JP7252031B2 - 工作機械管理システム、管理装置、および工作機械に接続される接続装置 - Google Patents
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Description
特許文献2では、マイクロコンピュータなどによる数値制御により、所定の加工データに基づいてワークを切削加工する加工装置にて、ツールの使用時間が寿命に達すると適正な加工が行われず、ツールが破損して加工装置に損傷を与えてしまう恐れがあることに鑑み、作業者が、加工装置の使用時間を書き留めるなどの従来の作業に代えて、寿命に達したツールを検知するとともに、検知したツールの交換を作業者に促すツール管理システムが提案されている。
請求項2に記載された発明は、前記接続装置は、前記ネットワークに対するインタフェースを有しない工作機械に接続され、前記工作機械の制御盤から当該工作機械の稼働状態に関する情報である状態情報を取得する制御部と、前記オペレータへの出力および当該オペレータからの入力を受け付けるユーザインタフェースと、前記ネットワークに接続して前記開始に関する情報および前記終了に関する情報を出力するネットワークインタフェースと、を有することを特徴とする請求項1記載の工作機械管理システムである。
請求項3に記載された発明は、前記開始に関する情報は、前記接続装置にて前記ユーザインタフェースを介してなされた前記オペレータの操作に応じて出された信号であることを特徴とする請求項2記載の工作機械管理システムである。
請求項4に記載された発明は、複数の工作機械の個々の工作機械と、および/または個々の工作機械に接続された接続装置と、ネットワークを介して接続される管理装置であって、前記複数の工作機械の個々の工作機械にて発生したツール交換作業の開始に関する情報を前記ネットワークを介して取得する開始情報取得手段と、前記ツール交換作業の終了に関する情報を前記ネットワークを介して取得する終了情報取得手段と、取得した前記開始に関する情報と前記終了に関する情報とを用いて、前記個々の工作機械にて発生した前記ツール交換作業に要した時間を把握する把握手段と、を備え、前記開始に関する情報は、前記個々の工作機械のオペレータの操作に応じて出された信号であり、前記終了に関する情報は、前記個々の工作機械の連続運転を判断するための時間情報、または当該時間情報から生成された交換終了を示す情報であり、前記把握手段は、前記時間情報から得られた連続運転の時間が予め定められた時間を超えた場合には前記ツール交換作業が終了したと判断して当該ツール交換作業に要した時間を把握すること、を特徴とする管理装置である。
請求項5に記載された発明は、前記複数の工作機械の個々の工作機械で加工される製品情報と、加工に関与する作業者情報とを含む基本情報を前記ネットワークを介して取得する基本情報取得手段と、取得した前記製品情報および前記作業者情報と、前記把握手段により把握した前記ツール交換作業に要した時間と、を関連付けて出力する出力手段と、を更に含む請求項4記載の管理装置である。
請求項6に記載された発明は、ネットワークを介して管理装置に接続され、当該ネットワークに対するインタフェースを有しない工作機械から情報を取得することが可能な接続装置であって、前記工作機械の制御盤から当該工作機械の稼働状態に関する情報である状態情報を取得する制御部と、オペレータへ情報を出力し、および当該オペレータからの入力を受け付けるユーザインタフェースと、前記ネットワークに接続し、前記工作機械にて発生したツール交換作業の開始に関する情報を前記管理装置に出力するとともに、当該工作機械にて発生した当該ツール交換作業の終了に関する情報を当該管理装置に出力するネットワークインタフェースと、を備え、前記制御部は、前記工作機械の前記制御盤から前記状態情報として、稼働時間を示す稼働時間信号および加工を行なったことを示すカウント信号を取得し、前記ユーザインタフェースから、ツール交換関連情報を含む基本情報を取得し、前記稼働時間信号および前記カウント信号の少なくとも何れか一つと、前記ツール交換関連情報と、を用いて前記工作機械のツール警告情報を算出して出力し、前記ユーザインタフェースは、前記ツール警告情報を表示出力すること、を特徴とする接続装置である。
請求項7に記載された発明は、前記制御部は、前記工作機械にて発生した前記ツール交換作業の前記開始に関する情報として、前記ユーザインタフェースの交換開始ボタンに対するオペレータからの操作を受けたことによる情報を、前記ネットワークインタフェースを介して前記管理装置に出力し、前記工作機械にて発生した前記ツール交換作業の前記終了に関する情報として、当該工作機械の前記制御盤から取得した連続運転に関する情報を、前記ネットワークインタフェースを介して前記管理装置に出力することを特徴とする請求項6記載の接続装置である。
請求項8に記載された発明は、複数の工作機械の個々の工作機械に対しておよび/または個々の工作機械に接続された接続装置に対してネットワークを介して接続される管理装置と、を備えた工作機械管理システムであって、前記管理装置は、前記複数の工作機械の個々の工作機械にて発生したツール交換作業の開始に関する情報を前記ネットワークを介して取得する開始情報取得手段と、前記ツール交換作業の終了に関する情報を前記ネットワークを介して取得する終了情報取得手段と、取得した前記開始に関する情報と前記終了に関する情報とを用いて、前記個々の工作機械にて発生した前記ツール交換作業に要した時間を把握する把握手段と、を備え、前記終了に関する情報は、前記個々の工作機械の連続運転を判断するための時間情報、または当該時間情報から生成された交換終了を示す情報であり、前記把握手段は、前記時間情報から得られた連続運転の時間が予め定められた時間を超えた場合には前記ツール交換作業が終了したと判断して当該ツール交換作業に要した時間を把握すること、を特徴とする工作機械管理システムである。
〔工作機械管理システムの説明〕
図1は、本実施の形態が適用される工作機械管理システム1の一例を示した図である。図1に示す工作機械管理システム1は、工作機械10,50と、コレクタPC60と、データの収集を行なうサーバ70とを有している。工作機械10,50、コレクタPC60、およびサーバ70は、例えばイーサネット(登録商標)に代表されるLAN(Local Area Network)などのネットワーク90を介して接続されている。
工作機械50は、ネットワークI/Fを制御部(図示せず)に備え、ネットワーク90を介して直接、外部とのデータの送受信を可能としている。接続装置30の機能は内蔵しており、図1では、工作機械50に接続装置30は備えられていない。
尚、工作機械10,50としては、例えば、旋盤、ボール盤、研削盤、フライス盤、中ぐり盤、歯切り盤、などがある。この中で、最も基本的な工作機械である旋盤は、例えば回転する材料に刃物などのツールを押し当て、これを送りながら切削加工を行なっている。
次に、本実施の形態が適用される工作機械10,50について説明する。
図3は工作機械10の構成を示す斜視図である。図3に示す工作機械10は、コンピュータによる数値制御により稼働し、主軸台が移動する主軸台移動型のNC(Numerically Control)自動旋盤の一例である。
材料供給装置11は、自動運転を続けるために、1本の加工が終わると自動的に次の材料を供給している。また、主軸台12は、チャックにより材料を掴み高速回転する主軸を軸受けで支えている。送り機構13,18は、旋盤の径方向に刃物台14を送る機構である。刃物台14は、ツールを装着する台であり、ツール交換の際には、刃物台14に取付けられている刃物の取り外し、新しい刃物の刃物台14への取付け、などが行なわれる。ベッド15は、工作機械10の基礎となる部分であり、主軸台12を支え、内部に制御盤20を備えている。また、操作盤16は、機械の運転・停止などのユーザからの指示を受け付けることや、機械の動作プログラムの作成や修正などを可能としている。また、パイロットランプ17は、電源のON/OFF、運転しているか否か、機械の状態、などを、点灯状態の違いによってオペレータに示している。さらに、制御盤20は、工作機械10の各種動きを制御するとともに、各機構部を動かす際のモータ等の各種アクチュエータに電力を供給している。
工作機械10の制御盤20は、工作機械10の全体を統括して制御するシステム制御部21と、システム制御用のプログラムメモリであるROM22と、ツールデータや初期セットデータ、各種加工プログラムなどを記憶するRAM23を備えている。また、I/O接続29によって信号を入出力するI/O通信部24と、加工プログラムの作成処理などをシステム制御部21とともに行なう自動プログラミング部25を有している。更に、RAM23に記憶された加工プログラムを用いてモータなどの駆動部の制御やセンサによるセンシングなどをシステム制御部21とともに行なう加工動作制御部27を有している。また更に、操作盤16への出力および操作盤16からの入力に関する処理を行なう入出力制御部26を有している。更に、制御盤20は、パイロットランプ17の点灯を制御している。システム制御部21、I/O通信部24、自動プログラミング部25、入出力制御部26、加工動作制御部27は、CPUによって機能させることができる。
PLC31は、入力された情報をもとに演算を行ない、各種の稼働情報を算出する演算部33と、演算処理に用いるデータを記憶し、また演算処理に必要なプログラムを記憶するメモリ34を有している。また、工作機械10の制御盤20に設けられたI/O通信部24との間でI/O接続29を介して信号の受け渡しを行なう入出力部35と、ネットワーク90を介してコレクタPC60および/またはサーバ70の相互間にて、各種情報の送受信を行う通信部36を有している。
ユーザインタフェース32は、例えばタッチパネルで構成され、PLC31の演算部33にて算出された稼働情報などを表示する表示部37を備えている。また、例えばタッチパネルなどで構成され、基本情報の入力や、ツール交換に関する各種情報の入力などを行なう入力部38を備えている。
次に、接続装置30のPLC31にて行なわれる処理について説明する。
まず、本実施の形態では、以下のような意味で用語を用いている。
「状態情報」…工作機械10の稼働状態に関する情報。工作機械10の制御盤20から接続装置30に出力される。例えば、稼働時間信号、カウント信号など。
「基本情報」…工作機械10で加工される製品情報と、加工に関与する作業者情報とを含み、主にユーザインタフェース32を介して入力される。「製品情報」としては製品名、ロットNO.など。「作業者情報」としては作業者IDなど。
「稼働情報」…状態情報と基本情報とを用いてPLC31で算出される情報。
まず、接続装置30のPLC31は、入出力部35を介して工作機械10の制御盤20から工作機械10の状態情報を取得する(ステップ101)。ここで取得する状態情報としては、例えば、稼働時間を示す信号である稼働時間信号、例えば、加工を行なったことを数で示す信号であるカウント信号である。このカウント信号は、例えば、1つ加工する毎に1カウントされた信号である。また、稼働時間信号としては、例えば、1つの生産単位の作業の開始時間と終了時間をそのまま示した信号、これらの時間の差分を示した信号、などが挙げられる。ここで、1つの生産単位は、同種の製品を加工して生産する際の最小単位として「ロット」の文言を用いることができる。なお、「時間」は、「期間」の意味で用いる他、「時刻」そのものを示す場合もあるが、本件では両者を含めて用いている。
生産個数は、例えばステップ101にて取得したカウント信号から算出される。
サイクルタイムは、例えば取得したカウント信号の間隔から算出される。
稼働率は、例えばステップ101にて取得した稼働時間信号から得られた稼働時間から算出される。
ツール交換タイミングの到達は、例えば、カウント信号から算出した生産個数と、オペレータが入力した基本情報の中のツール交換関連情報と、から算出される。このツール交換タイミングの到達は、「ツール寿命」であり、警告のタイミングも選定される。
ロット完了までの時間は、例えば、算出されたサイクルタイムと、ユーザインタフェース32を介して入力されたロットサイズと、から算出される。
自主検査時間は、例えばステップ101にて取得した稼働時間信号から得られた稼働時間と、入力された自主検査タイミングと、から算出される。
図6(a)~(d)は、ユーザインタフェース32の表示部37に表示される基本情報、状態情報の一例を示す図である。
図6(a)はメニュー画面の一例を示している。この図6(a)に示すメニュー画面では、基本画面121、稼働率履歴122、ツール寿命123、ツール警告124、および刃物交換ボタン125等の、表示遷移のためのボタンが準備されている。この表示遷移のためのボタンとしては、その他、切出数履歴、設備点検、自主検査、計画停止、ブランク待ちなどがある。ここでは、PLC31がネットワーク90を介してサーバ70へ稼働状況を転送するとともに、ユーザインタフェース32のモニタである表示部37にも稼働状況を表示し、オペレータの作業の利便性を図っている。
図6(d)は、ツールカウンタ128のボタンが押された際のツールカウンタ画面の一例を示す図である。このツールカウンタ画面では、各ツールのカウント状態と、各ツールについて、オペレータ等により入力された警告と寿命の設定値である警告数、寿命数が表示される。このカウント状態は、図5のステップ101で取得した、工作機械10のカウント信号から得られる使用回数である。また、警告数や寿命は、オペレータが入力部38を介して入力した情報である。
なお、警告および寿命の基準として、稼働時間に関する情報を加え、またはこの稼働時間に関する情報だけを用いることも可能である。
上述したステップ101~ステップ106の処理により、稼働情報の算出・出力処理の一例が終了する。
次に、工作機械10のツール交換作業に要した時間の把握処理について説明する。
図7(a)、(b)は、接続装置30のユーザインタフェース32に表示される刃物交換画面の一例を示す図である。これらは、図6(a)に示す刃物交換ボタン125を押下することで遷移する。ここでは、「ツール交換作業」として、「刃物交換作業」を例示しており、図7(a)は刃物交換開始ボタンを表示している例を示し、図7(b)は刃物交換中ボタンを表示している例を示している。
この刃物の交換作業では、古い刃物の取り外しと新しい刃物の取付けの後、例えば1サイクルの試運転で検査用品物を1個切り出し、検査用品物の寸法測定結果に応じて刃物取付け位置の再調整等を行う、といった寸法出し作業が繰り返される。そして、検査用品物の寸法測定結果が規格内となったら生産を開始する、といった処理が行なわれる。
なお、工作機械10の種類によって、交換されるツールの種類も多々、存在する。刃物としては、例えば、バイト、チップ、カッター、エンドミル、ドリル、リーマ、ボーリング、などがある。また、フライス工具や砥石車などもツールの一例である。
なお、「連続運転 3分経過で交換中を自動戻し」の説明表示にある数字部分143について、例えばオペレータが数字部分143をタッチすると、ポップアップ画面が出て数字を変更することができる。すなわち、ツール交換作業の中断とみなす連続運転の時間は、必要に応じてオペレータが修正できる。
まず、接続装置30のPLC31は、ユーザインタフェース32を介してツール交換画面を表示する(ステップ201)。表示される画面は、例えば、図7(a)に示すようなツール交換画面である。そして、まず、PLC31は、みなし終了時間の修正があるか否かを判断する(ステップ202)。この「みなし終了時間」は、例えば図7(a)に示すような数字部分143であり、この数字部分143が修正されたか否かが判断される。修正された場合には(ステップ202でYes)、修正されたみなし終了時間を、メモリ34に記憶する(ステップ203)。みなし終了時間が修正されていない場合には(ステップ202でNo)、そのまま次の処理に移行する。
なお、サーバ70に送信する時間情報は、オペレータの操作に応じて出された信号の一例ではあるが、送信するものが時間そのものではなく、「ツール交換信号ON」「ツール交換信号OFF」をそのまま送信するように構成してもよい。
さらに、連続運転の開始時を「ツール交換終了時間」とすることもできる。
Claims (8)
- 複数の工作機械の個々の工作機械に対しておよび/または個々の工作機械に接続された接続装置に対してネットワークを介して接続される管理装置と、を備えた工作機械管理システムであって、
前記管理装置は、
前記複数の工作機械の個々の工作機械にて発生したツール交換作業の開始に関する情報を前記ネットワークを介して取得する開始情報取得手段と、
前記ツール交換作業の終了に関する情報を前記ネットワークを介して取得する終了情報取得手段と、
取得した前記開始に関する情報と前記終了に関する情報とを用いて、前記個々の工作機械にて発生した前記ツール交換作業に要した時間を把握する把握手段と、
を備え、
前記開始に関する情報は、前記個々の工作機械のオペレータの操作に応じて出された信号であり、
前記終了に関する情報は、前記個々の工作機械の連続運転を判断するための時間情報、または当該時間情報から生成された交換終了を示す情報であり、
前記把握手段は、前記時間情報から得られた連続運転の時間が予め定められた時間を超えた場合には前記ツール交換作業が終了したと判断して当該ツール交換作業に要した時間を把握すること、
を特徴とする工作機械管理システム。 - 前記接続装置は、前記ネットワークに対するインタフェースを有しない工作機械に接続され、
前記工作機械の制御盤から当該工作機械の稼働状態に関する情報である状態情報を取得する制御部と、
前記オペレータへの出力および当該オペレータからの入力を受け付けるユーザインタフェースと、
前記ネットワークに接続して前記開始に関する情報および前記終了に関する情報を出力するネットワークインタフェースと、
を有することを特徴とする請求項1記載の工作機械管理システム。 - 前記開始に関する情報は、前記接続装置にて前記ユーザインタフェースを介してなされた前記オペレータの操作に応じて出された信号であることを特徴とする請求項2記載の工作機械管理システム。
- 複数の工作機械の個々の工作機械と、および/または個々の工作機械に接続された接続装置と、ネットワークを介して接続される管理装置であって、
前記複数の工作機械の個々の工作機械にて発生したツール交換作業の開始に関する情報を前記ネットワークを介して取得する開始情報取得手段と、
前記ツール交換作業の終了に関する情報を前記ネットワークを介して取得する終了情報取得手段と、
取得した前記開始に関する情報と前記終了に関する情報とを用いて、前記個々の工作機械にて発生した前記ツール交換作業に要した時間を把握する把握手段と、
を備え、
前記開始に関する情報は、前記個々の工作機械のオペレータの操作に応じて出された信号であり、
前記終了に関する情報は、前記個々の工作機械の連続運転を判断するための時間情報、または当該時間情報から生成された交換終了を示す情報であり、
前記把握手段は、前記時間情報から得られた連続運転の時間が予め定められた時間を超えた場合には前記ツール交換作業が終了したと判断して当該ツール交換作業に要した時間を把握すること、
を特徴とする管理装置。 - 前記複数の工作機械の個々の工作機械で加工される製品情報と、加工に関与する作業者情報とを含む基本情報を前記ネットワークを介して取得する基本情報取得手段と、
取得した前記製品情報および前記作業者情報と、前記把握手段により把握した前記ツール交換作業に要した時間と、を関連付けて出力する出力手段と、
を更に含む請求項4記載の管理装置。 - ネットワークを介して管理装置に接続され、当該ネットワークに対するインタフェースを有しない工作機械から情報を取得することが可能な接続装置であって、
前記工作機械の制御盤から当該工作機械の稼働状態に関する情報である状態情報を取得する制御部と、
オペレータへ情報を出力し、および当該オペレータからの入力を受け付けるユーザインタフェースと、
前記ネットワークに接続し、前記工作機械にて発生したツール交換作業の開始に関する情報を前記管理装置に出力するとともに、当該工作機械にて発生した当該ツール交換作業の終了に関する情報を当該管理装置に出力するネットワークインタフェースと、
を備え、
前記制御部は、
前記工作機械の前記制御盤から前記状態情報として、稼働時間を示す稼働時間信号および加工を行なったことを示すカウント信号を取得し、
前記ユーザインタフェースから、ツール交換関連情報を含む基本情報を取得し、
前記稼働時間信号および前記カウント信号の少なくとも何れか一つと、前記ツール交換関連情報と、を用いて前記工作機械のツール警告情報を算出して出力し、
前記ユーザインタフェースは、前記ツール警告情報を表示出力すること、
を特徴とする接続装置。 - 前記制御部は、
前記工作機械にて発生した前記ツール交換作業の前記開始に関する情報として、前記ユーザインタフェースの交換開始ボタンに対するオペレータからの操作を受けたことによる情報を、前記ネットワークインタフェースを介して前記管理装置に出力し、
前記工作機械にて発生した前記ツール交換作業の前記終了に関する情報として、当該工作機械の前記制御盤から取得した連続運転に関する情報を、前記ネットワークインタフェースを介して前記管理装置に出力すること
を特徴とする請求項6記載の接続装置。 - 複数の工作機械の個々の工作機械に対しておよび/または個々の工作機械に接続された接続装置に対してネットワークを介して接続される管理装置と、を備えた工作機械管理システムであって、
前記管理装置は、
前記複数の工作機械の個々の工作機械にて発生したツール交換作業の開始に関する情報を前記ネットワークを介して取得する開始情報取得手段と、
前記ツール交換作業の終了に関する情報を前記ネットワークを介して取得する終了情報取得手段と、
取得した前記開始に関する情報と前記終了に関する情報とを用いて、前記個々の工作機械にて発生した前記ツール交換作業に要した時間を把握する把握手段と、
を備え、
前記終了に関する情報は、前記個々の工作機械の連続運転を判断するための時間情報、または当該時間情報から生成された交換終了を示す情報であり、
前記把握手段は、前記時間情報から得られた連続運転の時間が予め定められた時間を超えた場合には前記ツール交換作業が終了したと判断して当該ツール交換作業に要した時間を把握すること、
を特徴とする工作機械管理システム。
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