JP2018036261A - マルチブレード緩衝装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】漸進的に衝撃を吸収する緩衝システムを提供する。
【解決手段】計時器の車セットのスタッフ2のための緩衝デバイス1に関し、緩衝デバイス1は、支持体101上に配置されており、支持体101には、車セットのスタッフ2のピボットシャンクと連係するピボット要素103を挿入するための少なくとも部分的に貫通している溝102が設けられており、緩衝デバイス1は、さらに、第1のブレード112と第2のブレード112を少なくとも有するばね手段110を有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、計時器の車セットのスタッフのための緩衝デバイスに関し、当該緩衝デバイスは、支持体上に配置されており、前記支持体には、前記車セットの前記スタッフのピボットシャンクと連係するピボット要素を挿入するための少なくとも部分的に貫通している溝が設けられており、当該緩衝デバイスは、さらに、第1のブレードと第2のブレードを少なくとも有するばね手段を有している。
車セットのスタッフを保護するために、計時器における衝撃吸収システムないし耐衝撃性システムがある。第1のシステムは、リラタイプのシステム、すなわち、プレートやブリッジに穴が設けられているようなシステムであり、この穴にスタッフのピボットシャンクを通すことができる。この穴は、支持体のための受け要素としてはたらき、この支持体の中央に穴が開けられており、この支持体にセッティングが配置される。このセッティングは、穴のある石及び受け石を担持しており、ユニット全体は、支持点としてはたらくエッジを有する支持体とセッティングとの間に配置されたリラばねによって応力を受けるように配置される。別のシステムとして、「パラシュート」システムがある。この「パラシュート」システムにおいては、バランスのピボットがコーンの形態となり、これらのピボットがばねブレードにマウントされる対応する形状を有する小さな曲がったピンによって適切な位置にピボットを保持するように構成している。
腕時計製造において、耐衝撃性のシステムは、一般的には、機械的なばねによって形成され、実際上のルールに従う伝統的な形態の寸法構成を有する。このルールは、動作時の機械的な安定性と機械的な変形に対する耐性との間の最も良い妥協点として決められるものである。
具体的には、バランスばねの耐衝撃性の要素、すなわち、パラシュート及びリラタイプの要素は、ばねのプレストレスに起因する比較的大きな衝撃性の加速度(重力の200〜500倍)が発生するまで活性化しないような寸法構成を有する。このしきい値を超えると、ばねが変形して、衝撃のエネルギの一部を吸収することができる。しかし、耐衝撃性の要素として用いる金属ブレードの機械的な吸収が貧弱であるために、エネルギーのほとんどがバランスに戻される。したがって、衝撃が比較的軽くても、バランスのピボットが局所的に変形する可能性が高い。この変形は、腕時計のクロノメーター的精度に相当な影響を与え、この変形は、一般的には、無視される。なぜなら、1mの衝撃を受けた後の腕時計のクロノメーター的安定性を認証する規格COSCがあまり厳しくないからである(60秒/日)。
このように、衝撃を受けた後の腕時計のクロノメーター的安定性を改善させる必要性がある。
本発明の目的は、緩衝デバイスを提供することによって従来技術の短所を改善することである。
このために、本発明は、計時器の車セットのスタッフのための緩衝デバイスに関し、当該緩衝デバイスは、支持体上に配置されており、前記支持体には、前記車セットの前記スタッフのピボットシャンクと連係するピボット要素を挿入するための少なくとも部分的に貫通している溝が設けられており、当該緩衝デバイスは、さらに、前記支持体から延在しており互いに離れている第1のブレードと第2のブレードを少なくとも有するばね手段を有しており、前記第1のブレードは、前記ピボット要素に接しておりプレストレスが与えられている。
第1の好ましい実施形態において、前記ブレードは、平行に延在している。
第2の好ましい実施形態において、前記ブレードは、同じ方向に延在している。
第3の好ましい実施形態において、前記ブレードどうしが、収束する方向に延在しており、前記ブレードの交点は、前記ピボット要素に対向するように位置している。
第4の好ましい実施形態において、前記ピボット要素は、その溝内において軸方向にて自由なピボット石によって構成しており、このピボット石には、凹部があり、この凹部に前記シャフトの前記ピボットシャンクが挿入される。
第5の好ましい実施形態において、前記ピボット要素は、前記溝内において軸方向に自由なセッティングによって構成しており、前記セッティングに、穴のある石と受け石が入れ込まれる。
第6の好ましい実施形態において、前記ピボット要素と前記第1のブレードは、1つの一体化された部品のみを形成している。
第7の好ましい実施形態において、前記ピボット要素は、前記第1のブレードに設けられた穴に入れ込まれたピボット石である。
別の好ましい実施形態において、前記第1のブレードと前記第2のブレードの剛性は異なり、前記第1のブレードの剛性は、前記第2のブレードの剛性よりも低い。
別の好ましい実施形態において、前記ばね手段は、さらに、前記第2のブレードの剛性よりも剛性が高い第3のブレードを有する。
別の好ましい実施形態において、異なるブレードの間の剛性の相違は、ブレードどうしの間の材料を異なるようにすることによって、及び/又は弾性ブレードの寸法構成又は形状を異なるようにすることによって、達成される。
別の好ましい実施形態において、前記弾性ブレードは、ワッシャーが取り付けられたスタッドによって前記支持体に固定され、このワッシャーは、2つの弾性ブレードの間に配置されてこれらの弾性ブレードどうしを離す。
別の好ましい実施形態において、前記スタッドは、前記支持体に取り付けられる。
別の好ましい実施形態において、前記スタッドは、前記支持体と一体化された部品として形成される。
別の好ましい実施形態において、前記溝は、完全に貫通している溝であり、内側の縁部があり、この内側の縁部から前記弾性ブレードが延在している。
添付の図面に示したもっぱら例(これに限定されない)として与えられる本発明の少なくとも1つの実施形態についての下記の詳細な説明を読むことで、本発明の目的、利点及び特徴を明確に理解できるであろう。
本発明に係る第1のデバイスの実施形態の図を示している。 本発明に係るばね手段の異なる実際的な例の概略図である。 本発明に係るばね手段の異なる実際的な例の概略図である。 本発明に係る第2のデバイスの実施形態及びその変形態様の1つの図を示している。 本発明に係る第2のデバイスの実施形態及びその変形態様の1つの図を示している。 本発明に係る第2のデバイスの実施形態及びその変形態様の1つの図を示している。 異なる実施形態の変形態様を示している。 本発明の変形態様を示している。 本発明の変形態様を示している。 本発明の変形態様を示している。 本発明に係る第1のデバイスの実施形態の図を示している。
本発明の大まかな概念は、漸進的に衝撃を吸収する緩衝システムを提供することである。
図1は、第1の実施形態に係る緩衝デバイス1ないし衝撃対策システムを示している。この緩衝デバイスないし衝撃対策システム1は、計時器用ムーブメントのベース要素101ないし支持体にマウントされる。具体的には、ムーブメントのプレートやブリッジが、本発明に係る衝撃対策システム1が配置されるベース要素である。この緩衝デバイスは、計時器用車セット、すなわち、車列又はバランス又はエスケープ車、のスタッフ2の衝撃を吸収するために用いられる。
このベース要素又は支持体101には、緩衝されるスタッフ2に対向する位置に開口102が設けられている。スタッフ2は、ピボット要素103と連係する。このピボット要素103は、凹部があるピボット石であることができる。これによって、その凹部にシャフトのピボットシャンクが挿入される。このピボット石を、開口内に直接又はセッティングを介して、自由に配置することができる。これによって、衝撃を受けたときにピボット石を少なくとも軸方向に変位させることができる。
緩衝デバイスは、さらに、車セットのスタッフを緩衝させるためにばね手段110のうちの1つを備える。
図2に示したこのばね手段は、好ましいことに、複数の弾性ブレード112を有する。これらのブレードどうしは、重なり合うように構成している。この第1の実施形態において、弾性ブレード112が、スタッド114から延在している。このスタッド114は、プレート又はバランスブリッジに、ねじ込み、接着剤付け、溶接又ははんだ付けによって、固定することができる部分である。したがって、弾性ブレード112は、スタッド114に固定された一端から延在している。ブレード112どうしは、ワッシャー115を介して離れている。これによって、ブレード112どうしが独立に変形することができ、ブレードの間には空間(好ましくは、調整可能である)がある。図9及び10に示すように、このブレード間空間は、一定であることができ、あるいはブレード112の自由端におけるレベルにおいてスタッド114におけるレベルでの空間よりも大きい又は小さいことができる。これらのブレード112どうしは、同じ方向に延在することができ、あるいは異なる方向に延在することができる。図8に示すように、ブレードが異なる方向に延在している場合、これらの異なるブレードの取り付け点どうしは、これらの複数のブレードが収束し、これらの複数のブレードの交点が理想的にはピボット石に対向するように位置するように、間隔を空けられている。
このように、弾性ブレード112とスタッド114によって形成されるアセンブリー110は、弾性ブレードの1つ、特に、ピボット要素に対向する弾性ブレード、にプレストレスが与えられるように構成している。このことから、弾性ブレード112がピボット要素に接しておりピボット要素に圧力を与えることがわかる。いくつかのブレードを備えるこの構成は、非常に消散性が高い材料を用いることによって、漸進的な耐衝撃性の剛性を有することが可能になり、これによって、多くの「衝撃」を受けても(衝撃の)大きな量のエネルギーを消散させることができる。
図1及び2に示した第1の実施形態において、ばね手段110を形成するブレードどうしの寸法構成と材料は、同じである。このアセンブリーの動作は、以下のとおりである。衝撃を受けたときに、バランス(又は他の計時器用車セット)が感じる見かけの剛性は、変形の関数として(したがって、衝撃のエネルギーの関数として)、同じ離散的なステップによって、漸進的に増加する。
ブレード112の1つが十分に変形して次のブレードに当接するときに、剛性が不連続的になる。すなわち、この時点において、衝撃のエネルギー(バランスの運動エネルギー)が衝撃機構(特定の反発係数を有するという特徴がある)によって部分的に消散する。したがって、剛性が不連続的であることによって、衝撃を受けたときのエネルギーの消散を増加させることが可能になる。
図3に示した第2の実施形態において、ブレード112どうしの材料と寸法構成は異なる。実際に、幾何学的構成や材料が異なるブレードを用いることによって、消散の効果及び剛性特性を最適化することができる。
異なる材料を用いることによって、ケイ素、炭化ケイ素、窒化ケイ素又は金属性ガラスのような完全に弾性的な材料(まったく消散性を示さない材料)とともに、非常に消散性の材料(例、特定の銅やアルミニウムの変種)を用いることができる。
この場合、一又は複数の弾性ブレード112によって、衝撃を受けた後に完璧な位置にあることが可能になり、消散性の材料によって作られたブレード112によって、バランスのピボットが与える衝撃エネルギーを減少させることが可能になる。単一のブレードでは、この二重のふるまいを得ることはできない。なぜなら、一般的には、消散性が高い材料は、非常に容易に塑性変形するからである。好ましいことに、ピボット石に直接接するメインブレード112は、以下の限界値の間の範囲の寸法構成を有する必要がある。
長さ: 10mm〜20mm
幅: 0.2mm〜2mm
厚み: 0.05mm〜0.5mm
他のブレード112は、用いる材料、バランスの重量及びムーブメントの他の幾何学的なパラメーターにしたがって、前記限界値の外でも調整することができる。
寸法構成が変わった場合でも、達成される目標、すなわち、衝撃に対する適切な反応を得るためにブレード112の剛性を変えるという目標、は同じである。
好ましくは、第1の弾性ブレード112、すなわち、ピボット要素103に接するブレード112は、十分に遅く可塑化されるように十分に弾性的であるように設計され、他のブレード112は、剛性がより高くされ、これによって、衝撃のエネルギーの消散を改善している。
第2の実施形態において、弾性ブレード112は、ピボット要素103の代わりの役割をするように構成している。このことが弾性ブレード112とピボット要素103が単一のユニットを形成することを意味していることを理解できるであろう。
このために、これらの弾性ブレード112は、第1のブレード、すなわち、ベース要素(プレート又はブリッジ)に最も近いブレードが、ピボット要素103としてはたらくように構成している。このために2つの解決策がある。
図4に示した第1の解決策は、ピボット要素として第1のブレード112を直接用いることを伴う。このことによって、弾性ブレード112が第1の材料によって作られ、スタッフのピボットシャンクがこの第1の材料と接触することを意味することがわかるであろう。弾性ブレード112には、スタッフのピボットシャンクの配置を促進する凹部を形成することができる。
図5に示した第2の解決策では、第1の弾性ブレード112が、ピボット要素103’を支えている。このために、弾性ブレード112には、ピボット要素103’が配置される穴がある。この穴は、貫通穴にすることができ、また、非貫通穴にすることができる。このピボット要素は、好ましくは、ルビータイプの材料のピボット石である。このピボット石は、接着剤付け、溶接、はんだ付け、又は考えられる他の固定方法を用いて、固定される。
この第2の解決策によって、好ましいことに、可能性のあるあらゆる不適合性の問題から保護することができる。実際に、ルビーによって作られた石を用いることによって、ピボットシャンク又はスタッフのレベルにおける振動を制限すること、したがって、効率が良くなること、が確実になる。
図6に示したこの第2の実施形態の変形態様では、ベース要素101、すなわち、プレートやブリッジ、にある開口の内側にて弾性ブレード112が延在している。この場合、開口102には、内側の縁部ないし内壁があり、これから弾性ブレード112が延在している。
この変形態様は、好ましいことに、開口102内にてブレード112を直接搭載することによって一層の小型化を達成している。このことによって、システムの厚みを抑えている。
これらの2つの実施形態の変形態様を図7に示しており、これにおいて、ばね手段110を形成する弾性ブレード112は、サポート要素101と一体化された部品として形成される。このためにいくつかの可能性がある。第1の可能性は、金属性ガラスを用いることを伴う。金属性ガラスは、ガラス転移温度Tgと結晶化温度Txの間の温度に加熱されたときの形成特性によって知られている。
別の解決策は、ばね手段及びベース要素によって形成されるアセンブリーをケイ素からLIGA又はDRIEの方法を用いて作ることを伴う。
なお、本発明のフレームワークから逸脱せずに、本明細書に記載されている本発明の異なる実施形態に、当業者にとって明白な様々な改変及び/又は改善を適用することができることがわかるであろう。
実際に、2つ以上のブレードの間に粘弾性物質ないし粘性流体を加えることによって、吸収を全体的に増加させることを想到することができる。
また、ベース要素の開口102が、この開口102の中に、溝201及び貫通穴202が設けられたブロック支持体200を入れ込むようにはたらき、これによって、この開口102の中にピボット要素103を収容することができる。このピボット要素103は、開口のブロック支持体の溝の基礎に位置する。図11に示すように、単純な石、又は穴のある石205と受け石205を備えたセッティング204であるピボット要素が、ブロック支持体のベース部分に配置される。
1 緩衝デバイス
2 スタッフ
101 支持体
102 溝
103 ピボット要素
103’ ピボット石
110 ばね手段
112 ブレード
114 スタッド
115 ワッシャー
204 セッティング
205 穴のある石
206 受け石

Claims (15)

  1. 計時器の車セットのスタッフ(2)のための緩衝デバイス(1)であって、
    当該緩衝デバイス(1)は、支持体(101)上に配置されており、
    前記支持体には、前記車セットの前記スタッフのピボットシャンクと連係するピボット要素(103)を挿入するための少なくとも部分的に貫通している溝(102)が設けられており、
    当該緩衝デバイス(1)は、さらに、前記支持体から延在しており互いに離れている第1のブレード(112)と第2のブレード(112)を少なくとも有するばね手段(110)を有しており、
    前記第1のブレードは、前記ピボット要素に接しておりプレストレスが与えられている
    ことを特徴とする緩衝デバイス。
  2. 前記ブレードどうしは、平行に延在している
    ことを特徴とする請求項1に記載の緩衝デバイス。
  3. 前記ブレードどうしは、同じ方向に延在している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の緩衝デバイス。
  4. 前記ブレードどうしが、収束する方向に延在しており、
    前記ブレードの交点は、前記ピボット要素に対向するように位置している
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の緩衝デバイス。
  5. 前記ピボット要素(103)は、前記溝内において軸方向にて自由なピボット石によって構成しており、
    前記ピボット石には、凹部があり、
    この凹部に前記シャフトの前記ピボットシャンクが挿入される
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の緩衝デバイス。
  6. 前記ピボット要素は、前記溝内において軸方向に自由なセッティング(204)によって構成しており、
    前記セッティングに、穴のある石(205)と受け石(206)が入れ込まれる
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の緩衝デバイス。
  7. 前記ピボット要素と前記第1のブレードは、1つの一体化された部品のみを形成している
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の緩衝デバイス。
  8. 前記ピボット要素は、前記第1のブレードに設けられた穴に入れ込まれたピボット石(103’)である
    ことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の緩衝デバイス。
  9. 前記第1のブレードと前記第2のブレードの剛性は異なり、
    前記第1のブレードの剛性は、前記第2のブレードの剛性よりも低い
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の緩衝デバイス。
  10. 前記ばね手段は、さらに、前記第2のブレードの剛性よりも剛性が高い第3のブレードを有する
    ことを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の緩衝デバイス。
  11. 異なるブレード(112)の間の剛性の相違は、ブレードどうしの間の材料を異なるようにすることによって、及び/又は弾性ブレードの寸法構成又は形状を異なるようにすることによって、達成される
    ことを特徴とする請求項9又は10に記載の緩衝デバイス。
  12. 前記弾性ブレードは、ワッシャーが取り付けられたスタッド(114)によって前記支持体に固定され、このワッシャーは、2つの弾性ブレードの間に配置されてこれらの弾性ブレードどうしを離す
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の緩衝デバイス。
  13. 前記スタッドは、前記支持体に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項12に記載の緩衝デバイス。
  14. 前記スタッドは、前記支持体と一体化された部品として形成される
    ことを特徴とする請求項12に記載の緩衝デバイス。
  15. 前記溝は、完全に貫通している溝であり、内側の縁部があり、
    この内側の縁部から前記弾性ブレードが延在している
    ことを特徴とする請求項14に記載の緩衝デバイス。
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