JP7244068B2 - ワーク貼合装置及びワークステージ - Google Patents

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Description

本発明は、ワーク貼合装置及びワークステージに関する。
従来から、基板等の第1ワークにフィルム等の第2ワークを貼り合わせるワーク貼合装置が知られている。例えば、特許文献1に記載のワーク貼合装置は、空圧凹部を覆うダイヤフラム膜を有する可動チャンバ体と、可動チャンバ体に対向して位置する固定チャンバ体と、を備える。固定チャンバ体内には第1ワークが装着され、ダイヤフラム膜には第2ワークが装着される。そして、可動チャンバ体と固定チャンバ体により囲まれた空間と空圧凹部の内部空間が真空状態とされる。この状態から、空圧凹部の内部空間が真空状態から大気圧に急減に加圧されることにより、ダイヤフラム膜が第1ワークに向かって膨張し、第2ワークが第1ワークに押し付けられる。これにより、第2ワークが第1ワークに貼り合わされる。
特開2010-49048号公報
上記特許文献1の構成では、可動チャンバ体における空圧凹部の内部空間は真空状態から大気圧となるように加圧されるため、ダイヤフラム膜は急激に膨張する。このため、ダイヤフラム膜が膨張する過程で波を打った状態となる。例えば、図8に模式的に示すように、ダイヤフラム膜122が波打つと、ダイヤフラム膜122は第1位置P1と第2位置P2にて第2ワークW2を第1ワークW1に向けて押す。この場合、第2ワークW2が第1ワークW1に対して撓んだ状態となり、第1ワークW1と第2ワークW2の間に空気が入り込むおそれがあった。
本発明は、上記実状を鑑みてなされたものであり、第1ワークと第2ワークの間に空気が入り込むことを抑制できるワーク貼合装置及びワークステージを提供することを目的とする。
(1)上記目的を達成するため、本発明の第1の観点に係るワーク貼合装置は
1内部空間を有する第1チャンバと
記第1内部空間を閉じるように前記第1チャンバに装着され、前記第1内部空間の加圧に伴い膨張するダイヤフラム膜と
1ワークが設置される第2内部空間を有し、前記第1チャンバと対向する位置に設けられる第2チャンバと
2ワークが装着されるステージ部を有し、前記ダイヤフラム膜よりも前記第2内部空間に近い位置に設けられ、膨張した前記ダイヤフラム膜により押されることにより前記第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるワークステージと、を備え
前記ワークステージは、前記ステージ部の周囲に位置し、前記ステージ部を前記第1チャンバに対して弾性的に支持するステージ支持部をさらに有し、
前記ステージ部は前記ダイヤフラム膜よりも弾性率が大きい材質により形成される。
(2)上記目的を達成するため、本発明の第2の観点に係るワーク貼合装置は、
第1内部空間を有する第1チャンバと、
前記第1内部空間を閉じるように前記第1チャンバに装着され、前記第1内部空間の加圧に伴い膨張するダイヤフラム膜と、
第1ワークが設置される第2内部空間を有し、前記第1チャンバと対向する位置に設けられる第2チャンバと、
第2ワークが装着されるステージ部を有し、前記ダイヤフラム膜よりも前記第2内部空間に近い位置に設けられ、膨張した前記ダイヤフラム膜により押されることにより前記第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるワークステージと、
前記ダイヤフラム膜の膨張に伴う前記第1ワークに向けた前記ステージ部の移動を案内するガイド部と、を備え、
前記ガイド部は、
前記ステージ部から前記第1ワークに向かう方向に延び、前記ステージ部の面方向において前記ステージ部を挟み込むように配置される複数の案内ピンと、
前記案内ピンが通過し、前記ステージ部の厚さ方向に沿って延びる複数のピン通孔を有し、前記ステージ部に固定されるステージ固定部と、を備える。
(3)上記目的を達成するため、本発明の第3の観点に係るワーク貼合装置は、
第1内部空間を有する第1チャンバと、
前記第1内部空間を閉じるように前記第1チャンバに装着され、前記第1内部空間の加圧に伴い膨張するダイヤフラム膜と、
第1ワークが設置される第2内部空間を有し、前記第1チャンバと対向する位置に設けられる第2チャンバと、
第2ワークが装着されるステージ部を有し、前記ダイヤフラム膜よりも前記第2内部空間に近い位置に設けられ、膨張した前記ダイヤフラム膜により押されることにより前記第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるワークステージと、
前記ダイヤフラム膜と前記ワークステージの間に設けられるマスクと、を備え、
前記マスクは、前記ステージ部に対向する位置に形成され、膨張した前記ダイヤフラム膜が通過する開口孔部を有する。
(4)上記目的を達成するため、本発明の第4の観点に係るワーク貼合装置は、
第1内部空間を有する第1チャンバと、
前記第1内部空間を閉じるように前記第1チャンバに装着され、前記第1内部空間の加圧に伴い膨張するダイヤフラム膜と、
第1ワークが設置される第2内部空間を有し、前記第1チャンバと対向する位置に設けられる第2チャンバと、
第2ワークが装着されるステージ部を有し、前記ダイヤフラム膜よりも前記第2内部空間に近い位置に設けられ、膨張した前記ダイヤフラム膜により押されることにより前記第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるワークステージと、を備え、
前記第2チャンバは、湾曲した前記第1ワークに応じて凹状に湾曲する底面を有し、前記第1ワークが収容される収容凹部を備え、
前記ワークステージの曲率は、前記第2ワークの中心位置が前記第1ワークの中心位置に接触したとき前記第1ワークの曲率よりも大きくなり、その後、前記ダイヤフラム膜の膨張の度合いが進むにつれて、前記第2ワークが中心位置から外側に向けて前記第1ワークに貼り合わされるように小さくなる。
(5)上記目的を達成するため、本発明の第の観点に係るワークステージは
1内部空間を有する第1チャンバと、前記第1内部空間を閉じるように前記第1チャンバに装着され、前記第1内部空間の加圧に伴い膨張するダイヤフラム膜と、第1ワークが設置される第2内部空間を有し、前記第1チャンバと対向する位置に設けられる第2チャンバと、を備えるワーク貼合装置に装着されるワークステージであって
2ワークが装着され、前記ダイヤフラム膜よりも弾性率が大きい材質により形成されるステージ部と、
前記ステージ部の周囲に位置し、前記ステージ部を前記第1チャンバに対して弾性的に支持するステージ支持部と、を有し
記ダイヤフラム膜よりも前記第2内部空間に近い位置に設けられ、膨張した前記ダイヤフラム膜により押されることにより前記第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせる。
本発明によれば、ワーク貼合装置及びワークステージにおいて、第1ワークと第2ワークの間に空気が入り込むことを抑制できる。
本発明の第1の実施形態に係る上チャンバが閉じた状態のワーク貼合装置の概略図である。 本発明の第1の実施形態に係る(a)は上チャンバが開いた状態のワーク貼合装置の概略図であり、(b)は第2ワークが第1ワークに貼り合わされる際のワーク貼合装置の概略図であり、(c)はダイヤフラム膜が膨張する際のワーク貼合装置の一部を拡大した概略図である。 本発明の第2の実施形態に係る(a)は上チャンバが閉じた状態のワーク貼合装置の概略図であり、(b)は第2ワークが第1ワークに貼り合わされる際のワーク貼合装置の概略図である。 本発明の第2の実施形態に係るステージ部の平面図である。 本発明の第3の実施形態に係る(a)~(e)は第2ワークが第1ワークに貼り合わされる際の工程を示すワーク貼合装置の概略図である。 本発明の変形例に係る(a)及び(b)は第2ワークが第1ワークに貼り合わされる際の工程を示すワーク貼合装置の概略図である。 本発明の変形例に係る(a)~(d)は第2ワークが第1ワークに貼り合わされる際の工程を示すワーク貼合装置の概略図である。 背景技術に係るダイヤフラム膜が膨張する際のワーク貼合装置の概略図である。
(第1の実施形態)
本発明に係るワーク貼合装置の第1の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1に示すように、ワーク貼合装置10は、第2ワークW2を第1ワークW1に貼り付ける2層真空チャンバ方式の装置である。ワーク貼合装置10は、上チャンバ21と、下チャンバ31と、ダイヤフラム膜22と、ワークステージ25と、ワーク支持台32と、固定部材28と、制御部40と、真空ポンプ41と、チャンバ駆動部42と、切替弁43a,43bと、開放弁43cと、を備える。
下チャンバ31は上チャンバ21に向けて開口する箱状をなす。下チャンバ31は、上チャンバ21が閉じられることにより密閉された空間となる内部空間31aを有する。
ワーク支持台32は、内部空間31aの内底面に固定される板状をなす。ワーク支持台32の上面には第1ワークW1が装着される。
上チャンバ21は下チャンバ31に向けて開口する箱状をなす。上チャンバ21の開口側の端面にはダイヤフラム膜22の外周縁部が固定されている。ダイヤフラム膜22により上チャンバ21の内部空間21aが密閉される。ダイヤフラム膜22は、上チャンバ21の内部空間21aが加圧されることにより弾性変形する弾性体、例えばゴム等の超弾性体からなる。
図1に示すように、ワークステージ25はダイヤフラム膜22よりもワーク支持台32に近い位置に設けられる。ワークステージ25の外周縁部は上チャンバ21の開口側の端面に固定されている。ワークステージ25は既存の貼合装置に後付け可能である。ワークステージ25は、ダイヤフラム膜22の膨張によってワーク支持台32に近づく方向に押されることにより、第2ワークW2を第1ワークW1に貼り付ける。
詳しくは、ワークステージ25は、第2ワークW2が装着されるステージ部23と、ステージ部23を弾性的に上チャンバ21に支持するステージ支持部24と、を備える。
ステージ部23は、第2ワークW2よりも広い面積の板状に形成される。ステージ部23は、ダイヤフラム膜22よりも外力に対して変形しづらい材質又は形状で形成されている。例えば、ステージ部23は、ダイヤフラム膜22よりも弾性率が大きい塩化ビニル等の樹脂、又は金属により形成される。ステージ部23の下面には第2ワークW2が装着される。
ステージ支持部24は上チャンバ21の開口側の端面とステージ部23の間に位置する。ステージ支持部24の外周縁部は、金具である固定部材28により上チャンバ21の開口側の端面に固定される。ステージ支持部24はシート状をなし、ステージ支持部24の下面にステージ部23が固定されている。ステージ支持部24は、弾性体であって、ステージ部23よりも外力に対して変形しやすい材質又は形状で形成されている。例えば、ステージ支持部24は例えばゴム等の超弾性体又は塩化ビニル等の樹脂からなる。ステージ支持部24はダイヤフラム膜22により押されることでステージ部23よりも大きく弾性変形する。
ステージ部23は、ボルト又は接着剤等を介してステージ支持部24に固定されてもよいし、ステージ支持部24にインサート成形されてもよい。
図1に示すように、チャンバ駆動部42は、制御部40による制御のもと、上チャンバ21を下チャンバ31に対して接近又は離間するように移動させる。チャンバ駆動部42は、例えば、油圧又は空気圧で動作するシリンダである。
開放弁43cは、上チャンバ21に設けられ、制御部40による制御のもと開かれることにより上チャンバ21の内部空間21aを大気圧とする。
切替弁43aは、真空ポンプ41と上チャンバ21の内部空間21aの間を接続する流路45aに設けられる。切替弁43aは、制御部40による制御のもと、流路45aを導通させた開状態と流路45aを遮断させた閉状態の間で切り替わる。
切替弁43bは、真空ポンプ41と下チャンバ31の内部空間31aの間を接続する流路45bに設けられる。切替弁43bは、制御部40による制御のもと、流路45bを流体的に導通させた開状態と流路45bを流体的に遮断させた閉状態の間で切り替わる。
真空ポンプ41は、制御部40による制御のもと動作し、上チャンバ21の内部空間21a及び下チャンバ31の内部空間31aの少なくとも何れかを真空状態とする。
制御部40は、チャンバ駆動部42、真空ポンプ41、切替弁43a,43b及び開放弁43cを制御する。制御部40は、制御処理を実行するCPU(Central Processing Unit)、CPUの動作プログラム等が記憶されるROM(Read Only Memory)、CPUのワークエリアとして利用されるRAM(Random Access Memory)等を備える。
次に、ワーク貼合装置10の作用について説明する。
まず、図2(a)に示すように、上チャンバ21が下チャンバ31に対して開いた状態で、第1ワークW1がワーク支持台32の上面に装着され、第2ワークW2がステージ部23の下面に装着される。第1ワークW1の上面には、接着剤、例えば、シート状のOCA(Optical Clear Adhesive)や液体状のOCR(Optical Clear Resin)が設けられる。
そして、図1に示すように、制御部40は、チャンバ駆動部42を介して上チャンバ21を下チャンバ31に対して閉じる。次に、制御部40は、切替弁43a,43bを開状態とし、真空ポンプ41を動作させる。これにより、下チャンバ31の内部空間31aと上チャンバ21の内部空間21aが真空状態となる。この状態において、制御部40は、切替弁43aを閉じ、開放弁43cを開くことにより上チャンバ21の内部空間21aを大気圧まで加圧する。これにより、図2(b)に示すように、ダイヤフラム膜22は第1ワークWに向かって膨張し、ワークステージ25は膨張したダイヤフラム膜22に押される。このとき、ワークステージ25のステージ部23は第2ワークW2を第1ワークW1に押し付ける。従って、第2ワークW2は第1ワークW1に貼り合わされる。
図2(c)に示すように、ダイヤフラム膜22が膨張している過程においてはダイヤフラム膜22が波打つ。この場合であっても、ステージ部23はダイヤフラム膜22に比べて平面を保つため、ダイヤフラム膜22が波打った影響が第2ワークW2に及ぶことが抑制される。
第2ワークW2と第1ワークW1の貼り合わせが完了した後、制御部40は、内部空間31aも大気圧として、上チャンバ21を下チャンバ31に対して開く。これにより、第2ワークW2が貼り合わされた第1ワークW1は下チャンバ31から取り出し可能となる。
なお、本実施形態において、ステージ部23、第1ワークW1及び第2ワークW2は、長方形状及び正方形を含む多角形板状、円板状又は楕円板状等の何れの形状であってもよい。
また、第1ワークW1は、例えば、液晶基板、プラズマディスプレイ基板又は太陽電池モジュール基板等である。第2ワークW2は、例えば、静電防止用、反射防止用等の各種機能性フィルムである。
(効果)
以上、説明した第1の実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ワーク貼合装置10は、第1内部空間の一例である内部空間21aを有する第1チャンバの一例である上チャンバ21と、内部空間21aを閉じるように上チャンバ21に装着され、内部空間21aの加圧に伴い膨張するダイヤフラム膜22と、第1ワークW1が設置される第2内部空間の一例である内部空間31aを有し、上チャンバ21と対向する位置に設けられる第2チャンバの一例である下チャンバ31と、第2ワークW2が装着されるステージ部23を有し、ダイヤフラム膜22よりも内部空間31aに近い位置に設けられ、膨張したダイヤフラム膜22により押されることにより第2ワークW2を第1ワークW1に貼り合わせるワークステージ25と、を備える。
この構成によれば、ダイヤフラム膜22が膨張する際に、図2(c)に示すように、ダイヤフラム膜22が波打った状態となっても、第2ワークW2が装着されるステージ部23が波打つことが抑制される。よって、第1ワークW1と第2ワークW2の間に空気が入り込むことが抑制される。
(2)ワークステージ25は、ステージ部23の周囲に位置し、ステージ部23を上チャンバ21に対して弾性的に支持するステージ支持部24を備える。ステージ部23はダイヤフラム膜22よりも弾性率が大きい材質により形成される。
この構成によれば、ダイヤフラム膜22の膨張に伴い、ステージ支持部24が弾性変形することにより、ステージ部23が第1ワークW1に向けてスムーズに移動する。よって、ステージ部23により、第2ワークW2が第1ワークW1に確実に貼り合わされる。
また、ステージ部23は、ダイヤフラム膜22よりも弾性率が大きいため、膨張したダイヤフラム膜22に押された際に波打つことが抑制される。
(第2の実施形態)
本発明に係るワーク貼合装置の第2の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、第1ワークを保持するステージ部が第2ワークに向けて移動する際にガイド部によりガイドされる点が上記第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図3(a),(b)に示すように、ワーク貼合装置10は、ダイヤフラム膜22の膨張に伴う第1ワークW1に向けたステージ部23の移動を案内するガイド部29を備える。
ガイド部29は、複数の案内ピン27aと、案内ピン27aが通過するピン通孔23cを有する複数のステージ固定部23bを備える。
図4に示すように、ステージ固定部23bは、板状の金具であり、長方形板状のステージ部23の側面に固定される。本例では、一対のステージ固定部23bはステージ部23の短手方向(図4の上下方向)からステージ部23を挟み込むように配置される。各ステージ固定部23bはステージ部23の長手方向(図4の左右方向)の中央に位置する。
各ステージ固定部23bには、長手方向に並ぶ2つのピン通孔23cが形成される。ピン通孔23cはステージ部23の厚さ方向に貫通する貫通孔である。ピン通孔23cの孔径は案内ピン27aの直径よりも大きく設定される。
図3(a),(b)に示すように、案内ピン27aは、それぞれステージ部23のピン通孔23cを通過するように上下方向に延びる。案内ピン27aは、ダイヤフラム膜22の膨張に伴うステージ部23の移動距離よりも長い円柱状に形成される。案内ピン27aの基端は固定部材28に連結されている。図4に示すように、ステージ部23の長手方向に並ぶ2つの案内ピン27aは、ステージ部23の長手方向に延びる2つの側面それぞれの中央部に配置される。
図3(b)に示すように、ダイヤフラム膜22が膨張すると、ダイヤフラム膜22に押されて、ステージ部23が下方向に移動する。この際、ステージ部23は、ピン通孔23cを介して案内ピン27aにより移動が案内される。このため、ステージ部23が移動する際、ステージ部23がその面方向に沿ってずれることが抑制され、これにより、第2ワークW2が第1ワークW1に対して位置ずれして貼り合わされることが抑制される。一例として、位置ずれを50μm以下とすることができる。
(効果)
以上、説明した第2の実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ワーク貼合装置10は、ダイヤフラム膜22の膨張に伴う第1ワークW1に向けたステージ部23の移動を案内するガイド部29を備える。
ステージ部23はステージ支持部24により弾性的に支持される。このため、第2ワークW2を保持するステージ部23は第1ワークW1に対してステージ部23の面方向に位置ずれしやすい。この点、上記構成によれば、ガイド部29によりステージ部23の移動が案内され、ステージ部23の面方向の位置ずれが抑制される。よって、第2ワークW2の第1ワークW1に対する貼り合わせ位置の精度を高めることができる。
ここで、従来、貼り合わせ位置の精度を高めるため、カメラにより第1ワークの特定位置と第2ワークの特定位置が撮像され、撮像されたデータに基づき2つの特定位置の間の距離が特定され、そして、2つの特定位置の位置を一致させるべく、上チャンバと下チャンバを相対的に移動させる手法が知られている。しかしながら、この手法は、カメラが必要となるとともに、制御的な負担も大きい。この点、上記ガイド部29によれば、簡易な構成で、貼り合わせ位置の精度を高めることができる。
(2)ガイド部29は、ステージ部23から第1ワークW1に向かう方向に延び、ステージ部23の面方向のうち短手方向においてステージ部23を挟み込むように配置される複数の案内ピン27aと、案内ピン27aが通過し、ステージ部23の厚さ方向に延びる複数のピン通孔23cを有し、ステージ部23に固定されるステージ固定部23bと、を備える。
この構成によれば、ステージ部23の短手方向(図4の上下方向)の両端部は案内ピン27aにより変形が拘束されるものの、ステージ部23の長手方向(図4の左右方向)の両端部は案内ピン27aにより変形が拘束されない。よって、ダイヤフラム膜22の膨張に伴いステージ部23は長手方向に沿って撓むことが可能となり、図2(c)に示すように、長手方向において第2ワークW2を中心位置Cから外側に向かって第1ワークW1に貼り合わせることができる。このため、第1ワークW1と第2ワークW2の間に空気が入り込むことが抑制される。
(第3の実施形態)
本発明に係るワーク貼合装置の第3の実施形態について、図面を参照して説明する。本実施形態では、マスクが設けられる点と第1ワークが曲板状をなす点が上記第1の実施形態と異なる。以下、第1の実施形態との相違点を中心に説明する。
図5(a)に示すように、ステージ部123はダイヤフラム膜22よりも弾性率が大きい材質、例えば塩化ビニル等の樹脂により形成される。ステージ部123の両端はゴム等の引張部材129により外側に引張力Fで引っ張られる。引張部材129はステージ部123と上チャンバ21の間に位置し、ステージ部123を撓んだ状態から平板状に戻すためにステージ部123に引張力Fを付与する。
さらに、ワーク貼合装置10は、マスク50と、複数のピロー33と、複数の回転支持部材126と、を備える。また、ワーク支持台32の上面には、X方向(図5の左右方向)において凹状に湾曲した底面を有する収容凹部32aが形成されている。収容凹部32aは半円柱状の内部空間を有する。収容凹部32aの底面には、ガラス等の第1ワークW1が装着されている。第1ワークW1は収容凹部32aの底面に応じて曲板状に形成される。
複数のピロー33は、収容凹部32aをX方向に挟み込むようにワーク支持台32の上面に配置される。図5(b)に示すように、上チャンバ21が下チャンバ31に対して閉じたとき、複数のピロー33は、回転支持部材126に接触し、回転支持部材126を下方向から支持する。
図5(a)に示すように、マスク50は、ダイヤフラム膜22とステージ部123の間に設けられ、膨張するダイヤフラム膜22がステージ部123に接触する位置及び範囲を規定する機能を有する。マスク50は既存の貼合装置に後付け可能である。マスク50は開口孔部51を有する枠板状をなす。マスク50は膨張するダイヤフラム膜22に押されても変形しない樹脂又は金属により形成される。マスク50の上面はダイヤフラム膜22の下面に接触する。開口孔部51は上下方向においてステージ部123に対向する位置に形成され、中心位置Cを中心に開口される。開口孔部51、ステージ部123及び第2ワークW2において中心位置Cが一致するように設定される。開口孔部51は、例えば、第2ワークW2よりも小さい面積で、第2ワークW2と相似形をなす。マスク50は上チャンバ21の開口端面に固定されている。開口孔部51の周縁部は、下方向に向かうにつれて開口孔部51の中心位置Cに近づくように傾斜する傾斜面51aを有する。例えば、傾斜面51aは凸状の曲面をなしている。傾斜面51aにより、膨張するダイヤフラム膜22がX方向に膨らむことが抑制される。
複数の回転支持部材126は、ステージ部123を凹状に撓ませることを可能としつつ、ステージ部123の両端を支持する。複数の回転支持部材126は、ステージ部123の下面におけるX方向の両端に位置する。
詳しくは、図5(a)に示すように、回転支持部材126は、図5の紙面垂直方向であるY方向に延びる軸部127と、軸部127に対して回転可能に軸部127の周囲に位置する回転部128と、を備える。軸部127のY方向の両端は、上チャンバ21に形成されるX方向に延びる溝部21b内に支持されている。これにより、ステージ部123が撓むことに応じて複数の回転支持部材126がX方向に移動可能となる。回転部128は、Y方向に延び、曲面がピロー33に接触する略半円柱状をなす。回転部128のY方向に延びる平面はステージ部123の下面に固定されている。回転部128はステージ部123の下面の各角部に計4つ配置されてもよく、Y方向に並ぶ回転部128に共通の軸部127が挿通されてもよい。
複数の回転支持部材126は、図5(b),(c),(d),(e)に示すように、ステージ部123の撓み度合い、すなわち曲率が大きくなるにつれて、X方向に並ぶ一対の回転支持部材126間の距離が近づくように移動する。
次に、ワーク貼合装置10の作用について説明する。
まず、図5(a),(b)に示すように、上チャンバ21が下チャンバ31に対して閉じる方向に移動すると、上チャンバ21は、ステージ部123、引張部材129、回転支持部材126、マスク50及びダイヤフラム膜22とともに下方向に移動する。上チャンバ21が下チャンバ31に対して閉じた後、上記第1の実施形態と同様に、下チャンバ31の内部空間31aと上チャンバ21の内部空間21aが真空状態とされ、その後、上チャンバ21の内部空間21aが大気圧まで加圧される。これにより、図5(c)に示すように、ダイヤフラム膜22がマスク50の開口孔部51からステージ部123に向かってU字状に膨張する。膨張したダイヤフラム膜22の頂点がステージ部123の中心位置Cを押し、ステージ部123が中心位置Cを中心に凹状に撓む。図5(d)に示すように、ダイヤフラム膜22の膨張が進行すると、ステージ部123の曲率が大きくなり、ステージ部123により保持される第2ワークW2の中心位置Cが第1ワークW1の中心位置Cに接触する。このときのステージ部123の曲率は第1ワークW1の曲率よりも大きく設定される。
図5(e)に示すように、さらにダイヤフラム膜22の膨張が進行すると、ステージ部123の曲率が第1ワークW1の曲率と同等まで小さくなり、ステージ部123により保持される第2ワークW2が第1ワークW1に接触する領域が中心位置Cから外側に向かって広がる。これにより、第2ワークW2が第1ワークW1に貼り合わされる。
(効果)
以上、説明した第3の実施形態によれば、以下の効果を奏する。
(1)ワーク貼合装置10は、ダイヤフラム膜22とステージ部123の間に設けられるマスク50を備える。マスク50は、ステージ部123に対向する位置に形成され、膨張したダイヤフラム膜22が通過する開口孔部51を有する。
この構成によれば、マスク50は、膨張するダイヤフラム膜22がステージ部123を押す位置及び範囲を規定する。このため、ステージ部123を所望の態様で弾性変形させることができ、貼り合わせ精度を高めることができる。
(2)下チャンバ31は湾曲した第1ワークW1に応じて凹状に湾曲する底面を有し、第1ワークW1が収容される収容凹部32aを備える。ステージ部123の曲率は、第2ワークW2の中心位置Cが第1ワークW1の中心位置Cに接触した状態においては第1ワークW1の曲率よりも大きくなり、その後、ダイヤフラム膜22の膨張の度合いが進むにつれて、第2ワークW2が中心位置Cから外側に向けて第1ワークW1に貼り合わされるように小さくなる。
この構成によれば、第2ワークW2が中心位置Cから外側に向けて第1ワークW1に貼り合わされる。このため、第2ワークW2が曲板状の第1ワークW1に貼り合わされる場合であっても、第1ワークW1と第2ワークW2の間に空気が入り込むことが抑制される。
なお、本発明は以上の実施形態及び図面によって限定されるものではない。本発明の要旨を変更しない範囲で、適宜、変更(構成要素の削除も含む)を加えることが可能である。以下に、変形の一例を説明する。
(変形例)
上記第3の実施形態においてワークステージの形状は適宜変更可能である。例えば、図6(a),(b)に示すように、ワークステージ225は、ステージ部223と、ステージ部223よりも厚さが厚いステージ支持部224と、を備える。ワークステージ225は、塩化ビニルにより形成される。
ステージ支持部224は、ステージ部223の周囲位置に位置し、ステージ部223を上チャンバ21に対して弾性的に支持する。ステージ支持部224は、ステージ部223よりも厚いため、ステージ部223を安定的に支持できる。
ステージ部223はステージ支持部224よりも薄いため撓みやすい。このため、ダイヤフラム膜22の膨張に伴い、ステージ部223が撓みやすく、第2ワークW2を曲板状の第1ワークW1に貼り合わせやすい。
なお、図6の構成において、第1ワークW1が上方向に向けて凸状に湾曲していてもよい。この場合、収容凹部32aに代えて第1ワークW1の湾曲に応じた収容凸部が設けられる。この構成でも、図6の構成と同様の作用効果が得られる。その他、第1ワークW1の形状は波板状、凹凸状等、どのような形状であってもよい。このように、第1ワークW1の形状変更に対してワーク支持台32の収容凹部32aの形状を変更するだけ済むため、ワーク貼合装置10の設計変更が最小限となり、低コストとなる。
さらに、例えば、図7(a)に示すように、ワークステージ225のステージ部223の下面にはステージ凸部228が固定されていてもよい。ステージ凸部228は、収容凹部32aに応じた形状で形成される。本例では、ステージ凸部228はY方向に延びる両側面が曲面をなす長方形板状をなす。ステージ凸部228の下面及び側面には、プレフォーム済みの第2ワークW2が装着されている。ステージ凸部228は例えばシリコーン等の弾性部材により形成される。
この構成の作用について説明する。図7(a),(b)に示すように、上チャンバ21が下チャンバ31に対して閉じる。そして、上記各実施形態と同様に、上チャンバ21の内部空間21aが加圧されると、図7(c),(d)に示すように、膨張するダイヤフラム膜22によりステージ凸部228が中心位置Cから外側に向けて押される。これにより、ステージ凸部228は第2ワークW2を中心位置Cから外側に向けて第1ワークW1に貼り合わせる。
なお、図5、図6及び図7の構成において、マスク50が省略されてもよい。また、図1の構成において、マスク50が設けられてもよい。
上記各実施形態においては、チャンバ駆動部42は上チャンバ21を移動させていたが、これに限らず、下チャンバ31を移動させてもよい。
上記第2の実施形態においてピン通孔23c及び案内ピン27aの位置及び数は適宜変更可能である。また、ガイド部29は、レールと、レールに沿って摺動し、ステージ部23に固定されるスライド部により構成されてもよい。
10…ワーク貼合装置、21…上チャンバ、21a,31a…内部空間、22,122…ダイヤフラム膜、23,123,223…ステージ部、23b…ステージ固定部、23c…ピン通孔、24,224…ステージ支持部、25,225…ワークステージ、27a…案内ピン、28…固定部材、29…ガイド部、31…下チャンバ、32…ワーク支持台、32a…収容凹部、40…制御部、41…真空ポンプ、42…チャンバ駆動部、43a,43b…切替弁、43c…開放弁、50…マスク、51…開口孔部、126…回転支持部材、C…中心位置、W1…第1ワーク、W2…第2ワーク

Claims (7)

  1. 第1内部空間を有する第1チャンバと、
    前記第1内部空間を閉じるように前記第1チャンバに装着され、前記第1内部空間の加圧に伴い膨張するダイヤフラム膜と、
    第1ワークが設置される第2内部空間を有し、前記第1チャンバと対向する位置に設けられる第2チャンバと、
    第2ワークが装着されるステージ部を有し、前記ダイヤフラム膜よりも前記第2内部空間に近い位置に設けられ、膨張した前記ダイヤフラム膜により押されることにより前記第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるワークステージと、を備え
    前記ワークステージは、前記ステージ部の周囲に位置し、前記ステージ部を前記第1チャンバに対して弾性的に支持するステージ支持部をさらに有し、
    前記ステージ部は前記ダイヤフラム膜よりも弾性率が大きい材質により形成される、
    ワーク貼合装置。
  2. 第1内部空間を有する第1チャンバと、
    前記第1内部空間を閉じるように前記第1チャンバに装着され、前記第1内部空間の加圧に伴い膨張するダイヤフラム膜と、
    第1ワークが設置される第2内部空間を有し、前記第1チャンバと対向する位置に設けられる第2チャンバと、
    第2ワークが装着されるステージ部を有し、前記ダイヤフラム膜よりも前記第2内部空間に近い位置に設けられ、膨張した前記ダイヤフラム膜により押されることにより前記第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるワークステージと
    前記ダイヤフラム膜の膨張に伴う前記第1ワークに向けた前記ステージ部の移動を案内するガイド部と、を備え
    前記ガイド部は、
    前記ステージ部から前記第1ワークに向かう方向に延び、前記ステージ部の面方向において前記ステージ部を挟み込むように配置される複数の案内ピンと、
    前記案内ピンが通過し、前記ステージ部の厚さ方向に沿って延びる複数のピン通孔を有し、前記ステージ部に固定されるステージ固定部と、を備える、
    ワーク貼合装置。
  3. 第1内部空間を有する第1チャンバと、
    前記第1内部空間を閉じるように前記第1チャンバに装着され、前記第1内部空間の加圧に伴い膨張するダイヤフラム膜と、
    第1ワークが設置される第2内部空間を有し、前記第1チャンバと対向する位置に設けられる第2チャンバと、
    第2ワークが装着されるステージ部を有し、前記ダイヤフラム膜よりも前記第2内部空間に近い位置に設けられ、膨張した前記ダイヤフラム膜により押されることにより前記第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるワークステージと
    前記ダイヤフラム膜と前記ワークステージの間に設けられるマスクと、を備え
    前記マスクは、前記ステージ部に対向する位置に形成され、膨張した前記ダイヤフラム膜が通過する開口孔部を有する、
    ワーク貼合装置。
  4. 第1内部空間を有する第1チャンバと、
    前記第1内部空間を閉じるように前記第1チャンバに装着され、前記第1内部空間の加圧に伴い膨張するダイヤフラム膜と、
    第1ワークが設置される第2内部空間を有し、前記第1チャンバと対向する位置に設けられる第2チャンバと、
    第2ワークが装着されるステージ部を有し、前記ダイヤフラム膜よりも前記第2内部空間に近い位置に設けられ、膨張した前記ダイヤフラム膜により押されることにより前記第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせるワークステージと、を備え
    前記第2チャンバは、湾曲した前記第1ワークに応じて凹状に湾曲する底面を有し、前記第1ワークが収容される収容凹部を備え、
    前記ワークステージの曲率は、前記第2ワークの中心位置が前記第1ワークの中心位置に接触したとき前記第1ワークの曲率よりも大きくなり、その後、前記ダイヤフラム膜の膨張の度合いが進むにつれて、前記第2ワークが中心位置から外側に向けて前記第1ワークに貼り合わされるように小さくなる、
    ワーク貼合装置。
  5. 前記ダイヤフラム膜の膨張に伴う前記第1ワークに向けた前記ステージ部の移動を案内するガイド部を備える、
    請求項1、3又は4に記載のワーク貼合装置。
  6. 前記ダイヤフラム膜と前記ワークステージの間に設けられるマスクを備え、
    前記マスクは、前記ステージ部に対向する位置に形成され、膨張した前記ダイヤフラム膜が通過する開口孔部を有する、
    請求項1、2又は4に記載のワーク貼合装置。
  7. 第1内部空間を有する第1チャンバと、前記第1内部空間を閉じるように前記第1チャンバに装着され、前記第1内部空間の加圧に伴い膨張するダイヤフラム膜と、第1ワークが設置される第2内部空間を有し、前記第1チャンバと対向する位置に設けられる第2チャンバと、を備えるワーク貼合装置に装着されるワークステージであって、
    第2ワークが装着され、前記ダイヤフラム膜よりも弾性率が大きい材質により形成されるステージ部と、
    前記ステージ部の周囲に位置し、前記ステージ部を前記第1チャンバに対して弾性的に支持するステージ支持部と、を有し
    記ダイヤフラム膜よりも前記第2内部空間に近い位置に設けられ、膨張した前記ダイヤフラム膜により押されることにより前記第2ワークを前記第1ワークに貼り合わせる、
    ワークステージ。
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