JP7249491B2 - 高周波加熱装置 - Google Patents

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Description

本発明は、周期構造体を用いた表面波伝送線路を介して被加熱物を加熱する高周波加熱装置に関する。
従来、周期構造体を用いた表面波伝送線路に高周波電力を給電して、食品などの被加熱物を加熱処理する高周波加熱装置の技術が開示されている。
一般的に、表面波伝送線路の表面付近に集中して伝搬するマイクロ波などの高周波電力を利用して被加熱物を加熱する場合、表面波伝送線路を伝搬する高周波電力は、表面波伝送線路の近傍に設置された被加熱物に吸収される。これにより、表面波伝送線路を伝搬するにつれて、高周波電力は減衰していく。
そのため、表面波伝送線路の高周波電力の伝搬方向に対して、複数の被加熱物を並べて設置する場合や、長さ寸法の大きい被加熱物を設置する場合、被加熱物は、表面波伝送線路の給電側が強く加熱される。そして、給電側から遠ざかるにつれて、被加熱物の加熱が弱くなる。これにより、表面波伝送線路の高周波電力の伝搬方向に対して、被加熱物に加熱ムラが生じる。
そこで、上記加熱ムラを解消するために、以下に示す高周波解凍加熱装置が開示されている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の高周波解凍加熱装置は、被加熱物を設置する設置台の、表面波伝送線路に高周波電力を給電する側の一方の端部を上下可動とし、設置台を上方に傾ける構成を備える。これにより、被加熱物において、表面波伝送線路の給電側が強く加熱され、給電側から遠ざかるにつれて加熱が弱くなるのを、軽減している。その結果、表面波伝送線路を用いて、冷凍寿司のしゃり部を効率よく解凍もしくは加熱できるとしている。
しかしながら、上記従来の高周波解凍加熱装置の構成は、被加熱物を設置する設置台が上下可動するために、設置台上に設置した被加熱物が転がるなどの不具合が発生する虞がある。
特開平8-166133号公報
本発明は、表面波伝送線路の高周波電力の伝搬方向に対して、被加熱物を均一に加熱するとともに、被加熱物の転がりを防止できる高周波加熱装置を提供する。
本発明は、設置台に設置される被加熱物を加熱処理する高周波加熱装置である。高周波加熱装置は、設置台近傍に設けられる、少なくとも1つの表面波伝送線路と、高周波電力を発生させる、少なくとも1つの高周波電力発生部と、表面波伝送線路に高周波電力を直接に給電する、少なくとも1つの高周波電力給電部を備える。表面波伝送線路は、前記表面波伝送線路と設置台との距離が、高周波電力給電部側において、大きくなるように、高周波電力の伝搬方向に対して傾斜を持つように構成され、表面波伝送線路に配設される。
この構成によれば、設置台を動かすことなく、設置台と表面波伝送線路との間の距離が、表面波伝送線路の高周波電力を給電する側から遠ざかるにつれて、小さくなる。このとき、表面波伝送線路を伝搬する高周波電力の被加熱物への吸収度は、表面波伝送線路の高周波電力を給電する側から遠ざかるにつれて、大きくなる。これにより、表面波伝送線路の高周波電力の伝搬方向に対して、複数の被加熱物を並べて設置する場合や、長さ寸法の大きい被加熱物を設置した場合でも、表面波伝送線路の高周波電力の伝搬方向に対して、被加熱物を均一に加熱できる。さらに、設置台を、水平状態に維持できるため、設置台上に設置した被加熱物が転がるなどの不具合の発生を未然に防止できる。
また、本発明の高周波加熱装置は、表面波伝送線路の両端に、高周波給電部を配設し、表面波伝送線路は、高周波電力の伝搬方向に対して、実質的に、中間部が頂点部となるような山形の傾斜を持つように構成してもよい。
この構成によれば、表面波伝送線路の両端から高周波電力を給電することができる。さらに、設置台を動かすことなく、設置台と表面波伝送線路との距離が、表面波伝送線路の高周波電力を給電する側から遠ざかるにつれて、小さくできる。これにより、表面波伝送線路の高周波電力の伝搬方向に対して、複数の被加熱物を並べて設置する場合や、長さ寸法の大きい被加熱物を設置した場合でも、表面波伝送線路の高周波電力の伝搬方向に対して、被加熱物を、より一層、均一に加熱できる。さらに、設置台を、水平状態に維持できるため、設置台上に設置した被加熱物が転がるなどの不具合の発生を未然に防止できる。
図1は、本発明の実施の形態1における高周波加熱装置の基本構成を示すブロック図である。 図2Aは、同高周波加熱装置の高周波電力給電部の構成を示す平面図である。 図2Bは、同高周波加熱装置の高周波電力給電部の構成を示す側面図である。 図3は、同高周波加熱装置の表面波伝送線路の形状の一例を示す図である。 図4は、一般的な表面波伝送線路を伝搬する高周波電力の電界強度分布を示す図である。 図5は、図4に示す表面波伝送線路による被加熱物の加熱動作時における高周波電力の電界強度分布を示す図である。 図6は、同実施の形態における高周波加熱装置の表面波伝送線路による被加熱物の加熱動作を示す図である。 図7は、同実施の形態における高周波加熱装置の表面波伝送線路の形状の他の例を示す図である。 図8は、本発明の実施の形態2における高周波加熱装置の基本構成を示すブロック図である。 図9は、同高周波加熱装置の表面波伝送線路の形状を示す図である。 図10は、一般的な高周波加熱装置の表面波伝送線路による被加熱物の加熱動作を示す図である。 図11は、同実施の形態における高周波加熱装置の表面波伝送線路による被加熱物の加熱動作を示す図である。 図12は、同高周波加熱装置の表面波伝送線路の形状の他の例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
以下、実施の形態1に係る高周波加熱装置100について、図1を用いて説明する。
図1は、実施の形態1の高周波加熱装置100の基本構成を示すブロック図である。
図1に示すように、高周波加熱装置100は、設置台101と、設置台101の近傍の、例えば下方に設置される表面波伝送線路103と、高周波電力発生部110と、高周波電力給電部120などを含む。高周波加熱装置100は、設置台101に設置される被加熱物102を加熱処理する。
なお、図1に示す高周波加熱装置100は、1つの表面波伝送線路と、1つの高周波電力発生部と、1つの高周波電力給電部を有する構成を例に図示しているが、これに限られない。表面波伝送線路、高周波電力発生部および高周波電力給電部の数は、上記の数に限定されず、2つ以上であってもよい。
上述の高周波加熱装置100は、以下のように動作する。
まず、高周波電力発生部110は、高周波電力を発生させる。発生された高周波電力は、高周波電力給電部120を介して、表面波伝送線路103へ給電される。給電された高周波電力は、表面波伝送線路103の表面近傍を表面波で伝播、もしくは表面近傍から放射される。これにより、設置台101に載置される被加熱物102を加熱する。
以上のように、実施の形態1の高周波加熱装置100は、構成され、動作する。
なお、高周波電力発生部110は、被加熱物102の加熱処理に適した周波数(例えば、マイクロ波)とパワーの高周波電力を出力する、高周波発振器で構成される。
具体的には、高周波発振器は、例えばマグネトロンとインバータ電源回路や、固体発振器と電力増幅器などで構成される。
マグネトロンは、電波の一種である強力なノンコヒーレントのマイクロ波を発生する発振用真空管の一種で、レーダーや電子レンジなどの数百ワット~数キロワットの高出力の用途に多く使われる。マグネトロンの駆動には、数キロボルトの高電圧が必要となるため、駆動電源として、一般的に、インバータ電源回路が用いられる。インバータ電源回路は、整流機能を有するコンバータ回路と、昇圧(もしくは降圧)機能と出力周波数変換機能を有するインバータ回路と、で構成される。なお、インバータ電源回路は、照明装置やモータ制御に広く用いられる技術である。
また、固体発振器は、トランジスタ、コンデンサ、インダクタ、抵抗器などの高周波用の電子部品を有する帰還回路を備える半導体発振回路で構成される。なお、固体発振器は、通信機器などの小電力出力の用途の発振器に広く用いられる技術である。
固体発振器は、近年、50ワット程度の高周波電力を出力する発振器もあるが、一般的には、数十ミリワット~数百ミリワット程度の高周波電力を出力する発振器である。そのため、数百ワットの出力パワーが必要な加熱処理の用途には使用できない。そこで、通常、固体発振器は、出力された高周波電力を増幅する、トランジスタなどで構成される電力増幅器とともに使用される。
なお、実施の形態1の高周波加熱装置においては、高周波電力発生部110の構成は、特に、限定されないので、詳細な説明は省略する。
高周波電力給電部120は、高周波電力発生部110で発生される高周波電力を、表面波伝送線路103に給電する電力接続部に相当する。
以下に、高周波電力給電部120の構成について、図2Aおよび図2Bを用いて説明する。なお、図2Aおよび図2Bは、高周波電力給電部120の構成の一例を示している。
図2Aは、高周波電力給電部120周辺の構成を示す上方から見た平面図である。図2Bは、高周波電力給電部120周辺の側面図である。
なお、図2Aおよび図2Bでは、図1に示す高周波電力発生部110として、マグネトロン111を用いている。
マグネトロン111は、発生する高周波電力を、方形導波管121を用いて、高周波電力給電部120へ導くように配置される。
方形導波管121は、主に、マイクロ波などの電磁波の伝送に用いられる中空導波管で構成される。中空導波管は、一般的な導波管で、断面形状が方形(例えば、長方形)である金属製の管で形成される。電磁波は、方形導波管121の形状や寸法、波長もしくは周波数に応じた、電磁界を形成しながら、方形導波管121の中を伝播する。
なお、図2Aおよび図2Bでは、方形導波管121を用いた構成を例に示したが、これに、限られない。例えば、ループアンテナを用いた給電など、他の給電方法を用いてもよい。
表面波伝送線路103は、金属板で周期的にインピーダンス素子を配列した金属周期構造体や、誘電体板などで構成される。金属周期構造体の場合、例えば、スタブ型表面波伝送線路や、インターデジタル型表面波伝送線路が用いられる。スタブ型表面波伝送線路は、金属平板上に、複数の金属平板を一定の間隔で並べて、形成される。インターデジタル型表面波伝送線路は、金属平板を交叉指状に打ち抜いて形成される。誘電体板は、例えばアルミナ板やベークライト板などが用いられる。なお、図1では、表面波伝送線路103として、スタブ型表面波伝送線路を用いた例で示している。
また、表面波伝送線路103は、高周波電力給電部120を介して高周波電力発生部110から供給される高周波電力を、表面近傍に集中させて、表面波で伝送する。そのため、表面波伝送線路103は、設置台101の近傍に配設される。そして、設置台101の上に、被加熱物102が載置される。これにより、表面波伝送線路103の表面近傍に集中して伝送される高周波電力により、設置台101上の被加熱物102が加熱される。
つぎに、実施の形態1の表面波伝送線路103の形状について、図3を用いて、説明する。
図3は、実施の形態1の表面波伝送線路103の形状の一例を示す図である。
表面波伝送線路103は、図3に示すように、高周波電力の伝送方向104の方向に、一定の傾斜角105(例えば、10°程度)で傾斜する形状で構成される。これにより、表面波伝送線路103は、図1に示すように、水平状態で配設される設置台101近傍で、設置台101に対して、傾斜角105で傾斜して配設される。具体的には、高周波電力給電部120側の表面波伝送線路103と設置台101との距離d101が、他方側の表面波伝送線路103と設置台101との距離d102よりも大きくなるように、表面波伝送線路103は、設置台101に対して、傾斜角105で傾斜して設置される。
以上の構成により、実施の形態1の高周波加熱装置100は、高周波電力発生部110で発生される高周波電力を、高周波電力給電部120を介して、表面波伝送線路103に供給する。これにより、表面波伝送線路103の表面近傍に配設される設置台101の上に設置される被加熱物102が加熱処理される。
また、表面波伝送線路103は、高周波電力給電部120側近傍の表面波伝送線路103と設置台101の端部101aとの距離d101が、他方側近傍の表面波伝送線路103と設置台101の端部101bとの距離d102よりも大きくなるように、設置台101の近傍に配設される。そのため、表面波伝送線路103を伝搬する高周波電力の、設置台101を介して吸収される被加熱物102への吸収度が、表面波伝送線路103の高周波電力を給電する側から遠ざかるにつれて、大きくなる。これより、表面波伝送線路103の高周波電力の伝搬方向に対して、複数の被加熱物102を並べて設置した場合や、長さ寸法の大きい被加熱物102を設置した場合でも、被加熱物102を均一に加熱できる。
また、設置台101は、図1に示すように、水平状態を維持するように配置される。そのため、設置台101上に設置した被加熱物102が、例えば転がって移動するなどの不具合の発生を防止できる。その結果、被加熱物102の移動に伴う加熱ムラの発生を、より確実に防止できる。
つぎに、上記構成を備える高周波加熱装置100における、被加熱物102の加熱処理動作について、図4から図6を用いて、より詳細に説明する。
まず、一般的な高周波加熱装置における、被加熱物102の加熱処理動作について、図4および図5を用いて、説明する。
図4は、一般的な表面波伝送線路106を伝搬する高周波電力の電界強度分布141を示す図である。図5は、図4に示す表面波伝送線路106による被加熱物102の加熱動作時における高周波電力の電界強度分布142を示す図である。
詳しくは、図4は、高周波電力発生部110で発生される高周波電力を、高周波電力給電部120を介して、表面波伝送線路106に供給した時の、表面波伝送線路106の表面近傍に形成される電界強度分布141の様子を濃淡で示している。また、図5は、設置台101上に被加熱物102を載置した状態において、図4に示す表面波伝送線路106に、高周波電力を供給した時に、表面波伝送線路106を表面波で伝搬する高周波電力により形成される電界強度分布142の様子を濃淡で示している。
つまり、図4に示すように、高周波電力給電部120を介して表面波伝送線路106に供給される高周波電力は、表面波伝送線路106の表面近傍を表面波で伝搬する。このとき、高周波電力は、表面波伝送線路106の表面付近の電界強度が強く(濃い)、表面波伝送線路106の表面から離れるに従って、電界強度が弱く(淡い)なる電界強度分布141を形成しながら伝搬する。
また、図5に示すように、高周波電力給電部120を介して表面波伝送線路106に供給される高周波電力は、表面波伝送線路106の表面近傍を表面波で伝搬する。このとき、高周波電力は、高周波電力給電部120側から被加熱物102に吸収される。そのため、表面波伝送線路106を伝搬する高周波電力は、高周波電力給電部120側から、被加熱物102を通過するにつれて、電界強度が減衰する。これにより、図5に示すような電界強度分布142が形成される。
つまり、一般的な構成を備える表面波伝送線路106に高周波電力を供給し、設置台101上に設置した被加熱物102を加熱処理する場合、被加熱物102の高周波電力給電部120側が、よく加熱される。しかし、被加熱物102を通過するにしたがって、高周波電力が被加熱物102に吸収される。そのため、高周波電力が徐々に減衰し、被加熱物102を加熱する高周波電力が弱くなる。その結果、表面波伝送線路106を備える高周波加熱装置の場合、表面波伝送線路106の高周波電力の伝搬方向に対して、被加熱物102に加熱ムラが発生する。
つぎに、実施の形態1の高周波加熱装置100における、被加熱物102の加熱処理動作について、図6を用いて、説明する。
図6は、実施の形態1の高周波加熱装置100の表面波伝送線路103による被加熱物102の加熱動作を示す図である。
詳しくは、図6では、図3で示すように、表面波伝送線路103が、高周波電力の伝搬方向に対して傾斜して配設される。そして、傾斜して配設される表面波伝送線路103に、高周波電力発生部110で発生される高周波電力が、高周波電力給電部120を介して供給される。このとき、設置台101上に載置された被加熱物102が、表面波伝送線路103を表面波で伝搬する高周波電力により形成される電界強度分布143により、加熱される様子を濃淡で示している。
つまり、図6に示すように、高周波電力給電部120を介して表面波伝送線路103に供給される高周波電力は、表面波伝送線路103の表面近傍を表面波で伝搬する。このとき、高周波電力は、高周波電力給電部120側の被加熱物102から、順次、吸収される。そのため、表面波伝送線路103を伝搬する高周波電力は、高周波電力給電部120側から、被加熱物102を通過するにつれて、電界強度が減衰する。
このとき、図6に示すように、実施の形態1の表面波伝送線路103の場合、設置台101に載置される高周波電力給電部120側の被加熱物102は、表面波伝送線路103の表面近傍から離れている。そのため、設置台101を通過する高周波電力は、距離に応じて少なくなるので、設置台101上の被加熱物102は、強く加熱されない。つまり、表面波伝送線路103の表面近傍に沿って伝搬する高周波電力の減衰度も、小さくなる。
さらに、高周波電力給電部120側から遠ざかるにつれて、被加熱物102と表面波伝送線路103との距離が小さくなる。しかし、表面波伝送線路103を伝搬するにしたがって高周波電力が減衰しても、設置台101を通過する高周波電力は、表面波伝送線路103との距離が小さくなるため、大きくなる。つまり、表面波伝送線路103から設置台101を介して被加熱物102へ吸収される高周波電力の吸収度は、大きくなる。これにより、被加熱物102に吸収されて減衰する高周波電力と、増加する被加熱物102の高周波電力の吸収度とのバランスを取ることができる。そのため、設置台101に載置される被加熱物102に対して、図6に示す均一な電界強度分布143が、設置台101上に形成される。その結果、設置台101を水平状態に維持したまま、表面波伝送線路103の高周波電力の伝搬方向に対して、被加熱物102を均一に加熱できる。
なお、実施の形態1では、図3に示すような、単一の傾斜で形成される表面波伝送線路103を用いる構成を例に説明したが、これに限られない。例えば、被加熱物102の加熱に寄与する表面波伝送線路103の領域(例えば、設置台101と対向する領域)において、高周波電力の伝搬方向に対して、傾斜するように構成してもよい。つまり、表面波伝送線路103と設置台101との距離が、高周波電力給電部120側において大きくなるように、表面波伝送線路103の傾斜領域を配設すればよい。具体的には、例えば図7に示す水平部分107aおよび水平部分107cと傾斜部分107bを組み合わせて形成される表面波伝送線路107を用いてもよい。この場合、表面波伝送線路107の傾斜部分107bが、被加熱物102が載置される設置台101と対向するように配置される。これにより、実施の形態1と同様の効果を、得ることができる。
(実施の形態2)
以下、実施の形態2に係る高周波加熱装置200について、図8を参照しながら、説明する。
なお、実施の形態2の高周波加熱装置200において、実施の形態1の高周波加熱装置100と同じ機能を有する構成要素には、同じ参照符号を付し、説明を省略する。また、実施の形態1の高周波加熱装置100と同じ作用を有する内容についても、説明を省略する。
図8は、実施の形態2の高周波加熱装置200の基本構成を示すブロック図である。
図8に示すように、高周波加熱装置200は、表面波伝送線路103に代わり表面波伝送線路203、高周波電力発生部110に代わり高周波電力発生部210、高周波電力給電部120に代わり第1の高周波電力給電部220aおよび第2の高周波電力給電部220bからなる2つの高周波電力給電部220を備える点で、図1に示す実施の形態1の高周波加熱装置100と異なる。ここで、以降では、第1の高周波電力給電部220aおよび第2の高周波電力給電部220bを総称して記載する場合は、高周波電力給電部220と記して説明する。
なお、図8の高周波加熱装置200では、1つの表面波伝送線路203と、1つの高周波電力発生部210と、2つの高周波電力給電部220を有する構成を例に図示しているが、これに限られない。表面波伝送線路、高周波電力発生部および高周波電力給電部の数は、上記の数に限定されない。
上述の高周波加熱装置200は、以下のように動作する。
まず、高周波加熱装置200は、高周波電力発生部210で、高周波電力を発生させる。発生された高周波電力は2つに分配され、第1の高周波電力給電部220aおよび第2の高周波電力給電部220bのそれぞれを介して、表面波伝送線路203の両端へ供給される。これにより、表面波伝送線路203の両端に、高周波電力が供給される。供給された高周波電力は、表面波伝送線路203の両端から中央部に向かって、表面近傍を表面波で伝播、もしくは表面近傍から放射される。これにより、設置台101上に載置される被加熱物102を加熱する。
なお、高周波電力発生部210と、第1の高周波電力給電部220aおよび第2の高周波電力給電部220bの構成は、実施の形態1で説明した高周波電力発生部110と高周波電力給電部120の構成と同一であるので、説明は省略する。
以上のように、実施の形態2の高周波加熱装置200は、構成され、動作する。
つぎに、実施の形態2の表面波伝送線路203の形状について、図9を用いて、説明する。
図9は、実施の形態2の表面波伝送線路203の形状の一例を示す図である。
表面波伝送線路203は、図9に示すように、図8に示す水平状態で配設される設置台101近傍で、設置台101に対して、一定の傾斜角205aおよび205b(例えば、10°程度)で傾斜する、例えば山形の形状で構成される。つまり、表面波伝送線路203の両端のそれぞれから供給される高周波電力の伝送方向204aおよび伝送方向204bにおいて、設置台101に対して、一定の傾斜角205aおよび傾斜角205bの傾斜を持った、山形の形状で形成される。
詳しくは、表面波伝送線路203は、図8に示すように、第1の高周波電力給電部220a側の表面波伝送線路203と設置台101との距離d201、および第2の高周波電力給電部220b側の表面波伝送線路203と設置台101との距離d202が、山形の表面波伝送線路203の頂点部203aと設置台101との距離d203よりも、大きくなるように、設置台101に対して配設される。なお、表面波伝送線路203の頂点部203aは、第1の高周波電力給電部220aおよび第2の高周波電力給電部220bのそれぞれから、最も遠ざかる位置に対応する。
以上の構成により、実施の形態2の高周波加熱装置200は、高周波電力発生部210で発生される高周波電力を、第1の高周波電力給電部220aおよび第2の高周波電力給電部220bのそれぞれを介して、表面波伝送線路203の両端より供給する。これにより、表面波伝送線路203の表面近傍に配設される設置台101の上に設置される被加熱物102が加熱処理される。
また、表面波伝送線路203は、表面波伝送線路203の両端近傍と設置台101の端部101a、101bとの距離d201および距離d202が、表面波伝送線路203の頂点部203aと設置台101との距離d203よりも大きくなるように、設置台101近傍に配設される。そのため、表面波伝送線路203の両端から伝搬する高周波電力の、設置台101を介して吸収される被加熱物102への吸収度が、表面波伝送線路203の高周波電力を給電する両方の端部101a、101b側から遠ざかるにつれて、大きくなる。これにより、表面波伝送線路203の高周波電力の伝搬方向に対して、複数の被加熱物102を並べて設置した場合や、長さ寸法の大きい被加熱物102を設置した場合でも、被加熱物102を均一に加熱できる。
また、設置台101は、図8に示すように、水平状態を維持するように配置される。そのため、設置台101上に設置した被加熱物102が、例えば転がって移動するなどの不具合の発生を防止できる。その結果、被加熱物102の移動に伴う加熱ムラの発生を、より確実に防止できる。
さらに、高周波電力は、表面波伝送線路203の両端から、表面波伝送線路203に供給される。そのため、表面波伝送線路203の高周波電力の伝搬方向に対して、被加熱物102を、より一層、均一に加熱できる。
つぎに、上記構成を備える高周波加熱装置200における、被加熱物102の加熱処理動作について、図10および図11を用いて、より詳細に説明する。
まず、表面波伝送線路203の両端から供給される高周波電力で被加熱物を加熱する一般的な高周波加熱装置における、被加熱物102の加熱処理動作について、図10を用いて、説明する。
図10は、一般的な高周波加熱装置の表面波伝送線路206による被加熱物102の加熱動作を示す図である。
詳しくは、図10は、設置台101上に被加熱物102を載置した状態において、表面波伝送線路206の両端から、高周波電力を供給した時に、表面波伝送線路206を表面波で伝搬し、被加熱物102を加熱する高周波電力により形成される電界強度分布241の様子を濃淡で示している。
つまり、図10に示すように、第1の高周波電力給電部220aおよび第2の高周波電力給電部220bを介して、高周波電力が表面波伝送線路206の両端に供給される。供給された高周波電力は、表面波伝送線路206の表面近傍を表面波で伝搬し、設置台101を介して、被加熱物102の両端側から被加熱物102に吸収される。そのため、表面波伝送線路206を伝搬する高周波電力は、被加熱物102を通過するにつれて吸収され、電界強度が減衰する。これにより、図10に示すような電界強度分布241が形成される。
つまり、一般的な構成を備える表面波伝送線路206に高周波電力を供給し、設置台101上に設置した被加熱物102を加熱処理する場合、被加熱物102の両端側が、よく加熱される。しかし、表面波伝送線路206の中央部に近づくにつれて、高周波電力が被加熱物102に吸収される。そのため、高周波電力が徐々に減衰し、被加熱物102を加熱する高周波電力が弱くなる。その結果、表面波伝送線路206を備える高周波加熱装置の場合、表面波伝送線路206の高周波電力の伝搬方向に対して、被加熱物102に加熱ムラが発生する。
つぎに、実施の形態2の高周波加熱装置200における、被加熱物102の加熱処理動作について、図11を用いて、説明する。
図11は、実施の形態2の高周波加熱装置200の表面波伝送線路203による被加熱物102の加熱動作を示す図である。
詳しくは、図11は、以下の状態における被加熱物102の加熱動作を示している。
まず、図11では、図9で示す山形の形状で形成された表面波伝送線路203の両端に、高周波電力発生部210で発生された高周波電力を、第1の高周波電力給電部220aおよび第2の高周波電力給電部220bのそれぞれを介して、供給する。このとき、設置台101上に載置された被加熱物102が、表面波伝送線路203を表面波で伝搬する高周波電力により形成される電界強度分布242により、加熱される様子を濃淡で示している。
つまり、図11に示すように、第1の高周波電力給電部220aおよび第2の高周波電力給電部220bを介して表面波伝送線路203の両端に供給される高周波電力は、表面波伝送線路203の表面近傍を表面波で伝搬する。このとき、高周波電力は、被加熱物102の両端側から、順次、吸収される。そのため、表面波伝送線路203を伝搬する高周波電力は、被加熱物102を通過するにつれて、電界強度が減衰する。これにより、図11に示すような電界強度分布242が形成され、設置台101上の被加熱物102が加熱される。
このとき、図11に示すように、高周波電力の伝搬方向に対して傾斜して形成される表面波伝送線路203の場合、設置台101上に載置される被加熱物102の両端側は、表面波伝送線路203の表面近傍から離れている。そのため、設置台101を通過する高周波電力は、距離に応じて少なくなるので、設置台101上の被加熱物102は、強く加熱されない。つまり、表面波伝送線路203の表面近傍に沿って伝搬する高周波電力の減衰度も、小さくなる。
さらに、表面波伝送線路203は、両端に配置される第1の高周波電力給電部220aおよび第2の高周波電力給電部220b側から遠ざかり、頂点部203aに向かうにつれて、被加熱物102と表面波伝送線路203との距離が小さくなる。しかし、表面波伝送線路203の両端から頂点部203aに向かって伝搬するにしたがって高周波電力が減衰しても、設置台101を通過する高周波電力は、表面波伝送線路203との距離が小さくなるため、大きくなる。つまり、表面波伝送線路203から設置台101を介して被加熱物102へ吸収される高周波電力の吸収度は、大きくなる。これにより、被加熱物102に吸収されて減衰する高周波電力と、増加する被加熱物102の高周波電力の吸収度とのバランスを取ることができる。そのため、設置台101に載置される被加熱物102に対して、図11に示す均一な電界強度分布242が、設置台101上に形成される。その結果、設置台101を水平状態に維持したまま、表面波伝送線路203の高周波電力の伝搬方向に対して、被加熱物102を均一に加熱できる。
なお、実施の形態2では、図9に示すような、単一の山形の傾斜で形成される表面波伝送線路203を用いる構成を例に説明したが、これに限られない。例えば、被加熱物102の加熱に寄与する表面波伝送線路103の領域(例えば、設置台101と対向する領域)において、高周波電力の伝搬方向に対して、山形の形状で傾斜するように構成してもよい。つまり、表面波伝送線路203と設置台101との距離が、第1の高周波電力給電部220aおよび第2の高周波電力給電部220b側において大きくなるように、少なくとも表面波伝送線路203の傾斜領域を配設すればよい。具体的には、例えば図12に示す水平部分207aおよび水平部分207cと傾斜部分207bを組み合わせて形成される表面波伝送線路207を用いてもよい。この場合、表面波伝送線路207の傾斜部分207bが、被加熱物102が載置される設置台101と対向するように配置される。これにより、実施の形態2と同様の効果を、得ることができる。
以上、本発明に係る高周波加熱装置について、各実施の形態に基づき説明したが、本発明はこの実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を当該実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
以上で説明したように、本発明は、設置台に設置された被加熱物を加熱処理する高周波加熱装置である。高周波加熱装置は、設置台近傍に設けられる、少なくとも1つの表面波伝送線路と、高周波電力を発生させる、少なくとも1つの高周波電力発生部と、表面波伝送線路に高周波電力を直接に給電する、少なくとも1つの高周波電力給電部を備える。表面波伝送線路は、表面波伝送線路と設置台との距離が、高周波電力給電部側において、大きくなるように、高周波電力の伝搬方向に対して傾斜して、設置するように構成される。
この構成によれば、設置台を動かすことなく、設置台と表面波伝送線路との距離が、表面波伝送線路の高周波電力を給電する側から遠ざかるにつれて小さくなる。このとき、表面波伝送線路を伝搬する高周波電力の被加熱物への吸収度は、表面波伝送線路の高周波電力を給電する側から遠ざかるにつれて、大きくなる。これにより、表面波伝送線路の高周波電力の伝搬方向に対して、複数の被加熱物を並べて設置する場合や、長さ寸法の大きい被加熱物を設置した場合でも、表面波伝送線路の高周波電力の伝搬方向に対して、被加熱物を均一な加熱できる。さらに、設置台を、水平状態に維持できるため、設置台上に設置した被加熱物が転がるなどの不具合の発生を、より確実に防止できる。
また、本発明の高周波加熱装置は、表面波伝送線路の両端に高周波給電部を配設し、表面波伝送線路は、高周波電力の伝搬方向に対して、実質的に、中間部が、頂点部となるような山形の傾斜を持つ構成としてもよい。
この構成によれば、表面波伝送線路の両端から高周波電力を給電することができる。さらに、設置台を動かすことなく、設置台と表面波伝送線路との距離が、表面波伝送線路の高周波電力を給電する側から遠ざかるにつれて、小さくできる。これにより、表面波伝送線路の高周波電力の伝搬方向に対して、複数の被加熱物を並べて設置する場合や、長さ寸法の大きい被加熱物を設置した場合でも、表面波伝送線路の高周波電力の伝搬方向に対して、被加熱物を、より一層、均一に加熱できる。さらに、設置台を、水平状態に維持できるため、設置台上に設置した被加熱物が転がるなどの不具合の発生を未然に防止できる。
本発明は、表面波伝送線路により被加熱物を加熱処理する高周波加熱装置において、被加熱物を加熱ムラなく、効率の良く加熱できる。そのため、本発明は、マイクロ波加熱器などの調理家電などとして、有用である。
100,200 高周波加熱装置
101 設置台
101a,101b 端部
102 被加熱物
103,106,107,203,206,207 表面波伝送線路
104,204a,204b 伝送方向
105,205a,205b 傾斜角
107a,107c,207a,207c 水平部分
107b,207b 傾斜部分
110,210 高周波電力発生部
111 マグネトロン
120,220 高周波電力給電部
203a 頂点部
220a 第1の高周波電力給電部(高周波電力給電部)
220b 第2の高周波電力給電部(高周波電力給電部)
121 方形導波管
141,142,143,241,242 電界強度分布
d101,d102,d201,d202,d203 距離

Claims (3)

  1. 設置台に設置される被加熱物を加熱処理する高周波加熱装置であって、
    前記設置台近傍に設けられる、少なくとも1つの表面波伝送線路と、
    高周波電力を発生させる、少なくとも1つの高周波電力発生部と、
    前記表面波伝送線路の両端に高周波電力を直接に給電する、高周波電力給電部と、を備え、
    前記表面波伝送線路は、前記表面波伝送線路と前記設置台との距離が、前記高周波電力給電部側において、大きくなるように、かつ、前記高周波電力の伝搬方向に対して、中間部が頂点部となるように、山形の傾斜を有する、
    高周波加熱装置。
  2. 前記表面波伝送線路は、前記高周波電力の伝搬方向に対して、中間部が頂点部となるように、前記高周波電力の伝搬方向において、前記設置台に対して一定の傾斜角の傾斜を有する、
    請求項1に記載の高周波加熱装置。
  3. 前記表面波伝送線路の前記傾斜は、少なくとも前記設置台と対向する領域に配設される請求項1または2に記載の高周波加熱装置。
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