JP7245170B2 - 撮像素子および撮像装置 - Google Patents

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Description

本技術は、撮像素子に関する。詳しくは、偏光子を備える撮像素子および撮像装置に関する。
従来、偏光情報を取得することを可能とする撮像装置が知られている。偏光情報を利用することにより、画像のコントラストを改善し、または、不要な情報を削除することができる。このような偏光情報を取得する撮像装置として、例えば、ワイヤーグリッドを利用した偏光部材を備える撮像装置が提案されている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2010-263158号公報
上述の従来技術では、光電変換素子入射光側に、偏光角度の異なる複数種類の偏光部材を設けて偏光情報を取得している。しかしながら、従来技術においては、偏光部材の内部構造が異なるものを組み合わせるため、偏光画素の特性に差が生じ、得られる偏光情報の精度が悪化するおそれがある。
本技術はこのような状況に鑑みて生み出されたものであり、偏光子を備える撮像素子において、得られる偏光情報の精度を向上させることを目的とする。
本技術は、上述の問題点を解消するためになされたものであり、その第1の側面は、内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を配置した偏光子と、上記複数種類の偏光部材のそれぞれを介して入射した光を電荷に変換する光電変換素子とを具備する撮像素子およびその撮像素子を備える撮像装置である。これにより、内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を使用することにより、偏光画素の特性を均一化させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記複数種類の偏光部材の少なくとも何れか一種類の偏光部材は、他の種類の偏光部材を少なくとも対称移動させてなるものであってもよい。これにより、偏光画素の特性の均一化を容易にするという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに90度回転した第2種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を反時計回りに90度回転した第3種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を左右反転した第4種類の偏光部材とを備えるようにしてもよい。このとき、上記第1種類の偏光部材の偏光角度は、5度から40度の範囲内であってもよい。
また、この第1の側面において、上記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を反時計回りに45度回転した第2種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を反時計回りに90度回転した第3種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を反時計回りに135度回転した第4種類の偏光部材とを備えるようにしてもよい。この場合において、上記複数種類の偏光部材の領域の形状は、正八角形または円形であってもよい。
また、この第1の側面において、上記複数種類の偏光部材の外側の領域に配置された遮光膜をさらに具備してもよい。これにより、偏光部材以外への光の入射を防ぐという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記複数種類の偏光部材の入射側においてそれぞれ内接するように配置されたレンズをさらに具備してもよい。これにより、集光された光を効率良く偏光部材に入射させるという作用をもたらす。
また、この第1の側面において、上記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を反時計回りに60度回転した第2種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を反時計回りに120度回転した第3種類の偏光部材とを備えるようにしてもよい。この場合において、上記複数種類の偏光部材の領域の形状は、正六角形であってもよい。
また、この第1の側面において、上記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに120度回転した第2種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を反時計回りに60度回転した第3種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに60度回転した第4種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を反時計回りに120度回転した第5種類の偏光部材と、上記第1種類の偏光部材を左右反転した第6種類の偏光部材とを備えるようにしてもよい。
また、この第1の側面において、上記偏光子は、上記複数種類の偏光部材の領域の形状が平行移動によって重なるように上記複数種類のそれぞれを配置したものであってもよい。
また、この第1の側面において、上記複数種類の偏光部材における回転移動の角度がn種類であるとき、上記複数種類の偏光部材の領域の形状はn×m角形(nおよびmは整数)であってもよい。
また、この第1の側面において、上記複数種類の偏光部材は、平行四辺形の形状を有し、その平行四辺形の一辺に平行である複数のライン状の導電遮光材料層を有するワイヤーグリッドタイプの偏光部材であってもよい。この場合において、上記複数種類の偏光部材における上記複数のライン状の導電遮光材料層は、平行四辺形の長い辺に平行であることが望ましい。また、上記複数種類の偏光部材は、各辺の長さが等しい平行四辺形の形状を有し、その内角の角度を60度と120度の組合せとしてもよい。また、上記複数種類の偏光部材は、少なくとも3種類の偏光部材である。
本技術によれば、偏光子を備える撮像素子において、得られる偏光情報の精度を向上させることができるという優れた効果を奏し得る。なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の実施の形態における撮像装置の全体構成の一例を示す図である。 本技術の実施の形態における撮像素子11の断面図の一例を示す図である。 本技術の第1の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。 本技術の第1の実施の形態における偏光子14の偏光方向と正弦関数との関係例を示す図である。 本技術の第2の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。 本技術の第2の実施の形態における偏光子14の他の配置例を示す上面図である 本技術の第3の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。 本技術の第3の実施の形態における偏光子14の配置レイアウトの一例を示す図である。 本技術の第3の実施の形態における偏光子14の他の配置例を示す上面図である。 本技術の第4の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。 本技術の第5の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。 本技術の第6の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。 本技術の第7の実施の形態における偏光子14の第1の配置例を示す上面図である。 本技術の第7の実施の形態における偏光子14の第2の配置例を示す上面図である。 本技術の第7の実施の形態における偏光子14の第2の配置例の変形例を示す上面図である。 本技術の第7の実施の形態における偏光子14の第3の配置例を示す上面図である。
以下、本技術を実施するための形態(以下、実施の形態と称する)について説明する。説明は以下の順序により行う。
1.撮像装置
2.第1の実施の形態(回転移動および対称移動による4種類の偏光部材の例)
3.第2の実施の形態(回転移動による4種類の偏光部材の例)
4.第3の実施の形態(偏光部材の領域の形状を正八角形とした例)
5.第4の実施の形態(偏光部材の領域の形状を円形とした例)
6.第5の実施の形態(回転移動による3種類の偏光部材の例)
7.第6の実施の形態(回転移動および対称移動による6種類の偏光部材の例)
8.第7の実施の形態(偏光部材の領域の形状を平行四辺形とした例)
<1.撮像装置>
[撮像装置の全体構成]
図1は、本技術の実施の形態における撮像装置の全体構成の一例を示す図である。この撮像装置は、画素領域10および周辺回路部からなる。周辺回路部は、垂直駆動回路20と、水平駆動回路30と、制御回路40と、カラム信号処理回路50と、出力回路60とを備える。
画素領域10は、光電変換部を含む複数の撮像素子11を、2次元アレイ状に配列した画素アレイである。この撮像素子11は、光電変換部となる例えばフォトダイオードと、複数の画素トランジスタを含む。
垂直駆動回路20は、行単位で撮像素子11を駆動するものである。この垂直駆動回路20は、例えばシフトレジスタによって構成される。この垂直駆動回路20は、画素駆動配線を選択して、その選択された画素駆動配線に撮像素子11を駆動するためのパルスを供給する。これにより、垂直駆動回路20は、画素領域10の各撮像素子11を行単位で順次垂直方向に選択走査し、各撮像素子11の光電変換部において受光量に応じて生成された信号電荷に基づく画素信号を、垂直信号線19を介して、カラム信号処理回路50に供給する。
水平駆動回路30は、列単位にカラム信号処理回路50を駆動するものである。この水平駆動回路30は、例えばシフトレジスタによって構成される。この水平駆動回路30は、水平走査パルスを順次出力することによって、カラム信号処理回路50の各々を順番に選択し、カラム信号処理回路50の各々から画素信号を、水平信号線59を介して、出力回路60に出力させる。
制御回路40は、撮像装置の全体を制御するものである。この制御回路40は、入力クロックと、動作モードなどを指令するデータとを受け取り、撮像装置の内部情報などのデータを出力する。すなわち、この制御回路40は、垂直同期信号、水平同期信号およびマスタクロックに基いて、垂直駆動回路20、カラム信号処理回路50および水平駆動回路30などの動作の基準となるクロック信号や制御信号を生成する。そして、これらの信号を垂直駆動回路20、カラム信号処理回路50および水平駆動回路30等に入力する。
カラム信号処理回路50は、撮像素子11の例えば列ごとに配置され、1行分の撮像素子11から出力される信号に対し、画素列ごとにノイズ除去などの信号処理を行うものである。すなわち、このカラム信号処理回路50は、撮像素子11固有の固定パターンノイズを除去するためのCDS(Correlated Double Sampling)や、信号増幅、AD(Analog to Digital)変換等の信号処理を行う。カラム信号処理回路50の出力段には、図示しない水平選択スイッチが水平信号線59との間に接続される。
出力回路60は、カラム信号処理回路50の各々から水平信号線59を通して順次に供給される信号に対し、信号処理を行って出力するものである。その際、この出力回路60は、カラム信号処理回路50からの信号をバッファリングする。また、この出力回路60は、カラム信号処理回路50からの信号に対して、黒レベル調整、列ばらつき補正、各種デジタル信号処理などを行うようにしてもよい。
[撮像素子の構成]
図2は、本技術の実施の形態における撮像素子11の断面図の一例を示す図である。
この例では、撮像素子11は、入射光側から、レンズ12、カラーフィルタ13、偏光子14、配線層15、基板17の順に重ねた構造を想定する。ただし、この構造は一例に過ぎず、例えば、配線層15とは異なる面から光を照射させる裏面照射型の構造であってもよい。
レンズ12は、撮像素子11毎に設けられる集光素子である。入射光は、このレンズ12によって集光されて撮像素子11内に取り込まれる。
カラーフィルタ13は、特定の波長域を通過させるフィルタである。例えば、赤、青、緑などを通過させるフィルタが想定される。ただし、このカラーフィルタ13は、必要に応じて設けられるものであり、偏光情報のみを取得する場合には省くことができる。
偏光子14は、偏光情報を取得するための素子である。この偏光子14として用いられる偏光部材は、例えば複数のライン状の導電遮光材料層を有するワイヤーグリッドタイプのものが用いられる。この偏光子14を通過した光は、配線層15を介して基板17に入射する。
基板17は、撮像素子11の回路が形成される基板である。この基板17には、光電変換素子16が形成される。この光電変換素子16は、入射した光を電荷に変換する素子であり、例えばフォトダイオードが用いられる。
配線層15は、基板17に形成された回路間の配線であるメタル層が形成される領域である。
<2.第1の実施の形態>
図3は、本技術の第1の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。
この第1の実施の形態では、内部構造が同一の正四角形の偏光部材を用いて、その偏光部材を回転移動または対称移動(反転移動)させて4つの種類の偏光部材を形成する。ワイヤーグリッドタイプの偏光部材を想定すると、偏光部材の内部構造は、ライン状の導電遮光材料層(ワイヤーグリッド)の長さやピッチなどにより決定される。ワイヤーグリッドの角度が偏光角度となる。この場合、ワイヤーグリッドの長さは、回転移動または対称移動させても変わらない。すなわち、偏光部材の内部構造が同一であれば、回転移動または対称移動させても、偏光角度が変わるだけであり、偏光部材としての特性(例えば、透過軸透過率、反射軸透過率、消光比など)には影響しないと考えられる。
この例では、第1種類の偏光部材111、第2種類の偏光部材112、第3種類の偏光部材113、第4種類の偏光部材114の4つの種類の偏光部材を示している。偏光部材111乃至114は、全て同一の内部構造を有している。また、これらの偏光部材111乃至114は、平行移動によって重なるように配置される。なお、この実施の形態および以降の一部の実施の形態においては、角度を視覚的に容易に理解できるよう文字を付しているが、これはあくまでも回転移動および対称移動を説明するための目印であり、実際にこれらの文字が刻印されているわけでない。
第1種類の偏光部材111を基準とすると、第2種類の偏光部材112は、第1種類の偏光部材111を左右反転して、それを時計回りに90度回転したものとなっている。また、第3種類の偏光部材113は、第1種類の偏光部材111を反時計回りに90度回転したものとなっている。また、第4種類の偏光部材114は、第1種類の偏光部材111を左右反転したものとなっている。
すなわち、これら偏光部材111乃至114は、内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させて形成されたものである。また、その中の少なくとも何れか一種類の偏光部材(この例では、第2種類の偏光部材112および第4種類の偏光部材114)は、他の種類の偏光部材(この例では、第1種類の偏光部材111)を少なくとも対称移動させて形成されたものである。
図4は、本技術の第1の実施の形態における偏光子14の偏光方向と正弦関数との関係例を示す図である。
4種類の偏光部材111乃至114のそれぞれの偏光角度をθ1乃至θ4とする。これら4種類の偏光角度θ1乃至θ4を横軸方向にプロットし、対応する画素出力値を縦方向にプロットして、正弦関数(または余弦関数)に対してフィッティングを行う。その結果、画素出力値が最大値Imaxを示すときの角度φを求めることにより、入射光の偏光情報(偏光度や偏光角)を得ることができる。このように、偏光情報を得るために、正弦関数等に対するフィッティングを行うため、最低3種類の偏光子角度が必要である。したがって、この例のように4種類の画素では偏光情報が得られるが、例えば2種類の画素では偏光情報を正しく得ることができない。
この第1の実施の形態においては、4種類の偏光部材111乃至114の偏光角度θ1乃至θ4は、
θ2=90-θ1
θ3=90+θ1
θ4=180-θ1
の関係を有している。
ただし、第1種類の偏光部材111の偏光角度θ1が0度や45度に近づくと、2種類の画素の偏光角度が略同じになり、結果的に2種類の画素しか得られなくなってしまう。そこで、第1種類の偏光部材111の偏光角度θ1は、以下に示すように、5度から40度の範囲内にあることを想定する。
5≦θ1≦40
このとき、偏光角度θ1は、中央値の22.5度であることがより望ましい。
このように、本技術の第1の実施の形態によれば、内部構造が同一の正四角形の偏光部材を回転移動または対称移動させた4つの種類の偏光部材を用いることにより、偏光部材としての特性を一致させ、精度の高い偏光情報を得ることができる。すなわち、角度が異なる複数種類の偏光部材を配した撮像素子において、複数種類の偏光部材の透過軸透過率、反射軸透過率、消光比が全て原理的に等しくなる。これにより、複数種類の画素出力から導出される正弦関数の最大値、最小値、および、最大値が得られる角度の精度が向上する。したがって、それらを演算することにより得られる光の偏光度や、物体法線の方位角、天頂角、それらに基づいて計算される物体の距離情報や形状情報の正確性を向上させることができる。
<3.第2の実施の形態>
図5は、本技術の第2の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。
この第2の実施の形態では、内部構造が同一の正四角形の偏光部材を用いて、その偏光部材を回転移動させて4つの種類の偏光部材121乃至124を形成する。
第1種類の偏光部材121を基準とすると、第2種類の偏光部材122は、第1種類の偏光部材121を反時計回りに45度回転したものとなっている。また、第3種類の偏光部材123は、第1種類の偏光部材121を反時計回りに90度回転したものとなっている。また、第4種類の偏光部材124は、第1種類の偏光部材121を反時計回りに135度回転したものとなっている。これにより、透過率が等しく角度のみが異なる偏光部材を配した4種類の画素を形成することができる。
この第2の実施の形態のように、偏光部材121乃至124の間に隙間ができる場合には、偏光部材121乃至124の外側に遮光膜129を配置することが望ましい。これにより、偏光部材121乃至124以外への光の入射を防ぐことができる。
図6は、本技術の第2の実施の形態における偏光子14の他の配置例を示す上面図である。
この例では、偏光部材121乃至124のそれぞれの上面にレンズ125を配置している。このレンズ125は、上述の断面図に示したレンズ12に相当するものである。レンズ125が設けられている場合、偏光部材121乃至124は、レンズ125に内接するように配置することが望ましい。これにより、レンズ125が偏光部材121乃至124の入射側においてそれぞれ内接するように配置され、集光された光を効率よく偏光部材121乃至124に入射させることができる。
このように、本技術の第2の実施の形態によれば、内部構造が同一の正四角形の偏光部材を回転移動させた4つの種類の偏光部材を用いることにより、偏光部材としての特性を一致させ、精度の高い偏光情報を得ることができる。
<4.第3の実施の形態>
図7は、本技術の第3の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。
この第3の実施の形態では、内部構造が同一の正八角形の偏光部材を用いて、その偏光部材を回転移動させて4つの種類の偏光部材131乃至134を形成する。これらの偏光部材131乃至134は、平行移動によって重なるように配置される。特に、この第3の実施の形態では、偏光部材の形状を正八角形とすることにより、撮像素子の開口率を高くすることができる。
第1種類の偏光部材131を基準とすると、第2種類の偏光部材132は、第1種類の偏光部材131を反時計回りに45度回転したものとなっている。また、第3種類の偏光部材133は、第1種類の偏光部材131を反時計回りに90度回転したものとなっている。また、第4種類の偏光部材134は、第1種類の偏光部材131を反時計回りに135度回転したものとなっている。これにより、透過率が等しく角度のみが異なる偏光部材を配した4種類の画素を形成することができる。
この第3の実施の形態のように、偏光部材131乃至134の間に隙間ができる場合には、偏光部材131乃至134の外側に遮光膜139を配置することが望ましい。これにより、偏光部材131乃至134以外への光の入射を防ぐことができる。
図8は、本技術の第3の実施の形態における偏光子14の配置レイアウトの一例を示す図である。
この例では、偏光部材131乃至134に加えて、基板17上のトランジスタ136やコンタクト137を示している。ここに示したように、一般的に画素レイアウトはトランジスタの配置や配線の配置が並進対称である。この第3の実施の形態では、偏光部材の領域の形状を正八角形にすることにより、個々の偏光部材の領域の形状を並進対称にすることができる。これにより、4つの画素の偏光角度以外の光学的性質を等しくすることができる。
図9は、本技術の第3の実施の形態における偏光子14の他の配置例を示す上面図である。
この例では、偏光部材131乃至134のそれぞれの上面にレンズ135を配置している。このレンズ135は、上述の断面図に示したレンズ12に相当するものである。レンズ135が設けられている場合、レンズ135は、偏光部材131乃至134に内接するように配置することが望ましい。これにより、レンズ135が偏光部材131乃至134の入射側においてそれぞれ内接するように配置され、集光された光を効率良く偏光部材131乃至134に入射させることができる。
このように、本技術の第3の実施の形態によれば、内部構造が同一の正八角形の偏光部材を回転移動させた4つの種類の偏光部材を用いることにより、偏光部材としての特性を一致させ、精度の高い偏光情報を得ることができる。
<5.第4の実施の形態>
図10は、本技術の第4の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。
この第4の実施の形態では、内部構造が同一の円形の偏光部材を用いて、その偏光部材を回転移動させて4つの種類の偏光部材141乃至144を形成する。
第1種類の偏光部材141を基準とすると、第2種類の偏光部材142は、第1種類の偏光部材141を反時計回りに45度回転したものとなっている。また、第3種類の偏光部材143は、第1種類の偏光部材141を反時計回りに90度回転したものとなっている。また、第4種類の偏光部材144は、第1種類の偏光部材141を反時計回りに135度回転したものとなっている。これにより、透過率が等しく、各画素の偏光角度以外の光学的性質を等しい偏光部材を配した4種類の画素を形成することができる。
この第4の実施の形態のように、偏光部材141乃至144の間に隙間ができる場合には、偏光部材141乃至144の外側に遮光膜149を配置することが望ましい。これにより、偏光部材141乃至144以外への光の入射を防ぐことができる。
このように、本技術の第4の実施の形態によれば、内部構造が同一の円形の偏光部材を回転移動させた4つの種類の偏光部材を用いることにより、偏光部材としての特性を一致させ、精度の高い偏光情報を得ることができる。
<6.第5の実施の形態>
図11は、本技術の第5の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。
この第5の実施の形態では、内部構造が同一の正六角形の偏光部材を用いて、その偏光部材を回転移動させて3つの種類の偏光部材151乃至153を形成する。上述のように、異なる3種類の角度の偏光部材があれば偏光情報を取得することができる。
第1種類の偏光部材151を基準とすると、第2種類の偏光部材152は、第1種類の偏光部材151を反時計回りに60度回転したものとなっている。また、第3種類の偏光部材153は、第1種類の偏光部材151を反時計回りに120度回転したものとなっている。なお、第2種類の偏光部材152と第3種類の偏光部材153の領域の形状は、第1種類の偏光部材151の領域の形状と同一になる。
この第5の実施の形態では、撮像素子をハニカム配列により配置しており、偏光部材151乃至153の間に隙間はできないようになっている。
このように、本技術の第5の実施の形態によれば、内部構造が同一の正六角形の偏光部材を回転移動させた3つの種類の偏光部材を用いることにより、偏光部材としての特性を一致させ、精度の高い偏光情報を得ることができる。
<7.第6の実施の形態>
図12は、本技術の第6の実施の形態における偏光子14の配置例を示す上面図である。
この第6の実施の形態では、内部構造が同一の正六角形の偏光部材を用いて、その偏光部材を回転移動または対称移動(反転移動)させて6つの種類の偏光部材161乃至166を形成する。
第1種類の偏光部材161を基準とすると、第2種類の偏光部材162は、第1種類の偏光部材161を左右反転して、それを時計回りに120度回転したものとなっている。また、第3種類の偏光部材163は、第1種類の偏光部材161を反時計回りに60度回転したものとなっている。また、第4種類の偏光部材164は、第1種類の偏光部材161を左右反転して、それを時計回りに60度回転したものとなっている。また、第5種類の偏光部材165は、第1種類の偏光部材161を反時計回りに120度回転したものとなっている。また、第6種類の偏光部材166は、第1種類の偏光部材161を左右反転したものとなっている。
この第1の実施の形態においては、6種類の偏光部材161乃至166の偏光角度θ1乃至θ6は、
θ2=60-θ1
θ3=60+θ1
θ4=120-θ1
θ5=120+θ1
θ6=180-θ1
の関係を有している。
ただし、第1種類の偏光部材161の偏光角度θ1が0度や30度に近づくと、2種類の画素の偏光角度が略同じになり、結果的に3種類の画素しか得られなくなってしまう。そこで、第1種類の偏光部材161の偏光角度θ1は、以下に示すように、5度から25度の範囲内にあることを想定する。
5≦θ1≦25
このとき、偏光角度θ1は、中央値の15度であることがより望ましい。
このように、本技術の第6の実施の形態によれば、内部構造が同一の正六角形の偏光部材を回転移動または対称移動させた6つの種類の偏光部材を用いることにより、偏光部材としての特性を一致させ、精度の高い偏光情報を得ることができる。
<8.第7の実施の形態>
図13は、本技術の第7の実施の形態における偏光子14の第1の配置例を示す上面図である。
この第7の実施の形態の第1の配置例では、内部構造が同一の平行四辺形の偏光部材を用いて、その偏光部材を回転移動させて3つの種類の偏光部材211乃至213を形成する。ワイヤーグリッドタイプの偏光部材を想定すると、この第7の実施の形態では、ライン状の導電遮光材料層(ワイヤーグリッド)が平行四辺形の何れか一辺に平行に形成される。
第1種類の偏光部材211を基準とすると、第2種類の偏光部材212は、第1種類の偏光部材211を反時計回りに60度回転したものとなっている。また、第3種類の偏光部材213は、第1種類の偏光部材211を時計回りに60度回転したものとなっている。
この第1の配置例においては、平行四辺形の各辺は等しく、菱形の形状を有する。また、内角の角度は、60度と120度の組合せとなる。これにより、3つの種類の偏光部材211乃至213を密に配置することができ、3つの種類の偏光部材211乃至213の間に隙間が生じない。
図14は、本技術の第7の実施の形態における偏光子14の第2の配置例を示す上面図である。
この第7の実施の形態の第2の配置例では、上述の第1の配置例と同様に、内部構造が同一の平行四辺形の偏光部材を用いて、その偏光部材を回転移動させて3つの種類の偏光部材221乃至223を形成する。回転移動の態様についても上述の第1の配置例と同様である。
この第2の配置例においては、平行四辺形の隣り合う辺は異なる長さを有する。したがって、配置した際には隙間が生じ得る。その場合には、偏光部材221乃至223の外側には遮光膜を配置することが望ましい。これにより、偏光部材221乃至223以外への光の入射を防ぐことができる。
なお、カラーの撮像素子を用いる場合、偏光部材221乃至223と平行に異なるカラーの撮像素子を配置することが望ましい。これにより、上述の隙間を無くすことができる。例えば、図15に示すように、青色画素224、緑色画素225および赤色画素226の撮像素子を配置することが想定される。
また、上述のようにこの第7の実施の形態では、ワイヤーグリッドが平行四辺形の何れか一辺に平行に形成されるが、この第2の配置例においては、ワイヤーグリッドが平行四辺形のより長い辺に平行であることが望ましい。
図16は、本技術の第7の実施の形態における偏光子14の第3の配置例を示す上面図である。
この第7の実施の形態の第3の配置例では、内部構造が同一の平行四辺形の偏光部材を用いて、その偏光部材を回転移動させて4つの種類の偏光部材231乃至234を形成する。
第1種類の偏光部材231を基準とすると、第2種類の偏光部材232は、第1種類の偏光部材231を左右反転して、それを時計回りに90度回転したものとなっている。また、第3種類の偏光部材233は、第1種類の偏光部材231を反時計回りに90度回転したものとなっている。また、第4種類の偏光部材234は、第1種類の偏光部材231を左右反転したものとなっている。
この第3の配置例においては、平行四辺形の隣り合う辺は異なる長さを有してもよい。その場合には、偏光部材231乃至234の間には隙間が生じ得るが、上述の第2の配置例と同様に、偏光部材231乃至234の外側には遮光膜を配置することが望ましい。
また、この第3の配置例においては、上述の第2の配置例と同様に、ワイヤーグリッドが平行四辺形のより長い辺に平行であることが望ましい。
このように、本技術の第7の実施の形態によれば、内部構造が同一の平行四辺形の偏光部材を回転移動させた少なくとも3つの種類の偏光部材を用いることにより、偏光部材としての特性を一致させ、精度の高い偏光情報を得ることができる。
なお、上述の実施の形態は本技術を具現化するための一例を示したものであり、実施の形態における事項と、特許請求の範囲における発明特定事項とはそれぞれ対応関係を有する。同様に、特許請求の範囲における発明特定事項と、これと同一名称を付した本技術の実施の形態における事項とはそれぞれ対応関係を有する。ただし、本技術は実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において実施の形態に種々の変形を施すことにより具現化することができる。
なお、本明細書に記載された効果はあくまで例示であって、限定されるものではなく、また、他の効果があってもよい。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を配置した偏光子と、
前記複数種類の偏光部材のそれぞれを介して入射した光を電荷に変換する光電変換素子と
を具備する撮像素子。
(2)前記複数種類の偏光部材の少なくとも何れか一種類の偏光部材は、他の種類の偏光部材を少なくとも対称移動させてなるものである
前記(1)に記載の撮像素子。
(3)前記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに90度回転した第2種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに90度回転した第3種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転した第4種類の偏光部材とを備える
前記(1)または(2)に記載の撮像素子。
(4)前記第1種類の偏光部材の偏光角度は、5度から40度の範囲内である
前記(3)に記載の撮像素子。
(5)前記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに45度回転した第2種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに90度回転した第3種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに135度回転した第4種類の偏光部材とを備える
前記(1)に記載の撮像素子。
(6)前記複数種類の偏光部材の領域の形状は、正八角形である
前記(5)に記載の撮像素子。
(7)前記複数種類の偏光部材の領域の形状は、円形である
前記(5)に記載の撮像素子。
(8)前記複数種類の偏光部材の外側の領域に配置された遮光膜をさらに具備する前記(1)に記載の撮像素子。
(9)前記複数種類の偏光部材の入射側においてそれぞれ内接するように配置されたレンズをさらに具備する前記(1)から(8)のいずれかに記載の撮像素子。
(10)前記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに60度回転した第2種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに120度回転した第3種類の偏光部材とを備える
前記(1)または(2)に記載の撮像素子。
(11)前記複数種類の偏光部材の領域の形状は、正六角形である
前記(10)に記載の撮像素子。
(12)前記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに120度回転した第2種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに60度回転した第3種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに60度回転した第4種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに120度回転した第5種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転した第6種類の偏光部材とを備える
前記(1)または(2)に記載の撮像素子。
(13)前記偏光子は、前記複数種類の偏光部材の領域の形状が平行移動によって重なるように前記複数種類のそれぞれを配置した
前記(1)または(2)に記載の撮像素子。
(14)前記複数種類の偏光部材における回転移動の角度がn種類であるとき、前記複数種類の偏光部材の領域の形状はn×m角形(nおよびmは整数)である
前記(13)に記載の撮像素子。
(15)前記複数種類の偏光部材は、平行四辺形の形状を有し、その平行四辺形の一辺に平行である複数のライン状の導電遮光材料層を有するワイヤーグリッドタイプの偏光部材である
前記(1)に記載の撮像素子。
(16)前記複数種類の偏光部材における前記複数のライン状の導電遮光材料層は、平行四辺形の長い辺に平行である
前記(15)に記載の撮像素子。
(17)前記複数種類の偏光部材は、各辺の長さが等しい平行四辺形の形状を有し、その内角の角度を60度と120度の組合せとする
前記(15)に記載の撮像素子。
(18)前記複数種類の偏光部材は、少なくとも3種類の偏光部材である
前記(15)に記載の撮像素子。
(19)内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を配置した偏光子と、前記複数種類の偏光部材のそれぞれを介して入射した光を電荷に変換する光電変換素子とを備える撮像素子を複数配置した撮像装置。
10 画素領域
11 撮像素子
12 レンズ
13 カラーフィルタ
14 偏光子
15 配線層
16 光電変換素子
17 基板
19 垂直信号線
20 垂直駆動回路
30 水平駆動回路
40 制御回路
50 カラム信号処理回路
59 水平信号線
60 出力回路
111~114、121~124、131~134、141~144、151~153、161~166、211~213、221~223、231~234 偏光部材
125、135 レンズ
129、139、149 遮光膜
136 トランジスタ
137 コンタクト

Claims (9)

  1. 内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を配置した偏光子と、
    前記複数種類の偏光部材のそれぞれを介して入射した光を電荷に変換する光電変換素子と
    を具備し、
    前記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに90度回転した第2種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに90度回転した第3種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転した第4種類の偏光部材とを備える
    撮像素子。
  2. 前記第1種類の偏光部材の偏光角度は、5度から40度の範囲内である
    請求項記載の撮像素子。
  3. 内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を配置した偏光子と、
    前記複数種類の偏光部材のそれぞれを介して入射した光を電荷に変換する光電変換素子と
    を具備し、
    前記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに120度回転した第2種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに60度回転した第3種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに60度回転した第4種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに120度回転した第5種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転した第6種類の偏光部材とを備える
    撮像素子。
  4. 内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を配置した偏光子と、
    前記複数種類の偏光部材のそれぞれを介して入射した光を電荷に変換する光電変換素子と
    を具備し、
    前記複数種類の偏光部材は、平行四辺形の形状を有し、その平行四辺形の一辺に平行である複数のライン状の導電遮光材料層を有するワイヤーグリッドタイプの偏光部材であり、
    前記複数種類の偏光部材は、各辺の長さが等しい平行四辺形の形状を有し、その内角の角度を60度と120度の組合せとする
    撮像素子。
  5. 内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を配置した偏光子と、
    前記複数種類の偏光部材のそれぞれを介して入射した光を電荷に変換する光電変換素子と
    を具備し、
    前記複数種類の偏光部材は、平行四辺形の形状を有し、その平行四辺形の一辺に平行である複数のライン状の導電遮光材料層を有するワイヤーグリッドタイプの偏光部材であり、
    前記複数種類の偏光部材は、少なくとも3種類の偏光部材である
    撮像素子。
  6. 内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を配置した偏光子と、前記複数種類の偏光部材のそれぞれを介して入射した光を電荷に変換する光電変換素子とを備える撮像素子を複数配置し、
    前記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに90度回転した第2種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに90度回転した第3種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転した第4種類の偏光部材とを備える
    撮像装置。
  7. 内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を配置した偏光子と、前記複数種類の偏光部材のそれぞれを介して入射した光を電荷に変換する光電変換素子とを備える撮像素子を複数配置し、
    前記複数種類の偏光部材は、第1種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに120度回転した第2種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに60度回転した第3種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転して時計回りに60度回転した第4種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を反時計回りに120度回転した第5種類の偏光部材と、前記第1種類の偏光部材を左右反転した第6種類の偏光部材とを備える
    撮像装置。
  8. 内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を配置した偏光子と、前記複数種類の偏光部材のそれぞれを介して入射した光を電荷に変換する光電変換素子とを備える撮像素子を複数配置し、
    前記複数種類の偏光部材は、平行四辺形の形状を有し、その平行四辺形の一辺に平行である複数のライン状の導電遮光材料層を有するワイヤーグリッドタイプの偏光部材であり、
    前記複数種類の偏光部材は、各辺の長さが等しい平行四辺形の形状を有し、その内角の角度を60度と120度の組合せとする
    撮像装置。
  9. 内部構造が同一の偏光部材を回転移動または対称移動させてなる複数種類の偏光部材を配置した偏光子と、前記複数種類の偏光部材のそれぞれを介して入射した光を電荷に変換する光電変換素子とを備える撮像素子を複数配置し、
    前記複数種類の偏光部材は、平行四辺形の形状を有し、その平行四辺形の一辺に平行である複数のライン状の導電遮光材料層を有するワイヤーグリッドタイプの偏光部材であり、
    前記複数種類の偏光部材は、少なくとも3種類の偏光部材である
    撮像装置。
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