JP7246972B2 - 柱脚金物及び柱脚金物の製造方法 - Google Patents

柱脚金物及び柱脚金物の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、建築構造物の一部を構成する柱部材を基礎コンクリートの上に立設するために用いられる柱脚金物、及びその製造方法に関するものである。
S造やSRC造等の建築構造物においては、角型鋼管や円形鋼管等によって構成された柱部材を基礎コンクリートの上に立設するために、柱部材の下端部に溶接された柱脚金物に、基礎コンクリート内部に埋設されたアンカーボルトの上端部が結合されるような柱脚構造が知られていた(例えば特許文献1の図4参照)。
図10及び図11は、従来の柱脚金物4、及びこれを用いた従来の柱脚構造2について説明するために参照する図である。
従来の柱脚構造2は、図10に示すように、基礎コンクリート3の上に立設された柱部材5と、柱部材5の下端部に設けられた柱脚金物4と、基礎コンクリート3の内部に埋設された複数のアンカーボルト8を備えていた。
従来の柱脚金物4は、図11に示すように、所定の厚さ寸法を有し、平面形状が略正方形の板状に形成され、その上面の四隅部の近傍には、柱脚金物4を厚さ方向に貫通するボルト挿通孔4aが、それぞれの四隅部に1つずつ形成されていた。
柱脚金物4は、十分な強度を有する鋼材により形成され、図10に示すように、柱部材5の下端部に溶接等により固定されると共に、そのような柱部材5が、柱脚金物4の下面と基礎コンクリート3の表面の間に設けられたモルタル層6を介して、基礎コンクリート3の上に立設されていた。
その一方で、図10に示すように、基礎コンクリート3の内部には複数のアンカーボルト8が埋設され、これらのアンカーボルト8の上端部は、モルタル層6を貫いて柱脚金物4に形成されたボルト挿通孔4aに挿通されており、柱脚金物4の上面より上方に突出したアンカーボルト8の上端ネジ部には、ナット10が締結されていた。
このような柱脚金物4、及びこれを用いた柱脚構造2によれば、柱部材5の柱脚部に地震等による外力が作用した場合に、建築構造物の柱部材が傾いたり転倒したりすることを防止できるようになっていた。
すなわち、図10に示すように、地震等の外力によって、柱部材5の柱脚部に曲げモーメントMが作用した場合には、図中左側のアンカーボルト8に生じる引張力Tや、柱脚金物4の下面の図中右側にモルタル層6を介して生じる基礎コンクリート3からの圧縮力Cによって、曲げモーメントMに抵抗するような曲げモーメントが柱部材5の柱脚部に作用するようになっていた。
しかしながら、このような従来の柱脚金物4を用いた柱脚構造2は、柱部材5の柱脚部に作用するせん断方向(図10中左右方向、又は図の紙面に垂直方向)の力がアンカーボルト8に集中するおそれがあるため、これを防止して、柱部材5の柱脚部に作用するせん断力を効率よく基礎コンクリートへと伝達できるように、柱部材の下端部に設けられた柱脚金物の下面にシアコッターと呼ばれる突出部を設け、この突出部を基礎コンクリートの内部に埋設するようにした柱脚構造が知られていた(例えば特許文献1の図5参照)。
図12及び図13は、このような柱脚構造に用いられる他の従来の柱脚金物14、及びこれを用いた他の従来の柱脚構造12について説明するために参照する図である。
従来の柱脚構造12には、図10に示す柱脚構造2における柱脚金物4の代わりに、図13に示すような柱脚金物14が設けられている点において、従来の柱脚構造2とはその構成が異なるものであった。
従来の柱脚金物14は、図13に示すように、所定の厚さ寸法を有し、平面形状が略正方形の板状に形成されたベースプレート16を備え、その上面の四隅部の近傍には、ベースプレート16を厚さ方向に貫通するボルト挿通孔16aが、それぞれの四隅部に1つずつ形成されていた。
そして、柱脚金物14のベースプレート16の下面には、図13(a)に示すように、水平断面形状が略十字型に形成された突出部18が、図13(b)に示すように、ベースプレート16の下面から下方に突出するように設けられていた。
そして、このような柱脚金物14が、溶接等により柱部材5の下端部に固定されると共に、図12に示すように、ベースプレート16の下面と基礎コンクリート3の表面の間に設けられたモルタル層6を介して、柱脚金物14が基礎コンクリート3の上に固定されていた。
そしてこのとき、柱脚金物14のベースプレート16の下面に設けられた突出部18は、図12に示すように、その下端部が基礎コンクリート3の表面より下方に位置するように、基礎コンクリート3の内部に埋設されるようになっていた。
その他の構成は、前記従来の柱脚金物4、及びこれを用いた従来の柱脚構造2と同様であるため、このような形態の柱脚金物14、及びこれを用いた柱脚構造12であっても、建築構造物の柱脚部に地震等による外力が作用した場合に、建築構造物の柱部材が傾いたり転倒したりすることを防止できるようになっていた。
そして、このような柱脚金物14、及びこれを用いた柱脚構造12によれば、柱部材5の柱脚部に作用するせん断方向(水平方向)の力がアンカーボルト8に集中することを防止し、柱部材5の柱脚部に作用するせん断力を効率よく基礎コンクリート3へと伝達することができるようになっていた。
すなわち、図12に示すように、地震等の外力によって柱部材5の柱脚部に作用するせん断力Fを、基礎コンクリート3の内部に埋設された柱脚金物14の突出部18の各面に負担させることができるようになっていた。
このような柱脚金物14は、所定の大きさに切り出した鋼板材を十字型に組み合わせて溶接することにより作成した突出部18を、ベースプレート16の下面に後から溶接して固定することにより作成されていた。
そして、柱脚金物14のベースプレート16は、図14(a)に示すように、ベースプレート16を成型するための鋳型部19aと、鋳型部19aに溶湯20(液体状の金属)を流し込むための湯口19bと、押湯20a(流し込んだ溶湯を加圧しつつ内部のガスを抜き、溶湯の冷却凝固に伴う鋳物の収縮や空隙の発生を防ぐために設けられる湯だまり)を形成するための押湯部19cを備えた鋳型19を用いて鋳造することにより作成されていた。
すなわち、図14(a)に示すように、鋳型19の湯口19bから流し込んだ溶湯20が鋳型部19aの内部空間を満たすと共に、押湯部19cに流れ込んで押湯20aを形成するようになっており、流し込んだ溶湯20が冷却凝固した後に鋳型19を外すと、図14(b)に示すように、ベースプレート成型部21a、湯口成型部21b、及び押湯成型部21cを備えた1次成型品21が成型されるようになっていた。
そして、図14(c)に示すように、この1次成型品21より湯口成型部21bと押湯成型部21cを切断して除去し、ボルト挿通孔16aを形成することにより、ベースプレート16が作成されていた。
特開2000-319990号公報
しかしながら、上述したような従来の柱脚金物14においては、製造工程が増加し、それぞれの工程における作業内容が煩雑なものとなるため、柱脚金物の製造コストが増加するおそれがあるという問題があった。
すなわち、柱脚金物14の製造工程においては、ベースプレート16と突出部18を別々に作成し、後からベースプレート16の下面に突出部18を溶接しているため、ベースプレート16と突出部18のそれぞれの作成工程と、ベースプレート16の下面に突出部18を溶接する工程が必要となり、柱脚金物の製造工程の増加を招いていた。
そして、それぞれの工程においても、例えば、突出部18の形状やその高さ寸法、ベースプレート16の下面における溶接位置等は、柱部材5を立設するときの設置高さや水平等に影響を及ぼすため、突出部18の作成工程における鋼板材の切り出し作業や、切り出した鋼板材の組み立て作業、突出部18のベースプレート16への溶接作業等は、十分な精度で正確かつ慎重に行う必要があり、作業の煩雑化を招いていた。
そして、柱脚金物の製造工程の増加し、それぞれの工程の作業の煩雑化することにより、柱脚金物の製造コストの増加を招くおそれがあった。
そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、柱部材の柱脚部に作用するせん断力を基礎コンクリートに効率よく伝達できるようにすると共に、その製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる柱脚金物、及びその製造方法を提供することを課題とするものである。
請求項1に係る発明は、基礎コンクリートの上に立設される柱部材の下端部に設けられる柱脚金物を鋳型を用いて製造する製造方法であって、前記柱脚金物は、平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成され、その上面に前記柱部材の下端部が固定される板状のベースプレートと、前記ベースプレートの下面から下方に突出するように設けられた柱形状の複数の突出部と、を備え、前記ベースプレート及び前記複数の突出部は、鋳造により一体的に成型され、前記突出部の下端部が、前記基礎コンクリートの表面より下方に位置するように、前記基礎コンクリートの内部に前記複数の突出部が埋設されるように構成されており、前記鋳型は、前記ベースプレートを成型するための第1鋳型部と、前記複数の突出部を成型するための複数の第2鋳型部と、を備え、前記複数の第2鋳型部のそれぞれの内部空間は、互いに連通せず独立しているとともに、一端が外部に開口しており、他端が前記第1鋳型部の内部空間に連通して構成されており、前記鋳型を前記第2鋳型部の前記一端を上にして配置し、前記複数の第2鋳型部のうち一の第2鋳型部の内部空間の前記一端を湯口として前記鋳型の内部空間へ溶湯を流し込み、前記複数の第2鋳型部のうち湯口以外の内部空間に押湯を形成し、流し込んだ前記溶湯が冷却凝固した後に、前記複数の第2鋳型部の内部空間に前記複数の突出部が成型されることを特徴とする柱脚金物の製造方法である。
請求項2に係る発明は、前記突出部は、その水平方向の断面形状が略正方形の角柱形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の柱脚金物の製造方法である。
本発明による柱脚金物は、上記課題を解決するために、別発明として、以下のものでもよい。
基礎コンクリートの上に立設される柱部材の下端部に設けられた柱脚金物であって、
平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成され、その上面に前記柱部材の下端部が固定される板状のベースプレートと、
前記ベースプレートの下面から下方に突出するように設けられた柱形状の複数の突出部と、を備え、
前記ベースプレート及び前記複数の突出部は、鋳造により一体的に成型され、
前記突出部の下端部が、前記基礎コンクリートの表面より下方に位置するように、前記基礎コンクリートの内部に前記突出部が埋設されるように構成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明による柱脚金物は、
前記突出部が、前記柱脚金物を成型するための鋳型の押湯部に成型される
ことを特徴とするものである。
また、本発明による柱脚金物は、
前記複数の突出部のうちの1つの突出部が、前記鋳型の湯口に成型される
ことを特徴とするものである。
また、本発明による柱脚金物は、
前記鋳型の湯口が、前記鋳型の前記突出部の成型部以外の位置に設けられた
ことを特徴とするものである。
また、本発明による柱脚金物は、
前記突出部は、その水平方向の断面形状が略正方形の角柱形状に形成された
ことを特徴とするものである。
また、本発明による柱脚金物の製造方法は、
基礎コンクリートの上に立設される柱部材の下端部に設けられた柱脚金物の製造方法であって、
平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成され、その上面に前記柱部材の下端部が固定される板状のベースプレートを成型するための第1鋳型部と、
前記ベースプレートの下面から下方に突出するように設けられた柱形状の複数の突出部を成型するための複数の第2鋳型部と、を備えた鋳型を用い、
前記鋳型の内部空間へ溶湯を流し込み、前記第2鋳型部の内部空間に押湯が形成されることにより、
流し込んだ前記溶湯が冷却凝固した後に、前記複数の第2鋳型部の内部空間に前記複数の突出部が成型される
ことを特徴とするものである。
このような本発明の柱脚金物によれば、
基礎コンクリートの上に立設される柱部材の下端部に設けられた柱脚金物であって、
平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成され、その上面に前記柱部材の下端部が固定される板状のベースプレートと、
前記ベースプレートの下面から下方に突出するように設けられた柱形状の複数の突出部と、を備え、
前記ベースプレート及び前記複数の突出部は、鋳造により一体的に成型され、
前記突出部の下端部が、前記基礎コンクリートの表面より下方に位置するように、前記基礎コンクリートの内部に前記突出部が埋設されるように構成されたことにより、
柱部材の柱脚部に作用するせん断力を基礎コンクリートに効率よく伝達できるようにすると共に、その製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
また、このような本発明の柱脚金物の製造方法によれば、
基礎コンクリートの上に立設される柱部材の下端部に設けられた柱脚金物の製造方法であって、
平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成され、その上面に前記柱部材の下端部が固定される板状のベースプレートを成型するための第1鋳型部と、
前記ベースプレートの下面から下方に突出するように設けられた柱形状の複数の突出部を成型するための複数の第2鋳型部と、を備えた鋳型を用い、
前記鋳型の内部空間へ溶湯を流し込み、前記第2鋳型部の内部空間に押湯が形成されることにより、
流し込んだ前記溶湯が冷却凝固した後に、前記複数の第2鋳型部の内部空間に前記複数の突出部が成型されることにより、
柱部材の柱脚部に作用するせん断力を基礎コンクリートに効率よく伝達できるようにすると共に、その製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
本発明の第1の実施の形態に係る柱脚金物24を用いた、柱脚構造22を示す概略断面図である。 図1に示す柱脚金物24を示す図であり、図2(a)はその斜視図であり、図2(b)はその下面側から見た斜視図である。 柱脚金物24を示す図であり、図3(a)はその平面図であり、図3(b)はその側面図である。 柱脚金物24を示す図であり、図4(a)はその底面図であり、図4(b)はその図4(a)におけるA-A線矢視断面図である。 柱脚金物24の製造方法を説明するための図であり、柱脚金物24の製造に用いる鋳型32の概略断面図である。 柱脚金物24の製造方法を説明するための図であり、鋳型32により成型された1次成型品34の概略側面図である。 柱脚金物24の他の製造方法を説明するための図であり、柱脚金物24の製造に用いる鋳型42の概略断面図である。 柱脚金物24の他の製造方法を説明するための図であり、鋳型42により成型された1次成型品44の概略側面図である。 柱脚金物24を製造するために用いられる鋳型42の湯口42cの、他の形態を示す概略側面図である。 従来の柱脚金物4を用いた、従来の柱脚構造2を示す概略断面図である。 図7に示す柱脚金物4を示す図であり、図11(a)はその平面図であり、図11(b)はその側面図である。 従来の柱脚金物14を用いた、従来の柱脚構造12を示す概略断面図である。 図9に示す柱脚金物14を示す図であり、図13(a)はその平面図であり、図13(b)はその側面図である。 図13に示す柱脚金物14のベースプレート16の製造方法を説明するための概略図である。
以下、本発明に係る柱脚金物、及びその製造方法を実施するための形態について、図面に基づいて具体的に説明する。なお、図10ないし図14に示した従来の柱脚金物4,14、及びこれを用いた従来の柱脚構造2,12と同様の部分には、一部を除き同じ符号を付して説明するものとする。
図1ないし図4は、本発明の一実施の形態に係る柱脚金物24、及びこれを用いた柱脚構造22について説明するために参照する図である。
柱脚構造22は、図1に示すように、基礎コンクリート3の上に立設された柱部材5と、柱部材5の下端部に設けられた柱脚金物24と、基礎コンクリート3の内部に埋設された複数のアンカーボルト8を備えている。
柱部材5は、水平断面形状が略正方形の角筒形状に形成された角型鋼管であって、図1に示すように、基礎コンクリート3の上に図中上下方向に伸びるように立設され、その下端部には柱脚金物24が一体的に固定されて設けられている。
柱脚金物24は、図2ないし図4に示すように、所定の厚さ寸法を有し、平面形状が略正方形に形成された板状のベースプレート26と、このベースプレート26の下面から下方に向けて突出するように形成された複数の突出部28を備えている。
柱脚金物24のベースプレート26は、図1に示すように、その平面形状が柱部材5の水平断面形状より大きくなるように形成され、ベースプレート26の上面の略中央には、図2(a)に示すように、支持台部26aが、ベースプレート26の上面から上方に向けて突出するように形成されている。
支持台部26aは、図1及び図3(a)に示すように、その上端面の外形がベースプレート26の外形より小さく、かつ柱部材5の水平断面形状よりわずかに大きな略正方形に形成され、支持台部26aの上端面の略中央には、図3(a)及び図4(b)に示すように、内側面の水平断面形状が柱部材5の内側面の水平断面形状より小さな略正方形に形成された中央凹部26bが、支持台部26aの上端面から下方に向けて凹むように形成されている。
そして、図3(a)に示すように、ベースプレート26の上面の、支持台部26aの外側面より外側の部分には、ベースプレート26を厚さ方向に貫通する複数のボルト挿通孔26cが形成されている。
これらのボルト挿通孔26cは、図3(a)に示すように、ベースプレート26の上面のそれぞれの四隅部の近傍に2つずつ、合計8つ形成されており、2つのボルト挿通孔26cが、ベースプレート26の上面の四隅部の近傍に、この四隅部を通るベースプレート26の上面の対角線(図示せず)を挟んで対称となるように形成されている。
また、図2(a)及び図3(a)に示すように、ベースプレート26の上面の四隅部の角部には、ベースプレート26の上面の角部が下方に向けて段差状に凹んだような角部肉薄領域26dが形成されている。
また、図2(a)及び図3(a)に示すように、ベースプレート26上面の、略正方形の外形の四つの辺部のそれぞれの辺部の長さ中程には、ベースプレート26の厚さ寸法が、支持台部26aの外側面からベースプレート26の外周部にかけて徐々に小さくなるような三角形の辺部傾斜領域26eが形成されている。
これらの角部肉薄領域26dや辺部傾斜領域26eは、図3(a)に示すように、ベースプレート26の上面に形成されたボルト挿通孔26cと、互いに干渉しないような位置、及び大きさに形成されている。
また、ベースプレート26の上面と、支持台部26aの外側面の下端部との間の隅部には、図2(a)及び図3(a)に示すように、ベースプレート26を補強するための辺部補強突起30、及び角部補強突起31が、ベースプレート26や支持台部26aと一体的に形成されている。
辺部補強突起30は、図3(a)に示すように、支持台部26aの外側面の下端部の、略正方形の水平断面の4つの辺部に形成され、それぞれの辺部に2つずつ、合計8つ形成されており、それぞれの辺部補強突起30は、図2(a)に示すように、非対称の三角錘形状に形成されている。
そして、角部補強突起31は、図3(a)に示すように、支持台部26aの外側面の下端部の、略正方形の水平断面の4つの角部に形成され、それぞれの角部に1つずつ、合計4つ形成されており、それぞれの角部補強突起31は、図2(a)に示すように、2つの三角錐形状が結合したような形状に形成されている。
これらの辺部補強突起30や角部補強突起31は、図3(a)に示すように、ベースプレート26の上面に形成されたボルト挿通孔26cや、角部肉薄領域26d、辺部傾斜領域26eと、互いに干渉しないような位置、及び大きさに形成されている。
また、ベースプレート26の下面の、ボルト挿通孔26cの下端部の周囲には、図2(b)に示すように、ベースプレート26の下面が上方に向けて段差状に凹んだような下面肉薄領域26fが形成され、この下面肉薄領域26fは、図4(a)に示すように、ボルト挿通孔26cの下端部の周囲から、そのボルト挿通孔26cの近傍のベースプレート26の外周部まで連続して形成されている。
そして、ベースプレート26の下面には、図2(b)に示すように、水平断面形状が略正方形に形成された角柱形状の複数の突出部28が、ベースプレート26の下面から下方に向けて突出するように、ベースプレート26に一体的に形成されている。
柱脚金物24の突出部28は、図4(a)に示すように、ベースプレート26の下面に、図中上下左右それぞれの方向に2つずつ、合計4つ形成され、図3(b)に示すように、ベースプレート26の下面から伸びるように突出するそれぞれの長さ部分が、所定の間隔をおいて互いに略平行となるように形成されている。
このような柱脚金物24が、図1に示すように、そのベースプレート26の支持台部26aの上端面に柱部材5の下端面が当接するように配置され、この接触部の周部に沿って溶接することにより、柱部材5の下端部に一体的に固定されている。
そして、このような柱脚金物24が、図1に示すように、柱脚金物24と基礎コンクリート3の間に設けられたモルタル層6を介して、基礎コンクリート3の上に固定されている。
そしてこのとき、柱脚金物24のベースプレート26の下面に設けられた突出部28は、その下端部が基礎コンクリート3の表面より下方に位置するように、基礎コンクリート3の内部に埋設されるようになっている。
一方、基礎コンクリート3の内部には、図1に示すように、複数のアンカーボルト8が、その長さ部分が基礎コンクリート3の内部に図中上下方向に伸びると共に、その上端部が基礎コンクリート3の表面より上方に突出するように埋設されている。
そして、これらのアンカーボルト8の上端部は、図1に示すように、モルタル層6を図中上下方向に貫いて、柱脚金物24のベースプレート26に形成されたボルト挿通孔26cに下方から緩く挿通されており、ベースプレート26の上面より上方に突出するアンカーボルト8の上端ネジ部には、ナット10が締結されている。
このような柱脚金物24は、十分な強度を有する鋼材を用いて、ベースプレート26と突出部28を一体的に鋳造することにより製造されている。
図5及び図6は、本発明の一実施の形態に係る柱脚金物24の製造方法について説明するために参照する図である。
柱脚金物24を鋳造するために用いられる鋳型32はその内部に、図5(a)に示すように、柱脚金物24のベースプレート26の部分を成型するための内部空間である第1鋳型部32aと、柱脚金物24の突出部28の部分を成型するための内部空間である複数の第2鋳型部32bを備えている。
第1鋳型部32aは、図5(a)に示すように、鋳型32の内部に、ベースプレート26とその各部位(支持台部26a、中央凹部26b、角部肉薄領域26d、辺部傾斜領域26e、下面肉薄領域26f、辺部補強突起30、角部補強突起31)が上下逆さまに成型されるように形成されている。
そして、第2鋳型部32bは、その内部空間の水平断面形状が略正方形に形成されると共に、図5(a)に示すように、複数の第2鋳型部32bが、第1鋳型部32aの上端部から上方に伸びるように、鋳型32の内部に形成されている。
そして、これら複数の第2鋳型部32bのそれぞれの内部空間は、図5(a)に示すように、その下端部において第1鋳型部32aの内部空間と連通すると共に、その上端部が鋳型32の上端部に到達して、鋳型32の外部に開口するように形成されている。
このような鋳型32においては、図5(b)に示すように、その内部空間に溶湯33を流し込むときに、これら複数の第2鋳型部32bうちの1つの第2鋳型部32bの上端部の開口部を湯口32cとして使用すると共に、湯口32cとして使用する第2鋳型部32b以外の他の第2鋳型部32bの内部空間を押湯33aが形成されるための押湯部32dとして利用することができるようになっている。
すなわち、図5(b)に示すように、鋳型32の湯口32cから鋳型32の内部空間に流し込んだ溶湯33が、湯口32cとして使用した第2鋳型部32bや第1鋳型部32aの内部空間を満たすと共に、湯口32cとして使用した第2鋳型部32b以外の他の第2鋳型部32bの内部空間に流れ込むことにより、この第2鋳型部32bの内部空間の押湯部32dに押湯33aが形成されるようになっている。
そして、鋳型32の内部空間に流し込んだ溶湯が冷却凝固した後に鋳型32を外すと、図6(a)に示すように、第1鋳型部32aにより成型されたベースプレート成型部34aと、湯口32cとして使用したこの第2鋳型部32bにより成型された湯口成型部34bと、湯口32cとして使用した第2鋳型部32b以外の他の第2鋳型部32bにより成型された押湯成型部34cを備えた1次成型品34が成型されるようになっている。
そして、図6(b)に示すように、この1次成型品34の湯口成型部34bと押湯成型部34cの上端部の不要な部分を切断することにより、突出部28を所定の高さ寸法に形成し、ベースプレート成型部34aにボルト挿通孔26cを形成することにより、柱脚金物24が完成されるようになっている。
このような柱脚金物24によれば、建築構造物の柱脚部に作用するせん断力を効率よく基礎コンクリートへと伝達できる。
すなわち、柱脚部の柱脚金物24に作用するせん断方向の力を、基礎コンクリート3の内部に埋設された柱脚金物24の突出部28に負担させることにより、柱脚部に作用するせん断方向の力を基礎コンクリートへと効率よく伝達できるようになっている。
また、柱脚金物24のベースプレート26の下面の、ボルト挿通孔26cの周囲に下面肉薄領域26fが形成されることにより、この下面肉薄領域26fの凹形状部分にもモルタル層6のモルタルが充填されるため、ベースプレート26の下面とモルタル層6との付着力をより高めることができるようになっている。
そして、このような柱脚金物24、及びその製造方法によれば、柱脚金物の製造工程を簡略化することができ、それにより製造コストを低減することができる。
すなわち、本実施の形態に係る柱脚金物24は、図5及び図6に示すように、ベースプレート26と突出部28が、鋳造により一度の工程で作成されるため、その分、柱脚金物の製造工程が簡略化されるようになっている。
また、図5(b)に示すように、鋳型32における柱脚金物24の突出部28を成型する部分(第2鋳型部32b)が、溶湯33を流し込むための湯口32cや押湯33aが形成される押湯部32dとして利用できるようになっていることにより、図6(b)に示すように、鋳型32から得られる1次成型品34の、湯口成型部34bや押湯成型部34cの上端部の不要な部分を切断する工程が、突出部28を適切な高さ寸法に形成する工程も兼ねているため、その分、柱脚金物の製造工程が簡略化されるようになっている。
そして、図5(b)に示すように、鋳型32における柱脚金物24の突出部28を成型する部分が、溶湯33を流し込むための湯口32cや押湯33aが形成される押湯部32dとして利用できるようになっていることにより、別の場所に新しく湯口や押湯部を設ける必要がないため、その分、鋳型32の作成工程が簡略化されると共に、流し込む溶湯33の量を少なくすることができるようになっている。
また、柱脚金物24のベースプレート26の支持台部26aの外側面に辺部補強突起30や角部補強突起31が設けられていることにより、ベースプレート26が補強されるため、ベースプレート26の板厚を小さくすることができるようになっている。
また、ベースプレート26に中央凹部26bや角部肉薄領域26d、辺部傾斜領域26e、下面肉薄領域26fが形成されることにより、ベースプレート26の強度を低下させることなく、ベースプレート26に使用する鋼材の量を少なくすることができるようになっている。
このように、本実施の形態に係る柱脚金物24、及びその製造方法によれば、柱部材の柱脚部に作用するせん断力を基礎コンクリートに効率よく伝達できるようにすると共に、その製造工程を簡略化し、製造コストを低減することができる。
図7及び図8は、本発明の一実施の形態に係る柱脚金物24の他の製造方法について説明するために参照する図である。
柱脚金物24を鋳造するために用いられる鋳型42はその内部に、図7(a)に示すように、上記鋳型32(図5(a)参照)における、第1鋳型部32aと同様の第1鋳型部42aと、第2鋳型部32bと同様の第2鋳型部42bを備えている。
そして、鋳型42には、その内部空間に溶湯43を流し込むための湯口42cが、その下端部が第1鋳型部42aの上面に到達して、その内部空間と連通すると共に、その上端部が鋳型42の上端部に到達して、鋳型42の外部に開口するように形成されている。
このような鋳型42を用いることにより、図7(b)に示すように、鋳型42の湯口42cから鋳型42の内部空間に流し込んだ溶湯43が、第2鋳型部42bの内部空間に流れ込み、この第2鋳型部42bの内部空間に押湯43aが形成されるようになっている。
そして、鋳型42の内部空間に流し込んだ溶湯43が冷却凝固した後に鋳型42を外すと、図8(a)に示すように、第1鋳型部42aにより成型されたベースプレート成型部44aと、第2鋳型部42bにより成型された押湯成型部44cと、湯口42cに成型された湯口成型部44bを備えた1次成型品44が成型されるようになっている。
そして、図8(b)に示すように、この1次成型品44の湯口成型部44bを除去し、押湯成型部44cの上端部の不要な部分を切断して突出部28を所定の高さ寸法に形成し、ベースプレート成型部44aにボルト挿通孔26cを形成することにより、柱脚金物24が完成されるようになっている。
その他の構成は、図5及び図6に示す鋳型32を用いた柱脚金物24の製造方法と同様であり、このような鋳型42を用いた柱脚金物24の製造方法によっても、柱脚金物の製造工程を簡略化することができ、それにより製造コストを低減することができる。
また、鋳型42を用いた柱脚金物24の製造方法によれば、溶湯の流路や鋳造作業のし易さ等を考慮して、湯口を最適な位置に設けることができるため、柱脚金物を効率よく製造することができる。
なお、本発明は、前記実施の形態のみに限定されるものではなく、本発明の目的を達成することができる範囲内であれば、種々の変更が可能である。
例えば、前記実施の形態に係る柱脚金物24においては、ベースプレート26は、その平面形状が略正方形に形成されているが、ベースプレート26の平面形状は正八角形や円形など、正方形以外の形状に形成されていてもよい。
また、前記実施の形態に係る柱脚金物24においては、突出部28は、その水平断面形状が略正方形の四角柱形状に形成されているが、突出部28は、例えば水平断面形状が正八角柱形や円形など、四角柱以外の柱形状に形成されていてもよい。
また、前記実施の形態に係る柱脚金物24においては、突出部28は、ベースプレート26の下面に4つ設けられているが、ベースプレート26の下面に設けられる突出部28の数は、2つ以上の複数であれば4つより少なくてもよいし、4つより多くてもよい。
また、前記実施の形態に係る柱脚金物24においては、ベースプレート26には、それぞれの四隅部に2つずつ、合計8つのボルト挿通孔26cが形成されていたが、ベースプレート26に形成されるボルト挿通孔26cの数は、8つより少なくてもよいし、8つより多くてもよく、また、ボルト挿通孔26cがベースプレート26の四隅部以外の位置に形成されていてもよい。
そして、ベースプレート26に形成されたボルト挿通孔26cの位置や数に応じて、基礎コンクリート3の内部に8つより少なく、又は多くのアンカーボルト8が埋設されていてもよい。
また、前記実施の形態に係る柱脚金物24においては、支持台部26aの外側面の辺部や角部に、8つの辺部補強突起30と4つの角部補強突起31がそれぞれ設けられているが、辺部補強突起30や角部補強突起31の数はこれより多く設けられていてもよく、少なく設けられていてもよい。また、辺部補強突起30や角部補強突起31が設けられていなくてもよい。
また、前記実施の形態に係る柱脚金物24においては、ベースプレート26上面の略中央には支持台部26aが、ベースプレート26の上面の角部には角部肉薄領域26dが、ベースプレート26の上面の辺部の長さ中程には辺部傾斜領域26eが、ベースプレート26の下面には下面肉薄領域26fがそれぞれ形成されているが、ベースプレート26には、これらの支持台部26aや、角部肉薄領域26d、辺部傾斜領域26e、下面肉薄領域26fが設けられていなくてもよい。
また、前記鋳型42を用いた柱脚金物24の製造方法においては、鋳型42の湯口42cが、鋳型42の上端部から第1鋳型部42aの上面へ通じるように形成されているが、柱脚金物24の突出部28を成型する第2鋳型部を湯口として使用しなければよいので、図7に示す鋳型42とは異なる場所に湯口42cが形成されていてもよい。
例えば、図9(a)に示すように、湯口42cが、鋳型42の上端部から第1鋳型部42aの側面へ通じるように形成されていてもよいし、図9(b)に示すように、湯口42cが、鋳型42の上端部から第2鋳型部42bの側面の高さ途中部へ通じるように形成されていてもよい。
また、湯口は通常1つの鋳型に対して1つ設けられるが、鋳型に2つ以上の湯口が形成されていてもよい。
2 柱脚構造
3 基礎コンクリート
4 柱脚金物
4a ボルト挿通孔
5 柱部材
6 モルタル層
8 アンカーボルト
10 ナット
12 柱脚構造
14 柱脚金物
16 ベースプレート
16a ボルト挿通孔
18 突出部
19 鋳型
19a 鋳型部
19b 湯口
19c 押湯部
20 溶湯
20a 押湯
21 1次成型品
21a ベースプレート成型部
21b 湯口成型部
21c 押湯成型部
22 柱脚構造
24 柱脚金物
26 ベースプレート
26a 支持台部
26b 中央凹部
26c ボルト挿通孔
26d 角部肉薄領域
26e 辺部傾斜領域
26f 下面肉薄領域
28 突出部
30 辺部補強突起
31 角部補強突起
32 鋳型
32a 第1鋳型部
32b 第2鋳型部
32c 湯口
32d 押湯部
33 溶湯
33a 押湯
34 1次成型品
34a ベースプレート成型部
34b 湯口成型部
34c 押湯成型部
42 鋳型
42a 第1鋳型部
42b 第2鋳型部
42c 湯口
43 溶湯
43a 押湯
44 1次成型品
44a ベースプレート成型部
44b 湯口成型部
44c 押湯成型部
M 曲げモーメント
T 引張力
C 圧縮力
F せん断力

Claims (2)

  1. 基礎コンクリートの上に立設される柱部材の下端部に設けられる柱脚金物を鋳型を用いて製造する製造方法であって、
    前記柱脚金物は、
    平面形状が前記柱部材の水平断面形状より大きくなるように形成され、その上面に前記柱部材の下端部が固定される板状のベースプレートと、
    前記ベースプレートの下面から下方に突出するように設けられた柱形状の複数の突出部と、を備え、
    前記ベースプレート及び前記複数の突出部は、鋳造により一体的に成型され、
    前記突出部の下端部が、前記基礎コンクリートの表面より下方に位置するように、前記基礎コンクリートの内部に前記複数の突出部が埋設されるように構成されており、
    前記鋳型は、
    前記ベースプレートを成型するための第1鋳型部と、
    前記複数の突出部を成型するための複数の第2鋳型部と、を備え、
    前記複数の第2鋳型部のそれぞれの内部空間は、互いに連通せず独立しているとともに、一端が外部に開口しており、他端が前記第1鋳型部の内部空間に連通して構成されており、
    前記鋳型を前記第2鋳型部の前記一端を上にして配置し、
    前記複数の第2鋳型部のうち一の第2鋳型部の内部空間の前記一端を湯口として前記鋳型の内部空間へ溶湯を流し込み、前記複数の第2鋳型部のうち湯口以外の内部空間に押湯を形成し、
    流し込んだ前記溶湯が冷却凝固した後に、前記複数の第2鋳型部の内部空間に前記複数の突出部が成型される
    ことを特徴とする柱脚金物の製造方法。
  2. 前記突出部は、その水平方向の断面形状が略正方形の角柱形状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の柱脚金物の製造方法。
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