以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。なお、図中、同一または相当部分については同一の参照符号を付して説明を繰り返さない。また、図中、理解の容易のため、三次元直交座標系のX軸、Y軸、およびZ軸を適宜記載している。X軸およびY軸は水平方向に平行であり、Z軸は鉛直方向に平行である。Z軸の正方向は鉛直上方向を示し、Z軸の負方向は鉛直下方向を示す。
図1を参照して、本発明の実施形態に係る照明器具100を説明する。図1は、照明器具100を示す斜視図である。
図1に示すように、照明器具100は光を出射する。照明器具100は、長手方向PDに沿って延びている。本実施形態では、長手方向PDは、Y軸に略平行であり、照明器具100の長手方向を示す。照明器具100は、ベースユニット110と、光源ユニット120と、一対の光源ユニット閉塞部材130と、一対のベースユニット閉塞部材140とを備える。
ベースユニット110は長手方向PDに沿って延びている。ベースユニット110は、直接または間接的に取付対象物に取り付けられる。取付対象物は、例えば、建造物のような構造物の取付部である。取付部は、例えば、天井面である。ベースユニット110は、筐体152を有する。
光源ユニット120はベースユニット110に取り付けられる。光源ユニット120は、長手方向PDに沿って延びている。本実施形態では、光源ユニット120が光を出射する。光源ユニット120は、カバー部材154を有する。
図2を参照して、照明器具100についてさらに説明する。図2は、照明器具100を示す分解斜視図である。
図2に示すように、光源ユニット120は、カバー部材154に加えて、発光部160と、電源部170と、複数の取付バネ180と、保持部185と、ベース部材190とをさらに有する。
カバー部材154は、長手方向PDに沿って延びており、発光部160を覆う。カバー部材154の内部は空洞である。カバー部材154は、発光部160およびベース部材190を収容する。カバー部材154は、例えば、合成樹脂製である。カバー部材154は、例えば、発光部160が出射した光を拡散する。カバー部材154は、例えば、白色半透明であってもよい。カバー部材154は、例えば、光拡散材料を含有した樹脂を成形することによって形成してもよいし、透明材料で成形した後に表面に光拡散処理(微小凹凸形成処理、透光白色塗装を含む)を施して形成してもよい。カバー部材154は、例えば、断面視略U字形状を有する。
発光部160は、長手方向PDに沿って延びており、光を出射する。発光部160は、例えば、LED(Light Emitting Diode)モジュールである。具体的には、発光部160は、2つの基板164と、複数の発光素子166とを含む。2つの基板164は、長手方向PDに沿って並んでいる。発光部160の基板164の枚数は一例である。基板164は、長手方向PDに沿って延びている。複数の発光素子166は基板164の実装面A1に実装される。複数の発光素子166は、例えば、一直線上に配列される。発光素子166の各々は、発光し、例えば、LEDである。複数の発光素子166は、発光面がカバー部材154の内面に対向し、カバー部材154の内面に向かって光を出射する。その結果、光は、カバー部材154を通して、照明器具100の外部に出射する。なお、単数の発光素子166を設けてもよい。
ベース部材190は、略長尺状であり、長手方向PDに沿って延びている。ベース部材190は、例えば、金属製(例えば、アルミニウム製)である。ベース部材190は、例えば、押し出し成形方法を用いて成形され、長手方向PDの一端から他端まで断面形状が一定である。ベース部材190には、発光部160が取り付けられる。具体的には、ベース部材190は、略平坦な第1面部B1と、第1面部B1に対向する第2面部B2とを有する。そして、第1面部B1と基板164の対向面A2とが対向するように、発光部160がベース部材190に取り付けられる。
複数の保持部185は、互いに間隔をあけてベースユニット110の筐体152に取り付けられる。
複数の取付バネ180は、互いに間隔をあけてベース部材190に取り付けられる。具体的には、取付バネ180は、ベース部材190の第2面部B2に取り付けられる。複数の保持部185は、対応する複数の取付バネ180と長手方向PDにおいて同じ位置に位置する。複数の取付バネ180によって、光源ユニット120がベースユニット110に取り付けられる。例えば、取付バネ180の各々は、弾性を有し、金属製(例えば、ステンレス製)である。そして、複数の取付バネ180を対応する複数の保持部185に嵌め込むと、複数の取付バネ180の弾性によって、光源ユニット120がベースユニット110に取り付けられる。なお、取付バネ180のX軸方向の寸法は、光源ユニット120をベースユニット110に取り付ける際に、ベースユニット110の開口を取付バネ180が通過可能な寸法であればよい。なお、取付バネ180に弾性がなく、保持部185側に弾性を持たせてもよい。あるいは、取付バネ180と保持部185の両方に弾性を持たせてもよい。
電源部170は、端子台171と、電源172とを有する。端子台171と、電源172とは、ベース部材190に取り付けられる。具体的には、端子台171と、電源172とは、ベース部材190の第2面部B2に取り付けられる。内部電力線14(図8)を介して端子台171と接続している。外部電力線(図示せず)を伝送する交流電圧は、端子台171を介して内部電力線14(図8)に通電される。内部電力線14(図8)は、交流電圧を電源172に伝送する。電源172は、交流電圧から、発光素子166を発光させる電力を生成する。本実施形態の電源172は、交流電圧から、発光素子166を発光させる直流電圧を生成する。
光源ユニット閉塞部材130は、例えば、エンドキャップである。一対の光源ユニット閉塞部材130は、それぞれ、光源ユニット120の長手方向PDの一対の端部に取り付けられる。詳しくは、一対の光源ユニット閉塞部材130は、それぞれ、カバー部材154の長手方向PDの一対の端部に取り付けられる。例えば、光源ユニット閉塞部材130は、固定部材によって、光源ユニット120の長手方向PDの端部に取り付けられる。固定部材は、例えば、ビスである。そして、一対の光源ユニット閉塞部材130は、それぞれ、光源ユニット120の長手方向PDの一対の開放端4を閉塞する。詳しくは、一対の光源ユニット閉塞部材130は、それぞれ、カバー部材154の長手方向PDの一対の開放端4を閉塞する。カバー部材154の長手方向PDは、Y軸に略平行である。
ベースユニット110は、筐体152を有する。筐体152は、長手方向PDに沿って延びており、断面視略U字形状を有する。筐体152は、例えば、金属製である。ベースユニット110は、例えば、押し出し成形方法を用いて成形され、長手方向PDの一端から他端まで断面形状が一定である。一対のベースユニット閉塞部材140は、それぞれ、筐体152の長手方向PDの一対の端部に嵌められる。そして、一対のベースユニット閉塞部材140は、それぞれ、筐体152の長手方向PDの一対の開放端5を閉塞する。ベースユニット閉塞部材140の各々は、例えば、平面視略矩形形状を有する。筐体152の長手方向PDは、Y軸に略平行である。
ベースユニット閉塞部材140は、例えば、エンドキャップである。一対のベースユニット閉塞部材140は、それぞれ、筐体152の長手方向PDの一対の端部に取り付けられる。例えば、ベースユニット閉塞部材140は、ベース部材190の長手方向PDの端部に取り付けられる。そして、一対のベースユニット閉塞部材140は、それぞれ、筐体152の長手方向PDの一対の開放端5を閉塞する。筐体152の長手方向PDは、Y軸に略平行である。
図1~図4(b)を参照して、光源ユニット閉塞部材130についてさらに説明する。図3(a)および図3(b)は、光源ユニット閉塞部材130の斜視図である。図4(a)は、光源ユニット閉塞部材130の側面図である。図4(b)は、光源ユニット閉塞部材130の正面図である。
図3(a)および図3(b)に示すように、光源ユニット閉塞部材130は、閉塞部132と、突出部134とを有する。
閉塞部132は、光源ユニット120の開放端4を閉塞する。閉塞部132は、矩形状である。閉塞部132は、例えば、合成樹脂製である。閉塞部132は、発光部160が出射した光を拡散可能である。なお、閉塞部132の光の拡散率は、カバー部材154の光の拡散率とほぼ同じであることが好ましい。閉塞部132の光の拡散率を、カバー部材154の光の拡散率とほぼ同じにすることによって、閉塞部132とカバー部材154との一体感を得ることができる。なお、閉塞部132の光の拡散率は、カバー部材154の光の拡散率と異なっていてもよい。
閉塞部132は、例えば、白色半透明である。閉塞部132の色は、カバー部材154の色と同じであることが好ましい。閉塞部132の色をカバー部材154の色と同じにすることによって、閉塞部132とカバー部材154との一体感を得ることができる。なお、閉塞部132の色は、カバー部材154の色と異なっていてもよい。
閉塞部132は、例えば、光拡散材料を含有した樹脂を成形することによって形成してもよい。閉塞部132は、透明材料で成形した後に表面または裏面に光拡散処理(透光白色塗装を含む)を施して形成してもよい。
閉塞部132の正面視における外形の寸法は、カバー部材154の開放端4の外形寸法と略同一であることが好ましい。したがって、閉塞部132とカバー部材154との間に段差が生じることを抑制することができる。その結果、閉塞部132とカバー部材154との一体感を得ることができる。
突出部134は、閉塞部132よりもベースユニット110側に突出する。突出部134は、接続面1342と、一対の側面1344とを有する。
接続面1342は、閉塞部132に接続する。一対の側面1344の各々は、接続面1342の両端に接続する。詳しくは、一対の側面1344の各々は、接続面1342のX軸方向における端部と接続する。一対の側面1344は、互いに平行に延びている。詳しくは、一対の側面1344の各々は、YZ平面に略平行に延びている。
図3(a)~図4(b)に示すように、閉塞部132は、挿入部1322と、露出部1324とを有する。
挿入部1322の外形の大きさは、カバー部材154の内面によって規定される領域の大きさは略等しい。したがって、挿入部1322は、光源ユニット120の内側に挿入される。挿入部1322がカバー部材154の内側に挿入されることによって、閉塞部132がカバー部材154に対して位置決めされる。露出部1324は、光源ユニット120の外側に位置する。一対の側面1344の各々は、露出部1324よりも内側に位置する。
図4(b)に示すように、Y軸方向からみたときの閉塞部132の形状は、例えば、矩形状である。本実施形態では、Y軸方向からみたときの閉塞部132の形状は、正方形状である。すなわち、閉塞部132のX軸方向に沿った長さと、閉塞部132のZ軸方向に沿った長さとは、略等しい。接続面1342のX軸方向に沿った長さは、閉塞部132のX軸方向に沿った長さよりも短い。
次に、図1、図2および図5(a)~図6(b)を参照して、ベースユニット閉塞部材140についてさらに説明する。図5(a)および図5(b)は、ベースユニット閉塞部材140の斜視図である。図6(a)は、ベースユニット閉塞部材140の断面図である。図6(b)は、ベースユニット閉塞部材140の断面図である。
図5(a)および図5(b)に示すように、ベースユニット閉塞部材140は、閉塞部142と、一対の側部144と、ガイド部146と、底部148とを有する。
閉塞部142は、ベースユニット110の開放端5(図2参照)を閉塞する。閉塞部142は、矩形状である。
一対の側部144は、閉塞部142に接続する。一対の側部144の各々は、Y軸方向に沿って延びている。一対の側部144は、閉塞部142のX軸方向の端部から-Y側方向に延びている。
ガイド部146は、一対の側部144に設けられる。ガイド部146は、側部144から突出する。ガイド部146は、一対のガイド面1462を有する。一対のガイド面1462は互いに平行に延びている。詳しくは、ガイド面1462は、YZ平面に略平行に延びている。
底部148は、閉塞部142に接続する。底部148は、Y軸方向に沿って延びている。
図6(a)および図6(b)に示すように、ガイド面1462のZ軸方向に沿った長さは、側部144のZ軸方向に沿った長さよりも短い。
次に、図1、図2および図7(a)および図7(b)を参照して、光源ユニット閉塞部材130と、ベースユニット閉塞部材140との接続について説明する。図7(a)は、光源ユニット閉塞部材130と、ベースユニット閉塞部材140との斜視図である。図7(b)は、光源ユニット閉塞部材130と、ベースユニット閉塞部材140との模式的な断面図である。図7(b)において、間隔d1は、一対の側面1344の間隔を示す。間隔d2は、一対のガイド面1462の間隔を示す。
ベースユニット110に光源ユニット120を取り付ける場合、図7(a)に示すように、光源ユニット閉塞部材130と、ベースユニット閉塞部材140とがZ軸方向に接近する。
図7(b)に示すように、一対の側面1344の間隔d1は、一対のガイド面1462の間隔d2よりも短い。したがって、光源ユニット120がベースユニット110に取り付けられた状態において、一対の側面1344は、一対のガイド面1462の間に挿入される。本実施形態では、間隔d1は、間隔d2よりも僅かに短い。したがって、光源ユニット120がベースユニット110に取り付けられた状態において、一対の側面1344は、一対のガイド面1462に近接対向する。なお、光源ユニット120がベースユニット110に取り付けられた状態において、一対の側面1344は一対のガイド面1462に接触してもよい。あるいは、光源ユニット120がベースユニット110に取り付けられた状態において、一対の側面1344は一対のガイド面1462に接触していなくてもよい。
光源ユニット閉塞部材130は、光源ユニット120の長手方向PDの端部に取り付けられている。また、光源ユニット120がベースユニット110に取り付けられた状態において、一対の側面1344が、一対のガイド面1462に近接対向する。このため、ベースユニット110に光源ユニット120を取り付ける場合に、一対のガイド面1462によって一対の側面1344が案内される。したがって、X軸方向における、ベースユニット110に対する光源ユニット閉塞部材130の位置が固定される。その結果、ベースユニット110と光源ユニット120との間の位置ずれを抑制することができる。
図1、図2および図8(a)および図8(b)を参照して、ベースユニット110への光源ユニット120の取り付けについて説明する。図8(a)は、ベースユニット110と、光源ユニット120との側面図である。図8(b)は、図8(a)のVIIIB-VIIIB線に沿った断面図である。詳しくは、取付バネ180と保持部185とが位置する箇所の断面図である。
図8(b)に示すように、取付バネ180は、一対の弾性部180aを有する。弾性部180aの各々は、湾曲しており、弾性を有する。そして、一対の弾性部180aは、保持部185の内部に嵌まる。したがって、一対の弾性部180aは、保持部185によって保持される。そして、一対の弾性部180aは弾性を有するため、弾性部180aから保持部185に向かって付勢力が作用する。その結果、光源ユニット120が、ベースユニット110に取り付けられる。
ベース部材190は、溝23を有する。本実施形態のベース部材190は、2本の溝23を有する。溝23は、ベース部材190の上面に、ベース部材190の長手方向PDにおける一端から他端にわたって形成される。溝23に、内部電力線14が収納される。
端子台171(図2)は、溝23の一部に重なるようにベース部材190の上面に配置される。その結果、溝23に収納された内部電力線14が溝23から離脱し難くなる。また、内部電力線14が溝23から離脱し難くなることから、光源ユニット120をベースユニット110に取り付ける際に、撓んだ内部電力線14が光源ユニット120とベースユニット110との間に挟まれ難くなる。同様に、内部電力線14が溝23から離脱し難くなることから、光源ユニット220をベースユニット210に取り付ける際に、撓んだ内部電力線14が光源ユニット220とベースユニット210との間に挟まれ難くなる。
次に、図9を参照して、本発明の実施形態に係る照明システム500を説明する。図9は、照明システム500の斜視図である。
図9に示すように、照明システム500は、照明器具100と、照明器具200と、光源ユニット閉塞部材130と、光源ユニット閉塞部材230と、ベースユニット閉塞部材140と、ベースユニット閉塞部材240と、連結用部品300とを備える。照明器具100は、ベースユニット110と、光源ユニット120とを有する。照明器具200は、ベースユニット210と、光源ユニット220とを有する。なお、ベースユニット110は、「第1ベースユニット」の一例に相当する。また、ベースユニット210は、「第2ベースユニット」の一例に相当する。また、光源ユニット120は、「第1光源ユニット」の一例に相当する。また、光源ユニット220は、「第2光源ユニット」の一例に相当する。また、光源ユニット閉塞部材130は、「第1光源ユニット閉塞部材」の一例に相当する。また、光源ユニット閉塞部材230は、「第2光源ユニット閉塞部材」の一例に相当する。
光源ユニット120は、ベースユニット110に取り付けられる。光源ユニット220は、ベースユニット210に取り付けられる。ベースユニット110の構成と、ベースユニット210の構成とは、図1および図2を参照して説明した、ベースユニット110と同様の構成を有するため説明を省略する。また、光源ユニット120と光源ユニット220とは、図1および図2を参照して説明した光源ユニット120と同様の構成を有するため説明を省略する。
光源ユニット閉塞部材130は、図3(a)~図4(b)を参照して説明した光源ユニット閉塞部材130と同様の構成を有するため重複部分については説明を省略する。また、光源ユニット閉塞部材230は、図3(a)~図4(b)を参照して説明した光源ユニット閉塞部材130と同様の構成を有するため重複部分については説明を省略する。
光源ユニット閉塞部材130は、例えば、エンドキャップである。光源ユニット閉塞部材130は、光源ユニット120の長手方向PDの一対の端部に取り付けられる。
図3(a)~図4(b)を参照して説明した光源ユニット閉塞部材130と同様に、光源ユニット閉塞部材130は、閉塞部132と、突出部134とを有する。閉塞部132は、光源ユニット120の開放端4を閉塞する。突出部134は、閉塞部132よりもベースユニット110側に突出する。なお、閉塞部132は、「第1閉塞部」の一例に相当する。また、突出部134は、「第1突出部」の一例に相当する。
突出部134は、接続面1342と、側面1344とを有する。接続面1342は、閉塞部132に接続する。一対の側面1344は、接続面1342の両端に接続する。なお、接続面1342は、「第1接続面」の一例に相当する。また、側面1344は、「第1側面」の一例に相当する。
光源ユニット閉塞部材230は、例えば、エンドキャップである。光源ユニット閉塞部材230は、光源ユニット220の長手方向PDの一対の端部に取り付けられる。
図3(a)~図4(b)を参照して説明した光源ユニット閉塞部材130と同様に、光源ユニット閉塞部材230は、閉塞部232と、突出部234とを有する。閉塞部232は、光源ユニット220の開放端4を閉塞する。突出部234は、閉塞部232よりもベースユニット210側に突出する。なお、閉塞部232は、「第2閉塞部」の一例に相当する。また、突出部234は、「第2突出部」の一例に相当する。
突出部234は、接続面2342と、側面2344とを有する。接続面2342は、閉塞部232に接続する。一対の側面2344は、接続面2342の両端に接続する。なお、接続面2342は、「第2接続面」の一例に相当する。また、側面2344は、「第2側面」の一例に相当する。
連結用部品300は、ベースユニット110とベースユニット210とを連結する。
次に、図10(a)~図11(b)を参照して、連結用部品300についてさらに説明する。図10(a)および図10(b)は、連結用部品300の斜視図である。図11(a)は、連結用部品300の断面図である。図11(b)は、連結用部品300の断面図である。
図10(a)および図10(b)に示すように、連結用部品300は、突起部310と、本体部320とを有する。突起部310は、本体部320から外側に突起する。詳しくは、突起部310は、本体部320からX軸方向に沿って突起している。突起部310は、ベースユニット110およびベースユニット210の連結時に、ベースユニット110およびベースユニット210に対する連結用部品300の長手方向PDの位置決めを行う。また、突起部310の外形寸法(X軸方向の突出量)は、ベースユニット110およびベースユニット210の内面の寸法よりも大きい。
本体部320は、一対の第1側部322aと、一対の第2側部322bと、ガイド部346と、底部348とを有する。
一対の第1側部322aは、突起部310に接続する。一対の第1側部322aの各々は、Y軸方向に沿って延びている。詳しくは、一対の第1側部322aの各々は、突起部310から-Y側方向に延びている。
一対の第2側部322bは、突起部310に接続する。一対の第2側部322bの各々は、Y軸方向に沿って延びている。詳しくは、一対の第2側部322b各々は、突起部310から+Y側方向に延びている。
ガイド部346は、一対の第1側部322aおよび一対の第2側部322bに設けられる。ガイド部346は、一対の第1側部322aおよび一対の第2側部322bから突出する。ガイド部346は、一対のガイド面3462aおよび一対のガイド面3462bを有する。一対のガイド面3462aは互いに平行に延びている。詳しくは、ガイド面3462aは、YZ平面に略平行に延びている。同様に、一対のガイド面3462bは互いに平行に延びている。詳しくは、ガイド面3462bは、YZ平面に略平行に延びている。本明細書において、ガイド面3462aおよびガイド面3462bを、「ガイド面3462」と総称する場合がある。
底部348は、突起部310に接続する。底部348は、Y軸方向に沿って延びている。底部348は、第1底部348aと、第2底部348bとを有する。第1底部348aは、底部348のうち、-Y方向側の部分である。第2底部348bは、底部348のうち、+Y方向側の部分である。
図11(a)および図11(b)に示すように、ガイド面3462のZ軸方向に沿った長さは、第1側部322aおよび第2側部322bのZ軸方向に沿った長さよりも短い。
次に、図1、図2および図10(a)~図12を参照して、光源ユニット閉塞部材130および光源ユニット閉塞部材230と、ベースユニット閉塞部材140との接続について説明する。図12は、光源ユニット閉塞部材130と、光源ユニット閉塞部材230と、連結用部品300との斜視図である。
図12に示すように、ベースユニット110に光源ユニット120を取り付ける場合、光源ユニット閉塞部材130と、連結用部品300とがZ軸方向に接近する。また、ベースユニット210に光源ユニット220を取り付ける場合、光源ユニット閉塞部材230と、連結用部品300とがZ軸方向に接近する。
光源ユニット閉塞部材130は、光源ユニット120の長手方向PDの端部に取り付けられている。また、光源ユニット120がベースユニット110に取り付けられた状態において、一対の側面1344が、一対のガイド面3462aに近接対向する。また、光源ユニット220がベースユニット210に取り付けられた状態において、一対の側面2344が、一対のガイド面3462bに近接対向する。このため、ベースユニット110に光源ユニット120を取り付ける場合に、一対のガイド面3462aによって一対の側面1344が案内される。したがって、X軸方向における、ベースユニット110に対する光源ユニット閉塞部材130の位置が固定される。その結果、ベースユニット110と光源ユニット120との間の位置ずれを抑制することができる。なお、ベースユニット110に対する光源ユニット120の位置は、例えば、ベースユニット110の側面と光源ユニット120の側面とが面一になる位置である。ベースユニット110の側面と光源ユニット120の側面とを面一にすることによって、ベースユニット110と光源ユニット120との一体感を得ることができる。
また、光源ユニット閉塞部材230は、光源ユニット220の長手方向PDの端部に取り付けられている。また、光源ユニット220がベースユニット210に取り付けられた状態において、一対の側面2344が、一対のガイド面3462bに近接対向する。このため、ベースユニット210に光源ユニット220を取り付ける場合に、一対のガイド面3462bによって一対の側面2344が案内される。したがって、ベースユニット210に対する光源ユニット閉塞部材230の位置が固定される。その結果、ベースユニット210と光源ユニット220との間の位置ずれを抑制することができる。なお、ベースユニット210に対する光源ユニット220の位置は、ベースユニット210の側面と光源ユニット220の側面とが面一になる位置である。ベースユニット210の側面と光源ユニット220の側面とを面一にすることによって、ベースユニット210と光源ユニット220との一体感を得ることができる。
次に、図13を参照して、ベースユニット110とベースユニット210との連結について説明する。図13は、ベースユニット110と、ベースユニット210と、連結用部品300との斜視図である。
図13に示すように、ベースユニット110の筐体152には、一対の溝112が形成されている。同様に、ベースユニット210の筐体252には、一対の溝212が形成されている。
連結用部品300によって、ベースユニット110とベースユニット210とを連結する場合、第1底部348aを一対の溝112に挿入する。さらに、第2底部348bを一対の溝212に挿入する。その結果、連結用部品300によって、ベースユニット110とベースユニット210とが連結される。ベースユニット210に対する光源ユニット閉塞部材230の位置が固定され、ベースユニット210と光源ユニット220との間の位置ずれが抑制されているので、連結時、連結用部品300によってベースユニット110とベースユニット210の位置ずれが抑制され、光源ユニット120と光源ユニット220との位置ずれを抑制できる。したがって、光源ユニット120と光源ユニット220との一体感を得ることができる。
次に、図14(a)および図14(b)を参照して、光源ユニット閉塞部材130と、連結用部品300との変形例を説明する。図14(a)は、本発明の変形例に係る光源ユニット閉塞部材130と、連結用部品300との斜視図である。図14(b)は、光源ユニット閉塞部材130と、ベースユニット閉塞部材140との模式的な断面図である。
図14(a)に示すように、光源ユニット閉塞部材130において、突出部134は、接続面1342と、一対の側面1344とに加えて、棒状部1346を有する。棒状部1346は、棒状である。棒状部1346は、Z軸方向に沿って延びる。
連結用部品300において、ガイド部346は、一対のガイド面3462aに加えて、一対のガイド面3463aを有する。一対のガイド面3463aは、Z軸方向に沿って延びている。光源ユニット120がベースユニット110に取り付けられた状態において、棒状部1346が一対のガイド面3463aに近接対向する。このため、ベースユニット110に光源ユニット120が取り付ける場合に、一対のガイド面1462によって一対の側面1344が案内される。したがって、X軸方向における、ベースユニット110に対する光源ユニット閉塞部材130の位置が固定される。その結果、ベースユニット110と光源ユニット120との間の位置ずれを抑制することができる。
一対のガイド面3462aは、一対のガイド面3462aに接続する。一対のガイド面3462aは、一対のガイド面3463aに対して傾斜する。一対のガイド面3462aのZ軸に対する傾斜角は、一対の側面1344のZ軸に対する傾斜角と略等しい。したがって、光源ユニット120がベースユニット110に取り付けられた状態において、一対の側面1344が一対のガイド面3462aに近接対向する。このため、ベースユニット110に光源ユニット120を取り付ける場合に、一対のガイド面1462によって一対の側面1344が案内される。したがって、X軸方向における、ベースユニット110に対する光源ユニット閉塞部材130の位置が固定される。その結果、ベースユニット110と光源ユニット120との間の位置ずれを抑制することができる。
以上、図面(図1~図14)を参照しながら本発明の実施形態を説明した。但し、本発明は、上記の実施形態に限られるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の態様において実施することが可能である。図面は、理解しやすくするために、それぞれの構成要素を主体に模式的に示しており、図示された各構成要素の厚み、長さ、個数等は、図面作成の都合上から実際とは異なる。また、上記の実施形態で示す各構成要素の材質や形状、寸法等は一例であって、特に限定されるものではなく、本発明の効果から実質的に逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。