JP7253712B2 - 遮光ユニットおよびこれを備えたレンズ鏡筒 - Google Patents

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Description

本開示は、遮光ユニットおよびこれを備えたレンズ鏡筒に関する。
カメラ等の撮像装置には、複数のレンズ群、光が通過する開口の面積を調整する絞り、シャッターユニット等が設けられている。
例えば、特許文献1には、羽根群の反り上がりを低減するために、光通過経路の周囲に環状に配置された複数の羽根と、これら複数の羽根を回動させる駆動リングとを備え、複数の羽根のそれぞれは、駆動リングに設けられたカム溝に係合する係合部を有し、カム溝の少なくとも一部が、駆動リングの径方向外側に向かって傾斜するように設けられた羽根駆動装置が開示されている。
特開2016-102830号公報 特許第6068903号公報
本開示の課題は、可動羽根をスムーズに動作させつつ、可動羽根の反り上がりを抑制することが可能な遮光ユニットおよびこれを備えたレンズ鏡筒を提供することにある。
本開示に係る遮光ユニットは、第1枠体と、第2枠体と、複数の可動羽根と、駆動リングと、支持部と、を備えている。第1枠体は、光を通過させる第1開口を有する。第2枠体は、光を通過させる第2開口を有する。複数の可動羽根は、第1枠体と第2枠体との間に配置されており、第1開口を通過した光が通過する第3開口を形成し、第3開口の大きさを変化させて光の通過量を調整する。駆動リングは、第1枠体と第2枠体との間に配置されており、複数の可動羽根を開閉する際に回転駆動される。支持部は、駆動リング、第1枠体および第2枠体の少なくとも1つに設けられており、複数の可動羽根が第3開口の大きさを小さくする方向に可動した状態において可動羽根の反り上がりを抑制する方向に、可動羽根を支持する。
本開示に係る遮光ユニットによれば、可動羽根をスムーズに動作させつつ、可動羽根の反り上がりを抑制することができる。
本開示の一実施形態に係る絞りユニットを含むレンズ鏡筒の構成を示す断面図。 図1のレンズ鏡筒に含まれる絞りユニットを構成する各部品を示す分解斜視図。 図2の絞りユニットの斜視図。 図3の絞りユニットの絞り羽根を絞った状態(開口径を小さくした状態)を被写体側とは反対側(カバー側)から見た図。 図3の絞りユニットの絞り羽根を絞った状態(開口径を小さくした状態)を被写体側(地板側)から見た図。 図4Aの絞りユニットの絞り羽根を全開状態へ移行させる途中の状態を被写体側とは反対側(カバー側)から見た図。 図4Bの絞りユニットの絞り羽根を全開状態へ移行させる途中の状態を被写体側(地板側)から見た図。 図4Aの絞りユニットの絞り羽根を全開状態へ移行させた状態を被写体側とは反対側(カバー側)から見た図。 図4Bの絞りユニットの絞り羽根を全開状態へ移行させた状態を被写体側(地板側)から見た図。 図3の絞りユニットの絞り羽根を全開状態へ移行させた状態を示す分解斜視図。 図3の絞りユニットを構成する駆動リングの構成を示す斜視図。 図3の絞りユニットを構成する絞り羽根の構成を示す斜視図。 図3の絞りユニットを構成するカバーの構成を示す斜視図。 図10のカバー上に1枚の絞り羽根を配置した状態を示す斜視図。 図11のAA方向から見た斜視図。 図12のB部分の拡大図。 図9のカバー上に1枚の絞り羽根、駆動リング、フォトインタラプタ、ギア、モータを組み込んだ状態を示す斜視図。 図3の絞りユニットの絞り羽根を絞った状態(開口径を小さくした状態)を示す図。 図15Aの絞りユニットの断面図。 図15Bの上半分を拡大した断面図。 本実施形態の絞りユニットの絞り羽根の反り上がり(実線)と従来の絞りユニットの絞り羽根の反り上がり(破線)とを比較する断面図。 図3の絞りユニットの絞り羽根を絞った状態(開口径を小さくした状態)で光軸方向における絞り羽根と固定開口シートとの位置関係を示す断面図。 図17Aの絞りユニットの絞り羽根を開状態へ移行させた状態を示す断面図。 図3の絞りユニットにおいてオイルの浸入を防止するためにカバーに設けられた壁部側の構成を示す斜視図。 図3の絞りユニットを構成する地板に設けられた壁部の構成を示す斜視図。 図3の絞りユニットにおけるオイルの浸入を防止する壁部の互い違い構造および固定開口シートと絞り羽根とカバーの構成を模式的に示す断面図。 本開示の他の実施形態に係る絞りユニットを構成する絞り羽根(第1羽根)の構成を示す図。 本開示の他の実施形態に係る絞りユニットを構成する絞り羽根(第2羽根)の構成を示す図。 図21Aに示す1枚の絞り羽根(第1羽根)を配置した絞りユニットの構成を被写体側から見た図。 図21Aに示す1枚の絞り羽根(第1羽根)を配置した絞りユニットの構成を被写体側とは反対側から見た図。 図21Bに示す1枚の絞り羽根(第2羽根)を配置した絞りユニットの構成を被写体側から見た図。 図21Bに示す1枚の絞り羽根(第2羽根)を配置した絞りユニットの構成を被写体側とは反対側から見た図。 図21Aに示す1枚の絞り羽根(第1羽根)を配置した絞りユニットの構成を被写体側とは反対側から見た透視図。 図21Bに示す1枚の絞り羽根(第2羽根)を配置した絞りユニットの構成を被写体側とは反対側から見た透視図。 図21Aに示す絞り羽根(第1羽根)と図21Bに示す絞り羽根(第2羽根)とを周方向に交互に配置して絞った状態(開口径を小さくした状態)を被写体側とは反対側から見た図。 本開示のさらに他の実施形態に係る絞りユニットに含まれる絞り羽根の構成を示す斜視図。 図26の絞り羽根を絞った状態(開口径を小さくした状態)にした構成と実施形態1の構成とで絞り羽根の反り上がりの抑制効果を比較した断面図。
(本開示の基礎となった知見等)
上記従来の羽根駆動装置では、以下に示すような問題点を有している。
すなわち、上記公報に開示された装置では、一部のカム溝が駆動リングの径方向外側に向かって傾斜して設けられている。このため、羽根が駆動される際に、カム溝内を走行するボスが引っ掛かりやすくなり、羽根の動作不良が発生するおそれがある。
以下、適宜図面を参照しながら、実施の形態を詳細に説明する。ただし、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。
なお、出願人は、当業者が本開示を十分に理解するために添付図面および以下の説明を提供するのであって、これらによって特許請求の範囲に記載の主題を限定することを意図するものではない。
本文中において記載の「被写体側」、「像面側」、「光の入射方向」を、図1および図2に示している。「像面側」と「被写体側とは反対側」とは、同じ側である。
(実施形態1)
本開示の一実施形態に係る絞りユニット(遮光ユニット)20を含むレンズ鏡筒10について、図1~図20を用いて説明すれば以下の通りである。
ここで、本実施形態のレンズ鏡筒10は、絞りユニット(遮光ユニット)20を構成する絞り羽根(可動羽根)23を絞った状態(開口径を小さくした状態)において生じる絞り羽根23の反り上がりを抑制するための構成を備えている。以下で、これらの具体的な構成について説明する。
なお、絞り羽根23の反り上がりの方向とは、開口径を絞る方向へ絞り羽根23を回動させた際に、複数の絞り羽根23の先端側が互いに重なり合って(編み上げられて)膨らむ方向、本実施形態では、図17(a)等に示すように、像面側の方向を意味している。
(1)レンズ鏡筒10の構成
本実施形態に係るレンズ鏡筒10は、カメラ本体(図示せず)に装着される交換可能なレンズ鏡筒であって、図1に示すように、外枠11、内枠12、アクチュエータ13、ガイドポール14、第4レンズ枠15、マウント16、第1レンズL1~第5レンズL5、および絞りユニット20を備えている。Xは、第1レンズL1~第5レンズL5で規定される光軸である。
外枠11は、略円筒状の部材であって、レンズ鏡筒10の外郭を構成するとともに、第1レンズL1~第5レンズL5等の各構成を内包する。
内枠12は、外枠11の内周面側に配置されており、光の入射方向における最上流側において第1レンズL1を、その下流側において第2レンズL2を、その下流側において第3レンズL3を、それぞれ保持している。さらに、内枠12は、第3レンズL3の略側方にアクチュエータ13とガイドポール14を、第3レンズL3の下流側においてガイドポール14に光軸X方向に可動できるよう保持される第4レンズ枠15を、その下流側において絞りユニット20を、その下流側において第5レンズL5を、それぞれ保持している。
アクチュエータ13は、フォーカスのために駆動されるフォーカスモータであって、内枠12に保持されている。そして、アクチュエータ13は、図示しない電気回路から給電されると、ガイドポール14に沿って、第4レンズ(フォーカスレンズ)L4を保持する第4レンズ枠15を、光軸X方向において前後に移動させる。
ガイドポール14は、アクチュエータ13によって駆動される第4レンズ枠15を光軸X方向において前後に誘導する棒状の部材である。そして、ガイドポール14は、内枠12に保持され、光軸X方向に平行に配置されている。
第4レンズ枠15は、レンズ鏡筒10の光学系を構成するレンズ群に含まれ、レンズに入射する光束のピントを調整するため、すなわちフォーカスのために、光軸X方向に移動する、第4レンズL4を保持しており、アクチュエータ13によって駆動される。
あるいは、第4レンズ枠15は、レンズに入射する光束の焦点距離を調整するため、すなわちズームのために、光軸X方向に移動する、第4レンズL4を保持しており、ズーム動作に連動して駆動される。すなわち、第4レンズ枠15は、フォーカスやズームのために、光軸方向に移動可能となっている。
マウント16は、図示しないカメラ本体に対して装着される部分であって、外枠11に保持され、レンズ鏡筒10内の光の入射方向における最下流側に配置されている。
第1レンズL1~第5レンズL5は、図1に示すように、光軸X方向に光を導く光学系であって、光の入射方向において被写体側から像面側へと順に配置されている。
第1レンズL1は、レンズ鏡筒10に含まれるレンズ群の中で最も被写体側に配置されている。
第2レンズL2は、内枠12の内側における第1レンズL1の像面側(被写体側とは反対側)の面に近接する位置に配置されている。
第3レンズL3は、内枠12の内側において第2レンズL2から像面側に所定の距離だけ離間した位置に配置されている。
第4レンズL4は、内枠12の内側に設けられたフォーカスレンズであって、アクチュエータ13によって光軸X方向において前後に移動可能であって、第4レンズ枠15によって保持されている。
第5レンズL5は、光軸X方向における絞りユニット20の下流側であって、レンズ鏡筒10に含まれるレンズ群の中で最も像面側に配置されている。
絞りユニット20は、内枠12の内側における第4レンズL4と第5レンズL5との間に配置されており、第1レンズL1から第4レンズL4を透過した光が通過する面積または開口径および径を調整してカメラ本体側に設けられた撮像素子へ入射する光の量を調整する。なお、絞りユニット20の詳細な構成については、後段にて詳述する。
(2)絞りユニット20の構成
本実施形態のレンズ鏡筒10では、図1に示すように、第1レンズL1~第4レンズが光軸X方向において絞りユニット20よりも被写体側に配置されている。
絞りユニット20は、図1に示すように、フォーカスレンズとして機能する第4レンズL4の下流側に配置されている。そして、絞りユニット20は、図2に示すように、地板(第1枠体)21、駆動リング22、複数の絞り羽根(可動羽根)23、シート部材24、カバー(第2枠体)25、取付ネジ26、固定開口シート(固定開口部材)27、駆動モータ28、フォトインタラプタ29a、FPC29bを有している。さらに、絞りユニット20は、図3に示すように、略円環状の各部材の中心に形成された開口21b,22b,23e,24b,25b,27bを通過する光の量を、駆動モータ28によって駆動される複数の絞り羽根23を開閉することで調整する。なお、各開口21b,22b,23e,24b,25b,27bおよび絞りユニット20の開口の各中心は、光軸Xを略通過するよう構成される。
絞りユニット20は、複数の絞り羽根23を最も絞った状態では、図4Aおよび図4Bに示すように、複数の絞り羽根23によって形成される開口23eの開口径(面積)が最小になった状態となる。
このとき、複数の絞り羽根23は、図4Aに示すように、被写体側とは反対側、すなわち像面側から見て、その先端側の一部が、光軸Xを中心とする周方向において互いに重なり合って編み込まれた状態、すなわち、反り上がった状態で配置される。
また、図4Aおよび図4Bに示す状態から、複数の絞り羽根23を回動させると、図5Aおよび図5Bに示すように、複数の絞り羽根23によって形成される開口23eの開口径(面積)が徐々に大きくなっていく。
さらに、図5Aおよび図5Bに示す状態からさらに複数の絞り羽根23を回動させると、図6Aおよび図6Bに示すように、複数の絞り羽根23は、その全体が地板21、カバー25等の間の隙間に入り込んで、複数の絞り羽根23によって形成される開口23eの開口径(面積)が最大となる。
なお、図6Aおよび図6Bに示す開口23eの開口径または開口面積が最大になった状態では、絞りユニット20の開口部分の大きさは、後述する固定開口シート27によって規定される。つまり、固定開口シート27の開口27bは、開口径または開口面積が最大になった絞り羽根23の開口23eよりも小さく、一定である。
本実施形態の絞りユニット20は、以上のように、図4Aおよび図4Bに示す閉状態と、図6Aおよび図6Bに示す開状態との間において、複数の絞り羽根23を回動させることで、開口部分を通過する光の量を調整することができる。
地板(第1枠体)21は、図2に示すように、光の入射方向において最も被写体側に配置された略円環状の部材であって、略円環状の本体部21aと、被写体側から入射してきた光を通過させるために本体部21aの中央部分に形成された開口(第1開口)21bと、壁部(第1壁部)21c(図19参照)と、径方向規制部21d(図16A、図17A、図19参照)と、第1光軸方向規制部21e(図19参照)と、第2光軸方向規制部21f(図16A、図17A、図19参照)とを有している。そして、図2に示すように、地板21と、光の入射方向における最も下流側に配置された固定開口シート27との間には、被写体側から、駆動リング22、複数の絞り羽根23、シート部材24、カバー25が順に配置されている。
また、地板21の被写体側の面には、図3および図7に示すように、複数の絞り羽根23を開閉駆動するための駆動力を付与するために、地板21に固定された後述する駆動モータ28等が配置される。
駆動リング22は、図2および図7に示すように、光の入射方向において、地板21と絞り羽根23との間に配置された略円環状の部材である。
より詳細には、駆動リング22は、図8に示すように、略円環状の本体部22aと、その中心に形成された開口22bと、複数の突出部(支持部、第1支持部)22cと、ギア部22dと、遮光部22eと、径方向規制部22f(図8、図16A、図17A参照)と、第1光軸方向規制部22g(図8参照)と、第2光軸方向規制部22h(図14、図16A、図17A参照)とを有している。そして、駆動リング22は、後述する駆動モータ28によって回転駆動されることで、複数の絞り羽根23を回動させる。より具体的には、駆動リング22は、後述する駆動モータ28からの駆動力がギア28aを介して伝達されると、駆動リング22の径方向規制部22fが、地板21の径方向規制部21dによって径方向位置を規制される。さらに、駆動リング22の第1光軸方向規制部22gが、地板21の第1光軸方向規制部21eと当接し、駆動リング22の第2光軸方向規制部22hが地板21の第2光軸方向規制部21fと当接する。
これにより、駆動リング22は、地板21の2つの光軸方向規制部21e,21fに挟まれることになるため、光軸方向における位置を規制されながら、略光軸Xを中心にして回転する。この結果、駆動リング22は、複数の絞り羽根23を回動させて、絞り羽根23を絞った状態と開状態、すなわち最小径と最大径との間において、開口部分を通過する光の量を調整する。
本体部22aは、図8に示すように、略円環状の板状部材であって、その中心に開口22bが形成されている。
開口22bは、絞りユニット20の光が通過する開口部分であって、複数の絞り羽根23が全開状態になった際に形成される開口23eと略同等、あるいはやや大きい径または面積を有している。開口22bは、後述する固定開口シート27の開口27bと略同等、あるいは大きい径または面積を有している。
突出部22cは、図8、図16a、図16b、図17a、図17bに示すように、絞り羽根の反り上がりの方向とは反対側の面に接する本体部22aの面、本実施形態では被写体側とは反対側(カバー25側)、すなわち像面側の面から円環状に突出するように、周方向において略等角度間隔で11個配置されている。そして、突出部22cは、円環状の部分において、絞り羽根23の一部に当接し、絞り羽根23を被写体側から支持する。また、突出部22cの円環状に突出した部分の略中心には、貫通穴が形成されており、後述する絞り羽根23のボス23b(第1主軸)が挿入される。
突出部22c(第1支持部)は、駆動リング22の表面から絞り羽根23の反り上がりの方向へ突出する凸形状を有し、絞り羽根23のボス23b(第1主軸)近傍を支持する。
突出部22cは、貫通穴、またはボス23c(第1主軸)、の中心軸を含む断面視において略円弧、または略楕円、または略放物線、または略多次曲線、またはなだらかな曲線形状を有していることが好ましい。
これらの構成により、絞り羽根23は、摩耗したり引っ掛かったりすることで駆動負荷が増大すること無くスムーズに可動しやすくなり、同時に絞り羽根の編み込みによる反り上がりを効率的に抑制することができる。
ギア部22dは、駆動モータ28の回転軸に取り付けられたギア28a(図2および図14参照)と噛み合うように、本体部22aの外周面の一部に形成されている。そして、ギア部22dは、駆動モータ28の回転駆動力がギア28aを介して伝達されると、駆動リング22を、光軸Xを中心にして回転駆動させる。
遮光部22eは、本体部22aの外周面の一部から、径方向外側に向かって突出するように形成されている。そして、遮光部22eは、後述する絞り羽根23の開閉動作時において、駆動リング22が所定の位置まで回転駆動されると、フォトインタラプタ29aの発光部と受光部との間に挿入されて、発光部から受光部に向かって照射された光を遮断する(図14参照)。これにより、フォトインタラプタ29aによって、駆動リング22の回転位置の情報が検出される。
複数の絞り羽根(可動羽根)23は、図2に示すように、光の入射方向において、駆動リング22の下流側に配置されている。そして、複数の絞り羽根23は、駆動リング22とシート部材24との間において、ボス23b(第1主軸)(図10参照)を中心にして回動することで、開口23e(図4A等参照)の大きさ(面積)を変化させて、絞りユニット20の開口部分を通過する光の量を調整する。
より詳細には、絞り羽根23は、図9に示すように、本体部23aと、ボス23b(第1主軸)と、ボス23c(第1副軸)と、先端部(自由端)23dとを有している。
本体部23aは、図9に示すように、羽根状に形成された板状部材であって、例えば、LCP(Liquid Crystal Polymer)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PA(ポリアミド)等の高剛性樹脂によって成形されている。
これにより、絞り羽根23が、比較的剛性の高い材料を用いて成形されているため、後述する反り上がり量を抑制することができる。
ボス23b(第1主軸)は、複数の絞り羽根23が回動する際の回動軸として、本体部23aの一端(第1端部)側の上面(駆動リング22と対向する面)から突出するように設けられている。そして、ボス23b(第1主軸)は、上述した駆動リング22の突出部22cの中心部分に形成された貫通穴に挿入されている。このため、ボス23b(第1主軸)は、後述する絞り羽根23の開閉動作において、駆動リング22が回転駆動されると、それに伴って周方向において移動する。
ボス23c(第1副軸)は、本体部23aにおけるボス23b(第1主軸)とは反対側の面(カバー25と対向する面)から突出するように設けられている。そして、ボス23c(第1副軸)は、後述するカバー25に形成されたカム溝25c(図10参照)内に挿入されている。このため、ボス23c(第1副軸)は、後述する絞り羽根23の開閉動作において、駆動リング22が回転駆動されて絞り羽根23が周方向において移動すると、それに伴って、カム溝25cに案内されながら移動する。これにより、駆動リング22の回転量に応じて絞り羽根23の回動量を変化させることで、複数の絞り羽根23によって形成される開口23eの面積を変化させて、絞りユニット20の開口部分を通過する光の量を調整することができる。駆動リング22が回転駆動されると、ボス23b(第1主軸)とボス23c(第1副軸)の地板21またはカバー25に対する相対位置が変化し、絞り羽根23がボス23b(第1主軸)を中心に回動し、絞りユニット20の開口の大きさが変化する。
先端部23dは、本体部23aにおける他端(第2端)側に設けられた自由端であって、絞り羽根23がボス23b(第1主軸)を中心にして回動することで、絞りユニット20の開口部分を覆うように開口部分へ進出したり、開口部分から退避したりする。
なお、複数の絞り羽根23の構成およびこれらを回動させる開閉機構については、後段にて詳述する。また、本実施形態では、絞り羽根23が、例えば、11枚設けられている。
シート部材24は、図2に示すように、光の入射方向において、複数の絞り羽根23の下流側に配置された略円環状の部材であって、略円環状の本体部24aと、その中心部分に形成された開口24bとを有している。そして、シート部材24は、光の入射方向における下流側に配置されたカバー25に形成されたカム溝25c(図10参照)に重なる部分に、同じ形状の貫通溝24cを有している。
カバー(第2枠体)25は、図2に示すように、光の入射方向において、シート部材24の下流側に配置された略円環状の部材であって、図10に示すように、略円環状の本体部25aと、開口25bと、カム溝25cと、壁部(第2壁部)25dと、突出部(支持部、第2支持部)25eとを有している。
本体部25aは、図10に示すように、略円環状の板状部材であって、その中心に開口25bが形成されている。
開口25bは、絞りユニット20の光が通過する開口部分であって、複数の絞り羽根23が全開状態になった際に形成される開口23eと同等、あるいはやや大きい面積を有している。
カム溝25cは、本体部25aに形成された案内溝であって、上述した絞り羽根23のボス23c(第1副軸)が挿入される。このため、カム溝25cは、絞り羽根23と同じ数(本実施形態では11個)だけ形成されている。そして、駆動リング22が回転駆動されて絞り羽根23が周方向へ移動すると、ボス23c(第1副軸)がカム溝25cに沿って移動することで、複数の絞り羽根23がそれぞれ回動される。
図11は、カム溝25c内にボス23c(第1副軸)が挿入された状態で絞り羽根23を1枚だけ配置した状態を、図12は、図11を図中のAA方向から見た状態をそれぞれ示している。なお、説明の便宜上、図11では、シート部材24の図示は省略されている。
この状態では、ボス23c(第1副軸)は、図12のB部分を拡大した図13に示すように、カム溝25cに挿入されており、駆動リング22の回転に伴って、カム溝25cに沿って移動する。
壁部25dは、本体部25aの外周部分の一部を覆うように配置された壁状の部材であって、後述するオイル浸入防止構造(図20等参照)を構成する。
突出部25eは、本体部25aの上面(絞り羽根23およびシート部材24に対向する面)における内周側の部分に配置された円環状の部分であって、本体部25aの上面から突出するように形成されている。また、円環状に形成された突出部25eは、開口25bとほぼ同心円状に配置されている。そして、突出部25eは、絞り羽根23の一部に当接し、絞り羽根23を被写体側とは反対側から支持する。
より具体的には、突出部25eは、図11に示すように、カバー25上に配置された絞り羽根23の回動軸となるボス23b(第1主軸)寄りの位置に配置されている。そして、突出部25eは、絞り羽根23のボス23b(第1主軸)寄りの位置において、絞り羽根23を支持する。
また、複数の絞り羽根23が地板21とカバー25との間の隙間に収まっている開状態では、突出部25eは、3枚の絞り羽根23が重なった位置に配置される。
一方、駆動リング22側の突出部22cは、各絞り羽根23の回動軸(ボス23b(第1主軸))付近に設けられているため、複数の絞り羽根23の回動位置に関わらず、1枚の絞り羽根23と重なる位置に配置される。
このため、突出部25eは、3枚の絞り羽根23が可動しやすいように、突出部22cよりも突出高さが低く形成されている。
突出部25e(第2支持部)は、カバー(第2枠体)25に形成され、絞りユニット20の開口、またはカバー(第2枠体)25の開口25b(第2開口)の近傍に位置する。さらに、突出部25e(第2支持部)は、絞り羽根23の全開状態において絞りユニット20の開口径または開口面積を決める固定開口シート27の開口27bよりも外側、すなわち、開口中心から離れる側に配置される。
さらに、突出部25e(第2支持部)は、駆動リング22の突出部22c(第1支持部)よりも絞りユニット20の開口、またはカバー(第2枠体)25の開口25b(第2開口)の中心軸側に位置し、絞り羽根23の反り上がりの方向と同じ側の面に接するように設けられる。
さらに、突出部25e(第2支持部)は、絞りユニット20の開口、またはカバー(第2枠体)25の開口25b(第2開口)の中心軸に対して円環状に設けられる。
さらに、突出部25e(第2支持部)は、絞りユニット20の開口、またはカバー(第2枠体)25の開口25b(第2開口)、の中心軸を含む断面視において、略円弧、または略楕円、または略放物線、または略多次曲線、またはなだらかな曲線形状を有していることが好ましい。
これらの構成により、絞り羽根23は、摩耗したり引っ掛かったりすることで駆動負荷が増大すること無くスムーズに可動しやすくなり、同時に絞り羽根の編み込みによる反り上がりを効率的に抑制することができる。
取付ネジ26は、図2に示すように、光の入射方向において、カバー25の下流側からカバー25を地板21に対して固定するために、図4A等に示すように、3つ設けられている。
固定開口シート(固定開口部材)27は、図2に示すように、光の入射方向において、カバー25の下流側、すなわち絞りユニット20の最下流側に配置されている。そして、固定開口シート27は、略円環状の本体部27aと、本体部27aの中心部分に形成された開口27bとを有し、絞りユニット20が全開状態における開口部分の径または面積を規定するために設けられている。また、固定開口シート27は、カバー25における被写体側とは反対側の面に対して固定されている。
駆動モータ28は、複数の絞り羽根23の開閉動作を実施する際に、複数の絞り羽根23に対して駆動力を付与するために、取付ネジ28b(図2、図4A等参照)によって地板21に固定されている。駆動モータ28は、後述するFPC29bが電気的に接続されており、図示しない電気回路からの給電によって回転軸が回転する。
より具体的には、駆動モータ28は、回転軸に圧入されたギア28aを回転させることで、ギア28aに噛み合うように配置されたギア部22dを介して、駆動リング22を光軸X周りに回転させる。
フォトインタラプタ29aは、発光部と受光部とを有し、駆動リング22の回転位置を検出するために設けられている。そして、フォトインタラプタ29aは、図14に示すように、カバー25の上面(被写体側の面)に取り付けられている。
FPC29bは、フレキシブルプリント基板であって、図2および図3に示すように、フォトインタラプタ29aと駆動モータ28とを電気的に接続し、コネクタを経由して図示しない電気回路に接続されている。そして、FPC29bは、図3および図4に示すように、地板21の上面(被写体側の面)に取り付けられている。
<絞り羽根23の開閉機構>
ここで、本実施形態の絞りユニット20における11枚の絞り羽根23を開閉する機構について説明すれば以下の通りである。
すなわち、本実施形態の絞りユニット20は、上述したように、11枚の絞り羽根23をそれぞれのボス23b(第1主軸)を中心にして回動させることで、11枚の絞り羽根23の中心部分に形成される開口23eの面積を変化させる。
具体的には、11枚のそれぞれの絞り羽根23のボス23b(第1主軸)は、駆動リング22に形成された突出部22cの中心の貫通穴にそれぞれ挿入されている。一方、絞り羽根23のボス23c(第1副軸)は、図12および図13に示すように、カバー25に形成されたカム溝25cにそれぞれ挿入されている。
ここで、ボス23c(第1副軸)が図13に示す位置にあるとき、図6Aおよび図6Bに示すように、絞り羽根23は最も開口23eが大きい開放状態にある。そして、ボス23c(第1副軸)が、図13に示すカム溝25cに沿って右方向へ移動するにつれて、絞り羽根23の先端部23dが径方向内側に向かって回動し、図5Aおよび図5Bに示すように、開口23eの面積または開口径が小さくなっていく。そして、ボス23c(第1副軸)がカム溝25cの右端付近まで移動すると、図4Aおよび図4Bに示すように、絞り羽根23は最も開口23eが小さい絞り状態(閉状態)に移行する。
また、駆動リング22は、駆動モータ28の回転駆動力が、ギア28aを介してギア部22dに伝達されることで、光軸X周りで回転駆動される。駆動リング22の回転位置情報は、駆動リング22の外周部分に一体的に設けられた遮光部22eが、フォトインタラプタ29aを通過することで検出される。これにより、絞り羽根23の開口23eの開口径または開口面積を調整することができる。
絞り羽根23は、図14に示すように、ボス23c(第1副軸)がカバー25のカム溝25cに、ボス23b(第1主軸)が駆動リング22の貫通穴にそれぞれ挿入された状態で、駆動リング22が駆動モータ28によって回転駆動されることで、駆動リング22とともに周方向に移動するとともに、ボス23b(第1主軸)を回動軸として、ボス23c(第1副軸)がカム溝25cに沿って移動する動きに合わせて回動される。
これにより、複数の絞り羽根23によって形成される開口23eの面積または開口径を小さくする、あるいは大きくするように調整することができる。
<絞り羽根23の反り上がり抑制構造>
本実施形態の絞りユニット20は、図15Aに示すように複数の絞り羽根23を閉じていった際に、それぞれの絞り羽根23の先端部23dが編み込まれた側に反り上がることを抑制するために、反り上がり抑制構造を備えている。この反り上がり抑制構造について、図15A~図16Bを用いて説明すれば以下の通りである。
すなわち、図15Aおよび図15Bに示すように、複数の絞り羽根23は、開口径を小さく絞るほど、絞り羽根23の先端部23dの編み込み部分が盛り上がるようにして、像面側に反り上がりが発生する。
このとき、絞り羽根23が、このような反り上がった状態になると、例えば、対向配置されたレンズL5等と接触して、レンズL5等に接触痕が発生するおそれがある。さらに、反り上がりの発生によって、複数の絞り羽根23によって形成される開口23eの中心位置がずれて、光軸X上の位置がずれてしまった結果、設計された光学性能が発揮できなくなるおそれがある。
そこで、本実施形態の絞りユニット20では、部品点数を増やすことなく、簡素な構成によって、複数の絞り羽根23の反り上がり抑制構造を備えている。
具体的には、本実施形態の反り上がり抑制構造は、図16Aおよび図16Bに示すように、絞り羽根23の編み込み時における反り上がりを抑制するために、2つの突出部22c,25eが、駆動リング22およびカバー25における絞り羽根23と対向する面に配置されている。
突出部22c,25eは、それぞれ、駆動リング22およびカバー25に、絞り羽根23の一部に当接するように配置されている。そして、突出部22c,25eは、それぞれ、絞り羽根23の編み込み時における反り上がりを抑制する方向に、絞り羽根23を支持する。
突出部22cは、上述したように、駆動リング22における絞り羽根23と対向する面に、絞り羽根23と同数の11個設けられている。そして、突出部22cは、11枚の絞り羽根23のボス23b(第1主軸)が挿入された全ての穴の周辺に配置されている。突出部22cは、図16Aに示すように、被写体側から、絞り羽根23の根元付近(ボス23b付近)を支持する。
突出部25eは、上述したように、カバー25における絞り羽根23と対向する面に、円環状に設けられている。そして、突出部25eは、図16Aに示すように、被写体側とは反対側から、絞り羽根23の中央寄りの部分を支持する。
これにより、複数の絞り羽根23を絞った状態(開口径を小さくした状態)において、絞り羽根23は、それぞれの突出部22c,25eに当接し、絞り羽根23の変形を規制することができる。
よって、本実施形態の絞りユニット20の構成(実線)によれば、図16B中の破線に示す突出部22c,25eが設けられていない構成における絞り羽根の位置と比較して、光の入射方向における下流側への絞り羽根23の反り上がり量を効果的に抑制することができる。
この結果、光の入射方向における絞りユニット20の下流側に配置されたレンズL5等に対して、絞り羽根23の先端部23dが接触してしまうことに起因する不具合の発生を防止することができる。
さらに、本実施形態の絞りユニット20では、図17Aに示すように、固定開口シート27によって規定される絞りユニット20の固定開口径と、絞り羽根23との間に、スペーサ部25f(カバー25の一部)(図20参照)が設けられている。すなわち、絞りユニット20の固定開口径を規定する固定開口シート27は、絞り羽根23との間に、カバー25の一部、スペーサ部25fが挟み込まれるように配置されている。
ここで、絞り羽根23の反り上がり量は、図17Aに示すように、絞り羽根23を絞る方向に回動させるほど、光の入射方向における下流側、すなわち編み込み側への反り上がり量が大きくなる。
よって、絞り羽根23の反り上がり部分は、図17Bに示すほぼ開いた状態から、絞り羽根23を絞る方向に回動させるほど、図17Aに示すように、カバー25の突出部25e(第2支持部)の径方向内側への延長線Y2上を越えて、さらに固定開口シート27(固定開口径)の径方向内側への延長線Y1を越えた位置まで移動する。このとき、絞り羽根23は、突出部25eと接触し、光軸X方向における位置が規制される。
本実施形態の絞りユニット20では、以上のように、複数の絞り羽根23が、図17Bに示すほぼ開いた状態では、固定開口シート27によって規定される固定開口径の位置よりも、光の入射方向において上流側に配置されている。そして、絞り羽根23を絞る方向へ回動させていくと、図17Aに示すように、複数の絞り羽根23は、先端部23dが光の入射方向における下流側へ反り上がって、固定開口径の位置(延長線Y1)を越えるように構成されている。
これにより、複数の絞り羽根23によって形成される開口23eが最大になった状態から最小になった状態(図17A)にかけて、絞り羽根23の開口23eは、光の入射方向において、固定開口シート27によって規定される固定開口径の延長線Y1の位置付近に配置することができる。
複数の絞り羽根23が開口23e(第3開口)の大きさを小さくする方向へ可動すると、複数の絞り羽根23は、反り上がりの方向とは同じ方向において、反り上がり量が増加するに伴って、固定開口シート27(固定開口部材)によって形成される開口27bを構成する仮想的な平面を越えるように可動される。
複数の絞り羽根23が開口23e(第3開口)の全開状態では、固定開口シート27と複数の絞り羽根23との間は、空隙が設けられた互いに非接触の状態であって、複数の絞り羽根23が第3開口23eの大きさを小さくする方向へ可動すると、反り上がり量が増加するに伴って複数の絞り羽根23は固定開口シート27に接近していく。
複数の絞り羽根23が開口23e(第3開口)の大きさを最大から最小方向へ、すなわち全開から小絞りへ可動すると、絞り羽根23の先端部23dは、光軸X方向において、反り上がり量が増加するに伴って、3つの領域を通過する。
第1の領域は、延長線Y2よりも反り上がり方向とは反対側の領域、第2の領域は、延長線Y2と延長線Y1の間の領域、第3の領域は、延長線Y1よりも反り上がり方向側の領域である。カバー25のスペーサ部25fは、延長線Y2と延長線Y1の間に構成され、第2の領域を形成する。
この第2の領域を設けることで、絞り羽根23の反り上がり量が大きい場合でも、絞りユニット20の光軸X方向内側、すなわち固定開口シート27より光軸X方向内側に反り上がり量の一部を吸収、収納することができるので、絞り羽根23が絞りユニット20の光軸X方向における外側に出っ張ることを抑制できる。
この第2の領域は、反り上がり量を抑制するには光軸X方向に対して厚いことが望ましいが、厚過ぎると絞りユニット20の大きさが大きくなってしまう。よって、第2の領域は、絞り羽根23が格納されている羽根室の光軸X方向サイズと略同等、または略同等から略2倍の間、または略同等から略3倍の間が望ましい。さらに、絞りユニットサイズを優先する場合には、第2の領域は、絞り羽根23が格納されている羽根室の光軸X方向サイズの略半分、または略半分から略同等の間、または略半分から略2倍の間でもよい。
よって、固定開口径の位置と、絞り羽根23の絞り開口の位置とが、光の入射方向において離れた位置に配置されることを防止することができる。
<異物浸入防止構造>
本実施形態の絞りユニット20は、地板21とカバー25との間の隙間に、グリスや異物等が浸入することを防止するために、異物浸入防止構造を備えている。この異物浸入防止構造について、図18~図20を用いて説明すれば以下の通りである。
すなわち、異物浸入防止構造は、図18に示すカバー25の外周側に配置された壁部(第2壁部)25dと、図19に示す地板21の外周側に配置された壁部(第1壁部)21cと、によって構成される。
壁部21cは、図19に示すように、地板21の円環状の本体部21aの外周部分の一部を覆うように配置されている。
壁部25dは、図10および図18に示すように、本体部25aの外周に沿って、その一部に立設された壁状の部材であって、地板21側の壁部21cと重なる位置に配置される。
本実施形態の絞りユニット20では、地板21とカバー25との間の隙間において可動する絞り羽根23に対してグリスや異物等が接触することを回避するために、グリスの浸入が懸念される外周側の部分に、異物浸入防止構造が配置されている。
ここで、絞りユニット20は、複数の絞り羽根23を収納し、光軸X方向において保持するために、カバー25と地板21とによって、絞り羽根23を挟み込む構成を採用している。
このような構成では、地板21とカバー25との間に隙間が形成されるため、例えば、絞りユニット20付近にグリスや異物等が付着した部品等が配置されている場合には、グリス等が絞りユニット20に付着して、隙間から絞りユニット20の内部へ浸入するおそれがある。例えば、隙間から浸入したグリスが絞り羽根23に付着すると、絞り羽根23の駆動負荷が上がり、回動動作がスムーズに行えなくなるおそれがある。
本実施形態の絞りユニット20では、グリス等が付着しやすい部分に、壁部21cと壁部25dとが設けられている。より具体的には、カバー25に壁部25dが、地板21に壁部21cが、それぞれ設けられている。
そして、壁部21cと壁部25dとは、それぞれ光の入射方向における上流側と下流側とから立設された互い違いに重なる構造となっている。
これにより、絞りユニット20の外周側から見える隙間をなくし、かつ壁部21c,25dが互い違いに配置されているため、グリス等の異物が絞り羽根23に付着することを効果的に防止することができる。
また、壁部25dと壁部21cとによって構成される互い違いの構造の部分に、オイルバリア等の撥油成分を塗布することで、グリス等の異物浸入防止効果をさらに向上させることができる。
(実施形態2)
本開示の実施形態2に係る絞りユニット(遮光ユニット)120について、図21A~図25を用いて説明すれば以下の通りである。
本実施形態の絞りユニット120は、上記実施形態1において説明した絞り羽根23に加えて、別の形状を有する絞り羽根(可動羽根、第2羽根)123を備えている点において、上記実施形態1の構成とは異なっている。
なお、上記実施形態1と同様の機能・形状を有する構成については、同じ符号を付し、その説明を省略する。
すなわち、本実施形態の絞りユニット120では、図21Aに示す6枚の絞り羽根(可動羽根、第1羽根)23と、図21Bに示す5枚の絞り羽根123とを組み合わせて、絞りの開口(第3開口)123eを形成する。
絞り羽根23は、図21Aに示すように、本体部23a、ボス23b(第1主軸)、ボス23c(第1副軸)、および先端部23dを有している。これらの各構成については、上記実施形態1と同様であるため、ここでは説明を省略する。
絞り羽根123は、図21Bに示すように、絞り羽根23よりも全長が大きく、本体部123a、ボス123b(第2主軸)、ボス123c(第2副軸)、および回動部123dを有している。
本体部123aは、図21Bに示すように、板状部材であって、例えば、LCP(Liquid Crystal Polymer)、PPS(ポリフェニレンサルファイド)、PA(ポリアミド)等の高剛性樹脂によって成形されている。
これにより、絞り羽根123が、比較的剛性の高い材料を用いて成形されているため、交互に配置された絞り羽根23の反り上がり量を抑制することができる。
ボス123b(第2主軸)は、複数の絞り羽根123が回動する際の回動軸として、本体部123aの一端(第1端部)側の上面(駆動リング22と対向する面)から突出するように設けられている。そして、ボス123b(第2主軸)は、上述した駆動リング22の突出部22cの中心部分に形成された貫通穴に挿入されている。このため、ボス123b(第2主軸)は、後述する絞り羽根123の開閉動作において、駆動リング22が回転駆動されると、それに伴って周方向において移動する。
ボス123c(第2副軸)は、本体部123aにおけるボス123b(第2主軸)とは反対側の面(カバー25と対向する面)から突出するように設けられている。そして、ボス123c(第2副軸)は、後述するカバー25に形成されたカム溝25c(図10参照)内に挿入されている。このため、ボス123c(第2副軸)は、後述する絞り羽根123の開閉動作において、駆動リング22が回転駆動されて絞り羽根123が周方向において移動すると、それに伴って、カム溝25cに案内されながら移動する。これにより、駆動リング22の回転量に応じて絞り羽根123の回動量を変化させることで、複数の絞り羽根123によって形成される開口123eの面積または開口径を変化させて、絞りユニット120の開口部分を通過する光の量を調整することができる。駆動リング22が回転駆動されると、ボス123b(第2主軸)とボス123c(第2副軸)の地板21またはカバー25に対する相対位置が変化し、絞り羽根123がボス123b(第2主軸)を中心に回動し、絞りユニット20の開口の大きさが変化する。
回動部123dは、本体部123aにおける他端(第2端)側に設けられており、絞り羽根123がボス123b(第2主軸)を中心にして回動することで、地板21とカバー25との間の隙間内を移動する。
そして、本実施形態の絞りユニット120では、これらの形状の異なる絞り羽根23,123が、周方向において交互に配置されている。
ここで、絞り羽根23は、開口123eの開口径を最も小さくした状態(閉状態)まで回動すると、図22Aおよび図22Bに示すように、先端部23dが、地板21とカバー25との間から光軸X付近まで回動していく。
このとき、絞り羽根23は、図24Aに示すように、駆動リング22に設けられた突出部22cの中心に形成された貫通穴に挿入されたボス23b(第1主軸)を回動軸として、ボス23c(第1副軸)がカバー25に設けられたカム溝25c内を移動することで、開閉駆動される。
一方、絞り羽根123は、開口123eの開口径を最も小さくした状態(閉状態)まで回動すると、図23Aおよび図23Bに示すように、回動部123dは、地板21とカバー25との間の隙間から出てくることなく、地板21とカバー25との間の隙間内を回動していく。このため、絞り羽根123は、開口123eの開口径を小さくするために回動したいずれの状態においても、その両端が地板21とカバー25との間の隙間内から出ることはない。つまり、絞り羽根123は、その両端が地板21とカバー25との間に応じて常に保持された状態となるため、光の入射方向における位置が安定する。
よって、絞り羽根123は、絞り羽根23とは異なり、開口123eの開口径を小さく絞った状態でも、単独では、光の入射方向における下流側へ反り上がることはない。
このとき、絞り羽根123は、絞り羽根23と同様に、図24Bに示すように、駆動リング22に設けられた突出部22cの中心に形成された貫通穴に挿入されたボス123b(第2主軸)を回動軸として、ボス123c(第2副軸)がカバー25に設けられたカム溝25c内を移動することで、開閉駆動される。
本実施形態の絞りユニット120では、以上のように、図21Aに示す絞り羽根23と、図21Bに示す絞り羽根123とが、周方向において交互に配置されるように組み合わせて構成されている。
これにより、図25に示すように、絞りユニット120の開口123eの開口径が最小になるように6枚の絞り羽根23と5枚の絞り羽根123とを回動させた場合でも、光の入射方向における下流側への反り上がり量を抑制することができる。
さらに、本実施形態のように、絞り羽根23と絞り羽根123とが組み合わせて用いられていることで、例えば、絞り羽根123だけを用いて開口123eを形成する構成と比較して、絞り羽根123の回動部123dを、地板21とカバー25との間の隙間内を移動させるために必要な駆動モータ28に掛かる駆動負荷を低減することができる。
本実施形態の絞りユニット120の構成によれば、以上のように、絞り羽根23と絞り羽根123とが組み合わせて構成されていることで、光の入射方向における下流側への絞り羽根23の反り上がり量を抑制するとともに、駆動モータ28に係る負荷を低減することができる。
なお、本実施形態の絞りユニット120では、上記実施形態1と同様に、地板21とカバー25とにそれぞれ設けられた2つの突出部22c,25eによって、絞り羽根23,123の一部に当接することで、絞り羽根23,123の反り上がり量を抑制することができる。
ただし、本実施形態のように、異なる形状の絞り羽根23,123を組み合わせて用いることで、絞り羽根123が絞り羽根23の反り上がりを抑制する機能を有することから、本実施形態の絞りユニット120は、上記実施形態1で説明した2つの突出部22c,25eが含まれない構成であってもよい。
[他の実施形態]
以上、本開示の一実施形態について説明したが、本開示は上記実施形態に限定されるものではなく、開示の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
(A)
上記実施形態1,2では、平板状の絞り羽根23,123を複数枚組み合わせて、開口23e,123eの面積または開口径を調整する例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、図26に示すように、本体部223aの根元(ボス223b)寄りの位置に形成された屈曲部223fを起点にしてボス223bが設けられた面(駆動リング22と対向する面)側(図中上側)に曲げられた形状を有する絞り羽根223を用いて絞りユニット(遮光ユニット)220を構成してもよい。
すなわち、この構成では、図26に示すように、絞り羽根223が、予め羽根編み込みによる反り上がり方向とは逆方向に曲げられた形状を有している。このため、複数の絞り羽根223を閉じた状態、すなわち、開口223eの開口径または面積を小さくした状態に移行した場合でも、図27において破線で示すように、上記実施形態1の絞り羽根23を用いた場合(実線)と比較して、反り上がり量をさらに効果的に抑制することができる。
なお、個々の絞り羽根を曲げる方向としては、図26に示す方向に限定されるものではなく、絞り羽根の先端が編み込まれる側が反対側(被写体側)に配置される構成では、図26とは反対向き、すなわち被写体側に曲げていればよい。
なお、本実施形態の絞りユニット220では、上記実施形態1と同様に、地板21とカバー25とにそれぞれ設けられた2つの突出部22c(第1支持部),25e(第2支持部)によって、絞り羽根223の一部に当接することで、絞り羽根223の反り上がり量を抑制することができる。
ただし、本実施形態のように、予め曲げ形状を有する絞り羽根223を用いることで、絞り羽根223自身が反り上がり抑制効果を持つことができるため、本実施形態の絞りユニット220は、上記実施形態1で説明した2つの突出部22c,25eが含まれない構成であってもよい。
(B)
上記実施形態1,2では、複数の絞り羽根23,123を絞った状態(開口径または面積を小さくした状態)において、絞り羽根23,123が光の入射方向における下流側(像面側)に反り上がるように構成された絞りユニット(遮光ユニット)を例として挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、複数の絞り羽根を絞った状態において、光の入射方向における上流側(被写体側)へ反り上がるように構成された絞りユニットであってもよい。絞り羽根の先端が、編み込まれる側が被写体側であってもよい。
(C)
上記実施形態1,2では、絞り羽根23,123の一部に当接し、絞りユニット20,120の開口部分の閉状態における複数の絞り羽根23,123の反り上がりを抑制するために、突出部22c(第1支持部),25e(第2支持部)が設けられた構成を例として挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、絞りユニットの開口部分の閉状態における複数の絞り羽根の反り上がりを抑制するための支持部は、突出した形状ではなく、平面状の部材であってもよい。つまり、支持部の形状としては、突出した形状である必要はなく、反り上がりを抑制する方向に支持する部材であればよい。
(D)
上記実施形態1,2では、絞りユニット20,120の開口部分の閉状態における複数の絞り羽根23,123の反り上がりを抑制するための支持部として、駆動リング22とカバー25とにそれぞれ突出部22c(第1支持部),25e(第2支持部)を設けた例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、絞りユニットの開口部分の閉状態における複数の絞り羽根の反り上がりを抑制するための支持部として、突出部22c(第1支持部),25e(第2支持部)のいずれか一方が設けられた構成であってもよい。
(E)
上記実施形態1,2では、略円環状の駆動リング22において周方向に沿って設けられた複数の円環状の突出部22cが、支持部(第1支持部)として用いられた例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、支持部(第1支持部)の形状としては、円環状の突出部に限らず、円柱状、多角形状等、他の形状であってもよい。
(F)
上記実施形態1,2では、略円環状の駆動リング22において周方向に沿って設けられた複数の円環状の突出部22cが、支持部(第1支持部)として用いられた例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、駆動リング22(駆動リング)の貫通穴が、貫通ではなく絞り羽根23側を向いた面、すなわち回動軸(第1主軸)先端と向かい合う面を構成する底部(第1支持部)を有し、底部(第1支持部)が回動軸(第1主軸)の先端と当接することで支持する構成としてもよい。
この場合、底部(第1支持部)は、駆動リング22(駆動リング)の表面から凹形状に構成される。そして、回動軸(第1主軸)の先端、または底部(第1支持部)の形状は、平面、球面、円錐面、その他回転対称面、多角錐面等であればよい。
(G)
上記実施形態1,2では、略円環状のカバー25における内径側に設けられた単一の円環状の突出部25eが支持部(第2支持部)として用いられる例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、絞り羽根の回動経路に沿って形成された複数の円弧状あるいは直線状の突出部が、支持部(第2支持部)として用いられてもよい。
(H)
上記実施形態1,2では、羽根駆動機構の一例として、絞り羽根23,123側に回動軸として機能するボス23b(第1主軸),123b(第2主軸)が設けられており、駆動リング22側にボス23b(第1主軸),123b(第2主軸)が挿入される貫通穴が設けられている例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、回動軸が駆動リング側に、回動軸が挿入される23穴(第1主穴)、123穴(第2主穴)が絞り羽根23,123側に設けられた構成であってもよい。
この場合、突出部(第1支持部)は、絞り羽根の反り上がりの方向とは反対面に接する本体部の面、被写体側とは反対側(カバー25側)、すなわち像面側の面から円環状に突出するように、周方向において略等角度間隔で配置されている。そして、突出部は、円環状の部分において、絞り羽根の一部に当接し、絞り羽根を被写体側から支持する。
また、突出部(第1支持部)の円環状に突出した部分の略中心には、回動軸が形成されており、絞り羽根の穴(第1主穴)に挿入される。突出部(第1支持部)は、駆動リングの表面から凸形状に構成され、回動軸近傍を支持する。
したがって、羽根駆動機構は、絞り羽根23,123側のボス23b(第1主軸),123b(第2主軸)と、駆動リング22側のボス23b(第1主軸),123b(第2主軸)が挿入される貫通穴と、に限定されない。可動羽根と駆動リングが係合し、駆動リングの回転駆動に伴って、可動羽根へと駆動力が伝達される駆動機構であればよい。
(I)
上記実施形態1,2では、カム機構の一例として、絞り羽根23側にカム溝25cに沿って移動するボス23c(第1副軸),123c(第2副軸)が設けられ、カバー25側にボス23c(第1副軸),123c(第2副軸)が挿入されるカム溝25cが設けられた例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、23カム溝(第1副穴),123カム溝(第2副穴)が絞り羽根23,123側に、カム溝に沿って移動するボスがカバー側に設けられた構成であってもよい。
絞り羽根の開閉動作において、駆動リングが回転駆動されて絞り羽根が周方向において移動すると、それに伴って、絞り羽根側のカム溝(第1副穴、第2副穴)がカバー側のボスに案内されながら移動する。
これにより、駆動リングの回転量に応じて絞り羽根の回動量を変化させることで、複数の絞り羽根によって形成される開口23eの面積または径を変化させて、絞りユニット20の開口部分を通過する光の量を調整することができる。
駆動リングが回転駆動されると、ボス23b(第1主軸),123b(第2主軸)と23カム溝(第1副穴),123カム溝(第2副穴)の地板21またはカバー25に対する相対位置が変化し、絞り羽根がボス23b(第1主軸)を中心に回動し、絞りユニット20の開口の大きさが変化する。
(J)
上記実施形態1,2では、カム機構の一例として、駆動リング22側に絞り羽根23,123のボス23b(第1主軸),123b(第2主軸)が挿入される貫通穴、カバー25側に絞り羽根23,123のボス23c(第1副軸),ボス123c(第2副軸)が挿入されるカム溝25cが設けられている例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、カム溝が駆動リング側に、貫通穴がカバー側に設けられた構成であってもよい。
絞り羽根の開閉動作において、駆動リングが回転駆動されて絞り羽根が周方向において移動すると、それに伴って、絞り羽根が駆動リングの貫通穴に挿入された主ボス(第1主軸及び第2主軸)を中心に回動し、絞り羽根の副ボス(第1副軸および第2副軸)が駆動リング側のカム溝に案内されながら移動する。これにより、駆動リングの回転量に応じて絞り羽根の回動量を変化させることで、複数の絞り羽根によって形成される開口23eの面積または径を変化させて、絞りユニット20の開口部分を通過する光の量を調整することができる。
駆動リングが回転駆動されると、主ボス(第1主軸および第2主軸)と副ボス(第1副軸および第2副軸)の地板21またはカバー25に対する相対位置が変化し、絞り羽根が主ボス23b(第1主軸および第2主軸)を中心に回動し、絞りユニット20の開口の大きさが変化する。
この場合、支持部(第1支持部)である突出部は、カバーにおいて周方向に沿って形成され、複数個円環状に突出しており、貫通穴は、円環状突出部の略中心に配置される。支持部(第1支持部)である突出部は、絞り羽根の反り上がりの方向とは反対側の面に接するようカバーから突出している。
支持部(第2支持部)である突出部は、地板(第1枠体)、または駆動リングに形成され、絞りユニットの開口、または地板(第1枠体)の開口、または駆動リングの開口の近傍に位置する。支持部(第2支持部)である突出部は、絞りユニットの開口の近傍に配置された部品に構成される。さらに、支持部(第2支持部)は、支持部(第1支持部)よりも絞りユニットの開口の中心軸側に位置し、絞り羽根の反り上がりの方向と同じ側の面に接するように設けられる。さらに、支持部(第2支持部)は、絞りユニットの開口の中心軸に対して円環状に設けられる。さらに、支持部(第2支持部)は、絞りユニットの開口の中心軸を含む断面視において、略円弧、または略楕円、または略放物線、または略多次曲線、またはなだらかな曲線形状である。
(K)
上記実施形態1,2、(I)、(J)、で、カム機構 について説明した。しかし、カム機構は、これに限定されるものではない。
例えば、固定枠(地板21またはカバー25)または駆動リングのいずれか1つと、可動羽根とが係合して、駆動リングの回転駆動に伴って、可動羽根が移動するカム機構であればよい。
(L)
上記実施形態1では、可動式の絞り羽根23を11枚含む絞りユニット20を例として挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、絞りユニットに含まれる可動羽根の枚数としては、11枚に限らず、10枚以下あるいは12枚以上であってもよい。
(M)
上記実施形態2では、6枚の絞り羽根23と5枚の絞り羽根123とを含む絞りユニット120を例として挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、絞りユニットに含まれる異なる形状の絞り羽根は、上記枚数に限定されるものではなく、5枚と6枚の組合せであってもよいし、5枚と5枚、6枚と6枚等のように同数であってもよい。
また、異なる形状の絞り羽根は、2種類に限らず、3種類以上を組み合わせて構成されていてもよい。
(N)
上記実施形態では、交換レンズ式のレンズ鏡筒10に搭載された絞りユニット20(遮光ユニット)に対して本開示の内容を適用した例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
例えば、本遮光ユニットは、交換式のレンズ鏡筒に限らず、カメラ本体と一体化されたレンズ鏡筒にも適用可能である。
(O)
上記実施形態では、絞りユニット20は、フォーカスレンズとして機能する第4レンズL4の光の入射方向における下流側に配置されているレンズ鏡筒10に搭載された絞りユニット(遮光ユニット)20に対して本開示の内容を適用した例を挙げて説明した。しかし、本開示はこれに限定されるものではない。
絞りユニット20は、フォーカスレンズとして機能する第4レンズL4の光の入射方向における上流側に配置されていてもよい。
その場合、絞り羽根の反り上がり方向にフォーカスレンズが配置され、フォーカス時の絞り羽根とフォーカスレンズの干渉が懸念されるが、本開示の内容を適用すれば絞り羽根の反り上がり量が抑制されるので、干渉のリスクを低減することができる。
本開示の遮光ユニットは、可動羽根をスムーズに動作させつつ、可動羽根の反り上がりを抑制することができるという効果を奏することから、光学機器等の各種装置に対して広く適用可能である。
10 レンズ鏡筒
11 外枠
12 内枠
13 アクチュエータ
14 ガイドポール
15 第4レンズ枠
16 マウント
20 絞りユニット(遮光ユニット)
21 地板(第1枠体)
21a 本体部
21b 開口(第1開口)
21c 壁部(第1壁部)
21d 径方向規制部
21e 第1光軸方向規制部
21f 第2光軸方向規制部
22 駆動リング
22a 本体部
22b 開口
22c 突出部(支持部、第1支持部)
22d ギア部
22e 遮光部
22f 径方向規制部
22g 第1光軸方向規制部
22h 第2光軸方向規制部
23 絞り羽根(可動羽根、第1羽根)
23a 本体部
23b ボス(第1主軸)
23c ボス(第1副軸)
23d 先端部(自由端)
23e 開口(第3開口)
24 シート部材
24a 本体部
24b 開口
24c 貫通溝
25 カバー(第2枠体)
25a 本体部
25b 開口(第2開口)
25c カム溝
25d 壁部(第2壁部)
25e 突出部(支持部、第2支持部)
25f スペーサ部
26 取付ネジ
27 固定開口シート(固定開口部材)
27a 本体部
27b 開口
28 駆動モータ
28a ギア
28b 取付ネジ
29a フォトインタラプタ
29b FPC
120 絞りユニット(遮光ユニット)
123 絞り羽根(可動羽根、第2羽根)
123a 本体部
123b ボス(第2主軸)
123c ボス(第2副軸)
123d 回動部
123e 開口(第3開口)
220 絞りユニット(遮光ユニット)
223 絞り羽根(可動羽根)
223a 本体部
223b ボス(回転軸)
223c ボス
223d 先端部
223e 開口
223f 屈曲部
L1 第1レンズ
L2 第2レンズ
L3 第3レンズ
L4 第4レンズ(フォーカスレンズ)
L5 第5レンズ
X 光軸
Y1 固定開口シート(固定開口径)の径方向内側への延長線
Y2 突出部(第2支持部)の径方向内側への延長線

Claims (23)

  1. 光を通過させる第1開口を有する第1枠体と、
    前記光を通過させる第2開口を有する第2枠体と、
    前記第1枠体と前記第2枠体との間に配置されており、前記第1開口を通過した前記光が通過する第3開口を形成し、前記第3開口の大きさを変化させて前記光の通過量を調整する複数の可動羽根と、
    前記第1枠体と前記第2枠体との間に配置されており、前記複数の可動羽根を開閉する際に回転駆動される駆動リングと、
    前記駆動リング、前記第1枠体および前記第2枠体の少なくとも1つに設けられており、複数の前記可動羽根が前記第3開口の大きさを小さくする方向に可動した状態において前記可動羽根の反り上がりを抑制する方向に、前記可動羽根を支持する支持部と、
    を備え
    前記支持部は、前記可動羽根の前記反り上がりの方向とは反対側の面に接する前記第1枠体または前記第2枠体または前記駆動リングに設けられた第1支持部と、前記第1支持部よりも前記第1開口または前記第2開口または前記第3開口の中心軸側に位置し、前記可動羽根の前記反り上がりの方向と同じ側の面に接するように設けられた第2支持部と、を含み、
    前記第1支持部は、前記可動羽根の前記反り上がりの方向に突出する第1突出部を有し、
    前記第2支持部は、前記可動羽根の前記反り上がりの方向とは反対側に突出する第2突出部を有し、
    前記第2突出部は、前記第1突出部よりも突出高さが低くなるように形成されている、
    遮光ユニット。
  2. 前記第1支持部は、円周方向に沿って複数設けられている、
    請求項に記載の遮光ユニット。
  3. 前記第2支持部は、前記第1開口または前記第2開口または前記第3開口の中心軸に対して円環状に設けられている、
    請求項1または2に記載の遮光ユニット。
  4. 前記第2支持部は、前記第1開口または前記第2開口または前記第3開口の中心軸を含む断面視において、曲線状である、
    請求項またはに記載の遮光ユニット。
  5. 前記第2支持部は、前記第1開口または前記第2開口または前記第3開口の近傍に配置されている、
    請求項からのいずれか1項に記載の遮光ユニット。
  6. 複数の前記可動羽根は、第1端側に設けられた第1主軸または第1主穴と、前記第1主軸または前記第1主穴とは反対側の第2端側に設けられた自由端とを有する第1羽根を含み、前記第3開口の大きさを小さくする方向に可動する際には、前記第1主軸または前記第1主穴を中心にして前記自由端側が前記第3開口の中心軸に向かって回動する、
    請求項1からのいずれか1項に記載の遮光ユニット。
  7. 前記第1支持部は、前記第1枠体または前記第2枠体または前記駆動リングに構成され、前記第1主軸または前記第1主穴近傍を支持する、
    請求項に記載の遮光ユニット。
  8. 前記第1支持部は、前記第1枠体または前記第2枠体または前記駆動リングの表面から凸形状に構成される、
    請求項から7のいずれか1項に記載の遮光ユニット。
  9. 前記第1支持部は、前記第1枠体または前記第2枠体または前記駆動リングに構成され、前記第1主軸の先端を支持する、
    請求項に記載の遮光ユニット。
  10. 前記第1支持部は、前記第1枠体または前記第2枠体または前記駆動リングの表面から凹形状に構成される、
    請求項1から9のいずれか1項に記載の遮光ユニット。
  11. 前記第1羽根は、第1副軸または第1副穴をさらに有し、
    前記第1主軸または前記第1主穴と前記第1副軸または前記第1副穴の相対位置を変化させることで、前記第3開口の大きさを変化させる、
    請求項6に記載の遮光ユニット。
  12. 前記第1主軸または前記第1主穴は、前記第1枠体に係合され、
    前記第1副軸または前記第1副穴は、前記駆動リングに係合される、
    請求項1に記載の遮光ユニット。
  13. 前記第1主軸または前記第1主穴は、前記第2枠体に係合され、
    前記第1副軸または前記第1副穴は、前記駆動リングに係合される、
    請求項1に記載の遮光ユニット。
  14. 前記第1主軸または前記第1主穴は、前記駆動リングに係合され、
    前記第1副軸または前記第1副穴は、前記第1枠体に係合される、
    請求項1に記載の遮光ユニット。
  15. 前記第1主軸または前記第1主穴は、前記駆動リングに係合され、
    前記第1副軸または前記第1副穴は、前記第2枠体に係合される、
    請求項1に記載の遮光ユニット。
  16. 少なくとも前記第3開口の大きさを小さくする方向に可動する際には、
    前記第1副軸または前記第1副穴は、前記第1主軸または前記第1主穴に対して、前記第1開口または前記第2開口または第3開口の中心軸側に可動する、
    請求項1から1のいずれか1項に記載の遮光ユニット。
  17. 複数の前記可動羽根は、前記第3開口の大きさを小さくする方向に可動されると、互いに隣接する前記可動羽根の自由端側が互いに編み込まれる、
    請求項6、7、9から1のいずれか1項に記載の遮光ユニット。
  18. 前記可動羽根を可動する駆動力を付与する駆動モータを、さらに備えている、
    請求項1から1のいずれか1項に記載の遮光ユニット。
  19. 前記駆動リングは、前記駆動モータによって前記第1開口、前記第2開口、および前記第3開口のいずれか1つの中心軸を中心に回転駆動される、
    請求項18に記載の遮光ユニット。
  20. 複数の前記可動羽根は、前記反り上がり方向とは反対側に反った形状を有している、
    請求項1から19のいずれか1項に記載の遮光ユニット。
  21. 光を通過させる第1開口を有する第1枠体と、
    前記光を通過させる第2開口を有する第2枠体と、
    前記第1枠体と前記第2枠体との間に配置されており、前記第1開口を通過した前記光が通過する第3開口を形成し、前記第3開口の大きさを変化させて前記光の通過量を調整する複数の可動羽根と、
    を備え、
    複数の前記可動羽根は、前記第3開口の大きさを小さくする方向に可動した状態において、互いの編み込みによって反り上がり、
    前記可動羽根は、前記編み込みによる反り上がり方向とは逆方向に連続して予め曲げられた形状を有している、
    遮光ユニット。
  22. 請求項1から1のいずれか1項に記載の遮光ユニットと、
    前記遮光ユニットに入射する前記光を所望の方向へ導く複数のレンズ群と、
    を備えたレンズ鏡筒。
  23. 前記遮光ユニットは、複数の前記レンズ群を透過する前記光の量を調整する絞りユニットである、
    請求項2に記載のレンズ鏡筒。
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