JP7246972B2 - 柱脚金物及び柱脚金物の製造方法 - Google Patents
柱脚金物及び柱脚金物の製造方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP7246972B2 JP7246972B2 JP2019038752A JP2019038752A JP7246972B2 JP 7246972 B2 JP7246972 B2 JP 7246972B2 JP 2019038752 A JP2019038752 A JP 2019038752A JP 2019038752 A JP2019038752 A JP 2019038752A JP 7246972 B2 JP7246972 B2 JP 7246972B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mold
- column
- base plate
- base
- column base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Foundations (AREA)
- Joining Of Building Structures In Genera (AREA)
- Molds, Cores, And Manufacturing Methods Thereof (AREA)
Description
請求項2に係る発明は、前記突出部は、その水平方向の断面形状が略正方形の角柱形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の柱脚金物の製造方法である。
本発明による柱脚金物は、上記課題を解決するために、別発明として、以下のものでもよい。
基礎コンクリートの上に立設される柱部材の下端部に設けられた柱脚金物であって、
平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成され、その上面に前記柱部材の下端部が固定される板状のベースプレートと、
前記ベースプレートの下面から下方に突出するように設けられた柱形状の複数の突出部と、を備え、
前記ベースプレート及び前記複数の突出部は、鋳造により一体的に成型され、
前記突出部の下端部が、前記基礎コンクリートの表面より下方に位置するように、前記基礎コンクリートの内部に前記突出部が埋設されるように構成された
ことを特徴とするものである。
前記突出部が、前記柱脚金物を成型するための鋳型の押湯部に成型される
ことを特徴とするものである。
前記複数の突出部のうちの1つの突出部が、前記鋳型の湯口に成型される
ことを特徴とするものである。
前記鋳型の湯口が、前記鋳型の前記突出部の成型部以外の位置に設けられた
ことを特徴とするものである。
前記突出部は、その水平方向の断面形状が略正方形の角柱形状に形成された
ことを特徴とするものである。
基礎コンクリートの上に立設される柱部材の下端部に設けられた柱脚金物の製造方法であって、
平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成され、その上面に前記柱部材の下端部が固定される板状のベースプレートを成型するための第1鋳型部と、
前記ベースプレートの下面から下方に突出するように設けられた柱形状の複数の突出部を成型するための複数の第2鋳型部と、を備えた鋳型を用い、
前記鋳型の内部空間へ溶湯を流し込み、前記第2鋳型部の内部空間に押湯が形成されることにより、
流し込んだ前記溶湯が冷却凝固した後に、前記複数の第2鋳型部の内部空間に前記複数の突出部が成型される
ことを特徴とするものである。
基礎コンクリートの上に立設される柱部材の下端部に設けられた柱脚金物であって、
平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成され、その上面に前記柱部材の下端部が固定される板状のベースプレートと、
前記ベースプレートの下面から下方に突出するように設けられた柱形状の複数の突出部と、を備え、
前記ベースプレート及び前記複数の突出部は、鋳造により一体的に成型され、
前記突出部の下端部が、前記基礎コンクリートの表面より下方に位置するように、前記基礎コンクリートの内部に前記突出部が埋設されるように構成されたことにより、
柱部材の柱脚部に作用するせん断力を基礎コンクリートに効率よく伝達できるようにすると共に、その製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
基礎コンクリートの上に立設される柱部材の下端部に設けられた柱脚金物の製造方法であって、
平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成され、その上面に前記柱部材の下端部が固定される板状のベースプレートを成型するための第1鋳型部と、
前記ベースプレートの下面から下方に突出するように設けられた柱形状の複数の突出部を成型するための複数の第2鋳型部と、を備えた鋳型を用い、
前記鋳型の内部空間へ溶湯を流し込み、前記第2鋳型部の内部空間に押湯が形成されることにより、
流し込んだ前記溶湯が冷却凝固した後に、前記複数の第2鋳型部の内部空間に前記複数の突出部が成型されることにより、
柱部材の柱脚部に作用するせん断力を基礎コンクリートに効率よく伝達できるようにすると共に、その製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
3 基礎コンクリート
4 柱脚金物
4a ボルト挿通孔
5 柱部材
6 モルタル層
8 アンカーボルト
10 ナット
12 柱脚構造
14 柱脚金物
16 ベースプレート
16a ボルト挿通孔
18 突出部
19 鋳型
19a 鋳型部
19b 湯口
19c 押湯部
20 溶湯
20a 押湯
21 1次成型品
21a ベースプレート成型部
21b 湯口成型部
21c 押湯成型部
22 柱脚構造
24 柱脚金物
26 ベースプレート
26a 支持台部
26b 中央凹部
26c ボルト挿通孔
26d 角部肉薄領域
26e 辺部傾斜領域
26f 下面肉薄領域
28 突出部
30 辺部補強突起
31 角部補強突起
32 鋳型
32a 第1鋳型部
32b 第2鋳型部
32c 湯口
32d 押湯部
33 溶湯
33a 押湯
34 1次成型品
34a ベースプレート成型部
34b 湯口成型部
34c 押湯成型部
42 鋳型
42a 第1鋳型部
42b 第2鋳型部
42c 湯口
43 溶湯
43a 押湯
44 1次成型品
44a ベースプレート成型部
44b 湯口成型部
44c 押湯成型部
M 曲げモーメント
T 引張力
C 圧縮力
F せん断力
Claims (2)
- 基礎コンクリートの上に立設される柱部材の下端部に設けられる柱脚金物を鋳型を用いて製造する製造方法であって、
前記柱脚金物は、
平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成され、その上面に前記柱部材の下端部が固定される板状のベースプレートと、
前記ベースプレートの下面から下方に突出するように設けられた柱形状の複数の突出部と、を備え、
前記ベースプレート及び前記複数の突出部は、鋳造により一体的に成型され、
前記突出部の下端部が、前記基礎コンクリートの表面より下方に位置するように、前記基礎コンクリートの内部に前記複数の突出部が埋設されるように構成されており、
前記鋳型は、
前記ベースプレートを成型するための第1鋳型部と、
前記複数の突出部を成型するための複数の第2鋳型部と、を備え、
前記複数の第2鋳型部のそれぞれの内部空間は、互いに連通せず独立しているとともに、一端が外部に開口しており、他端が前記第1鋳型部の内部空間に連通して構成されており、
前記鋳型を前記第2鋳型部の前記一端を上にして配置し、
前記複数の第2鋳型部のうち一の第2鋳型部の内部空間の前記一端を湯口として前記鋳型の内部空間へ溶湯を流し込み、前記複数の第2鋳型部のうち湯口以外の内部空間に押湯を形成し、
流し込んだ前記溶湯が冷却凝固した後に、前記複数の第2鋳型部の内部空間に前記複数の突出部が成型される
ことを特徴とする柱脚金物の製造方法。 - 前記突出部は、その水平方向の断面形状が略正方形の角柱形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の柱脚金物の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019038752A JP7246972B2 (ja) | 2019-03-04 | 2019-03-04 | 柱脚金物及び柱脚金物の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2019038752A JP7246972B2 (ja) | 2019-03-04 | 2019-03-04 | 柱脚金物及び柱脚金物の製造方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020143445A JP2020143445A (ja) | 2020-09-10 |
JP7246972B2 true JP7246972B2 (ja) | 2023-03-28 |
Family
ID=72355505
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2019038752A Active JP7246972B2 (ja) | 2019-03-04 | 2019-03-04 | 柱脚金物及び柱脚金物の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7246972B2 (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001079643A (ja) | 1999-09-10 | 2001-03-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 大型成形品およびその鋳造金型 |
JP2001248235A (ja) | 2001-01-31 | 2001-09-14 | Arutesu:Kk | 鉄骨柱と基礎コンクリートとの接合構造 |
JP2007120187A (ja) | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Taisei Corp | ベースプレート及びベースプレートの製造方法 |
-
2019
- 2019-03-04 JP JP2019038752A patent/JP7246972B2/ja active Active
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001079643A (ja) | 1999-09-10 | 2001-03-27 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 大型成形品およびその鋳造金型 |
JP2001248235A (ja) | 2001-01-31 | 2001-09-14 | Arutesu:Kk | 鉄骨柱と基礎コンクリートとの接合構造 |
JP2007120187A (ja) | 2005-10-28 | 2007-05-17 | Taisei Corp | ベースプレート及びベースプレートの製造方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2020143445A (ja) | 2020-09-10 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US20110088348A1 (en) | Framing structure | |
KR101523532B1 (ko) | 기둥용 폐단면 강재조립체 | |
KR101432260B1 (ko) | 강재노출형 철골철근콘크리트 기둥구조 | |
KR100742577B1 (ko) | 복합 구조 프레임 시스템 | |
KR20090050520A (ko) | 리브드 하프피씨 바닥판 및 그 제조방법 | |
KR101545936B1 (ko) | 프리캐스트 벽체구조물 시공방법 | |
JP2010203139A (ja) | 合成梁、建築物、及び合成梁の施工方法 | |
KR102153184B1 (ko) | Pc 더블 벽체 세움 제작용 몰드 및 이를 이용한 벽체가 세워진 pc 더블 벽체를 제작하는 방법 | |
JP7246972B2 (ja) | 柱脚金物及び柱脚金物の製造方法 | |
KR101428539B1 (ko) | 중심부재가 구비된 개량형 콘크리트 충전 기둥 및 이의 시공방법 | |
KR101023179B1 (ko) | 티형 리브드 슬래브, 그 제조방법 및 시공방법 | |
JP2006283333A (ja) | 鉄筋コンクリート柱・鉄骨梁建物の施工方法 | |
JP5869717B1 (ja) | 既存コンクリート構造物補強構造 | |
KR102002429B1 (ko) | 샌드위치 피씨-월 및 이를 이용한 구조물 시공방법 | |
JPH04334405A (ja) | プレキャストコンクリート梁の製造方法 | |
JP7474393B2 (ja) | アンカーボルトの施工方法、及びその方法に使用する箱抜き用型枠 | |
JP7319628B2 (ja) | コンクリート製プレキャスト部材の継手構造 | |
KR102235873B1 (ko) | 부분 프리캐스트 피어캡 제작 방법, 부분 프리캐스트 피어캡 및 이를 포함하는 교각 구조물의 시공 방법 | |
CN210562680U (zh) | 一种带槽的预制板的连接节点 | |
KR101482523B1 (ko) | 안전휀스 설치 구성을 가지는 조립식 노듈러 거더, 이를 이용한 교량 및 그 시공방법 | |
KR102267643B1 (ko) | 안장pc블럭을 이용한 역t형 psc거더 및 이를 이용한 교량 시공방법 | |
KR101967037B1 (ko) | 층고저감형 개량형 철골보 구조 | |
CN207194302U (zh) | 预制梁及包含该预制梁预制建筑物 | |
KR102330715B1 (ko) | 웨브홀과 신장된 웨브높이를 갖는 비대칭 형강 제조방법 및 합성보를 포함하는 구조 시스템 | |
TWI816527B (zh) | 建築結構及其建造方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20211206 |
|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20211216 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20211216 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20220915 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20220927 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20221125 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20221125 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821 Effective date: 20221125 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20230228 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20230315 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7246972 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |