JP7246782B2

JP7246782B2 - 導液コットン霧化ユニット

Info

Publication number: JP7246782B2
Application number: JP2021572004A
Authority: JP
Inventors: 陳平
Original assignee: 深▲ゼン▼市華誠達精密工業有限公司
Priority date: 2020-09-15
Filing date: 2020-09-15
Publication date: 2023-03-28
Anticipated expiration: 2040-09-15
Also published as: US12089639B2; ES2959855T3; EP4023083A4; CA3154658A1; JP2022552037A; EP4023083A1; CA3154658C; KR20220038598A; WO2022056672A1; US20220346446A1; CN116507232A; EP4023083B1

Description

本発明は電子タバコの技術分野に関し、特に、導液コットン霧化ユニットに関する。

電子タバコは、成長持続と技術の絶え間ない刷新及び進歩に伴って、体感がますます良好となっており、多くの人々に受け入れられるようになっている。従来の一部の電子タバコは、発熱体内に導液媒体として導液コットンを挿設して形成される霧化コアを使用している。導液コットンは、純天然、低コスト、霧化の口当たりが良い等の利点から、多くの消費者に好まれるようになっている。しかし、導液コットンを導液媒体として使用する場合には、大量生産の過程で次のような多数の課題も存在する。

１．発熱体内に導液コットンを挿設して形成される霧化コアを使用する場合には、一般的に、両端から液体を供給して中央で発熱する。しかし、液体が発熱体の中央位置に進入するまでの経路がやや長いことから、中央部位には液体の供給不足が容易に発生し、これにより、発熱体の中央は温度が過剰に上昇しやすい。そのため、導液コットンは、長時間にわたり高温に晒されることで炭化しやすく、寿命に影響が及ぶ。

２．導液コットンは発熱体内に挿設されるため、導液コットンと発熱体との接触を良好とするためには、導液コットンの外径を大きくする必要がある。しかし、導液コットンを大きくすると、発熱体が変形しやすい。また、発熱体がコットンを圧縮することで給油不足となりやすく、容易に焦げ付きが発生する。このことから、導液コットンのサイズは制御が難しい。

３．導液コットンの外径が細い場合には、導液コットンを発熱体の中央に挿設しやすいが、導液コットンと発熱体に部分的な接触不良が容易に発生する。発熱体の一部の位置が導液コットンに接触していない場合には、発熱体の一部が高温となって焦げ付くとの問題が発生しやすく、ユーザエクスペリエンスに影響が及ぶ。

本発明が解決しようとする技術的課題は、発熱体の発熱状況を改良する導液コットン霧化ユニットを提供することである。

本発明が技術的課題を解決するために採用する技術方案は以下の通りである。

発熱体、導液コットン及び少なくとも１本の導液支持管を含む導液コットン霧化ユニットを提供する。前記導液コットンは、軸方向に前記発熱体内に挿設される。前記導液支持管は、前記導液コットンの軸方向と平行であり、且つ前記導液コットン内に挿設される。

前記発熱体は、発熱部と、前記発熱部の両端にそれぞれ接続される２つの電極部を含む。前記導液支持管には、前記発熱部に対応する少なくとも１つの吐液孔が設けられている。

好ましくは、前記導液支持管の長さは前記発熱部の長さよりも大きい。

好ましくは、前記導液支持管の少なくとも一端には少なくとも１つの給液孔が設けられている。

好ましくは、前記導液支持管の少なくとも一端の端面には、斜面を設置することにより鋭端構造が形成されている。

好ましくは、前記導液支持管の少なくとも一端は、軸方向に延伸して前記導液コットンの端面から伸出している。

好ましくは、前記導液コットンから伸出する前記導液支持管の端部は拡張口状をなしている。

好ましくは、前記導液コットンの外径は前記発熱体の内径よりも小さい。前記導液支持管は、前記導液コットン内に挿設されて、前記導液コットンを広げることで前記発熱体と十分に接触させる。

好ましくは、前記導液コットンの外径は前記発熱体の内径よりも大きい。且つ、前記導液コットン内には、軸方向に延伸し且つ当該導液コットンの対向する両端を貫通する経路が設置されている。前記導液支持管は前記経路に挿設される。

好ましくは、前記発熱部は、発熱線を螺旋状に巻いて形成される螺旋状構造をなしている。前記発熱線の両端は、それぞれ２つの前記電極部を形成している。

好ましくは、前記発熱体は発熱管であり、前記発熱管の中間に透かしを設置することにより前記発熱部が形成される。前記発熱管の対向する両端には２つの電極部がそれぞれ形成されている。

好ましくは、前記導液コットンの長さは前記発熱管の長さよりも大きく、前記導液コットンの対向する両端はそれぞれ前記電極部の外部に伸出する。

本発明における導液コットン霧化ユニットは、導液支持管を導液コットン内に挿設することで導液作用を奏する。導液支持管に設置されている吐液孔が液体を発熱体の発熱部まで案内することで、発熱体の発熱部に対する多方向からの液体供給が実現される。これにより、長時間使用しているうちに、液体の供給不足から発熱体の中央部に発生する温度の上昇や、短命化といった課題が解決される。更に、導液支持管は、導液コットンの外径を広げるとの役割を発揮して、導液コットンと発熱体を十分に接触させる。これにより、接触不良による部分的な高温や焦げ付きといった課題が回避される。また、更には、霧化ユニット全体の構造強度が向上することで、変形が生じにくくなり、サイズを制御可能となるため、霧化ユニットの同一性及び信頼性が向上し、装着しやすくなる。

以下に、図面と実施例を組み合わせて、本発明につき更に説明する。

図１は、本発明の第１実施例における導液コットン霧化ユニットの構造の概略図である。図２は、本発明の第１実施例における導液コットン霧化ユニットの断面構造の概略図である。図３は、図２における導液支持管の構造の概略図である。図４は、本発明の第２実施例における導液コットン霧化ユニットの断面構造の概略図である。図５は、本発明の第３実施例における導液コットン霧化ユニットの断面構造の概略図である。図６は、本発明の第４実施例における導液コットン霧化ユニットの断面構造の概略図である。図７は、本発明の第５実施例における導液コットン霧化ユニットの構造の概略図である。図８は、本発明の第６実施例における導液コットン霧化ユニットの構造の概略図である。図９は、図８の断面構造の概略図である。図１０は、本発明の第７実施例における導液コットン霧化ユニットの構造の概略図である。図１１は、本発明の第８実施例における導液コットン霧化ユニットの構造の概略図である。

本発明の技術的特徴、目的及び効果がより明瞭に理解されるよう、図面を参照して本発明の具体的実施形態につき詳細に説明する。

図１～３に示すように、本発明の第１実施例における導液コットン霧化ユニットは、発熱体１０、導液コットン２０及び導液支持管３０を含む。導液コットン２０は、軸方向に発熱体１０内に挿設される。導液支持管３０は、導液コットン２０の軸方向と平行であり、且つ導液コットン２０内に挿設される。発熱体１０は、通電により発熱すると、接触している導液コットン２０に吸着されたタバコリキッドを加熱して霧化し、煙を形成する。

発熱体１０は、発熱部１１と、発熱部１１の両端にそれぞれ接続される２つの電極部１２を含む。電極部１２は、主に、正極及び負極として外部電源に接続される。また、発熱部１１は、主に、通電後に発熱し、タバコリキッドを加熱して霧化するために用いられる。

導液コットン２０の外径は発熱体１０の内径よりも小さい。こうすることで、導液コットン２０を容易且つ完全に発熱体１０に挿通可能となり、且つ、発熱体１０が変形することもない。導液支持管３０は、導液コットン２０内に挿設されて、導液コットン２０の外径を広げることで発熱体１０と十分に接触させる。

本実施例において、発熱体１０は発熱線で構成される。発熱部１１は、発熱線を螺旋状に巻いて形成される螺旋状構造をなしている。発熱線の両端は、それぞれ２つの電極部１２を形成している。２つの電極部１２は、発熱部１１の対向する両端に位置しており、それぞれ発熱部１１の軸方向に対して垂直に外部へ延伸している。電子タバコへ装着する際の必要に応じて、電極部１２は、発熱部１１の軸方向に対して平行に外部へ延伸してもよい。

発熱線で構成される発熱体１０の構造に対応して、導液コットン２０の長さは発熱部１１（即ち、螺旋状構造）の長さよりも大きくなっている。こうすることで、導液コットン２０の対向する両端がそれぞれ発熱部１１の両端の外部に伸出して、タバコリキッドを吸着しやすくなる。

更に、本実施例において、導液支持管３０は、長さが発熱部１１の長さよりも大きく、導液コットン２０を広げて外径を増大させることで、発熱部１１の内表面と十分に接触させる。これにより、発熱部１１が部分的に導液コットン２０に接触できないとの問題が回避される。更には、導液コットン２０の構造強度が向上することで、霧化ユニット全体の構造強度が向上するため、電子タバコへの組み付け及び固定に都合がよい。

導液支持管３０の全長は導液コットン２０の長さよりも小さく、全体が導液コットン２０に埋設される。導液支持管３０には、発熱部１１に対応する少なくとも１つの吐液孔３１が設けられている。導液支持管３０は中空構造となっており、対向する両端が開放されて端部開口を形成している。タバコリキッドは、管の対向する２つの端部開口から進入可能であり、吐液孔３１から吐出されたあと、導液コットン２０を通って発熱部１１に伝達され、加熱により霧化する。

吐液孔３１は、導液支持管３０の側壁の少なくとも１つの側に設置すればよい。各側の吐液孔３１は１つ又はそれ以上とする。また、吐液孔３１の形状は限定しない。

図４に示すように、本発明の第２実施例における導液コットン霧化ユニットは、必要に応じて、導液支持管３０の少なくとも一端に少なくとも１つの給液孔３２が更に設けられている。導液支持管３０の軸方向において、給液孔３２は吐液孔３１の少なくとも一方の側に位置するとともに、吐液孔３１と間隔を開けている。給液孔３２を設置することで、導液コットン２０が吸着するタバコリキッドは、導液支持管３０の端部開口及び給液孔３２から導液支持管３０内に進入したあと、吐液孔３１から流出して対応する導液コットン部分に吸着されるとともに、発熱部により加熱されて霧化する。

図５に示すように、本発明の第３実施例における導液コットン霧化ユニットは、発熱体１０、導液コットン２０及び導液支持管３０を含む。導液コットン２０は、軸方向に発熱体１０内に挿設される。導液支持管３０は、導液コットン２０の軸方向と平行であり、且つ導液コットン２０内に挿設されて、導液コットン２０を広げることで発熱体１０と十分に接触させる。発熱体１０は、通電により発熱すると、接触している導液コットン２０に吸着されたタバコリキッドを加熱して霧化し、煙を形成する。

本実施例において、発熱体１０は発熱線で構成される。導液支持管３０における吐液孔３１の設置、必要に応じて設置される給液孔、発熱体１０、導液支持管３０及び導液コットン２０の具体的な設置等については、上記の第１及び第２実施例を参照するものとし、ここでは改めて詳述しない。

本実施例は、導液支持管３０の少なくとも一端の端面に斜面を設置することで鋭端構造３３を形成するとの点で上記の第１及び第２実施例と異なっている。これにより、導液支持管３０を導液コットン２０に挿通しやすくなるほか、タバコリキッドの導入を強化するとの役割も発揮し得る。

図６に示すように、本発明の第４実施例における導液コットン霧化ユニットは、発熱体１０、導液コットン２０及び導液支持管３０を含む。導液コットン２０は、軸方向に発熱体１０内に挿設される。導液支持管３０は、導液コットン２０の軸方向と平行であり、且つ導液コットン２０内に挿設されて、導液コットン２０を広げることで発熱体１０と十分に接触させる。発熱体１０は、通電により発熱すると、接触している導液コットン２０に吸着されたタバコリキッドを加熱して霧化し、煙を形成する。電極部１２は、主に、正極及び負極として外部電源に接続される。また、発熱部１１は、主に、通電後に発熱し、タバコリキッドを加熱して霧化するために用いられる。

発熱体１０は、発熱部１１と、発熱部１１の両端にそれぞれ接続される２つの電極部１２を含む。電極部１２は、主に、正極及び負極として外部電源に接続される。また、発熱部１１は、主に、通電後に発熱し、タバコリキッドを加熱して霧化するために用いられる。導液支持管３０には、発熱部１１に対応する少なくとも１つの吐液孔３１が設けられている。タバコリキッドは、導液支持管３０の対向する２つの端部開口から進入可能であり、吐液孔３１から吐出されたあと、導液コットン２０を通って発熱部１１に伝達され、加熱により霧化する。

本実施例において、発熱体１０は発熱線で構成される。導液支持管３０は、長さが発熱部１１の長さよりも大きく、導液コットン２０を広げて外径を増大させることで、発熱部１１の内表面と十分に接触させる。更には、これにより、導液コットン２０の構造強度が向上することで、霧化ユニット全体の構造強度が向上するため、電子タバコへの組み付け及び固定に都合がよい。

導液支持管３０における吐液孔３１の設置、必要に応じて設置される給液孔、発熱体１０、導液支持管３０及び導液コットン２０の具体的な設置等については、上記の第１及び第２実施例を参照するものとし、ここでは改めて詳述しない。

更に、本実施例は、導液支持管３０の長さが導液コットン２０の長さよりも大きい点で上記の第１及び第２実施例と異なっている。導液支持管３０の少なくとも一端は、軸方向に延伸して導液コットン２０の端面から伸出している。これにより、導液支持管３０の端部開口が導液コットン２０の外部に位置するため、タバコリキッドの導入に有利となる。更に、タバコリキッドは、導液支持管３０の吐液孔３１を経由して導液コットン２０に吸着されたあと、最終的に発熱部１１に伝達されて加熱により霧化する。

このほか、導液コットン２０の外部に伸出する導液支持管３０の端部３４は、固定部材等と連携して霧化ユニット全体を固定する場合などにも便利である。

図７に示すように、本発明の第５実施例における導液コットン霧化ユニットは、必要に応じて、導液コットン２０から伸出する導液支持管３０の端部３４の開口を拡張して設置することで、拡張口状を形成する。これにより、タバコリキッドがより円滑に導液支持管３０に進入可能となる。

図８及び図９に示すように、本発明の第６実施例における導液コットン霧化ユニットは、発熱体１０、導液コットン２０及び導液支持管３０を含む。導液コットン２０は、軸方向に発熱体１０内に挿設される。導液支持管３０は、導液コットン２０の軸方向と平行であり、且つ導液コットン２０内に挿設されて、導液コットン２０を広げることで発熱体１０と十分に接触させる。発熱体１０は、通電により発熱すると、接触している導液コットン２０に吸着されたタバコリキッドを加熱して霧化し、煙を形成する。

発熱体１０は、発熱部１１と、発熱部１１の両端にそれぞれ接続される２つの電極部１２を含む。電極部１２は、主に、正極及び負極として外部電源に接続される。また、発熱部１１は、主に、通電後に発熱し、タバコリキッドを加熱して霧化するために用いられる。導液支持管３０には、発熱部１１に対応する少なくとも１つの吐液孔３１が設けられている。導液支持管３０に進入したタバコリキッドは、吐液孔３１から吐出されたあと、導液コットン２０を通って発熱部１１に伝達可能であり、加熱されて霧化する。

本実施例において、発熱体１０は発熱管であり、発熱管の中間に透かしを設置することで発熱部１１を形成する。発熱管の対向する両端には、２つの電極部１２がそれぞれ形成されている。発熱部１１に透かしを設置することで、図８に示す構造のように、複数の発熱リングが順に接続された構造を形成可能である。また、発熱部１１は、複数の貫通孔が分布する透かし形状等としてもよい。

導液コットン２０の外径は発熱体１０の内径よりも小さい。こうすることで、導液コットン２０を容易且つ完全に発熱体１０に挿通可能となり、且つ、発熱体１０が変形することもない。

導液コットン２０の長さは発熱管の長さよりも大きい。こうすることで、導液コットン２０の対向する両端がそれぞれ電極部１２の外部に伸出して、タバコリキッドを吸着しやすくなる。導液支持管３０は導液コットン２０に挿設され、導液コットン２０を広げて外径を増大させることで、発熱部１１の内表面と十分に接触させる。更には、これにより、導液コットン２０の構造強度が向上することで、霧化コア全体の構造強度が向上するため、電子タバコへの組み付け及び固定にいっそう都合がよい。導液支持管３０の長さは発熱部１１の長さよりも大きく、発熱管全体の長さより大きくてもよい。

更に、本実施例における導液支持管３０の構造形態については、上記第１～第５実施例の導液支持管３０を参照すればよいため、ここでは改めて詳述しない。

第１実施例の支持ロッドは、全長が導液コットン２０の長さよりも小さく、導液コットン２０内に埋設されている。また、一端に鋭端部を設置することで、導液コットン２０に挿通しやすくなる。更に、第２実施例の支持ロッドを参照してもよい。この場合、少なくとも一端が導液コットン２０の端部から伸出し、屈曲して位置決め部を形成することで、導液コットン２０からの支持ロッドの離脱が効果的に防止される。

図１０に示すように、本発明の第７実施例における導液コットン霧化ユニットは、複数本の導液支持管３０を含む点で上記の第６実施例と異なっている。複数本の導液支持管３０は、軸方向に平行に設けられるとともに、導液コットン２０内に設置される。

図１１に示すように、本発明の第８実施例における導液コットン霧化ユニットは、発熱体１０、導液コットン２０及び導液支持管３０を含む。導液コットン２０は、軸方向に発熱体１０内に挿設される。導液支持管３０は、導液コットン２０の軸方向と平行であり、且つ導液コットン２０内に挿設されて、導液コットン２０を広げることで発熱体１０と十分に接触させる。発熱体１０は、通電により発熱すると、接触している導液コットン２０に吸着されたタバコリキッドを加熱して霧化し、煙を形成する。

発熱体１０は、発熱線からなる螺旋構造としてもよいし、発熱管としてもよく、具体的には、上記の第１実施例又は第７実施例の関連の記載を参照すればよい。

本実施例において、導液コットン２０の外径は発熱体１０の内径よりも大きい。導液コットン２０を容易且つ完全に発熱体１０に挿入可能としつつ、発熱体１０を変形させないために、導液コットン２０内には、軸方向に延伸し且つ当該導液コットン２０の対向する両端を貫通する経路２１が設置されている。経路２１を設置することで、導液コットン２０に十分な圧縮空間が付与されるため、圧縮して発熱体１０に進入させることが可能となる。

導液支持管３０は、導液コットン２０の経路２１に挿設されて、圧縮された導液コットン２０を適切に広げることで、発熱体１０の内表面と十分に接触させる。これにより、発熱体１０の各部におけるタバコリキッドの持続的な伝達を確保して、加熱により霧化する。

本発明における導液コットン霧化ユニットを電子タバコ等の製品に応用することで、使用寿命が延び、霧化効果及びユーザエクスペリエンス効果が向上する。

以上は本発明の実施例にすぎず、これにより本発明の権利範囲は制限されない。本発明の明細書及び図面の内容を用いて実施される等価の構造又は等価のフローの変更、或いは、その他関連の技術分野における直接的又は間接的な運用は、いずれも同様の理由で本発明の権利保護の範囲に含まれる。

Claims

発熱体（１０）、導液コットン（２０）、及び、少なくとも１本の導液支持管（３０）を含み、前記導液コットン（２０）は軸方向に前記発熱体（１０）内に挿設され、前記導液支持管（３０）は、前記導液コットン（２０）の軸方向と平行であり、且つ前記導液コットン（２０）内に挿設され、
前記発熱体（１０）は、発熱部（１１）、及び、前記発熱部（１１）の両端にそれぞれ接続される２つの電極部（１２）を含み、前記導液支持管（３０）には、前記発熱部（１１）に対応する少なくとも１つの吐液孔（３１）が設けられていることを特徴とする導液コットン霧化ユニット。
前記導液支持管（３０）の長さは前記発熱部（１１）の長さよりも大きいことを特徴とする請求項１に記載の導液コットン霧化ユニット。
前記導液支持管（３０）の少なくとも一端には、少なくとも１つの給液孔（３２）が設けられていることを特徴とする請求項１に記載の導液コットン霧化ユニット。
前記導液支持管の少なくとも一端の端面には、斜面を設置することにより鋭端構造（３３）が形成されていることを特徴とする請求項１に記載の導液コットン霧化ユニット。
前記導液支持管（３０）の少なくとも一端は、軸方向に延伸して前記導液コットン（２０）の端面から伸出していることを特徴とする請求項１に記載の導液コットン霧化ユニット。
前記導液コットン（２０）から伸出する前記導液支持管（３０）の端部（３４）は拡張口状をなしていることを特徴とする請求項５に記載の導液コットン霧化ユニット。
前記導液コットン（２０）の外径は前記発熱体（１０）の内径よりも小さく、前記導液支持管（３０）は、前記導液コットン（２０）内に挿設されて、前記導液コットン（２０）を広げることで前記発熱体（１０）と十分に接触させ、
或いは、
前記導液コットン（２０）の外径は前記発熱体（１０）の内径よりも大きく、且つ、前記導液コットン（２０）内には、軸方向に延伸し且つ前記導液コットン（２０）の対向する両端を貫通する経路（２１）が設置されており、前記導液支持管（３０）は前記経路（２１）に挿設されることを特徴とする請求項１に記載の導液コットン霧化ユニット。
前記発熱部（１１）は、発熱線を螺旋状に巻いて形成される螺旋状構造をなしており、前記発熱線の両端は、それぞれ２つの前記電極部（１２）を形成していることを特徴とする請求項１～７のいずれか１項に記載の導液コットン霧化ユニット。
前記発熱体（１０）は発熱管であり、前記発熱管の中間に透かしを設置することにより前記発熱部（１１）が形成され、前記発熱管の対向する両端には２つの電極部（１２）がそれぞれ形成されていることを特徴とする請求項１～７のいずれか１項に記載の導液コットン霧化ユニット。
前記導液コットン（２０）の長さは前記発熱管の長さよりも大きく、前記導液コットン（２０）の対向する両端はそれぞれ前記電極部（１２）の外部に伸出することを特徴とする請求項９に記載の導液コットン霧化ユニット。