JP7246583B2 - アンテナ装置 - Google Patents

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Description

本開示は、アンテナ装置に関する。
アンテナ装置には、アンテナユニットの内部に、RF回路の構成素子を設置したものがある。このような、従来のアンテナ装置は、例えば、特許文献1に開示されている。
特開2001-339239号公報
特許文献1に開示されたアンテナ装置は、パッチ導体とGND導体とによって形成された環状のパッチアンテナ内空間に、RF回路の構成素子を設けるものである。このため、特許文献1に開示されたアンテナ装置においては、パッチ導体及びGND導体が必要以上に大きくなり、装置の大型化を招くおそれがある。
本開示は、上記のような課題を解決するためになされたもので、パッチアンテナ内空間にRF回路を設置するためのスペースを設けることなく、装置の小型化を図ることができるアンテナ装置を提供することを目的とする。
本開示に係るアンテナ装置は、基体に設けられるパッチ導体と、パッチ導体と対向するように基体に設けられるGND導体と、基体に設けられ、パッチ導体とGND導体とを接続するGNDピンと、パッチ導体における基体に取り付けられる面の反対側に位置する面に設けられ、周囲がGNDピンに取り囲まれるように配置されるRF回路とを備えるものである。
本開示によれば、上記のように構成したので、パッチアンテナ内空間にRF回路を設置するためのスペースを設けることなく、装置の小型化を図ることができる。
実施の形態1に係るアンテナ装置の構成を示す平面図である。 アンテナ装置からRF回路を取り外した状態を示す平面図である。 図1のIII-III 矢視断面図である。 実施の形態2に係るアンテナ装置の構成を示す断面図である。 実施の形態3に係るアンテナ装置の構成を示す平面図である。 実施の形態4に係るアンテナ装置の構成を示す平面図である。 実施の形態5に係るアンテナ装置の構成を示す平面図である。 実施の形態6に係るアンテナ装置の構成を示す平面図である。
以下、本開示をより詳細に説明するために、本開示を実施するための形態について、添付の図面に従って説明する。
実施の形態1.
実施の形態1に係るアンテナ装置100について、図1から図3を用いて説明する。図1は、実施の形態1に係るアンテナ装置100の構成を示す平面図である。図2は、アンテナ装置100からRF回路40を取り外した状態を示す平面図である。図3は、図1のIII-III 矢視断面図である。
アンテナ装置100は、基体10、GND導体20、GNDピン21、パッチ導体30、コプレーナ線路31、RF回路40、実装部品41a,41b、信号ライン42、及び、電源ライン43を備えている。
基体10は、樹脂、又は、セラミック、或いは、樹脂とセラミックとをコンポジットしたハイブリッド材料等の絶縁材料によって形成されている。この基体10は、平面視で矩形をなしており、所定の厚さを有している。
GND導体20は、基体10の内部に設けられている。このGND導体20は、基体10の上面と基体10の下面との間に配置されている。また、GND導体20は、平板状に形成されており、基体10の大きさと略同じ大きさとなっている。
パッチ導体30は、基体10の上面に設けられている。即ち、パッチ導体30の下面は、基体10の上面に取り付けられている。このパッチ導体30は、例えば、円形をなしている。また、パッチ導体30は、GND導体20と対向するように配置されている。
複数のGNDピン21は、基体10の内部に設けられている。これらのGNDピン21は、GND導体20とパッチ導体30とを接続している。
コプレーナ線路31は、パッチ導体30において、三方を直線状のスリットによって取り囲まれた導体領域である。このように、コプレーナ線路31は、パッチ導体30における3つの連なるスリットの内側部分において、直線状に形成されている。このコプレーナ線路31には、パッチ導体30とRF回路40とを接続する給電点Pが形成されている。一方、パッチ導体30における3つの連なるスリットの外側部分には、GNDピン21が接続されている。
RF回路40は、パッチ導体30の上面における中央部に設けられている。即ち、RF回路40の下面は、パッチ導体30の上面に取り付けられている。このRF回路40は、例えば、ローノイズアンプ回路である。また、RF回路40は、その周囲を複数のGNDピン21によって囲まれており、当該複数のGNDピン21によってシールドされている。言い換えれば、複数のGNDピン21は、RF回路40に対するアンテナ装置100の外部からの電波の侵入、及び、RF回路40からアンテナ装置100の外部へのノイズの漏洩を防止する。
なお、RF回路40は、複数のGNDピン21のうち、パッチ導体30の中心から径方向外側に最も離れた複数のGNDピン21によって囲まれている。このように、RF回路40の周囲を取り囲む複数のGNDピン21における径方向内側の領域は、以下、内側領域32と称す。
実装部品41a,41bは、基体10の下面に設けられている。即ち、実装部品41a,41bの上面は、基体10の下面に取り付けられている。
信号ライン42は、基体10の内部に設けられている。この信号ライン42は、RF回路40と実装部品41aとを接続している。このとき、信号ライン42は、GND導体20及びパッチ導体30を、これらと接触することなく、貫通している。このため、実装部品41aは、RF回路40が出力した信号を、信号ライン42を介して受信することができる。
また、信号ライン42は、その周囲を複数のGNDピン21によって囲まれており、当該複数のGND21によってシールドされている。言い換えれば、複数のGNDピン21は、信号ライン42に対するアンテナ装置100の外部からの電波の侵入、及び、信号ライン42からアンテナ装置100の外部へのノイズの漏洩を防止する。
電源ライン43は、基体10の内部に設けられている。この電源ライン43は、RF回路40と実装部品41bとを接続している。このとき、電源ライン43は、GND導体20及びパッチ導体30を、これらと接触することなく、貫通している。このため、実装部品41bは、電源を、電源ライン43を介して、RF回路40に供給することができる。
また、電源ライン43は、その周囲を複数のGNDピン21によって囲まれており、当該複数のGNDピン21によってシールドされている。言い換えれば、複数のGNDピン21は、電源ライン43に対するアンテナ装置100の外部からの電波の侵入、及び、電源ライン43からアンテナ装置100の外部へのノイズの漏洩を防止する。
次に、アンテナ装置100が受信アンテナ装置として動作する場合について説明する。
先ず、パッチ導体30は、電波を受信すると、その電波に対応した高周波信号を生成する。次いで、パッチ導体30は、生成した高周波信号を、コプレーナ線路31を介して、RF回路40に送信する。この場合、これに対して、RF回路40は、高周波信号を増幅して、信号ライン42を介して、実装部品41aに送信する。また、RF回路40への電源供給は、実装部品41bから、電源ライン43を介して、RF回路40へ行われる。
ここで、図3に示す矢印は、電気力線Lの方向を示している。この図3に示すように、GNDピン21によって囲まれた内側領域32には、その周囲がGNDピン21よって短絡されているため、電流が流れない。即ち、内側領域32は、GNDピン21によってシールドされている。これに対して、アンテナ装置100は、RF回路40、信号ライン42、及び、電源ライン43を、GNDピン21によって囲まれた内側領域32に設置している。従って、内側領域32に配置されるRF回路40、信号ライン42、及び、電源ライン43は、アンテナ装置100の外部からの電波の侵入が防止されている。
また、パッチ導体30の内側領域32は、複数のGNDピン21を介して、GND導体20に接続されている。このため、アンテナ装置100は、内側領域32をRF回路40の実装スペースとして利用することができる。
RF回路40は、数十GHz帯の高周波帯で使用されること想定している。アンテナ装置100は、その高周波帯において、RF回路40を設置するための設置面を、波長比が大きく、且つ、孔の無いグランド面(パッチ導体30の上面)としている。このため、アンテナ装置100は、当該アンテナ装置100から外部に放射される電波による不要な結合、及び、アンテナ装置100の外部からのノイズの影響を低減することができる。
なお、上述した、アンテナ装置100の動作の説明は、当該アンテナ装置100が受信アンテナ装置として動作する場合のものであるが、アンテナ装置100は、送信アンテナ装置として動作することもできる。アンテナ装置100は、送信アンテナ装置として動作する場合でも、受信アンテナ装置として動作する場合と同等の効果を得ることができる。
以上、実施の形態1に係るアンテナ装置100は、基体10に設けられるパッチ導体30と、パッチ導体30と対向するように基体10に設けられるGND導体20と、基体10に設けられ、パッチ導体30とGND導体20とを接続するGNDピン21と、パッチ導体30における基体10に取り付けられる面の反対側に位置する面に設けられ、周囲がGNDピン21に取り囲まれるように配置されるRF回路40とを備える。このため、アンテナ装置100は、パッチアンテナ内空間にRF回路40を設置するためのスペースを設けることなく、装置の小型化を図ることができる。
実施の形態2.
実施の形態2に係るアンテナ装置200について、図4を用いて説明する。図4は、実施の形態2に係るアンテナ装置200の構成を示す断面図である。
図4に示すように、実施の形態2に係るアンテナ装置200は、実施の形態1に係るアンテナ装置100の構成に、シールドケース50を追加した構成となっている。
シールドケース50は、金属材料で形成されている。このシールドケース50は、RF回路40の周囲を覆っている。このようなシールドケース50は、例えば、はんだ又は導電性接着剤等を用いて、パッチ導体30の上面に対して、電気的に接続されている。即ち、シールドケース50は、パッチ導体30をGNDとして、RF回路40の全体をその外側から覆っている。また、シールドケース50は、コプレーナ線路31とは、電気的に接続されていない。
具体的には、シールドケース50は、RF回路40の全体を覆っていれば、コプレーナ線路31の全体を覆うか、又は、コプレーナ線路31を部分的に覆っても良い。シールドケース50がコプレーナ線路31を部分的に覆う場合、当該シールドケース50は、コプレーナ線路31に対して電気的に接触しないように、そのコプレーナ線路31を跨ぐような、切り欠き部を有している。
このように、アンテナ装置200は、RF回路40をシールドケース50によって覆うことにより、RF回路40に対するシールド性を向上させることができる。即ち、シールドケース50は、RF回路40に対するアンテナ装置200の外部からの電波の侵入、及び、RF回路40からアンテナ装置200の外部へのノイズの漏洩を防止する。
なお、アンテナ装置200は、シールドケース50を設ける替わりに、RF回路40の表面に金属めっきを施しても良い。このとき、金属めっきが施されたRF回路40の表面は、パッチ導体30を介して短絡されている。このように、アンテナ装置200は、RF回路40の表面をメタライズすることにより、RF回路40に対するシールド性を向上させることができる。
以上、実施の形態2に係るアンテナ装置200は、RF回路40をその外側から覆い、パッチ導体30に接続するシールドケース50を備える。このため、アンテナ装置200は、RF回路40のシールド性を向上させることができる。
また、アンテナ装置200は、RF回路40の表面に金属のめっきが施される。このため、アンテナ装置200は、RF回路40のシールド性を向上させることができる。
実施の形態3.
実施の形態3に係るアンテナ装置300について、図5を用いて説明する。図5は、実施の形態3に係るアンテナ装置300の構成を示す平面図である。
図5に示すように、実施の形態3に係るアンテナ装置300は、実施の形態1に係るアンテナ装置100における1つのコプレーナ線路31に替えて、2つのコプレーナ線路31a,31bを備えた構成となっている。
パッチ導体30は、コプレーナ線路31a,31bを有している。コプレーナ線路31aとコプレーナ線路31bとは、互いに直交するように配置されている。各コプレーナ線路31a,31bは、給電点Pをそれぞれ有している。このように、アンテナ装置300は、互いの位相差が90°となるコプレーナ線路31a,31bの給電点Pを通じて給電することにより、円偏波を励振することができる。
なお、アンテナ装置300は、コプレーナ線路を3つ以上備えても構わない。この場合、アンテナ装置300は、隣接するコプレーナ線路間の位相差を適切に設定すれば、各コプレーナ線路を任意の位置に配置することができる。
以上、実施の形態3に係るアンテナ装置300は、パッチ導体30に設けられ、当該パッチ導体30とRF回路40とを接続する2つ以上のコプレーナ線路31a,31bを備える。2つのコプレーナ線路31b,31bは、互いに直交するように配置される。このため、アンテナ装置300は、円偏波を励振することができる。
実施の形態4.
実施の形態4に係るアンテナ装置400について、図6を用いて説明する。図6は、実施の形態4に係るアンテナ装置400の構成を示す平面図である。
実施の形態4に係るアンテナ装置400は、実施の形態1に係るアンテナ装置100の構成に、切り欠き部30aを追加した構成となっている。
図6に示すように、パッチ導体30は、切り欠き部30aを有している。この切り欠き部30aは、円偏波化するためのものである。
以上、実施の形態4に係るアンテナ装置400は、パッチ導体30の外周部に設けられる切り欠き部30aを備える。このため、アンテナ装置400は、切り欠き部30aによって、円偏波化することができる。
実施の形態5.
実施の形態5に係るアンテナ装置500について、図7を用いて説明する。図7は、実施の形態5に係るアンテナ装置500の構成を示す平面図である。
実施の形態5に係るアンテナ装置500は、実施の形態1に係るアンテナ装置100のコプレーナ線路31に替えて、λ/4変換線路33を備えた構成となっている。
図7に示すように、パッチ導体30は、λ/4変換線路33を有している。このλ/4変換線路33は、パッチ導体30において、幅方向両側からスリットによって取り囲まれた導体領域である。このように、λ/4変換線路33は、パッチ導体30における対向するスリットの内側部分において、矩形に形成されている。また、λ/4変換線路33は、パッチ導体30とRF回路40との間を接続している。このため、λ/4変換線路33は、コプレーナ線路31を設けたときと比べて、パッチ導体30とRF回路40との間におけるインピーダンス整合が取り易くなっている。
また、λ/4変換線路33は、その線路幅を任意に設定可能となっているため、インピーダンスの値を任意に選択することができる。このため、アンテナ装置500においては、パッチ導体30及びRF回路40を所望のインピーダンスの値にして、アンテナ設計することが可能となる。
なお、アンテナ装置500は、矩形をなすλ/4変換線路33を備えているが、当該λ/4変換線路33の形状は、それに限定されことはない。λ/4変換線路33は、例えば、線路幅が、パッチ導体30の径方向外側に向かうに従って、徐々に広くなるような、テーパ状をなしても良い。アンテナ装置500は、テーパ状をなすλ/4変換線路33を備えることにより、線路幅の急激な変化に伴う、電波の反射係数への影響を低減することができる。
また、アンテナ装置500は、複数のλ/4変換線路33を備えても構わない。この場合、アンテナ装置500は、隣接するλ/4変換線路33間の位相差を適切に設定すれば、各λ/4変換線路33を、任意の位置に配置することができる。
以上、実施の形態5に係るアンテナ装置500は、パッチ導体30に設けられ、当該パッチ導体30とRF回路40とを接続するλ/4変換線路33を備える。λ/4変換線路33の線路幅は、パッチ導体30の外側に向かうに従って広くなる。このため、アンテナ装置500は、パッチ導体30及びRF回路40を所望のインピーダンスの値に設定することができる。
実施の形態6.
実施の形態6に係るアンテナ装置600について、図8を用いて説明する。図8は、実施の形態6に係るアンテナ装置600の構成を示す平面図である。
実施の形態6に係るアンテナ装置600は、実施の形態1に係るアンテナ装置100のコプレーナ線路31に替えて、給電線路34を備えた構成となっている。
図8に示すように、パッチ導体30は、給電線路34を有している。この給電線路34は、パッチ導体30の一部を繰り抜いて残った部分の導体領域である。パッチ導体30を繰り抜いた2つの部分は、繰り抜き部30bである。また、給電線路34の一部分は、マイクロストリップ線路を形成している。このように、給電線路34は、その一部分をマイクロストリップ線路としているため、例えば、当該給電線路34にスタブを設けることで、パッチ導体30とRF回路40との間におけるインピーダンス整合が取り易くなっている。
なお、アンテナ装置600は、複数の給電線路34を備えても構わない。この場合、アンテナ装置600は、隣接する給電線路34間の位相差を適切に設定すれば、各給電線路34を、任意の位置に配置することができる。
以上、実施の形態6に係るアンテナ装置600は、パッチ導体30に設けられ、当該パッチ導体30とRF回路40とを接続する給電線路34を備える。給電線路34は、パッチ導体30の一部を繰り抜くことにより形成される。このため、アンテナ装置600は、パッチ導体30とRF回路40との間において、インピーダンスの値を容易に整合することができる。
なお、本開示はその開示の範囲内において、各実施の形態の自由な組み合わせ、あるいは各実施の形態の任意の構成要素の変形、もしくは各実施の形態において任意の構成要素の省略が可能である。
本開示に係るアンテナ装置は、周囲がGNDピンに取り囲まれるように配置されるRF回路を備えることで、パッチアンテナ内空間にRF回路を設置するためのスペースを設けることなく、装置の小型化を図ることができ、アンテナ装置等に用いるのに適している。
10 基体、20 GND導体、21 GNDピン、30 パッチ導体、30a 切り欠き部、30b 繰り抜き部、31,31a,31b コプレーナ線路、32 内側領域、33 λ/4変換線路、34 給電線路、40 RF回路、41a,41b 実装部品、42 信号ライン、43 電源ライン、50 シールドケース、100~600 アンテナ装置、P 給電点、L 電気力線。

Claims (7)

  1. 基体に設けられるパッチ導体と、
    前記パッチ導体と対向するように前記基体に設けられるGND導体と、
    前記基体に設けられ、前記パッチ導体と前記GND導体とを接続するGNDピンと、
    前記パッチ導体における前記基体に取り付けられる面の反対側に位置する面に設けられ、周囲が前記GNDピンに取り囲まれるように配置されるRF回路とを備える
    ことを特徴とするアンテナ装置。
  2. 前記RF回路をその外側から覆い、前記パッチ導体に接続するシールドケースを備える
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  3. 前記RF回路の表面に金属のめっきが施される
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  4. 前記パッチ導体に設けられ、当該パッチ導体と前記RF回路とを接続する2つ以上のコプレーナ線路を備え、
    2つのコプレーナ線路は、互いに直交するように配置される
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  5. 前記パッチ導体の外周部に設けられる切り欠き部を備える
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  6. 前記パッチ導体に設けられ、当該パッチ導体と前記RF回路とを接続するλ/4変換線路を備え、
    前記λ/4変換線路の線路幅は、前記パッチ導体の外側に向かうに従って広くなる
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
  7. 前記パッチ導体に設けられ、当該パッチ導体と前記RF回路とを接続する給電線路を備え、
    前記給電線路は、前記パッチ導体の一部を繰り抜くことにより形成される
    ことを特徴とする請求項1記載のアンテナ装置。
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