JP7246808B1 - 光給電コンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】複数の光ファイバケーブルから入力される光を光強度が高くならないように半導体受光素子に入射させる光給電コンバータを提供すること。【解決手段】複数の入射光(L1)から光電流を生成して給電する光給電コンバータ(1)は、入射光(L1)を反射する複数の反射鏡(6)と、光電流を生成する受光領域(12)を有する半導体受光素子(10)を備え、反射鏡(6)の各々は楕円形の底面(6d)の長軸と短軸の交点に対して短軸方向に頂点をシフトさせた斜楕円錐面(6c)を受光領域(12)に臨む反射面とし、複数の反射鏡(6)は、受光領域(12)の中心軸線(12a)上に頂点が位置し、且つ底面(6d)の長軸が受光領域(12)と平行となり、短軸が中心軸線(12a)と斜めに交差して頂点をシフトさせた側が入射光(L1)の入射側となる傾斜姿勢で間隔を空けて配設され、複数の入射光(L1)は、対応する反射鏡(6)に光軸(OA)が頂点を中心軸線(12a)に対して垂直に通るように入力され、反射されたリング状の複数の反射光(L2)を交差させずに受光領域(12)に入射させる。【選択図】図6

Description

本発明は、光ファイバケーブルを介して入力される光を電力に変換して給電する光給電コンバータに関する。
給電設備がない遠隔地、給電による微弱な電磁界がノイズとなる環境、防爆を必要とする環境、電気的相互影響がある超高電圧設備内等、特殊な環境では電源ケーブルを介して電子機器類を作動させる電力を供給できない場合がある。そのため、電子機器類の傍まで光ファイバケーブルを介して入力される光を受けて、光電変換によって光電流を生成して給電する光給電コンバータが利用されている。
大きな電力を給電することが光給電コンバータに求められる場合には、例えば光入力を大きくすることが有効である。しかし、一般的なシングルモードの光ファイバケーブルは、光が伝搬するコアの直径が10μm程度と小さいので、例えば1Wを超える大きい光入力に対してファイバフューズ現象によってコアが損傷する場合がある。それ故、例えば特許文献1,2のように、複数の光ファイバケーブルを用いて光を入力することが検討されている。
特許文献1には、放物面の性質を利用する凹面反射鏡によって、複数の光ファイバケーブルを介して入力される光を放物面の焦点位置に集め、この光を受光素子が光電変換して給電する技術が記載されている。また、特許文献2には、回転楕円面の性質を利用する凹面反射鏡によって、複数の光ファイバケーブルを介して入力される光を回転楕円面の焦点位置に集め、この光を受光素子が光電変換して給電する技術が記載されている。
特許第6928992号公報 特許第6937538号公報
光ファイバケーブルを介して入力される光は、光ファイバケーブルの出射端から出射された後には進行するほど照射領域が広がる円錐状のビームである。この光の光強度分布は一般的にガウス分布であり、光軸から離隔するほど光強度が低下すると共に、光軸に対して回転対称状の光強度分布である。
複数の光ファイバケーブルから出射されたガウス分布の光が特許文献1,2のように焦点位置に集められた場合には、光強度が最も高い光軸上の光が焦点位置で重なる。それ故、この焦点位置及びこの焦点近傍において光強度が高くなり過ぎ、この光を受ける半導体受光素子は、例えば空間電荷効果、温度上昇等によって光電変換の効率が低下して、光給電コンバータの給電能力が低下する虞がある。
そこで、本発明は、複数の光ファイバケーブルを介して入力される光を光強度が高くならないように半導体受光素子に入射させることができる光給電コンバータを提供することを目的としている。
請求項1の発明の光給電コンバータは、複数の光ファイバケーブルを介して入力される複数の入射光から光電流を生成して給電する光給電コンバータにおいて、前記入射光を反射するための複数の反射鏡と、光電流を生成する受光領域を有する半導体受光素子を備え、前記反射鏡の各々は、楕円形の底面の長軸と短軸が交差する中心に対して前記短軸方向に頂点をシフトさせた斜楕円錐面を前記受光領域に臨む反射面とし、複数の前記反射鏡は、前記受光領域の中心をこの受光領域に対して垂直に通る中心軸線上に前記頂点が位置し、且つ前記長軸が前記受光領域と平行であって、前記短軸が前記中心軸線に所定の角度で交差して前記頂点をシフトさせた側が前記入射光の入射側となる傾斜姿勢で間隔を空けて配設され、複数の前記入射光は、前記短軸と前記中心軸線を含む平面上に並べられた複数の前記光ファイバケーブルから、前記入射光の光軸が対応する前記反射鏡の前記頂点を前記中心軸線に対して垂直に通るように入力され、複数の前記反射鏡で反射されてリング状の光に夫々変換された複数の反射光が、互いに交差せずに前記受光領域に入射するように構成されたことを特徴としている。
上記構成によれば、複数の光ファイバケーブルを介して入力される複数の入射光は、対応する反射鏡によってリング状の反射光に夫々変換される。そして、複数の反射鏡が斜楕円錐面を半導体受光素子の受光領域に向けてこの受光領域の中心軸線上に頂点が位置するように間隔を空けて配設され、複数の反射光が受光領域に互いに交差せずに入射する。従って、複数の光ファイバケーブルを介して入力される光を集中させないので、光強度が高くならないように半導体受光素子に入射させることができる。
請求項2の発明の光給電コンバータは、請求項1の発明において、前記反射鏡は、前記反射光が前記受光領域にこの受光領域の中心と同心の円環状に入射するように形成されたことを特徴としている。
上記構成によれば、複数の反射光が円環状になって、受光領域に入射する反射光の周方向の光強度のばらつき小さくなり、光強度が高くならないように半導体受光素子に入射させることができる。
請求項3の発明の光給電コンバータは、請求項2の発明において、前記受光領域は、この受光領域の中心から放射状に延びる複数のアイソレーション溝によって周方向に等分された複数のフォトダイオードが直列に接続されて形成されたことを特徴としている。
上記構成によれば、周方向に等分された受光領域に、複数の円環状の反射光が均等に入射する。従って、フォトダイオード間における生成される光電流のばらつきが小さくなり、高い出力電圧で出力できると共に出力電力を大きくすることができる。
本発明の光給電コンバータによれば、複数の光ファイバケーブルを介して入力される光を光強度が高くならないように半導体受光素子に入射させることができる。
本発明の実施例に係る光給電コンバータを示す図である。 図1の光給電コンバータの半導体受光素子への光の入射例を示す図である。 斜楕円錐面を反射面とする反射鏡の説明図である。 斜楕円錐面の説明図である。 光ファイバケーブルから出射される光の光強度分布図である。 図1の光給電コンバータの複数の反射鏡の中心軸線と受光領域の中心軸線を含む断面図である。 斜楕円錐面を反射面とする反射鏡によって受光領域に入射する反射光の分布の1例を示す図である。 直円錐面を反射面とする反射鏡によって受光領域に入射する反射光の分布の1例を示す図である。 直楕円錐面を反射面とする反射鏡によって受光領域に入射する反射光の分布の1例を示す図である。 3つの反射鏡が配設された光給電コンバータの例を示す断面図である。 周方向に等分された半導体受光素子の受光領域の例を示す平面図である。 図11のXII-XII線断面図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、光給電コンバータ1は、基台2と、カバー部5と、半導体受光素子10を有する。この光給電コンバータ1は、例えばシングルモードの複数の光ファイバケーブルOCを介して入力される複数の入射光L1から光電流を生成し、この光電流を外部に給電する。以下では、2本の光ファイバケーブルOCを介して光が入力される例について説明する。
基台2には、半導体受光素子10と、この半導体受光素子10を保護すると共に複数の光ファイバケーブルOCの出射端Eを位置決めするためのカバー部5が固定されている。この基台2は、半導体受光素子10から光電流を外部に給電するための1対の出力端子部3a,3bを有する。
半導体受光素子10は、例えば基台2に形成された収容部2aに収容されて固定されている。この半導体受光素子10は、光電変換により光電流を生成するための受光領域12と、生成された光電流を出力するための1対の電極10a,10bを有する。受光領域12は、例えば第1導電型の半導体層と光吸収層と第2導電型の半導体層が積層されて形成されたPINフォトダイオードである。
電極10a,10bは、例えば電極10aが第2導電型の半導体層に接続され、電極10bが第1導電型の半導体層に接続されている。そして、これらの電極10a,10bは、例えば導電性ワイヤ11a,11bによって、対応する出力端子部3a、3bに接続されている。図示を省略するが、出力端子部3a,3bは基台2の側面に延びている。
カバー部5は、筒状の周壁部5aと、周壁部5a内に充填されて硬化した透明樹脂5bと、複数の反射鏡6を有する。透明樹脂5bは、入射光L1を透過させる例えばエポキシ系の合成樹脂である。このカバー部5には、複数の反射鏡6に対応するように、周壁部5aを貫通して透明樹脂5b内に至る所定の深さの複数の光ファイバ導入部5cが形成されている。複数の光ファイバケーブルOCは、対応する光ファイバ導入部5cに差し込まれ、出射端Eが光ファイバ導入部5cの奥の透明樹脂5bに当接した状態で固定される。尚、周壁部5aは、矩形の筒状以外の円筒又は多角形の筒状であってもよい。
図3に示すように、反射鏡6は、周壁部5a内に充填された透明樹脂5bと同じ材料で形成された例えば楕円柱状の本体6aと、この本体6aの底面6bと、底面6bと反対側の底面が斜楕円錐状に加工されて形成された斜楕円錐面6cを有する。
図4に示すように、斜楕円錐面6cの底面6dは底面6bと同じ楕円形であり、底面6dの長軸と短軸の交点を底面6dの中心ECとする。底面6dを表す楕円は、例えばxy平面上で長軸の長さをr、短軸の長さをkrとしたときに、x/k+y=rと表すことができ、中心ECは原点に位置する。そして図3、図4のように、底面6dの中心ECを通る楕円柱状の本体6aの軸線を反射鏡6の中心軸線6eとすると、中心軸線6eは、x軸とy軸に夫々直交するz軸に一致する。
反射鏡6は、楕円柱状の本体6aの底面6bが、透明樹脂5bと同じ材料で形成された柱状の支持部材7の先端に固定されている。支持部材7の先端には、この支持部材7の軸7aに対して所定の角度φとして45°傾斜した傾斜端面7bが形成され、この傾斜端面7bに反射鏡6の底面6bが固定されている。支持部材7の軸7aに直交する断面の形状は、例えば楕円形であるが、これに限定されるものではない。
斜楕円錐面6cは、中心ECを原点とするxy平面上の楕円を底面6dとして、短軸がx軸に一致し、長軸がy軸に一致し、中心軸線6eがz軸に一致し、頂点が短軸方向(x軸方向)にシフトされている。斜楕円錐面6cの底面6dから頂点までの距離をhとし、頂点の中心軸線6e(z軸)からのシフト距離をx1とすると、頂点の座標は(x1,0,k)である。この斜楕円錐面6cには例えば金、銀のような金属膜が例えば蒸着によって形成されており、斜楕円錐面6cが入射光L1を反射する反射面になっている。尚、複数の反射鏡6は同形状の斜楕円錐面6cを有し、例えば底面6dの長軸の長さrが90μm、短軸の長さkrが67.5μm、底面6dから頂点までの距離hが10μm、頂点のシフト距離x1が18μmである。
図1~3のように、斜楕円錐面6cの頂点がシフトされた側が先端側となるように傾斜端面7bに反射鏡6が夫々固定された複数の支持部材7は、半導体受光素子10の受光領域12に斜楕円錐面6cが臨むように夫々配設される。例えば、透明樹脂5bの充填前に、周壁部5aを貫通するように間隔を空けて設けられた複数の支持部材装着部5dに、複数の支持部材7の基端側が夫々挿通されて固定される。そして、複数の支持部材7が固定されたカバー部5が、半導体受光素子10が固定された基台2に固定される。尚、支持部材7の基端側は、周壁部5aから外側に突出しないように切断されている。
このとき、複数の反射鏡6は、斜楕円錐面6cの頂点が、受光領域12に対して垂直にこの受光領域12の中心Cを通る受光領域12の中心軸線12a上に並ぶように、間隔を空けて配設される。これと同時に、複数の反射鏡6は、各々の中心軸線6eが受光領域12の中心軸線12aに対して夫々傾斜し且つ互いに平行になる姿勢で配設される。支持部材7は、その軸7aの延長線が中心軸線12a対して直交するように周壁部5aに固定され、斜楕円錐面6cの底面6d及び中心軸線6eが受光領域12の中心軸線12aに対して一定の角度φとして夫々45°の角度で交差している。こうして、長軸が受光領域12と平行であって、短軸が受光領域12の中心軸線12aに所定の角度で交差して頂点をシフトさせた側が入射光L1の入射側となる傾斜姿勢で、複数の反射鏡6が配設される。
基台2に固定されたカバー部5の周壁部5aの内側に透明樹脂5bが充填され、この透明樹脂5bが硬化して支持部材7及び反射鏡6の本体6aが透明樹脂5bと一体化される。周壁部5aの内部が透明樹脂5bによって封止されるので、例えば振動による反射鏡6の揺動、脱落が防止され、例えば水分等から反射鏡6及び半導体受光素子10が保護される。また、透明樹脂5bと支持部材7の界面、及び透明樹脂5bと本体6aの界面における光の屈折、反射が防止される。尚、周壁部5a内に透明樹脂5bが充填されたカバー部5が、基台2に固定されてもよい。
複数の光ファイバケーブルOCが差し込まれる複数の光ファイバ導入部5cは、複数の反射鏡6に対応するように、例えばマイクロドリルによって掘削されて、周壁部5aを貫通して透明樹脂5b内に至るように所定の深さに形成される。周壁部5aに設けられた複数の光ファイバ導入部5cに棒状の金型を挿入して透明樹脂5bを充填し、透明樹脂5bの硬化後に金型を除去してもよい。複数の光ファイバ導入部5cは、複数の反射鏡6の中心軸線6eと受光領域12の中心軸線12aを含む平面において、受光領域12の中心軸線12aに対して直交する方向に延びている。
複数の光ファイバケーブルOCは、対応する光ファイバ導入部5cに固定され、複数の反射鏡6の中心軸線6eと受光領域12の中心軸線12aを含む平面上に並べられる。このとき、入射光L1の光軸OAが対応する反射鏡6の斜楕円錐面6cの頂点(反射鏡6の頂点)を受光領域12の中心軸線12aに対して垂直に通るように、出射端Eの位置が夫々調整される。
光ファイバケーブルOCを介して入力される光は、波長が例えば1.5μm程度の赤外光である。この光ファイバケーブルOCの出射端Eから出射された入射光L1は、図5に示すように、進行するほど照射範囲が広がる頂角θ(全角)の円錐状のビームであり、この頂角θは14°程度の場合が多い。入射光L1の光強度分布は、一般的にはガウス分布であり、光軸OAから離隔するほど光強度が低下すると共に、光軸OAに対して回転対称状の光強度分布である。そして、光軸OAと直交する平面Pに入射する入射光L1の光強度が光軸OA上の光強度の1/eになるところを、入射光L1の最外周としている。
図3、図6のように、複数の光ファイバケーブルOCの出射端Eから出射された複数の入射光L1は、対応する複数の反射鏡6によって、半導体受光素子10の受光領域12に向けて夫々反射される。このとき、複数の入射光L1は、対応する反射鏡6の斜楕円錐面6cで反射されてリング状の反射光L2に夫々変換され、これらの反射光L2が互いに交差せずに受光領域12に入射する。受光領域12とこの受光領域12に近い反射鏡6の頂点との距離H1は例えば700μmであり、2つの反射鏡6の頂点間の間隔H2は例えば1500μmである。尚、受光領域12の外径は例えば2500μmであり、2つの反射鏡6で反射された反射光L2はどちらも受光領域12に入射する。
複数の反射鏡6の斜楕円錐面6cで夫々反射された複数のリング状の反射光L2は、図7に示すように、受光領域12の中心Cに対して同心のリング状に入射する。図中の矢印Aは入射光L1の入射方向を示している。リング状に分布している複数の点は、光給電コンバータ1の光学シミュレーションにおいて入射光L1に含まれる光線の到達点を夫々示し、円環に近似する楕円環状に分布している。内側の分布は受光領域12に近い反射鏡6で反射された反射光L2のものであり、外側の分布は受光領域12から遠い反射鏡6で反射された反射光L2のものである。内側の分布は大きく広がっていないので、外側の分布よりも密集して光強度が高くなるが、入射光L1の光軸OA上の光が周方向に広がるので、光強度が高くなり過ぎることがない。また、内側の分布と外側の分布の両方とも、反射光L2が周方向に概ね均等に入射している。
ここで、比較例として、反射鏡6が直円錐面を反射面とする場合の受光領域12における反射光の分布例を図8に、反射鏡6が直楕円錐面を反射面とする場合の受光領域12における反射光の分布例を図9に示す。直円錐面の底面の直径は90μm、底面から頂点までの距離は10μmであり、斜楕円錐面6cの短軸の長さを長軸の長さと等しくして頂点のシフト距離x1をゼロとした場合に相当する。また、直楕円錐面の底面の長軸の長さは90μm、短軸の長さは67.5μm、底面から頂点までの距離は10μmであり、斜楕円錐面6cの頂点のシフト距離x1をゼロとした場合に相当する。
図8の直円錐面の場合には、図7よりも長径が大きい楕円環状の分布になり、入射光L1が入射する側と反対側に楕円環状の分布が偏って反射光L2が集中して入射する部分があることがわかる。また、図9の直楕円錐面の場合には、図7と同じように長径と短径の差が小さくなって円環に近似する楕円環状の分布になるが、図8と同様に入射光L1が入射する側と反対側に分布が偏って反射光L2が集中して入射する部分があることがわかる。
図7~図9によれば、直円錐面を直楕円錐面に変更することによって反射光の分布を円環状に近づけることができ、直楕円錐面を斜楕円錐面に変更することによって円環状又は楕円環状の分布の偏りを小さくすることができる。従って、反射鏡6の反射面の底面の長軸の長さrに対する短軸の長さkrを適切に設定することによって、円環状の分布にすることができる。そして、反射面に対する入射光L1の入射角が小さくなるように、短軸方向において入射光L1の入射側にシフトさせた頂点のシフト距離x1を適切に設定することによって、円環状の分布の偏りがないようにすることができる。尚、底面の楕円のサイズを維持し、底面から頂点までの距離hを大きくするほど大きく広がるように反射されるので、例えば光給電コンバータ1の小型化のために受光領域12からの距離に応じて反射鏡6の底面から頂点までの距離hを大きくしてもよい。
光給電コンバータ1は、光ファイバケーブルOCの数に対応するように反射鏡6を増加させて形成することができる。例えば図10のように、3本の光ファイバケーブルOCに対応させて3つの反射鏡6を配設した光給電コンバータ1においても、隣接する反射鏡6間の間隔を適宜調整して3つのリング状の反射光L2を互いに交差せずに受光領域12に入射させることができる。尚、4つ以上の反射鏡6を配設することも可能である。
複数のリング状の反射光L2が、単一のフォトダイオードである受光領域12で光電変換され、大きい光電流が低い電圧で出力される。しかし、給電先によっては、電流は小さくてよいが、高い電圧が要求される場合がある。
このような場合、例えば図11、図12に示すように、この受光領域12の中心Cに対して放射状に形成された複数の直線状のアイソレーション溝13によって、受光領域12が複数のフォトダイオード14に分割される。ここでは円形の受光領域12が30本のアイソレーション溝13によって周方向に等分され、30個のフォトダイオード14が形成されている。受光領域12は、その外周に形成されたアイソレーション溝15によってその外側から電気的に分離されている。そして、これら電気的に分離された複数のフォトダイオード14が、導電性部材25によって直列に接続されている。尚、図11ではアイソレーション溝13、フォトダイオード14、導電性部材25の符号を一部省略している。
複数の直線状のアイソレーション溝13は、受光領域12の中心Cに対して放射状に一定の幅で形成されている。受光領域12が周方向に等分されたので、この受光領域12が円形の場合には複数のフォトダイオード14の形状及び面積が等しくなるが、受光領域12は円形でなくてもよい。受光領域12の中心C近傍では、複数のアイソレーション溝13が密集して隣り合うアイソレーション溝13が幅方向に連なっている。これにより、複数のアイソレーション溝13が周方向に連なって、アイソレーション溝13の幅を1辺とする正多角形状に、光電流を生成できない領域Iが形成されている。
フォトダイオード14は、例えば半絶縁性の半導体基板20に積層された第1導電型の半導体層21と光吸収層22と第2導電型の半導体層23を有する。半導体基板20は例えばInP基板であり、半導体層21は例えばn-InP層であり、光吸収層22は例えばInGaAs層であり、半導体層23は例えばp-InP層であるが、これに限定されるものではない。また、フォトダイオード14はPIN型に限定されるものではない。尚、半導体層21、光吸収層22、半導体層23の厚さは適宜設定することができ、0.5~10μm程度の厚さに形成される場合が多い。
アイソレーション溝13は、第1導電型の半導体層21と光吸収層22と第2導電型の半導体層23が積層された半導体基板20を、半導体基板20が露出するように半導体層23側からエッチングして形成される。これにより、受光領域12が電気的に分離された複数のフォトダイオード14に分割される。尚、アイソレーション溝13は、例えば半導体基板20側ほど幅が狭くなるように側壁が傾斜状に形成されてもよい。
複数のフォトダイオード14は、第2導電型の半導体層23と光吸収層22を貫通して第1導電型の半導体層21に到達する接続孔17を夫々有する。そして、複数のフォトダイオード14の表面とこれらフォトダイオード14の接続孔17の側壁を覆い且つ複数の直線状のアイソレーション溝13及びアイソレーション溝15を埋め込むように、絶縁性の保護膜24が形成されている。
各フォトダイオード14において、第2導電型の半導体層23上及び接続孔17の内部の保護膜24が部分的に除去されて、第2導電型の半導体層23及び接続孔17底部で第1導電型の半導体層21が夫々露出する。そして、複数のフォトダイオード14を直列に接続するために、アイソレーション溝13を介して隣り合うフォトダイオード14間で、一方の露出した第2導電型の半導体層23と他方の露出した第1導電型の半導体層21とが導電性部材25によって接続される。直列に接続された複数のフォトダイオード14の両端の導電性部材25は、対応する電極10a,10bに接続される。
導電性部材25は、例えばリフトオフ法を用いて金属積層膜を選択的に堆積させることによって形成される。金属積層膜は、例えばチタン、クロムのような密着層と、例えば金、銀、アルミニウムのような低抵抗率層によって構成されている。アイソレーション溝13,15は、保護膜24によって埋め込まれて段差が小さくなっているので、導電性部材25の形成が容易になる。
アイソレーション溝13は、保護膜24によって完全に埋め込まれる必要はなく、導電性部材25を形成できる程度に段差が小さくなっていればよい。図示を省略するが、各フォトダイオード14において、第1導電型の半導体層21に接続する第1電極と第2導電型の半導体層23に接続する第2電極が形成され、上記と同様に隣り合うフォトダイオード14間で一方の第1電極と他方の第2電極とが導電性部材25により接続されてもよい。また、これも図示を省略するが、導電性部材25として例えば金を主成分とする導電性ワイヤによって、上記と同様に隣り合うフォトダイオード14間で、一方の第1電極と他方の第2電極とが接続されてもよい。
直列に接続された複数のフォトダイオード14によって受光領域12が形成されているので、半導体受光素子10が出力する光電流は小さくなるが、その出力電圧を高くすることができる。従って、この半導体受光素子10を備えた光給電コンバータ1は、高い電圧で給電することができる。また、斜楕円錐面6cによって反射光L2は円環状に変換されるので、光電流を生成できない領域Iに入射させないようにして、入力される光が無駄にならないようにすることができる。
直列に接続された複数のフォトダイオード14は、生成する光電流が最小のフォトダイオードによって出力される光電流が制限される。しかし、この円環状の反射光L2は、周方向における偏りが小さいので、周方向に等分された複数のフォトダイオード14が生成する光電流のばらつきを小さくして、出力を向上させることができる。
上記光給電コンバータ1の作用、効果について説明する。
複数の光ファイバケーブルOCを介して入力される複数の入射光L1は、対応する反射鏡6によってリング状の反射光L2に夫々変換される。そして、複数の反射鏡6が斜楕円錐面6cを半導体受光素子10の受光領域12に向けてこの受光領域12の中心軸線12a上に頂点が位置するように間隔を空けて配設され、複数の反射光L2が受光領域12に互いに交差せずに入射する。従って、複数の光ファイバケーブルOCを介して入力される光を集中させないので、光強度が高くならないように半導体受光素子10に入射させることができる。
反射光L2が受光領域12にこの受光領域12の中心Cと同心の円環状に入射するように反射鏡6が形成されている場合には、反射光L2の周方向の光強度のばらつき小さくなり、光強度が高くならないように半導体受光素子10に入射させることができる。このとき、受光領域12が、その中心Cから放射状に延びる複数のアイソレーション溝13によって周方向に等分された複数のフォトダイオード14を直列に接続して形成されている場合には、周方向に等分された受光領域12に、複数の円環状の反射光L2が均等に入射する。従って、複数のフォトダイオード14間における生成される光電流のばらつきが小さくなり、高い出力電圧で出力電力を大きくすることができる。
半導体受光素子10が半導体基板側から入射させる裏面入射型である場合には、反射光L2の径を維持しながら、この裏面から複数の反射鏡6の頂点までの距離を小さくして光給電コンバータ1を小型化可能である。リング状の反射光L2は周方向に広がって光強度が低下するため、径方向において他のリング状の反射光L2と重なっても光強度が高くなり過ぎることがない場合に、複数のリング状の反射光L2の一部が重なるように構成することも可能である。その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、上記実施形態に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はその種の変更形態も包含するものである。
1 :光給電コンバータ
2 :基台
3a,3b:出力端子部
5 :カバー部
5a :周壁部
5b :透明樹脂
5c :光ファイバ導入部
5d :支持部材装着部
6 :反射鏡
6a :本体
6b :底面
6c :斜楕円錐面
6d :底面
6e :中心軸線
7 :支持部材
10 :半導体受光素子
10a,10b:電極
11a,11b:導電性ワイヤ
12 :受光領域
12a:中心軸線
13 :アイソレーション溝
14 :フォトダイオード
20 :半導体基板
21 :第1導電型の半導体層
22 :光吸収層
23 :第2導電型の半導体層
24 :保護膜
25 :導電性部材
L1 :入射光
L2 :反射光
OA :光軸
OC :光ファイバケーブル

Claims (3)

  1. 複数の光ファイバケーブルを介して入力される複数の入射光から光電流を生成して給電する光給電コンバータにおいて、
    前記入射光を反射するための複数の反射鏡と、光電流を生成する受光領域を有する半導体受光素子を備え、
    前記反射鏡の各々は、楕円形の底面の長軸と短軸が交差する中心に対して前記短軸方向に頂点をシフトさせた斜楕円錐面を前記受光領域に臨む反射面とし、
    複数の前記反射鏡は、前記受光領域の中心をこの受光領域に対して垂直に通る中心軸線上に前記頂点が位置し、且つ前記長軸が前記受光領域と平行であって、前記短軸が前記中心軸線に所定の角度で交差して前記頂点をシフトさせた側が前記入射光の入射側となる傾斜姿勢で間隔を空けて配設され、
    複数の前記入射光は、前記短軸と前記中心軸線を含む平面上に並べられた複数の前記光ファイバケーブルから、前記入射光の光軸が対応する前記反射鏡の前記頂点を前記中心軸線に対して垂直に通るように入力され、
    複数の前記反射鏡で反射されてリング状の光に夫々変換された複数の反射光が、互いに交差せずに前記受光領域に入射するように構成されたことを特徴とする光給電コンバータ。
  2. 前記反射鏡は、前記反射光が前記受光領域にこの受光領域の中心と同心の円環状に入射するように形成されたことを特徴とする請求項1に記載の光給電コンバータ。
  3. 前記受光領域は、この受光領域の中心から放射状に延びる複数のアイソレーション溝によって周方向に等分された複数のフォトダイオードが直列に接続されて形成されたことを特徴とする請求項2に記載の光給電コンバータ。
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