいて基本的に変形可能である。
アンカブロック30は、構造体1から可撓性サスペンション300によって懸架される。可撓性サスペンション300は、サスペンションの5つの可撓性自由度により、アンカブロック30の可動性を確保するように配置される。5つの自由度とは、
-第1の方向Zに沿った第1の並進自由度と、
-第1の方向Zに直交する第2の方向Xに沿った第2の並進自由度と、
-第2の方向Xおよび第1の方向Zに直交する第3の方向Yに沿った第3の並進自由度と、
-第2の方向Xに延在する軸の周りの第2の回転自由度RXと、
-第3の方向Yに延在する軸の周りの第3の回転自由度RYである。
サスペンションのねじり剛性をよりよく管理するために並進プラットフォームのねじり可撓性を用いるという原理である。そのために、プラットフォームXYのストリップは、ねじり可撓性が大きくなる方向が共振器の回転軸となるように配向される。ねじり可撓性はストリップを一緒にまとめることによって管理される。
したがって、可撓性サスペンション300は、アンカブロック30と第1の中間質量303との間に、可撓性ガイドを備える横手方向の並進プラットフォーム32を含む。第一の中間質量303は、直接または可撓性プレート301によって、第1の方向Zにおいて構造体1に固定される。並進プラットフォーム32は、直線状であって第2の方向Xに延在する横手方向ストリップ320または横手方向可撓性ロッドを含む。
具体的な非限定的実施形態において、図に例示されるように、可撓性サスペンション300はまた、アンカブロック30と第2の中間質量305との間に、可撓性ガイドを備える長手方向並進プラットフォーム31を含む。並進プラットフォーム31は、直線状であって第3の方向Yに延在する長手方向ストリップ310または長手方向可撓性ロッドを含む。また、第2の中間質量305と第1の中間質量303との間に、可撓性ガイドを備える横手方向の並進プラットフォーム32は、直線状であって第2の方向Xに延在する横手方向ストリップ320または横手方向可撓性ロッドを含む。
より具体的には、長手方向軸D1は横手方向軸D2と交差する。具体的には、長手方向軸D1、横手方向軸D2および枢軸Dは共同で働く。
より具体的には、長手方向並進プラットフォーム31および横手方向並進プラットフォーム32はそれぞれ、少なくとも2つの可撓性ストリップまたはロッドを含む。各ストリップまたはロッドは、第2の方向Xまたは第3の方向Yにおける厚さと、第1の方向Zにおける高さと、ストリップまたはロッドが延在する方向の長さによって特徴づけられる。厚さは、ストリップまたはロッドが第3の方向Yに延在するとき、第2の方向Xにおける厚さによって特徴づけられ、ストリップまたはロッドが第2の方向Xに延在するときは、第3の方向Yにおける厚さによって特徴づけられる。長さは、たとえば少なくとも高さの5倍大きい。高さは、少なくとも厚さと同じであり、より具体的には、少なくとも厚さの5倍大きく、より具体的には、少なくとも厚さの7倍大きい。
より具体的には、横手方向並進プラットフォーム32は、互いに平行であって同一の長さである、少なくとも2つの横手方向可撓性ストリップまたはロッドを含む。図1から4は、4つの平行な横手方向ストリップを有する非限定的な変形を例示する。より具体的には、各ストリップは、2つの重なったレベルに配置される2つの半分のストリップからなり、第1の方向Zにおいて互いに連続して延在する。これらの半分のストリップは、互いに完全に自由であってもよく、または接着剤などによって、またはシリコンの実施形態の場合は、二酸化ケイ素(SiO)の成長などによって、一緒に固定されてもよい。もちろん、長手方向並進プラットフォーム31を任意に用いる場合は、同一の構築原則に従ってもよい。これらのストリップまたはロッドの数、配置、および断面は本発明から逸脱せずに変形可能である。
サスペンションのねじり剛性をよりよく管理するために並進プラットフォームのねじり可撓性を用いるという原理である。そのために、プラットフォームXYのストリップは、ねじり可撓性が大きくなる方向が、共振器の回転軸となるように配向される。ねじり可撓性はストリップを一緒にまとめることによって管理される。
したがって、可撓性サスペンション300は、アンカブロック30と第1の中間質量303との間に、可撓性ガイドを備える横手方向の並進プラットフォーム32を含む。第一の中間質量303は、直接または可撓性プレート301によって、第1の方向Zにおいて構造体1に固定される。並進プラットフォーム32は、直線状であって第2の方向Xに延在する横手方向ストリップ320または横手方向可撓性ロッドを含む。
具体的な非限定的実施形態において、図に例示されるように、可撓性サスペンション300はまた、アンカブロック30と第2の中間質量305との間に、可撓性ガイドを備える長手方向並進プラットフォーム31を含む。並進プラットフォーム31は、直線状であって第3の方向Yに延在する長手方向ストリップ310または長手方向可撓性ロッドを含む。また、第2の中間質量305と第1の中間質量303との間に、可撓性ガイドを備える横手方向の並進プラットフォーム32は、直線状であって第2の方向Xに延在する横手方向ストリップ320または横手方向可撓性ロッドを含む。
より具体的には、長手方向軸D1は横手方向軸D2と交差する。具体的には、長手方向軸D1、横手方向軸D2および枢軸Dは共同で働く。
より具体的には、長手方向並進プラットフォーム31および横手方向並進プラットフォーム32はそれぞれ、少なくとも2つの可撓性ストリップまたはロッドを含む。各ストリップまたはロッドは、第2の方向Xまたは第3の方向Yにおける厚さと、第1の方向Zにおける高さと、ストリップまたはロッドが延在する方向の長さによって特徴づけられる。厚さは、ストリップまたはロッドが第3の方向Yに延在するとき、第2の方向Xにおける厚さによって特徴づけられ、ストリップまたはロッドが第2の方向Xに延在するときは、第3の方向Yにおける厚さによって特徴づけられる。長さは、たとえば少なくとも高さの5倍大きい。高さは、少なくとも厚さと同じであり、より具体的には、少なくとも厚さの5倍大きく、より具体的には、少なくとも厚さの7倍大きい。
より具体的には、横手方向並進プラットフォーム32は、互いに平行であって同一の長さである、少なくとも2つの横手方向可撓性ストリップまたはロッドを含む。図1から4は、4つの平行な横手方向ストリップを有する非限定的な変形を例示する。より具体的には、各ストリップは、2つの重なったレベルに配置される2つの半分のストリップからなり、第1の方向Zにおいて互いに連続して延在する。これらの半分のストリップは、互いに完全に自由であってもよく、または接着剤などによって、またはシリコンの実施形態の場合は、二酸化ケイ素(SiO)の成長などによって、一緒に固定されてもよい。もちろん、長手方向並進プラットフォーム31を任意に用いる場合は、同一の構築原則に従ってもよい。これらのストリップまたはロッドの数、配置、および断面は本発明から逸脱せずに変形可能である。より具体的には、横手方向並進プラットフォーム32の横手方向ストリップまたはロッドは、横手方向軸D2と平行であって枢軸Dを貫通する、第1の対称面を有する。
より具体的には、横手方向並進プラットフォーム32の横手方向ストリップまたはロッドは、横手方向軸D2と平行であって枢軸Dと直交する、第2の対称面を有する。
より具体的には、横手方向並進プラットフォーム32の横手方向ストリップまたはロッドは、横手方向軸D2に垂直であって枢軸Dと平行である、第3の対称面を有する。
より具体的には、横手方向並進プラットフォーム32の横手方向ストリップまたはロッドは、少なくとも2つの互いに平行なレベルを超えて延在する。各レベルは枢軸Dに垂直である。
より具体的には、横手方向並進プラットフォーム32の横手方向ストリップまたはロッドの配置は、各レベルで同一である。
より具体的には、横手方向ストリップまたは直線状の可撓性ロッド320、1320は平らなストリップであり、その高さは、厚さの少なくとも5倍大きい。
より具体的には、1から11までの横手方向ストリップまたは直線状の可撓性ロッド320は正方形または円形断面のロッドであり、その高さは厚さと等しい。
より具体的には、長手方向並進プラットフォーム31は、互いに平行であって同一の長さである、少なくとも2つの長手方向可撓性ストリップまたはロッドを含む。
より具体的には、長手方向並進プラットフォーム31の長手方向ストリップまたはロッドは、長手方向軸D1と平行であって枢軸Dを貫通する、第1の対称面を有する。
より具体的には、長手方向並進プラットフォーム31の長手方向ストリップまたはロッドは、長手方向軸D1と平行であって枢軸Dと直交する、第2の対称面を有する。
より具体的には、長手方向並進プラットフォーム31の長手方向ストリップまたはロッドは、長手方向軸D1に垂直であって枢軸Dと平行である、第3の対称面を有する。
より具体的には、長手方向並進プラットフォーム31の横手方向ストリップまたはロッドは、少なくとも2つの互いに平行なレベルを超えて延在する。各レベルは枢軸Dに垂直である。
より具体的には、長手方向並進プラットフォーム31の横手方向ストリップまたはロッドの配置は、各レベルで同一である。
より具体的には、長手方向ストリップまたは直線状の可撓性ロッド310は平らなストリップであり、その高さは、厚さの少なくとも5倍大きい。
一変形では、図示しないが、長手方向ストリップまたは直線状の可撓性ロッド310は正方形または円形断面のロッドであり、その高さは厚さと等しい。
本発明によれば、可撓性サスペンション300は粘質物10を含む。粘質物10は、可撓性サスペンション300のひとつまたは複数の部分上に配置可能である。図2および3に示すように、粘質物10は好ましくは、横手方向並進プラットフォーム32の横手方向可撓性ストリップまたはロッド320間に配置される。粘質物10によって、具体的には横手方向ストリップまたはロッド320の破断または亀裂を防ぐために、衝撃によるエネルギーを吸収することができる。粘質物10はまた、可撓性サスペンションのその他の部分の保護として機能する。
粘質物10はまた、長手方向並進プラットフォーム31の可撓性ストリップまたはロッド310間に配置される。
好ましくは、粘質物10は、少なくとも部分的に、可撓性ストリップまたはロッド間の空間を埋める。したがって、粘質物10は、可撓性ストリップまたはロッドが横方向に離間される空間において、互いを接続する物質の連続体を形成する。
代替的実施形態では、粘質物10は、少なくとも部分的に、第1の中間質量303の周りに配置される。粘質物はまた、好ましくは、少なくとも部分的に、第2の中間質量305の周りに配置される。粘質物10はたとえば、少なくとも部分的に、アンカブロック30の周りに配置される。
別の変形の実施形態では、粘質物は、横手方向並進プラットフォーム32の横手方向可撓性ストリップまたはロッド320間、長手方向並進プラットフォーム31の可撓性ストリップまたはロッド310間、少なくとも部分的に、第1の中間質量303の周り、少なくとも部分的に、第2の中間質量305の周り、少なくとも部分的に、アンカブロック30の周りに配置される。
共振器機構の第1の実施形態では、粘質物10は、好ましくは実質的に全体としてシリコンを備える。シリコンは、効率よく衝撃のエネルギーを吸収する。
共振器機構の第2の実施形態によれば、粘質物10は、紫外線放射に感受性のある接着剤を備える。当初は粘着性があるこれらの粘着性物質は、紫外線放射の効果で硬化する。本発明による使用法では、接着剤は、紫外線放射を受けないと、粘性形状を保つ。
粘質物10の第3の実施形態はゴムを備える。
前述していないその他の実施形態において、粘質物10にその他の物質を用いることももちろん可能である。
粘質物とは、流動を避けるほど十分強い物質であるが、容易に変形する物質を意味する。したがって、粘質物は、可撓性サスペンション300の壁に接着し、その場所に留まる。可撓性サスペンション300が動くとき、具体的には特に衝撃時において動きが大きいとき、粘質物は変形し、エネルギーを消散する抵抗を提供する。
具体的には、共振器機構100は軸方向の停止手段を含む。軸方向の停止手段は、慣性要素2が、少なくとも第1の方向Zに並進して移動することを制限するための、少なくとも第1の軸方向停止部7と、第2の軸方向停止部8とを含む。軸方向の停止手段は、少なくとも第1の方向Zにおいて、軸方向の衝撃に対して長手方向ストリップ3を保護するために、慣性要素2を支持して協働するように配置される。第2の対称面は、第1の軸方向停止部7と第2の軸方向停止部8から実質的に等距離にある。
特定の変形では、共振器機構100はプレート301を含む。プレート301は、枢軸Dに垂直な面に延在する少なくとも1つの可撓性ストリップ302を含み、構造体1および第1の中間質量303に固定され、第1の方向Zにおいて第1の中間質量303の可動性を確保するように配置される。より具体的には、プレート301は、同一平面上の少なくとも2つの可撓性ストリップ302を含む。ただし、並進プラットフォームXYのストリップの高さが、可撓性ストリップ3の高さより低い場合には、具体的には可撓性ストリップ3の高さの三分の一未満である場合には、このようなプレート301は任意である。
特定の変形では、可撓性サスペンション300は一体型であり、好ましくはシリコンからなる。
有利な実施形態では、共振器機構100は一体型のアセンブリを含む。一体型のアセンブリは、少なくともアンカブロック30と、少なくとも1つの慣性要素2の底部と、可撓性枢軸200と、可撓性サスペンション300と、第1の中間質量303と、横手方向並進プラットフォーム32と、少なくとも1つの脆弱な要素319とを含む。脆弱な要素319は、一体型のアセンブリの構成部品を組み立て中に、構造体1に固定するように配置される。脆弱な要素319が壊れると、すべての可動構成部品が一体型のアセンブリから解放される。
より具体的には、一体型のアセンブリはさらに、少なくとも第2の中間質量305と、長手方向並進プラットフォーム31とを含む。
前述したような製造技術を用いることによって、シリコンウエハの高さが異なる2つのストリップを得ることができる。それによって、並進のために可撓性を高めることをせずに、プラットフォームのねじり可撓性が促進される。したがって、共振器機構100は有利には、少なくとも2つの、重なった基本的な一体型のアセンブリを含んでいてもよい。各アセンブリは、アンカブロック30のレベル、および/または少なくとも1つの慣性要素2の底部のレベル、および/または可撓性枢軸200のレベル、および/または可撓性サスペンション300のレベル、および/または第1の中間質量303のレベル、および/または横手方向並進プラットフォーム32のレベル、および/または脆弱な要素319のレベルを含む。各基本的な一体型のアセンブリは、接着などによって、機械式アセンブリによって、シリコンの実施形態の場合は二酸化ケイ素(SiO)の成長などによって、少なくとも1つのその他の基本的な一体型のアセンブリと組み立てられてもよい。
より具体的には、このような基本的な一体型のアセンブリはさらに、第2の中間質量305の少なくとも1つのレベル、および/または長手方向並進プラットフォーム31の少なくとも1つのレベルを含む。
本発明はまた、前述の計時器用共振器機構100と、脱進機機構とを含む計時器用振動子機構に関する。計時器用共振器機構100と脱進機機構は互いに協働する。
本発明はまた、少なくとも1つの前述の振動子機構および/または少なくとも1つの共振器機構100を含む時計ムーブメントに関する。
1 構造体
2 慣性要素
3 弾性ストリップ
7 第1の軸方向停止部
8 第2の軸方向停止部
10 粘質物
20 テンプ
29 慣性ブロック
30 アンカブロック
31 長手方向並進プラットフォーム
32 横手方向並進プラットフォーム
100 共振器機構
200 仮想枢軸、可撓性枢軸
300 可撓性サスペンション
301 可撓性プレート
302 可撓性ストリップ
303 第1の中間質量
305 第2の中間質量
310 長手方向ストリップ
319 脆弱な要素
320 横手方向ストリップ
1320 直線状の可撓性ロッド
D 枢軸
D1 長手方向軸
D2 横手方向軸
RX 第2の回転自由度
RY 第3の回転自由度
RZ 第1の回転自由度
X 第2の方向
Y 第3の方向
Z 第1の方向

Claims (13)

  1. 構造体(1)と、アンカブロック(30)とを含む計時器用共振器機構(100)であって、少なくとも1つの慣性要素(2)は前記アンカブロック(30)から懸架され、第1の回転自由度RZで、第1の方向Zに延在する枢軸(D)の周りを揺動するように配置され、前記慣性要素(2)は可撓性枢軸(200)によって付与される復元力を受け、前記可撓性枢軸(200)は複数の性ストリップ(3)を含み、各前記弾性ストリップ(3)は、第1の端部で前記アンカブロック(30)に固定され、第2の端部で前記慣性要素(2)に固定され、各前記弾性ストリップ(3)は、前記第1の方向Zに垂直な面XYにおいて、基本的に変形可能であり、前記アンカブロック(30)は、前記構造体(1)から、前記アンカブロック(30)が可動となるように配置される可撓性サスペンション(300)によって懸架され、前記アンカブロック(30)は、少なくとも部分的に、前記可撓性サスペンション(300)の周りに配置される粘質物(10)を含み、前記粘質物(10)は、少なくとも部分的に、衝撃によるエネルギーを消散するように構成され、
    前記可撓性サスペンション(300)は、前記アンカブロック(30)と第1の中間質量(303)との間に、可撓性ガイドを備える横手方向並進プラットフォーム(32)を含み、前記第1の中間質量(303)は、前記第1の方向Zにおいて、前記構造体(1)に直接固定されるか、または可撓性プレート(301)によって固定され、前記並進プラットフォーム(32)は、少なくとも2つの横手方向可撓性ストリップまたはロッド(320)を含み、前記横手方向可撓性ストリップまたはロッド(320)は直線状であり、第2の方向Xに延在し、前記枢軸(D)と交差する横手方向軸(D2)に関して対称であり、
    前記粘質物(10)は、前記横手方向並進プラットフォーム(32)の前記横手方向可撓性ストリップまたはロッド間に配置され
    ことを特徴とする、計時器用共振器機構(100)。
  2. 請求項に記載の共振器機構(100)であって、前記粘質物(10)は、少なくとも部分的に、前記第1の中間質量(303)の周りに配置されることを特徴とする、共振器機構(100)。
  3. 請求項1または2に記載の共振器機構(100)であって、前記粘質物(10)は、少なくとも部分的に、前記アンカブロック(30)の周りに配置されることを特徴とする、共振器機構(100)。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の共振器機構(100)であって、前記粘質物(10)はシリコンを備えることを特徴とする、共振器機構(100)。
  5. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の共振器機構(100)であって、前記粘質物(10)は、紫外線放射に感受性のある接着剤を備えることを特徴とする、共振器機構(100)。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の共振器機構(100)であって、前記粘質物(10)は、ゴムを備えることを特徴とする、共振器機構(100)。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の共振器機構(100)であって、前記可撓性サスペンション(300)は、前記アンカブロック(30)と第2の中間質量(305)との間に、可撓性ガイドを備える長手方向並進プラットフォーム(31)を含み、前記並進プラットフォーム(31)は、少なくとも2つの長手方向可撓性ストリップまたはロッド(310)を含み、前記長手方向可撓性ストリップまたはロッド(310)は線状であり、3の方向Yに延在し、前記枢軸(D)と交差する長手方向軸(D1)に関して対称であり、前記可撓性サスペンション(300)はまた、前記第2の中間質量(305)と前記第1の中間質量(303)との間に前記横手方向並進プラットフォーム(32)を含むことを特徴とする、共振器機構(100)。
  8. 請求項に記載の共振器機構(100)であって、前記粘質物(10)は、少なくとも部分的に、前記長手方向並進プラットフォーム(31)の前記長手方向可撓性ストリップまたはロッド(310)間に配置されることを特徴とする、共振器機構(100)。
  9. 請求項に記載の共振器機構(100)であって、前記粘質物(10)は、少なくとも部分的に、前記第2の中間質量(305)の周りに配置されることを特徴とする、共振器機構(100)。
  10. 請求項1から請求項のいずれか一項に記載の共振器機構(100)であって、前記可撓性サスペンション(300)は一体型であることを特徴とする、共振器機構(100)。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一項に記載の共振器機構(100)であって、前記可撓性サスペンション(300)はシリコンからなることを特徴とする、共振器機構(100)。
  12. 請求項1から請求項11のいずれか一項に記載の共振器機構(100)であって、前記アンカブロック(30)は、前記サスペンションの5つの可撓性自由度に従って可動であり、前記5つの可撓性自由度は、前記第1の方向Zの第1の並進自由度と、前記第1の方向Zに直交する第2の方向Xに沿った第2の並進自由度と、前記第2の方向Xおよび前記第1の方向Zに直交する第3の方向Yに沿った第3の並進自由度と、前記第2の方向Xに延在する軸の周りの第2の回転自由度RXと、前記第3の方向Yに延在する軸の周りの第3の回転自由度RYであることを特徴とする、共振器機構(100)。
  13. 時計ムーブメントであって、請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の少なくとも1つの共振器機構(100)と、および/または請求項1から請求項12のいずれか一項に記載の計時器用共振器機構(100)を含む少なくとも1つの計時器用振動子機構と、脱進機機構とを含み、前記少なくとも1つの共振器機構(100)と、前記少なくとも1つの計時器用振動子機構と、前記脱進機機構とが互いに協働するように配置される、時計ムーブメント。
JP2021196660A 2020-09-18 2021-12-03 回転式可撓性ガイドを有する共振器機構のための粘質物を備えた耐衝撃保護 Active JP7254153B2 (ja)

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
EP20196863.3A EP3971655A1 (fr) 2020-09-18 2020-09-18 Protection antichoc a butee d'un mecanisme resonateur a guidage flexible rotatif
EP20214330.1A EP3971656A1 (fr) 2020-09-18 2020-12-15 Protection antichoc munie d'un élément visqueux pour un mécanisme résonateur à guidage flexible rotatif
EP20214330.1 2020-12-15

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022094937A JP2022094937A (ja) 2022-06-27
JP7254153B2 true JP7254153B2 (ja) 2023-04-07

Family

ID=72561633

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021149150A Active JP7397835B2 (ja) 2020-09-18 2021-09-14 回転式の可撓性ガイドを備えた共振器機構の停止による耐衝撃保護
JP2021196660A Active JP7254153B2 (ja) 2020-09-18 2021-12-03 回転式可撓性ガイドを有する共振器機構のための粘質物を備えた耐衝撃保護

Family Applications Before (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021149150A Active JP7397835B2 (ja) 2020-09-18 2021-09-14 回転式の可撓性ガイドを備えた共振器機構の停止による耐衝撃保護

Country Status (5)

Country Link
US (2) US20220091562A1 (ja)
EP (2) EP3971655A1 (ja)
JP (2) JP7397835B2 (ja)
KR (1) KR20220037988A (ja)
CN (2) CN114200811B (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018036261A (ja) 2016-08-30 2018-03-08 モントレー ブレゲ・エス アー マルチブレード緩衝装置
JP2019191159A (ja) 2018-04-23 2019-10-31 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 可撓性回転ベアリングを用いた振動子機構のための耐衝撃保護
US20200319597A1 (en) 2019-04-04 2020-10-08 Csem Centre Suisse D'electronique Et De Microtechnique Sa - Recherche Et Developpement Antishock device and timepiece mechanical oscillator with flexible guidance having such an antishock device

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003255057A (ja) * 2002-03-06 2003-09-10 Seiko Epson Corp 電子制御式機械時計、電子制御式機械時計の制御方法、電子制御式機械時計の制御プログラムおよび該プログラムが記録された記録媒体
DE602005025585D1 (de) * 2005-02-23 2011-02-10 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Stoßdämpfende Uhrenlagerung
US9651920B2 (en) * 2013-12-23 2017-05-16 Nivarox-Far S.A. Magnetic and/or electrostatic resonator
WO2016124436A1 (fr) * 2015-02-03 2016-08-11 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse Resonateur isochrone d'horlogerie
EP3206091B1 (fr) * 2015-02-03 2019-01-23 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Résonateur isochrone d'horlogerie
EP3128379B1 (fr) * 2015-08-04 2019-10-02 The Swatch Group Research and Development Ltd. Echappement avec roue d'echappement avec rampes de champ et dispositif anti-retour
JP6618306B2 (ja) * 2015-09-16 2019-12-11 セイコーインスツル株式会社 アンクル、調速脱進機、トゥールビヨン、ムーブメント及び時計
CH711571B1 (fr) * 2015-09-28 2019-10-31 Nivarox Sa Oscillateur à détente tournante.
CN206023535U (zh) * 2016-08-16 2017-03-15 歌尔股份有限公司 谐振马达以及移动终端
EP3324246B1 (fr) * 2016-11-16 2019-11-06 The Swatch Group Research and Development Ltd Protection d'un mecanisme resonateur a lames contre les chocs axiaux
CH713150A2 (fr) * 2016-11-23 2018-05-31 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Mécanisme régulateur à résonateur rotatif à guidage flexible entretenu par un échappement libre à ancre.
EP3602206B1 (fr) * 2017-03-28 2020-12-30 The Swatch Group Research and Development Ltd Pièce d'horlogerie mécanique comprenant un mouvement dont la marche est améliorée par un dispositif de correction
EP3425458A1 (fr) * 2017-07-07 2019-01-09 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Pièce sécable d'oscillateur d'horlogerie
CH714031A2 (fr) * 2017-07-28 2019-01-31 Swatch Group Res & Dev Ltd Oscillateur d'horlogerie à guidages flexibles à grande course angulaire.
CH714093A2 (fr) * 2017-08-29 2019-03-15 Swatch Group Res & Dev Ltd Pivot isochrone pour résonateur d'horlogerie.
CH714361A2 (fr) * 2017-11-22 2019-05-31 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Résonateur rotatif à guidage flexible entretenu par un échappement libre à ancre.
EP3561607B1 (fr) 2018-04-23 2022-03-16 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Protection antichoc d'un mécanisme résonateur à guidage flexible rotatif
EP3561603B1 (fr) * 2018-04-25 2021-01-06 The Swatch Group Research and Development Ltd Mecanisme regulateur d'horlogerie a resonateurs articules
EP3561606B1 (fr) * 2018-04-27 2022-01-26 The Swatch Group Research and Development Ltd Protection antichoc d'un résonateur à lames a pivot rcc
CH715526A2 (fr) 2018-11-08 2020-05-15 Eta Sa Mft Horlogere Suisse Protection antichoc d'un mécanisme résonateur à guidage flexible rotatif.
US11409245B2 (en) * 2018-11-08 2022-08-09 Eta Sa Manufacture Horlogere Suisse Anti shock protection for a resonator mechanism with a rotary flexure bearing
EP3667432B1 (fr) * 2018-12-13 2022-05-11 ETA SA Manufacture Horlogère Suisse Résonateur d'horlogerie comportant au moins un guidage flexible
CH717182B1 (fr) * 2019-01-23 2023-11-15 Patek Philippe Sa Geneve Mouvement de pièce d'horlogerie comprenant un oscillateur mécanique et un dispositif d'arrêt dudit oscillateur.

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018036261A (ja) 2016-08-30 2018-03-08 モントレー ブレゲ・エス アー マルチブレード緩衝装置
JP2019191159A (ja) 2018-04-23 2019-10-31 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 可撓性回転ベアリングを用いた振動子機構のための耐衝撃保護
JP2020076770A (ja) 2018-04-23 2020-05-21 ウーテーアー・エス・アー・マニファクチュール・オロロジェール・スイス 回転式の撓み支持体を備えた共振機構のための衝撃に対する保護
US20200319597A1 (en) 2019-04-04 2020-10-08 Csem Centre Suisse D'electronique Et De Microtechnique Sa - Recherche Et Developpement Antishock device and timepiece mechanical oscillator with flexible guidance having such an antishock device

Also Published As

Publication number Publication date
JP7397835B2 (ja) 2023-12-13
CN114637178A (zh) 2022-06-17
JP2022094937A (ja) 2022-06-27
CN114200811B (zh) 2024-02-02
US20220091562A1 (en) 2022-03-24
EP3971655A1 (fr) 2022-03-23
JP2022051539A (ja) 2022-03-31
CN114200811A (zh) 2022-03-18
EP3971656A1 (fr) 2022-03-23
US20220187769A1 (en) 2022-06-16
KR20220037988A (ko) 2022-03-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6828117B2 (ja) 回転式の撓み支持体を備えた共振機構のための衝撃に対する保護
US11409245B2 (en) Anti shock protection for a resonator mechanism with a rotary flexure bearing
CN111158230B (zh) 用于具有旋转柔性轴承的谐振器机构的抗震保护
US10216149B2 (en) Protection for the strips of a mechanical watch resonator
JP5551312B2 (ja) 弾性ピボット及びエネルギ伝達のための可動要素を有する発振機構
RU2605502C1 (ru) Способ создания гибкого мультистабильного элемента
CN110780572B (zh) 机械钟表振荡器以及包括其的钟表机芯和手表
JP6434597B2 (ja) 軸方向の衝撃に対するブレード式共振機構の保護
JP6405426B2 (ja) マルチブレード緩衝装置
JP7254153B2 (ja) 回転式可撓性ガイドを有する共振器機構のための粘質物を備えた耐衝撃保護
CN111771169B (zh) 机械表振荡器
US11454934B2 (en) Shock protection for a strip resonator with RCC pivots
US20230176522A1 (en) Shock protection of a resonator mechanism with rotary flexure bearing
CN116495692A (zh) 微机电装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211203

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20221021

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20221108

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20230208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230314

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230328

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7254153

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150