JP7247002B2 - 充電ステーション、及び充電ステーションの制御方法 - Google Patents

充電ステーション、及び充電ステーションの制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、充電ステーション、及び充電ステーションの制御方法に関する。
近年、海洋調査や海洋開発において、自律型無人潜水機(AUV(Autonomous Underwater Vehicle))が活躍の場を広げている。
自律型無人潜水機は、ケーブルに繋がれておらず、自動で航行するため、広範囲の調査が可能である。しかし、自律型無人潜水機は、バッテリで駆動されるため、活動時間が制限される。また、水中から自律型無人潜水機を引き上げて、バッテリを交換する作業は、非常に煩雑である。
特許文献1には、洋上浮体から水中に吊り下げられた充電ステーションを用いて、水中で自律型無人潜水機のバッテリを充電する技術が開示されている。
特開2017-071265号公報
自律型無人潜水機が充電ステーションに近づき充電するためには、充電ステーションが所定の座標(目標位置)及び所定の向きになっている必要がある。
しかしながら、特許文献1に開示された充電ステーションでは、波や潮流より洋上浮体が流された際、充電ステーションの実際の位置及び向きを所定の位置(目標座標)及び所定の向きに修正するための機構が設けられていない。
このため、充電ステーションの実際の座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれてしまう可能性があった。
そこで、本発明は、充電ステーションの実際の座標及び向きが目標座標及び所定の向きとなるように調整可能な充電ステーション、及び充電ステーションの制御方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明の一態様に係る充電ステーションによれば、水上に浮く浮体と、前記浮体に設けられ、前記浮体を前後左右に移動させるアクチュエータと、前記浮体に対する位置が規制された状態で水中に配置され、自律型無人潜水機のバッテリを非接触で充電する給電部と、前記浮体に設けられ、外部機器から送信される前記浮体の現在位置に関する情報を受信する位置情報受信部と、前記アクチュエータを制御する制御装置と、を備え、前記制御装置は、アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部と、前記自律型無人潜水機から充電準備信号を受信した際、給電モードを選択し、前記充電準備信号を受信していない間、待機モードを選択するモード選択部と、前記給電モード時に前記浮体がいるべき座標である目標座標と前記外部機器から送信される前記浮体の実際の座標との間におけるずれ量を取得する座標ずれ量取得部と、前記ずれ量が第1の誤差閾値を超えたか否かを判定するとともに、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値よりも小さい第2の誤差閾値を超えたか否かを判定し、判定結果を判定信号として前記アクチュエータ制御部に送信する座標誤差判定部と、前記給電モード時の前記浮体の向きである所定の向きと前記浮体の実際の向きとの差を取得するとともに、前記浮体の向きの差に関する情報を前記アクチュエータ制御部に送信する方位差取得部と、を有し、前記アクチュエータ制御部は、前記待機モード時において、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値を超えた際に前記ずれ量を前記第1の誤差閾値内に収め、前記浮体の実際の向きを前記所定の向きにするとともに、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値よりも小さい第2の誤差閾値内に収まるように、前記アクチュエータの動作を制御するとともに、前記給電モード時において、前記浮体の実際の座標が前記目標座標になるとともに、前記浮体の実際の向きが前記所定の向きとなるように、前記アクチュエータをフィードバック制御する。
本発明によれば、待機モード時において、目標座標と外部機器から送信される浮体の実際の座標との間におけるずれ量が第1の誤差閾値を超えた際にずれ量を第1の誤差閾値に収め、浮体の実際の向きを所定の向きにするとともに、ずれ量が第1の誤差閾値よりも小さい第2の誤差閾値に収まるように、アクチュエータの動作を制御するアクチュエータ制御部を有することで、給電モードに切り替わる前の状態において、充電ステーションの実際の座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制できる。
また、待機モードにおいて、ずれ量が第1の誤差閾値内に収まっている期間は、アクチュエータを停止させることが可能となるため、アクチュエータの駆動に必要な電力を低減することができる。
さらに、給電モード時において、アクチュエータ制御部により、浮体の実際の座標が前記目標座標になるとともに、浮体の実際の向きが所定の向きとなるように、アクチュエータをフィードバック制御することで、充電ステーションの所定の位置に自律型無人潜水機を精度良く接続させることができる。
また、待機モード時において、充電ステーションの実際の座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制することで、充電準備信号を受信した際、短時間で充電ステーションの実際の座標及び向きを目標座標及び所定の向きにすることができる。
また、上記本発明の一態様に係る充電ステーションにおいて、前記浮体に設けられ、前記浮体の回転角速度を検出するジャイロセンサを備えてもよい。
このように、浮体の回転角速度を検出するジャイロセンサを備えることで、浮体の回転角速度に基づいて、現在の浮体の向きを求めることが可能となる。これにより、現在の浮体の向きと所定の向きとを比較することが可能となるので、浮体の向きのずれ量を取得することができる。
また、上記本発明の一態様に係る充電ステーションにおいて、前記アクチュエータ制御部は、前記待機モード時において、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値に収まった後、前記浮体の実際の向きを所定の向きとし、その後、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値よりも小さい誤差範囲である第2の誤差閾値に収まるように、前記アクチュエータの動作を制御してもよい。
このように、ずれ量を第1の誤差閾値に収めた後、浮体の実際の向きが所定の向きとなるように、アクチュエータの駆動を制御することで、ずれ量を第1の誤差閾値よりも小さい第2の誤差閾値内に収めることができる。
また、上記本発明の一態様に係る充電ステーションにおいて、前記浮体の下面側に、上端が固定され、前記浮体の下方に延びる支持棒と、前記支持棒に固定された安定ひれと、を備え、前記給電部は、前記安定ひれの内側に配置させてもよい。
このような構成とされた支持棒及び安定ひれを備えることで、充電ステーションの揺れを抑制することができる。
また、安定ひれの内側に給電部を配置させることで、自律型無人潜水機のバッテリを非接触で充電することができる。
また、上記本発明の一態様に係る充電ステーションにおいて、前記モード選択部は、前記待機モード時において一定時間経過した際に、前記給電モードを選択してもよい。
このように、待機モード時において一定時間経過した際に、給電モードを選択することで、待機モードの期間が長い場合でも待機モード中に充電ステーションの座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制できる。
また、上記本発明の一態様に係る充電ステーションの制御方法において、水上に浮く浮体と、前記浮体に設けられ、前記浮体を前後左右に移動させるアクチュエータと、前記浮体に対する位置が規制された状態で水中に配置され、自律型無人潜水機のバッテリを非接触で充電する給電部と、前記浮体に設けられ、外部機器から送信される前記浮体の現在位置に関する情報を受信する位置情報受信部と、前記アクチュエータを制御する制御装置と、を備える充電ステーションの制御方法であって、待機モード時において、給電モード時に前記浮体がいるべき座標である目標座標と前記外部機器から送信される前記浮体の実際の座標との間におけるずれ量が第1の誤差閾値を超えたか否かを判定する第1のステップと、前記待機モード時において、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値を超えたと判定された際、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値に収まるように、前記アクチュエータを駆動させる第2のステップと、前記待機モード時において、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値に収まった後に、前記浮体の実際の向きが前記給電モード時の前記浮体の所定の向きとなるように、前記アクチュエータを駆動させる第3のステップと、前記待機モード時において、前記第3のステップ後に、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値よりも小さい誤差範囲である第2の誤差閾値に収まるように、前記アクチュエータの動作を制御する第4のステップと、を備え、前記給電モード時において、前記浮体の実際の座標が前記目標座標になるとともに、前記浮体の実際の向きが前記所定の向きとなるように、前記アクチュエータをフィードバック制御する。
このように、待機モード時において、ずれ量が第1の誤差閾値を超えたと判定された際、ずれ量が第1の誤差閾値に収まるように、アクチュエータを駆動させる第2のステップと、待機モード時において、ずれ量が第1の誤差閾値に収まった後に、浮体の実際の向きが給電モード時の浮体の所定の向きとなるように、アクチュエータを駆動させる第3のステップと、待機モード時において、第3のステップ後に、ずれ量が第1の誤差閾値よりも小さい誤差範囲である第2の誤差閾値に収まるように、アクチュエータの動作を制御する第4のステップと、を有することで、給電モードに切り替わる前の状態において、充電ステーションの実際の座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制できる。
また、待機モードにおいて、ずれ量が第2の誤差閾値内から第1の誤差閾値内に収まっている期間は、アクチュエータを停止させることが可能となるため、アクチュエータの駆動に必要な電力を低減することができる。
さらに、給電モード時において、浮体の実際の座標が目標座標になるとともに、浮体の実際の向きが所定の向きとなるように、アクチュエータをフィードバック制御する第3のステップを有することで、充電ステーションの所定の位置に自律型無人潜水機を精度良く接続させることができる。
また、上述したステップを有することで、待機モード時において、充電ステーションの実際の座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制することが可能となる。これにより、充電ステーションが充電準備信号を受信した際、短時間で充電ステーションの実際の座標及び向きを目標座標及び所定の向きにすることができる。
また、上記本発明の一態様に係る充電ステーションの制御方法において、前記浮体の実際の向きは、ジャイロセンサが検出する前記浮体の回転角速度に基づいて取得してもよい。
このように、ジャイロセンサが検出する浮体の回転角速度を利用することで、浮体の実際の向きを取得することができる。
また、上記本発明の一態様に係る充電ステーションの制御方法において、前記待機モード時において一定時間経過した際に、前記給電モードを選択してもよい。
このように、待機モード時において一定時間経過した際に、給電モードを選択することで、待機モードの期間が長い場合でも待機モード中に充電ステーションの座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制できる。
本発明によれば、充電ステーションの実際の座標及び向きが目標座標及び所定の向きとなるように調整可能することができる。
本発明の実施形態に係る充電ステーションが水中に浮いた状態を上面側から視た平面図である。 図1に示す充電ステーションを側面視(A視)した図である。 図1に示す制御装置の機能ブロック図である。 図3に示すモード選択部が行う処理を説明するための図である。 図3に示す制御装置が待機モード時に行う処理を説明するためのフローチャートである。 図5に示すS10で行う処理を説明するためのフローチャートである。 図5に示すS11で行う処理を説明するためのフローチャートである。 図3に示す制御装置が実装されるコンピュータの構成を示すブロック図である。
以下、図面を参照して本発明を適用した実施形態について詳細に説明する。
(実施形態)
図1~図3を参照して、本発明の実施形態に係る充電ステーション10について説明する。図1において、X方向は充電ステーション10を構成する浮体11の長さ方向、Y方向は充電ステーション10を構成する浮体11の幅方向をそれぞれ示している。
図2において、Z方向は図1に示すX方向及びY方向に対して直交する水1の深さ方向を示している。図1~図3において、同一構成部分には、同一符号を付す。
充電ステーション10は、浮体11と、アクチュエータ13~16と、支持棒21と、
安定ひれ23,24(複数の安定ひれ)と、トランスポンダ28と、ソーラパネル31と、蓄電池32と、ジャイロセンサ33と、位置情報受信部35と、制御装置37と、を有する。
浮体11は、矩形とされており、水1上(例えば,海上)に浮かんでいる。浮体11は、上面11aと、下面11bと、側面11A~11Dと、を有する。
上面11aは、水1から露出されている。下面11bは、水1に覆われている。
側面11A,11Bは、X方向に配置されている。側面11C,11Dは、Y方向に配置されている。
アクチュエータ13,14は、側面11Aに設けられている。アクチュエータ13,14は、Y方向に間隔を空けて配置されている。アクチュエータ13,14は、制御装置37と電気的に接続されており、制御装置37により駆動が制御される。
アクチュエータ13,14としては、例えば、スラスタやプロペラ等を用いることが可能である。
なお、本実施形態では、一例として、側面11Aにアクチュエータ13,14を設けた場合を例に挙げて説明したが、側面11Aではなく、側面11Bにアクチュエータ13,14を設けてもよい。
アクチュエータ15,16は、側面11Cに設けられている。アクチュエータ15,16は、X方向に間隔を空けて配置されている。アクチュエータ15,16は、制御装置37と電気的に接続されており、制御装置37により駆動が制御される。
アクチュエータ15,16としては、例えば、スラスタやプロペラ等を用いることが可能である。
上述したアクチュエータ13~16は、浮体11を前後左右に移動させる。
なお、本実施形態では、一例として、側面11Cにアクチュエータ15,16を設けた場合を例に挙げて説明したが、側面11Cではなく、側面11Dにアクチュエータ15,16を設けてもよい。
支持棒21は、浮体11の下面11b側に、上端が固定されている。支持棒21は、浮体11の下方に延びている。支持棒21は、下面11bに対して直交している。
安定ひれ23は、安定ひれ本体23Aと、複数の給電部23Bと、連結部23Cと、を有する。
安定ひれ本体23Aは、支持棒21に固定されており、水1中に配置されている。
複数の給電部23Bは、安定ひれ本体23Aの内側に配置されている。複数の給電部23Bは、蓄電池32と電気的に接続されている。複数の給電部23Bは、浮体11に対する位置が規制された状態で水中に配置されている。給電部23Bは、自律型無人潜水機5の受電部5Aに給電することで、自律型無人潜水機5のバッテリ5Bを充電する。
連結部23Cは、安定ひれ本体23Aの上面側に設けられている。連結部23Cは、充電が必要な自律型無人潜水機5と連結することで、安定ひれ本体23Aに対する自律型無人潜水機5の位置を規制する。
安定ひれ24は、安定ひれ本体24Aと、複数の給電部24Bと、連結部24Cと、を有する。
安定ひれ本体24Aは、支持棒21に固定されており、水1中に配置されている。
複数の給電部24Bは、安定ひれ本体24Aの内側に配置されている。複数の給電部24Bは、蓄電池32と電気的に接続されている。複数の給電部24Bは、浮体11に対する位置が規制された状態で水中に配置されている。給電部24Bは、自律型無人潜水機5の受電部5Aに給電することで、自律型無人潜水機5のバッテリ5Bを充電する。
連結部24Cは、安定ひれ本体24Aの上面側に設けられている。連結部24Cは、充電が必要な自律型無人潜水機5と連結することで、安定ひれ本体24Aに対する自律型無人潜水機5の位置を規制する。
上記構成とされた支持棒21及び安定ひれ23,24を備えることで、充電ステーション10の揺れを抑制することができる。
また、安定ひれ23,24の内側に給電部23B,24Bを配置させることで、自律型無人潜水機5のバッテリ5Bを非接触で充電することができる。
トランスポンダ28は、支持棒21の下端21Aに設けられている。トランスポンダ28は、水中にある自律型無人潜水機5と音響通信するための音源である。
ソーラパネル31は、浮体11の上面11a側に設けられている。ソーラパネル31は、蓄電池32と電気的に接続されており、発電した電力を蓄電池32に供給する。
蓄電池32は、浮体11の上面11a側に設けられている。
ジャイロセンサ33は、浮体11の上面11aに設けられている。ジャイロセンサ33は、制御装置37と電気的に接続されている。ジャイロセンサ33は、浮体11の回転角速度を検出するとともに、検出した回転速度に関する情報を制御装置37に送信する。
このように、浮体11の回転角速度を検出するジャイロセンサ33を備えることで、浮体11の回転角速度に基づいて、現在の浮体11の向きを求めることが可能となる。これにより、現在の浮体11の向きと所定の向きとを比較することで、浮体11の向きのずれ量を取得することができる。
位置情報受信部35は、浮体11の上面11a側に設けられている。位置情報受信部35は、制御装置37と電気的に接続されている。
位置情報受信部35は、人工衛星(外部機器)から送信される浮体11の現在位置に関する情報(以下、「GPS情報」という)を受信するとともに、制御装置37に受信したGPS情報を送信する。
制御装置37は、記憶部41と、モード選択部42と、座標ずれ量取得部43と、座標誤差判定部44と、方位差取得部45と、アクチュエータ制御部46と、を有する。
記憶部41には、充電ステーション10を制御するプログラム、第1の誤差閾値(緯度の第1の誤差閾値、及び経度の第1の誤差閾値)に関する情報、第2の誤差閾値(緯度の第2の誤差閾値、及び経度の第2の誤差閾値)に関する情報、給電モード時に浮体11がいるべき座標である目標座標に関する情報(目標とする緯度、及び目標とする経度の情報)、給電モード時の浮体11の向きである所定の向きに関する情報、及び許容範囲内の方位の誤差である方位誤差閾値に関する情報等が格納されている。
第1の誤差閾値は、例えば、目標座標からのずれ量を10mに設定することが可能である。第1の誤差閾値を10mに設定する場合、第2の誤差閾値は、例えば、目標座標からのずれ量を2mに設定することが可能である。
記憶部41は、座標ずれ量取得部43と、座標誤差判定部44と、及び方位差取得部45と電気的に接続されている。
モード選択部42は、自律型無人潜水機5から充電準備信号を受信した際、または待機モード時において一定時間経過した際に、給電モードを選択する。モード選択部42は、充電準備信号を受信していない間、待機モードを選択する。
モード選択部42は、記憶部41及び座標誤差判定部44と電気的に接続されている。モード選択部42は、選択したモードに対応したモード信号をアクチュエータ制御部に送信する。
ここで、図4に示すフローチャートを参照して、モード選択部42が行うモード選択について説明する。
例えば、現在のモードがS1に示す待機モードである場合、S2では、自律型無人潜水機5から充電準備信号を受信したか否かの判定が行われる。S2において、Yesと判定(充電準備信号を受信したと判定)されると、S4に示すように、給電モードが選択される。一方、S2において、Noと判定(充電準備信号を受信していないと判定)されると、処理は、S1へと戻る。
S3では、待機モード時において、一定時間が経過したか否かの判定が行われる。S3において、Yesと判定(一定時間が経過したと判定)されると、S4に示すように、給電モードが選択される。
一方、S3において、Noと判定されると、(一定時間が経過していないと判定)されると、処理は、S1へと戻る。
このように、自律型無人潜水機5から充電準備信号を受信した際、または待機モード時において一定時間経過した際に、給電モードを選択することで、待機モードの期間が長い場合でも待機モード中に充電ステーション10の座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制できる。
座標ずれ量取得部43は、位置情報受信部35及び記憶部41と電気的に接続されている。座標ずれ量取得部43は、記憶部41に格納された目標座標と人工衛星2から送信される浮体11の実際の座標との間におけるずれ量(具体的には、緯度のずれ量、及び経度のずれ量)を演算により取得する。
座標誤差判定部44は、記憶部41、モード選択部42、座標ずれ量取得部43、と電気的に接続されている。
座標誤差判定部44は、待機モード時において、座標ずれ量取得部43が取得したずれ量が記憶部41に格納された第1の誤差閾値を超えたか否かを判定するとともに、判定結果を判定信号としてアクチュエータ制御部46に送信する。
また、座標誤差判定部44は、待機モード時において、座標ずれ量取得部43が取得したずれ量が記憶部41に格納された第2の誤差閾値を超えたか否かを判定するとともに、判定結果を判定信号としてアクチュエータ制御部46に送信する。
方位差取得部45は、モード選択部42、記憶部41、及びジャイロセンサ33と電気的に接続されている。
方位差取得部45は、ジャイロセンサ33から送信される浮体11の回転角速度から浮体11の実際の向きを求めるとともに、記憶部41に格納された所定の向きと浮体11の実際の向きとの差(誤差)を取得し、浮体11の向きの差(誤差)に関する情報をアクチュエータ制御部46に送信する。
アクチュエータ制御部46は、アクチュエータ13~16、座標ずれ量取得部43、座標誤差判定部44、及び方位差取得部45と電気的に接続されている。
アクチュエータ制御部46は、待機モード時において、自律型無人潜水機5から充電準備信号を受信した際、または待機モード時において一定時間経過した際に、座標ずれ量取得部43が取得したずれ量が第1の誤差閾値を超えた際にずれ量を第1の誤差閾値内に収めるように、アクチュエータ13~16の動作を制御する。
また、アクチュエータ制御部46は、待機モード時において、ずれ量が第1の誤差閾値内に収まった後、浮体11の実際の向きが所定の向きとなるように、アクチュエータ13~16の動作を制御する。
さらに、アクチュエータ制御部46は、待機モード時において、浮体11の実際の向きが所定の向きとなった後、ずれ量が第1の誤差閾値よりも小さい誤差範囲である第2の誤差閾値に収まるように、アクチュエータの動作を制御する。
また、アクチュエータ制御部46は、給電モード時において、浮体11の実際の座標が目標座標になるとともに、浮体11の実際の向きが所定の向きとなるように、アクチュエータ13~16をフィードバック制御する。
このように、浮体11のずれ量を第1の誤差閾値内に収めた後、浮体11の実際の向きが所定の向きとなるように、アクチュエータ13~16の駆動を制御することで、ずれ量を第1の誤差閾値よりも小さい第2の誤差閾値内に収めることができる。
なお、自律型無人潜水機5から充電準備信号を受信した際、または待機モード時において一定時間経過した際に、給電モードを選択することで、待機モードの期間が長い場合でも待機モード中に充電ステーション10の座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制できる。
本実施形態の充電ステーション10によれば、待機モード時において、目標座標と人工衛星2から送信される浮体11の実際の座標(GPS信号)との間におけるずれ量が第1の誤差閾値を超えた際にずれ量を第1の誤差閾値に収め、浮体11の実際の向きを所定の向きにするとともに、ずれ量が第1の誤差閾値よりも小さい第2の誤差閾値に収まるように、アクチュエータ13~16の動作を制御するアクチュエータ制御部46を有することで、給電モードに切り替わる前の状態において、充電ステーション10の実際の座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制できる。
また、待機モードにおいて、ずれ量が第1の誤差閾値内に収まっている期間は、アクチュエータ13~16を停止させることが可能となる。これにより、アクチュエータ13~16の駆動に必要な電力を低減することができる。
さらに、給電モード時において、アクチュエータ制御部46により、浮体11の実際の座標が目標座標になるとともに、浮体の実際の向きが所定の向きとなるように、アクチュエータをフィードバック制御することで、充電ステーション10の所定の位置に自律型無人潜水機5を精度良く連結させることができる。
また、待機モード時において、充電ステーション10の実際の座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制することで、充電準備信号を受信した際、短時間で充電ステーション10の実際の座標及び向きを目標座標及び所定の向きにすることができる。
次に、図5~図7に示すフローチャートを参照して、待機モード時における充電ステーション10(図1~図3参照)の制御方法について説明する。
ここで、図5に示すフローチャートについて説明する。
図5に示す処理が開始されると、S5では、自律型無人潜水機5から充電準備信号、または待機モード時において一定時間経過したことを知らせる信号がアクチュエータ制御部46に入力された際、アクチュエータ13~16の動作を停止させる。
次いで、S6では、位置情報受信部35が人工衛星2からのGPS信号(浮体11の実際の座標に関する信号)を受信する。位置情報受信部35は、上記GPS信号を座標ずれ量取得部43に送信する。
次いで、S7では、目標座標と浮体11の実際の座標とに基づいて、座標ずれ量取得部43により、目標座標と浮体11の実際の座標との間におけるずれ量(具体的には、緯度のずれ量、及び経度のずれ量)が取得されるとともに、取得したずれ量に関する情報が座標誤差判定部44及びアクチュエータ制御部46に送信する。
次いで、S8では、ずれ量が小さくなるように、アクチュエータ制御部46によりアクチュエータ13~16を制御する(第2のステップ)。その後、処理はS9へと進む。
次いで、S9では、座標誤差判定部44により、S7で取得したずれ量が第1の誤差閾値を超えたか否かの判定が行われるとともに、判定結果がアクチュエータ制御部に46に送信される(第1のステップ)。
S9において、ずれ量が第1の誤差閾値を超えていないと判定(Noと判定)されると、処理はS8へと戻る。
S9において、ずれ量が第1の誤差範囲を超えたと判定(Yesと判定)されると、処理はS10へと進む。
S10(第3のステップ)では、S12、S13、及びS14の処理が行われる。
S12では、ジャイロセンサ33から浮体11の実際の向きに関する方位情報が方位差取得部45に送信される。そして、方位差取得部45により、給電モード時の浮体11の向きである所定の向きと浮体11の実際の向きとの差である方位差が取得されるとともに、取得した方位差に関する情報がアクチュエータ制御部に46に送信される。
次いで、S13では、方位差に基づいて、アクチュエータ制御部46がアクチュエータ13~16の駆動を制御することで、浮体11の方位の修正が行われる。
次いで、S14では、修正後の浮体11の方位が方位誤差閾値内に収まっているか否かの判定が行われる。S14において、修正後の浮体11の方位が方位誤差閾値内に収まっていないと判定(Noと判定)されると、処理はS12へと戻る。
S14において、修正後の浮体11の方位が方位誤差閾値内に収まっていると判定(Yesと判定)されると、処理はS11へと進む。
S11(第4のステップ)では、S15~S21の処理が行われる。
S15では、位置情報受信部35が人工衛星2からのGPS信号(浮体11の実際の座標に関する信号)を受信する。S15の処理が完了すると、処理は、S16及びS17へと進む。
次いで、S16では、目標座標の緯度と浮体11の実際の緯度とに基づいて、座標ずれ量取得部43により、目標座標の緯度と浮体11の実際の緯度との間における緯度ずれ量が取得されるとともに、取得した緯度ずれ量に関する情報がアクチュエータ制御部46に送信される。その後、処理はS18へと進む。
次いで、S17では、目標座標の経度と浮体11の実際の経度とに基づいて、座標ずれ量取得部43により、目標座標の経度と浮体11の実際の経度との間における経度ずれ量が取得されるとともに、取得した経度ずれ量に関する情報がアクチュエータ制御部46に送信される。その後、処理はS19へと進む。
S18では、緯度ずれ量が小さくなるように、アクチュエータ制御部46によりアクチュエータ13~16の駆動が制御される。その後、処理はS20へと進む。
S19では、経度ずれ量が小さくなるように、アクチュエータ制御部46によりアクチュエータ13~16の駆動が制御される。その後、処理はS21へと進む。
S20では、緯度のずれ量が第2の誤差閾値内に収まっているか否かの判定が行われる。S20において、緯度のずれ量が第2の誤差閾値内に収まっていないと判定されると、処理はS18へと戻る。一方、S20において、緯度のずれ量が第2の誤差閾値内に収まっていると判定されると、図5~図7に示す処理は終了する。
S21では、経度のずれ量が第2の誤差閾値内に収まっているか否かの判定が行われる。S21において、経度のずれ量が第2の誤差閾値内に収まっていないと判定されると、処理はS19へと戻る。一方、S21において、経度のずれ量が第2の誤差閾値内に収まっていると判定されると、図5~図7に示す処理は終了する。
なお、図5に示す開始から終了までの処理は、繰り返し行われる。
図3に示す制御装置37は、給電モード時において、浮体11の実際の座標が目標座標になるとともに、浮体11の実際の向きが所定の向きとなるように、アクチュエータ13~16をフィードバック制御する。
本実施形態の充電ステーション10の制御方法によれば、待機モード時において、ずれ量が第1の誤差閾値を超えたと判定された際、ずれ量が第1の誤差閾値に収まるように、アクチュエータ13~16を駆動させるステップ(S7~S9)と、待機モード時において、ずれ量が第1の誤差閾値に収まった後に、浮体11の実際の向きが給電モード時の浮体11の所定の向きとなるように、アクチュエータ13~16を駆動させるステップ(S10)と、待機モード時において、S10の後に、ずれ量が第1の誤差閾値よりも小さい誤差範囲である第2の誤差閾値に収まるように、アクチュエータ13~16の動作を制御するステップ(S11)と、を有することで、給電モードに切り替わる前の状態において、充電ステーション10の実際の座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制できる。
また、待機モードにおいて、ずれ量が第2の誤差閾値内から第1の誤差閾値内に収まっている期間は、アクチュエータ13~16を停止させることが可能となるため、アクチュエータ13~16の駆動に必要な電力を低減することができる。
さらに、給電モード時において、浮体11の実際の座標が目標座標になるとともに、浮体の実際の向きが所定の向きとなるように、アクチュエータ13~16をフィードバック制御することで、充電ステーション10の所定の位置に自律型無人潜水機5を精度良く連結させることができる。
また、上記S1~S21の処理を行うことで、待機モード時において、充電ステーション10の実際の座標及び向きが目標座標及び所定の向きから大きくずれることを抑制することが可能となるので、充電ステーション10が充電準備信号を受信した際、短時間で充電ステーション10の実際の座標及び向きを目標座標及び所定の向きにすることができる。
ここで、図8を参照して、上述した制御装置37が実装されるコンピュータ50について説明する。
コンピュータ50は、プロセッサ51、メインメモリ52、ストレージ53、インタフェース54と、を有する。
制御装置37は、コンピュータ50に実装されている。そして、上述した充電ステーション10の動作は、プログラムの形式でストレージ53に記憶されている。
プロセッサ51は、プログラムをストレージ53から読み出してメインメモリ52に展
開し、当該プログラムに従って図5~図7に示す処理を実行する。
また、プロセッサ51は、プログラムに従って、上述した記憶部41に対応する記憶領域をメインメモリ52に確保する。
上記プログラムは、コンピュータ50に発揮させる機能の一部を実現するためのものであってもよい。
例えば、プログラムは、ストレージに既に記憶されている他のプログラムとの組み合わせ、または他の装置に実装された他のプログラムとの組み合わせによって機能を発揮させるものであってもよい。
なお、コンピュータは、例えば、上記構成に加えて、または上記構成に代えてPLD(Programmable Logic Device)等のカスタムLSI(Large Scale Integrated Circuit)を備えてもよい。
PLDの例としては、例えば、PAL(Programmable Array Logic)、GAL(Generic Array Logic)、CPLD(Complex Programmable Logic Device)、FPGA(Field Programmable Gate Array)を挙げることが可能である。
この場合、プロセッサによって実現される機能の一部または全部が当該集積回路によって実現されてよい。
ストレージ53の例としては、例えば、HDD(Hard Disk Drive)、SSD(Solid State Drive)、磁気ディスク、光磁気ディスク、CD-ROM(Compact Disc Read Only Memory)、DVD-ROM(Digital Versatile Disc Read Only Memory)、半導体メモリ等を挙げることが可能である。
ストレージ53は、コンピュータ50のバスに直接接続された内部メディアであってもよいし、インタフェース54または通信回線を介してコンピュータ50に接続される外部メディアであってもよい。
また、このプログラムが通信回線によってコンピュータ50に配信される場合、配信を受けたコンピュータ50が当該プログラムをメインメモリ52に展開し、上記処理を実行してもよい。ストレージ53は、一時的でない有形の記憶媒体である。
以上、本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲内に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1…水
1a…水面
2…人工衛星
5…自律型無人潜水機
5A…受電部
5B…バッテリ
10…充電ステーション
11…浮体
11a…上面
11A~11D…側面
11b…下面
13~16…アクチュエータ
21…支持棒
23,24…安定ひれ
23A,24A…安定ひれ本体
23B,24B…給電部
23C,24C…連結部
28…トランスポンダ
31…ソーラパネル
32…蓄電池
33…ジャイロセンサ
35…位置情報受信部
37…制御装置
41…記憶部
42…モード選択部
43…座標ずれ量取得部
44…座標誤差判定部
45…方位差取得部
46…アクチュエータ制御部
50…コンピュータ
51…プロセッサ
52…メインメモリ
53…ストレージ
54…インタフェース

Claims (8)

  1. 水上に浮く浮体と、
    前記浮体に設けられ、前記浮体を前後左右に移動させるアクチュエータと、
    前記浮体に対する位置が規制された状態で水中に配置され、自律型無人潜水機のバッテリを非接触で充電する給電部と、
    前記浮体に設けられ、外部機器から送信される前記浮体の現在位置に関する情報を受信する位置情報受信部と、
    前記アクチュエータを制御する制御装置と、
    を備え、
    前記制御装置は、アクチュエータを制御するアクチュエータ制御部と、
    前記自律型無人潜水機から充電準備信号を受信した際、給電モードを選択し、前記充電準備信号を受信していない間、待機モードを選択するモード選択部と、
    前記給電モード時に前記浮体がいるべき座標であって予め定められた目標緯度および目標経度を示す目標座標と前記外部機器から送信される前記浮体の実際の座標との間におけるずれ量を取得する座標ずれ量取得部と、
    前記ずれ量が第1の誤差閾値を超えたか否かを判定するとともに、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値よりも小さい第2の誤差閾値を超えたか否かを判定し、判定結果を判定信号として前記アクチュエータ制御部に送信する座標誤差判定部と、
    前記給電モード時の前記浮体の向きであって予め定められた所定の向きと前記浮体の実際の向きとの差を取得するとともに、前記浮体の向きの差に関する情報を前記アクチュエータ制御部に送信する方位差取得部と、
    を有し、
    前記アクチュエータ制御部は、前記待機モード時において、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値を超えた際に前記ずれ量を前記第1の誤差閾値内に収め、前記浮体の実際の向きを前記所定の向きにするとともに、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値よりも小さい第2の誤差閾値内に収まるように、前記アクチュエータの動作を制御するとともに、前記給電モード時において、前記浮体の実際の座標が前記目標座標になるとともに、前記浮体の実際の向きが前記所定の向きとなるように、前記アクチュエータをフィードバック制御する充電ステーション。
  2. 前記浮体に設けられ、前記浮体の回転角速度を検出するジャイロセンサを備える請求項1記載の充電ステーション。
  3. 前記アクチュエータ制御部は、前記待機モード時において、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値に収まった後、前記浮体の実際の向きを所定の向きとし、その後、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値よりも小さい誤差範囲である第2の誤差閾値に収まるように、前記アクチュエータの動作を制御する請求項1または2記載の充電ステーション。
  4. 前記浮体の下面側に、上端が固定され、前記浮体の下方に延びる支持棒と、
    前記支持棒に固定された安定ひれと、
    を備え、
    前記給電部は、前記安定ひれの内側に配置されている請求項1から3のうち、いずれか一項記載の充電ステーション。
  5. 前記モード選択部は、前記待機モード時において一定時間経過した際に、前記給電モードを選択する請求項1から4のうち、いずれか一項記載の充電ステーション。
  6. 水上に浮く浮体と、前記浮体に設けられ、前記浮体を前後左右に移動させるアクチュエータと、前記浮体に対する位置が規制された状態で水中に配置され、自律型無人潜水機のバッテリを非接触で充電する給電部と、前記浮体に設けられ、外部機器から送信される前記浮体の現在位置に関する情報を受信する位置情報受信部と、前記アクチュエータを制御する制御装置と、を備える充電ステーションの制御方法であって、
    前記自律型無人潜水機から充電準備信号を受信した際、給電モードを選択し、前記充電準備信号を受信していない間、待機モードを選択する第1のステップと、
    待機モード時において、給電モード時に前記浮体がいるべき座標であって予め定められた目標緯度および目標経度を示す目標座標と前記外部機器から送信される前記浮体の実際の座標との間におけるずれ量が第1の誤差閾値を超えたか否かを判定する第2のステップと、
    前記待機モード時において、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値を超えたと判定された際、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値に収まるように、前記アクチュエータを駆動させる第3のステップと、
    前記待機モード時において、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値に収まった後に、前記浮体の実際の向きが前記給電モード時の前記浮体の向きであって予め定められた所定の向きとなるように、前記アクチュエータを駆動させる第4のステップと、
    前記待機モード時において、前記第4のステップ後に、前記ずれ量が前記第1の誤差閾値よりも小さい誤差範囲である第2の誤差閾値に収まるように、前記アクチュエータの動作を制御する第5のステップと、
    を備え、
    前記給電モード時において、前記浮体の実際の座標が前記目標座標になるとともに、前記浮体の実際の向きが前記所定の向きとなるように、前記アクチュエータをフィードバック制御する充電ステーションの制御方法。
  7. 前記浮体の実際の向きは、ジャイロセンサが検出する前記浮体の回転角速度に基づいて取得する請求項6記載の充電ステーションの制御方法。
  8. 前記待機モード時において一定時間経過した際に、前記給電モードを選択する請求項6または7記載の充電ステーションの制御方法。
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