JP7245288B2 - ビットフォワーディングイングレスルータ、ビットフォワーディングルータ及び運用管理保守テスト方法 - Google Patents

ビットフォワーディングイングレスルータ、ビットフォワーディングルータ及び運用管理保守テスト方法 Download PDF

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Description

本出願は、2014年12月30日に中国専利局に出願された中国特許出願CN201410850766.9号に対する優先権を主張する日本特許出願JP2017-534974号の分割出願である。前述の出願の開示は、参照することによってそれらの全体にここで援用される。
本発明は、マルチキャストネットワークの分野に関し、特に、ビットフォワーディングイングレスルータ、ビットフォワーディングルータ及び運用管理保守(英語:operation,administration and maintenance、略してOAM)テスト方法に関する。
ビット・インデックスド・イクスプリシット・レプリケーション(英語:Bit Indexed Explicit Replication、略してBIER)は、マルチキャストパケットの送信がBIERドメインに備えられる複数のビットフォワーディングルータ(英語:Bit-Forwarding Router、略してBFR)を利用することによって実現される新たなマルチキャスト技術である。
BIERドメインにおけるビットフォワーディングイングレスルータ(英語:Bit-Forwarding Ingress Router、略してBFIR)がBIERドメインにおける少なくとも1つのビットフォワーディングエグレスルータ(英語:Bit-Forwarding Egress Router、略してBFER)にマルチキャストパケットを送信するとき、マルチキャストパケットは、各BFERに対応する識別情報を符号化し、識別情報に従って対応するBFERにマルチキャストパケットを送信することによって送信される。BFIRは、少なくとも1つのBFERの識別情報として設定識別子(英語:Set identifier、略してSI)とビット列(英語:BitString)との組み合わせを利用する。
従来技術では、送信障害がマルチキャストパケットの送信中に発生すると、BFIRは障害を診断又は対処することができない。
背景における問題を解決するため、本発明の実施例は、マルチキャストパケットの送信中に発生する障害をBFIRが診断するのを支援するため、ビットフォワーディングイングレスルータ、ビットフォワーディングルータ及びOAMテスト方法を提供する。本発明の実施例において提供される技術的解決策は以下である。
第1の態様によると、BFIRが提供され、BFIRはBIERネットワークにあり、当該ルータは、
少なくとも1つのBFERの識別子(英語;identifier、略してID)に従って第1のOAMリクエストパケットを取得するよう構成される第1の取得ユニットであって、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRのID、設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、設定識別子は少なくとも1つのBFERに対応し、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用される、第1の取得ユニットと、
第1のOAMリクエストパケットを少なくとも1つのBFERに送信するよう構成される第1の送信ユニットと、
を有する。
第1の態様の第1の可能な実現方式では、第1のOAMリクエストパケットは更にタイプレングス値(英語:type length value、略してTLV)を含み、TLVは、設定識別子、ビット列及びビット列の長さを搬送するのに利用される。
第1の態様又は第1の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第2の可能な実現方式では、
第1の取得ユニットは、具体的には、少なくとも1つのBFERのIDに従って設定識別子及びビット列を取得するよう構成され、
第1の取得ユニットは、具体的には、ビット列に従って第2のOAMリクエストパケットを取得するよう構成され、第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダはビット列及びBFIRのIDを含み、第2のOAMリクエストパケットのペイロードはOAMパケットを含み、
第1の取得ユニットは、具体的には、設定識別子に従って第1のビット・インデックスド・イクスプリシット・レプリケーション・マルチプロトコル・ラベル・スイッチング・ラベル(英語:Bit Indexed Explicit Replication Multiprotocol Label Switching Label、略してBIER-MPLS Label)を第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第1のOAMリクエストパケットを取得するよう構成され、第1のBIER-MPLS Labelは設定識別子に対応するラベルを含む。
第1の態様、又は第1の態様の第1の可能な実現方式又は第1の態様の第2の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第3の可能な実現方式では、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRと第1のBFRとの間のリンクをテストするのに利用され、第1のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上のデバイスであり、
第1の取得ユニットは更に、第1のタイム・ツー・ライブ(英語:time-to-live、略してTTL)を判定するよう構成され、第1のTTLの値はMであり、Mは、第1のOAMリクエストパケットがBFIRから第1のBFRに到着する前のホップカウントを特定するのに利用され、第1の取得ユニットは更に、第1のTTLを第1のOAMリクエストパケットに加えるよう構成される。
第1の態様の第3の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第4の可能な実現方式では、BFIRは更に、
第1のBFRから第1のOAMレスポンスパケットを受信するよう構成される第1の受信ユニットであって、第1のOAMレスポンスパケットは、第3のBFRのID、第1のBFRのID、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を含み、第3のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの前のホップである、第1の受信ユニットと、
第1のOAMレスポンスパケット及び第1のTTLに従って第2のTTLを取得するよう構成される第2の取得ユニットであって、第2のTTLの値は第1のTTLの値に所定値を加えた結果である、第2の取得ユニットと、
第2のTTL及び設定識別子に従って第2のBIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第3のOAMリクエストパケットを取得するよう更に構成される第3の取得ユニットであって、第2のBIER-MPLS Labelは設定識別子及び第2のTTLに対応するラベルを含み、第3のOAMリクエストパケットは、BFIRと第2のBFRとの間のリンクをテストするのに利用され、第2のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの次のホップである、第3の取得ユニットと、
第3のOAMリクエストパケットを第1のBFERに送信するよう更に構成される第2の送信ユニットと、
を含む。
第1の態様の第4の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第5の可能な実現方式では、第2のBFRはBFERである。
第1の態様又は第1の態様の第1、第2、第3、第4若しくは第5の可能な実現方式を参照して、第6の可能な実現方式では、少なくとも1つのBFERは、第1のBFERを含み、BFIRは更に、
第1のBFERからOAMレスポンスパケットを受信するよう構成される第2の受信ユニットであって、OAMレスポンスパケットは、第1のBFERのID、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を含む、第2の受信ユニットを含む。
第1の態様又は第1の態様の第1、第2、第3、第4、第5若しくは第6の可能な実現方式を参照して、第1の態様の第7の可能な実現方式では、第2のOAMリクエストパケットは、第1のビット及び第2のビットを含み、第1のビットは、OAMパケットとして第2のOAMリクエストパケットを識別するのに利用され、第2のビットは、リクエストとして第2のOAMリクエストパケットのタイプを識別するのに利用される。
第2の態様によると、第1のビットフォワーディングルータ(英語:Bit-Forwarding Router、略してBFR)が提供され、第1のBFRはBIERベースネットワークにあり、当該ルータは、
BFIRからOAMリクエストパケットを受信するよう構成される受信ユニットであって、OAMリクエストパケットは、BFIRの識別子ID、少なくとも1つのBFERに対応する設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、OAMリクエストパケットは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用される、受信ユニットと、
OAMリクエストパケットに従って、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するよう構成されるデスティネーション判定ユニットと、
BFIRのIDに従って第1のOAMレスポンスパケットを取得するよう構成される第2の取得ユニットであって、第1のOAMレスポンスパケットは、第1のBFRのIDと、BFIRに対応する設定識別子及びビット列とを含む、第1の取得ユニットと、
第1のOAMレスポンスパケットをBFIRに送信するよう構成される第1の送信ユニットと、
を有する。
第2の態様の第1の可能な実現方式では、第1のBFRは、少なくとも1つのBFERのうちのBFERであり、
デスティネーション判定ユニットは、具体的には、OAMリクエストパケットに含まれる設定識別子及びビット列に従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定し、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するよう構成される。
第2の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第2の態様の第2の可能な実現方式では、OAMリクエストパケットは更に、TLVを含み、TLVは、設定識別子、ビット列及びビット列の長さを搬送するのに利用され、第1のBFRは更に、
OAMリクエストパケットに含まれるTLVに従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定するよう構成される検証ユニットを含み、
検証ユニットは、OAMリクエストパケットのデスティネーションBFRが第1のBFRであると検証するよう構成される。
第2の態様の第2の可能な実現方式を参照して、第2の態様の第3の可能な実現方式では、検証ユニットは更に、TLVにおいて搬送される設定識別子、ビット列及びビット列の長さに従って、少なくとも1つのBFERのIDを取得するよう構成され、
検証ユニットは更に、第1のBFRのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれているか確認するよう構成され、
第1のBFRのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれる場合、検証ユニットは更に、少なくとも1つのBFREが第1のBFRを含むと判定するよう構成される。
第2の態様の第4の可能な実現方式では、第1のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上のBFRであり、OAMリクエストパケットのパケットヘッダは、TTLを含み、
デスティネーション判定ユニットは更に、TTLの値を所定値だけ減少させ、所定値が減少された後に取得されるTTLの値が0に到達したと判定し、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するよう構成される。
第2の態様の第4の可能な実現方式を参照して、第2の態様の第5の可能な実現方式では、第1のBFRは更に、第2の送信ユニットを含み、
デスティネーション判定ユニットは更に、所定値が減少された後に取得されるTTLの値が0に到達しないと判定し、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRでないと判定するよう構成され、
第2の送信ユニットは、OAMリクエストパケットを少なくとも1つのBFERに送信するよう構成される。
第2の態様又は第2の態様の第1、第2、第3、第4若しくは第5の可能な実現方式を参照して、第2の態様の第6の可能な実現方式では、
第1の取得ユニットは、具体的には、BFIRのIDに従って、BFIRに対応する設定識別子及びビット列を取得するよう構成され、
第1の取得ユニットは、具体的には、BFIRに対応するビット列に従って第2のOAMレスポンスパケットを取得するよう構成され、第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダは、BFIDに対応するビット列及び第1のBFRのIDを含み、第2のOAMレスポンスパケットのペイロードはOAMパケットを含み、
第1の取得ユニットは、具体的には、BFIRに対応する設定識別子に従ってBIER-MPLS Labelを第2のOAMレスポンスパケットに挿入することによって、第1のOAMレスポンスパケットを取得するよう構成され、BIER-MPLS Labelは、BFIRに対応する設定識別子に対応するラベルを含む。
第2の態様の第6の可能な実現方式を参照して、第2の態様の第7の可能な実現方式では、
第1の取得ユニットは更に、第2のBFRのIDを取得するよう構成され、第2のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの前のホップであり、
第1の取得ユニットは更に、第2のBFRのIDを第2のOAMレスポンスパケットのペイロードに加えるよう構成される。
第2の態様又は第2の態様の第1、第2、第3、第4、第5、第6若しくは第7の可能な実現方式を参照して、第2の態様の第8の可能な実現方式では、OAMレスポンスパケットは、第1のビット及び第2のビットを含み、第1のビットは、OAMパケットとしてOAMレスポンスパケットを識別するのに利用され、第2のビットは、レスポンスとしてOAMレスポンスパケットのタイプを識別するのに利用される。
第3の態様によると、ビット・インデックスド・イクスプリシット・レプリケーションBIERベースネットワークにおいて用いられるOAMテスト方法が提供され、当該方法は、
BFIRが、少なくとも1つのBFERの識別子IDに従って、第1のOAMリクエストパケットを取得するステップであって、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRのID、設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、設定識別子は少なくとも1つのBFERに対応し、第1のOAMリクエストパケットはBFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用される、取得するステップと、
BFIRが、第1のOAMリクエストパケットを少なくとも1つのBFERに送信するステップと、
を有する。
第3の態様の第1の可能な実現方式では、第1のOAMリクエストパケットは更に、TLVを含み、TLVは、設定識別子、ビット列及びビット列の長さを搬送するのに利用される。
第3の態様又は第3の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第3の態様の第2の可能な実現方式では、BFIRが、少なくとも1つのBFERのIDに従って第1のOAMリクエストパケットを取得するステップは、
BFIRが、少なくとも1つのBFERのIDに従って設定識別子及びビット列を取得するステップと、
BFIRが、ビット列に従って第2のOAMリクエストパケットを取得するステップであって、第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダは、ビット列及びBFIRのIDを含み、第2のOAMリクエストパケットのペイロードはOAMパケットを含む、取得するステップと、
BFIRが、設定識別子に従って第1のBIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第1のOAMリクエストパケットを取得するステップであって、第1のBIER-MPLS Labelは設定識別子に対応するラベルを含む、取得するステップと、
を含む。
第3の態様又は第3の態様の第1若しくは第2の可能な実現方式を参照して、第3の態様の第3の可能な実現方式では、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRと第1のBFRとの間のリンクをテストするため利用され、第1のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上のデバイスであり、
BFIRが、少なくとも1つのBFERの識別子IDに従って、第1のOAMリクエストパケットを取得するステップは更に、
BFIRが、第1のTTLを判定するステップであって、第1のTTLの値はMであり、Mは、第1のOAMリクエストパケットがBFIRから第1のBFRに到着する前のホップカウントを特定するのに利用される、判定するステップと、
BFIRが、第1のTTLの値を第1のOAMリクエストパケットに加えるステップと、
を含む。
第3の態様の第3の可能な実現方式を参照して、第4の可能な実現方式では、当該方法は更に、
BFIRが、第1のBFRから第1のOAMレスポンスパケットを受信するステップであって、第1のOAMレスポンスパケットは、第3のBFRのID、第1のBFRのID、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を含み、第3のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの前のホップである、受信するステップと、
BFIRが、第1のOAMレスポンスパケット及び第1のTTLに従って第2のTTLを取得するステップであって、第2のTTLの値は第1のTTLの値に所定値を加えた結果である、取得するステップと、
BFIRが、第2のTTL及び設定識別子に従って第2のBIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第3のOAMリクエストパケットを取得するステップであって、第2のBIER-MPLS Labelは第2のTTL及び設定識別子に対応するラベルを含み、第3のOAMリクエストパケットはBFIRと第2のBFRとの間のリンクをテストするのに利用され、第2のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの次のホップである、取得するステップと、
BFIRが、第3のOAMリクエストパケットを第2のBFRに送信するステップと、
を含む。
第3の態様の第4の可能な実現方式を参照して、第3の態様の第5の可能な実現方式では、第2のBFRはBFERである。
第3の態様又は第3の態様の第1若しくは第2の可能な実現方式を参照して、第3の態様の第5の可能な実現方式では、少なくとも1つのBFERは第1のBFERを含み、当該方法は更に、
BFIRが、第1のBFERからOAMレスポンスパケットを受信するステップであって、OAMレスポンスパケットは、第1のBFERのID、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を含む、受信するステップを含む。
第3の態様の第5の可能な実現方式を参照して、第6の可能な実現方式では、第2のOAMリクエストパケットは、第1のビット及び第2のビットを含み、第1のビットは、OAMパケットとして第2のOAMリクエストパケットを識別するのに利用され、第2のビットは、リクエストとして第2のOAMリクエストパケットのタイプを識別するのに利用される。
第4の態様によると、OAMテスト方法が提供され、当該方法は、ビット・インデックスド・イクスプリシット・レプリケーションBIERベースネットワークにおいて用いられ、
第1のBFRが、BFIRからOAMリクエストパケットを受信するステップであって、OAMリクエストパケットは、BFIRの識別子ID、設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、設定識別子は少なくとも1つのBFERに対応し、OAMリクエストパケットは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用される、受信するステップと、
第1のBFRが、OAMリクエストパケットに従って、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するステップと、
第1のBFRが、BFIRのIDに従って第1のOAMレスポンスパケットを取得するステップであって、OAMレスポンスパケットは、第1のBFRのID、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を含む、取得するステップと、
第1のBFRが、第1のOAMレスポンスパケットをBFIRに送信するステップと、
を有する。
第4の態様の第1の可能な実現方式では、第1のBFRは、少なくとも1つのBFERのうちのBFERであり、第1のBFRが、OAMリクエストパケットに従ってOAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するステップは、
第1のBFRが、OAMリクエストパケットに含まれる設定識別子及びビット列に従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定するステップと、
第1のBFRが、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するステップと、
を含む。
第4の態様の第1の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第2の可能な実現方式では、OAMリクエストパケットは更に、TLVを含み、TLVは、設定識別子、ビット列及びビット列の長さを搬送するのに利用され、
第1のBFRが、BFIRのIDに従って第1のOAMレスポンスパケットを取得するステップの前に、当該方法は更に、
第1のBFRが、OAMリクエストパケットに含まれるTLVに従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定するステップと、
第1のBFRが、OAMリクエストパケットのデスティネーションBFRが第1のBFRであると検証するステップと、
含む。
第4の態様の第2の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第3の可能な実現方式では、第1のBFRが、OAMリクエストパケットに含まれるTLVに従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定するステップは、
第1のBFRが、TLVにおいて搬送される設定識別子、ビット列及びビット列の長さに従って少なくとも1つのBFERのIDを取得するステップと、
第1のBFRが、第1のBFRのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれるか確認するステップと、
第1のBFRのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれる場合、第1のBFRが、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定するステップと、
を含む。
第4の態様を参照して、第4の態様の第4の可能な実現方式では、第1のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上のBFRであり、OAMリクエストパケットのパケットヘッダは、TTLを含み、
第1のBFRが、OAMリクエストパケットに従って、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するステップは、
第1のBFRは、TTLの値を所定値だけ減少させるステップと、
第1のBFRが、所定値が減少された後に取得されたTTLの値が0に到達すると判定し、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するステップと、
を含む。
第4の態様の第4の可能な実現方式を参照して、第5の可能な実現方式では、当該方法は更に、
第1のBFRが、所定値が減少された後に取得されたTTLの値が0に到達していないと判定し、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRでないと判定するステップと、
第1のBFRが、OAMリクエストパケットを少なくとも1つのBFERに送信するステップと、
を含む。
第4の態様又は第4の態様の第1、第2、第3、第4若しくは第5の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第6の可能な実現方式では、第1のBFRが、BFIRのIDに従って第1のOAMレスポンスパケットを取得するステップは更に、
第1のBFRが、BFIRのIDに従って、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を取得するステップと、
第1のBFRが、BFIRに対応するビット列に従って第2のOAMレスポンスパケットを取得するステップであって、第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダは、BFIRに対応するビット列及び第1のBFRのIDを含み、第2のOAMレスポンスパケットのペイロードはOAMパケットを含む、取得するステップと、
第1のBFRが、BFIRに対応する設定識別子に従って、BIER-MPLS Labelを第2のOAMレスポンスパケットに挿入することによって、第1のOAMレスポンスパケットを取得するステップであって、BIER-MPLS Labelは、BFIRに対応する設定識別子に対応するラベルを含む、取得するステップと、
を含む。
第4の態様の第6の可能な実現方式を参照して、第7の可能な実現方式では、第1のBFRが、BFIRのIDに従って第1のOAMレスポンスパケットを取得するステップは更に、
第1のBFRが、第2のBFRのIDを取得するステップであって、第2のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの前のホップである、取得するステップと、
第1のBFRが、第2のBFRのIDを第2のOAMレスポンスパケットのペイロードに加えるステップと、
を含む。
第4の態様又は第4の態様の第1、第2、第3、第4、第5、第6若しくは第7の可能な実現方式を参照して、第4の態様の第8の可能な実現方式では、OAMレスポンスパケットは、第1のビット及び第2のビットを含み、第1のビットは、OAMパケットとしてOAMレスポンスパケットを識別するのに利用され、第2のビットは、レスポンスとしてOAMレスポンスパケットのタイプを識別するのに利用される。
本発明の実施例において提供される方法及び装置によると、BFIRは、BIERネットワークにおける1つ以上のBFERにOAMリクエストパケットを送信してもよく、OAMリクエストパケットは、1つ以上のBFERに対応する1つ以上のビット列及び設定識別子を含み、BIERネットワークにおけるBFRは、ビット列及び設定識別子に従って対応するBFERにOAMリクエストパケットを転送してもよい。これは、BFIRが送信失敗を、当該失敗がマルチキャストパケットの送信中に発生したときに当該失敗を診断又は処理することができないという問題を解決する。BFIRは、OAMリクエストパケットを用いることによって、1つ以上のBFERに対して接続性テスト及び/又は失敗特定を実行してもよく、それはリソース消費を低減し、テスト効率を向上させることを支援する。
図1は、本発明の実施例によるBIERネットワークの概略図である。 図2は、本発明の実施例によるBFIRの構成ブロック図である。 図3は、本発明の他の実施例によるBFIRの構成ブロック図である。 図4は、本発明の実施例によるBFRの構成ブロック図である。 図5は、本発明の他の実施例によるBFRの構成ブロック図である。 図6は、本発明の実施例によるBFIRの構成ブロック図である。 図7は、本発明の他の実施例によるBFRの構成ブロック図である。 図8は、本発明の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートである。 図9は、本発明の他の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートである。 図10Aは、本発明の更なる他の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートを示す。 図10Bは、本発明の更なる他の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートを示す。 図10Cは、本発明の更なる他の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートを示す。 図11Aは、本発明の更なる他の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートを示す。 図11Bは、本発明の更なる他の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートを示す。 図11Cは、本発明の更なる他の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートを示す。 図12は、本発明の実施例によるOAMパケットヘッダの概略図である。 図13は、本発明の実施例によるOAMパケットのペイロードエリアの概略図である。 図14は、本発明の実施例によるTLVの概略図である。
当業者が本発明の解決策をより良く理解することを可能にするため、以下は、添付図面及び実現方式を参照して本発明の実施例をより詳細に説明する。
BIERネットワークは、複数のBFRを含んでもよい。複数のビットフォワーディングルータは、マルチキャストパケットの伝送リンク上のBFRの位置に従って、BFIR、中間BFR及びBFERに分類されうる。図1に示されるように、本発明の実施例において提供されるBIERネットワークは、BFIR、中間BFR1、第1のBFER、中間BFR2及び第2のBFERを含む。BFIRは中間BFR1に接続されてもよく、中間BFR1は第1のBFERに接続されてもよく、中間BFR1はBFIRと第1のBFERとの間のリンク上のBFRであってもよい。BFIRは中間BFR2に接続されてもよく、中間BFR2は第2のBFERに接続されてもよく、中間BFR2はBFIRと第2のBFERとの間のリンク上のBFRであってもよい。
BIERネットワークにおける各BFRはIDを有する。BFRのIDは、BIERネットワークにおけるBFRの身元を識別するのに利用され、BFRに割り当てられる情報であってもよい。BFRのIDとBFRのインターネットプロトコル(英語:Internet Protocol、略してIP)アドレスとの間には対応関係が存在しうる。BFRのIDは、BFRに対応する設定識別子とBFRに対応するビット列とを、計算によって取得するため利用されてもよく、すなわち、BFRのIDは設定識別子及びビット列に対応してもよい。例えば、BFRに対応する設定識別子及びBFRに対応するビット列が、BFRのIDに従って取得されてもよく、BFRのIDが、BFRに対応する設定識別子及びBFRに対応するビット列に従って取得されてもよい。
BFRに対応する設定識別子は、BFRのID及び所定値の倍数に従って決定された値であってもよく、ここで、所定値は256であってもよい。BFRに対応するビット列は256ビットを含み、BFRに対応するビット列にあって、BFRに対応するビットは1に設定される。当該ビットは、BFRを示すのに利用されてもよい。
例えば、BFRのIDが2である場合、0<2<255であるため、BFRに対応する設定識別子は0に設定されてもよく、BFRに対応するビット列における第2ビットは1に設定されてもよい。第2ビットは、BFRに対応するビット列の最上位ビット(英語:most significant bit、略してMSB)よりも1ビット低いビットであってもよく、すなわち、第2ビットは、MSBからLSBへの方向におけるMSBに対する2番目のビットであってもよい。あるいは、第2のビットは、BFRに対応するビット列の最下位ビット(英語:least significant bit、略してLSB)よりも1ビット高いビットであってもよく、すなわち、第2ビットは、LSBからMSBへの方向におけるLSBに対する2番目のビットであってもよい。第2ビットは、BIERネットワークにおけるビット列のビットの定義と一致してもよい。BFRに対応する設定識別子とBFRに対応するビット列との組み合わせが、BIERネットワークにおけるBFRを識別するのに利用されてもよい。
例えば、BFRのIDが258である場合、255<258<511であるため、BFRに対応する設定識別子は1であってもよく、BFRに対応するビット列の第3ビットは1に設定されてもよい。第3ビットは、BFRに対応するビット列の最上位ビット(英語:most significant bit、略してMSB)よりも2ビット低いビットであってもよく、すなわち、第3ビットは、MSBからLSBへの方向におけるMSBに対する3番目のビットであってもよい。あるいは、第3ビットは、BFRに対応するビット列の最下位ビット(英語:least significant bit、略してLSB)よりも2ビット高いビットであってもよく、すなわち、第3ビットは、LSBからMSBへの方向におけるLSBに対する3番目のビットであってもよい。第3ビットは、BIERネットワークにおけるビット列のビットの定義に一致してもよい。
例えば、複数のBFRが同じ設定識別子に対応し、ビット列に含まれる複数のビットが1に設定されている場合、ビット列は複数のBFRに対応してもよく、複数のビットが複数のBFRに一対一方式で対応する。
以下の説明の簡単化のため、第1のBFERと第2のBFERとの双方に対応する設定識別子は0であり、第1のBFERに対応するビット列の第2のビットは1に設定され、第2のBFERに対応するビット列の第3ビットは1に設定され、第1のBFERに対応するビット列と第2のBFERに対応するビット列とは同じビット列であると仮定される。
図1において、2つの中間BFRと2つのBFERのみがあることが、説明のための具体例として用いられる。しかしながら、特定の限定は実際のネットワークにおけるルータの数に課されない。
図2を参照して、図2は、本発明の実施例によるBFIRの構成ブロック図を示す。BFIRは、図1に示されるBFIRであってもよく、BFIRは、OAMテスト装置として更に参照されてもよい。BFIRは、第1の取得ユニット202及び第1の送信ユニット204を含む。
第1の取得ユニット202は、少なくとも1つのBFERのIDに従って第1のOAMリクエストパケットを取得するよう構成され、ここで、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRのID、設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、設定識別子は少なくとも1つのBFERに対応し、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用される。
図1は、具体例として用いられる。BFIRが第1のOAMリクエストパケットを第1のBFER及び第2のBFERに送信する必要がある場合、第1のOAMリクエストパケットにおける設定識別子は、第1のBFERに対応する設定識別子、すなわち、第2のBFERに対応する設定識別子であり、第1のOAMリクエストパケットにおける設定識別子は0である。第1のOAMリクエストパケットにおけるビット列に含まれる第2のビット及び第3のビットは1に設定される。
第1の送信ユニット204は、第1のOAMリクエストパケットを少なくとも1つのBFERに送信するよう構成される。
図1は、具体例として用いられる。BFIRが第1のOAMリクエストパケットを第1のBFER及び第2のBFERに送信する場合、第1のOAMリクエストパケットを受信した後、中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットにおける設定識別子及びビット列に従って第1のOAMリクエストパケットを第1のBFERに送信してもよい。第1のOAMリクエストパケットを受信した後、中間のBFR2は、第1のOAMリクエストパケットにおける設定識別子及びビット列に従って、第1のOAMリクエストパケットを第2のBFERに送信してもよい。
結論的に、本実施例において提供されるBFIRによると、第1のOAMリクエストパケットが少なくとも1つのBFERのIDに従って取得され、第1のOAMリクエストパケットが少なくとも1つのBFERに送信される。これは、BFIRがマルチキャストパケットの送信中に障害が発生したとき、BFIRが送信障害を診断又は処理できないという問題を解決し、これにより、BFIRとBFERとの間の接続性テストを実施し、複数のBFERが同時にテストされることを可能にする。
図3を参照して、図3は、本発明の実施例によるBFIRの構成ブロック図を示す。BFIRはBIERネットワークにある。BFIRは図1に示されるBFIRであってもよく、BFIRは更にパケット送信装置であってもよい。BFIRは、第1の取得ユニット202、第1の送信ユニット204及び第1の受信ユニット206を含む。
第1の取得ユニット202は、少なくとも1つのBFERのIDに従って第1のOAMリクエストパケットを取得するよう構成され、ここで、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRのID、設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、設定識別子は少なくとも1つのBFERに対応し、第1のOAMリクエストパケットはBFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用される。
第1の送信ユニット204は、第1のOAMリクエストパケットを少なくとも1つのBFERに送信するよう構成される。
任意的に、第1のOAMリクエストパケットは更にTLVを含み、TLVは、設定識別子、ビット列及びビット列の長さを搬送するのに利用される。
任意的に、第1の取得ユニット202は、具体的には、少なくとも1つのBFERのIDに従って設定識別子及びビット列を取得するよう構成され、
第1の取得ユニット202は、具体的には、ビット列に従って第2のOAMリクエストパケットを取得するよう構成され、第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダはビット列及びBFIRのIDを含み、第2のOAMリクエストパケットのペイロードはOAMパケットを含み、
第1の取得ユニット202は、具体的には、設定識別子に従って第1のBIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第1のOAMリクエストパケットを取得するよう構成され、第1のBIER-MPLS Labelは設定識別子に対応するラベルを含む。
任意的に、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRと第1のBFRとの間のリンク上の接続性テストに利用され、
第1の取得ユニット202は更に、所定のタイム・ツー・ライブ(英語:Time-To-Live、略してTTL)を第1のBIER-MPLS Labelに加えるよう構成され、TTLの値はNと所定値との積より大きく、Nは第1のOAMリクエストパケットのビットフォワーディングルータBFRの数であり、BFRはBFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上のデバイスであり、TTLの値は255であってもよい。
任意的に、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRと第1のBFRとの間のリンク上の接続性テストに利用され、第1のBFRは、BFIRと第1のBFERとの間のリンク上のデバイスであり、
第1の取得ユニット202は更に、第1のTTLを判定し、第1のTTLの値はMであり、Mは、第1のOAMリクエストパケットがBFIRから第1のBFRに到着する前のホップカウントを特定するのに利用され、第1のTTLを第1のOAMリクエストパケットに加えるよう構成される。
任意的に、第1の受信ユニット206は、第1のBFRから第1のOAMレスポンスパケットを受信するよう構成され、ここで、第1のOAMレスポンスパケットは、第3のBFRのID、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を含み、第3のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの前のホップであり、
第2の取得ユニットは更に、第1のOAMレスポンスパケット及び第1のTTLに従って第2のTTLを取得するよう更に構成され、ここで、第2のTTLの値は第1のTTLの値に所定値を加えた結果であり、
第3の取得ユニットは更に、第2のTTL及び設定識別子に従って第2のBIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第3のOAMリクエストパケットを取得するよう構成され、ここで、第2のBIER-MPLS Labelは設定識別子及び第2のTTLに対応するラベルを含み、第3のOAMリクエストパケットは、BFIRと第2のBFRとの間のリンクをテストするのに利用され、第2のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの次のホップである。
第2の取得ユニット、第3の取得ユニット及び第1の取得ユニット202は、同じユニットであってもよいし、あるいは異なるユニットであってもよい。図3において、3つのユニットが同じユニット、すなわち、第1の取得ユニット202であるということが、説明のための具体例として用いられる。
第2の送信ユニットは更に、第3のOAMリクエストパケットを第1のBFERに送信するよう構成される。
第2の送信ユニット及び第1の送信ユニット204は同じユニットであってもよいし、あるいは異なるユニットであってもよい。図3において、2つのユニットが同じユニット、すなわち、第1の送信ユニット204であるということが、説明のための具体例として用いられる。
さらに、第2のBFRはBFERである。
任意的に、少なくとも1つのBFERは、第1のBFERを含み、BFIRは更に、
第1のBFERからOAMレスポンスパケットを受信するよう構成される第2の受信ユニットであって、OAMレスポンスパケットは、第1のBFERのID、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を含む、第2の受信ユニットを含む。
第2の受信ユニット及び第1の受信ユニット206は、同じユニットであってもよいし、あるいは異なるユニットであってもよい。図3において、2つのユニットが同じユニット、すなわち、第1の受信ユニット206であるということが、説明のための具体例として用いられる。
任意的に、第2のOAMリクエストパケットは、第1のビット及び第2のビットを含み、第1のビットは、OAMパケットとして第2のOAMリクエストパケットを識別するのに利用され、第2のビットは、リクエストとして第2のOAMリクエストパケットのタイプを識別するのに利用される。
結論的に、本実施例において提供されるBFIRによると、第1のOAMリクエストパケットが少なくとも1つのBFERのIDに従って取得され、第1のOAMリクエストパケットが少なくとも1つのBFERに送信される。これは、BFIRがマルチキャストパケットの送信中に障害が発生したとき、BFIRが送信障害を診断又は処理できないという問題を解決し、これにより、BFIRは、OAMパケットを利用することによってBFERとの接続性をテストすることができ、同時に複数のBFERを診断することができる。
本実施例では、パケットのパケットヘッダにおける第1のビットが更に設定され、当該パケットを受信すると、BFRは、第1のビットを利用することによってOAMパケットとしてパケットを識別可能であり、これにより、BFRはOAMパケットとBIERマルチキャストパケットとを迅速に区別し、これにより、BFRの転送効率を向上させる。
本実施例では、OAMリクエストパケットを受信した後、BFRは更にOAMリクエストパケットに従ってOAMレスポンスパケットを生成し、タイムスタンプ、リプライコード及びシリアルナンバーなどの情報をOAMレスポンスパケットに加え、これにより、OAMレスポンスパケットを受信すると、BFIRは、OAMレスポンスパケットにおける情報に従ってネットワーク遅延などの状況を知ることができ、これにより、OAMパケットの利用シナリオを増大させる。
図4を参照して、図4は、本発明の実施例による第1のBFRの構成ブロック図を示す。第1のBFRは、BIERネットワークにおいて利用される。第1のBFRは、図1に示される中間のBFR1、中間のBFR2、第1のBFER又は第2のBFERであってもよい。第1のBFRは更にOAMテスト装置として参照されてもよい。第1のBFRは、
ビットフォワーディングイングレスルータBFIRから運用管理保守OAMリクエストパケットを受信するよう構成される受信ユニット402であって、OAMリクエストパケットは、BFIRの識別子ID、少なくとも1つのビットフォワーディングエグレスルータBFERに対応する設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、OAMリクエストパケットは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用される、受信ユニット402と、
OAMリクエストパケットに従って、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するよう構成されるデスティネーション判定ユニット404と、
BFIRのIDに従って第1のOAMレスポンスパケットを取得するよう構成される第1の取得ユニット406であって、第1のOAMレスポンスパケットは、第1のBFRのIDと、BFIRに対応する設定識別子及びビット列とを含む、第1の取得ユニット406と、
第1のOAMレスポンスパケットをBFIRに送信するよう構成される第1の送信ユニット408と、
を有する。
結論的に、本実施例において提供される第1のBFRによると、BFIRからのOAMリクエストパケットが、第1のBFRを用いることによって受信され、OAMリクエストパケットに従って、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定され、OAMレスポンスパケットがBFIRのIDに従って取得され、OAMレスポンスパケットがBFIRに送信される。これは、BFIRがマルチキャストパケットの送信中に障害が発生したとき、BFIRが送信障害を診断又は処理できないという問題を解決し、これにより、BFIRは、OAMパケットを用いることによって、BFERとの接続性をテストすることができ、複数のBFERを同時に診断することができる。
図5を参照して、図5は、本発明の実施例による第1のBFRの構成ブロック図を示す。第1のBFRはBIERネットワークにおいて利用される。第1のBFRは、図1に示される中間のBFR1、中間のBFR2、第1のBFER又は第2のBFERであってもよい。第1のBFRは更にOAMテスト装置として参照されてもよい。第1のBFRは、
ビットフォワーディングイングレスルータBFIRから運用管理保守OAMリクエストパケットを受信するよう構成される受信ユニット402であって、OAMリクエストパケットは、BFIRの識別子ID、少なくとも1つのビットフォワーディングエグレスルータBFERに対応する設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、OAMリクエストパケットは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用される、受信ユニット402と、
OAMリクエストパケットに従って、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するよう構成されるデスティネーション判定ユニット404と、
BFIRのIDに従って第1のOAMレスポンスパケットを取得するよう構成される第1の取得ユニット406であって、第1のOAMレスポンスパケットは、第1のBFRのIDと、BFIRに対応する設定識別子及びビット列とを含む、第1の取得ユニット406と、
第1のOAMレスポンスパケットをBFIRに送信するよう構成される第1の送信ユニット408と、
を有する。
任意的な実施例では、第1のBFRは、例えば、図1における第1のBFERなど、少なくとも1つのBFERのうちのBFERである。
デスティネーション判定ユニット404は、具体的には、OAMリクエストパケットに含まれる設定識別子及びビット列に従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定するよう構成され、
デスティネーション判定ユニット404は、具体的には、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するよう構成される。
さらに、OAMリクエストパケットは更に、タイプレングス値TLVを含み、TLVは、設定識別子、ビット列及びビット列の長さを搬送するのに利用され、第1のBFRは更に、
OAMリクエストパケットに含まれるTLVに従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定するよう構成される検証ユニット405を含み、
検証ユニット405は、OAMリクエストパケットのデスティネーションBFRが第1のBFRであると検証するよう構成される。
さらに、検証ユニット405は更に、TLVにおいて搬送される設定識別子、ビット列及びビット列の長さに従って、少なくとも1つのBFERのIDを取得するよう構成され、
検証ユニット405は更に、第1のBFRのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれているか確認するよう構成され、
第1のBFRのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれる場合、検証ユニット405は更に、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定するよう構成される。
他の任意的な実施例では、第1のBFRは、例えば、図1における中間のBFR1など、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上のBFRである。OAMリクエストパケットのパケットヘッダは、タイム・ツー・ライブTTLを含み、
デスティネーション判定ユニット404は更に、TTLの値を所定値だけ減少させるよう構成され、
デスティネーション判定ユニット404は更に、所定値が減少された後に取得されるTTLの値が0に到達したと判定し、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するよう構成される。
任意的に、第1のBFRは更に、第2の送信ユニットを含み、デスティネーション判定ユニット404は更に、所定値が減少された後に取得されるTTLの値が0に到達しないと判定し、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRでないと判定するよう構成され、
第2の送信ユニットは更に、OAMリクエストパケットを少なくとも1つのBFERに転送するよう構成される。
第2の送信ユニット及び第1の送信ユニット408は、同一のユニットであってもよいし、あるいは、異なるユニットであってもよい。図5において、2つのユニットが同じユニット、すなわち、第1の送信ユニット408であるということは、説明のための具体例として用いられる。
更なる実施例では、第1の取得ユニット406は、具体的には、BFIRのIDに従って、BFIRに対応する設定識別子及びビット列を取得するよう構成され、
第1の取得ユニット406は、具体的には、BFIRに対応するビット列に従って第2のOAMレスポンスパケットを取得するよう構成され、第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダは、BFIRに対応するビット列及び第1のBFRのIDを含み、第2のOAMレスポンスパケットのペイロードはOAMパケットを含み、
第1の取得ユニット406は、具体的には、BFIRに対応する設定識別子に従って、ビット・インデックスド・イクスプリシット・レプリケーション・マルチプロトコル・ラベル・スイッチング・ラベルBIER-MPLS Labelを第2のOAMレスポンスパケットに挿入することによって、第1のOAMレスポンスパケットを取得するよう構成され、BIER-MPLS Labelは、BFIRに対応する設定識別子に対応するラベルを含む。
任意的に、第1の取得ユニット406は更に、第2のBFRのIDを取得するよう構成され、第2のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの前のホップであり、
第1の取得ユニット406は更に、第2のBFRのIDを第2のOAMレスポンスパケットのペイロードに加えるよう構成される。
OAMレスポンスパケットは、第1のビット及び第2のビットを含み、第1のビットは、OAMパケットとしてOAMレスポンスパケットを識別するのに利用され、第2のビットは、レスポンスとしてOAMレスポンスパケットのタイプを識別するのに利用される。
結論的に、本実施例によると、BFIRからのOAMリクエストパケットが受信され、OAMリクエストパケットに従って、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定され、OAMレスポンスパケットがBFIRのIDに従って取得され、OAMレスポンスパケットがBFIRに送信される。これは、BFIRがマルチキャストパケットの送信中に障害が発生したとき、BFIRが送信障害を診断又は処理できないという問題を解決し、これにより、接続性テストがOAMパケットを用いることによって実現でき、複数のBFERが同時に診断できる。
本実施例では、OAMリクエストパケットのBIER-MPLS LabelのTTLは更に異なる値に設定され、これにより、BFIRはフォワーディングパス上の各BFRをテストでき、フォワーディングの障害が迅速に特定できる。
本実施例では、OAMリクエストパケットを受信した後、BFRは更に、OAMリクエストパケットに従ってOAMリプライパケットを生成し、タイムスタンプ、リプライコード及びシリアルナンバーなどの情報をOAMリプライパケットに加え、OAMリプライパケットを受信すると、BFIRはOAMリプライパケットにおける情報を分析でき、これにより、OAMパケットの利用シナリオを増大させる。
図6を参照して、図6は、本発明の実施例によるBFIRのブロック図を示す。BFIRは図1におけるBFIRであってもよい。BFIRは、プロセッサ610、少なくとも1つのネットワークインタフェース620及びメモリ630を含んでもよい。プロセッサ610は、少なくとも1つのネットワークインタフェース620及びメモリ630に別々に電気的に接続される。メモリ630は1つ以上の命令を記憶し、プロセッサ610は1つ以上の命令を実行するよう構成される。
プロセッサ610は、少なくとも1つのビットフォワーディングエグレスルータBFERの識別子IDに従って第1の運用管理保守OAMリクエストパケットを取得するよう構成され、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRのID、設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、設定識別子は少なくとも1つのBFERに対応し、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用され、
プロセッサ610は、ネットワークインタフェース620を用いることによって、第1のOAMリクエストパケットを少なくとも1つのBFERに送信するよう構成される。
任意的に、第1のOAMリクエストパケットは更にタイプレングス値TLVを含み、TLVは、設定識別子、ビット列及びビット列の長さを搬送するのに利用される。
任意的に、プロセッサ610は、少なくとも1つのBFERのIDに従って設定識別子及びビット列を取得し、ビット列に従って第2のOAMリクエストパケットを取得し、第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダはビット列及びBFIRのIDを含み、第2のOAMリクエストパケットのペイロードはOAMパケットを含み、設定識別子に従って第1のビット・インデックスド・イクスプリシット・レプリケーション・マルチプロトコル・ラベル・スイッチング・ラベルBIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第1のOAMリクエストパケットを取得するよう構成され、第1のBIER-MPLS Labelは設定識別子に対応するラベルを含む。
任意的に、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRと第1のBFRとの間のリンクをテストするのに利用され、第1のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上のデバイスであり、
プロセッサ610は更に、BFIRが第1のTTLを判定し、第1のTTLの値はMであり、Mは、第1のOAMリクエストパケットがBFIRから第1のBFRに到着する前のホップカウントを特定するのに利用され、第1のTTLを第1のOAMリクエストパケットに加えるよう構成される。
任意的に、プロセッサ610は更に、ネットワークインタフェース620を用いることによって、第1のBFRから第1のOAMレスポンスパケットを受信するよう構成され、第1のOAMレスポンスパケットは、第3のBFRのID、第1のBFRのID、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を含み、第3のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの前のホップであり、
プロセッサ610は更に、第1のOAMレスポンスパケット及び第1のTTLに従って第2のTTLを取得するよう構成され、第2のTTLの値は第1のTTLの値に所定値を加えた結果であり、
プロセッサ610は更に、第2のTTL及び設定識別子に従って第2のBIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第3のOAMリクエストパケットを取得するよう構成され、第2のBIER-MPLS Labelは設定識別子及び第2のTTLに対応するラベルを含み、第3のOAMリクエストパケットは、BFIRと第2のBFRとの間のリンクをテストするのに利用され、第2のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの次のホップであり、
プロセッサ610は更に、ネットワークインタフェース620を用いることによって、第3のOAMリクエストパケットを第2のBFERに送信するよう構成される。
任意的に、第2のBFRはBFERである。
任意的に、プロセッサ610は更に、ネットワークインタフェース620を用いることによって、第1のBFERからOAMレスポンスパケットを受信するよう構成され、OAMレスポンスパケットは、第1のBFERのID、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を含む。
任意的に、第2のOAMリクエストパケットは、第1のビット及び第2のビットを含み、第1のビットは、OAMパケットとして第2のOAMリクエストパケットを識別するのに利用され、第2のビットは、リクエストとして第2のOAMリクエストパケットのタイプを識別するのに利用される。
図7を参照して、図7は、本発明の実施例によるBFRのブロック図を示す。BFRは、図1に示される中間のBFR1、中間のBFR2、第1のBFER又は第2のBFERであってもよい。BFRは、プロセッサ710、少なくとも1つのネットワークインタフェース720及びメモリ730を含んでもよい。プロセッサ710は、少なくとも1つのネットワークインタフェース720及びメモリ730に別々に電気的に接続される。メモリ730は1つ以上の命令を記憶し、プロセッサ710は1つ以上の命令を実行するよう構成される。
プロセッサ710は、ネットワークインタフェース720を用いることによって、ビットフォワーディングイングレスルータBFIRから運用管理保守OAMリクエストパケットを受信するよう構成され、OAMリクエストパケットは、BFIRの識別子ID、設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、設定識別子は少なくとも1つのBFERに対応し、OAMリクエストパケットは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用され、
プロセッサ710は、OAMリクエストパケットに従って、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するよう構成され、
プロセッサ710は、BFIRのIDに従って第1のOAMレスポンスパケットを取得するよう構成され、OAMレスポンスパケットは、第1のBFRのID、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を含み、
プロセッサ710は、ネットワークインタフェース720を用いることによって、第1のOAMレスポンスパケットをBFIRに送信するよう構成される。
任意的に、第1のBFRは、例えば、図1における第1のBFERなど、少なくとも1つのBFERのうちのBFERである。
プロセッサ710は、OAMリクエストパケットに含まれる設定識別子及びビット列に従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定するよう構成され、
プロセッサ710は、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するよう構成される。
任意的に、OAMリクエストパケットは更にTLVを含み、TLVは、少なくとも1つのBFERに対応する設定識別子及びビット列と、ビット列の長さとを搬送するのに利用される。
プロセッサ710は、具体的には、OAMリクエストパケットに含まれるTLVに従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定するよう構成され、第1のBFRは、OAMリクエストパケットのデスティネーションBFRが第1のBFRであると検証する。
さらに、プロセッサ710は、具体的には、TLVにおいて搬送される設定識別子、ビット列及びビット列の長さに従って、少なくとも1つのBFERのIDを取得し、第1のBFRのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれているか確認し、第1のBFRのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれる場合、少なくとも1つのBFERが第1のBFRを含むと判定するよう構成される。
任意的に、第1のBFRは、例えば、図1における中間のBFR1など、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上のBFRである。OAMリクエストパケットのパケットヘッダは、TTLを含み、
プロセッサ710は、TTLの値を所定値だけ減少させ、所定値が減少された後に取得されるTTLの値が所定の閾値に到達したと判定された場合、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定するよう構成される。
プロセッサ710は、所定値が減少された後に取得されるTTLの値が所定の閾値に到達しないと判定された場合、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRでないと判定するよう構成され、
プロセッサ710は、ネットワークインタフェース720を用いることによって、OAMリクエストパケットを少なくとも1つのBFERに送信するよう構成される。
プロセッサ710は、具体的には、
BFIRのIDに従って、BFIRに対応する設定識別子及びビット列を取得し、
BFIRに対応するビット列に従って第2のOAMレスポンスパケットを取得し、第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダは、BFIRに対応するビット列及び第1のBFRのIDを含み、第2のOAMレスポンスパケットのペイロードはOAMパケットを含み、
BFIRに対応する設定識別子に従って、ビット・インデックスド・イクスプリシット・レプリケーション・マルチプロトコル・ラベル・スイッチング・ラベルBIER-MPLS Labelを第2のOAMレスポンスパケットに挿入することによって、第1のOAMレスポンスパケットを取得するよう構成され、BIER-MPLS Labelは、BFIRに対応する設定識別子に対応するラベルを含む。
プロセッサ710は、具体的には、第2のBFRのIDを取得するよう構成され、第2のBFRは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンク上の第1のBFRの前のホップであり、
プロセッサ710は、具体的には、第2のBFRのIDを第2のOAMレスポンスパケットのペイロードに加えるよう構成される。
任意的に、OAMレスポンスパケットは、第1のビット及び第2のビットを含み、第1のビットは、OAMパケットとしてOAMレスポンスパケットを識別するのに利用され、第2のビットは、レスポンスとしてOAMレスポンスパケットのタイプを識別するのに利用される。
本発明の本実施例において提供されるOAMパケットは、OAMリクエストパケットとOAMレスポンスパケットとに分類されてもよく、OAMリクエストパケットのパケットコンテンツの構成はOAMレスポンスパケットのものと同様であり、これらのそれぞれはOAMパケットヘッダ及びペイロードを含む。
OAMパケットヘッダは、バージョン情報、プロトコルタイプ、長さ、エントロピー、ビット列、リザーブドエリア及びビットフォワーディングイングレスルータ識別子を含んでもよい。OAMパケットヘッダの構成は、図12に示されうる。
バージョン情報:バージョン情報は、一般にIPパケットヘッダとの混同を回避するため、0に設定される。
プロトコルタイプ:プロトコルタイプフィールドは、パケットにおけるペイロードのタイプを識別するのに利用される。
長さ:長さは、ビット列の長さを識別するのに利用される。例えば、長さが1であるとき、それは、ビット列の長さが64ビットであることを示し、長さが2であるとき、それは、ビット列の長さが128ビットであることを示す。
エントロピー:このフィールドは、ロードバランシングを実現するのに利用される。
ビット列:ビット列は、OAMパケットのBIER-MPLS Labelにおいて搬送される設定識別子と共に、OAMパケットのデスティネーションBFERを示すのに利用される。
リザーブドエリア:このフィールドは、自発的に設定されてもよい。例えば、本発明の本実施例では、第1のビットはリザーブドエリアから分離されてもよく、設定されると、すなわち、0から1に設定されると、第1のビットは、OAMパケットとして現在のパケットを識別するのに利用される。
ビットフォワーディングイングレスルータ識別子:このフィールドは、一般にOAMリクエストパケットを送信するBFIRの識別子、すなわち、BFIRのIDを記憶するのに利用される。
OAMパケットのペイロードエリアは、バージョンナンバー、パケットタイプ、リザーブドエリア、リプライモード、リプライコード、ビットフォワーディングルータ識別子、前のホップのビットフォワーディングルータ識別子、送信機識別子、シリアルナンバー、送信タイムスタンプ、受信タイムスタンプ及びタイプ長値を含んでもよい。ペイロードエリアの構成が図13に示されてもよい。
バージョンナンバー:このフィールドは、バージョンナンバー情報を記憶するのに利用される。
パケットタイプ:このフィールドは、第2のビットを含み、第2のビットは、OAMパケットのパケットタイプを識別するのに利用され、パケットタイプは、リクエストタイプ及びレスポンスタイプを含む。第2のビットが0に設定されるとき、それは、パケットタイプがリクエストタイプであることを示し、すなわち、OAMパケットはOAMリクエストパケットであり、第2のビットが1に設定されるとき、それは、パケットタイプがレスポンスタイプであることを示し、すなわち、OAMパケットはOAMレスポンスパケットである。
リザーブドエリア:このフィールドは、自発的に設定されてもよい。
リプライモード:このフィールドは、OAMレスポンスパケットのプロトコルを記憶するのに利用される。BIERプロトコルが、本発明の本実施例における説明のための具体例として用いられ、それは、本発明に対する限定を構成しない。
リプライコード:それは、BFRがOAMパケットに対するテストを実行した後に生成されるコードであり、各リプライコードはテスト結果に対応する。
ビットフォワーディングルータ識別子:OAMパケットがOAMリプライパケットであるとき、このフィールドは、OAMレスポンスパケットを送信するBFRの識別子を記憶する。
前のホップのビットフォワーディングルータ識別子:OAMパケットがOAMレスポンスパケットであるとき、このフィールドは、OAMレスポンスパケットを送信するBFRの前のホップのBFRの識別子を記憶する。
送信機識別子:OAMリクエストパケットを送信するビットフォワーディングイングレスルータの識別子
シリアルナンバー:このフィールドは、異なるOAMパケットを区別するのに利用され、OAMリクエストパケット及び対応するOAMレスポンスパケットは異なるシリアルナンバーを有する。
送信タイムスタンプ:それは、OAMパケットが送信される時間を記録するのに利用される。
受信タイムスタンプ:それは、OAMパケットが受信された時間を記録するのに利用される。
タイプ長値:このフィールドは、設定識別子、ビット列及びビット列の長さを搬送し、タイプ長値は、現在のBFRがOAMリクエストパケットのデスティネーションBFERであるかテストするのに利用される。
タイプ長値は、タイプ(英語:Type)、TLVの長さ(英語:Length)、設定識別子、ビット列の長さ(BitStringLength)及びビット列を含む。タイプ長値の構成は、図14に示されうる。
タイプは、タイプ長値フィールドに含まれる情報を識別するのに利用される。タイプが1に設定されるとき、それは、タイプ長値フィールドが設定識別子及びビット列を含むことを示す。
他の実現方式では、タイプ長値は代替的に通知用の2つのタイプ長値に分類されてもよく、一方は設定識別子を搬送するタイプ長値であり、他方はビット列を搬送するタイプ長値であることが留意されるべきである。本発明の本実施例は、それに対して限定を課していないが、具体例として図14のみを用いることによって例示的な説明を与える。
MPLSカプセル化は更に上記のOAMパケットに対して実行される必要があり、対応するBIER-MPLS LabelがOAMパケットに挿入される必要があり、最終的なOAMリクエストパケット又は最終的なOAMリプライパケットを取得することが更に留意されるべきである。
BIER-MPLS Labelは、主としてラベル及びタイム・ツー・ライブ(英語:Time-To-Live、略してTTL)を含む。ラベルは、OAMパケットのデスティネーションBFRの設定識別子に対応するラベルである。TTLは、OAMパケットが1つのBFRを通過する毎に所定値だけ減少される値である。例えば、TTLは、OAMパケットが1つのBFRを通過する毎に1だけ減少される。TTLの値が0に減少されると、OAMパケットが現在配置されるBFRは、OAMパケットにおけるパケットコンテンツを処理する必要がある。OAMパケットがOAMリクエストパケットである場合、現在のBFRがOAMリクエストパケットにおける情報を記録するか、あるいは、OAMパケットがOAMリプライパケットである場合、現在のBFRがOAMリクエストパケットに従ってOAMリプライパケットを生成する。
図8を参照して、図8は、本発明の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートを示す。本実施例では、OAMテスト方法が図1に示されるBFIRに適用されることが、説明のための具体例として用いられ、当該方法は以下のステップを含んでもよい。
ステップ802:少なくとも1つのBFERのIDに従って、第1のOAMリクエストパケットを取得し、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRのID、設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、設定識別子は少なくとも1つのBFERに対応し、第1のOAMリクエストパケットはBFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用される。
ステップ804:第1のOAMリクエストパケットを少なくとも1つのBFERに送信し、OAMリクエストパケットはBFIRとBFERとの間の接続状態をテストするのに利用される。
結論的に、本実施例において提供されるOAMテスト方法によると、第1のOAMリクエストパケットが少なくとも1つのBFERのIDに従って取得され、OAMリクエストパケットが少なくとも1つのBFERに送信され、OAMリクエストパケットはBFIRとBFERとの間の接続状態をテストするのに利用される。これは、マルチキャストパケットの送信中に障害が発生したとき、BFIRが送信障害を診断又は処理できないという問題を解決し、これにより、接続性テストがOAMパケットを用いることによって実現可能であり、複数のBFERが同時に診断できる。
図9を参照して、図9は、本発明の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートを示す。本実施例では、OAMテスト方法が図1に示される中間のBFR又はBFERに適用されることが、説明のための具体例として用いられ、当該方法は以下のステップを含んでもよい。
ステップ902:BFIRからOAMリクエストパケットを受信し、OAMリクエストパケットは、BFIRのID、設定識別子及び少なくとも1つのBFERに対応するビット列を含み、設定識別子は少なくとも1つのBFERに対応し、OAMリクエストパケットは、BFIRと少なくとも1つのBFERとの間のリンクをテストするのに利用される。
ステップ904:OAMリクエストパケットに従って、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定する。
ステップ906:BFIRのIDに従ってOAMレスポンスパケットを取得し、OAMレスポンスパケットは、第1のBFRのID、BFIRに対応する設定識別子及びBFIRに対応するビット列を含む。
ステップ908:OAMレスポンスパケットをBFIRに送信する。
結論的に、本実施例において提供されるOAMテスト方法によると、OAMリクエストパケットがBFERから受信され、OAMリクエストパケットに従って、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定され、OAMレスポンスパケットがBFIRのIDに従って取得され、OAMレスポンスパケットがBFIRに送信される。これは、マルチキャストパケットの送信中に障害が発生したとき、BFIRが送信障害を診断又は処理できないという問題を解決し、これにより、接続性テストがOAMパケットを用いることによって実現可能であり、複数のBFERが同時に診断できる。
上記のOAMパケットが、接続性テスト及びホップ単位テストのために利用されてもよい。接続性テストは、インターネットにおけるピング命令と同様のテスト機能を実現するため利用される。ホップ単位テストは、インターネットにおけるトレース命令と同様のテスト機能を実現するため利用される。
まず、OAMパケットの接続性テストに関する一例となる説明を与えるために実施例が利用される。
図10A~図10Cを参照して、図10A~図10Cは、本発明の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートを示す。本実施例では、OAMテスト方法が図1に示される実現環境に適用されることが、説明のための具体例として用いられる。当該方法は以下のステップを含んでもよい。
ステップ1001:BFIRは、少なくとも1つのBFERのIDに従って設定識別子及びビット列を取得する。
可能な実現方式として、BFIRは、マルチキャストフローオーバレイ(英語:Multicast Flow Overlay)から少なくとも1つのBFERのIPアドレスを取得してもよい。
BIERネットワークにおける各BFRは、BFRのものであるIDとIPアドレスとの間のマッピングテーブルを記憶する。従って、BFIRは、取得した少なくとも1つのIPアドレスに従って、各IPアドレスに対応するBFERのIDを検出し、IDに従って、各BFERに対応する設定識別子及びビット列を取得してもよい。1に設定されるとき、ビット列にあって、BFERに対応するビットがBFERを示すために利用される。BFRのものであるIDとIPアドレスとの間のマッピングテーブルのテーブル構成が、テーブル1に示されうる。
Figure 0007245288000001
例えば、BFIRは、マルチキャストフローオーバレイからIPアドレスBを取得し、IPアドレスBに従って、BFRの対応するIDが2である、すなわち、第1のBFERのIDが2であることを検出する。BIERネットワークにおいて規定されるビット列の長さは256ビットであると仮定される。ビット列の長さ及びIDに従う計算によって、第1のBFERに対応する設定識別子は0であり、対応するビット列の最初の252ビットは0であり、最後の4ビットは0010であり、すなわち、BFERに対応するビットはビット列における第2のビットである。
BFIRがマルチキャストフローオーバレイから複数のIPアドレスを取得すると、BFIRは、BFERに対応する設定識別子及びビット列を計算によって別々に取得し、設定識別子が同じである場合、複数のBFERに対応するビット列を取得するため、ビット列に対して総和演算を実行する。ビット列にあって、BFERに対応するビットは1に設定される。
例えば、BFIRは、マルチキャストフローオーバレイからIPアドレスB及びCを取得し、BFRの対応するIDが2及び3であること、すなわち、第1のBFERのIDが2であり、第2のBFERのIDが3であることを検出する。BIERネットワークにおいて規定されるビット列の長さが256ビットであると仮定される。ビット列の長さ及びIDに従う計算によって、第1のBFERに対応する設定識別子は0であり、対応するビット列の最後の4ビットは0010であり、第2のBFERに対応する設定識別子は0であり、対応するビット列の最後の4ビットは0100であることがわかる。第1のBFERと第2のBFERとの双方に対応するビット列を取得するため、第1のBFERと第2のBFERとのビット列に対して総和演算が実行され、ビット列の最後の4ビットは0110である。
ステップ1002:BFERは、ビット列に従って第2のOAMリクエストパケットを取得する。
第2のOAMリクエストパケットは、コンテンツ全体が完全には生成されていないOAMリクエストパケットであるとみなされてもよい。第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダは、最後のステップで取得され、少なくとも1つのBFER及びBFIRのIDに対応するビット列を含み、第2のOAMリクエストパケットのペイロードはOAMパケットを含む。
OAMリクエストパケットのソースを識別するために、BFIRは、BFIRのIDを取得し、第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダにIDを追加する必要がある。さらに、BFIRは更に、第2のOAMリクエストパケットのデスティネーションBFERを識別するため、第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダに少なくとも1つのBFERに対応するビット列を加える必要がある。
BIERネットワークにおけるBFRが受信パケットをOAMリクエストパケットとして識別することを可能にするため、BFIRは更に、第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダの第1のビットを設定し、すなわち、第1のビットを0から1に設定し、第2のOAMリクエストパケットの第2のビットにおけるリクエストタイプとしてパケットタイプを識別する必要がある。
任意的に、BFIRは更に、さらに、少なくとも1つのBFERに対応する設定識別子及びビット列を搬送するタイプ長値TLVを生成し、第2のOAMリクエストパケットにTLVを追加してもよい。
ステップ1003:BFIRは、設定識別子に従って第1のBIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第1のOAMリクエストパケットを取得し、第1のBIER-MPLS Labelは設定識別子に対応するラベルを含む。
BIER-MPLS Label(図12には図示せず)は、MPLSカプセル化がOAMパケットに対して実行されるとき、OAMパケットに挿入されるラベルであり、当該ラベルは少なくとも1つのBFERの設定識別子に対応し、BIER-MPLS LabelとBFERの設定識別子との間の対応関係が、テーブル2において示されうる。
Figure 0007245288000002
BFIRは、少なくとも1つのBFERの設定識別子に従って対応するBIER-MPLS Labelを決定し、BIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第1のOAMリクエストパケットを取得する。
BFIRが2つ以上のBFERへのリンクをテストする必要があるとき、2つ以上のBFERに対応する設定識別子が同じである場合、すなわち、本実施例に示される状況である場合、対応するBIER-MPLS Labelもまた同じであり、BFIRは、最初のOAMリクエストパケットを1つしか生成する必要がないことが留意されるべきである。しかしながら、2つ以上のBFERにそれぞれ対応する設定識別子が異なる場合、対応するBIER-MPLS Labelもまた異なり、BFIRは、同じ設定識別子に従って分類を実行し、同一の設定識別子を有するBFERに対してOAMリクエストパケットを生成する必要がある。BFERがn個のタイプに入る場合、n個のOAMリクエストパケットが生成され、各OAMリクエストパケットは、1つのタイプのBFERをテストするため利用される。
ステップ1004:BFIRは、第1のBIER-MPLS LabelのTTLを第1のOAMリクエストパケットに追加する。
TTLは、BIER-MPLS Labelのタイム・ツー・ライブであり、BIER-MPLS Labelが期限切れになっているかどうか識別するため利用される。TTLは、OAMリクエストパケットが1つのBFRを通過する毎に、所定値だけ減少させる必要がある。TTLが0に減少すると、それは、BIER-MPLS Labelが期限切れになったことを示し、OAMリクエストパケットが現在配置されるBFRは、OAMリクエストパケットに応答する必要がある。所定値は1以上の整数であり、通常は1である。
接続性テスト中、第1のOAMリクエストパケットがBFIRとBFERとの間のBFRに到着したときにTTLが既に0に減少されているため、第1のOAMリクエストパケットがBFERに転送できないことを回避するため、BFIRは、通常は第1のBIER-MPLS LabelのTTLを最大値に設定し、当該最大値は通常は255である。
この場合、BFIRは、第1のOAMリクエストパケットを取得し、第1のOAMリクエストパケットを用いることによって、BFIRと第1のBFERとの間のリンクをテストしてもよい。
中間のBFR1と中間のBFR2とによって第1のOAMリクエストパケットを処理する方式は同様であるため、第1のBFERと第2のBFERとによる第1のOAMリクエストパケットを処理する方式は同様である。説明の簡単のため、中間mpBFR1と第1のBFERとによる第1のOAMリクエストパケットを処理する方式のみが以下のステップにおいて説明される。
ステップ1005:BFIRは、第1のOAMリクエストパケットを中間のBFR1に送信する。
ステップ1006:中間のBFR1は、BFIRから第1のOAMリクエストパケットを受信する。
中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットのBIER-MPLS Labelに従って対応する設定識別子を決定し、中間のBFR1は更に、第1のOAMリクエストパケットのパケットヘッダからビット列を取得する。
中間のBFR1は、設定識別子及びビット列に従って少なくとも1つのデスティネーションBFERのIDを計算によって取得し、中間のBFR1のIDが少なくとも1つのデスティネーションBFERのIDであるか確認する。
第1のOAMリクエストパケットのデスティネーションBFERが第1のBFER及び第2のBFERであるため、中間のBFR1は、中間のBFR1が第1のOAMリクエストパケットのデスティネーションBFERでないことを確認する。
さらに、中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットにおけるBIER-MPLS LabelからTTLを取得し、TTLを所定値だけ減少させ、所定値が減少された後に取得されたTTLが0であるか判定する。結果となるTTLが0でない場合、第1のOAMリクエストパケットにおけるBIER-MPLS Labelに対してラベルスイッチングした後、中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットを次のホップのBFR、すなわち、第1のBFERに転送する。
すなわち、本実施例では、中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットにおけるBIER-MPLS Labelから、TTLが255であることを知り、TTLを1だけ減少させ、1が減少された後の結果となるTTL=244が0であるか判定する。結果となるTTLが0でない場合、第1のOAMリクエストパケットにおけるBIER-MPLS Labelに対してラベルスイッチングを実行した後、中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットを第1のBFERに送信する。
ラベルスイッチング技術については、MPLSラベルスイッチング技術を参照されたい。詳細は本明細書では説明されない。
ステップ1007:中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットを第1のBFERに送信する。
ステップ1008:第1のBFERは、第1のOAMリクエストパケットを受信する。
ステップ1009:第1のBFERは、第1のOAMリクエストパケットに従って、第1のOAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFERであると判定する。
本ステップは更に、以下のステップを含んでもよい。
1.第1のBFERは、第1のOAMリクエストパケットに含まれる設定識別子及びビット列に従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFERを含むと判定する。
第1のBFERは、第1のOAMリクエストパケットのビット列と、BIER-MPLS Labelに対応する設定識別子とを取得し、設定識別子及びビット列に従って少なくとも1つのデスティネーションBFERのIDを計算によって取得する。第1のBFERは、少なくとも1つのデスティネーションBFERのIDが現在のBFERのIDを含むか確認する。
2.第1のBFERは、第1のOAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFERであると判定する。
少なくとも1つのデスティネーションBFERのIDが現在のBFERのIDを含むと確認すると、すなわち、第1のOAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFERであると判定すると、第1のBFERは、第1のOAMリクエストパケットに応答する必要がある。
ステップ1010:第1のBFERは、BFIRのIDに従って、BFIRに対応する設定識別子及びビット列を取得する。
第1のOAMリクエストパケットを受信した後、第1のBFERは、BFERへのリンクが接続されていることをBFIRに通知するため、OAMレスポンスパケットが送信されるBFIRを知る必要がある。従って、第1のBFERは、第1のOAMリクエストパケットのパケットヘッダからBFIRのIDを取得し、当該IDに従ってBFIRに対応する設定識別子及びビット列を取得する必要がある。
ステップ1011:第1のBFERは、BFIRに対応するビット列に従って第2のOAMレスポンスパケットを取得する。
第2のOAMレスポンスパケットは、コンテンツ全体が完全には生成されていないOAMレスポンスパケットとしてみなされてもよい。第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダは、第1のBFIRに対応するビット列と、第1のBFERのIDとを含み、第2のOAMレスポンスパケットのペイロードは、OAMパケットを含む。
第1のBFERは、BFIRとして第2のOAMレスポンスパケットのデスティネーションBFRを識別するため、第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダにBFIRに対応するビット列を追加する。
第2のOAMレスポンスパケットのソースを識別するため、第1のBFERは、第1のBFERのIDを取得し、第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダにIDを追加する必要がある。さらに、第1のBFERは更に、第2のOAMレスポンスパケットのソースを第1のBFERとして識別するため、第1のBFERに対応するビット列を第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダに追加する必要がある。
BIERネットワークにおけるBFRが受信パケットをOAMレスポンスパケットとして識別することを可能にするため、第1のBFERは更に、第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダの第1のビットを設定し、すなわち、第1のビットを0から1に設定し、第2のOAMレスポンスパケットの第2のビットにおけるレスポンスタイプとしてパケットタイプを識別する必要がある。
任意的に、第1のBFERは更に中間のBFR1のIDを取得し、中間のBFR1は、BFIRと第1のBFERとの間のリンク上にあって、第1のBFERのものである前のホップBFRである。
第1のBFERは、中間のBFR1のIDを第2のOAMレスポンスパケットのペイロードにおける前のホップのビットフォワーディングルータフィールドに追加する。
本実施例は第1のBFERによる中間のBFR1のIDを取得する方式に対して限定を課さないことが留意されるべきである。可能な実現方式として、第1のOAMリクエストパケットを第1のBFERに送信する前に、中間のBFR1は、中間のBFR1のIDを第1のOAMリクエストパケットに追加してもよい。対応して、第1のBFERは、第1のOAMリクエストパケットから中間のBFR1のIDを取得してもよい。他の可能な実現方式として、第1のOAMリクエストパケットは、中間のBFR1によって第1のBFERに送信され、第1のOAMリクエストパケットのラベルは、中間のBFR1と第1のBFERとの間で合意されたラベルである。従って、第1のBFERはまた、ラベルを利用することによって、中間のBFR1のIDを知るようにしてもよい。
任意的に、第1のBFERは更に、OAMリクエストパケットにおけるTLVに従って、現在のBFERがOAMリクエストパケットのデスティネーションBFERであるか確認してもよく、それは以下のステップを含んでもよい。
1.第1のBFERは、OAMリクエストパケットに含まれるTLVに従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFERを含むと判定する。
第1のBFERは、TLVにおいて伝搬される設定識別子、ビット列及びビット列の長さに従って少なくとも1つのBFERのIDを取得し、第1のBFERは、第1のBFERのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれているか確認し、第1のBFERのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれる場合、第1のBFERは、OAMリクエストパケットに対応する少なくとも1つのデスティネーションBFERが第1のBFERを含むと判定する。
2.第1のBFERは、OAMリクエストパケットのデスティネーションBFRが第1のBFERであることを検証する。
この場合、第1のBFERは更に、検証結果に従って対応するリプライコードを生成してもよい。
例えば、リプライコード1は、第1のBFERがOAMリクエストパケットのデスティネーションBFRであることを示し、リプライコード0は、第1のBFERがOAMリクエストパケットのデスティネーションBFRではないことを示し、第1のBFERは、リプライコード1を生成し、リプライコード1を第2のOAMレスポンスパケットのペイロードにおけるリプライコードフィールドに追加する。
ステップ1012:第1のBFERは、BFIRに対応する設定識別子に従って、第2のOAMレスポンスパケットにBIER-MPLS Labelを挿入することによって、第1のOAMレスポンスパケットを取得する。
BIER-MPLS Labelは、BFIRに対応する設定識別子に対応するラベルを含む。
第1のBFERは、BFIRに対応する設定識別子に従って対応するBIER-MPLS Labelを決定し、BIER-MPLS Labelを第2のOAMレスポンスパケットに挿入することによって、MPLSカプセル化が実行される第1のOAMレスポンスパケットを取得する。
ステップ1013:第1のBFERは、第1のOAMレスポンスパケットにBIER-MPLS LabelのTTLを追加する。
第1のOAMレスポンスパケットがBFERとBFIRとの間のBFRに到着したとき、TTLは既に0に減少されているため、第1のOAMレスポンスパケットがBFIRに転送できないことを回避するため、第1のBFERは、TTLを最大値に設定する。通常、TTLは255に設定される。
ステップ1014:第1のBFERは、第1のOAMレスポンスパケットを中間のBFR1に送信する。
ステップ1015:中間のBFR1は、第1のOAMレスポンスパケットを受信する。
中間のBFR1は、第1のOAMレスポンスパケットのBIER-MPLS Labelに対応する設定識別子と、第1のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダにおけるビット列とを取得し、設定識別子及びビット列に従って計算によってBFIRのIDを取得し、中間のBFR1のIDがBFIRのIDと整合するか確認する。2つのIDが不整合であるとき、中間のBFR1は、第1のOAMレスポンスパケットのデスティネーションBFRが中間のBFR1でないと判定する。
さらに、中間のBFR1は、第1のOAMレスポンスパケットにおけるBIER-MPLS LabelからTTLを取得し、TTLを所定値だけ減少させ、所定値が減少された後に取得されるTTLが0であるか判定する。結果となるTTLが0でない場合、第1のOAMレスポンスパケットにおけるBIER-MPLS Labelに対してラベルスイッチングした後、中間のBFR1は、第1のOAMレスポンスパケットを次のホップのBFR、すなわち、BFIRに転送する。
ステップ1016:中間のBFR1は、第1のOAMレスポンスパケットをBFIRに送信する。
ステップ1017:BFIRは、第1のBFERから第1のOAMレスポンスパケットを受信する。
第1のOAMレスポンスパケットは、第1のBFERのIDと、BFIRに対応する設定識別子及びビット列とを含む。
BFIRは、第1のOAMレスポンスパケットのBIER-MPLS Labelに対応する設定識別子と、第1のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダにおけるビット列とを取得し、設定識別子及びビット列に従って計算によってBFIRのIDを取得し、BFIRのIDがBFIRのIDと整合しているか確認する。2つのIDが整合しているとき、BFIRは、第1のOAMレスポンスパケットのデスティネーションBFRがBFIRであると判定する。
BFIRが第1のOAMレスポンスパケットのデスティネーションBFRがBFIRであると判定すると、BFIRは、第1のOAMレスポンスパケットのパケットコンテンツを処理する。
BFIRは、第1のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダにおける第1のビットが設定されているか確認し、第1のビットが設定されていると確認すると、当該パケットがOAMパケットであると判定し、さらに、OAMパケットのパケットタイプがリプライタイプであると確認すると、BFIRは、当該OAMパケットが第1のOAMレスポンスパケットであると判定する。
パケットが第1のOAMレスポンスパケットであると判定すると、BFIRは更に、第1のOAMレスポンスパケットのペイロードに従ってタイムスタンプ及びリプライコードなどの情報を取得してもよい。
例えば、BFIRは、ペイロードにおけるタイムスタンプに従って第1のOAMレスポンスパケットの送信遅延を計算によって取得する。
他の例では、BFIRは、ペイロードにおけるリプライコードに従って第1のOAMリクエストパケットのテスト結果を取得してもよい。
更なる他の例として、BFIRは、第1のOAMリクエストパケットにおいて搬送される第1のBFIRのID、中間のBFR1のID及びリプライコードに従って第1のOAMリクエストパケットの送信パスなどの情報を知るようにしてもよい。
第1のOAMリクエストパケットを送信した後、BFIRは、タイマを設定し、所定の時間内にBFERから第1のOAMレスポンスパケットを受信しなかったとき、BFIRがBFERに接続されていないと判定してもよい。
中間のBFR2及び第2のBFERによる第1のOAMリクエストパケットを処理する方式は、ステップ1006~1017におけるものと同様であることが更に留意されるべきである。従って、図1に示されるネットワーク環境が故障していない場合、BFIRは、第1のOAMリクエストパケットを送信した後、第1のBFER及び第2のBFERから別々に第1のOAMレスポンスパケットを受信し、これにより、同時に複数のBFERに対する接続性テストを実現する。
結論的に、本実施例によると、第1のOAMリクエストパケットは、少なくとも1つのBFERのIDに従って取得され、OAMリクエストパケットは、少なくとも1つのBFERに送信され、OAMリクエストパケットは、BFIRとBFERとの間の接続状態をテストするのに利用される。これは、BFIRがマルチキャストパケットの送信中に障害が発生したときに送信障害を診断又は処理できないという問題を解決し、これにより、接続性テストがOAMパケットを用いることによって実現可能であり、複数のBFERが同時に診断できる。
本実施例では、パケットのパケットヘッダにおける第1のビットが更に設定され、当該パケットを受信すると、BFRは、第1のビットを用いることによって、当該パケットをOAMパケットとして識別することができ、これにより、BFRは、OAMパケットとBIERマルチキャストパケットとを迅速に区別し、これにより、BFRの転送効率を向上させる。
本実施例では、OAMリクエストパケットを受信した後、BFRは更に、OAMリクエストパケットに従ってOAMレスポンスパケットを生成し、タイムスタンプ、リプライコード、シリアルナンバーなどの情報をOAMレスポンスパケットに追加し、これにより、OAMレスポンスパケットを受信したとき、BFIRは、OAMレスポンスパケットにおける情報に従ってネットワーク遅延などの状況を知ることができ、これにより、OAMパケットの利用シナリオを増加させる。
以下において、OAMパケットのホップ単位テストに関する例示的な説明を与えるため、他の実施例が使用される。
図11A~図11Cに示されるように、図11A~図11Cは、本発明の更なる他の実施例によるOAMテスト方法の方法フローチャートを示す。本実施例では、OAMテスト方法が図1に示される実現環境に適用されることが、説明のための具体例として利用され、当該方法は以下のステップを含んでもよい。
ステップ1101:BFIRは、少なくとも1つのBFERのIDに従って設定識別子及びビット列を取得する。
可能な実現方式として、BFIRは、マルチキャストフローオーバレイ(英語:Multicast Flow Overlay)から少なくとも1つのBFERのIPアドレスを取得してもよい。
BIERネットワークにおける各BFRは、BFRのものであるIDとIPアドレスとの間のマッピングテーブルを記憶する。従って、BFIRは、取得した少なくとも1つのIPアドレスに従って各IPアドレスに対応するBFERのIDを検出し、当該IDに従って各BFERに対応する設定識別子及びビット列を取得してもよい。1に設定されるとき、ビット列にあって、BFERに対応するビットは、BFERを示すため利用される。BFRのものであるIDとIPアドレスとの間のマッピングテーブルのテーブル構成が、テーブル3に示される。
Figure 0007245288000003
例えば、BFIRは、マルチキャストフローオーバレイからIPアドレスBを取得し、IPアドレスBに従って、BFRの対応するIDが2である、すなわち、第1のBFERのIDが2であると検出する。BIERネットワークにおいて規定されるビット列の長さが256ビットであると仮定される。ビット列の長さとIDとに従う計算によって、第1のBFERに対応する設定識別子が0であり、対応するビット列の最初の252ビットが0であり、最後の4ビットが0010であり、すなわち、BFERに対応するビットがビット列における第2のビットであるとわかる。
BFIRがマルチキャストフローオーバレイから複数のIPアドレスを取得すると、BFIRは、BFERに対応する設定識別子及びビット列を計算によって別々に取得し、設定識別子が同じである場合、複数のBFERに対応するビット列を取得するため、ビット列に対して総和演算を実行する。ビット列にあって、BFERに対応するビットは1に設定される。
例えば、BFIRは、マルチキャストフローオーバレイからIPアドレスB及びCを取得し、BFRの対応するIDが2及び3であること、すなわち、第1のBFERのIDが2であり、第2のBFERのIDが3であることを検出する。BIERネットワークにおいて規定されるビット列の長さが256ビットであると仮定される。ビット列の長さ及びIDに従う計算によって、第1のBFERに対応する設定識別子が0であり、対応するビット列の最後の4ビットが0010であり、第2のBFERに対応する設定識別子が0であり、対応するビット列の最後の4ビットが0100であることがわかる。第1のBFER及び第2のBFERの双方に対応するビット列を取得するため、総和演算が第1のBFER及び第2のBFERのビット列に対して実行され、ビット列の最後の4ビットは0110である。
ステップ1102:BFIRは、ビット列に従って第2のOAMリクエストパケットを取得する。
第2のOAMリクエストパケットは、コンテンツ全体が完全には生成されていないOAMリクエストパケットとしてみなされてもよい。第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダは、最後のステップにおいて取得され、少なくとも1つのBFER及びBFIRのIDに対応するビット列を含み、第2のOAMリクエストパケットのペイロードはOAMパケットを含む。
OAMリクエストパケットのソースを識別するため、BFIRは、BFIRのIDを取得し、第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダに当該IDを追加する必要がある。さらに、BFIRは更に、第2のOAMリクエストパケットのデスティネーションBFERを識別するため、少なくとも1つのBFERに対応するビット列を第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダに追加する必要がある。
BIERネットワークにおけるBFRが受信パケットをOAMリクエストパケットとして識別することを可能にするため、BFIRは更に、第2のOAMリクエストパケットのパケットヘッダの第1のビットを設定し、すなわち、第1のビットを0から1に設定し、第2のOAMリクエストパケットの第2のビットにおいてリクエストタイプとしてパケットタイプを識別する必要がある。
任意的に、BFIRは更に、少なくとも1つのBFERに対応する設定識別子及びビット列を搬送するタイプ長値TLVを生成し、第2のOAMリクエストパケットにTLVを追加してもよい。
ステップ1103:BFIRは、設定識別子に従って第1のBIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第1のOAMリクエストパケットを取得する。
第1のBIER-MPLS Labelは、設定識別子に対応するラベルを含む。
BIER-MPLS Label(図12には図示せず)は、MPLSカプセル化がOAMパケットに対して実行されるとき、OAMパケットに挿入されるラベルであり、当該ラベルは、少なくとも1つのBFERの設定識別子に対応し、BIER-MPLS LabelとBFERの設定識別子との間の対応関係は、テーブル4に示されるものであってもよい。
Figure 0007245288000004
BFIRは、少なくとも1つのBFERの設定識別子に従って対応するBIER-MPLS Labelを決定し、BIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって第1のOAMリクエストパケットを取得する。
BFIRが2つ以上のBFERへのリンクをテストする必要があるとき、2つ以上のBFERに対応する設定識別子が同じである場合、すなわち、本実施例に示される状況である場合、対応するBIER-MPLS Labelもまた同じであり、BFIRは第1のOAMリクエストパケットを1つしか生成する必要がない。しかしながら、2つ以上のBFERにそれぞれ対応する設定識別子が異なる場合、対応するBIER-MPLS Labelもまた異なり、BFIRは同じ設定識別子に従って分類を実行し、同一の設定識別子を有するBFERに対してOAMリクエストパケットを生成する必要がある。BFERがn個のタイプに入る場合、n個のOAMリクエストパケットが生成され、各OAMリクエストパケットが、1つのタイプのBFERをテストするのに利用される。
ステップ1104:BFIRは第1のTTLを決定し、第1のTTLの値はMであり、Mは、第1のOAMリクエストパケットがBFIRから第1のBFRに到着する前のホップカウントを識別するため利用される。
ホップ単位テストは、各ホップに対するテストを必要とする。従って、図10A~図10Cにおける実施例と異なるステップとして、BFIRは、ホップ単位テストを完了するため、第1のOAMリクエストパケットに対して異なるTTLを設定する必要がある。例えば、n番目のホップのテストが実行されると、TTLはnに設定される。
図1に示されるように、BFIRがホップ単位ベースでBFIRと第1のBFERとの間のリンクをテストするとき、第1のOAMリクエストパケットがBFIRから中間のBFR1に到着する前のホップカウントは1であり、BFIRは、第1のTTLの値が1であると判定する。
明らかに、4つのホップがBFIRと第1のBFERとの間で必要とされる場合、BFIRは、第1のホップのテストを実行するとき、第1のOAMリクエストパケットのTTLを1に設定し、第2のホップのテストを実行するとき、第1のOAMリクエストパケットのTTLを2に設定し、第3のホップのテストを実行するとき、第1のOAMリクエストパケットのTTLを3に設定し、第4のホップのテストを実行するとき、第1のOAMリクエストパケットのTTLを4に設定するなどである。詳細は本明細書では説明されない。
ステップ1105:BFIRは、第1のTTLを第1のOAMリクエストパケットに追加する。
本実施例では、BFIRは、第1のOAMリクエストパケットのBIER-MPLS LabelのTTLを1に設定する。
ステップ1106:BFIRは、第1のOAMリクエストパケットを中間のBFR1に送信する。
ステップ1107:中間のBFR1は、BFIRから第1のOAMリクエストパケットを受信する。
ステップ1108:中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットに従って、第1のOAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが中間のBFR1であると判定する。
中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットにおけるBIER-MPLS Labelに従って対応する設定識別子を決定し、中間のBFR1は更に、第1のOAMリクエストパケットのパケットヘッダからビット列を取得する。
中間のBFR1は、設定識別子及びビット列に従って少なくとも1つのデスティネーションBFERのIDを計算によって取得し、中間のBFR1のIDが少なくとも1つのデスティネーションBFERのIDであるか確認する。
第1のOAMリクエストパケットのデスティネーションBFERが第1のBFER及び第2のBFERであるため、中間のBFR1は、中間のBFR1のIDが第1のOAMリクエストパケットのデスティネーションBFERでないことを確認し、以下のステップを実行し続ける。
1.中間のBFR1は、所定値だけ第1のTTLの値を減少させる。
本実施例では、所定値は1である。BIER-MPLS LabelのTTLは、第1のOAMリクエストパケットが1つのBFRに到着する毎に、BIER-MPLS LabelのTTLが1だけ減少させる必要があり、第1のOAMリクエストパケットのBIER-MPLS Labelの第1のTTLが1であるため、第1のTTLは、中間のBFR1が第1のTTLの値を1だけ減少させた後に0になる。
2.所定値が減少された後に取得される第1のTTLの値が0に到達したと判断すると、中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが中間のBFR1であると判定する。
所定値が減少された後に取得された第1のTTLの値が0に到達しているため、中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが中間のBFR1である、すなわち、中間のBFR1が第1のOAMリクエストパケットのパケットコンテンツに応答し、第1のOAMレスポンスパケットをBFIRに送信する必要があると判定する。
すなわち、第1のOAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRは、第1のOAMリクエストパケットを受信し、第1のOAMリクエストパケットを転送し続けないBFR、例えば、本実施例における中間のBFR1などである。
ステップ1109:中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットに従って第1のOAMレスポンスパケットをBFIRに送信する。
中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットに従って第1のOAMレスポンスパケットを取得する。
中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットに従って第1のOAMレスポンスパケットを取得した後、第1のOAMレスポンスパケットをBFIRに送信する。
ステップ1110:BFERは、中間のBFR1から第1のOAMレスポンスパケットを受信する。
BFIRが中間のBFR1から第1のOAMレスポンスパケットを受信すると、BFIRが中間のBFR1に接続されていると判断される。
さらに、BFIRは、中間のBFR1によって送信された第1のOAMレスポンスパケットを処理し、処理プロセスは、ステップ1017のものと同様である。
第1のOAMリクエストパケットを送信した後、BFIRは、タイマを設定し、所定時間内に中間のBFR1から第1のOAMレスポンスパケットを受信しないとき、BFIRが中間のBFR1に接続されていないと判断してもよいことが留意されるべきである。
ステップ1111:BFIRは、第1のOAMレスポンスパケット及び第1のTTLに従って第2のTTLを取得し、第2のTTLの値は、第1のTTLの値に所定値を加算した結果である。
この場合、BFIRは、BFIRが中間のBFR1に接続されていると判定する。さらに、BFIRは、第1のTTLの値に所定値を加算することによって第2のTTLを取得し、本実施例では、第2のTTLは2に設定される。すなわち、BFIRは、中間のBFR1の次のホップをテストする。すなわち、第2のTTLは、BFIRと第1のBFERとの間のリンク上にあって、中間のBFR1のものである次のホップのBFRを識別するのに利用される。
ステップ1112:BFIRは、第2のTTL及び設定識別子に従って、第2のBIER-MPLS Labelを第2のOAMリクエストパケットに挿入することによって、第3のOAMリクエストパケットを取得する。
第2のBIER-MPLS Labelは、ラベルと第2のTTLとを含み、当該ラベルは、少なくとも1つのBFERに対応する設定識別子に対応する。第3のOAMリクエストパケットは、BFIRと第2のBFRとの間のリンクをテストするのに用いられ、第2のBFRは、BFIRと第1のBFERとの間のリンク上にあって、中間のBFR1のものである次のホップのBFRである。
BFIRは、第2のOAMリクエストパケットのBIER-MPLS LabelのTTLのみを設定すればよく、第3のOAMリクエストパケットを生成するため、第2のOAMリクエストパケットのペイロードコンテンツは変更されないままである。第1のOAMリクエストパケットは、BIER-MPLS Labelのラベル及びTTLにおいてのみ、第3のOAMリクエストパケットと異なる。
BFIRの代わりに、BFIR側が、どのBFRが中間のBFR1の次のホップであるか知っており、中間のBFR1の次のホップとしての第2のBFRがBFIRと第1のBFERとの間のリンク上にあり、第2のBFRと中間のBFR1とは同じリンク上にある。従って、BFIRは、第2のBFRにOAMリクエストパケットを送信するため、第3のOAMリクエストパケットを第1のBFERに送信してもよい。
ステップ1113:BFIRは、第3のOAMリクエストパケットを中間のBFR1に送信する。
ステップ1114:中間のBFR1は、BFIRから第3のOAMリクエストパケットを受信する。
中間のBFR1は、第3のOAMリクエストパケットのBIER-MPLS Labelに従って対応する設定識別子を決定し、中間のBFR1は更に、第3のOAMリクエストパケットのパケットヘッダからビット列を取得する。
中間のBFR1は、設定識別子及びビット列に従って、少なくとも1つのデスティネーションBFERのIDを計算によって取得し、中間のBFR1のIDが少なくとも1つのデスティネーションBFERのIDであるか確認する。
第3のOAMリクエストパケットのデスティネーションBFERは、第1のBFER及び第2のBFERであるため、中間のBFR1は、中間のBFR1のIDが第3のOAMリクエストパケットのデスティネーションBFERでないと確認し、以下のステップを実行し続ける。
1.中間のBFER1は、第2のTTLの値を所定値だけ減少させる。
本実施例では、所定値は1である。BIER-MPLS LabelのTTLは、第3のOAMリクエストパケットが1つのBFRに到着する毎に1だけ減少される必要があり、第3のOAMリクエストパケットのBIER-MPLS Labelの第2のTTLは2であるため、第2のTTLは、中間のBFR1が第2のTTLの値を1だけ減少した後に1になる。
2.所定値が減少された後に取得される第2のTTLの値が0に到達しないと判断すると、中間のBFR1は、第3のOAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが中間のBFR1でないと判定する。
所定値が減少された後に取得される第2のTTLの値が0に到達しないため、中間のBFR1は、第3のOAMリクエスト要求パケットに対応するデスティネーションBFRが中間のBFR1ではないと判断する。
この場合、第3のOAMリクエストパケットのBIER-MPLS Labelに対してラベルスイッチングを実行した後、中間のBFR1は、第3のOAMリクエストパケットを次のホップのBFR、すなわち、第1のBFERに転送する。
ステップ1115:中間のBFR1は、第3のOAMリクエストパケットを第1のBFERに送信する。
ステップ1116:第1のBFERは、中間のBFR1から第3のOAMリクエストパケットを受信する。
ステップ1117:第1のBFERは、第3のOAMリクエストパケットに従って、第3のOAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFERであると判定する。
第1のBFERは、第3のOAMリクエストパケットに含まれる設定識別子及びビット列に従って、少なくとも1つのBFERが第1のBFERを含むと判定する。
第1のBFERは、第3のOAMリクエストパケットのビット列と、BIER-MPLS Labelに対応する設定識別子とを取得し、設定識別子及びビット列に従って少なくとも1つのデスティネーションBFERのIDを計算によって取得する。第1のBFERは、第1のBFERのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれているか確認し、第1のBFERのIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれる場合、第1のBFERは、第3のOAMリクエストパケットに対応する少なくとも1つのデスティネーションBFERが第1のBFERを含むと判定する。すなわち、第1のBFERは、第3のOAMリクエストパケットに応答する必要がある。
ステップ1118:第1のBFERは、第3のOAMレスポンスパケットを中間のBFR1に送信する。
第1のBFERは、第3のOAMレスポンスパケットを取得し、当該取得処理は、ステップ1010からステップ1013に示される処理と同様である。詳細は本明細書では再説明されない。
そして、第1のBFERは、第3のOAMレスポンスパケットを中間のBFR1に送信する。
ステップ1119:中間のBFR1は、第1のBFERから第3のOAMレスポンスパケットを受信する。
第3のOAMレスポンスパケットのBIER-MPLS LabelのTTLは最大値に設定され、中間のBFR1は第3のOAMレスポンスパケットのデスティネーションBFIRでない。従って、中間のBFR1は、第3のレスポンスパケットに応答する必要はなく、第4のレスポンスパケットを次のホップ、すなわち、BFIRに直接転送する。
ステップ1120:中間のBFR1は、第3のOAMレスポンスパケットをBFIRに送信する。
ステップ1121:BFIRは、第1のBFERから第3のOAMレスポンスパケットを受信する。
BFIRは、第3のOAMレスポンスパケットを処理し、処理プロセスはステップ1017のものと同様である。
BFIRが第1のBFERから第3のOAMレスポンスパケットを受信すると、BFIRが第1のBFERに接続されていると判断される。
おそらく、BFIRが中間のBFR1からの第1のOAMレスポンスパケットを受信したが、第1のBFERから第3のOAMレスポンスパケットを所定時間内に受信しない場合、中間のBFR1と中間のBFR1の次のホップのBFRとの間のリンクが故障していると判断される。
結論的に、本実施例によると、BFIRからのOAMリクエストパケットが受信され、OAMリクエストパケットに従って、OAMリクエストパケットに対応するデスティネーションBFRが第1のBFRであると判定され、OAMレスポンスパケットが、BFIRのIDに従って取得され、OAMレスポンスパケットはBFIRに送信される。これは、マルチキャストパケットの送信中に障害が発生したとき、BFIRが送信障害を診断又は処理できないという問題を解決し、これにより、接続性テストがOAMパケットを用いることによって実現でき、複数のBFERが同時に診断できる。
本実施例では、OAMリクエストパケットのBIER-MPLS LabelのTTLが更に異なる値に設定され、これにより、BFIRは、フォワーディングパス上で各BFRをテストすることができ、フォワーディング障害が迅速に特定できる。
本実施例では、OAMリクエストパケットを受信した後、BFRは更に、OAMリクエストパケットに従ってOAMリプライパケットを生成し、タイムスタンプ、リプライコード及びシリアルナンバーなどの情報をOAMリプライパケットに追加し、これにより、OAMリプライパケットを受信すると、BFIRは、OAMリプライパケットにおける情報を分析可能であり、これにより、OAMパケットの利用シナリオを増加させる。
本実施例では、OAMパケットのマルチホップテスト機構は更に、OAMリクエストパケットにおいてTTLを設定することによって実現される。このようにして、BFIRとBFERとの間の各ホップのパスがテスト可能であり、障害が正確に特定可能である。
ステップ1109において、中間のBFR1が第1のOAMリクエストパケットに従って第1のOAMレスポンスパケットを取得することが更に留意されるべきであり、以下のステップを含んでもよい。
第1に、中間のBFR1は、BFIRのIDに従ってBFIRに対応する設定識別子及びビット列を取得する。
中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットのパケットヘッダからBFIRのIDを取得し、当該IDに従ってBFIRに対応する設定識別子及びビット列を取得する。
第2に、中間のBFR1は、BFIRに対応するビット列に従って第2のOAMレスポンスパケットを取得する。
第2のOAMレスポンスパケットは、コンテンツ全体が完全には生成されていないOAMレスポンスパケットとしてみなされてもよい。第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダは、BFIRに対応するビット列及び中間のBFR1のIDとを含み、第2のOAMレスポンスパケットのペイロードはOAMパケットを含む。
中間のBFR1は、第2のOAMレスポンスパケットのデスティネーションBFRをBFIRとして識別するため、第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダにBFIRに対応するビット列を追加する。
第2のOAMレスポンスパケットのソースを識別するため、中間のBFR1は、中間のBFR1のIDを取得し、当該IDを第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダに追加する必要がある。さらに、中間のBFR1は更に、第2のOAMレスポンスパケットのソースを中間のBFR1として識別するため、中間のBFR1に対応するビット列を第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダに追加する必要がある。
中間のBFR1は更に、第2のOAMレスポンスパケットのパケットヘッダの第1のビットを設定し、すなわち、第1のビットを0から1に設定し、第2のOAMリクエストパケットの第2のビットにおいてリクエストタイプとしてパケットタイプを識別する必要がある。
任意的に、中間のBFR1は更に、BFIRのIDを取得し、BFIRは、BFIRと第1のBFERとの間のリンク上にあって、中間のBFR1のものである前のホップのBFRである。
中間のBFR1は、第2のOAMレスポンスパケットのペイロードにおける前のホップのビットフォワーディングルータフィールドにBFIRのIDを追加する。
本実施例は、中間のBFR1によるBFIRのIDを取得する方式に対して限定を課すものでないことが留意されるべきである。可能な実現方式として、第1のOAMリクエストパケットを中間のBFR1に送信する前、BFIRは、第1のOAMリクエストパケットにBFIRのIDを追加してもよい。対応して、中間のBFR1は、第1のOAMリクエストパケットからBFIRのIDを取得してもよい。他の可能な実現方式として、第1のOAMリクエストパケットは、BFIRによって中間のBFR1に送信され、第1のOAMリクエストパケットのラベルは、BFIRと中間のBFR1との間で合意されたラベルである。従って、中間のBFR1はまた、ラベルを用いることによって、BFIRのIDを知ってもよい。
任意的に、中間のBFR1は更に、OAMリクエストパケットにおけるTLVに従って、中間のBFR1がOAMリクエストパケットのデスティネーションBFERであるか確認してもよく、以下のステップを含んでもよい。
1.中間のBFR1は、OAMリクエストパケットに含まれるTLVに従って少なくとも1つのBFERを決定する。
中間のBFR1は、TLVにおいて搬送される設定識別子、ビット列及びビット列の長さに従って、少なくとも1つのBFERのIDを取得し、中間のBFR1は、中間のBFR1のIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれているか確認し、中間のBFR1のIDが少なくとも1つのBFERのIDに含まれていない場合、中間のBFR1は、OAMリクエストパケットに対応する少なくとも1つのデスティネーションBFERが中間のBFR1を含まないと判定する。
2.中間のBFR1は、OAMリクエストパケットのデスティネーションBFRが中間のBFR1でないことを検証する。
この場合、中間のBFR1は更に、検証結果に従って対応するリプライコードを生成してもよい。
例えば、リプライコード1は、中間のBFR1がOAMリクエストパケットのデスティネーションBFRであることを示し、リプライコード0は、中間のBFR1がOAMリクエストパケットのデスティネーションBFRでないことを示し、中間のBFR1は、リプライコード0を生成し、リプライコード0を第2のOAMリプライパケットのペイロードにおけるリプライコードフィールドに追加する。
第3に、中間のBFR1は、BFIRに対応する設定識別子に従って第2のOAMレスポンスパケットにBIER-MPLS Labelを挿入することによって、第1のOAMレスポンスパケットを取得する。
BIER-MPLS Labelは、BFIRに対応する設定識別子に対応するラベルを含む。
中間のBFR1は、BFIRに対応する設定識別子に従って対応するBIER-MPLS Labelを決定し、BIER-MPLS Labelを第2のOAMレスポンスパケットに挿入することによって、MPLSカプセル化が実行される第1のOAMレスポンスを取得する。
第4に、中間のBFR1は、BIER-MPLS LabelのTTLを第1のOAMレスポンスパケットに追加する。
第1のOAMレスポンスパケットがBFERとBFIRとの間のBFRに到着したとき、TTLが既に0に減少されているため、第1のOAMレスポンスパケットがBFIRに転送できないことを回避するため、中間のBFR1は、TTLを最大値に設定する。通常、TTLは255に設定される。
本発明の上記実施例のシーケンスナンバーは、単なる説明のためのものであり、実施例の優先順位を示すことを意図したものでない。
当業者は、実施例のステップの全て又は一部がハードウェア又は関連するハードウェアを指示するプログラムによって実施されうることを理解しうる。プログラムは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。記憶媒体は、読み出し専用メモリ、磁気ディスク又は光ディスクを含んでもよい。
上記説明は、本発明の実施例の単なる具体例であり、本発明を限定することを意図するものでない。本発明の精神及び原理から逸脱することなく行われる何れかの修正、等価な置換及び改良は、本発明の保護範囲内に属する。

Claims (18)

  1. ビットフォワーディングルータ(BFR)であって、前記BFRはビット・インデックスド・イクスプリシット・レプリケーション(BIER)ベースネットワークにおけるビットフォワーディングイングレスルータ(BFIR)と1つ以上のビットフォワーディングエグレスルータ(BFER)との間の中間のBFRであり、当該ルータは、
    命令を記憶するメモリと、
    前記メモリに結合されて前記命令を実行して
    前記BFIRから運用管理保守(OAM)リクエストパケットを受信し、前記OAMリクエストパケットは、前記BFIRの識別子(ID)と、第1のビット列と、前記第1のビット列が属する第1の設定識別子と、前記1つ以上のBFERに対応するビット列とを含み、前記OAMリクエストパケットは更に、第1のタイム・ツー・ライブ(TTL)を含み、前記OAMリクエストパケットは、前記BFIRと前記1つ以上のBFERとの間の接続性を検出するのに利用され
    前記第1のビット列、前記第1の設定識別子、及び前記1つ以上のBFERに対応する前記ビット列に基づいて前記1つ以上のBFERの各々のIDを取得することにより、前記BFRが前記1つ以上のBFERでないことを確認し、
    前記BFRが前記1つ以上のBFERでないという前記確認に基づいて、前記第1のTTLを所定値だけ減少させた後の値を取得し、前記取得された値が0であることに基づいて、前記OAMリクエストパケットのデスティネーションデバイスが前記BFRであると判定し、
    前記OAMリクエストパケットのデスティネーションデバイスが前記BFRであるという前記判定に基づいて、OAMレスポンスパケットを生成し、前記OAMレスポンスパケットは、前記BFRの前記ID及び前記BFIRの前記IDを含み、
    前記OAMレスポンスパケットを前記BFIRに送信する
    プロセッサと、
    を含む、BFR。
  2. 前記OAMリクエストパケットは更に、タイプレングス値(TLV)を含み、前記TLVは、前記OAMレスポンスパケットを送信するBFERを識別するのに利用される、請求項1に記載のBFR。
  3. 前記TLVは、前記第1の設定識別子、前記第1のビット列、及び前記第1のビット列の長さを搬送するのに利用される、請求項2に記載のBFR。
  4. 前記OAMリクエストパケットは更に、ビット・インデックスド・イクスプリシット・レプリケーション・マルチプロトコル・ラベル・スイッチング・ラベル(BIER-MPLS Label)を含み、前記BIER-MPLS Labelは、前記第1の設定識別子に対応するラベルを含む、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のBFR。
  5. 記第1のTTLに対応するホップは、前記BFIRと前記1つ以上のBFERとの間の最大ホップより大きいか又は等しい、請求項に記載のBFR。
  6. 前記OAMリクエストパケットは、前記BFIRと前記1つ以上のBFERとの間のリンク上でホップ単位検出を実行するのに利用される、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のBFR。
  7. 前記OAMリクエストパケットは更に、第2のTTLを含み、前記第2のTTLに対応するホップは、前記BFIRと第2のBFRとの間のホップであり、前記第2のBFRは、前記BFIRと前記1つ以上のBFERとの間の中間のBFRであり、前記BFRと異なる、請求項に記載のBFR。
  8. 前記OAMリクエストパケットは更に、第1のフィールド、第2のフィールド、第3のフィールド、第4のフィールド、第5のフィールド、及び第6のフィールドのうち少なくとも1つを含み、前記第1のフィールドは、パケットタイプがリクエストタイプであることを記録するのに利用され、前記第2のフィールドは、ペイロードタイプがOAMであることを記録するのに利用され、前記第3のフィールドは、前記OAMリクエストパケットのプロトコルタイプがBIERであることを記録するのに利用され、前記第4のフィールドは、前記OAMリクエストパケットの受信タイムスタンプを記録するのに利用され、前記第5のフィールドは、前記OAMリクエストパケットのデスティネーションデバイスが前記BFRであることを記録するのに利用され、前記第6のフィールドは、前記OAMリクエストパケットを区別するのに利用されるシーケンスナンバーを記録するのに利用される、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のBFR。
  9. 前記OAMレスポンスパケットは更に、第7のフィールド及び第8のフィールドを含み、前記第7のフィールドは、パケットタイプがレスポンスタイプであることを記録するのに利用され、前記第8のフィールドは、前記OAMレスポンスパケットを区別するのに利用されるシーケンスナンバーを記録するのに利用される、請求項1乃至3のうちいずれか1項に記載のBFR。
  10. ビット・インデックスド・イクスプリシット・レプリケーション(BIER)ベースネットワークにおいてビットフォワーディングルータ(BFR)により実行される運用管理保守(OAM)テスト方法であって、前記BFRは前記BIERベースネットワークにおけるビットフォワーディングイングレスルータ(BFIR)と1つ以上のビットフォワーディングエグレスルータ(BFER)との間の中間のBFRであり、当該方法は、
    前記BFIRからOAMリクエストパケットを受信するステップであり、前記OAMリクエストパケットは、前記BFIRの識別子(ID)と、第1のビット列と、前記第1のビット列が属する第1の設定識別子と、前記1つ以上のBFERに対応するビット列とを含み、前記OAMリクエストパケットは更に、第1のタイム・ツー・ライブ(TTL)を含み、前記OAMリクエストパケットは、前記BFIRと前記1つ以上のBFERとの間の接続性を検出するのに利用される、ステップと、
    前記第1のビット列、前記第1の設定識別子、及び前記1つ以上のBFERに対応する前記ビット列に基づいて前記1つ以上のBFERの各々のIDを取得することにより、前記BFRが前記1つ以上のBFERでないことを確認するステップと、
    前記BFRが前記1つ以上のBFERでないという前記確認に基づいて、前記第1のTTLを所定値だけ減少させた後の値を取得し、前記取得された値が0であることに基づいて、前記OAMリクエストパケットのデスティネーションデバイスが前記BFRであると判定するステップと、
    前記OAMリクエストパケットのデスティネーションデバイスが前記BFRであるという前記判定に基づいて、OAMレスポンスパケットを生成するステップであり、前記OAMレスポンスパケットは、前記BFRの前記ID及び前記BFIRの前記IDを含む、ステップと、
    記OAMレスポンスパケットを前記BFIRに送信するステップと、
    を含む方法。
  11. 前記OAMリクエストパケットは更に、タイプレングス値(TLV)を含み、前記TLVは、前記OAMレスポンスパケットを送信するBFERを識別するのに利用される、請求項1に記載の方法。
  12. 前記TLVは、前記第1の設定識別子、前記第1のビット列、及び前記第1のビット列の長さを搬送するのに利用される、請求項1に記載の方法。
  13. 前記OAMリクエストパケットは更に、ビット・インデックスド・イクスプリシット・レプリケーション・マルチプロトコル・ラベル・スイッチング・ラベル(BIER-MPLS Label)を含み、前記BIER-MPLS Labelは、前記第1の設定識別子に対応するラベルを含む、請求項1乃至1のうちいずれか1項に記載の方法。
  14. 記第1のTTLに対応するホップは、前記BFIRと前記1つ以上のBFERとの間の最大ホップより大きいか又は等しい、請求項1に記載の方法。
  15. 前記OAMリクエストパケットは、前記BFIRと前記1つ以上のBFERとの間のリンク上でホップ単位検出を実行するのに利用される、請求項1乃至1のうちいずれか1項に記載の方法。
  16. 前記OAMリクエストパケットは更に、第2のTTLを含み、前記第2のTTLに対応するホップは、前記BFIRと第2のBFRとの間のホップであり、前記第2のBFRは、前記BFIRと前記1つ以上のBFERとの間の中間のBFRであり、前記BFRと異なる、請求項1に記載の方法。
  17. 前記OAMリクエストパケットは更に、第1のフィールド、第2のフィールド、第3のフィールド、第4のフィールド、第5のフィールド、及び第6のフィールドのうち少なくとも1つを含み、前記第1のフィールドは、パケットタイプがリクエストタイプであることを記録するのに利用され、前記第2のフィールドは、ペイロードタイプがOAMであることを記録するのに利用され、前記第3のフィールドは、前記OAMリクエストパケットのプロトコルタイプがBIERであることを記録するのに利用され、前記第4のフィールドは、前記OAMリクエストパケットの受信タイムスタンプを記録するのに利用され、前記第5のフィールドは、前記OAMリクエストパケットのデスティネーションデバイスが前記BFRであることを記録するのに利用され、前記第6のフィールドは、前記OAMリクエストパケットを区別するのに利用されるシーケンスナンバーを記録するのに利用される、請求項1乃至1のうちいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記OAMレスポンスパケットは更に、第7のフィールド及び第8のフィールドを含み、前記第7のフィールドは、パケットタイプがレスポンスタイプであることを記録するのに利用され、前記第8のフィールドは、前記OAMレスポンスパケットを区別するのに利用されるシーケンスナンバーを記録するのに利用される、請求項1乃至1のうちいずれか1項に記載の方法。
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