JP7178152B1 - 光給電コンバータ - Google Patents

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Abstract

【課題】円形受光部がその周方向に等分されて直列に接続された複数のフォトダイオードによって形成された半導体受光素子を有する光給電コンバータの出力を向上させること。【解決手段】光給電コンバータ(1)は、光ファイバケーブルから入力される光(L1)を反射する反射鏡(6)と、その反射光から光電流を生成する半導体受光素子(10)を有し、半導体受光素子(10)は光電流を生成する円形受光部(12)とその中心(C)を通る貫通孔(10c)を備え、円形受光部(12)は放射状に等分され且つ直列接続された複数のフォトダイオード(14)を備え、反射鏡(6)は円錐面(6a)を反射面として頂点を円形受光部(12)に向けてその対称軸線が円形受光部(12)に垂直に中心(C)を通るように配設され、貫通孔(10c)を介して対称軸線に光軸(OA)を一致させて入力される光(L1)が、反射鏡(6)により円環状の光(L2)に変換されて複数のフォトダイオード(14)に均等に入射するように構成した。

Description

本発明は、光ファイバケーブルを介して入力される光を電力に変換して給電する光給電コンバータに関する。
給電設備がない遠隔地、給電による微弱な電磁界がノイズとなる環境、防爆を必要とする環境、電気的相互影響がある超高電圧設備内等、特殊な環境では電源ケーブルを介して電子機器類を作動させる電力を供給できない場合がある。そのため、電子機器類の傍まで光ファイバケーブルを介して送られる光を受けて、光電変換によって光電流を生成して給電する光給電コンバータが利用されている。
光給電コンバータは光電変換用の半導体受光素子を有する。この半導体受光素子の出力電圧は、通常1V未満である。光給電コンバータからの給電を受ける機器が高い入力電圧を必要とする場合には、出力電圧を高くした光給電コンバータが利用される。例えば特許文献1のように、半導体受光素子の円形受光部をアイソレーション溝によって複数の扇形のフォトダイオードに分割し、これらを直列に接続することによって出力電圧を高くすることが可能である。
分割されて直列に接続された複数のフォトダイオードによって構成された半導体受光素子の出力電圧は、フォトダイオードが多いほど高くなる。一方、その出力電流は、分割されない場合よりも小さくなり、分割数が多いほど小さくなる。その上、この出力電流は、光電変換により生成される光電流が最小のフォトダイオードによって制限される。それ故、複数のフォトダイオードの光電流を互いに等しくするために、これら複数のフォトダイオードが同形状且つ同面積となるように円形受光部が等分される。
米国特許第5342451号明細書
特許文献1では、円形受光部を同形状且つ同面積で分割するために、一定幅の直線状の複数のアイソレーション溝が、円形受光部の中心から径方向に放射状に形成されているので、複数のアイソレーション溝が円形受光部の中心近傍に集中する。そして、円形受光部の分割数が多いほど、即ちアイソレーション溝が多いほど隣り合うアイソレーション溝が近づき、円形受光部の中心から離隔した位置で複数のアイソレーション溝が幅方向(周方向)に連なるようになる。
こうして、複数のアイソレーション溝が周方向に連なって、円形受光部の中心近傍にアイソレーション溝の幅を一辺とする正多角形状の領域が形成される。アイソレーション溝では光電変換をすることができないので、この正多角形状の領域は光電流を生成できない無効領域である。この無効領域は、円形受光部の分割数が多いほど大きくなる。
ここで、光ファイバケーブルを介して入力される入射光の光強度分布は、一般的にはガウス分布であり、光軸から離隔するほど光強度が低下すると共に、光軸に対して回転対称状の光強度分布である。この光を、同形状且つ同面積となるように等分された円形受光部に均等に入射させるために、光軸が円形受光部に対して垂直にこの円形受光部の中心を通るように光を入射させる。
しかし、入射光の光軸近傍の光強度が高い部分が、円形受光部の中心近傍に形成された無効領域に照射され、光電流に変換されず無駄になるので、光給電コンバータの出力を大きくすることができない。
そこで、本発明は、円形受光部がその周方向に等分されて直列に接続された複数のフォトダイオードによって形成された半導体受光素子を有する光給電コンバータの出力の向上を目的としている。
請求項1の発明の光給電コンバータは、光ファイバケーブルを介して入力される光を反射する反射鏡と、この反射鏡で反射された光を光電流に変換する半導体受光素子を有する光給電コンバータにおいて、前記半導体受光素子は、光電流を生成するために半導体基板に形成された円形受光部と、この円形受光部の中心を通って前記半導体受光素子を貫通する貫通孔を有し、前記円形受光部は、この円形受光部の中心に対して放射状に延びる複数の直線状のアイソレーション溝によって等分され、且つ複数の導電性部材によって直列に接続された複数のフォトダイオードを備え、前記反射鏡は、頂点を前記半導体受光素子に向けた円錐面を反射面とし、この円錐面の対称軸線が前記円形受光部に対して垂直に且つ前記円形受光部の中心を通るように配設され、前記貫通孔を介して前記対称軸線に光軸を一致させて入力される光が、前記反射鏡で反射されて円環状の光に変換され、前記円形受光部の前記複数のフォトダイオードに均等に入射するように構成されたことを特徴としている。
上記構成によれば、光ファイバケーブルを介して入力される光が反射鏡により反射されて円環状の光に変換される。この円環状の光は、円形受光部の周方向に等分された複数のフォトダイオードに均等に入射する。従って、複数のフォトダイオードの光電流のばらつきを小さくすることができる。また、貫通孔の外側であって、光電流を生成しない複数のアイソレーション溝が密集している貫通孔近傍には、円環状の光が入射しないようにすることができるので、光電変換されずに無駄になる光を減少させることができる。従って、複数のフォトダイオードを直列に接続して形成された円形受光部を有する半導体受光素子の光電流を大きくすることができ、光給電コンバータの出力を向上させることができる。
請求項2の発明の光給電コンバータは、請求項1の発明において、前記反射鏡は、前記対称軸線の近傍の第1円錐面と、この第1円錐面の外側に形成され且つ前記第1円錐面よりも底角が大きい第2円錐面を夫々反射面として有することを特徴としている。
上記構成によれば、反射鏡は、入力される光の光軸近傍の部分を第1円錐面で円環状に変換して円形受光部に入射させ、その外側の残りの部分を第2円錐面で円環状に変換して円形受光部に入射させる。円錐の対称軸を含む断面は二等辺三角形であり、この二等辺三角形の底角に相当する円錐の底面と母線のなす角を円錐の底角とする。そして、第1円錐面の底角よりも第2円錐面の底角が大きいので、第1円錐面よりも第2円錐面における反射角を大きくすることができ、第2円錐面によって反射された光を円形受光部の中心から大きく離隔させて入射させることができる。従って、円環状の光の外径を維持するように反射鏡を半導体受光素子に近づけることができるので、光給電コンバータを小型化することができる。
請求項3の発明の光給電コンバータは、請求項1の発明において、前記反射鏡は、前記対称軸線の近傍の第1円錐面と、この第1円錐面の外側に形成され且つ前記第1円錐面よりも底角が小さい第2円錐面を夫々反射面として有することを特徴としている。
上記構成によれば、反射鏡は、入力される光の光軸近傍の部分を第1円錐面で円環状に変換して円形受光部に入射させ、その外側の残りの部分を第2円錐面で円環状に変換して円形受光部に入射させる。円錐の対称軸を含む断面は二等辺三角形であり、この二等辺三角形の底角に相当する円錐の底面と母線のなす角を円錐の底角とする。そして、第1円錐面の底角よりも第2円錐面の底角が小さいので第1円錐面における反射角を大きくして、対称軸線から離隔させながら第1円錐面によって反射された光と第2円錐面によって反射された光とが交差するように反射させることができる。従って、アイソレーション溝が密集している貫通孔近傍を避けるように、入力された光を円形受光部の外周側に入射させることができ、アイソレーション溝に入射して無駄になる光を減少させて光給電コンバータの出力を向上させることができる。
本発明の光給電コンバータによれば、円形受光部がその周方向に等分されて直列に接続された複数のフォトダイオードによって形成された半導体受光素子を有する光給電コンバータの出力を向上させることができる。
本発明の実施例1に係る光給電コンバータの斜視図である。 図1の光給電コンバータが有する半導体受光素子への光の入射を示す図である。 図2の半導体受光素子を光の入射側から見た平面図である。 図3のIV-IV線断面図である。 光ファイバケーブルを介して入力される光の光強度分布図である。 反射鏡によって円環状に変換される光の説明図である。 入力された光の反射鏡における入射位置と半導体受光素子上の入射位置の説明図である。 入力される光の角度と半導体受光素子上の入射位置の関係を示すグラフの1例である。 入力される光の出射位置から反射鏡までの距離と半導体受光素子上の入射位置の関係を示すグラフの1例である。 入力される光の角度と出射位置から反射鏡までの距離に応じた半導体受光素子における入射位置を等高線状に示すグラフの1例である。 本発明の実施例2に係る光給電コンバータの反射鏡によって円環状に変換される光の説明図である。 図11の反射鏡の他の例を示す図である。
以下、本発明を実施するための形態について実施例に基づいて説明する。
図1、図2に示すように、光給電コンバータ1は、例えばシングルモードの光ファイバケーブルOCを介して入力される光(入射光L1)を光電流に変換し、この光電流を外部に給電するための1対の出力端子部2a,2bを有する。1対の出力端子部2a,2bが装備された基台3には、受光した光から光電変換により光電流を生成するための半導体受光素子10と、この半導体受光素子10の保護及び遮光のためのカバー5が、例えば接着剤によって夫々固定されている。半導体受光素子10の光電流を出力するための1対の電極10a,10bは、対応する出力端子部2a,2bに接続されている配線部3a,3bに、例えば導電性ワイヤ11a,11bによって接続されている。
光ファイバケーブルOCを介して入力される入射光L1は、波長が例えば1.5μm程度の赤外光である。この入射光L1は、光ファイバケーブルOCの出射端Eから出射された後は、進行するほど照射範囲が広がる円錐状のビームである。
カバー5は、入射光L1を半導体受光素子10に向けて反射するために、円錐面6aを反射面とする反射鏡6を有する。このカバー5が基台3に固定されたとき、反射鏡6は、円錐面6aの頂点(円錐の頂点)を半導体受光素子10の円形受光部12に向けて、円錐面6aの対称軸6bの延長線(対称軸線)が円形受光部12に対して垂直に且つ円形受光部12の中心Cを通るように配設される。
半導体受光素子10は、円形受光部12の中心Cを通ってこの半導体受光素子10を貫通する貫通孔10cを有する。基台3は、貫通孔10cと同軸であって、この基台3を貫通する貫通孔3cを有する。光ファイバケーブルOCは、これら貫通孔3c、10cが連なった貫通孔に差し込まれ、その出射端Eが反射鏡6から所定の距離だけ離隔した位置に固定される。このとき、入射光L1の光軸OAと反射鏡6の対称軸線とが一致するように、出射端Eが位置決めされる。反射鏡6は、入射光L1を反射して円環状の光L2に変換する。この円環状の光L2が、半導体受光素子10の円形受光部12に入射する。
図3に示すように、直径D1の円形受光部12において、例えば光吸収層を備えた円形のPIN型フォトダイオードが、その中心Cに対して放射状に延びる複数の直線状のアイソレーション溝13によって複数のフォトダイオード14に等分されている。ここでは円形受光部12が30本のアイソレーション溝13によって周方向に等分され、30個のフォトダイオード14が形成されている。そして、複数のアイソレーション溝13によって電気的に分離された複数のフォトダイオード14が、導電性部材25によって直列に接続されている。尚、図3ではアイソレーション溝13、フォトダイオード14、導電性部材25の符号を一部省略している。
円形受光部12の中央部には中心Cを通って半導体受光素子10を貫通する貫通孔10cが形成されている。貫通孔10cは、光ファイバケーブルOCの出射端Eを挿通可能であり、少なくともコア及びクラッドのみの光ファイバが挿通されるように形成されている。尚、複数のフォトダイオード14の貫通孔10c側は、光ファイバケーブルOCとの接触を防ぐように、貫通孔10cに対して径方向外側に後退していてもよい。
複数の直線状のアイソレーション溝13は、形状及び受光面積が等しい複数のフォトダイオード14となるように、円形受光部12の中心Cに対して放射状に一定の幅で形成されている。また、円形受光部12の外周に沿って円環状のアイソレーション溝15が形成され、複数の直線状のアイソレーション溝13が円環状のアイソレーション溝15によって接続されている。貫通孔10cの外側では複数のアイソレーション溝13が密集し、隣り合うアイソレーション溝13が幅方向に連なることによって、複数のアイソレーション溝13が円形受光部12の周方向に連なっている。尚、貫通孔10cの外側に円環状のアイソレーション溝が形成されてもよい。
貫通孔10c近傍には一定の幅の複数のアイソレーション溝13が密集しているので、円形受光部12の周方向におけるアイソレーション溝13に対するフォトダイオード14の比率は、貫通孔10c側ほど小さく、外周側ほど大きくなる。アイソレーション溝13では光電流を生成できないので、アイソレーション溝13の幅を小さく且つ直線状に形成して、円形受光部12の面積に占めるアイソレーション溝13の面積を小さくすることが好ましい。
図4に示すように、フォトダイオード14は、例えば半絶縁性の半導体基板20に積層されたn型半導体層21と光吸収層22とp型半導体層23を有する。半導体基板20は例えばInP基板であり、n型半導体層21は例えばn-InP層であり、光吸収層22は例えばInGaAs層であり、p型半導体層23は例えばp-InP層であるが、これに限定されるものではない。また、フォトダイオード14はPIN型に限定されるものではない。尚、n型半導体層21、光吸収層22、p型半導体層23の厚さは適宜設定することができ、0.5~10μm程度の厚さに形成される場合が多い。
アイソレーション溝13,15は、n型半導体層21と光吸収層22とp型半導体層23が積層された半導体基板20を、半導体基板20が露出するようにp型半導体層23側からエッチングして形成される。これにより、円形受光部12が電気的に分離された複数のフォトダイオード14に分割される。そして、これら複数のフォトダイオード14が、例えば金を主成分とする導電性部材25によって直列に接続されている。尚、アイソレーション溝13,15は、例えば半導体基板20側ほど幅が狭くなるように側壁が傾斜状に形成されてもよい。
複数のフォトダイオード14は、p型半導体層23と光吸収層22を貫通してn型半導体層21に到達する接続孔17を夫々有する。そして、複数のフォトダイオード14の表面とこれらフォトダイオード14の接続孔17の側壁を覆い且つ複数の直線状のアイソレーション溝13及び円環状のアイソレーション溝15を埋め込むように、絶縁性の保護膜24が形成されている。保護膜24は光の反射防止機能を備えていることが好ましいが、図示外の反射防止膜をさらに形成してもよい。
各フォトダイオード14において、p型半導体層23上及び接続孔17の内部の保護膜24が部分的に除去されて、p型半導体層23及び接続孔17底部でn型半導体層21が夫々露出する。そして、図3、図4のように、複数の導電性部材25によって複数のフォトダイオード14を直列に接続するために、アイソレーション溝13を介して隣り合うフォトダイオード14間で、一方の露出したp型半導体層23と他方の露出したn型半導体層21とが導電性部材25によって接続される。直列に接続された複数のフォトダイオード14の両端の導電性部材25は、対応する電極10a,10bに接続される。
導電性部材25は、例えばリフトオフ法を用いて金属積層膜を選択的に堆積させることによって形成される。金属積層膜は、例えばチタン、クロムのような密着層と、例えば金、銀、アルミニウムのような低抵抗率層によって構成されている。アイソレーション溝13,15は、保護膜24によって埋め込まれて段差が小さくなっているので、導電性部材25の形成が容易になる。
アイソレーション溝13は、保護膜24によって完全に埋め込まれる必要はなく、導電性部材25を形成できる程度に段差が小さくなっていればよい。図示を省略するが、各フォトダイオード14において、p型半導体層23に接続するアノード電極とn型半導体層21に接続するカソード電極が形成され、上記と同様に隣り合うフォトダイオード14間で一方のアノード電極と他方のカソード電極とが導電性部材25により接続されてもよい。また、これも図示を省略するが、導電性部材25として例えば金を主成分とする導電性ワイヤによって、上記と同様に隣り合うフォトダイオード14間で、一方のアノード電極と他方のカソード電極とが接続されてもよい。
直列に接続された複数のフォトダイオード14によって円形受光部12が形成されているので、半導体受光素子10が出力する光電流は小さくなるが、その出力電圧を高くすることができる。従って、この半導体受光素子10を備えた光給電コンバータ1は、高い電圧で給電することができる。
図2、図5に示すように、光ファイバケーブルOCの出射端Eから出射された入射光L1は、例えば頂角θ(全角)が14°の円錐状に広がりながら進行するビームである。この入射光L1の光強度分布は、光軸OAに垂直な平面P上においてガウス分布になり、光軸OAから離隔するほど光強度が低下すると共に光軸OAに対して回転対称の光強度分布になる。尚、光強度が光軸OA上の光強度の1/eになるところを入射光L1の最外周としている。
図6のように、反射鏡6は円錐面6aを反射面としている。円錐面6aは対称軸6bに対して回転対称である。円錐の対称軸を含む断面は二等辺三角形なので、この二等辺三角形の底角に相当する円錐の底面と母線のなす角を円錐の底角とする。反射鏡6の円錐面6aについて、底角をβとすると、円錐面6aの頂角δ(半角)は(π/2)-βである。
入射光L1を円環状の光L2に変換して円形受光部12に入射させるために、反射鏡6は半導体受光素子10からある程度離れた位置に設置される。対称軸6bの延長線(対称軸線)上で出射端Eと反射鏡6の円錐面6aの頂点との間の距離をsとする。この距離sは、光ファイバケーブルOCの出射端Eの位置によって設定可能である。また、対称軸線上における円錐面6aの頂点と円形受光部12との間の距離をdとする。そして、円形受光部12の表面に対する出射端Eの突出長又は後退長に相当する対称軸線上における出射端Eと円形受光部12の間の距離をhとする。
入射光L1は、その光軸OAを反射鏡6の円錐面6aの対称軸線に一致させている。反射鏡6は、頂角θの円錐状のビームである入射光L1を反射して円環状の光L2に変換し、半導体受光素子10の円形受光部12に円環状の光L2を入射させる。光軸OAを円錐面6aの対称軸線に一致させたので、反射された光は光軸OAから離隔するように広がって円環状の光L2になる。この円環状の光L2の光強度分布は、径方向において内径部分の光強度が最も高くなり、外径側ほど光強度が低下する。また、入射光L1は光軸OAに対して回転対称の強度分布なので、円環状の光L2の光強度は周方向において等しい。。
次に、入射光L1の半導体受光素子10における入射位置について説明する。
図7に示すように、xy平面上で原点を出射端Eとし、光軸OAをx軸に一致させた入射光L1が原点から出射される。原点から距離sのx軸上の位置を頂点とする円錐面6aに入射光L1が入射したときに、入射光L1に含まれる光線Laが円錐面6aに入射する点をP1(x1,y1)とする。そして、この光線Laが点P1で反射されて、原点から円錐面6aと反対側に距離hだけ離隔した円形受光部12に入射する点をP2(-h,y2)とする。
光軸OA上における入射光L1の反射鏡6への入射角はβであり、反射角もβである。光軸OAに対して角度αで進行する光線Laが円錐面6aに入射する入射角をγとすると、γ=α+βであり、反射角もγである。このときy2は下記(1)式で表される。
y2=y1+(x1+h)tan(ζ) ・・・(1)
また、ζは下記(2)式で表される。
ζ=2γ-α=α+2β ・・・(2)
上記(1)、(2)式に基づいて、h=0、β=2°として、出射端Eから円錐面6aの頂点までの距離sが500,1000,1500μmの場合に、光線Laが円形受光部12に入射する点P2の位置が、図8に示されている。距離sが一定の場合には角度αが大きいほど点P2が円形受光部12の中心Cから大きく離隔する。角度αが一定の場合には距離sが大きいほど点P2が円形受光部12の中心Cから大きく離隔する。
例えばs=1000μmの場合に、光軸OA上の光に相当するα=0°ではy2=70μmになるので、円環状の光L2の内径が140μmになる。そしてθ=14°の入射光L1の最外周部分に相当するα=7°では、y2=320μmになり、円環状の光L2の外径が640μmになる。
ここで、図3のように幅が14μmの30本のアイソレーション溝13によって円形受光部12が周方向に30等分された場合に、貫通孔10cの外側で複数のアイソレーション溝13が幅方向に連なって形成された正三十角形の領域の外周の長さは420μmである。この正三十角形の領域の外径D2は134μmなので、内径が140μmの円環状の光L2を、正三十角形の領域に入射させずに、複数のフォトダイオード14に等しい光量で入射させることができる。このとき、円環状の光L2の外径よりも直径D1が大きい円形受光部12に対して、光ファイバケーブルOCを介して入力される光を無駄なく入射させることができる。
図9は、h=0,β=2°とし、距離sを変化させた場合に、円形受光部12に入射する円環状の光L2の内径に相当するα=0°の場合の点P2と、外径に相当するものとして例えばα=7°の場合の点P2の位置を示している。円環状の光L2の外径が円形受光部12の直径D1以下になり、且つ内径が例えば貫通孔10cを含む正三十角形の領域の外径よりも大きくなるように、図9に基づいて距離sを設定することができる。例えば距離s=1400μmとすれば、円環状の光L2の内径が200μm、外径が900μmになるので、例えば直径D1が1000μmの円形受光部12に円環状の光L2を無駄なく入射させることができる。
図10は、h=0,β=2°とし、角度αと距離sをパラメータとして、点P2の位置を等高線状に示している。角度αが一定の場合には、距離sが大きいほど点P2が円形受光部12の中心Cから離隔する。また、距離sが一定の場合には、角度αが大きいほど点P2が円形受光部12の中心Cから離隔する。円形受光部12の直径D1と入射光L1の頂角θが決まれば、図10に基づいて円環状の光L2が円形受光部12からはみ出ない距離sを設定することができる。尚、h、α,βが上記と異なる場合にも上記と同様にして円形受光部12に円環状の光L2を無駄なく入射させるように構成することができる。
光給電コンバータ1は、反射鏡6の代わりに、図11,図12に示すような反射鏡6Aを用いて構成することができる。反射鏡6Aは、半導体受光素子10側から見て対称軸6b近傍の円錐面6aを第1円錐面とし、円錐面6aの外側の円錐面6cを第2円錐面として有し、これら円錐面6a,6cを反射面としている。反射鏡6A以外の部分は上記実施例1と共通であり、上記と同じ符号を付して説明を省略する。
円錐面6aと円錐面6cは、対称軸が同一軸線上にある。円錐面6aは、底角がβであり、入射光L1のうちの光軸OA近傍部分を反射して円環状に変換する。円錐面6cは、底角がβ’であり、入射光L1のうち円錐面6aに入射する光軸OA近傍部分の外側の残りの部分を反射して円環状に変換する。円環状の光L2は、これら円錐面6a,6cで反射された光の両方を含んでいる。尚、円環状の光L2は、円錐面6aで反射された光と円錐面6cで反射された光が分かれて、2重の円環状になる場合がある。
図11のように、例えばβ=2°、β’=4°としてβ<β’の場合には、入射光L1のうち円錐面6cに入射する光の入射角を、円錐面6aに入射する光の入射角よりも大きくすることができる。それ故、円錐面6cに入射する光は、円錐面6aに入射する光よりも光軸OAから大きく離隔するように反射され、円形受光部12の外周側に入射する。円形受光部12における入射位置は、上記と同様にして設定することができる。
円錐面6cによって円環状の光L2の外径が大きくなることを利用して、円環状の光L2の外径が維持されるように距離sを小さくすることができるので、反射鏡6Aを半導体受光素子10に近づけて光給電コンバータ1を小型化することができる。尚、距離sを小さくした場合には、円環状の光L2の内径も小さくなる。
一方、図12のように、例えばβ=4°、β’=2°としてβ>β’の場合には、入射光L1のうち円錐面6aに入射する光の入射角を、円錐面6cに入射する光の入射角よりも大きくすることができる。それ故、円錐面6aに入射する光を、円錐面6cに入射する光よりも光軸OAから大きく離隔するように反射させ、円錐面6a,6cで反射された光が交差するようにして、円形受光部12に入射させることができる。円形受光部12における入射位置は、上記と同様にして設定することができる。
円錐面6aによって、距離sを大きくせずに、入射光L1のうちの光軸OA近傍の光強度が高い光を、円形受光部12の外周側に入射させる。これにより、アイソレーション溝13が密集している貫通孔10c近傍を避けて、円環状の光L2を円形受光部12の周方向におけるフォトダイオード14の比率が大きい外周側に入射させることができる。従って、アイソレーション溝13に入射して無駄になる光を減少させて、光給電コンバータ1の出力を向上させることができる。
上記光給電コンバータ1の作用、効果について説明する。
光ファイバケーブルOCを介して入力される光(入射光L1)が反射鏡6により反射されて円環状の光L2に変換される。この円環状の光L2は、円形受光部12の周方向に等分された複数のフォトダイオード14に均等に入射するので、複数のフォトダイオード14の光電流のばらつきを小さくすることができる。また、円環状の光L2なので、光電流を生成しない複数のアイソレーション溝13が密集している貫通孔10c近傍には入射させないようにして、光電変換されずに無駄になる光を減少させることができる。従って、周方向に分割された複数のフォトダイオード14を直列に接続して形成された円形受光部12を有する半導体受光素子10の光電流を大きくすることができ、光給電コンバータ1の出力を向上させることができる。
対称軸線近傍の円錐面6a(第1円錐面)と、円錐面6aの外側に形成され且つ円錐面6aよりも底角が大きい円錐面6c(第2円錐面)を夫々反射面として有する反射鏡6Aの場合には、入射光L1の光軸OA近傍部分を円錐面6aに入射させ、その外側の残りの部分を円錐面6cに入射させる。円錐面6cの底角は円錐面6aの底角よりも大きいので、円錐面6cにおける反射角を大きくすることができ、円錐面6cで反射した光を円形受光部12にその中心Cから大きく離隔させて入射させることができる。従って、円錐面6cが円環状の光L2を円形受光部12の外周側に大きく広げるので、円環状の光L2が円形受光部12からはみ出ないように反射鏡6Aを半導体受光素子10に近づけて円環状の光L2の外径を維持して、光給電コンバータ1を小型化することができる。
対称軸線近傍の円錐面6a(第1円錐面)と、円錐面6aの外側に形成され且つ円錐面6aよりも底角が小さい円錐面6c(第2円錐面)を夫々反射面として有する反射鏡6Aの場合には、入射光L1の光軸OA近傍部分を円錐面6aに入射させ、その外側の残りの部分を円錐面6cに入射させる。円錐面6aの底角は円錐面6cの底角よりも大きいので、円錐面6aにおける反射角を大きくすることができる。それ故、反射鏡6Aは、対称軸線から離隔させながら円錐面6aで反射された光と円錐面6cで反射された光が交差するように、入射光L1を反射することができる。従って、アイソレーション溝13が密集している貫通孔10c近傍を避けて、円錐面6aで反射された光を円形受光部12の外周側に入射させることができるので、アイソレーション溝13に入射して無駄になる光を減少させて光給電コンバータ1の出力を向上させることができる。
半導体受光素子10は裏面入射型の受光素子であってもよい。また、入射光L1が円環状の光L2に変換されるので、貫通孔10cに対して放射状に形成された複数のアイソレーション溝13によって光電流を生成する受光部が周方向に等分され、円環状の光L2が全て受光部に入射する場合には、受光部の外周形状は円形以外の例えば多角形にすることができる。その他、当業者であれば、本発明の趣旨を逸脱することなく、上記実施形態に種々の変更を付加した形態で実施可能であり、本発明はその種の変更形態も包含するものである。
1 :光給電コンバータ
2a,2b:出力端子部
3 :基台
5 :カバー
6,6A:反射鏡
6a :円錐面(第1円錐面)
6b :対称軸
6c :円錐面(第2円錐面)
10 :半導体受光素子
10a,10b:電極
10c:貫通孔
11a,11b:導電性ワイヤ
12 :円形受光部
13 :アイソレーション溝
14 :フォトダイオード
15 :アイソレーション溝
20 :半導体基板
21 :n型半導体層
22 :光吸収層
23 :p型半導体層
24 :保護膜
25 :導電性部材
L1 :入射光
L2 :円環状の光
OA :光軸
OC :光ファイバケーブル
E :出射端

Claims (3)

  1. 光ファイバケーブルを介して入力される光を反射する反射鏡と、この反射鏡で反射された光を光電流に変換する半導体受光素子を有する光給電コンバータにおいて、
    前記半導体受光素子は、光電流を生成するために半導体基板に形成された円形受光部と、この円形受光部の中心を通って前記半導体受光素子を貫通する貫通孔を有し、
    前記円形受光部は、この円形受光部の中心に対して放射状に延びる複数の直線状のアイソレーション溝によって等分され、且つ複数の導電性部材によって直列に接続された複数のフォトダイオードを備え、
    前記反射鏡は、頂点を前記半導体受光素子に向けた円錐面を反射面とし、この円錐面の対称軸線が前記円形受光部に対して垂直に且つ前記円形受光部の中心を通るように配設され、
    前記貫通孔を介して前記対称軸線に光軸を一致させて入力される光が、前記反射鏡で反射されて円環状の光に変換され、前記円形受光部の前記複数のフォトダイオードに均等に入射するように構成されたことを特徴とする光給電コンバータ。
  2. 前記反射鏡は、前記対称軸線の近傍の第1円錐面と、この第1円錐面の外側に形成され且つ前記第1円錐面よりも底角が大きい第2円錐面を夫々反射面として有することを特徴とする請求項1に記載の光給電コンバータ。
  3. 前記反射鏡は、前記対称軸線の近傍の第1円錐面と、この第1円錐面の外側に形成され且つ前記第1円錐面よりも底角が小さい第2円錐面を夫々反射面として有することを特徴とする請求項1に記載の光給電コンバータ。
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