JP3207376U - 携帯端末における未接続充電コネクターの保留構造 - Google Patents

携帯端末における未接続充電コネクターの保留構造 Download PDF

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信雄 中村
寿明 織田
寿明 織田
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Abstract

【課題】集合型充電装置において、多様なサイズ、形状の充電コネクターに対して適応可能、挿抜容易、かつ厨房や機械工場など油性ミストなどの塵芥の多い場所で使用しても周囲環境による油性ミストなどの塵芥から充電コネクターの接点部を保護することを目的とした、携帯端末に未接続な充電コネクターの保持構造を提供する。【解決手段】弾性樹脂材で形成し、充電コネクターの先端部差し込み厚より狭い開口幅を有する棒状で溝型の開口部を備える保持具10を配置し、該保持具の開口溝に充電コネクター7の先端部を差し込むことにより、携帯端末1〜4に未接続状態の複数の充電コネクターを配列保持するとともに、溝の狭小さにより充電コネクターの接点部を周囲環境による油性ミストなどの塵芥から保護する。【選択図】図1

Description

集合型充電装置において、弾性樹脂材で形成し、充電コネクターの先端部差し込み厚より狭い開口幅を有する棒状で溝型の開口部を備える保持具を配置し、該保持具の開口溝に充電コネクターの先端部を差し込むことにより、携帯端末に未接続状態の複数の充電コネクターを配列保持するとともに、溝の狭小さにより充電コネクターの接点部を周囲環境による油性ミストなどの塵芥から保護することを目的とする携帯端末における未接続充電コネクターの保持構造。
タブレット、スマートホンなどの携帯端末は所要の充電コネクターを接続して充電を行うのが一般的であるが、厨房や機械工場など油性ミストなどの塵芥の多い場所で使用される場合に、充電コネクターが携帯端末に未接続の状態では油性ミストなどの塵芥によりコネクターの接触部に悪影響が及ぶため、充電コネクターごとに適合する保護カバーを装着して接点を保護する方法がとられるが、複数の携帯端末を収納して充電を行う集合型充電装置においては、それぞれの充電コネクターにカバーを着脱することは煩わしいと共に、コネクターのサイズ、形状は携帯端末それぞれに異なるため適切なカバーを付与することも難しいため、集合型充電装置を厨房や機械工場など油性ミストなどの塵芥の多い場所で使用することには課題があった。
考案が解決しようとする課題
集合型充電装置において、多様なサイズ、形状の充電コネクターに対して適応可能、挿抜容易、かつ厨房や機械工場など油性ミストなどの塵芥の多い場所で使用しても周囲環境による油性ミストなどの塵芥から充電コネクターの接点部を保護することを目的とした、携帯端末に未接続な充電コネクターの保持構造を提供する。
課題を解決するための手段
弾性樹脂材で形成し、充電コネクターの先端部差し込み厚より狭い開口溝を有する棒状の保持具を配置し、該保持具の開口溝に充電コネクターの先端部を差し込むことにより、携帯端末に未接続状態の複数の充電コネクターを配列保持するとともに、溝の狭小さにより充電コネクターの接点部を周囲環境による油性ミストなどの塵芥から保護する。
考案の効果
弾性樹脂材で形成し、充電コネクターの先端部差し込み厚より狭い開口溝を有する棒状の保持具を配置し、該保持具の開口溝に携帯端末に未接続の充電コネクターの先端部を差し込むことにより、充電コネクターは溝構造の保持具の開口部で保持され、溝の狭小さにより充電コネクターの接点部を周囲環境による油性ミストなどの塵芥から保護されるとともに、弾性樹脂材の伸縮、弾力により厚みの異なる多様な充電コネクターに対しても挿抜が容易であり挿入位置で確実に並列保持される。
図2に一般的な集合型充電装置の概念図を示す。携帯端末1,2,3,4にそれぞれ充電ケーブル6、充電コネクター5が接続されて充電が行なわれている状態を示し、充電を行わない充電ケーブル8、充電コネクター7は未接続状態にある。携帯端末に接続された充電コネクター5の接点部は携帯端末の接点部と接触しているため厨房や機械工場など油性ミストなど塵芥の多い場所においても油性ミストなどが接点部に入り込むことは殆ど無いが、未接続状態の充電コネクター7は開放状態のため周囲環境による油性ミストなどの塵芥が接点部に入り込んで接触不良などの原因になる可能性が高い。
図1は本考案実施の概念図を示す。未接続状態の充電コネクター7の先端部は所定幅の差し込み部を備え、樹脂材で形成する溝構造の保持具10の溝に差し込まれた状態を示している。図3は保持具10の構成概念図を示す。保持具10は棒状でL2の隙間を備えた側壁14と溝底15で構成され両端11,12も開口されている。溝の開口幅L2は充電コネクター7の先端部9の差し込み厚L1より狭くすることにより、溝の開口部に差し込まれた充電コネクターの先端部9は保持具10の弾性の側壁14により圧接されて差し込まれた位置に保持されるとともに、溝部は狭小に構成されるためコネクターの先端部に形成されている接点部に周囲環境による油性ミストなどの塵芥が入り込む可能性は極めて低くなる。
タブレット、スマートホンなどに採用されている充電コネクターは一般的に小型のUSBコネクターまたは同類品であり、先端部は、幅×厚×奥行は略7×2×6mm程度であり図3におけるL1は略2mmであるためL2≒1.6mmとした。保持具は硬度40度のプロピレンゴム、溝幅は1.6mm、溝の奥行は6mmとし、側壁の厚さを3mmで形成した。保持具の棒状の長さは同時に充電する携帯端末の数を11端末として端末の配列間隔を28mmとして280mmに設定した。棒状の溝構造から成る保持具は、溝の側壁12,14を開放形成すれば軟質樹脂材の押出成型により容易に生産することができるため低コストである。未接続の充電コネクターをフリーな状態で置くことは、充電コネクターに接続されるケーブルが絡み合うなどの問題も有り保持具に差し込む構造はケーブル整理の面でも大きな効果が得られる。樹脂材としてはシリコンゴムなど多様な素材の適用が可能で有るなど、本実施例で示す素材、形状、ディメンジョンなどは本考案の趣旨を逸脱しない範囲であれば種々変形実施が可能である。
本考案による保持具を適用した集合型充電装置の構成概念図を示す 一般的な集合型充電装置の構成概念図を示す 充電コネクターの先端部を差し込んで保持、防塵する保持具の概念図を示す
1,2,3,4 携帯端末
5 携帯端末に接続されている充電コネクター
6 接続ケーブル
7 携帯端末に未接続の充電コネクター
8 接続ケーブル
9 充電コネクターの先端部
10 溝構造の保持具
11,12 保持具端面の開口
13 充電コネクターの先端部を差し込む開口
14 溝の側壁
15 溝の溝底
L1 充電コネクターの先端部の厚さ
L2 保持具における溝幅

Claims (1)

  1. タブレット、スマートホンなど、収納した複数の携帯端末のそれぞれに対して充電コネクターを接続して充電を行う集合型充電装置において、弾性樹脂材で形成し、充電コネクターの先端部差し込み厚より狭い開口幅を有する棒状で溝型の開口部を備える保持具を配置し、該保持具の開口溝に充電コネクターの先端部を差し込むことにより、携帯端末に未接続状態の複数の充電コネクターを配列保持するとともに、溝の狭小さにより充電コネクターの接点部を周囲環境による油性ミストなどの塵芥から保護することを目的とする携帯端末における未接続充電コネクターの保持構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102093657B1 (ko) * 2018-12-19 2020-03-26 김진환 배터리 불량검사장치용 거치대

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