JP7238137B2 - 拡声アセンブリ及び拡声器 - Google Patents

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Description

本願は、拡声器技術の分野に関し、特に拡声アセンブリ及び拡声器に関する。
可動コイル(Dynamic)は、拡声器の変換モードである。可動コイル式イヤホンの駆動モードは、永久磁場におけるボイスコイルが、それに接続されている振動膜の振動を駆動して、イヤホンの音出力を実現することである。可動鉄式イヤホンの内部のボイスコイルは、永久磁場の中央に位置する平衡電機子を取り巻く。平衡電機子は、磁力の作用下で、音を出力するように振動膜を駆動する。
現在、可動コイル式イヤホンと可動鉄式イヤホンのそれぞれの利点を組み合わせるために、可動コイルと可動鉄を組み合わせたコイル鉄式のイヤホンが市販されている。しかしながら、従来のコイル鉄式のイヤホンは、可動鉄ユニットと可動コイルユニットが分離された形を採用することが多いため、可動鉄ユニットと可動コイルユニットによって出力された音波の位相差が大きく、イヤホンの音質に悪い影響を与える。
これに鑑みて、本願が主に解決しようとする技術的問題は、拡声器の音質を改善できる拡声アセンブリ及び拡声器を提供することである。
上記の技術的問題を解決するために、本願が採用する1つの技術的解決策は、拡声アセンブリを提供することである。この拡声アセンブリは、キャビティ体、振動膜及び可動鉄部材を含む。振動膜の周縁は、キャビティ体の内壁に接続され、振動膜の一方の側にはボイスコイルが設けられ、ボイスコイルは、振動膜の振動を駆動するために使用される。可動鉄部材は、キャビティ体に対向して配置され、振動膜のボイスコイルが設けられた側に位置する。
本願の一実施例では、可動鉄部材から見て振動膜から離れる方向への方向は、拡声アセンブリの音出力方向である。
本願の一実施例では、拡声アセンブリは、磁性体と収容キャビティをさらに含む。磁性体と収容キャビティはいずれも、ボイスコイルが設けられた前記振動膜の一方の側に位置し、キャビティ体内に固定され、磁性体は、ボイスコイルの側に配置され、収容キャビティの一方の側には開口が設けられ、開口の向きは、音出力方向と同じであり、可動鉄部材の少なくとも一部は収容キャビティ内に位置する。
本願の一実施例では、磁性体は環状磁性体であり、環状磁性体の外側はキャビティ体の内壁に隣接し、収容キャビティは環状磁性体の中心に位置する。拡声アセンブリにはボイスコイルキャビティが設けられ、ボイスコイルキャビティは、ボイスコイルの少なくとも一部を収容するために使用され、ボイスコイルキャビティは、環状磁性体と収容キャビティとの間に位置し、又は環状磁性体とキャビティ体の内壁との間に位置し、又は環状磁性体内に位置する。
本願の一実施例では、ボイスコイルキャビティは、収容キャビティを取り囲む環状を呈し、少なくともボイスコイルの末端は、ボイスコイルキャビティ内に嵌入される。
本願の一実施例では、環状磁性体の外壁は、キャビティ体の内壁と当接し、環状磁性体の内壁と収容キャビティの対応する外壁との間の空間は、ボイスコイルキャビティを形成する。または、環状磁性体の内壁は収容キャビティの外壁と当接し、環状磁性体の外壁とキャビティ体の内壁との間の空間は、ボイスコイルキャビティを形成する。または、環状磁性体は、嵌設された外環状磁性体と内環状磁性体を含み、内環状磁性体の内壁は収容キャビティの外壁と当接し、外環状磁性体の外壁はキャビティ体の内壁と当接し、外環状磁性体の内壁と内環状磁性体の外壁との間の空間は、ボイスコイルキャビティを形成する。
本願の一実施例では、収容キャビティの底部には第2貫通孔が設けられ、第2貫通孔は、収容キャビティ内の空間、収容キャビティの開口と連通して、第2音出力孔を形成する。
本願の一実施例では、収容キャビティの開口の縁部は、径方向に外向きに延びて延出部を形成し、延出部はキャビティ体の内壁と当接し、音出力方向に向いている磁性体の側は、延出部の内面と当接する。延出部には第1貫通孔が設けられ、第1貫通孔は、ボイスコイルキャビティと連通して、第1音出力通路を形成する。
本願の一実施例では、収容キャビティの少なくとも一部は、導磁体によって構成され、収容キャビティの導磁率は、収容キャビティが位置する環境における大気の導磁率よりも大きい。
本願の一実施例では、振動膜は、収容キャビティに対応する第1膜片を含み、収容キャビティに隣接する第1膜片の側は凹状を呈し、収容キャビティは、凹状の第1膜片に少なくとも部分的に収容される。
本願の一実施例では、キャビティ体は、軸方向に接続された第1キャビティ体と第2キャビティ体を含み、第1キャビティ体の径方向の断面の面積は、第2キャビティ体の径方向の断面の面積よりも大きく、第1キャビティ体と第2キャビティ体の接続部分は、段差接続部を形成する。振動膜の周縁は、第1キャビティ体の内壁又は段差接続部の内壁に接続され、可動鉄部材は、第2キャビティ体内に配置される。段差接続部には第3音出力孔が設けられ、第3音出力孔は、振動膜とキャビティ体の内壁との接続位置から第2キャビティ体に近接する方向に向かって延びるキャビティ体に位置する。
上記の技術的問題を解決するために、本願が採用するもう1つの技術的解決策は、拡声器を提供することである。この拡声器は、拡声アセンブリを含む。この拡声アセンブリは、キャビティ体、振動膜及び可動鉄部材を含む。振動膜の周縁は、キャビティ体の内壁に接続され、振動膜の一方の側にはボイスコイルが設けられ、ボイスコイルは、振動膜の振動を駆動するために使用される。可動鉄部材は、キャビティ体に対向して配置され、振動膜のボイスコイルが設けられた一方の側に位置する。
本願の一実施例では、可動鉄部材から見て振動膜から離れる方向への方向は、拡声アセンブリの音出力方向である。
本願の一実施例では、拡声アセンブリは、磁性体と収容キャビティをさらに含む。磁性体と収容キャビティはいずれも、ボイスコイルが設けられた前記振動膜の一方の側に位置し、キャビティ体内に固定され、磁性体は、ボイスコイルの側に配置され、収容キャビティの一方の側には開口が設けられ、開口の向きは、音出力方向と同じであり、可動鉄部材の少なくとも一部は収容キャビティ内に位置する。
本願の一実施例では、磁性体は環状磁性体であり、環状磁性体の外側はキャビティ体の内壁に隣接し、収容キャビティは環状磁性体の中心に位置する。拡声アセンブリにはボイスコイルキャビティが設けられ、ボイスコイルキャビティは、ボイスコイルの少なくとも一部を収容するために使用され、ボイスコイルキャビティは、環状磁性体と収容キャビティとの間に位置し、又は環状磁性体とキャビティ体の内壁との間に位置し、又は環状磁性体内に位置する。
本願の一実施例では、ボイスコイルキャビティは、収容キャビティを取り囲む環状を呈し、少なくともボイスコイルの末端は、ボイスコイルキャビティ内に嵌入される。
本願の一実施例では、環状磁性体の外壁は、キャビティ体の内壁と当接し、環状磁性体の内壁と収容キャビティの対応する外壁との間の空間は、ボイスコイルキャビティを形成する。または、環状磁性体の内壁は収容キャビティの外壁と当接し、環状磁性体の外壁とキャビティ体の内壁との間の空間は、ボイスコイルキャビティを形成する。または、環状磁性体は、嵌設された外環状磁性体と内環状磁性体を含み、内環状磁性体の内壁は収容キャビティの外壁と当接し、外環状磁性体の外壁はキャビティ体の内壁と当接し、外環状磁性体の内壁と内環状磁性体の外壁との間の空間は、ボイスコイルキャビティを形成する。
本願の一実施例では、収容キャビティの底部には第2貫通孔が設けられ、第2貫通孔は、収容キャビティ内の空間、収容キャビティの開口と連通して、第2音出力孔を形成する。
本願の一実施例では、収容キャビティの開口の縁部は、径方向に外向きに延びて延出部を形成し、延出部はキャビティ体の内壁と当接し、音出力方向に向いている磁性体の側は、延出部の内面と当接する。延出部には第1貫通孔が設けられ、第1貫通孔は、ボイスコイルキャビティと連通して、第1音出力通路を形成する。
本願の一実施例では、収容キャビティの少なくとも一部は、導磁体によって構成され、収容キャビティの導磁率は、収容キャビティが位置する環境における大気の導磁率よりも大きい。
本願の一実施例では、振動膜は、収容キャビティに対応する第1膜片を含み、収容キャビティに隣接する第1膜片の側は凹状を呈し、収容キャビティは、凹状の第1膜片に少なくとも部分的に収容される。
本願の一実施例では、キャビティ体は、軸方向に接続された第1キャビティ体と第2キャビティ体を含み、第1キャビティ体の径方向の断面の面積は、第2キャビティ体の径方向の断面の面積よりも大きく、第1キャビティ体と第2キャビティ体の接続部分は、段差接続部を形成する。振動膜の周縁は、第1キャビティ体の内壁又は段差接続部の内壁に接続され、可動鉄部材は、第2キャビティ体内に配置される。段差接続部には第3音出力孔が設けられ、第3音出力孔は、振動膜とキャビティ体の内壁との接続位置から第2キャビティ体に近接する方向に向かって延びるキャビティ体に位置する。
本願の有益な効果は、従来技術とは異なり、本願では、可動鉄部材がキャビティ体に対向して配置されて、ボイスコイルが設けられた振動膜の側に位置することである。即ち、振動膜のボイスコイルと可動鉄部材とを同じ側に配置することによって、可動鉄部材を振動膜の音出力位置の近くに配置することができるので、可動鉄部材と振動膜によって出力される音波の位相差が低減されて、可動鉄部材と振動膜によって出力される音の分離状況が改善され、拡声器の音質が改善される。
以下、本出願の実施例の技術的手段を更に詳細に説明するために、実施例の説明に必要な図面を簡単に説明する。当然のことながら、下記の説明における図面は本出願の幾つかの実施例に過ぎず、当業者であれば、創造的労働をしない前提で、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。ここで:
本願の拡声アセンブリの第1実施例の分解構造模式図である。 図1に示される拡声アセンブリの断面構造模式図である。 本願の拡声アセンブリの第2実施例の断面構造模式図である。 本願の拡声アセンブリの第3実施例の断面構造模式図である。 本願の拡声アセンブリの第4実施例の断面構造模式図である。 本願の拡声アセンブリの第5実施例の断面構造模式図である。 本願の拡声器の一実施例の構造模式図である。
本願の上記の目的、特徴及び利点をより分かりやすくするために、以下では、添付の図面を参照しながら、本願の具体的な実施形態を詳細に説明する。ここで述べた具体的な実施例は、本願を解釈するためのものに過ぎず、本願を限定するものではないことが理解され得る。また、説明を簡単にするために、図面には、すべての構造ではなく、本願に関連する部分のみが示されていることを説明する必要がある。当業者が創造的な作業なしに本出願の実施例に基づいて得られる全ての他の実施例は、本出願の保護範囲に含まれる。
本願における「第1」、「第2」などの用語は、異なる対称を区別するために使用され、特定の順序を説明するためのものではない。また、「含む」や「有する」という用語及びそれらの任意の変形は、非排他的な包含をカーバすることを意図する。例えば、一連のステップ又はユニットを含むプロセス、方法、システム、製品又は装置は、挙げられたステップ又はユニットに限定されず、任意選択で、挙げられていないステップ又はユニットを更に含み、又はこれらのプロセス、方法、製品又は装置に固有の他のステップ又はユニットを更に含む。
本明細書における「実施例」への言及は、実施例に関して説明される特定の特徴、構造又は特性が、本願の少なくとも1つの実施例に含まれ得ることを意味する。明細書の様々なところで出現する該用語は、必ずしも同じ実施例を指すわけではなく、他の実施例と相互に排他的な独立した又は代替の実施例でもない。当業者は、本明細書に記載の実施例が他の実施例と組み合わせることができることを明確かつ暗黙的に理解している。
コイル鉄式イヤホンの音質が良くないという従来技術における技術的問題を解決するために、本願の一実施例では、拡声アセンブリを提供する。この拡声アセンブリは、キャビティ体、振動膜及び可動鉄部材を含む。振動膜の周縁は、キャビティ体の内壁に接続され、振動膜の一方の側にはボイスコイルが設けられ、ボイスコイルは、振動膜の振動を駆動するために使用される。可動鉄部材は、キャビティ体に対向して配置され、ボイスコイルが設けられた振動膜の側に位置する。これについては、以下で詳しく説明する。
図1~2を参照されたい。図1は、本願の拡声アセンブリの第1実施例の分解構造模式図であり、図2は、図1に示される拡声アセンブリの断面構造模式図である。
図1及び図2に示すように、一実施例では、拡声アセンブリは、第1ケーシング1を含む。前記第1ケーシングの内側壁は、第1ケーシング1と振動膜2を構成する。振動膜2は、従来の可動コイル式イヤホンの可動コイル振動膜の構造を採用することができる。振動膜2の周縁は、第1ケーシング1の内壁に接続され、振動膜2の一方の側にはボイスコイル21が設けられ。ボイスコイル21は磁場内に配置される。ボイスコイル21に交流を印加することで、ボイスコイル21は、磁場とボイスコイル21との相互作用下で移動するように駆動され、そして音を出力するように振動膜2を振動させる。
図1及び図2に示すように、拡声アセンブリは可動鉄部材3をさらに含む。可動鉄部材3は、第1ケーシング1に対向して配置され、可動鉄部材3は、ボイスコイル21が設けられた振動膜2の側に位置する。可動鉄部材3は、従来の可動鉄式イヤホンの可動鉄ユニットを採用することができ、その音出力原理は、従来の可動鉄式イヤホンの可動鉄ユニットの音出力原理を採用することもできる。本実施例における振動膜2及び可動鉄部材3は、従来の可動コイルユニット及び可動鉄ユニットに対応し、即ち、本実施例で説明される拡声アセンブリは、コイル鉄式の拡声アセンブリである。ここでは、振動膜2と可動鉄部材3はそれぞれ異なる周波数の音を出力する役割を果たすことができる。例えば、振動膜2は中周波数と低周波数の音を出力する役割を果たし、可動鉄部材3は高周波数の音を出力する役割を果たす。これは、本明細書で限定されない。
上記からわかるように、可動鉄部材3と振動膜2のボイスコイル21とを同じ側に配置することによって、可動鉄部材3を振動膜2の音出力位置の近くに配置することができるので、可動鉄部材3と振動膜2によって出力される音波の位相差が低減されて、可動鉄部材3と振動膜2によって出力される異なる周波数の音の分離状況が改善され、拡声器の音質が改善される。
図1及び図2に示すように、一実施例では、可動鉄部材3から振動膜2から離れる方向への方向は、拡声アセンブリの音出力方向である。つまり、ボイスコイル21が設けられた振動膜2の方向は、その音出力方向である。これは、従来の可動コイルユニットの振動膜とは異なる。従来の可動コイルユニットの振動膜の音出力方向は、通常、ボイスコイルが設けられていない振動膜の側の方向であり、ボイスコイルが設けられた振動膜の側は、振動膜を振動させるために使用される。本実施例で説明される振動膜2は、逆の配置方式を採用する。ボイスコイル21が設けられた振動膜2の側(又は、背面)は、音出力位置として使用される。可動鉄部材3と振動膜2のボイスコイル21とは同じ側に配置されるため、可動鉄部材3と振動膜2の音出力方向は一致し、振動膜2自体は、可動鉄部材3の音出力を妨げない。
従来のコイル鉄式イヤホンでは、可動鉄ユニットとは反対側の可動コイル振動膜の正面で音を出力し、可動鉄ユニットの音出力位置は、可動コイルユニットの振動膜の音出力位置から遠くにしか設定できない。それにより、可動コイルユニットと可動鉄ユニットによって出力された音波の位相差が大きくなる。大型スピーカボックスの同軸ユニットの構造を模倣する場合、可動コイル振動膜のドーム中心に孔を開け、可動鉄ユニットをその孔に配置することで、可動鉄ユニットは音出力の条件を備えるが、可動コイル振動膜の中心の孔により、可動コイル振動膜の正面と背面の両側の音波が干渉を形成し、可動コイル振動膜の音出力性能に影響を与える。また、可動コイル振動膜の中心の孔と可動鉄ユニットとのマッチングの形式は、小型拡声器では実現できない。
従来のコイル鉄式イヤホンの上記の多くの技術的問題を考慮して、本願の実施例で説明される振動膜2は、可動鉄部材3を振動膜2の音出力位置の近くに配置することを可能にするために、ボイスコイル21が設けられた側(又は、背面)を音出力位置(又は、背面音出力)として採用する。それにより、振動膜2と可動鉄部材3のそれぞれの音通路がスムーズであることを確保すると同時に、可動鉄部材3と振動膜2によって出力された音波の位相差を小さくすることで、拡声アセンブリの音質を向上させることができる。また、振動膜2に孔を開ける必要がなく、振動膜2の放射面の完全性を維持することができ、振動膜2の孔による密閉性の問題及び音波干渉の問題を回避することが可能になった。可動鉄部材3を振動膜2の音出力位置の近くに配置することで、可動鉄部材3及び振動膜2から人の耳の鼓膜への音通路の構造の類似度が高い(即ち、伝達過程における音波の経験する構造の類似度が高い)ため、音通路の異なる構造によって引き起こされる可動鉄部材3と振動膜2によって出力される音波の共振ピークの間の相互干渉を効果的に回避し、可動鉄部材3と振動膜2の2つのユニットの組み合わせのより良い効果を取得しやすく、拡声アセンブリの全体的な音質を向上させる。
図1及び図2に示すように、一実施例では、拡声アセンブリは、磁性体19と収容キャビティ11をさらに含む。磁性体19と収容キャビティ11はいずれも、ボイスコイル21が設けられた振動膜2の側に位置し、第1ケーシング1内に固定される。磁性体19は、ボイスコイル21の側に配置される。収容キャビティ11の一方の側には、開口111が設けられる。開口111の向きは、拡声アセンブリの音出力方向と同じである。可動鉄部材3の少なくとも一部は、収容キャビティ11内に位置する。即ち、可動鉄部材3の少なくとも一部は、開口111を通過して収容キャビティ11内に嵌入される。それにより、可動鉄部材3の音出力方向と拡声アセンブリの音出力方向は同じである。
磁性体19は磁場を発生するために使用される。振動膜2のボイスコイル21は、磁性体19によって発生する磁場内に配置される。ボイスコイル21は、磁力とボイスコイル21との相互作用で移動するように駆動され、そして音を出力するように振動膜2を振動させる。本実施例では、磁性体19によって発生する磁場は永久磁場である。ボイスコイル21に交流を印加すると、ボイスコイル21は往復移動することができ、それによって、振動膜2を振動させることができる。当然のことながら、ボイスコイル21に直流を印加することもできる。磁性体19によって発生する磁場の方向は変化することができる。方向が変化する磁場は、ボイスコイル21の往復移動を駆動するが、これに限定されるものではない。
さらに、磁性体19は環状磁性体12であってもよい。環状磁性体12の外側は、第1ケーシング1の内壁の近くに配置される。収容キャビティ11は環状磁性体12の中心に位置する。それに対応して、ボイスコイル21はまた、ボイスコイル21と磁性体19との相互作用面の面積を最大化して、ボイスコイル21の移動を駆動する磁力の効率を向上させるために、リング状を呈してもよい。
一実施例では、拡声アセンブリには、ボイスコイルキャビティ131が設けられる。ボイスコイルキャビティ131は、ボイスコイル21の少なくとも一部を収容するために使用される。ボイスコイルキャビティ131は、(図2に示すように)環状磁性体12と収容キャビティ11との間に位置し、または、(図4に示すように)環状磁性体12と第1ケーシング1の内壁との間に位置し、または、(図5に示すように)環状磁性体12内に位置する。ボイスコイルキャビティ131の少なくとも一方の側壁は環状磁性体12であることがわかる。
ボイスコイルキャビティ131は、収容キャビティ11を取り囲む環状を呈す。少なくともボイスコイル21の末端は、ボイスコイルキャビティ131内に嵌入される。ボイスコイルキャビティ131の少なくとも一方の側壁は環状磁性体12であるため、ボイスコイル21と環状磁性体12との間の比較的強い相互作用を確保することができる。同時に、ボイスコイルキャビティ131は、ボイスコイル21の移動空間を提供するために使用される。ボイスコイル21は、ボイスコイルキャビティ131内において軸方向に往復移動して、振動膜2を振動させて音を出力する。
一実施例では、環状磁性体12の外壁は、第1ケーシング1の内壁と当接し、環状磁性体12の内壁と収容キャビティ11の対応する外壁との間の空間は、ボイスコイルキャビティ131を形成する。即ち、拡声アセンブリの磁性体19は、外部磁気式の構造である。図2に示される拡声アセンブリは、回転対称構造であり、その回転対称軸によって定義される方向は、拡声アセンブリの軸方向Xであり、その回転対称軸に垂直な方向は、拡声アセンブリの径方向Yである。拡声アセンブリの軸方向Xに沿って延びる収容キャビティ11の側壁と環状磁性体12の内壁との間の空間は、ボイスコイルキャビティ131を形成する。
さらに、収容キャビティ11の開口111の縁部は、径方向Yに外向きに延びて延出部112を形成する。延出部112は、第1ケーシング1の内壁と当接する。拡声アセンブリの音出力方向に向いている磁性体19(即ち、環状磁性体12)の側は、延出部112の内面1121と当接する。延出部112には第1貫通孔1122が設けられる。第1貫通孔1122は、ボイスコイルキャビティ131と連通して、第1音出力通路13を形成する。つまり、ボイスコイルキャビティ131は、ボイスコイル21の移動空間を提供するために使用されるだけでなく、音出力通路として、振動膜2の振動による音波の伝達にも参与する。
図2に示すように、一実施例では、ボイスコイルキャビティ131におけるボイスコイル21の部分は、延出部112の第1貫通孔1122まで延びていない。ボイスコイルキャビティ131は、収容キャビティ11を取り囲む環状を呈し、延出部112には複数の第1貫通孔1122が設けられる。複数の第1貫通孔1122は、延出部112の周囲に周方向に間隔をおいて配置され、第1音出力通路13の末端として使用される。
代替の実施例では、第1貫通孔1122はまた、ボイスコイルキャビティ131に対応して環状を呈してもよく、ボイスコイルキャビティ131と完全な通路構造を形成し、振動膜2の音通路の構成に参与する。
一実施例では、可動鉄部材3内における音出力のための素子は、外部磁場によって容易に妨害されるので、従来のコイル鉄式イヤホン内で効果的な磁気遮蔽を実現することが困難である。これを考慮して、本実施例の収容キャビティ11の少なくとも一部は導磁体によって構成され、収容キャビティ11の導磁率は、環状磁性体12の磁場の可動鉄部材3に対する妨害を遮蔽するように、収容キャビティ11が位置する環境における大気の導磁率よりも大きい。
さらに、収容キャビティ11の磁気遮蔽効果を改善するために、収容キャビティ11は完全に導磁体によって構成される。収容キャビティ11の導磁率は、収容キャビティ11が位置する環境における大気の導磁率よりも大きい。環状磁性体12によって発生する磁場は大気に位置し、環状磁性体12の磁気誘導線は、大気と収容キャビティ11との界面で収容キャビティ11のキャビティ体の壁を通過し、収容キャビティ11の内部の磁気誘導線はより少なく、それにより、磁気遮蔽の作用が達成される。収容キャビティ11の導磁率は、収容キャビティ11の磁気遮蔽効果をさらに改善するために、収容キャビティ11が位置する環境における大気の導磁率よりもはるかに大きくでもよい。同時に、可動鉄部材3と振動膜2を隣接させて設計することも可能となり、可動コイルユニットの磁場の影響によって可動コイルユニットと可動鉄ユニットとが互いに離れて配置されるため、可動コイルユニットと可動鉄ユニットによって出力される音波位相差が大きいという従来のコイル鉄式イヤホンにおける問題を克服する。
図3を参照されたい。一実施例では、収容キャビティ11の底部には第2貫通孔113が設けられ、第2貫通孔113は、収容キャビティ11内の空間、収容キャビティ11の開口111と連通して、第2音出力孔14を形成する。本実施例では、第2音出力孔14を追加することで、拡声アセンブリの音出力孔の数を増やし、それにより拡声アセンブリの音質を改善する。
引続き図2を参照されたい。一実施例では、第1ケーシング1は、軸方向に互いに接続された第1キャビティ体15と第2キャビティ体16を含む。第1キャビティ体15の径方向の断面の面積は、第2キャビティ体16の径方向の断面の面積よりも大きく、第1キャビティ体15と第2キャビティ体16との接続部分は、段差接続部17を形成する。振動膜2の周縁は、第1キャビティ体15の内壁又は段差接続部17の内壁に接続される。図2は、振動膜2の周縁が第1キャビティ体15の内壁に接続される状況を示す。可動鉄部材3は、第2キャビティ体16内に配置される。
図2に示される拡声アセンブリでは、振動膜2の周縁は、第1キャビティ体15の内壁に接続される。段差接続部17には第3音出力孔18が設けられ、第3音出力孔18は、振動膜2と第1ケーシング1の内壁との接続位置から第2キャビティ体16に近接する方向に延びる第1ケーシング1に位置する。第3音出力孔18は、振動膜2の周縁の部分に対応して配置されて、拡声アセンブリの音出力孔の数をさらに増やして、それにより拡声アセンブリの音質を改善する。
なお、第1音出力通路13、第2音出力孔14及び第3音出力孔18のうちの少なくとも1つは、拡声アセンブリの音出力孔として使用される。第1音出力通路13、第2音出力孔14及び第3音出力孔18はすべて、拡声アセンブリの音出力孔として使用されてもよい。または、第1音出力通路13、第2音出力孔14及び第3音出力孔18は2つずつ組み合わせて、拡声アセンブリの音出力孔として使用されてもよい。または、第1音出力通路13、第2音出力孔14及び第3音出力孔18のいずれか1つは、拡声アセンブリの音出力孔として使用されてもよい。
なお、本実施例で説明される拡声アセンブリは、主に小型拡声器に適用され、小型拡声器の可動コイルユニットと可動鉄ユニットとの理想的でない組み合わせを克服することができる。それは、有線イヤホン又は無線イヤホンなどの形式の拡声器に適用することができる。本実施例で説明される拡声アセンブリは、補聴器などの医療機器の分野にも適用できることが理解され得、本明細書に限定されない。
要約すれば、本願によって提供される拡声アセンブリは、その振動膜のボイスコイルと可動鉄部材を同じ側に配置することによって、可動鉄部材を振動膜の音出力位置の近くに配置することができるので、可動鉄部材と振動膜によって出力される音波の位相差が低減されて、可動鉄部材と振動膜によって出力される音の分離状況が改善され、拡声器の音質が改善される。
図4を参照されたい。図4は、本願の拡声アセンブリの第3実施例の断面構造模式図である。
一実施例では、拡声アセンブリは、第1ケーシング1と振動膜2を含む。振動膜2の周縁は、第1ケーシング1の内壁に接続され、振動膜2の一方の側にはボイスコイル21が設けられ、振動膜2を振動させて音を出力するために使用される。拡声アセンブリは、可動鉄部材3をさらに含む。可動鉄部材3は、第1ケーシング1に対向して配置され、可動鉄部材3は、ボイスコイル21が設けられた振動膜2の側に位置する。
本実施例と上記の実施例との違いは、次のとおりである。環状磁性体12の内壁は収容キャビティ11の外壁と当接し、環状磁性体12の外壁と第1ケーシング1の内壁との間の空間は、ボイスコイルキャビティ131を形成する。即ち、拡声アセンブリの磁性体19は、内部磁気式構造である。
図5を参照されたい。図5は、本願の拡声アセンブリの第4実施例の断面構造模式図である。
一実施例では、拡声アセンブリは、第1ケーシング1と振動膜2を含む。振動膜2の周縁は、第1ケーシング1の内壁に接続され、振動膜2の一方の側にはボイスコイル21が設けられ、振動膜2を振動させて音を出力するために使用される。拡声アセンブリは、可動鉄部材3をさらに含む。可動鉄部材3は、第1ケーシング1に対向して配置される。可動鉄部材3は、ボイスコイル21が設けられた振動膜2の側に位置する。
本実施例と上記の実施例の違いは、次のとおりである。環状磁性体12は、嵌設された外環状磁性体121と内環状磁性体122を含むことである。内環状磁性体122の内壁は、収容キャビティ11の外壁と当接し、外環状磁性体121の外壁は、第1ケーシング1の内壁と当接する。外環状磁性体121の内壁と内環状磁性体122の外壁との間の空間は、ボイスコイルキャビティ131を形成する。即ち、拡声アセンブリの磁性体19は、内部及び外部磁気式構造である。
このようにして、ボイスコイルキャビティ131内に位置するボイスコイル21の部分に対応する両側にはいずれも磁性体19がある。上記の実施例の内部磁気式又は外部磁気式の磁性体構造と比較して、内部及び外部磁気式構造を採用する磁性体は、ボイスコイル21に対する磁気駆動効率がより高く、振動膜2を振動させるボイスコイル21の効率が実際の使用中の需要を満たすことを確保できる。
図6を参照されたい。図6は、本願の拡声アセンブリの第5実施例の断面構造模式図である。
一実施例では、拡声アセンブリは、第1ケーシング1と振動膜2を含む。振動膜2の周縁は、第1ケーシング1の内壁に接続され、振動膜2の一方の側にはボイスコイル21が設けられ、振動膜2を振動させて音を出力するために使用される。拡声アセンブリは、可動鉄部材3をさらに含む。可動鉄部材3は、第1ケーシング1に対向して配置され、可動鉄部材3は、ボイスコイル21が設けられた振動膜2の側に位置する。
さらに、振動膜2は第1膜片22と第2膜片23を含む。第2膜片23は環状を呈す。第1膜片22は、第2膜片23の環状体の中心に位置し、振動膜2の完全な放射体を形成するように第2膜片23に接続される。ボイスコイル21は、第1膜片22と第2膜片23を振動させて、振動膜2の振動による音出力を実現する。第1膜片22は、収容キャビティ11に対応し、即ち、収容キャビティ11は、振動膜2の中心部位に対応して配置される。それにより、収容キャビティ11内の可動鉄部材3は、振動膜2の中心部位に対応する。これは、可動鉄部材3と振動膜2の音通路が高い類似度を有することを確保するのに役立つ。
本実施例と上記の実施例の違いは、次のとおりである。第1膜片22は、より大きな弧度及び弧面の面積を有し、収容キャビティ11に隣接する第1膜片22の側は凹状を呈し、縁部221を有する。収容キャビティ11の少なくとも一部は凹状の第1膜片22内に収容され、その結果、可動鉄部材3は、第1膜片22によって覆われる空間内に位置する。具体的には、振動膜2から離れる可動鉄部材3の一端は、第1膜片22の縁部221と同一平面にある。その結果、可動鉄部材3と振動膜2の音出力位置の違いが最大限に低減されて、可動鉄部材3と振動膜2によって出力される音波の位相差が低減される。
図7を参照されたい。図7は、本願の拡声器の一実施例の構造模式図である。
一実施例では、拡声器4は拡声アセンブリ41を含む。拡声アセンブリ41は、音を出力するように動作するので、拡声器4は、対応するオーディオ情報をユーザに出力することができる。拡声器4は、有線イヤホン又は無線イヤホンなどの形式、またはンイヤイヤホン又は外部装着イヤホンなどの形式、またはイヤホン形態を備えた補聴器などの医療機器であってもよく、本明細書で限定されない。拡声アセンブリ41の具体的な構造形式及び動作原理は既に、上記の実施例で詳細に説明されており、ここでは繰り返さない。
以上の説明は本願に係る実施形態に過ぎず、本願の保護範囲を制限するものではない。本願の明細書及び添付図面によって作成したすべての同等構造又は同等フローの変更を、直接又は間接的に他の関連する技術分野に実施することは、いずれも同じ理由により本願の保護範囲内に含まれるべきである。

Claims (16)

  1. 拡声アセンブリであって、第1ケーシングと、振動膜と、ボイスコイルと、可動鉄部材とを含み、
    前記第1ケーシングの内側壁は、第1キャビティ体を構成し、
    前記振動膜は、前記第1キャビティ体内に配置され、前記振動膜の周縁は、前記第1ケーシングの内壁に接続され、
    前記ボイスコイルは、前記振動膜の一方の側に設けられ、
    前記可動鉄部材は、前記第1キャビティ体内に配置され、前記可動鉄部材と前記ボイスコイルは前記振動膜の同じ側に位置し、
    前記拡声アセンブリは、磁性体と収容キャビティをさらに含み、前記磁性体と前記収容キャビティはいずれも、前記ボイスコイルが設けられた前記振動膜の一方の側に位置し、かつ、前記第1キャビティ体内に固定され、
    前記磁性体は、前記ボイスコイルの側に配置され、前記収容キャビティの側には開口が設けられ、前記開口の向きは、前記音出力方向と同じであり、前記可動鉄部材の少なくとも一部は前記収容キャビティ内に位置し、
    前記振動膜は、前記収容キャビティに対応する第1膜片と第2膜片を含み、
    前記可動鉄部材から見て前記振動膜から離れる方向への方向は、前記拡声アセンブリの音出力方向である、
    ことを特徴とする拡声アセンブリ。
  2. 前記磁性体は環状磁性体であり、前記環状磁性体の外側は前記第1キャビティ体の内壁に隣接し、前記収容キャビティは前記環状磁性体の中心に位置し、
    前記拡声アセンブリにはボイスコイルキャビティが設けられ、前記ボイスコイルキャビティは、前記ボイスコイルの少なくとも一部を収容するために使用され、前記ボイスコイルキャビティは、前記環状磁性体と前記収容キャビティとの間に位置し、又は前記環状磁性体と前記第1キャビティ体の内壁との間に位置し、又は前記環状磁性体内に位置し、
    前記ボイスコイルキャビティは、前記収容キャビティを取り囲む環状を呈し、少なくとも前記ボイスコイルの末端は、前記ボイスコイルキャビティ内に嵌入される、
    ことを特徴とする請求項に記載の拡声器アセンブリ。
  3. 前記環状磁性体の外壁は、前記第1キャビティ体の内壁と当接し、前記環状磁性体の内壁と前記収容キャビティの対応する外壁との間の空間は、前記ボイスコイルキャビティを形成し、
    または、前記環状磁性体の内壁は前記収容キャビティの外壁と当接し、前記環状磁性体の外壁と前記第1キャビティ体の内壁との間の空間は、前記ボイスコイルキャビティを形成し、
    または、前記環状磁性体は、嵌設された外環状磁性体と内環状磁性体を含み、前記内環状磁性体の内壁は前記収容キャビティの外壁と当接し、前記外環状磁性体の外壁は前記第1キャビティ体の内壁と当接し、前記外環状磁性体の内壁と前記内環状磁性体の外壁との間の空間は、前記ボイスコイルキャビティを形成する、
    ことを特徴とする請求項に記載の拡声アセンブリ。
  4. 前記収容キャビティの開口の縁部は、径方向に外向きに延びて延出部を形成し、前記延出部は前記第1キャビティ体の内壁と当接し、前記音出力方向に向いている前記磁性体の側は、前記延出部の内面と当接し、
    前記延出部には第1貫通孔が設けられ、前記第1貫通孔は、前記ボイスコイルキャビティと連通して、第1音出力通路を形成する、
    ことを特徴とする請求項に記載の拡声アセンブリ。
  5. 前記収容キャビティの底部には第2貫通孔が設けられ、前記第2貫通孔は、前記収容キャビティ内の空間、前記収容キャビティの開口と連通して、第2音出力孔を形成する、ことを特徴とする請求項に記載の拡声アセンブリ。
  6. 前記収容キャビティの少なくとも一部は、導磁体によって構成され、前記収容キャビティの導磁率は、前記収容キャビティが位置する環境における大気の導磁率よりも大きい、ことを特徴とする請求項からのいずれか一項に記載の拡声アセンブリ。
  7. 前記収容キャビティに隣接する前記第1膜片の側は凹状を呈し、前記収容キャビティは、凹状の前記第1膜片に少なくとも部分的に収容され、前記可動鉄部材は、前記第1膜片によって覆われる空間内に位置し、前記可動鉄部材の一端は、第1膜片の縁部と同一平面状にあり、前記第1膜片は、前記第2膜片の環状体の中心に位置するように第2膜片に接続される、ことを特徴とする請求項に記載の拡声アセンブリ。
  8. 前記拡声アセンブリは、軸方向に接続された第2キャビティ体を含み、前記第1キャビティ体の径方向の断面の面積は、前記第2キャビティ体の径方向の断面の面積よりも大きく、前記第1キャビティ体と前記第2キャビティ体の接続部分は、段差接続部を形成し、
    前記振動膜の周縁は、前記第1キャビティ体の内壁又は前記段差接続部の内壁に接続され、
    前記段差接続部には第3音出力孔が設けられ、前記第3音出力孔は、前記振動膜と前記キャビティ体の内壁との接続位置から前記第2キャビティ体に近接する方向に向かって延びる前記第1キャビティ体に位置する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の拡声アセンブリ。
  9. 拡声器であって、拡声アセンブリを含み、
    前記拡声アセンブリは、キャビティ体と、振動膜と、可動鉄部材とを含み、
    前記振動膜の周縁は、前記キャビティ体の内壁に接続され、前記振動膜の一方の側にはボイスコイルが設けられ、前記ボイスコイルは、前記振動膜の振動を駆動するために使用され、
    前記可動鉄部材は、前記キャビティ体に対向して配置され、前記ボイスコイルが設けられた前記振動膜の一方の側に位置
    前記拡声アセンブリは、磁性体と収容キャビティをさらに含み、前記磁性体と前記収容キャビティはいずれも、前記振動膜の前記ボイスコイルが設けられた側に位置し、前記キャビティ体内に固定され、
    前記磁性体は、前記ボイスコイルの側に配置され、前記収容キャビティの一方の側には開口が設けられ、前記開口の向きは、前記音出力方向と同じであり、前記可動鉄部材の少なくとも一部は前記収容キャビティ内に位置し、
    前記振動膜は、前記収容キャビティに対応する第1膜片と第2膜片を含み、
    前記可動鉄部材から見て前記振動膜から離れる方向への方向は、前記拡声アセンブリの音出力方向である、
    ことを特徴とする拡声器。
  10. 前記磁性体は環状磁性体であり、前記環状磁性体の外側が前記キャビティ体の内壁に隣接し、前記収容キャビティは前記環状磁性体の中心に位置し、
    前記拡声アセンブリにはボイスコイルキャビティが設けられ、前記ボイスコイルキャビティは、前記ボイスコイルの少なくとも一部を収容するために使用され、前記ボイスコイルキャビティは、前記環状磁性体と前記収容キャビティとの間に位置し、又は前記環状磁性体と前記キャビティ体の内壁との間に位置し、又は前記環状磁性体内に位置し、
    前記ボイスコイルキャビティは、前記収容キャビティを取り囲む環状を呈し、少なくとも前記ボイスコイルの末端は、前記ボイスコイルキャビティ内に嵌入される、
    ことを特徴とする請求項に記載の拡声器。
  11. 前記環状磁性体の外壁は、前記キャビティ体の内壁と当接し、前記環状磁性体の内壁と前記収容キャビティの対応する外壁との間の空間は、前記ボイスコイルキャビティを形成し、
    または、前記環状磁性体の内壁は前記収容キャビティの外壁と当接し、前記環状磁性体の外壁と前記キャビティ体の内壁との間の空間は、前記ボイスコイルキャビティを形成し、
    または、前記環状磁性体は、嵌設された外環状磁性体と内環状磁性体を含み、前記内環状磁性体の内壁は前記収容キャビティの外壁と当接し、前記外環状磁性体の外壁は前記キャビティ体の内壁と当接し、前記外環状磁性体の内壁と前記内環状磁性体の外壁との間の空間は、前記ボイスコイルキャビティを形成する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の拡声器。
  12. 前記収容キャビティの開口の縁部は、径方向に外向きに延びて延出部を形成し、前記延出部は前記キャビティ体の内壁と当接し、前記音出力方向に向いている前記磁性体の側は、前記延出部の内面と当接し、
    前記延出部には第1貫通孔が設けられ、前記第1貫通孔は、前記ボイスコイルキャビティと連通して、第1音出力通路を形成する、
    ことを特徴とする請求項10に記載の拡声器。
  13. 前記収容キャビティの底部には第2貫通孔が設けられ、前記第2貫通孔は、前記収容キャビティ内の空間、前記収容キャビティの開口と連通して、第2音出力孔を形成する、ことを特徴とする請求項に記載の拡声器。
  14. 前記収容キャビティの少なくとも一部は、導磁体によって構成され、前記収容キャビティの導磁率は、前記収容キャビティが位置する環境における大気の導磁率よりも大きい、ことを特徴とする請求項から1のいずれか一項に記載の拡声器。
  15. 前記収容キャビティに隣接する前記第1膜片の側は凹状を呈し、前記収容キャビティは、凹状の前記第1膜片に少なくとも部分的に収容され、前記可動鉄部材は、前記第1膜片によって覆われる空間内に位置し、前記可動鉄部材の一端は、第1膜片の縁部と同一平面状にあり、前記第1膜片は、前記第2膜片の環状体の中心に位置するように第2膜片に接続される、ことを特徴とする請求項9に記載の拡声器。
  16. 前記キャビティ体は、軸方向に接続された第1キャビティ体と第2キャビティ体を含み、前記第1キャビティ体の径方向の断面の面積は、前記第2キャビティ体の径方向の断面の面積よりも大きく、前記第1キャビティ体と前記第2キャビティ体の接続部分は、段差接続部を形成し、
    前記振動膜の周縁は、前記第1キャビティ体の内壁又は前記段差接続部の内壁に接続され
    前記段差接続部には第3音出力孔が設けられ、前記第3音出力孔は、前記振動膜と前記キャビティ体の内壁との接続位置から、前記第2キャビティ体に近接する方向に向かって延びる前記キャビティ体に位置する、
    ことを特徴とする請求項に記載の拡声器。
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