JP7237425B2 - チューブ収容治具 - Google Patents

チューブ収容治具 Download PDF

Info

Publication number
JP7237425B2
JP7237425B2 JP2019081458A JP2019081458A JP7237425B2 JP 7237425 B2 JP7237425 B2 JP 7237425B2 JP 2019081458 A JP2019081458 A JP 2019081458A JP 2019081458 A JP2019081458 A JP 2019081458A JP 7237425 B2 JP7237425 B2 JP 7237425B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tube
housing
members
opening
length
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2019081458A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2020177873A (ja
Inventor
拓弥 杉浦
修弘 山口
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2019081458A priority Critical patent/JP7237425B2/ja
Publication of JP2020177873A publication Critical patent/JP2020177873A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7237425B2 publication Critical patent/JP7237425B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Insulated Conductors (AREA)

Description

本発明は、複数本のチューブ部材を収容して作業現場に供給するためのチューブ収容治具に関するものである。
ワイヤハーネスの多くでは、コルゲートチューブ等といったチューブ部材が電線を保護するための外装品として取り付けられる。そして、このようなワイヤハーネスの製造作業の効率を高めるために、電線配索用の布線板に、チューブ部材をはじめとする各種部品の収容容器を作業手順に則って配置することが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。このような布線板を用いることにより、作業者は、手近の収容容器からチューブ部材を取り出して適宜に電線に外装する等というように、効率的にワイヤハーネスを製造することができる。
特開平7-235228号公報
ここで、上記の特許文献1に記載の布線板では、上方に取出し口が開口した矩形箱状の収容容器が用いられている。チューブ部材は、この収容容器に複数本がまとめて収容されている。作業者は、収容容器の中から必要なチューブ部材を適宜に選び取って作業に用いることとなっているが、このような作業が作業者の負担となる場合がある。
従って、本発明は、上記のような問題に着目し、作業現場での作業者の負担を抑えることができるチューブ収容治具を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明のチューブ収容治具は、チューブ部材の抜差し口が所定の基準面に対面開口するように設けられ、前記抜差し口から前記基準面にかけて前記抜差し口に対する抜差し方向に沿って延在した状態で、それぞれ固有の長さを有する前記チューブ部材が1本ずつ収容される、前記基準面に沿う配列方向に複数が配列された収容部材と、前記抜差し口から前記収容部材に前記チューブ部材が収容されると、当該チューブ部材の一端が抜取り時の手掛かりとして前記抜差し口から突出するように、当該チューブ部材の他端を、前記基準面から前記抜差し口までにおける、前記チューブ部材の長さに応じた位置に位置付ける位置付け部材と、を備えたことを特徴とする。
本発明のチューブ収容治具によれば、上記の収容部材にはチューブ部材が1本ずつ抜差し方向に沿って延在した状態で収容され、抜差し口からはチューブ部材の一端が抜取り時の手掛かりとして突出する。このような収容により、複数本のチューブ部材がまとめて箱状の収容容器に収容されている場合と比べてチューブ部材を作業者が取出し易くなっている。そして、収容部材では、位置付け部材によって、収容されたチューブ部材の基準面の側の端部が、チューブ部材の長さに応じた位置に位置付けられる。このような端部の位置付けにより、作業者が取出し易いように、例えば複数の収容部材の相互間で抜差し口からのチューブ部材の突出量を互いに同程度に調整する等といった運用が可能となる。このように、本発明のチューブ収容治具によれば、作業現場でのチューブ部材の取出し作業に関して作業者の負担を抑えることができる。
チューブ収容治具の一実施形態の模式的な斜視図である。 図1に示されているチューブ収容治具を矢印V11方向から見た模式的な正面図である。 図1及び図2に示されているチューブ収容治具について、複数の収容部材に、複数のコルゲートチューブが、収容部材の配列方向に沿って製造時の使用順に並んだ状態で収容されることについての一例を示す模式図である。
以下、チューブ収容治具の一実施形態について説明する。
図1は、チューブ収容治具の一実施形態の模式的な斜視図である。また、図2は、図1に示されているチューブ収容治具を矢印V11方向から見た模式的な正面図である。
本実施形態のチューブ収容治具1は、チューブ部材として、ワイヤハーネスにおける電線の保護材として使用される太径及び細径でそれぞれ固有の長さを有する複数本のコルゲートチューブCT1を収容し、ワイヤハーネスの製造現場に供給するための治具である。
尚、「それぞれ固有の長さを有する」とは、各コルゲートチューブCT1が予め定められた長さに形成されていることを意味している。このとき、各長さが予め定められた固有のものであれば、複数のコルゲートチューブCT1の相互間における具体的な長さの構成を問うものではない。例えば、複数のコルゲートチューブCT1の全てにおいて互いに同じ長さとなっていてもよく、又は、互いに異なる長さとなっていてもよい。あるいは、複数のコルゲートチューブCT1のうちの一部において互いに同じ長さとなっていてもよい。
チューブ収容治具1は、コルゲートチューブCT1が1本ずつ収容される収容部材11が、配列方向D11に複数配列されたものである。チューブ収容治具1は、コルゲートチューブCT1の収容後に、作業者が、ワイヤハーネスの製造現場に運ぶための容器の役割を果たす。
コルゲートチューブCT1の収容部材11は、このコルゲートチューブCT1の抜差し口111が基準面121に対面開口するように設けられ、抜差し口111から基準面121にかけてコルゲートチューブCT1を1本ずつ収容可能な部材である。コルゲートチューブCT1は、この収容部材11に、抜差し口111に対する抜差し方向D12に沿って延在した状態で収容される。収容部材11は、具体的には、円筒状に形成され、一端開口が抜差し口111となり、他端開口112が基準面121で塞がれた部材である。収容部材11は、基準面121に沿う直線状の配列方向D11に複数が1列に配列されている。また、各収容部材11は、収容されたコルゲートチューブCT1を外部から視認可能な透明部材となっている。また、収容部材11は、複数配列されたときに基準面121から抜差し口111までの距離が揃うように、互いに同じ長さの筒部材となっている。
そして、このチューブ収容治具1は、これら複数の収容部材11と、第1保持板12と、第2保持板13と、側板14と、アーム15と、詰め物16と、を備えている。
第1保持板12は、配列方向D11に延在する長方形板状に形成され、表裏面のうちの一方の面が基準面121となるように延在し、複数の収容部材11それぞれにおける他端開口112を保持する部材である。第2保持板13も、配列方向D11に延在する長方形板状に形成された部材である。第2保持板13は、各収容部材11における抜差し口111よりも第1保持板12寄りの位置で当該第1保持板12に対して対向配置される。そして、各収容部材11によって抜差し口111が第1保持板12とは反対側に突出するように貫通された状態で当該抜差し口111を保持する。側板14は、上述したように対向配置された第1保持板12及び第2保持板13の、1本の長辺どうしを繋ぐ板材である。また、アーム15は、チューブ収容治具1がワイヤハーネスの製造現場まで運ばれた際に、その製造現場における例えば布線板等に掛けられてチューブ収容治具1を保持させるための部位である。
ここで、本実施形態では、抜差し口111から収容されたコルゲートチューブCT1は、その一端CT11が抜取り時の手掛かりとして抜差し口111から突出するように収容部材11に収容されている。このような収容が、コルゲートチューブCT1の他端CT12を、基準面121から抜差し口111までにおける、コルゲートチューブCT1の長さL11に応じた位置P11に位置付けることで行われる。
収容対象のコルゲートチューブCT1のうち、最も長いものについては、コルゲートチューブCT1の他端CT12が基準面121に位置付けられる。即ち、この最も長いコルゲートチューブCT1は、その他端CT12が基準面121に他端CT12が接触した状態で収容部材11に収容される。この最も長いコルゲートチューブCT1については、基準面121を有する第1保持板12が、上記のように他端CT12をコルゲートチューブCT1の長さL11に応じた位置P11に位置付ける位置付け部材の役割を果たす。
他方、このような長いコルゲートチューブCT1以外で、一端CT11を抜差し口111から突出させるために他端CT12を基準面121から離れた位置に位置付ける必用のあるコルゲートチューブCT1については、詰め物16が位置付け部材の役割を果たす。即ち、詰め物16は、収容部材11の他端開口112の側に嵌め込まれた、コルゲートチューブCT1の長さL11に応じた長さL12の部材となっている。また、本実施形態では、この詰め物16が、収容部材11の他端開口112の側に付替え可能に嵌め込まれている。
ここで、本実施形態では、ワイヤハーネスの製造時に所定の使用順で使用される必要長さ及び必要本数のコルゲートチューブCT1が収容対象として用意される。そして、複数の収容部材11には、これらのコルゲートチューブCT1が、収容部材11の配列方向D11に沿って上記の使用順に並んだ状態で収容される。
図3は、図1及び図2に示されているチューブ収容治具について、複数の収容部材に、複数のコルゲートチューブが、収容部材の配列方向に沿って製造時の使用順に並んだ状態で収容されることについての一例を示す模式図である。
この図3の例では、チューブ収容治具1においてアーム15側から1列目の収容部材11が太径でやや長めのコルゲートチューブCT1に対応し、2列目の収容部材11が細径で中程度の長さのコルゲートチューブCT1に対応している。また、3列目の収容部材11が細径でやや短めのコルゲートチューブCT1に対応している。4列目以降については図示が省略されている。
また、図3には、ワイヤハーネスW1で使用されるコルゲートチューブCT1のうち、製造時の使用順で1番目~3番目の順番で外装される3つのコルゲートチューブCT1が示されている。図3の例では、1番目のコルゲートチューブCT1が太径でやや長めのチューブ部材であり、2番目のコルゲートチューブCT1が細径で中程度の長さのチューブ部材であり、3番目のコルゲートチューブCT1が細径でやや短めのチューブ部材となっている。
チューブ収容治具1には、これら3つのコルゲートチューブCT1が、アーム15側から製造時の使用順で配列方向D11に並ぶように収容部材11に収容される。即ち、使用順で1番目のコルゲートチューブCT1が1列目の収容部材11に収容され、2番目のコルゲートチューブCT1が2列目の収容部材11に収容され、3番目のコルゲートチューブCT1が3列目の収容部材11に収容される。図示は省略されているが、4番目以降の使用順のコルゲートチューブCT1も、同様に4列目以降の配列順の収容部材11に収容される。
そして、このように収容されるコルゲートチューブCT1の一端CT11を抜差し口111から突出させるため、各コルゲートチューブCT1の他端CT12が基準面121に対し適宜に位置付けられる。図3の例では、このような位置付けのために、配列順で1列目の収容部材11には使用順で1番目のコルゲートチューブCT1の長さL11に応じた長さL12の詰め物16が嵌め込まれている。また、2列目の収容部材11には2番目のコルゲートチューブCT1の長さL11に応じた長さL12の詰め物16が嵌め込まれている。また、3列目の収容部材11には3番目のコルゲートチューブCT1の長さL11に応じた長さL12の詰め物16が嵌め込まれている。これ以降の配列順の収容部材11に収容されるコルゲートチューブCT1の他端CT12についても、同様に、各使用順のコルゲートチューブCT1の長さL11に応じた長さL12の詰め物16、若しくは基準面121自体によって位置付けられる。
尚、図3には、1種類のワイヤハーネスW1で使用されるコルゲートチューブCT1で使用される、当該種類のワイヤハーネスW1専用のチューブ収容治具1が例示されている。このため、図3の例では、1列目から順に、間を空けることなくコルゲートチューブCT1が収容されることとなっている。しかしながら、チューブ収容治具1は、このような専用タイプに限るものではなく、使用されるコルゲートチューブCT1が互いに異なる複数種類のワイヤハーネスのコルゲートチューブCT1について共通して用いられるように構成してもよい。このような共通使用タイプのチューブ収容治具では、1つのワイヤハーネスで使用されるコルゲートチューブCT1を製造時の使用順で収容するに当たっては、長さが該当する収容部材11のみが用いられ、それ以外の収容部材11が空のままにおかれることとなる。
本実施形態のチューブ収容治具1によれば、上記の収容部材11にはコルゲートチューブCT1が1本ずつ抜差し方向D12に沿って延在した状態で収容され、抜差し口111からはコルゲートチューブCT1の一端CT11が抜取り時の手掛かりとして突出する。このような収容により、複数本のコルゲートチューブCT1がまとめて箱状の収容容器に収容されている場合と比べてコルゲートチューブCT1を作業者が取出し易くなっている。そして、収容部材11では、収容されたコルゲートチューブCT1の他端CT12が、コルゲートチューブCT1の長さL11に応じた位置P11に位置付けられる。このような位置付けにより、作業者が取出し易いように、例えば複数の収容部材11の相互間で抜差し口111からのコルゲートチューブCT1の突出量を互いに同程度に調整する等といった運用が可能となる。このように、本実施形態のチューブ収容治具1によれば、作業現場でのコルゲートチューブCT1の取出し作業に関して作業者の負担を抑えることができる。
尚、ここでは特定しないが、チューブ収容治具1へのコルゲートチューブCT1の収容は、各収容部材11に、対応する長さL11のコルゲートチューブCT1を自動的に出力して収容する機械装置で行ってもよい。あるいは、各収容部材11に、対応する長さL11のコルゲートチューブCT1を、作業者が手作業で切り出して収容することとしてもよい。
ここで、本実施形態では、収容部材11は、一端開口が抜差し口111となり、他端開口112が基準面121で塞がれた筒状の部材となっている。そして、コルゲートチューブCT1の他端CT12の、基準面121から離れた位置P11への位置付けが、この他端CT12の側に嵌め込まれた、コルゲートチューブCT1の長さL11に応じた長さL12の詰め物16を位置付け部材として行われている。
本実施形態におけるこの構成によれば、筒状の収容部材11に詰め物16を嵌め込むだけで、作業者の負担を抑制可能なチューブ収容治具1を簡単に得ることができる。
そして、本実施形態では、上記の詰め物16が、収容部材11に付替え可能に嵌め込まれている。
本実施形態におけるこの構成によれば、位置付け部材としての詰め物16が付替え可能であることから、例えば収容部材11に収容するコルゲートチューブCT1の長さL11を変更する場合等に、詰め物16の付替えによって容易に対応することができる。
また、本実施形態では、収容部材11が、収容されたコルゲートチューブCT1を外部から視認可能な部材となっている。
本実施形態におけるこの構成によれば、収容されたコルゲートチューブCT1の長さ等を作業者が容易に確認することができるので好適である。
また、本実施形態では、複数の収容部材11は、基準面121から抜差し口111までの距離が揃っている。
本実施形態におけるこの構成によれば、抜差し口111から手掛かりとして突出するコルゲートチューブCT1の一端CT11の位置が揃うので、作業者が一層取出し易く好適である。
また、本実施形態では、チューブ収容治具1が、複数の収容部材11と、各収容部材11における基準面121の側の他端開口112を保持する第1保持板12と、各収容部材11に貫通された状態で抜差し口111を保持する第2保持板13と、を備えている。
本実施形態におけるこの構成によれば、各収容部材11の両端が第1保持板12と第2保持板13とによって保持されて各収容部材11の姿勢が安定するので好適である。
また、本実施形態では、一のワイヤハーネスW1における電線の保護材として、製造時に所定の使用順で使用される必要長さ及び必要本数のコルゲートチューブCT1が収容対象として用意される。そして、これらのコルゲートチューブCT1が、収容部材11の配列方向D11に沿って使用順に並んだ状態で収容されるように、各他端CT12が基準面121や上記の詰め物16を位置付け部材として位置付けられる。
本実施形態におけるこの構成によれば、作業現場では、収容部材11の配列順に則ってコルゲートチューブCT1を取り出すことで、各コルゲートチューブCT1をその使用順に従って効率的に使用することができる。
また、本実施形態では、複数の収容部材11が、直線状の配列方向D11に、一列で配列されている。
本実施形態におけるこの構成によれば、例えば収容部材11が円環状や多数列で配列されている場合等と比較して、一列の配列方向D11の一端側から何列目等というように収容部材11の配列順を作業者が容易に把握できるので好適である。
尚、以上に説明した実施形態はチューブ収容治具の代表的な形態を示したに過ぎず、チューブ収容治具は、これに限定されるものではなく種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、ワイヤハーネスW1で電線の保護材として用いられるコルゲートチューブCT1を収容するチューブ収容治具1が例示されている。しかしながら、チューブ収容治具は、これに限るものではなく、どのような用途のチューブ部材を収容するかは任意に設定し得るものである。
また、上述した実施形態では、収容されるチューブ部材としてのコルゲートチューブCT1の太さとして、太径及び細径の2種類が例示されている。しかしながら、収容されるチューブ部材の太さについては、1種類のみであってもよく、3種類以上であってもよい。
また、上述した実施形態では、1つのワイヤハーネスW1で用いられるコルゲートチューブCT1の全てを収容するチューブ収容治具1が例示されている。しかしながら、チューブ収容治具は、これに限るものではなく、例えば1つのワイヤハーネスで用いられるコルゲートチューブ等のチューブ部材の一部を1台のチューブ収容治具に収容し、残りのチューブ部材は他のチューブ収容治具に収容することとしてもよい。あるいは、2つ以上のワイヤハーネスのコルゲートチューブを、1台のチューブ収容治具に一緒に収容することとしてもよい。このように、チューブ収容治具におけるチューブ部材の収容形態についても任意に設定し得るものである。
また、上述した実施形態では、長めのコルゲートチューブCT1の他端CT12の位置付けを、上面が基準面121となって収容部材11の他端開口112を塞ぐ第1保持板12が位置付け部材として担うチューブ収容治具1が例示されている。しかしながら、チューブ収容治具は、これに限るものではなく、例えばコルゲートチューブCT1等のチューブ部材の全てについての位置付けを、その長さに応じた長さの詰め物等を位置付け部材として行ってもよい。
また、上述した実施形態では、収容部材11におけるコルゲートチューブCT1の他端CT12の、基準面121から離れた位置P11への位置付けが詰め物16を位置付け部材として行われるチューブ収容治具1が例示されている。しかしながら、チューブ収容治具は、これに限るものではなく、例えば各収容部材に、コルゲートチューブCT1等のチューブ部材の他端を位置付ける固定的な壁部を設けることとしてもよい。ただし、上記の詰め物16を位置付け部材として設けることで、チューブ収容治具1を簡単に得ることができることは上述した通りである。
また、上述した実施形態では、上記の詰め物16が、収容部材11の他端CT12の側に付替え可能に嵌め込まれたチューブ収容治具1が例示されている。しかしながら、チューブ収容治具は、これに限るものではなく、例えば詰め物を接着剤等で収容部材の内部に付替え不能に固定することとしてもよい。ただし、詰め物16を付替え可能とすることで、例えばコルゲートチューブCT1の長さL11の変更等に容易に対応することができることも上述した通りである。
また、上述した実施形態では、収容部材11が、収容されたコルゲートチューブCT1を外部から視認可能な部材となったチューブ収容治具1が例示されている。しかしながら、チューブ収容治具は、これに限るものではなく、例えば収容部材を、収容されたコルゲートチューブCT1等のチューブ部材を外部から視認不能に構成してもよい。ただし、上記のように視認可能とすることで、収容されたコルゲートチューブCT1の長さ等を作業者が容易に確認することができるので好適であることも上述した通りである。
ここで、上述した実施形態では、収容されたチューブ部材を外部から視認可能な収容部材として、透明で円筒状の収容部材11が例示されている。しかしながら、収容部材は、これに限るものではなく、内部が視認可能なメッシュで形成された筒部材や、内部が視認可能にスリットが形成された筒部材等であってもよい。
また、上述した実施形態では、複数の収容部材11は、基準面121から抜差し口111までの距離が揃ったチューブ収容治具1が例示されている。しかしながら、チューブ収容治具は、これに限るものではなく、複数の収容部材は、基準面から抜差し口までの距離が不揃いとなっていてもよい。ただし、上記の距離を揃えることで、作業者がチューブ部材を一層取出し易く好適であることも上述した通りである。
また、上述した実施形態では、チューブ収容治具1が、複数の収容部材11が第1保持板12と第2保持板13とで保持されたチューブ収容治具1が例示されている。しかしながら、チューブ収容治具は、これに限るものではなく、その具体的な構成は任意に設定し得る。ただし、上記の構成によれば、各収容部材11の姿勢が安定するので好適であることも上述した通りである。
また、上述した実施形態では、一のワイヤハーネスW1で使用されるコルゲートチューブCT1が、その使用順に並んだ状態で収容されるチューブ収容治具1が例示されている。しかしながら、チューブ収容治具は、これに限るものではなく、コルゲートチューブCT1等のチューブ部材の収容順は任意に設定し得るものである。ただし、使用順に並んだ状態でコルゲートチューブCT1を収容する構成とすることで、コルゲートチューブCT1をその使用順に従って効率的に取り出して使用することができることも上述した通りである。
また、本実施形態では、複数の収容部材11が、直線状の配列方向D11に、一列で配列されているチューブ収容治具1が例示されている。しかしながら、チューブ収容治具は、これに限るものではなく、収容部材の配列形態は任意に設定し得るものである。ただし、収容部材11を直線状かつ一列に配列することで、円環状や多数列に配列されている場合等と比較して、収容部材11の配列順を作業者が容易に把握できるので好適であることも上述した通りである。
1 チューブ収容治具
11 収容部材
12 第1保持板(位置付け部材)
13 第2保持板
14 側板
15 アーム
16 詰め物(位置付け部材)
111 抜差し口
112 他端開口
121 基準面
CT1 コルゲートチューブ(チューブ部材)
CT11 一端
CT12 他端
D11 配列方向
D12 抜差し方向
L11,L12 長さ
P11 位置

Claims (8)

  1. チューブ部材の抜差し口が所定の基準面に対面開口するように設けられ、前記抜差し口から前記基準面にかけて前記抜差し口に対する抜差し方向に沿って延在した状態で、それぞれ固有の長さを有する前記チューブ部材が1本ずつ収容される、前記基準面に沿う配列方向に複数が配列された収容部材と、
    前記抜差し口から前記収容部材に前記チューブ部材が収容されると、当該チューブ部材の一端が抜取り時の手掛かりとして前記抜差し口から突出するように、当該チューブ部材の他端を、前記基準面から前記抜差し口までにおける、前記チューブ部材の長さに応じた位置に位置付ける位置付け部材と、
    を備えたことを特徴とするチューブ収容治具。
  2. 前記収容部材は、筒状に形成され、一端開口が前記抜差し口となり、他端開口が前記基準面で塞がれた部材であり、
    前記位置付け部材のうち、前記チューブ部材の前記他端を前記基準面から離れた位置に位置付ける部材が、前記収容部材の前記他端開口の側に嵌め込まれた、前記チューブ部材の長さに応じた長さの詰め物であることを特徴とする請求項1に記載のチューブ収容治具。
  3. 前記詰め物が、前記収容部材の前記他端開口の側に付替え可能に嵌め込まれていることを特徴とする請求項2に記載のチューブ収容治具。
  4. 前記収容部材が、収容された前記チューブ部材を外部から視認可能な部材であることを特徴とする請求項1~3のうち何れか一項に記載のチューブ収容治具。
  5. 複数の前記収容部材は、前記基準面から前記抜差し口までの距離が揃っていることを特徴とする請求項1~4のうち何れか一項に記載のチューブ収容治具。
  6. 前記収容部材は、筒状に形成され、一端開口が前記抜差し口となり、他端開口が前記基準面で塞がれた部材であり、
    板状に形成され、表裏面のうちの一方の面が前記基準面となるように延在し、複数の前記収容部材それぞれにおける前記他端開口を保持する第1保持板と、
    板状に形成され、複数の前記収容部材それぞれの前記抜差し口よりも前記第1保持板寄りの位置で当該第1保持板に対して対向配置され、各前記収容部材によって前記抜差し口が前記第1保持板とは反対側に突出するように貫通された状態で当該抜差し口を保持する第2保持板と、
    を備えたことを特徴とする請求項1~5のうち何れか一項に記載のチューブ収容治具。
  7. 一のワイヤハーネスにおける電線の保護材として、製造時に所定の使用順で使用される必要長さ及び必要本数の前記チューブ部材が収容対象として用意され、
    前記位置付け部材は、前記必要長さ及び前記必要本数の前記チューブ部材が、前記配列方向に沿って前記使用順に並んだ状態で複数の前記収容部材に収容されるように設けられていることを特徴とする請求項1~6のうち何れか一項に記載のチューブ収容治具。
  8. 複数の前記収容部材が、直線状の配列方向に、一列又は複数列で配列されていることを特徴とする請求項1~7のうち何れか一項に記載のチューブ収容治具。
JP2019081458A 2019-04-23 2019-04-23 チューブ収容治具 Active JP7237425B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019081458A JP7237425B2 (ja) 2019-04-23 2019-04-23 チューブ収容治具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2019081458A JP7237425B2 (ja) 2019-04-23 2019-04-23 チューブ収容治具

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020177873A JP2020177873A (ja) 2020-10-29
JP7237425B2 true JP7237425B2 (ja) 2023-03-13

Family

ID=72935917

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019081458A Active JP7237425B2 (ja) 2019-04-23 2019-04-23 チューブ収容治具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7237425B2 (ja)

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004197507A (ja) 2002-12-20 2004-07-15 Kiichiro Hiranuma 電灯取替作業支援装置並びにこれを備えた脚立及び梯子
JP2012080672A (ja) 2010-10-01 2012-04-19 Yazaki Corp ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法
JP2016117128A (ja) 2014-12-22 2016-06-30 矢崎総業株式会社 チューブ切断装置
JP2017157426A (ja) 2016-03-02 2017-09-07 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス製造装置

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004197507A (ja) 2002-12-20 2004-07-15 Kiichiro Hiranuma 電灯取替作業支援装置並びにこれを備えた脚立及び梯子
JP2012080672A (ja) 2010-10-01 2012-04-19 Yazaki Corp ワイヤハーネス及びワイヤハーネスの製造方法
JP2016117128A (ja) 2014-12-22 2016-06-30 矢崎総業株式会社 チューブ切断装置
JP2017157426A (ja) 2016-03-02 2017-09-07 矢崎総業株式会社 ワイヤハーネス製造装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2020177873A (ja) 2020-10-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10446978B2 (en) Cable management system for storing and managing an adapter box and cable
JP7237425B2 (ja) チューブ収容治具
JP2015043268A5 (ja)
JPH072212A (ja) 電気コネクタ−保管チュ−ブを実装する梱包装置
JP2013099801A (ja) 組立ロボット装置
JP6675270B2 (ja) 部品受け渡し装置及びそれを備えるワイヤハーネスの製造装置
US11204476B2 (en) Storage tray for protecting optical fibers mechanically coupled to an optoelectronic device
JP3244390U (ja) ボビンに巻かれたケーブルの保管庫
JP6647736B2 (ja) ワイヤハーネス製造装置
JP6118148B2 (ja) ワイヤハーネス
JP6752040B2 (ja) ワイヤハーネスの製造装置
JP3110441U (ja) 線材結束具
JP5406091B2 (ja) 光ファイバホルダ
JP3207376U (ja) 携帯端末における未接続充電コネクターの保留構造
JP2015231310A (ja) ワイヤハーネス配索構造体
JP2015074080A (ja) 昇華型プリンター用インクリボンカセットの自動化製造ライン
JP6296354B2 (ja) ハーネス組立用シート、ハーネス付き組立用シート、およびワイヤハーネスの製造方法
JP2010011614A (ja) 配線冶具および配線方法
CN209551739U (zh) 排版机下夹具
JP6357267B1 (ja) マークチューブ仕分け装置
JP6788478B2 (ja) ワイヤハーネスの製造装置
JP6752039B2 (ja) 作業台及びそれを備えた作業ライン
JP2018021743A (ja) 爆薬保持プレート、装填用爆薬ユニット及び装填用爆薬ユニットの製造方法
JP6762200B2 (ja) 電線付きコネクタの製造装置
WO2014014046A1 (ja) ハウジング反転装置とそれを用いた端子挿入方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20220316

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20230113

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20230228

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20230228

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7237425

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350