JP7252920B2 - ガスセンサ - Google Patents
ガスセンサ Download PDFInfo
- Publication number
- JP7252920B2 JP7252920B2 JP2020106324A JP2020106324A JP7252920B2 JP 7252920 B2 JP7252920 B2 JP 7252920B2 JP 2020106324 A JP2020106324 A JP 2020106324A JP 2020106324 A JP2020106324 A JP 2020106324A JP 7252920 B2 JP7252920 B2 JP 7252920B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- rear end
- gas sensor
- housing
- heat
- opening
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Measuring Oxygen Concentration In Cells (AREA)
Description
最初に本開示の実施態様を列記して説明する。
(1)本開示のガスセンサは、先端から後端に向けて軸線方向に延びるガスセンサであって、被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するガスセンサ素子と、前記ガスセンサ素子を取り囲み、後端に開口を有する筒状のハウジングと、前記開口を塞ぐシール部材と、自身の後端が前記ハウジングの後端と同じか前記ハウジングの後端よりも先端側に位置し、前記ハウジングを取り囲む筒状をなし、前記ガスセンサの先端側から前記ハウジングを経由して前記シール部材に伝わる熱を低減するための放熱部材と、を備え、前記放熱部材は、前記シール部材よりも先端側にて前記ハウジングに接続された接続部と、前記ハウジングとの間に空隙を有して前記接続部から後端側に延びる主部と、を備え、前記主部は、前記主部における前記軸線方向の中心よりも後端側に、前記空隙と前記放熱部材の外周側とが連通する放熱開口を有する、ガスセンサである。
放熱開口の軸線方向の長さが長くなるほど、空隙にこもった高温の空気を放熱部材の外周側に排出しやすくなる。また、半分より長いと、確実に後端側に孔(放熱開口の一部)が存在することになる。
放熱開口の先端側から後端側に向かうほど開口幅が大きくなるから、ガスセンサの後端部が熱の影響を受けることをより回避できる。先端側では伝熱のため、肉の面積の割合を大きくし、後端側では換気のため、孔の面積の割合を大きくする。
(5)前記放熱開口は、前記軸線方向の長さの方が前記軸線方向に垂直な方向の長さよりも長いことが好ましい。
空隙の連結部側に水が浸入した場合に、この水を放熱開口から放熱部材の外周側に排出することができる。
放熱部材を外周側からつかんで作業する際に、放熱開口の外縁に指が引っ掛かることを回避できる。
なお、均等とは厳密な意味での均等を意味するものではなく、均等とみなされる範囲であれば本発明の効果を奏する範囲で幅を持つ意味である。
周方向に3つ以上、均等な間隔で配置されることで、放熱開口による放熱(換気)をより効果的に行える。
内側突出部によって放熱部材の傾きなどを抑制しつつ放熱部材を保持できるため、放熱部材の支持姿勢が安定するとともに、放熱部材の変形や破損を抑制しやすくできる。
本開示の実施形態1のガスセンサ100の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
ガスセンサ100は、内燃機関の排気管10に装着される酸素センサである。ガスセンサ100は、測定ガスである排気ガス中の酸素濃度を、リッチ領域からリーン領域にわたってリニアに検知する、いわゆる全領域空燃比センサである。
主体金具110は軸線AX方向に沿った貫通孔H1を有する筒状の金属部材である。主体金具110はガスセンサ素子120の径方向外側に配され、かつガスセンサ素子120の周囲に配される。主体金具110は、ガスセンサ素子120を保持する役割と、ガスセンサ100を排気管10に対して固定的に取り付ける役割と、を有する。
主体金具110のプロテクタ接続部110Cには、一対のプロテクタ101,102がレーザー溶接により一体に固定されている(溶接部はドットで図示されている箇所である)。一対のプロテクタ101,102は、内部プロテクタ101と、外部プロテクタ102と、を備え、外部プロテクタ102の内部に内部プロテクタ101が配されている。内部プロテクタ101は後端側に開口した有底筒状をなしている。一方、外部プロテクタ102は先端側と後端側とに開口した筒状をなしている。内部プロテクタ101と外部プロテクタ102はいずれも、複数の導入孔101C,102Cを有している。複数の導入孔101Cは内部プロテクタ101の周壁部に設けられ、複数の導入孔102Cは外部プロテクタ102の周壁部に設けられている。
外筒103は、先端側から順に、接続部103Aと、セパレーター収容部103Bと、リード線収容部103Cと、シール部材保持部103Dと、を備える。また、外筒103は、接続部103Aの後端とセパレーター収容部103Bの先端とを連結する連結部103Gを備える。連結部103Gは、軸線AX方向と直交する方向に延びる形態とされている。
ガスセンサ素子120は、細長形状の板部材を積層した積層構造を有している。ガスセンサ素子120は、軸線AXに垂直な断面が略矩形形状となる四角柱形状を有している。ガスセンサ素子120は、主体金具110の貫通孔H1の位置で主体金具110に固定されている。ガスセンサ素子120は、ガスセンサ100の内部において、軸線AX方向に沿って収容される。ガスセンサ素子120と主体金具110の工具係合部110Bとは同軸に配置されている。工具係合部110Bはガスセンサ素子120を取り囲む配置とされている。
外筒103のセパレーター収容部103Bの内部には、セパレーター181が収容されている。セパレーター181は、貫通孔H2を有する筒状の絶縁部材である。貫通孔H2は軸線AX方向に沿って配されている。セパレーター181の外周には筒状の付勢金具190が配置されている。セパレーター181は付勢金具190によってシール部材191側に付勢されている。これにより、セパレーター181は外筒103の段差部103Fに押圧された状態で、セパレーター収容部103Bに保持されている。ガスセンサ素子120の後端側の端部は、セパレーター181の貫通孔H2に収容されている。
ガスセンサ素子120は以下のようにして主体金具110に固定されている。主体金具110の貫通孔H1には、セラミックホルダ111、粉末充填層112、セラミックスリーブ113がこの順に先端側から後端側にかけて積層配置されている。
放熱部材104は、シール部材191よりも先端側にて主体金具110に接続された接続部104Aと、外筒103との間に空隙Sを有して接続部104Aから後端側に延びる主部104Bと、を備えている。放熱部材104は、外筒103を取り囲む筒状をなしている。放熱部材104は金属製とされ、本実施形態では外筒103の材質と同じSUS304によって形成されている。接続部104Aは、主部104Bの先端側に連続して配されている。主部104Bの後端は、軸線AX方向においてシール部材191の先端と同じ位置に配され、セパレーター収容部103Bの後端よりも後端側に位置している。
放熱部材104による保護作用は以下のとおりである。放熱部材104の接続部104Aが外筒103の接続部103Aに接続されることにより、主部104Bがセパレーター収容部103Bを覆い、セパレーター収容部103Bが主部104Bによって保護される。これにより、セパレーター収容部103Bの内側の付勢金具190に衝撃が加わることが防止され、ひいては付勢金具190に保持されたセパレーター181に衝撃が伝わり、セパレーター181に取り付けられた各接続端子182、183がずれて各電極パッドとの電気的接続が切断することを防止できる。
以上のように本実施形態のガスセンサ100は、先端から後端に向けて軸線AX方向に延びるガスセンサ100であって、被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するガスセンサ素子120と、ガスセンサ素子120を取り囲み、後端に開口を有する筒状のハウジングと、開口103Eを塞ぐシール部材191と、自身の後端がハウジングの後端と同じかハウジングの後端よりも先端側に位置し、ハウジングを取り囲む筒状をなし、ガスセンサ100の先端側からハウジングを経由してシール部材191に伝わる熱を低減するための放熱部材104と、を備え、放熱部材104は、シール部材191よりも先端側にてハウジングに接続された接続部104Aと、ハウジングとの間に空隙Sを有して接続部104Aから後端側に延びる主部104Bと、を備え、主部104Bは、主部104Bにおける軸線AX方向の中心よりも後端側に、空隙Sと放熱部材104の外周側とが連通する放熱開口106を有する構成とした。
放熱開口106の軸線AX方向の長さが長くなるほど、空隙Sにこもった高温の空気を放熱部材104の外周側に排出しやすくなる。また、半分より長いと、確実に後端側に孔(放熱開口106の一部)が存在することになる。
放熱開口106の先端側から後端側に向かうほど開口幅が大きくなるから、ガスセンサ100の後端部が熱の影響を受けることをより回避できる。先端側では伝熱のため、肉の面積の割合を大きくし、後端側では換気のため、孔の面積の割合を大きくする。
放熱開口106は、軸線AX方向の長さの方が軸線AX方向に垂直な方向の長さよりも長いことが好ましい。
放熱部材104を外周側からつかんで作業する際に、放熱開口106の外縁に指が引っ掛かることを回避できる。
周方向に3つ以上、均等な間隔で配置されることで、放熱開口106による放熱(換気)をより効果的に行える。
本開示の実施形態2のガスセンサ200の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示の実施形態3のガスセンサ300の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
傾斜部335Bによって放熱部材304の放熱外筒330の傾きなどを抑制しつつ放熱外筒330を保持できるため、放熱外筒330の支持姿勢が安定するとともに、放熱外筒330の変形や破損を抑制しやすくできる。
本開示の実施形態4の放熱外筒430の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
本開示の実施形態5の遮熱カバー540の具体例を、以下に図面を参照しつつ説明する。なお、本開示はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
(1)実施形態1から3では放熱部材104の後端が外筒103の後端よりも先端側に位置しているものを例示したが、放熱部材の後端が外筒の後端よりも後端側に位置しているものでもよい。この場合、主部は、主部と外筒とが重なり合う部分を重合部とした場合に、重合部における軸線AX方向の中心よりも後端側に、空隙Sと放熱部材の外周側とが連通する放熱開口を有するものとしてもよい。
(7)実施形態1、2では、放熱部材104、204と外筒103は取付部110Dより後端側で接触していないが、放熱部材と外筒とは周方向の一部が接触していてもよい。
(8)実施形態1から3では、ガスセンサ100、200の種類として全領域空燃比センサを例示したが、ラムダセンサやNOXセンサ等その種類は限られない。
(9)実施形態3から5では、放熱部材304が放熱外筒330と遮熱カバー340の双方によって構成されているが、放熱外筒330と遮熱カバー340のいずれか一方のみによって放熱部材を構成してもよい。
20…ネジ溝
100…ガスセンサ
101…内部プロテクタ 101C…導入孔
102…外部プロテクタ 102C…導入孔
103…外筒 103A…接続部(大径部) 103B…セパレーター収容部(小径部) 103C…リード線収容部 103D…シール部材保持部 103E…開口 103F…段差部 103G…連結部
104…放熱部材 104A…接続部 104B…主部
105…溶接部
106…放熱開口
110…主体金具 110A…ねじ部 110B…工具係合部 110C…プロテクタ接続部 110D…取付部
111…セラミックホルダ
112…粉末充填層
113…セラミックスリーブ
114…かしめリング
120…ガスセンサ素子
121…ガス検出部
181…セパレーター
182…センサ用接続端子
183…ヒータ用接続端子
190…付勢金具
191…シール部材
193…センサ用リード線
194…ヒータ用リード線
200…ガスセンサ
204…放熱部材 204A…接続部 204B…主部
206…放熱開口
300…ガスセンサ
304…放熱部材
305…溶接部
330…放熱外筒 331…接続部 332…主部 333…連結部 334…固定片 335…可撓片 335A…直線部 335B…傾斜部 336…放熱開口
340…遮熱カバー 341…底壁部 341A…挿通孔 342…筒状部 343…接続部 344…拡径部 345…フランジ部 346…放熱開口
430…放熱外筒 431…接続部 432…第1連結部 433…第2連結部 434…第1主部 435…第2主部 436…第1可撓片 437…第2可撓片 438…第1放熱開口 439…第2放熱開口
540…遮熱カバー 541…底壁部 541A…挿通孔 542…筒状部 543…接続部 544…拡径部 545…フランジ部 546…放熱開口
AX…軸線
H1…貫通孔 H2…貫通孔 H3…貫通孔 H4…貫通孔
S…空隙
Claims (10)
- 先端から後端に向けて軸線方向に延びるガスセンサであって、
被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するガスセンサ素子と、
前記ガスセンサ素子を取り囲み、後端に開口を有する筒状のハウジングと、
前記開口を塞ぐシール部材と、
自身の後端が前記ハウジングの後端と同じか前記ハウジングの後端よりも先端側に位置し、前記ハウジングを取り囲む筒状をなし、前記ガスセンサの先端側から前記ハウジングを経由して前記シール部材に伝わる熱を低減するための放熱部材と、を備え、
前記放熱部材は、前記シール部材よりも先端側にて前記ハウジングに接続された接続部と、前記ハウジングとの間に空隙を有して前記接続部から後端側に延びる主部と、を備え、
前記主部は、前記主部における前記軸線方向の中心よりも後端側に、前記空隙と前記放熱部材の外周側とが連通する放熱開口を有し、
前記放熱開口は、先端側から後端側に向かうにつれて徐々に幅広になっていく形状とされている、ガスセンサ。 - 先端から後端に向けて軸線方向に延びるガスセンサであって、
被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するガスセンサ素子と、
前記ガスセンサ素子を取り囲み、後端に開口を有する筒状のハウジングと、
前記開口を塞ぐシール部材と、
自身の後端が前記ハウジングの後端と同じか前記ハウジングの後端よりも先端側に位置し、前記ハウジングを取り囲む筒状をなし、前記ガスセンサの先端側から前記ハウジングを経由して前記シール部材に伝わる熱を低減するための放熱部材と、を備え、
前記放熱部材は、前記シール部材よりも先端側にて前記ハウジングに接続された接続部と、前記ハウジングとの間に空隙を有して前記接続部から後端側に延びる主部と、を備え、
前記主部は、前記主部における前記軸線方向の中心よりも後端側に、前記空隙と前記放熱部材の外周側とが連通する放熱開口を有し、
前記放熱開口の外縁を見たとき、
前記放熱部材の厚さ方向外側は、前記厚さ方向の内側に向かうにつれて徐々に縮径する形状をなし、
前記放熱部材の厚さ方向内側は、前記厚さ方向の内側に突出した形状をなす、ガスセンサ。 - 先端から後端に向けて軸線方向に延びるガスセンサであって、
被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するガスセンサ素子と、
前記ガスセンサ素子を取り囲み、後端に開口を有する筒状のハウジングと、
前記開口を塞ぐシール部材と、
自身の後端が前記ハウジングの後端と同じか前記ハウジングの後端よりも先端側に位置し、前記ハウジングを取り囲む筒状をなし、前記ガスセンサの先端側から前記ハウジングを経由して前記シール部材に伝わる熱を低減するための放熱部材と、を備え、
前記放熱部材は、前記シール部材よりも先端側にて前記ハウジングに接続された接続部と、前記ハウジングとの間に空隙を有して前記接続部から後端側に延びる主部と、を備え、
前記主部は、前記主部における前記軸線方向の中心よりも後端側に、前記空隙と前記放熱部材の外周側とが連通する放熱開口を有し、
前記放熱部材は径方向内側に突出する内側突出部を有し、周方向の一部領域において前記内側突出部と前記ハウジングとが接触している、ガスセンサ。 - 先端から後端に向けて軸線方向に延びるガスセンサであって、
被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するガスセンサ素子と、
前記ガスセンサ素子を取り囲み、後端に開口を有する筒状のハウジングと、
前記開口を塞ぐシール部材と、
自身の後端が前記ハウジングの後端よりも後端側に位置し、前記ハウジングを取り囲む筒状をなし、前記ガスセンサの先端側から前記ハウジングを経由して前記シール部材に伝わる熱を低減するための放熱部材と、を備え、
前記放熱部材は、前記シール部材よりも先端側にて前記ハウジングに接続された接続部と、前記ハウジングとの間に空隙を有して前記接続部から後端側に延びる主部と、を備え、
前記主部は、前記主部と前記ハウジングとが重なり合う部分を重合部とした場合に、前記重合部における前記軸線方向の中心よりも後端側に、前記空隙と前記放熱部材の外周側とが連通する放熱開口を有し、
前記放熱開口は、先端側から後端側に向かうにつれて徐々に幅広になっていく形状とされている、ガスセンサ。 - 先端から後端に向けて軸線方向に延びるガスセンサであって、
被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するガスセンサ素子と、
前記ガスセンサ素子を取り囲み、後端に開口を有する筒状のハウジングと、
前記開口を塞ぐシール部材と、
自身の後端が前記ハウジングの後端よりも後端側に位置し、前記ハウジングを取り囲む筒状をなし、前記ガスセンサの先端側から前記ハウジングを経由して前記シール部材に伝わる熱を低減するための放熱部材と、を備え、
前記放熱部材は、前記シール部材よりも先端側にて前記ハウジングに接続された接続部と、前記ハウジングとの間に空隙を有して前記接続部から後端側に延びる主部と、を備え、
前記主部は、前記主部と前記ハウジングとが重なり合う部分を重合部とした場合に、前記重合部における前記軸線方向の中心よりも後端側に、前記空隙と前記放熱部材の外周側とが連通する放熱開口を有し、
前記放熱開口の外縁を見たとき、
前記放熱部材の厚さ方向外側は、前記厚さ方向の内側に向かうにつれて徐々に縮径する形状をなし、
前記放熱部材の厚さ方向内側は、前記厚さ方向の内側に突出した形状をなす、ガスセンサ。 - 先端から後端に向けて軸線方向に延びるガスセンサであって、
被測定ガス中の特定ガスの濃度を検出するガスセンサ素子と、
前記ガスセンサ素子を取り囲み、後端に開口を有する筒状のハウジングと、
前記開口を塞ぐシール部材と、
自身の後端が前記ハウジングの後端よりも後端側に位置し、前記ハウジングを取り囲む筒状をなし、前記ガスセンサの先端側から前記ハウジングを経由して前記シール部材に伝わる熱を低減するための放熱部材と、を備え、
前記放熱部材は、前記シール部材よりも先端側にて前記ハウジングに接続された接続部と、前記ハウジングとの間に空隙を有して前記接続部から後端側に延びる主部と、を備え、
前記主部は、前記主部と前記ハウジングとが重なり合う部分を重合部とした場合に、前記重合部における前記軸線方向の中心よりも後端側に、前記空隙と前記放熱部材の外周側とが連通する放熱開口を有し、
前記放熱部材は径方向内側に突出する内側突出部を有し、周方向の一部領域において前記内側突出部と前記ハウジングとが接触している、ガスセンサ。 - 前記放熱開口における前記軸線方向の長さは、前記放熱部材における前記軸線方向の長さの半分より長い、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載のガスセンサ。
- 前記放熱開口は、前記軸線方向の長さの方が前記軸線方向に垂直な方向の長さよりも長い、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のガスセンサ。
- 前記ハウジングは、
前記ガスセンサ素子を取り囲み、多角形の工具係合部と、前記工具係合部の後端側に連続して配された取付部と、を備える主体金具と、
前記主体金具から後端側に延びて前記ガスセンサ素子を取り囲み、前記接続部とともに前記取付部に溶接された溶接部を有する大径部と、前記大径部の後端側に配されて前記大径部よりも径が小さい小径部と、前記大径部の後端と前記小径部の先端とを連結する連結部と、を備える外筒と、を備え、
前記放熱開口の先端は、前記溶接部よりも後端側でかつ前記連結部よりも先端側に位置している、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載のガスセンサ。 - 前記放熱開口は周方向に3つ以上、均等な間隔で配置されている、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載のガスセンサ。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
US17/075,110 US11609215B2 (en) | 2019-11-05 | 2020-10-20 | Gas sensor |
CN202011201946.6A CN112782355A (zh) | 2019-11-05 | 2020-11-02 | 气体传感器 |
DE102020128895.6A DE102020128895A1 (de) | 2019-11-05 | 2020-11-03 | Gassensor |
Applications Claiming Priority (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019200447 | 2019-11-05 | ||
JP2019200447 | 2019-11-05 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2021076578A JP2021076578A (ja) | 2021-05-20 |
JP7252920B2 true JP7252920B2 (ja) | 2023-04-05 |
Family
ID=75898755
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2020106324A Active JP7252920B2 (ja) | 2019-11-05 | 2020-06-19 | ガスセンサ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7252920B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE102022203555A1 (de) * | 2022-04-08 | 2023-10-12 | Robert Bosch Gesellschaft mit beschränkter Haftung | Sensor zur Erfassung mindestens einer Eigenschaft eines Messgases in einem Messgasraum |
Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004245663A (ja) | 2003-02-13 | 2004-09-02 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサの取付け構造及びガスセンサ保護カバー |
JP2010286332A (ja) | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサの取り付け構造及び保護カバー付きガスセンサ |
JP2012154774A (ja) | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ |
JP2016095223A (ja) | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61154557U (ja) * | 1985-03-18 | 1986-09-25 | ||
JPS6381251U (ja) * | 1986-11-14 | 1988-05-28 | ||
JPS63115751U (ja) * | 1987-01-23 | 1988-07-26 |
-
2020
- 2020-06-19 JP JP2020106324A patent/JP7252920B2/ja active Active
Patent Citations (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2004245663A (ja) | 2003-02-13 | 2004-09-02 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサの取付け構造及びガスセンサ保護カバー |
JP2010286332A (ja) | 2009-06-11 | 2010-12-24 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサの取り付け構造及び保護カバー付きガスセンサ |
JP2012154774A (ja) | 2011-01-26 | 2012-08-16 | Ngk Spark Plug Co Ltd | ガスセンサ |
JP2016095223A (ja) | 2014-11-14 | 2016-05-26 | 日本特殊陶業株式会社 | ガスセンサ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2021076578A (ja) | 2021-05-20 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2012154774A (ja) | ガスセンサ | |
JP5703373B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP6772082B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP4706491B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP2004286753A (ja) | 内燃機関で使用するための断熱材を備えた圧力センサ | |
JP7252920B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP2008003076A (ja) | センサ | |
JP2016142683A (ja) | ガスセンサ | |
JP6158792B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP6348405B2 (ja) | ガスセンサ | |
US10371680B2 (en) | Sensor | |
JP6907095B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP6904881B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP7123837B2 (ja) | ガスセンサ | |
US11609215B2 (en) | Gas sensor | |
JP4809781B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP6170440B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP2022018199A (ja) | センサ | |
JP4355623B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP6086855B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP2017049205A (ja) | センサ | |
JP4426084B2 (ja) | ガスセンサ | |
JP4192067B2 (ja) | ガスセンサ | |
WO2023074046A1 (ja) | ガスセンサ | |
JP2005024396A (ja) | ガスセンサ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20220329 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20221220 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20230110 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20230209 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230314 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230324 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7252920 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |