JP7247805B2 - プロジェクタ装置の製造方法、プロジェクタ装置及びヘッドアップディスプレイ装置 - Google Patents

プロジェクタ装置の製造方法、プロジェクタ装置及びヘッドアップディスプレイ装置 Download PDF

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Description

本開示は、プロジェクタ装置の製造方法、プロジェクタ装置及びヘッドアップディスプレイ装置に関する。
従来、例えば、特許文献1に記載されるように、表示光をウインドシールド等の透過反射面に放射することにより虚像を表示するヘッドアップディスプレイ装置が知られている。
特開2016-4121号公報
ヘッドアップディスプレイ装置には、製品毎に個体差があり、この個体差により表示光の輝度及び色度がターゲット値からずれるおそれがある。
本開示は、上記実状を鑑みてなされたものであり、個体差に応じて照明制御データを生成することができるプロジェクタ装置の製造方法、プロジェクタ装置及びヘッドアップディスプレイ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本開示の第1の観点に係るプロジェクタ装置の製造方法は、複数の光源と、前記複数の光源を駆動させる光源ドライバと、照明制御データに基づき前記光源ドライバを介して前記複数の光源を点灯させる光源制御部と、前記複数の光源が放射した光に基づき表示光を生成するDMD表示素子と、を備えるDMD方式プロジェクタ装置の製造方法であって、出荷品プロジェクタの前記光源ドライバのドライブ能力を判定する第1ステップと、前記ドライブ能力が異なる前記光源ドライバを備えた複数のサンプルプロジェクタ装置において前記ドライブ能力毎に設定された複数のマスターデータのうち、前記第1ステップで判定された前記光源ドライバのドライブ能力に最も近い最適マスターデータを選択する第2ステップと、前記出荷品プロジェクタの前記光源制御部の出力レベルと前記表示光の輝度の関係を示す出力特性を取得する第3ステップと、取得された前記出力特性に基づき前記最適マスターデータを補正することにより前記照明制御データを生成する第4ステップと、を備える。
上記目的を達成するため、本開示の第2の観点に係るプロジェクタ装置は、複数の光源と、前記複数の光源を駆動させる光源ドライバと、照明制御データに基づき前記光源ドライバを介して前記複数の光源を点灯させる光源制御部と、前記複数の光源が放射した光に基づき表示光を生成するDMD表示素子と、を備えるDMD方式プロジェクタ装置であって、出荷品プロジェクタの前記光源ドライバのドライブ能力を判定するドライブ能力判定部と、前記ドライブ能力が異なる前記光源ドライバを備えた複数のサンプルプロジェクタ装置において前記ドライブ能力毎に設定された複数のマスターデータのうち、前記ドライブ能力判定部により判定された前記光源ドライバのドライブ能力に最も近い最適マスターデータを選択するマスターデータ選択部と、前記出荷品プロジェクタの前記光源制御部の出力レベルと前記表示光の輝度の関係を示す出力特性を取得する出力特性取得部と、取得された前記出力特性に基づき前記最適マスターデータを補正することにより前記照明制御データを生成するデータ生成部と、を備える。
上記目的を達成するため、本開示の第3の観点に係るヘッドアップディスプレイ装置は、前記プロジェクタ装置と、前記プロジェクタ装置から放射された前記表示光を被投射部材に導く光学リレー部と、を備える。
本開示によれば、個体差に応じて照明制御データを生成することができる。
本開示の一実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置が搭載された車両の模式図である。 本開示の一実施形態に係るヘッドアップディスプレイ装置の構成を示す概略図である。 本開示の一実施形態に係る照明装置の構成を示す概略図である。 本開示の一実施形態に係る表示ユニットの構成を示す概略図である。 本開示の一実施形態に係る光源駆動装置のブロック図である。 本開示の一実施形態に係る照明制御データ調整システムのブロック図である。 本開示の一実施形態に係るサンプル品データ取得装置の構成を示す概略図である。 本開示の一実施形態に係る出荷品データ取得装置の構成を示す概略図である。 本開示の一実施形態に係るサンプルプロジェクタ装置が属するグレードを示す概略図である。 本開示の一実施形態に係るRGB出力特性を示すグラフである。 本開示の一実施形態に係る制御モードと輝度の関係を示すグラフである。 図11の一部を拡大した図である。 本開示の一実施形態に係るマスターデータ生成処理のフローチャートである。 本開示の一実施形態に係るマスターデータ生成処理のサブフローチャートである。 本開示の一実施形態に係る製品データ生成処理のフローチャートである。 本開示の一実施形態に係る高輝度モードにおいて光源に供給される電流の波形パターンとスイッチの動作を示すタイミングチャートである。 本開示の一実施形態に係る低輝度モードにおいて光源に供給される電流のパルスを示すタイミングチャートである。
本開示に係るヘッドアップディスプレイ装置(以下、HUD装置と記載)の一実施形態について図面を参照して説明する。
図1に示すように、HUD装置1は、車両2のダッシュボードに搭載され、画像を表す表示光Lを生成し、生成した表示光Lをウインドシールド3に向けて放射する。表示光Lは、ウインドシールド3で反射したうえで視認者4(例えば、車両2の運転者)に到達する。これにより、視認者4は、ウインドシールド3の前方に表示された虚像Vを視認可能となる。虚像Vには、例えば、エンジン回転数、車速等の各種車両情報が表示される。
図2に示すように、HUD装置1は、プロジェクタ装置18と、透過型スクリーン50と、光源駆動装置5と、平面鏡55,61と、凹面鏡62と、凹面鏡駆動部65と、筐体70と、透光部71と、備える。プロジェクタ装置18は、照明光Cを放射する照明装置10と、照明光Cを受けて表示光Lを放射する表示ユニット19と、を備える。
筐体70は、例えば、遮光性の材質により箱状に形成されている。筐体70内には、平面鏡61、凹面鏡62及び凹面鏡駆動部65が収納される。筐体70には、表示光Lが通過する開口部70aが形成されている。
透光部71は、アクリル等の透光性樹脂からなる湾曲板状により形成され、筐体70の開口部70aを塞ぐように設けられている。
照明装置10は、照明光Cを生成し、その生成した照明光Cを表示ユニット19に向けて放射する。具体的には、図3に示すように、照明装置10は、光源群11と、光合成部13と、光源温度検出部600と、を備える。
光源群11は、例えば、それぞれLED(Light Emitting Diode)からなる3つの光源11r,11g,11bから構成されている。光源11rは、赤色光源であり、点灯すると赤色光Rを放射する。光源11gは、緑色光源であり、点灯すると緑色光Gを放射する。光源11bは、青色光源であり、点灯すると青色光Bを放射する。光源11r,11g,11bの各々は、光源駆動装置5によって駆動され、所定の光強度及びタイミングで発光する。
光合成部13は、光源11r,11g,11bから順次放射される赤色光R、緑色光G及び青色光Bの光軸を合わせることで照明光Cを生成し、その生成した照明光Cを表示ユニット19に向けて放射する。具体的には、光合成部13は、反射ミラー13aと、特定の波長の光を反射し、かつ、当該特定の波長以外のその他の波長の光を透過するダイクロイックミラー13b,13cと、を備える。反射ミラー13aは、入射した青色光Bを、ダイクロイックミラー13bに向けて反射させる。ダイクロイックミラー13bは、入射した緑色光Gをダイクロイックミラー13cに向けて反射させつつ、反射ミラー13aからの青色光Bをそのまま透過させる。ダイクロイックミラー13cは、入射した赤色光Rを表示ユニット19に向けて反射させつつ、ダイクロイックミラー13bからの緑色光G及び青色光Bを透過させる。これにより、ダイクロイックミラー13cは、赤色光R、緑色光G及び青色光Bを合成した照明光Cを表示ユニット19に向けて放射する。
光源温度検出部600は、各光源11r,11g,11bの温度を検出し、図5に示すように、その検出結果を光源温度信号STとして光源駆動装置5に出力する。
図4に示すように、表示ユニット19は、プリズム15と、光強度検出部500と、DMD表示素子30と、投射光学系40と、平面鏡54と、を備える。
平面鏡54は、照明装置10からの照明光Cをプリズム15に向けて反射する。
プリズム15は、透光性の材質により、直角二等辺三角形柱状に形成される。プリズム15は、平面鏡54に対向する傾斜面15aと、DMD表示素子30に対向する直交面15bと、投射光学系40に対向する直交面15cと、を備える。平面鏡54からの照明光Cはプリズム15の傾斜面15aに到達する。傾斜面15aは平面鏡54からの照明光Cの大部分をプリズム15内に入射させ、平面鏡54からの照明光Cの一部を光強度検出部500に向けて反射させる。プリズム15内に入射した照明光Cはプリズム15の直交面15bを介してDMD表示素子30に向けて出射する。DMD表示素子30からの表示光Lは、直交面15bを介してプリズム15内に入射した後、傾斜面15aにて直交面15cに向けて反射する。そして、傾斜面15aにて反射した表示光Lは、直交面15cを介して投射光学系40に向けて出射する。
DMD表示素子30は、複数の可動式のマイクロミラー30aを備える。複数のマイクロミラー30aは、画像Mの画素に対応するようにマトリックス状に配置されている。マイクロミラー30aは、図示しない電極を備え、この電極に印加される電圧値を切り替えることでオン及びオフの何れかの状態となる。マイクロミラー30aは、オンのときに照明光Cを透過型スクリーン50に向けて反射する。マイクロミラー30aは、オフのときに照明光Cを透過型スクリーン50とは異なる方向に反射する。
各マイクロミラー30aは、光源駆動装置5による制御のもと、オンとなる期間が調整されることにより、画像Mの各画素における色を表現する。複数のマイクロミラー30aは、画素毎に所望の階調となるように画像Mを表示することにより、情報を表示する。
光強度検出部500は、例えばフォトダイオードを有する受光素子からなり、プリズム15で反射した照明光Cを受ける位置に設けられている。光強度検出部500は、照明光Cの一部を受光し、照明光Cを構成する光R、G、Bそれぞれの光強度を時分割で検出する。図5に示すように、光強度検出部500は、その検出結果を光強度検出信号SFBとして光源駆動装置5の後述する第2の制御部200に出力する。
図4に示すように、投射光学系40は、凹レンズ又は凸レンズ等で構成され、DMD表示素子30からのプリズム15を経た表示光Lを拡大し、その拡大した表示光Lを図2に示す平面鏡55に出射する。平面鏡55は、表示光Lを透過型スクリーン50に向けて反射させる。
図2に示すように、透過型スクリーン50は、ホログラフィックディフューザ、マイクロレンズアレイ、拡散板等から構成され、投射光学系40からの表示光Lを受けて、画像Mを表示する。
平面鏡61は、透過型スクリーン50に表示された画像Mを表す表示光Lを、凹面鏡62に向けて反射させる。凹面鏡62は、平面鏡61からの表示光Lをウインドシールド3に向けて反射する。表示光Lは、筐体70の透光部71を透過したうえでウインドシールド3にて視認者4に向けて反射する。
凹面鏡駆動部65は、何れも図示しない、モータと、モータの駆動力を凹面鏡62に伝達する歯車機構と、を備える。凹面鏡駆動部65は、図2の紙面垂直方向に延びる回転軸Axを中心に凹面鏡62を回転させる。凹面鏡62が回転軸Axを中心に回転することにより、視認者4に対する表示光Lの照射位置が高さ方向に調整される。
図5に示すように、光源駆動装置5は、光源群11に定電流を供給する光源ドライバ300と、インダクタL1と、光源群11を駆動させる光源駆動部43と、DMD表示素子30等を制御する第2の制御部200と、凹面鏡駆動部65等を制御する第1の制御部100と、を備える。
光源ドライバ300は、図示しない車載バッテリからの電力に基づき定電流を生成する定電流ドライバIC(Integrated Circuit)からなり、第2の制御部200により制御される。
光源ドライバ300は、第2の制御部200からの指令信号に基づき、定電流を光源群11に供給する。光源ドライバ300は、第2の制御部200から光源ドライバ300をオフする旨の指令信号を受けると、定電流の供給を停止する。インダクタL1は、光源ドライバ300と光源群11の間に接続されている。
光源駆動部43は、スイッチ部Swr,Swg,Swb,Swc,Swaと、コンデンサC1と、電圧検出部49と、を備える。
スイッチ部Swr,Swg,Swb,Swc,Swaは、例えば、n型チャネルのFET(Field Effect Transistor)からなり、第2の制御部200による制御のもと、オン状態(閉状態)とオフ状態(開状態)の間で切り替わる。
スイッチ部Swrは光源11rに直列に接続される。スイッチ部Swgは光源11gに直列に接続される。スイッチ部Swbは光源11bに直列に接続される。スイッチ部SwcとコンデンサC1は直列に接続される。
スイッチ部Swr,Swg,Swbは、オン状態に切り替わることにより、対応する光源11r,11g,11bに光源ドライバ300からの電流を流し、対応する光源11r,11g,11bを点灯させる。スイッチ部Swr,Swg,Swbは、オフ状態に切り替わることにより、光源ドライバ300から対応する光源11r,11g,11bへの電流を遮断し、対応する光源11r,11g,11bを消灯する。
スイッチ部Swaは、オン状態に切り替わることで、光源ドライバ300からインダクタL1に流れるインダクタ電流を目標値に制御する機能を有する。
スイッチ部Swcは、オン状態に切り替わることで光源ドライバ300からコンデンサC1に電流を流すことにより、後述するパルスPの立ち上がり部分の傾きを調整する機能を有する。
電圧検出部49は、グランドとスイッチ部Swr,Swg,Swb,Swc,Swaの間に接続され、電圧検出信号SVを検出したうえで第2の制御部200に出力する。
図5に示すように、第1の制御部100は、CPU(Central Processing Unit)、メモリ等を備えるマイクロコントローラからなり、凹面鏡駆動部65を制御する。第1の制御部100には、照度センサ7を通じて検出された車両2の周囲の外光の光強度を示す要求輝度信号SLが入力される。第1の制御部100は、入力された要求輝度信号SLを第2の制御部200に出力する。
第2の制御部200は、所望の機能をハードウェアで実現するLSI(Large Scale Integration)であり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)などから構成されている。
第2の制御部200には、映像信号入力部700から画像Mを表示するための映像信号SE、光源温度検出部600により検出された光源温度信号ST、電圧検出部49により検出された電圧検出信号SV及び光強度検出部500により検出された光強度検出信号SFBが入力される。
第2の制御部200は、要求輝度に応じた照明光Cの光強度に設定する光源制御部201と、DMD表示素子30を制御する表示素子制御部202と、照明制御データDmが記憶される記憶部203と、照明制御データDmを補正する製品データ生成処理部205と、を備える。製品データ生成処理部205は、ドライブ能力判定部205aと、マスターデータ選択部205bと、出力特性取得部205cと、データ生成部205dと、を備える。
表示素子制御部202は、映像信号SEに基づき、DMD表示素子30における各マイクロミラー30aをオン/オフ制御することにより、画像Mを表示する。
図11に示すように、照明制御データDmは、各制御モードQ1~Qn(nは任意の自然数)における輝度範囲Blを示すデータを含む。各制御モードQ1~Qnの輝度範囲Blは、プロジェクタ装置18から所望の色、例えば、白色の表示光Lを放射するための輝度範囲である。制御モードQ1~Qnの輝度範囲Blは、制御モードQ1から制御モードQnに近づくにつれて小さくなる。制御モードQ1~Qnは、それぞれ、低輝度モードと高輝度モードの何れであるか、後述するゲイン設定部201aにより設定されるゲイン、光源11r,11g,11bへ供給される電流のターゲット値、光源11r,11g,11bの点灯パターン等に関する情報が対応付けられている。すなわち、制御モードQ1~Qn毎に、低輝度モードと高輝度モードの何れであるか、ゲイン、ターゲット値等が規定されたデータテーブルが存在する。例えば、ゲイン及びターゲット値は、制御モードQ1から制御モードQnに近づくにつれて小さく設定される。例えば、制御モードQxと制御モードQyの間でモードが切り替わると、低輝度モードと高輝度モードの間でモードが切り替わる。
照明制御データDmは光源温度毎に設定される。一例として、-40℃、-30℃、-10℃、10℃、25℃、40℃、50℃、60℃、70℃それぞれに対応する照明制御データDmが用意されている。照明制御データDmは、光源温度毎に、制御モードQ1~Qnの数及び内容、並びに各制御モードQ1~Qnでの輝度範囲Blが異なる。
図5に示すように、光源制御部201は、例えば、光源群11に供給する電力を制御するPMIC(Power Management IC)を含む。光源制御部201は、光源温度検出部600により検出された光源温度信号STに基づき光源温度に最も近い温度に関する照明制御データDmを参照する。光源制御部201は、照明制御データDmを参照して、要求輝度信号SLに基づく要求輝度を実現する制御モードQ1~Qnに移行し、移行した制御モードQ1~Qnにて光源ドライバ300を介して光源群11に電流を供給する。これにより、表示光Lは要求輝度信号SLに応じた輝度となる。光源制御部201の出力レベルは可変である。光源制御部201の出力レベルが高くなるほど、光源電流のピーク値Pk(図16及び図17参照)が大きくなるとともに、光源電流がターゲット値に到達するまでの時間が短く、すなわち、光源電流の増加の傾きが大きくなる。
例えば、光源制御部201は、要求輝度信号SL(要求輝度)に基づきターゲット値を決定し、決定したターゲット値と光強度検出信号SFBを比較する。光源制御部201は、光強度検出信号SFBがターゲット値未満となったときに光源ドライバ300から光源群11に電流を供給し、光強度検出信号SFBがターゲット値以上となったときに光源ドライバ300から光源群11への電流の供給を停止する。これにより、光源制御部201は、光強度検出信号SFBを監視しつつターゲット値を目標として光源ドライバ300から光源群11に供給される電流値をフィードバック制御する。このターゲット値は、光源11r,11g,11b毎に異なる値に設定される。
図5に示すように、光源制御部201は、光強度検出部500により検出された光強度検出信号SFBのゲインを設定するゲイン設定部201aを備える。ゲイン設定部201aは、要求輝度(要求輝度信号SL)が低くなるにつれてゲインを高く設定する。ゲイン設定部201aは、光強度検出信号SFBのゲインを調整することにより、光強度検出信号SFBを光源制御部201により読み取り可能な値に設定する。光源制御部201は、ゲイン設定部201aにより設定されたゲインのずれの有無及びずれ量を加味して、光強度検出信号SFBを読み取っている。よって、光源制御部201の個体差に起因するゲインのバラツキに伴って、表示光Lの輝度がターゲット値からずれることが抑制される。
光源制御部201は、点灯許可期間Tr(図16参照)にわたってスイッチ部Swrをオンとする。光源制御部201は、点灯許可期間Trにおいて、光源ドライバ300から光源11rに電流Irを供給することにより、光源11rを点灯させる。
光源制御部201は、点灯許可期間Tg(図16参照)にわたってスイッチ部Swgをオンとする。光源制御部201は、点灯許可期間Tgにおいて、光源ドライバ300から光源11gに電流Igを供給することにより、光源11gを点灯させる。
光源制御部201は、点灯許可期間Tb(図16参照)にわたってスイッチ部Swbをオンとする。光源制御部201は、点灯許可期間Tbにおいて、光源ドライバ300から光源11bに電流Ibを供給することにより、光源11bを点灯させる。
光源制御部201は、光源11r,11g,11bのうち何れか一つを選択的に点灯させ、点灯させる光源11r,11g,11bを高速で切り替える、いわゆるフィールドシーケンシャル方式により動作する。光源制御部201は、表示期間Tonにおいては光源11r,11g,11bに電流Ir,Ig,Ibを供給し、非表示期間Tofにおいてはスイッチ部Swr,Swg,Swbをオフとすることにより光源11r,11g,11bへの電流Ir,Ig,Ibの供給を停止する。画像Mが表示される期間においては、表示期間Tonと非表示期間Tofは交互に繰り返される。1回の表示期間Tonと1回の非表示期間Tofにより1フレームが構成される。表示期間Tonは、予め設定された順番の複数の点灯許可期間Tr,Tg,Tbから構成される。
第2の制御部200は、要求輝度信号SLに基づき、高輝度モード及び低輝度モードの何れかのモードに移行する。第2の制御部200は、要求輝度信号SLが閾値以下であるときには低輝度モードに移行し、要求輝度信号SLが閾値を超えたときには高輝度モードに移行する。例えば、閾値は、表示光Lの光強度が4000カンデラとなるときの値に設定される。
第2の制御部200は、高輝度モードにおいては、図16に示すように、電流Ir,Ig,Ibを矩形波として光源11r,11g,11bに供給する。第2の制御部200は、高輝度モードにおいては、要求輝度の変化に応じて、電流Ir,Ig,Ibのターゲット値Tgt及び電流Ir,Ig,Ibが供給される期間Tiを変化させることにより、表示光Lの輝度を調整する。
第2の制御部200は、低輝度モードにおいては、図17に示すように、電流Ir,Ig,Ibを三角波である複数のパルスPとして光源11r,11g,11bに供給する。第2の制御部200は、低輝度モードにおいては、要求輝度の変化に応じて、パルスPの数を増減させることにより、表示光Lの輝度を調整する。
なお、本例に限らず、第2の制御部200は、パルスPの数を増減させることに加えて、パルスPのピーク値Pk(ターゲット値)を増減させることにより、表示光Lの輝度を調整してもよい。
低輝度モードにおけるパルスPの生成方法について説明する。
図5及び図17に示すように、第2の制御部200(光源制御部201)は、点灯許可期間Trにおいて、パルスPを生成する前に、スイッチ部Swr,Swcをオン状態とし、スイッチ部Swg,Swb,Swaをオフ状態とする。このとき、光源ドライバ300から電流はコンデンサC1及びスイッチ部Swcを介してグランドに流れる。これにより、コンデンサC1にはエネルギがチャージされる。コンデンサC1が満充電状態に近づくと、コンデンサC1に流れる電流値が小さくなり、スイッチ部Swrを介して光源11rに供給される電流Irが増加する。これにより、パルスPの立ち上がり部分の波形が形成される。コンデンサC1により、パルスPの立ち上がり部分の傾きを調整することができる。そして、第2の制御部200は、電流Irがターゲット値に到達したときに、スイッチ部Swaをオン状態とする。このとき、光源ドライバ300からの電流はスイッチ部Swaを介してグランドに流れ、光源11rに供給される電流Irが減少する。これにより、パルスPの立ち下がり部分の波形が形成される。
図6に示すように、照明制御データ調整システム800は、プロジェクタ装置18の出荷品である出荷品プロジェクタ装置18kに適した照明制御データDmを生成する。照明制御データ調整システム800は、プロジェクタ装置18のサンプル品であるサンプルプロジェクタ装置18a~18jにおける各温度でのRGB出力特性を取得するサンプル品データ取得装置801と、サンプル品データ取得装置801を通じて取得されたRGB出力特性に基づきマスターデータM1~M10を生成するマスターデータ生成処理部802と、出荷品プロジェクタ装置18kにおける各温度でのRGB出力特性を取得する出荷品データ取得装置810と、マスターデータM1~M10のうち出荷品プロジェクタ装置18kに適した最適マスターデータMxを選択し、最適マスターデータMxを出荷品データ取得装置810を通じて取得されたRGB出力特性に基づき補正して照明制御データDmを生成する製品データ生成処理部205と、を備える。
製品データ生成処理部205は、出荷品プロジェクタ装置18kの一部を構成する。サンプル品データ取得装置801、マスターデータ生成処理部802及び出荷品データ取得装置810はプロジェクタ装置18とは別に設けられる。サンプル品データ取得装置801、マスターデータ生成処理部802、出荷品データ取得装置810及び製品データ生成処理部205は、互いに有線通信又は無線通信により情報を送受信可能に構成されている。
図7に示すように、サンプル品データ取得装置801は、ライトメータ803と、可変式ND(Neutral Density)フィルタ804と、室温調整部806と、恒温槽808と、検査光放射部809と、を備える。
恒温槽808は内部空間の温度を一定に保つ槽である。室温調整部806は、マスターデータ生成処理部802による制御のもと、恒温槽808の内部空間の温度を調整する。恒温槽808内にはサンプルプロジェクタ装置18a~18jの何れかが収容される。恒温槽808は、プロジェクタ装置18からの表示光Lを透過させる恒温槽ガラス805を備える。恒温槽ガラス805は、表示光Lが透過する際に、表示光Lの光強度を低下させる。恒温槽808内は暗室となっている。
ライトメータ803及び可変式NDフィルタ804は恒温槽808の外部である暗室内に位置する。
可変式NDフィルタ804は、マスターデータ生成処理部802による制御のもと、恒温槽ガラス805を経た表示光Lの輝度をライトメータ803の検出可能範囲に調整する。
ライトメータ803は、可変式NDフィルタ804を経た表示光Lの輝度を検出し、検出した検出信号をマスターデータ生成処理部802に出力する。検査光放射部809は、ゲイン設定部201aにより設定されたゲインのずれの有無及びずれ量を検査するための検査光を光強度検出部500に照射する。
マスターデータ生成処理部802は、例えば、マイクロコントローラからなる。マスターデータ生成処理部802は、マスターデータM1~M10を記憶する記憶部807を備える。マスターデータ生成処理部802は後述するマスターデータ生成処理を実行する。
図8に示すように、出荷品データ取得装置810は、ライトメータ813と、可変式NDフィルタ814と、チャンバー818と、検査光放射部819と、を備える。
チャンバー818は、出荷品プロジェクタ装置18kが設置されるラインに設けられ、ライトメータ813及び出荷品プロジェクタ装置18kを収容する。チャンバー818内は暗室である。
可変式NDフィルタ814は、可変式NDフィルタ804と同様の構成であり、製品データ生成処理部205により制御される。ライトメータ813は、ライトメータ803と同様の構成であり、製品データ生成処理部205に検出信号を出力する。検査光放射部819は、検査光放射部809と同様の構成であり、製品データ生成処理部205により制御される。
(マスターデータ生成処理)
図13のフローチャートを参照しつつ、マスターデータ生成処理部802により実行されるマスターデータ生成処理について説明する。
まず、マスターデータ生成処理部802は、図9に示すように、サンプルプロジェクタ装置18a~18jを光源ドライバ300のドライブ能力に応じてグレードG1~G10に分類する(ステップS1)。サンプルプロジェクタ装置18a~18jは、それぞれ同一の品種であり、シリアルナンバーが異なる。このため、サンプルプロジェクタ装置18a~18jはそれぞれ個体差を有している。個体差の一種である光源ドライバ300のドライブ能力は、光源制御部201の出力レベルと光源11r,11g,11bに流れる光源電流のピーク値Pk(図16及び図17参照)の関係により定まる。光源ドライバ300のドライブ能力が高いほど、光源制御部201の出力レベルが低くても、光源11r,11g,11bに流れる光源電流のピーク値Pkが大きくなる。光源ドライバ300の個体差によりドライブ能力にはバラツキが生じる。例えば、サンプルプロジェクタ装置18bの光源制御部201のドライブ能力がサンプルプロジェクタ装置18aの光源制御部201のドライブ能力よりも高い場合、サンプルプロジェクタ装置18a,18bの出力レベルが同一であっても、サンプルプロジェクタ装置18bにおける光源電流のピーク値Pkは、サンプルプロジェクタ装置18aにおける光源電流のピーク値Pkよりも高くなる。
一例として、上記ステップS1において、マスターデータ生成処理部802は、サンプルプロジェクタ装置18a~18j毎に、光源電流のピーク値Pkを設定された出力レベルで除したドライブ能力値を算出する。すなわち、以下の式によりドライブ能力値が算出される。
ドライブ能力値=ピーク値Pk/出力レベル
そして、マスターデータ生成処理部802は、算出したドライブ能力値を高低順に並び替えた後、サンプルプロジェクタ装置18a~18jをドライブ能力値の高低順でグレードG1~G10に分類する。例えば、サンプルプロジェクタ装置18aのドライブ能力値がサンプルプロジェクタ装置18a~18jのうち最低である場合、サンプルプロジェクタ装置18aがグレードG1に分類される。サンプルプロジェクタ装置18bのドライブ能力値がサンプルプロジェクタ装置18a~18jのうち2番目に低い場合、サンプルプロジェクタ装置18bがグレードG2に分類される。以下、プロジェクタ装置18c~18jも同様に、それぞれグレードG3~G10に分類される。
次に、マスターデータ生成処理部802は、グレードG1~G10毎にマスターデータM1~M10を生成し、マスターデータM1~M10を記憶部807に記憶させ(ステップS2)、マスターデータ生成処理を終了する。このステップS2に係るマスターデータ生成処理は、出荷品プロジェクタ装置18kの製造前に実行される。
マスターデータ生成処理部802は、このステップS2において、マスターデータM1~M10を生成するための図14に示すサブフローチャートを読み出す。
図14のサブフローチャートに係る処理はサンプルプロジェクタ装置18a~18j毎に実行される。これにより、グレードG1~G10に対応するマスターデータM1~M10が生成される。各マスターデータM1~M10は各温度でのマスターデータを有する。以下の例では、グレードG1のマスターデータM1を生成する場合について説明する。この場合、図14のサブフローチャートの開始前には、グレードG1に属するサンプルプロジェクタ装置18aが恒温槽808内に設置され、サンプルプロジェクタ装置18aの電源がオンされる。
まず、マスターデータ生成処理部802は、室温調整部806を介して室温調整部806内の温度を目標温度に設定する(ステップS11)。そして、マスターデータ生成処理部802は、室温調整部806内の温度が目標温度で安定するのを待つ(ステップS12;NO)。そして、マスターデータ生成処理部802は、室温調整部806内の温度が目標温度で安定した旨判別したとき(ステップS12;YES)、光源制御部201のIC特性であるゲインずれ情報を取得する(ステップS13)。このステップS13においては、マスターデータ生成処理部802は、検査光放射部809を通じて検査光を光強度検出部500に照射する。検査光は予め設定された輝度の光である。そして、マスターデータ生成処理部802は、ゲイン設定部201aによりゲインが設定値に設定された状態で、この検査光を光強度検出部500に照射したときの光強度検出信号SFBを測定する。そして、マスターデータ生成処理部802は、測定した光強度検出信号SFBと基準値の差分に基づきゲインの設定値に対するずれを示すゲインずれ情報を取得する。この基準値は、例えば、複数のプロジェクタ装置18において、ゲイン設定部201aによりゲインが設定値に設定された状態で、検査光を光強度検出部500に照射したときの光強度検出信号SFBの平均値である。
次に、マスターデータ生成処理部802は、取得したゲインずれ情報を加味して、室温調整部806により調整された目標温度でのRGB出力特性を取得する(ステップS14)。
図10に示すように、RGB出力特性は、光源制御部201の出力レベルとライトメータ803により検出された表示光Lの輝度の関係を示す特性である。
このステップS14においては、マスターデータ生成処理部802は、光源制御部201の出力レベルを第1の値に設定したうえで、光源11rのみを駆動させて、ライトメータ803を通じて表示光Lである赤色光の輝度を測定し、第1の値と赤色光の輝度が交わる点P1にプロットする。次に、マスターデータ生成処理部802は、光源制御部201の出力レベルを第1の値よりも大きい第2の値に設定したうえで、光源11rのみを駆動させて、ライトメータ803を通じて表示光Lである赤色光の輝度を測定し、第2の値と赤色光の輝度が交わる点P2にプロットする。以降、同様に、点P3~Pn(nは自然数)をプロットする。マスターデータ生成処理部802は、点P1~Pnの間を直線補間することにより図10の折れ線Lrで示す光源11rに係るR出力特性を取得する。これと同様に、マスターデータ生成処理部802は、図10の折れ線Lgで示す光源11gに係るG出力特性と図10の折れ線Lbで示す光源11bに係るB出力特性を取得する。以上で、RGB出力特性が取得される。
例えば、ゲインが設定値を上回るようにずれている場合に、ゲインずれ情報を加味した補正が行われないと、光強度検出部500に照射された光の光強度に対する光強度検出信号SFBの電流値は高くなることから、光強度検出信号SFBに基づき調整される表示光Lの輝度も高くなる。このように、ゲインが設定値を上回ることに伴って表示光Lの輝度が高まることを抑制するために、ゲインずれ情報を加味した補正が行われる。例えば、マスターデータ生成処理部802は、ゲインずれ情報にゲインが設定値を上回るようにずれている旨の情報が含まれる場合、取得したゲインずれ情報を加味することにより、点P1~Pn、ひいては、折れ線Lr,Lg,Lbが下方向、すなわち輝度低下方向にずれるように補正する。また、これと同様に、マスターデータ生成処理部802は、例えば、ゲインずれ情報にゲインが設定値を下回るようにずれている旨の情報が含まれる場合、取得したゲインずれ情報を加味することにより、点P1~Pn、ひいては、折れ線Lr,Lg,Lbが上方向、すなわち輝度増加方向にずれるように補正する。この際の補正量は、ゲインずれ情報に含まれるゲインと設定値のずれ量に応じた値となる。
マスターデータ生成処理部802は、各温度でRGB出力特性を取得したか否かを判別する(ステップS15)。各温度は、例えば、-40℃、-30℃、-10℃、10℃、25℃、40℃、50℃、60℃、70℃である。マスターデータ生成処理部802は、各温度でRGB出力特性を取得していない旨判別すると(ステップS15;NO)、ステップS11の処理に戻り、室温調整部806を介してRGB出力特性を取得していない温度に目標温度を設定する。すなわち、ステップS11~S15の処理が繰り返されることにより、各温度でRGB出力特性が取得される。
マスターデータ生成処理部802は、各温度でRGB出力特性を取得した旨判別すると(ステップS15;YES)、各温度のRGB出力特性に基づき各温度でのマスターデータM1を生成し、生成した各温度でのマスターデータM1を記憶部807に記憶させ(ステップS16)、図14のサブフローチャートが終了となる。マスターデータM1は、上述した図11に示す照明制御データDmと同様の内容を含む。マスターデータM2~M10も、マスターデータM1と同様に、図14に示すサブフローチャートにより生成される。
(製品データ生成処理)
次に、図15のフローチャートに沿って、製品データ生成処理部205により実行される製品データ生成処理について説明する。
まず、ドライブ能力判定部205aは、出荷品プロジェクタ装置18kの光源ドライバ300のドライブ能力を判定する(ステップS21)。このステップS21においては、例えば、ドライブ能力判定部205aは、上述したように、出荷品プロジェクタ装置18kの光源ドライバ300のドライブ能力値を算出する。
そして、マスターデータ選択部205bは、判定したドライブ能力に基づきマスターデータM1~M10のうち最適マスターデータMxを選択する(ステップS22)。このステップS22において、マスターデータ選択部205bはサンプルプロジェクタ装置18a~18jのそれぞれのドライブ能力値のうち算出したドライブ能力値に最も近いサンプルプロジェクタ装置が属するグループに対応するマスターデータを最適マスターデータMxとして選択する。
そして、製品データ生成処理部205は、選択した最適マスターデータMxを仮の照明制御データDmとして記憶部203に記憶する(ステップS23)。ステップS24~S26では、出荷品プロジェクタ装置18kは仮の照明制御データDmに基づき動作する。
次に、出力特性取得部205cは、出荷品データ取得装置810を通じて、上記ステップS13と同様に、出荷品プロジェクタ装置18kのゲインずれ情報を取得し(ステップS24)、取得したゲインずれ情報を加味して、出荷品プロジェクタ装置18kにおける常温でのRGB出力特性を取得する(ステップS25)。ステップS24,S25は、上記ステップS13,S14と同様の処理である。ステップS24に係る処理は、常温でのRGB出力特性を取得するだけなので、各温度でのRGB出力特性を取得するマスターデータ生成処理に比べて、短時間で行うことができる。
そして、製品データ生成処理部205は、取得したRGB出力特性に基づき、図11に示す比較データMcを取得する(ステップS26)。比較データMcは、最適マスターデータMxと比較されるデータであり、各制御モードQ1~Qnでの輝度範囲Blが最適マスターデータMxと異なる。
次に、データ生成部205dは、比較データMcと常温(例えば25℃)の最適マスターデータMxとの差分に基づき最適マスターデータMxを補正することにより照明制御データDmを生成する(ステップS27)。
このステップS27においては、製品データ生成処理部205は、図12に示すように、制御モードQ1における常温の最適マスターデータMxの輝度範囲Bl1と比較データMcの輝度範囲Bl2の差分値Df1,Df2を取得する。差分値Df1は輝度範囲Bl1,Bl2の最大値の差分値である。差分値Df2は輝度範囲Bl1,Bl2の最小値の差分値である。そして、製品データ生成処理部205は、差分値Df1,Df2を補正値として、各温度の最適マスターデータMxの制御モードQ1の輝度範囲Blを補正する。例えば、製品データ生成処理部205は、最適マスターデータMxの輝度範囲Bl1の上限値を差分値Df1だけ大きくし、最適マスターデータMxの輝度範囲Bl1の下限値を差分値Df2だけ大きくする。制御モードQ2~Qnにおいても、これと同様に、輝度範囲Blを補正する。すなわち、常温の最適マスターデータMxと比較データMcの比較に基づく補正値は、常温以外の各温度での最適マスターデータMxの補正にも利用される。よって、最適マスターデータMxの補正を簡易化することができる。
製品データ生成処理部205は、補正した最適マスターデータMxを照明制御データDmとして記憶部203に書き込み(ステップS28)、製品データ生成処理を終了する。これにより、出荷品プロジェクタ装置18kは出荷品プロジェクタ装置18kに適した照明制御データDmを利用できるため、表示光Lの輝度及び色度をターゲット値に近づけることができる。
なお、第1の制御部100の制御内容の一部を、第2の制御部200が実行してもよいし、反対に、第2の制御部200の制御内容の一部を、第1の制御部100が実行してもよい。また、第1及び第2の制御部100,200は一つの制御部として構成されてもよい。
(効果)
以上、説明した一実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)DMD方式のプロジェクタ装置18(出荷品プロジェクタ装置18k)は、複数の光源11r,11g,11bと、光源11r,11g,11bを駆動させる光源ドライバ300と、照明制御データDmに基づき光源ドライバ300を介して複数の光源11r,11g,11bを点灯させる光源制御部201と、複数の光源11r,11g,11bが放射した光に基づき表示光Lを生成するDMD表示素子30と、を備える。プロジェクタ装置18の製造方法は、光源ドライバ300のドライブ能力を判定する第1ステップの一例であるステップS21と、ドライブ能力毎に設定された複数のマスターデータM1~M10のうち、ステップS21で判定された光源ドライバ300のドライブ能力に最も近い最適マスターデータMxを選択する第2ステップの一例であるステップS22と、光源制御部201の出力レベルと表示光Lの輝度の関係を示すRGB出力特性を取得する第3ステップの一例であるステップS25と、取得されたRGB出力特性に基づき最適マスターデータMxを補正することにより照明制御データDmを生成する第4ステップの一例であるステップS27と、生成した照明制御データDmを記憶部203に記憶させるステップS23と、記憶部203に記憶される照明制御データDmに基づいて光源11r,11g,11bを点灯させるステップと、を備える。
この構成によれば、プロジェクタ装置18の個体差に応じて照明制御データDmが生成される。よって、プロジェクタ装置18の個体差に関わらず、表示光Lの画素毎の輝度及び色度がターゲット値からずれることが抑制される。
具体的には、プロジェクタ装置18毎の光源ドライバ300のドライブ能力にはバラツキが生じる。上記構成によれば、マスターデータM1~M10のうち、光源ドライバ300のドライブ能力が最も近い最適マスターデータMxが選択され、選択された最適マスターデータMxに基づき照明制御データDmが生成される。よって、ドライブ能力のバラツキに伴って表示光Lの輝度及び色度がターゲット値からずれることが抑制される。これにより、虚像Vの表示品位が向上する。
(2)光源制御部201は、光源11r,11g,11bが放射する光の光強度を示す光強度検出信号SFBのゲインを設定するゲイン設定部201aを備える。プロジェクタ装置18の製造方法は、ゲイン設定部201aにより設定されたゲインのゲインずれ情報を取得する第5ステップの一例であるステップS24を備える。ステップS25では、取得されたずれ情報を加味してRGB出力特性を取得する。
プロジェクタ装置18の個体差により、ゲイン設定部201aにより設定されたゲインのずれが生じる。上記構成によれば、ゲインずれ情報を加味してRGB出力特性が取得される。このため、ゲインのずれに伴って表示光Lの輝度及び色度がターゲット値からずれることが抑制される。これにより、虚像Vの表示品位が向上する。
(3)プロジェクタ装置18の製造方法は、ステップS21の前に実行され、第1温度及び第2温度それぞれでのマスターデータM1~M10を生成する第6ステップの一例であるステップS2を備える。第3ステップの一例であるステップS25では、第2温度よりも第1温度に近い第3温度(例えば常温)でのRGB出力特性を取得する。第4ステップの一例であるステップS27では、取得された第3温度でのRGB出力特性と選択された第1温度での最適マスターデータMxに基づき補正値(差分値Df1,Df2)を決定し、第1温度及び第2温度それぞれの最適マスターデータMxを補正値だけ補正することにより第1温度及び第2温度の照明制御データDmを生成する。光源制御部201は、光源温度検出部600により検出された光源温度に基づき第1温度及び第2温度のうち何れか光源温度に近い方の温度の照明制御データDmを参照して光源11r,11g,11bを駆動させる。
この構成によれば、第1温度での最適マスターデータMxに基づき決定された補正値は、第1温度での最適マスターデータMxのみならず、第2温度での最適マスターデータMxにも適用される。よって、各温度での補正値を取得する必要がなく、最適マスターデータMxの補正を簡易化することができる。
また、各温度での補正値を取得するために各温度でのRGB出力特性を取得する必要がない。よって、出荷品データ取得装置810は、チャンバー818内の温度を変化させる必要がなく、出荷品データ取得装置810の構成を簡易化することができる。
(4)DMD方式のプロジェクタ装置18は、複数の光源11r,11g,11bと、光源11r,11g,11bを駆動させる光源ドライバ300と、照明制御データDmに基づき光源ドライバ300を介して複数の光源11r,11g,11bを点灯させる光源制御部201と、複数の光源11r,11g,11bが放射した光に基づき表示光Lを生成するDMD表示素子30と、を備える。DMD方式のプロジェクタ装置18は、光源ドライバ300のドライブ能力を判定するドライブ能力判定部205aと、ドライブ能力毎に設定された複数のマスターデータM1~M10のうち、ドライブ能力判定部205aにより判定された光源ドライバ300のドライブ能力に最も近い最適マスターデータMxを選択するマスターデータ選択部205bと、光源制御部201の出力レベルと表示光Lの輝度の関係を示すRGB出力特性を取得する出力特性取得部205cと、取得されたRGB出力特性に基づき最適マスターデータMxを補正することにより照明制御データDmを生成するデータ生成部205dと、を備える。
この構成によれば、プロジェクタ装置18の個体差に応じて照明制御データDmが生成される。
(5)HUD装置1は、プロジェクタ装置18と、プロジェクタ装置18から放射された表示光Lを被投射部材の一例であるウインドシールド3に導く光学リレー部の一例である平面鏡61及び凹面鏡62と、を備える。
この構成によれば、プロジェクタ装置18の個体差に応じて照明制御データDmが生成される。このため、ウインドシールド3に表示される虚像Vの表示品位を高めることができる。
なお、本開示は以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本開示の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。以下に、変形の一例を説明する。
(変形例)
上記実施形態においては、常温の最適マスターデータMxと比較データMcの比較に基づく補正値は、常温以外の最適マスターデータMxの補正にも適用されていた。しかしながら、これに限らず、各温度の補正値を取得して、その補正値を各温度のマスターデータMxに適用してもよい。
上記実施形態においては、出力特性取得部205cは、取得したゲインずれ情報を加味して、出荷品プロジェクタ装置18kにおける常温でのRGB出力特性を取得していたが、ゲインずれ情報を加味しなくてもよい。
上記実施形態においては、HUD装置1は、車載用であったが、車載用に限らず、飛行機、船等の乗り物に搭載されていてもよい。また、HUD装置1からの表示光Lはウインドシールド3に投射されていたが、専用のコンバイナに投射されてもよい。
上記実施形態においては、第2の制御部200は、外光の光強度を示す要求輝度信号SLに基づき高輝度モード及び低輝度モードの何れかに移行していたが、これに限られず、HUD装置1や車両2に設けられた図示しない操作部を視認者4が操作することで、要求輝度が変更されたとして、上記各モード間を移行してもよい。
上記実施形態における可変式NDフィルタ804,814は省略されてもよい。
1 HUD装置
2 車両
3 ウインドシールド
4 視認者
5 光源駆動装置
7 照度センサ
10 照明装置
11 光源群
11b,11g,11r 光源
13 光合成部
13a 反射ミラー
13b,13c ダイクロイックミラー
15 プリズム
15a 傾斜面
15b,15c 直交面
18 プロジェクタ装置
18a~18j サンプルプロジェクタ装置
18k 出荷品プロジェクタ装置
19 表示ユニット
30 DMD表示素子
30a マイクロミラー
40 投射光学系
43 光源駆動部
49 電圧検出部
50 透過型スクリーン
54,55,61 平面鏡
62 凹面鏡
65 凹面鏡駆動部
70 筐体
70a 開口部
71 透光部
100 第1の制御部
200 第2の制御部
201 光源制御部
201a ゲイン設定部
202 表示素子制御部
203,807 記憶部
205 製品データ生成処理部
205a ドライブ能力判定部
205b マスターデータ選択部
205c 出力特性取得部
205d データ生成部
300 光源ドライバ
500 光強度検出部
600 光源温度検出部
700 映像信号入力部
800 照明制御データ調整システム
801 サンプル品データ取得装置
802 マスターデータ生成処理部
803 ライトメータ
804 可変式NDフィルタ
805 恒温槽ガラス
806 室温調整部
808 恒温槽
809 検査光放射部
810 出荷品データ取得装置
813 ライトメータ
814 可変式NDフィルタ
818 チャンバー
819 検査光放射部
R 赤色光
B 青色光
G 緑色光
C 照明光
C1 コンデンサ
G1-G10 グレード
L 表示光
M 画像
L1 インダクタ
M1-M10 マスターデータ
Mc 比較データ
Mx 最適マスターデータ
P パルス
Q1-Qn,Qx,Qy 制御モード
V 虚像
SE 映像信号
SL 要求輝度信号
SFB 光強度検出信号
Ib,Ig,Ir 電流
Df1,Df2 差分値
ST 光源温度信号
Bl,Bl1,Bl2 輝度範囲
Lb,Lg,Lr 折れ線
SV 電圧検出信号
Dm 照明制御データ
Tr,Tg,Tb 点灯許可期間
Ax 回転軸
Pk ピーク値
Swa,Swb,Swc,Swg,Swr スイッチ部
Ton 表示期間
Tof 非表示期間

Claims (5)

  1. 複数の光源と、前記複数の光源を駆動させる光源ドライバと、照明制御データに基づき前記光源ドライバを介して前記複数の光源を点灯させる光源制御部と、前記複数の光源が放射した光に基づき表示光を生成するDMD表示素子と、を備えるDMD方式プロジェクタ装置の製造方法であって、
    出荷品プロジェクタの前記光源ドライバのドライブ能力を判定する第1ステップと、
    前記ドライブ能力が異なる前記光源ドライバを備えた複数のサンプルプロジェクタ装置において前記ドライブ能力毎に設定された複数のマスターデータのうち、前記第1ステップで判定された前記光源ドライバのドライブ能力に最も近い最適マスターデータを選択する第2ステップと、
    前記出荷品プロジェクタの前記光源制御部の出力レベルと前記表示光の輝度の関係を示す出力特性を取得する第3ステップと、
    取得された前記出力特性に基づき前記最適マスターデータを補正することにより前記出荷品プロジェクタの前記照明制御データを生成する第4ステップと、を備える、
    プロジェクタ装置の製造方法。
  2. 前記光源制御部は、前記複数の光源が放射する光の光強度を示す光強度検出信号のゲインを設定するゲイン設定部を備え、
    前記プロジェクタ装置の製造方法は、前記ゲイン設定部により設定された前記出荷用プロジェクタのゲインのずれ情報を取得する第5ステップを備え、
    前記第3ステップでは、取得された前記ずれ情報を加味して前記出力特性を取得する、
    請求項1に記載のプロジェクタ装置の製造方法。
  3. 前記プロジェクタ装置の製造方法は、前記第1ステップの前に実行され、第1温度及び第2温度それぞれでの前記複数のマスターデータを生成する第6ステップを備え、
    前記第3ステップでは前記第2温度よりも前記第1温度に近い第3温度での前記出力特性を取得し、
    前記第4ステップでは、取得された前記第3温度での前記出力特性と選択された前記第1温度での前記最適マスターデータに基づき補正値を決定し、前記第1温度及び前記第2温度それぞれの前記最適マスターデータを前記補正値だけ補正することにより前記照明制御データを生成する、
    請求項1又は2に記載のプロジェクタ装置の製造方法。
  4. 複数の光源と、前記複数の光源を駆動させる光源ドライバと、照明制御データに基づき前記光源ドライバを介して前記複数の光源を点灯させる光源制御部と、前記複数の光源が放射した光に基づき表示光を生成するDMD表示素子と、を備えるDMD方式プロジェクタ装置であって、
    出荷品プロジェクタの前記光源ドライバのドライブ能力を判定するドライブ能力判定部と、
    前記ドライブ能力が異なる前記光源ドライバを備えた複数のサンプルプロジェクタ装置において前記ドライブ能力毎に設定された複数のマスターデータのうち、前記ドライブ能力判定部により判定された前記光源ドライバのドライブ能力に最も近い最適マスターデータを選択するマスターデータ選択部と、
    前記出荷品プロジェクタの前記光源制御部の出力レベルと前記表示光の輝度の関係を示す出力特性を取得する出力特性取得部と、
    取得された前記出力特性に基づき前記最適マスターデータを補正することにより前記照明制御データを生成するデータ生成部と、を備える、
    プロジェクタ装置。
  5. 請求項4に記載のプロジェクタ装置と、
    前記プロジェクタ装置から放射された前記表示光を被投射部材に導く光学リレー部と、を備える、
    ヘッドアップディスプレイ装置。
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